<瞑想>
瞑想を始めるきっかけは、色々なことに振り回されていて疲れている顔を指摘されたことからでした。
宝塚に住んでいた頃は、川の側・山の上のマンションの10階・メゾネットの屋上付きだったりと、疲れた時・・・考えたい時・・・いつも水と空が当たり前のようにありました。
星を観たり、月を視たり、太陽の光を浴びたり・・・自然に触れる時間も多かったのですね。
思えばそのこと自体が瞑想であったり、自然の一部に還る大切な時間だったのでしょう。
東京に戻って来てから、周りに緑が多い所に住んではいるけれど・・・公園の前をすどーり・・・窓から外を見るだけ・・・だったのですね・・・
もしかして・・・ 酸欠?? 水不足??
数週間で、呼吸が出来ていない事に気付いた時には・・・帯状疱疹の痛みに苦しんでいました。
息が入らないなんて・・・
今まで、毎日歌って踊って・・・身体を使っていることと、良い環境に囲まれていたことで、当たり前でないことを当たり前にしていたんだと・・・気付かされました。
‘意識して身体を動かす・呼吸をする’時間を自分為につくってあげなくっちゃ!!
どんなに忙しくても、忙しいからこそ自分自身とお話をして、自分を見つめる時間を必ず持とう!!
静かに目を閉じて、ゆっくりと呼吸をする事から始めた。
なぜだか涙が止まらない・・・
どこまであるのか?!訳がわからず涙が溢れる。
そのうち・・・嗚咽・・・
次第に落ち着きたい自分が現れる・・・
深く長い呼吸になっていく・・・
呼吸ということだけに集中して行けば行くほど、空の状態に近づいていく・・・
この繰り返しが数週間!!
毎日、毎日・・・あふれ出す涙・・・
ハッキリと理由のわかるものもあれば、わからないものもある。
自分のなかでごまかして納得したり、隠そうとしていた自分が次々現れる。
はじめは、瞑想しようとしてしまうし、次々に乱された心が浮かんできて、マイナスのところばかりと向き合ってしまうかも・・・
でも、数ヶ月たった時・・・ある変化に気付いた。
涙が・・・熱い・・・
冷たい涙が、熱い涙になっていた。
色々なことに感謝して、ときには‘ありがとう’という言葉を口から出して泣いていた!
今は、毎晩‘今日のありがとう’を振り返って眠っています。
<がいち流呼吸法>
まず、慣れるまでは①お風呂上りのサッパリとした気分で②楽な部屋着に5本指ソックス③アロマローソク④ヒーリングミュージックを用意します。
5本指を一本づづ離してあげると・・・疲れを開放しやすくなるんですよ~
ローソクの炎は、集中力が散漫になっている脳・眼にやさしいと思います。
音楽は、静かだと初めのうちはかえって落ち着かなかったりするので、お気に入りを探してみてください。
では、やってみましょう
禅座はいきなりでは、足が気になって集中できないでしょうから、あぐら・正座どち らでもリラックスできるスタイルで(ただし、背筋はまっすぐに・・・)
↓
リラックスするまで鼻から吸って口から吐く
↓
意識して深く長く肺呼吸をして炎のゆらぎを感じていく
↓
背中に羽が生えたように胸を開放してフワフワ~っと肩で呼吸
↓
腰が根を張っている様な安定感を感じながら、おへそに意識を切り替えて腹式呼吸
まずは、この呼吸が自然に繰り返せるようにしてみてください。
きっと、自分のなかの変化に気付いていくと思いますよ!
その続きは、まず、急がないで・・・必ず毎日繰り返せるようになってから・・・
私も、瞑想している時は、香りと ゆらぎと ヒーリングミュージックで、ココロもカラダも落ち着いた時間を過ごせるようになったのに・・・日常生活に戻ると・・・色々な事についつい心を乱されてしまうんですよね~
これが出来れば、時間も場所も選ばずに・・・どこでも精神を安定させる事が出来るようになりますよ!
瞑想は、いい気分になることを大切に!!
夢を描いたり・イメージを広げて!!
座禅は、これはなかなか難しい・・・静かな環境で悟りを・・・
座禅は自己流というわけにはいかないですね。
今は瞑想を追求しています。
人それぞれ感じる幸せは違うけれど、日常の色々な所に、豊かにしてくれるモノとの出逢いが沢山ある。
一日の中で、ほんの数分でもいい・・・ホッとしませんか?!