採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ブログ・オーナーに関する情報

2023-09-13 | ■採集

採集生活をご覧になっていらっしゃる皆様、

 

今日は、本ブログのオーナーによる記事ではございません。今日は、本ブログでしばしばオーナーが言及いたしておりました「ダンナサマ」が作成しています。

私にとって、悲しく、辛い報告をしなければならなくなりました。

本ブログをご覧の皆様の中には、8月2日以降記事が更新されていないことに怪訝な思いをされていらっしゃる方がおありになると思います。

本ブログのオーナーはここ11年の間、癌と戦ってきておりました。7月頃から症状が進むようになり、8月に入ると立ち上がって家の外に出ることが難しくなりました。その後病状が急速に悪化していきました。8月28日には酸素吸入とモルヒネを開始、ほんの数日後の9月1日には緩和病棟に入院いたしました。そして、10日、午前5時41分、永眠いたしました。

従って、8月2日が本ブログ最後の更新となってしまいました。

2005年7月12日に、

「にゃんこもすなるというblogといふものを,杓子もしてみむとてするなり。

 採集生活(タラノメ・梅・柿・びわ・きのこ・栗・・・)と、夜なべの保存食づくり、料理、お菓子作り、木工、旅行などについて書いてみます。」

と、始めたブログですが、皆様のおかげで更新し続け、人生の最後の最後までその更新を諦めていませんでした。

長い間、励ましていただき、心から感謝申し上げます。

 

なお、本ブログは更新はしないとしても、私の記憶の中のブログオーナーとの対話のためにもできるだけ続けて公開しておきたいと思います。

 

コメント (26)
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ラズベリーのパン・ド・ジェーヌ

2023-08-02 | +お菓子・おやつ

松の実アマレッティより更に前、ラズベリーで何かいい製品を、と試作してみたのでした。
コストコでアーモンド粉の大袋を買ったので、その消費も兼ねて、しっとり感が気に入って何度も作っている、パンドジェーヌにしてみよう!
いつもはマジパンは買っているのですが、今回は多めに(2回分)自作しておきました。
1回目は試作で、その味などを見て2回目、調整するといいですよね。


1回分の分量を計算。計量して、順に混ぜて、全ての材料が混ざって泡立てているときに、何だかいつもよりとてもゆるいということに気づきました。
よーく紙を見直してみると、卵のところだけ、隣の列(今回作成の2倍量)を混ぜてしまっていることに気づきました。
(ああ懐かしい、むかし長野まで赤いルバーブのワークショップに行ったときにも(主催者のレシピ記載ミスで)卵2倍事件があったのでした。ま、美味しく出来たのですけどね)

今回は、とても粉が少ないレシピなので、卵だけ2倍のままではきっとよくないことが起こります。マジパンももう1回分あることだし、全部投入して、粉や砂糖もまた追加分を計って、当初予定の2倍、作ってしまうことにしました。

折角型も用意したのに・・・。

ラズベリーのパン・ド・ジェーヌ

左が、当初予定の型。紙まで敷いて準備万端だったのに・・・。

右が急遽家じゅう探してみつけた、空き缶。
大型オーブンのオーブン皿にギリギリ乗る、アメリカサイズです。
これでなんとか、ちょうどいい厚さになりそうです。

ラズベリーのパン・ド・ジェーヌ

パン・ド・ジェーヌ生地を型に流し、ラズベリーカード、ラズベリージャムを斜めに絞り、冷凍ラズベリーを散らしました。
冷凍ラズベリーは、焼きあがった時点で丁度生地に埋まっているくらいがいいかな?、とやや押し込み気味にしてみました(露出していると煮えて噴きこぼれ状態になって綺麗じゃないかなと予想)。

焼き上がり、ホールの写真は取りそびれましたが、完成形(カット済み)がこちら。

ラズベリーのパン・ド・ジェーヌ

冷やしてから、このような細長い形状にカットして、真空袋に詰めてシールしました(半分くらいは冷凍)。
この細長い形状は、なんかイマドキぽくていいかも?どうかな?

ラズベリーのパン・ド・ジェーヌ

断面はこんな感じ。
試作の感想は次の通り。

・上に絞ったジャム類は沈んだのもあるけれど、ある程度は残って、表面の模様になってよかった。
ラズベリーは、全て、ほぼ完全に下まで沈んだ。最初の時点であまり押し込まなくてもよかったかも。
・ラズベリーはもうちょっと多くてもよかったのかな?
・今回生地に細かく刻んだ色の薄いオレンジピール的なもの(カノンさんからの頂きもの)を入れたのだけれど、ピールは甘さがついているので、生地がやや甘くなった。香りは弱めか。レモンの皮(この量だと3個分くらいかな)and/or My干しアンズのなるべく細かく刻んだものの方が、酸味があっていいかもしれない。
・砂糖を混ぜるタイミングを間違えていた。次からは気を付けること。
・もし冷凍しないならば、表面にレモンアイシングを糸状に絞ったり粉砂糖を振ってもいいかも。
・オーブンペーパーを敷いて袋詰めしたのはよかった。更に厚紙を敷くとよかったかも。


いろいろと気づきを得た、有意義な試作だったのですが、何しろ当初予定の倍量作ってしまって、もてあます分量に・・。
作り置いたマジパンもなくなったので、「本番」はまだです・・・・。
(最近お菓子作りも「下達」の域に・・・)

次こそ、これの半量で作ろう。
型も用意できてるし!

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松の実アマレッティ

2023-08-01 | +お菓子・おやつ

週末は交通会館マルシェでした。
なんというか、あー、暑かった・・・。まだ疲れが抜けません・・・。
大きな忘れ物なく、概ね無事に生還出来ただけでよしとします・・・。
記事はまた後日。


マルシェ直前ですが、編むのに飽きちゃって、お菓子など作っていました。
先日試作したアマレッティ(ソフトタイプのアーモンドのクッキー)。
先日は、丸くして粉砂糖をまぶしたり、ラズベリージャムを入れてみたりしましたが、今回は松の実まぶし(エコスさんのブログで見たスペイン菓子のまねっこ)。

粉砂糖をまぶしたアマレッティってかわいいのですが、松の実つきには粉砂糖はなくてもいいようで(まぶすと松の実がくっつかなくなりそうですものね)、なしで。

松の実は一度ゆすいで、気持ち水分を含ませてくっつきやすくしてみました。
(アマレッティ生地は結構べたつくのでしなくてもいいかもですが)

生地には、レモンと日向夏、それぞれ1個分の皮を摺り下ろして入れました。

松の実アマレッティ

元レシピの倍量作ったら、いっぱいできました。
オーブン皿2枚に分けたのだけど、あまり膨らまない生地だからもっと詰めて1枚でもよかったのかな・・・。
生地は、重さを計って同じサイズに(11g)。
一度楕円に丸め、それを松の実の小皿に押し付けて、更にぎゅっと握り直す、という手順です。
手早くは出来ないので、TVを見ながらのんびりと・・・。

松の実アマレッティ

焼き加減は、せいぜいこの程度の、白っぽいくらいがいいようです。
ちょっと香ばしくしたいなと茶色くなるまで焼くと、アマレッティらしいねっとり感が表面から半分くらいなくなって、何故か中心だけ湿気てるクッキーのようになってしまいます。
(オーブン2バッチ目がそのように焼きすぎた)

今回入れたレモンと日向夏の皮は、結構いい感じに効いている気がします。
特にレモンかな?
ラズベリージャムを詰めたものを作る際も、レモンの皮を入れるといいかも。
(この量ならば2個分)


2個ずつパックして、マルシェでお友達に会えたらプレゼントすることにしました。

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三つ編みニンニク2023:(34)~(65)

2023-07-26 | +三つ編みニンニクgarlic braid

三つ編みニンニク、マルシェに向けてだいぶ編み進めました。

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(34)~(36):ナポリピンク

薄紫のスジの入る皮なので、紫のラフィアを編み込んでいます。
これにワイン色のリボンをつけます。
ずっしり重めのいいニンニクだと思います。ローストするととても甘いのです☆

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(37)~(43):ソフトネックY

こちらは真っ白な皮がきれいです。日本では福地ホワイトなど白いニンニクが主流だからか(それか赤いリボンが可愛いからか?)、ナポリピンクよりこちらが好まれる傾向があります。味はいいのでナポリピンクも推したいのだけど。


(44)は、行方不明・・・。番号札を書く時の描き落としかしらん・・・

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(45)~(51):晩生品種のイタリアピンク

収穫時期が遅いのですが、畑に長くいるとサビ病やらベト病気の被害を受けやすくなり、このヒトたちも、葉っぱが短い・・・。
なので葉っぱが短くても編めるこのスタイルです。

(51)はB品のタネ用。なかなか大玉にならないし、次回は植えるとしてもこのくらいの少ない量で・・・。



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(52)~(56):アブルッツォ
(52)はこの品種でリクエスト頂いた方のご予約。気合を入れて編んだつもりが、肝心な時になんかよれよれ気味に・・・(Onoさん、ごめんなさい!)

この品種は、サビ病か何かで葉の色が目に見えて薄く、相当調子が悪そうなので、この秋は植えないかもしれません。

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(57)~(61):ソフトネックY

真っ白でぱっつり張りがあって、とっても綺麗・・・。
白いヒモが結わえてあるのは、虫食いの穴が一個だけあるB品です。(穴2個以上はつかみどり用に)値引きして置いておいてみます。

大玉だと値段が高くなってしまうので、個数を減らしたいところ。
3玉の囲みハートというのも、ありかな?

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(62):ハリマ王
(63):フランスピンク(だったかな?)
(64):紫六片

タネ用といいますか何と言いますか。
ハリマ王は、エガさんはモザイク病なので次は植えないとのこと。
私はどうしようかな・・・。

フランスピンクは、4月頃まで日持ちするので、自分の食用にしようかと。(で、もう植えない)

紫六片は、以前寒地系ニンニクを無理やり植えたときのような不調さ(山形の最上赤ニンニクにチャレンジしたけど、イマイチでした・・・)
次はどうしようかなあ。


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(65)~(71):ソフトネックY
絨毯の上に並べた後に、撮影してからリボンをつけていたのですが、よく考えたらリボンをつけてから撮影した方が可愛いですよね・・・。
というわけで、おめかしした皆さん。
赤リボンもいいけど、真っ白な玉に青リボンも綺麗です。


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(72)~(73):ソフトネックY
(74):長野紫


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(72)のアップ
こうやって複雑に編み上げる場合、普通のリボン結びだとくどいような気がしています。
今回はこんな風にしてみました。

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(74):長野紫
長野紫は、エガさんに頂いて今年初めて植えたもの。
このヒトはなんか調子がよくて、すごい立派な玉が育ちました。
沢山植えてみようかと思っているところです。
(これもまた紫色系ですが)




今年も交通会館マルシェ、出店します。7月の最後の土日、7月30日(土)、31日(日)の予定です。
お近くを通られる方、お立ち寄り下さいませ。

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三つ編みニンニク2023:巨大リース

2023-07-25 | +三つ編みニンニクgarlic braid

今年も、看板用巨大リース、つくりました!

garlic_braids

直径50cmくらい。
去年と同じ補強用段ボール輪っかを使っていますが、一層追加しておきました。

ナポリピンクと、ソフトネックA。
現段階では紫色と白で見分けがつくのですが、秋頃になると紫が退色し、白は少し黄ばんで、両方が似通った色になって見分けがつきにくく・・・。
出店が終わったらマジックか何かでしるしをつけておこうかな。。。

巨大リース作り、今年で何回目でしょうか。
結構経験を積んで、なんだか下達の域に入ってきたような。(上達の反対。こんな言葉ないかもだけど)
最初の数個がうまくまとまらず、何度編みなおしたことか・・・。
わーん、できないー、と悲しくなりましたが、ジャッキー・チェンだって、「できるようになるには、できるようになるまで繰り返すこと」と言っているし、何とか粘ってまとめました。(結構パニクってやっていたので、途中の写真はなし・・・)
中盤くらいになると葉っぱの束が太くなるので編みやすいんですけどね・・・。


ところで、今年も交通会館マルシェ、出店します。
いよいよ今週末の土日、7月29日(土)、30日(日)です。

(忘れ物せずに行けるか、すごく心配・・・)
お近くを通られる方、お立ち寄り下さいませ。
ブログを見たと声をかけて下さった方には、何か小さなプレゼントを考えています。

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