HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

今年もELLEGARDENとRADIO CRAZYで終わります。

2023年12月31日 | ELLEGARDEN
今年はELLEGARDENの単独ライブに行けたのが、本当に幸せでした。
活動休止前から対バンライブには行けても、単独ライブのチケットはいつも落選。
本当に悲しかったけれど、それを待ちに待って、
やっと今年Get it! Get it! Summer Party
で夢が叶いました。

私は日本ガイシホールとZOZOマリンの2箇所も行けて
本当に幸せでした。

特にZOZOマリンでは野外でのフェスのようなライブで
空も見え、風も感じて、夏を満喫できる一生忘れないライブと
なりました。

私の大好きな人と一緒にその時間、その空間を分かち合えたのも
生涯忘れないでしょう。

SEKAI NO OWARIやACIDMANのライブにも行きました。
SEKAI NO OWARIはファンクラブのライブに行けて、昔彼らと
京都のMOJOで出会った頃を思い出しました。

ACIDMANは大木さんのプラネタリウムでのライブにも行けました。
そのリクライニングの椅子に横になりながら、プラネタリウム見ながら
生の大木さんの歌が聞けるなんて
本当に贅沢中の贅沢としか言えませんでした。
寝ながら聴けるのですよ。心地よい空間で。

ACIDMANはZepp NAGOYAとZepp HANEDAに行きました。
どちらも素晴らしかったです。

そして、12月29日(金)にはRADIO CRAZYに今年もライブ納めに
行ってきました。

THE BACK HORN
w.o.d
ストレイテナー
Saucy Dog
ELLEGARDEN

と5バンドに絞って見てきました。

本当はストレイテナーの後のThe Birthdayのフィルムライブや
ブラフマンも見たかったのですが、ELLEGARDENのライブで
見やすくて、モッシュに巻き込まれない場所を確保するには
かなり、前から行った方がいいと判断したからです。

でも、エルレが休止する前からの仲間のような
THE BACK HORNやストレイテナーのライブが
見れたのは本当によかったです。

バックホーンの山田さんのいつも全身で魂を
表現する熱さが大好きです。

w.o.dは初めてのライブでしたが、以前見たMVよりずっと
すごいバンドでした。彼らの演奏を聞きながら、
チバさんがここにいたら、きっと可愛がるバンドだろうなと
感じていたら、なんと彼らはミッシェルガンエレファントの
「スモーキン・ビリー」をやってくれました。
ここにそのロックの遺伝子は受け継がれているのですね。

ストレイテナーは最初ちょっとマイクの調子が悪いのかなと
思ったら、ホリエさんの喉の調子が良くなかったようで、
本人がピアノを弾いて、歌いかけたときにストップして、
それからギターに変えて、歌う前に自分の喉のことを会場に
いる人たちに話してくれました。点滴を打ってでも、どうしても
出たかった。3人の仲間がいれば、乗り切れると思ったという
ような話をしながら、25周年の最後のステージは絶対に
やり切りたかったと悔し涙を見せながら話すホリエさんに
こちらももらい泣きしてしまいました。

だからこそ、彼が声が出にくいところは会場のみんなが
歌って一緒にいいステージができていきました。

そして、ホリエさんがチバさんに捧げる曲として
ミッシェルガンエレファントの「ダニー・ゴー」を
歌ってくれたのですが、この時は本当に先輩に
捧げる思いが溢れていて、声もあんなに出にくかったのに
この曲には全身全霊をかけて、声を出して歌ってくれました。
本当に素晴らしくて、感動的で、これも涙が出ました。
この日のストレイテナーのライブは本当に会場が一つになり
25周年の締めくくりとして、最高でした。

そして、見たかったけれど、見れなかったブラフマンの
ライブにやっぱり細美さんは登場したみたいです。
で、その時にトシローさんが「こいつは連れて行かないでくれ」
と神様に細美さんのことをお願いしたというような話を
聞きましたが、トシローさんがいれば、大丈夫だと
感じました。というのも、エルレが活動休止する前の
細美さんは本当に危うく、生き急ぐ感じの不安定さが
感じられて、私自身いつも「大丈夫でありますように」と
神様に祈っていたほどでしたが、震災があり、その後
トシローさんと出会った細美さんはその心配が無くなったように
感じられました。なんか「もう大丈夫」というような
安心感が感じられました。彼の足がしっかり大地に
ついていて、戦える体制がしっかり整っている強さ
が今はあるように思います。それもトシローさんとの
友情の賜物なのかもしれません。

Saucy Dogはテレビからもよく流れる曲もあって
知らないわけではありませんが、そこまで深くは
入れませんでした。

そして、やっと ELLEGARDEN
Red Hotをやってくれてすごく嬉しかったです。
Missingも本当に大好きすぎる曲なので
今年最後にまた聞くことができて幸せでした。
アンコールには一生涯私の大切な曲となる「スターフィッシュ」
をやってくれて、2023年は素晴らしい曲で締めくくることが
できました。

ELLEGARDENのおかげで
本当に素晴らしい1年となりました。
来年も素敵なライブにたくさん行けますように。
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ELLEGARDENとチバさん

2023年12月14日 | ELLEGARDEN
チバさんの復活をずっと願いつつ、いつもニュースを見て、ドキドキしていた。
そして、復活なのかなと思って見たニュースはとても辛いものだった。

あんなにかっこいいロックスターが。。。。。

このブログでもところどころでチバさんについて書いていたけれど、
その存在そのものがロックだった。

ELLEGARDENのメンバーが細美さんのラジオで話していたのを
聞いて、やっぱりイメージ通りの人だったんだと思った。

私はthe birthdayのチケットを取りながら、ワンマンに行けなかった。
ただ、RADIO CRAZYでやっとその生のライブを体験できて、
それが一生の宝となった。まだまだ行けると思っていたのに。

ウブさんが rude galleryでのチバさんとの繋がりについて
話していたけれど、このブログにも書いたけど、
13年ぐらい前かな、そのrude galleryにどうしても行きたくて
行ったことがある。

そこには私の敬愛するthe clashのジョー・ストラマーの写真が
飾られていた。

私はお店の方からウブさんとチバさんがよく来られるというお話を聞き、
同じ場所に居られるだけで幸せな気持ちになった。

それよりずっと昔、FMでミッシェルのメンバーが
出ていて、そこでチバさんたちがthe clashの話をしていて
ロンドンで、トッパーを見たとか、ミックがどうとかと
笑いながら、楽しそうに話していたのを聞いて、
そこで、私はチバさんにすごく親近感を覚えたのを
今でも覚えている。

多分、まだその時はELLEGARDENとも出会ってなかった
と思う。でも、後にそのチバさんと細美さんが繋がるなんで
想像ももちろんできなかった。

私が、京都のMOJOでまだメジャーではなかった
世界の終わり(現 SEKAI NO OWARI)の名を
目にした時は、ミッシェルみたいなガレージサウンドの
バンドかと思ったら、全く違って驚いた。
それはそれで今まで聞いたことがないサウンドで
すぐに好きになったけれど、そのライブの時に
藤崎沙織さんにこのバンドの名前はミッシェルから
取ったのと尋ねたら、深瀬くんがいろんな要素から
この名前をつけたから、その中にあるかもしれないと
言っていた覚えがある。確かなことはわからないが。

その時は今、ナッシングスでウブさんと一緒にやっている
村松拓くんのabstract mashの対バンで世界の終わりが
出たんだけど、アブストのメンバーとその前のライブの時に
「次回は世界の終わりというバンドと対バンなんだけど、
ミッシェルが好きなのかな。」と話していた記憶がある。

また、今は終了してしまったNICO Touches the wallsも
「夜の果て」の頃はチバさんたちのグループにいると
思っていた。一緒にライブしていたから。
でも、彼らはきっと商業ベースに大人の都合に乗らされて
違う方向へ行かされてしまったんだろうね。そして離れてしまった。
で、終わってしまった。
あのまま、チバさんたちの方へ行っていたらと思う。
そんな時の彼らが好きだったから。

ストレイテナーのホリエくんもチバさんとのエピソードを昔から
よく話していて、ホリエくんがよく食べにいくカツ丼屋さんに
チバさんもよく行って、そこであんかけそばを食べるとか。

(the birthdayあるいはチバさんでこのブログで検索してもらうと
記事が出てきます。よければ見てください。)



細美さんも話してたけど、私もロッソの「シャロン」
がとてつもなく好きで、いつもこれを聴くと心が燃えたぎる。

もっと、もっと聴きたかったなぁ。

チバさんの「涙がこぼれそう」がずっと頭の中で鳴り続けている。

今年はいろんなアーティストが天に召されてしまったけれど、
涙が出たのはチバさんだけだった。やはり思い出が
たくさんあると涙はこぼれるものだね。実際に
会ったことはなかったとしても、その音楽での思い出が
たくさんあると、本当に忘れていたものまで蘇ってきて、

「チバさん、ありがとう」

としか言えない。

大好きなエルレとも繋がっていくのは、きっと細美さんやウブさんが
チバさんと同じ太古からの音を因子として持っているからだろう。

こうして好きになるバンドやアーティストたちが繋がっていくのは遺伝子みたいな音のような気がする。
それは、私にも生まれた時から大好きな音が細胞にあって、それらの
バンドたちにも生まれた時から同じ大好きな音が細胞にあるのかもしれない。

今頃、天国では大物たちのロックフェスが開催されていることだろう。






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シンデレラガールというファンタジー

2023年05月19日 | 音楽・映画・本
今年になってずっとブログを書いていなかったのに、突然アイドルのことを書くなんて
今まで少しでもこのブログを見てくれている人は驚かれたかもしれません。

まず、最初に言わせていただきたいのは
私は相変わらずELLEGARDENが世界で一番好きで、そして細美武士さんのバンドやユニット全てが
大好きです。さらにACIDMAN, SEKAI NO OWARI、さらにやっと活動再開して新譜も出してくれた
ABSTRACT MASH、加えて昔から応援している真田ヒデトさんも大好きです。

しかしながら、「シンデレラガール」を歌ってデビューしたKing&Princeを見た時、
なんて王道のアイドルなんだと今まで感じたことがなかったキラキラした感覚を持ちました。

私はもうかなりの歳ですが、幼少期からすでにジャニーズのアーティストたちは
いっぱいテレビに出ていました。しかしながら、不思議とそこに惹かれることは
ありませんでした。中学校でクラスの女子の8割ぐらいが、ジャニーズのアーティストに
熱心であった時も、私は見た目はむさ苦しそうな海外のヘヴィメタやパンクを
聴いていましたし、私の日常にはロックかソウルそして時々海外のポップミュージックが
ありました。

それはずっと続いていて、今も洋楽は聴きますが、日本のバンドに素晴らしいバンドが
増えて、日本にいて幸せな音楽生活を送れています。

誤解のないように言っておきますが、日本のアイドルが好きじゃないということではなく、
私が心が揺らされるのがロックであったというだけです。

テレビにはいろんなアイドルが出るし、SMAPや嵐もすごい人たちだと
思っています。K-popもそうです。BTSもTWICEもすごいと思っています。

ただ、実際にCDを買うとかはほとんどなくて、仕事柄、子供たちと
接することが多かったので、その時は必要な曲だけを購入していました。
それはBTSだけでしたが。

そんな私がある日、デビューしたてのKing&Princeが「シンデレラガール」
を歌う姿を見て、なんかすごく、懐かしい気持ちになったのです。

「これが日本のオリジナルのアイドルだ」と

SMAPとか嵐の時は感じたことがなかったのに
なぜだろう?とずっと不思議でした。

それはまず「シンデレラガール」という曲にあると思います。
ポップソングの王道を行くメロディライン。
かつてアメリカで人気のあったインシンクのような。



あるいはイギリスのA1のような



世界共通の王道のポップミュージック

それをこの「シンデレラガール」を聴いて初めて私は感じたのです。

そして、まだデビューしたての未来に不安と希望が入りまじって
でもキラキラしている6人のメンバーから
「これがポップだ」と眩しいぐらいに感じました。

6人の誰のファンだとかそういうのはなくて、
この6人の今が素晴らしいとその時思いました。

だから、私はその時のKing&Princeが好きです。
あの真っ直ぐな歌を歌うKing&Princeが好きなのです。

他の曲もテレビドラマの曲だったりして、いろんなところで
流れてきますが、私はあの最初の「シンデレラガール」が大好きなのです。

歌詞の内容というよりあの歌の空気感とメンバーの歌い方。
それが一番なのです。

だから、私はまず、一人が脱退し、そして今度は3人が脱退するということを
聴いた時に、あのキラキラした時はやはりその時にしか見れない
貴重な時間だったと改めて思いました。

CDは持ってなかったのですが、私はあえて6人がいるときの
「シンデレラガール」だけを購入しました。

新しいバージョンは5人のなので、購入していません。
別に最初に脱退したメンバーのファンというわけではありませんが、
6人だったからこそ溢れたファンタジーのような煌めきは
もう戻らないと思うからです。

実際のファンの方たちは本当に寂しく、悲しいと思いますが、
そういうキラキラした時をみんなで共有できた奇跡は
素敵な宝物となると思います。

私のように生きている年数が長いとELLEGARDENのように
また10年を経て戻ってきてくれることもあるので、
もしかしたら、いつか別な形でキラキラして戻ってきて
くれるかもしれません。

もちろん2人のメンバーはそのまま継続するということで
そこもまた違う形で煌めいていくことでしょう。

私は朝露が緑の葉からこぼれ落ちそうな時に
太陽の光で煌めくそんな瞬間を
King&Princeで見させてもらったことに
感謝します。

年取ってもそんな煌めきは愛おしいものです。





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2022年はELLEGARDENと再会できた年でした

2022年12月31日 | ELLEGARDEN
今年もあと数時間で終わろうとしています。
結局、時間に追われて、ブログを書けない1年でした。

でも、でも、
やっとエルレガーデンを十数年ぶりに生で観ることができたのです。

1つ目はACIDMAN主催の”SAI"で
そして、2つ目はRADIO CRAZYで。

ACIDMANも大好きなバンドの一つでチケットを
先に取っていたら、その後にエルレが決まって
神様に本当にありがとうございますと感謝しました。

いろんなことが報われたような気がしました。

そして、RADIO CRAZY!
この年末ロック忘年会は毎年のように初年度からチケットが
とれたなら必ず参加していましたが、コロナ禍で行けず
やっと3年ぶりにインテックス大阪に行くことができました。
 

そこで大トリにエルレを見て
今年の音楽納めができたのは
本当に幸せでした。

また絶対に生きて会おうぜという
細美さんの言葉をしっかりと胸に
また来年も元気に生きていきたいと
強く思いました。

もっといろいろ書きたいことはあるのですが、
時間が作れたなら、その時にまた思いを
綴りたいと思っています。

では、皆様
良いお年をお迎えください。

そして、世界が来年こそ平和を取り戻しますように!

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明けましておめでとうございます

2022年01月01日 | ELLEGARDEN
2022年が明けました!
今年最初に聴いた曲はELLEGARDENの「MAKE A WISH」です。
みなさんの一年が希望に溢れた一年となりますように。
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2021年も終わります

2021年12月31日 | 細美武士/the HIATUS
ほとんどブログを更新しないまま2021年が終わろうとしています。

今紅白で東京事変を見て、ああやっぱり椎名林檎さんは大好きだと思ったのと同時に
「緑酒」の作曲が伊澤一葉さんだと知り、ああ、彼にもずっと会えてないなぁと
思いました。

この2年、ライブには全く行けてません。
仕事柄、ライブには行ってはならぬと直接ではないけれど、遠回りに定期的に
言われ続けて今に至ります。
それは仕方がないことでもあります。多くの子供たちと関わる仕事なので
それは責任も伴うわけですから、私はあえてそれを受け入れて今に至ります。

一葉さんとはthe HIATUSの金沢のエイトホールでのライブの時に
たまたま泊まったホテルのエレベーターで一緒になりました。
最初気づかなかったのですが、やはりピアニストなので指で鍵盤を叩く
ような指の動きをしてしまうのですね。それで気がつきました。
目の前に彼がいるというドキドキとともにやはりそういう場所なので
声をかけることもできずに心で「一葉さんだ」と思うしかなかったです。

でも、それでも幸せでした。

紅白歌合戦で懐かしい曲が何曲がありました。

随分昔、子供の頃だったと思いますが、映画で、さだまさしさんが
サーカスで道化師を演じられた映画の歌を今日歌われました。
映画のタイトルは覚えてないのですが、「道化師のソネット」
という歌は今も覚えていました。

とても懐かしかったです。

あと薬師丸ひろ子さんの「ウーマン」も懐かしかったです。
というのも昔、東映でシナリオを勉強している時に、教科書としてこの
「Wの悲劇」の台本を使っていました。
そこで、伏線を作ることがストーリーを作る上で大切であると学びました。

なんか昔のことを色々と思い出す紅白でした。

ということで来年はいい年になるように
みんなが健康でいられるように
願いながら、今年のブログの締めくくりにします。

もし、これを見てくださった人がいらしたら

どうぞ、ご健康に素敵な2022年をお迎えください。

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約12年ぶりに

2021年05月09日 | インディーズ
昨日の夜、携帯が鳴っていた。
気付いた時は切れて、その相手を見て驚いた。
もう随分とご無沙汰していたアヤさんからの着信だった。
慌てて、折り返した。
そこから、恐る恐る私を確かめるアヤさんの懐かしい声が返ってきた。

ここのブログを始めた頃に出会った当時インディーズバンドVelvet Mellowの
ボーカルだったアヤさんだ。

とっても魅力的な人で、京都の通りを歩いているだけで、その存在感が
感じられるオーラを持った女性だ。

その当時はまだ20代だったアヤさんが昨日の電話でもう40歳を超えたと
聴いて、本当に時の流れを感じた。

自分自身は当時に比べて、もちろん体重も増えているし、全体的に
かなりの年を重ねてしまったけれど、きっと彼女は今でも
美しい人なんだろうなと思いながら、電話越しに彼女の声を聴いていた。

このコロナ禍でどこにも行けず、部屋を整理していたら、
昔、私が彼女のステージをMV風にして作ったDVDが出てきたらしい。
そこで、思い出してくれたんだ。でも、今まで私の電話番号を残してくれていたのも
驚きだった。そして、私の方ももちろんそのまま彼女の電話番号を残していた。


12年の歳月を経て、また繋がれて本当に嬉しい。
もちろん、今はすぐに会える状況ではないけれど、
彼女が、元気でいてくれたのを知れただけで本当に嬉しい。

彼女はとても繊細で、ガラスのような人だった。
だから、時々すごく心配になった。
どうしてるかなぁ
と何度となく思っていた。

正直、電話番号を残しているのも、時の彼方に
置いてしまっていた。

この12年間の間に、私にも彼女にもいろんなことがあって、
お互いに自分の毎日を精一杯生きてきたんだろう。

また繋がれて止まっていた懐かしい時が動き始めた気がした。

やはり音楽ってすごい。
音楽によって、こうして人はつながっているんだから。


*彼女との昔のエピソードはインディーズのカテゴリーで読んでもらえることができます。

Velvet Mellow 「Count THREE」
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THINK OF MICHINOKU

2021年05月01日 | ELLEGARDEN
今日こんな素晴らしい配信があった。
『THINK OF MICHINOKU」

実のところ、始まった時間から観れたわけではない。
昨日は夜遅くまで仕事で、今日は親の介護で
やっと家に帰ってきて、ふとツイッターを見たら、エルレのツイッターに
「THINK OF MICHINOKU」に出演との文字。慌てて、YOU TUBEを開く。
そして、慌てて、タイムテーブルを確認。
あ〜間に合った〜と安堵する。

いろいろな疲れが一気に飛んでいく。

荒吐ロックフェスは私の憧れのフェス。
なのに、春のこの時期は仕事柄行くことができなかった。
でも、いつもフェスの開催発表となるとそのHPに行き、
どんなアーティストが出るのかとかグッズはどんなのがあるかとか
行けなくても、いつか行くぞという思いで楽しみに見ていた。

去年は無かった分、今年をすごく楽しみにしていた人たちの
声がラジオだったり、ツイッターだったりから聞こえてきて
だからこそ、突然の中止のニュースでは、そのファンの人たちの
ことを考えると本当に心が痛かった。私は今年も行けなかったけれど
今まで、夏フェスを毎年楽しみにしていて、参加していた自分と
フェスを楽しみにしている気持ちは同じだから、悲しかったし、
また、一年前から準備されていた関係者の方達の気持ちを
思うと、本当に辛く、悲しかった。

でも、荒吐は人の命を重んじたフェスなのだ。
勇気ある決断をしたのだ。

私は今の日本はどこか変だと思うことがある。

一生に一度しか来ない、甲子園での高校野球が中止されて
涙を飲んだ高校生球児にはそういうことができて、
なぜ、オリンピックにはそこまでできないのか。
オリンピックももちろん、全ての人がまた出れるとは限らない。
でも、チャンスはゼロではなく、選手が頑張れば、また出れるかもしれない。
一方で、高校野球やインターハイ、中学生の春季大会はその時しか無理なのだ。

それでも命を優先して、みんな勇気ある決断をし、
まだティーンエイジャーなのにその苦しみに
しっかり耐えて、それを力にして強くなっていく
子供達。

音楽、ロックフェスにおいては
本当にみんな一年前から準備する。
それでも、直前に中止となってしまった。
それは命を優先したからだ。
人を幸せにしてこそ
ロックフェスを開催する意味があることを知っている人たち
だからこその決断だ。

今、医療が切迫している日本。そして世界。

みんなの命より何が大事だというのか。
上の人たちの考えが全くわからない。

今日このようなライブ配信があり、
細美さんの今の様子が見れて、それが私にまた力をくれた。
TOSHI-LOWさんの話す言葉には力があって
「これが本当の道徳なんじゃないか。」という人として
大切なものが溢れていた。
今日のこの配信は音楽ファンの心を1つに束ねた
素晴らしい時間だったと感じた。

私は一年前の2月にイエローモンキーのライブに行って以来、いまだに
どんなライブにも行けていない。
仕事柄、ライブに行くことは遠巻きにではあるが、暗黙の了解で止められている。
それは多くの子供達と接する仕事であるため、出来るだけ、自分の日々の
行動に細心の注意を払わないといけないのが現実だ。でも、本当はライブに
すごく行きたい。でも、今は行けない。責任を伴うからだ。
大事な命を守らないといけないからだ。

それでもわかっている。ライブはみんなが細心の注意を払ってやっていることを。
さらに、音楽のファンを私はとても信頼している。
自分たちの適当な行動が自分の敬愛するアーティストに迷惑をかけてしまうなんて
みんなは絶対にしたくないから、マスクはもちろん、手指消毒や検温なども
しっかりするし、声を出さないということもしっかりしていると思っている。
だから、コロナ禍で開催されている大きなライブでまだクラスターが出てないのは
その証拠だと思う。

なんだか、配信の内容から随分と外れてしまったけれど、
今日のELLEGARDENの「金星」は聴いていて、泣きそうになった。
この曲がここ最近、ずっと聴きたかったからだ。

私は今日の配信に登場した素晴らしいバンドマンたちのことを
これからも子供達に伝えていきたいし、彼らがある程度の年齢に
なったら、アラバキに行って欲しいと思っている。


そして、私も必ず、行く。

そこに咲く桜の花をこの目で見る日を楽しみにしている。


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2021年が始まりました。細美さんの旅と音楽から始まりました。

2021年01月09日 | 細美武士/the HIATUS
明けましておめでとうございます。
このブログを始めてからもう何年経ったのかなぁと思いつつ、
更新もなかなかしてなくて、きっと家で言うなら蜘蛛の巣がはっているような
ブログになっているのかもしれません。
でも、私はまだブログから引退するつもりはないです。ただ、本当に
仕事が忙しすぎて、家でパソコンを開けなかったり、書く元気が出なかったりしてるだけで
また、落ち着いてきたら書くと思います。

去年からまだコロナがおさまっていない世界ですが、
いつかそれはワクチンだったり、薬だったりで光が
見えてくると信じています。

結局、去年は細美さんの姿を生で見ることができませんでした。
ストリーミングでは見たものの、やっぱり生のライブで見たいという思いは
ロックファンの皆さんと一緒だと思いますが、今年あるいは来年こそは
生ライブに行けると思って、今は頑張りたいと思っています。

今日、FM802のビンタンガーデンで細美さんの「旅と音楽」を聞きました。
彼の心地よい声とともにいろんな情景を
想像しながら、ちょっとした旅気分に浸っていました。

まず、カンボジアやベトナムのハノイでのスリリングな出来事
を聞きながら、私が若い頃行きたかったところだなぁと
そのころの自分を思い出していました。

フォトジャーナリストに傾倒していた頃の自分が
すごく心が惹かれた場所がここだったのです。

細美さんは一人旅について色々話をしてくれました。
私自身もイギリスに留学中に一人旅をしたことがあり
その日の宿が取れるかというドキドキ感を思い出しました。
たまたまそこにいた初めて会う日本人の女の子と一緒に
泊まることもあったり、あるB &Bを紹介してもらって
バスの運転手さんにここで降ろしてくださいと言いなさいと
ツーリストインフォメーションの人に言われたように
したら、片側は海岸線で海が見えるだけで、反対側は森の一本道の道路の何もない
場所で降ろされて、全く人もいなくて「え、どうしよう。どこにホテルがあるの?」
って感じで、歩いていくと、小さな木の看板があって、そのホテルの
名前が書かれていて、矢印があったので、そこにあった細い道を森の中に向かって
心細く登っていくと、突然大きな屋敷がど〜んと現れて、なんか映画みたいだなと
思い、しかもそこがすごく素敵なところだったので、旅行のガイドブックには
載っていない場所にたどり着くのは細美さんがいうように一人旅で
しかも行き当たりばったりな旅だからこそだなぁと思いました。

ただ、細美さんのいうように人にはオススメしないです。
私もたまたま大丈夫だっただけで、今はもうそういうのは無理かなと
年齢的にも。

細美さんはインドの話もしてくれました。
インドも私が行きたい国の一つです。

私が英文学を専攻していたからか、E.M.フォスターという作家の
「インドへの道」という作品の影響も強いです。
インドの月を見てみたいとか、また、レッドツェッペリンの「カシミール」
という曲からのイメージもあるかもしれません。
そして、クイーンのフレディもインドの寄宿学校で勉強していましたし。

東インド会社という世界史に出てくる(今はわからないけど)紅茶とかを
販売していた会社にもノスタルジーを感じます。

「小公女セーラ」とか「秘密の花園」とかの作品にもインドは
関わっていますよね。

細美さんは今回は話していなかったけれど、行かれたエジプトにも
私も行きたいです。


なんかこのラジオを聞いて、少し旅気分に浸れました。
また、早く旅ができる日常に世界がなって欲しいです。

とにかく、みんなが誰もが、コロナに負けずに
元気に生きていくことを心から願います。

私も生きぬきます!

今年もどうぞよろしくお願いします。

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Between the Black and Gray Live on Streaming 2020

2020年10月19日 | MONOEYES
MONOEYESの単独Streaming Liveを見ました。
今のご時世で、しかも仕事柄ライブやコンサートに行くことを禁じられている私には
本当に感動で胸いっぱいのライブでした。

細かなことは今はまだ書きませんが(といって後で書く時間がまた持てるかも未定ですが)
最初始まった時にここはどこかな?と思うと同時に凄い設備とスタッフで
かなりの予算がかけられているんだろうなと感じつつ、そんな素晴らしい準備を
して私たちに最高のライブを届けてくれようとしてくれることに感動していたのですが、
さらに、細美さんが「今日は本当は特別な日でここでライブする予定だった。」と
言って、場内が映し出された時に、ここが
「武・・・武道館?」とわかって、その瞬間に涙が出てきました。

彼らは武道館でやるはずだったんだと。

もちろん、実際に今日武道館でライブをやってくれました。
ドローンがこんな撮影方をしてくれるんだという、
今までなかった角度からも彼らの演奏が見れました。
凄いカメラマン達です。

でも、その一方で、また武道館でやってくれるのかなぁと
不安に思っていた時に

「Two Little Fishes」が始まり、そこに何とTOSHI-LOWさんが登場し、
細美さんと一緒にハモって歌ってくれました。そのあとにTOSHI-LOWさんが
「また、ここで観客が入ったライブやってよ」と言ってくれて、「今、コロナで
辛い人がそれを目標に頑張れると思うから」というような話をしてくれたのです。

そこで、細美さんが約束するよと言ってくれました。

来年でも再来年でもいつかやってくれると思うだけで
幸せな気持ちになれます。


このバンドの一人一人が仲間を大事に思って
みんなが相手を思いやっているのが本当に伝わってきました。

ハイエイタスで武道館やった時にもうやらなくていいと思っていた
細美さんが、トディがやりたいというのを知って、彼の夢なら
何が何でも実現してあげたいと思ったと言った時に
仲間への愛情を本当に強く感じました。

こういうバンドの音楽は絶対に人の心を暖かくしていきますよね。

また、何年かかっても彼らのライブに行きたいと
心から思っています。

大好きです!MONOEYES!そして細美武士さん!
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