Takの秘密の木

誰にもいえない気持ちは、誰もしらない秘密の木の洞に、こっそり語って蓋をするんだって。@2046

鑑賞予定映画公開日リスト

2018-03-02 | その他
2018年:ソー/ラグナロク
2018年02/16:Black Panther
2018年03/01:ブラックパンサー
2018年04/27:Avengers/Infinity War(世界共通)
2018年05/25:Star Wars/Han Solo
2018年07/06:Ant-man and the Wasp

2019年03/08:Captain Marvel
2019年04/12:The Voyage of Dr.Dolittle
2019年05/03:Avengers4
2019年05/24:Star Wars Episode9
2019年07/05:Spider-man2
2019年07/19:Lion King

2020年05/01:タイトル未定
2020年07/31:タイトル未定
2020年11/06:タイトル未定

2021年05/07:タイトル未定
2021年07/30:タイトル未定
2021年11/05:タイトル未定
2022年02/18:
2022年05/06:
2022年07/29:

お誕生日おめでとうございます。

2016-04-04 | 俳優さんのはなし
ロバート・ダウニー・Jr.様

51歳のお誕生日、おめでとうございます。
今月末には、RDJも出演している「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」が公開されますね。
この作品の評価は、RDJの今後の役者人生を大きく左右する布石のひとつとなりそうで実はとても気を揉んでおります。
だけど、マーベルとの出演契約はアイアンマン3までであったところを、更新し延長した時点で、彼自身の心の内にも何らかの覚悟があったのだと思ってます。
今後どういう方向性に舵が切られたとしても、基本的に、奥様のスーザン、長男インディオ、二男エクストン、長女アヴリちゃんの一家5人が楽しく平和に暮らせるのであれば問題はない気もしています。
製作側に回って表舞台に出て来なくなったとしても、元気で業界に居てくれるのであればいい。
昔のように「あまり人が観ない映画」(笑)ばかりに出る、知る人ぞ知るの玄人受けする実力派俳優に戻ってくれてもまったく構わない。
むしろそんなRDJをまた観たい気すらしてます。

日本のファンからはロリだと言われたり、老若男女問わず「可愛い」と絶賛されたり、稀有なルックスは衰えを見せませんが、今後も末永く健康健全で過ごせるといいなと思っております。

これからもずーーとファンです。

観た映画観る映画

2016-03-21 | ドラマ・映画・舞台の感想
観た映画のざっくり感想。

■オデッセイ
SF、特に近未来モノって世代感が顕著に出ちゃう傾向があるから大丈夫かな・・・と、観る前は少し心配していました。
「ブレードランナー」という作品で革新的なサイバーパンク近未来像を描き出し、SF表現の新世紀を切り開いた立役者であるリドリー・スコット監督ですが、いかんせんもうお歳だし・・・と。
歳の行った監督で、最先端のテクノロジーの潮流やIT系に疎い人だと、途端に作品にリアリティがなくなって全体が陳腐になることってわりとある。監督自身が若かった頃のハイテクやSFのイメージを引き摺りそのまま流用してしまって、現代のストーリーに映像表現がそぐわず説得力がなくなる。すべてを噴飯ものにしてしまうパターン。
最近だと「ブラックハット」のマイケル・マン監督とか「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督も微妙にそんな空気が漂ってた。
だったらハイテクとか近未来的世界には手を出さなければいいのに・・・と思ってしまう。
逆に言えば、ジョン・ファヴロー監督はたぶん最先端ガジェットとかが大好きで、常に新しいものをチェックしてる人なんだろうなー・・・と思う。
SFで一世を風靡しただけに、リドリー監督も過去の栄光を引きずっちゃうかもな・・・と勝手に思っていました。
しかし、リドリー監督は、回顧主義でも過去の栄光に縋るタイプでもありませんでした。
彼のセンスは常にアップデートされていて、感性に衰えを覚えさせない、ある意味相変わらず怖ろしいぐらいの美意識の塊だった。
美しい映像としっかり裏付けを感じさせるリアリティ、古臭さは微塵もなく、しかし作り物作り事ではない人間臭さを賛歌する、すばらしい作品に仕上がっていました。
イギリス人らしい抑制の効いた感動演出はほどよくて、心地よい作品でした。

■シャーロック 忌まわしき花嫁
日本の宣伝では説明不足だったと思うけど、完全にドラマのシーズン3を引き継ぐ内容の作品です。
独立した、この作品だけで完結しているスピンオフではありません。
シーズン1~3、さらには原作も読んでいる人でないと、この作品のおもしろさはちゃんと伝わらないかも知れませんね。
ツイッターで「フ女子狙い」とか書かれているのを何度か見かけましたが、別にこの作品が特にそれを狙っているとは私は思いませんでした。
シャーロック・ホームズ物においては通常営業というか・・・。(苦笑)原作も読んでる昔からのファンならわかると思いますが、ライヘンバッハでのあのワトソンの描かれ方は、ホームズ物が好きな人だったら一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
そもそも作者のコナン・ドイルは、「ホームズはライヘンバッハで死んだ」つもりでいた。それを無理に生き返らせたから、落ちたのはモリアーティだけだと後付けにしたのですよね。
無理やりだからご都合主義になるのは当たり前だけど、もしワトソンが助っ人してたら、「モリアーティだけが落ちた」という設定に説得力が出る。
だからああいうシーンを描いたのには、私のようなファンにしてみればニヤニヤするところというか。・・・その可能性は一度は考えるよね、と共感するところとでもいいますか。(笑)
それからライヘンバッハを描くのであれば、その前段である「ポケットの中でピストルを~」のセリフは絶対に出しますよ。(笑)
モリアーティの登場はウケ狙いみたいな感想も散見するんですけど、ライヘンバッハ(『シャーロック』でいえばバーツ屋上でのできごと)を描くのにモリアーティが絡まないとかありえないし。
ホームズ物の映像作品を観ていつも思うのは、年々、原作を読んでいるファンは減ってきているよな・・・と。
だから「原作読んでる前提」がだんだん通じなくなってる雰囲気。
200年も前からあるいわゆるバディ物捜査物ミステリー物の原点といえる作品なんだから、とりあえず読んでおけばいいのに・・・と。
そこで原作未読の人向けにいくつか豆知識を。
マイクロフトは原作では「巨漢」と表現されています。それで動けない(動きたくない?)から「足を使うこと」はシャーロックにやらせている。そして、シャーロック曰く「マイクロフト自身が英国政府みたいな存在」で「自分よりも賢い」と言っています。
多くの映像作品でマイクロフトはシャーロックよりも優秀であるように描かれたり、英国の諜報機関の幹部クラスであったりするのは、原作に出てくる描写を根拠にしているからです。

■ディバイナー 戦禍に光を求めて
(これは個別でじっくり書きたいので別の記事で)

■エヴェレスト 神々の山嶺
ずば抜けてる人の哀しさみたいなものを感じてしまった。
天才は孤独だよね。誰にも理解されない。
だから天才は誰にも期待はしないし、逆に期待するのは酷だと思ってるから突き放す。で、ますます孤独になる。
ずば抜けた身体能力、目的を完遂させるための分析力、誰も彼と同じ視点に立てないのは厳然たる事実なんだと思う。
傲慢とか自己愛とか、そんな見られ方も彼にしてみればもう過去の通過点というか。
孤独を好むわけではなく、周りの人間のためにも孤独にならざるを得ない。岸という男の存在でそれを思い知らされたのかも知れない。
演出も脚本も音楽も映像もぜんぜん好きじゃない。
特に音楽が好きじゃなかった・・・メランコリックなだけでどうも的外れな気がしちゃって。音楽で盛り上がるどころかずっこける場面も結構あった。
脚本も鼻白むセリフが多いし、細やかな感情の動きを描けてるとも思えない。
映像は、せっかくロケしたんだし、お金や機材をもっとかければもっと良かったのかもしれないけど、日本では現時点ではこれが限界なのかな、と。
しかし、それらすべてを差し引いても感じられる原作力というか。・・・
クライマーの世界というのは独特のおもしろさがあるよね、と。
ハインリヒ・ハラーの「チベットの七年」とか読んだことがある人なら、基本的な情報は得られているからおすすめです。
野口さんや栗城さんの話を興味を持って聞いたことがある人にも。
この映画は、ちょっとスピリチュアルな要素が強すぎて引いちゃうところも多々ありますけど、ユニークだと思えれば楽しめるのではないでしょうか。

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2016年03/18:Mr.ホームズ
2016年04/29:キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー
2016年05/28:素敵なサプライズ
2016年05/14:HK
2016年06/01:デッドプール
2016年07/02:フラワーショウ!
2016年08/11:ジャングルブック
2016年10/07:ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ
2016年12/10:ドクター・ストレンジ
2016年12月:海賊とよばれた男

2017年01/27:ドクター・ストレンジ(日本公開)
2017年02/18:ナイスガイズ!
2017年:追憶
2017年05/05:ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー2
2017年06月:ワンダーウーマン
2017年07/07:スパイダーマン/ホームカミング
2017年08/11:スパイダーマン/ホームカミング(日本公開)
2017年秋:関ヶ原
2017年10/06:ブレードランナー2049
2017年11/03:ソー/ラグナロク
2017年11月:ブレードランナー2049(日本公開)

2018年02/16:ブラック・パンサー
2018年05/04:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
2018年07/06:アントマン・アンド・ザ・ワスプ

2019年03/08:キャプテン・マーベル
2019年05/03:タイトル未定

2020年05/01:タイトル未定
2020年07/10:タイトル未定
2020年11/06:タイトル未定

007スペクター

2016-01-31 | ドラマ・映画・舞台の感想
ダニクレ演じるジェームズ・ボンドの総決算。
今回の大ボス、敵役はクリストフ・ヴァルツということもあり、シリーズ最高傑作という声もあり、期待して観に行ったのですが、私は前作のスカイフォールの方が好きでした。・・・

ダニクレ主演の007シリーズの中で、最もとんでも風味が強いんじゃないかなー・・・と。
「いや、普通しぬだろ?」とか「え?無傷はないだろ」とか「ださいのかいけてるのかわからない装備」とか「いかにもな禍々しい要塞」とか「・・・そこで惹かれちゃうんだ」とか。
でもこれらって、言ってみれば007の王道中の王道パターンなんですよね。
だから古い007ファンほど、今回の作品はお気に召すのかもしれません。
従来の007らしい007ってことで。

トム・フォードのスーツはそもそもがタイトなラインだけど、今作はまた一段とぴっちぴちでしたねぇ~・・・。さすがにもう少しゆるみがあってもいいんじゃないかと。
ダニクレはだいぶ老けた印象だったので、いい身体であることを強調したかったのかも知れないけど、それにしてもぴちぴちのぱんぱん。
ヨーロッパの都市を股にかけた感じはいいけど、なんとなく観光客誘致のにおいがなきにしもあらずで。
スカイフォールで頂点を極めてしまっただけに、そこから変えることなく何某かを加味することでより一層のブラシアップを図ったのかもしれないけど、あざとさとくどさが増しただけでランクアップはしなかったかな、と。・・・
あ、クリストフ・ヴァルツは、まあ彼らしい手堅い仕事、て印象で特に出色という感じでもなかったです。

それにしても最近のハリウッド映画の大作は、拗らせ男子の暴走がすべての原因っていうのが多いよな~・・・SW7もそうだし。アベンジャーズのロキがそのはしりかしら?(苦笑)

と、ここまでかなり辛辣なことを書きましたが、あくまでも個人の感想であり好みの問題なので。
最高傑作と思われる方がいてもおかしくないし、私のようにうー・・・んスカイフォールの方がいいと思う人もいる。
映画は自分の目と感覚で確かめるのが一番でしょう。

スターウォーズ/フォースの覚醒

2016-01-17 | ドラマ・映画・舞台の感想
かなりのスターウォーズオタです。
マーベル作品に関しては「ただのRDJオタ」が基本的なスタンスだけど、スターウォーズは、スターウォーズという作品のファンなので、たぶん一般性はすごく低いことを書くと思います。(苦笑)
ネタバレ避けたい人は読まないようにお願いします。

私がSWを見た順番はエピソードで言うと、6→4→5→1→2→3→7です。
初見の6で嵌ったら、両親が、古本屋で456のノベライズと製作舞台裏ノンフィクション本やムック本を買ってきてくれました。特撮やSFには興味なかったけど、当時剣道をやっていたので、セーバー戦がたまらなかったのも大きかったのかな。
今に至るまでグッズは一つも持ってません。この頃からグッズは買わない主義だった。
ノベライズや関連本は相当古い版のものなので、フォースは力場、ライトセーバーは光剣ってなっていてルビがカタカナで書いてあった。R2にはアートゥってルビがふってあったような・・・。ハンは基本、チューイ呼びだったなぁ。
しかもR2視点でストーリーが描かれてるんです。R2のユニークかつシビアなモノローグが印象的でした。(笑)

円盤についているメイキングやNHKなどが作ったSFXやILMを主題にしたドキュメンタリー、「ザ・ピープルVSジョージ・ルーカス」等も見ています。
JEDI APPRENTICEシリーズのペーパーバック(洋書)全巻も持っていますが、TVで放送されたアニメは数回しか見たことがありません。
旧3部作の世界観が大好きで、プリクエル(EP123)の出来には落胆したので「ザ・ピープルVSジョージ・ルーカス」を見てどうにかこうにか気持ちを納めたクチです。

そんな私ですが、「フォースの覚醒」は充分に楽しめる内容でした。
ルーカス御大が造ったプリクエルよりもJJの方が楽しめたのは皮肉な話だと感じていますが、仕方がない。
監督のJJはスターウォーズオタなので、究極のファンアートなんですよね、この作品。
オタがファンアートが嫌いということは、よっぽど嗜好が合わない方向性でない限り、そうはないと思うんですよ。
ファンのツボをファンが押した。大満足とはいかなくても満足はします。
オープニングの宇宙の彼方に流れて行く黄色い文字と無数の星が瞬く宇宙空間。
これだけで泣きそうになるんです、オタは。
(でも今作、星のまたたきにあまり奥行を感じなかったな・・・最新CGのはずなのになんでだろ?)
そして、巨大戦艦がスケール感一杯に視界を遮る。三角型は帝国側母艦なんですよね。スターデストロイヤーもエクセキューターもそうだった。
帝国側基地の内部装飾が、旧3部作踏襲のデザインになってたのもいい。あの壁の幾何学紋様みたいなの大好きなんですよ。
ファルコンとタイファイターのドッグファイト。これも泣きどころです。
タイファイターが完璧な編隊組んでコーーーーーーンって高めの排気音で飛んでくると打ち震えちゃうんですよ。もはや性癖ともいえる。(苦笑)
辺境の星の変な生物が集まる妖しい酒場。酒場のバンド。うす汚い猥雑さがたまらない。
そして、優雅なセーバー戦。
まあ、今回ジェダイ・マスタークラスがいなかったので所作は荒っぽいですが、プリクエルよりも旧3部作よりの殺陣になってたみたいなので良かったです!
個人的にプリクエルで好きなセーバー戦はダース・モール絡みだけだったので。(主にモールの中のレイ・パークさんが武道にも精通してるプロだったからというのもあるんですが。薙刀っぽいダブル・エンディッド・ライトセーバーもデザイン的にカッコいいし!)
もともとルーカスはオビワン役は三船敏郎にやってもらいたがっていたので、セーバー戦は黒澤映画の侍のような優雅で力強い殺陣にしたいと言っていたんです。
だからこそ、基本、セーバーは諸手持ち。プリクエルみたいに片手で風車みたいに回されると重みと品がなくてつまんない。

まあ、そんなわけで。
オタ的には最高に楽しい作品です。
だからオタ以外のSW初心者にとってはどうなんだろう・・・ってちょっと思ってしまいましたが。(苦笑)
ストーリーは「歴史は繰り返す」という内容です。
スターウォーズはスペースオペラと呼ばれる作品なので、それはそれでアリだと思っていますが。
JJらしい新味のあるところは、帝国側(ストームトルーパーorファーストオーダー)の視点を入れたところかな、と。
これって、オタならピンとくる部分はあるんですよ。
旧3部作を見て、もちろん共和国側の勝利を喜ぶつくりにはなっているんですが、Xウィングよりも先進的でクールなデザインに見えるタイファイターの方にこそ乗ってみたい!、デス・スターで働いて内部をいろいろ見て回りたい!と思った観客って、たぶん大勢いたと思うんですよね。
トルーパーの装具を着てみたい!、とかね。
まあそういうクールなイメージ戦略やプロパガンダで、帝国側(ファーストオーダー)は志願兵を募っているんでしょうけど。(ナチとかが実際にやってた若い男性を引き入れる手口でもある)
そこにまんまと嵌ったのがカイロ・レンともいえるのかな?
そして、その逆のベクトルを取ったのがフィン。
今の世の中、結構含蓄のある部分でもあると思いますが・・・。
「ストームトルーパー視点」というのはなかなかのアイデアなのではないでしょうか?
JJ製SWの一番の褒めどころは、私的にはその辺りかな、と。

あ、知らない人がいるかも知れないので豆知識を。
ダースは、ダーク・ロード・オブ・シス(Dark Lord of Sith)の略です。
日本語では「シスの暗黒卿」と訳されてましたね。この訳、雰囲気があって私は大好きです。

あけましておめでとうございます

2016-01-01 | その他
あけましておめでとうございます。
昨年中はたいへんお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。





もう少しブログがんばりたいです・・・

来年のスケジュール+CACW

2015-12-12 | マーベル関係
キャプテン・アメリカ/シビル・ウォーの日本公開日が4月29日に決定となりました。
他にもいろいろ観たい作品の公開日が決まったので、スケジュールをアップデート。
ちなみに、CACWの邦題はシビル・ウォー/キャプテン・アメリカです。(苦笑)

2016年02/05:オデッセイ
2016年02/19:シャーロック 忌まわしき花嫁
2016年02/27:ディバイナー 戦禍に光を求めて
2016年03/12:エヴェレスト 神々の山嶺
2016年03/18:Mr.ホームズ
2016年04/29:キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー
2016年11/04:ドクター・ストレンジ
2016年  :海賊とよばれた男

2017年05/05:ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー2
2017年07/28:新スパイダーマン
2017年11/03:ソー/ラグナロク
2018年01予定:ブレードランナー2
2018年02/16:ブラック・パンサー
2018年05/04:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPart1
2018年07/06:アントマン・アンド・ザ・ワスプ
2019年03/08:キャプテン・マーベル
2019年05/03:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPart2
2019年07/12:インヒューマンズ
2020年05/01:タイトル未定
2020年07/10:タイトル未定
2020年11/06:タイトル未定

ディバイナーはラッセル・クロウ初監督、主演の映画。オーストラリアのアカデミー賞といわれる賞を複数受賞した、とても評価評判の高い作品です。
日本で公開されるかどうか危んでいたのですが、よかった・・・どこの配給会社なのかわかりませんけど、ありがたいです。


以下、CACWのネタバレも含まれる可能性がありますので、ご注意ください。

MCUのフェーズ2BOXというものが発売されまして、作品単体の通常のソフトには付かない特典映像などが収録されているのですが、その中の一つ、AOUにおけるキャップの削除シーンを紹介します。



ソコヴィアにクインジェットで到着したキャップの目の前の壁に「ファシスト」と大書されたキャップの顔の画があります。
アメリカのAの文字が額に書かれたメットを被っているキャップは、思わずそれを投げ捨てる、というシーン。
ファシズムは一般的に、権威主義や軍国主義、武力で他を侵略して併合統一しようとする思想のことを指すので、これはかなり堪えたでしょうね。・・・
AOU本編では、ソコヴィア市民に恨まれ憎まれるシーンにはほぼアイアンマンしか出て来ません。その上、アベンジャーズに対立するソコヴィア市民であるマキシモフ姉弟が、キャップには従順なシーンが出てくるため、まるでアイアンマンのみがすべてのトラブルの原因で元凶のような印象を持たれがちなんですよね。(苦笑)
だけどこのシーンを見ると、特にアイアンマンのみを目の敵にしているソコヴィア市民は少し特殊と言えて、やはりアベンジャーズ全員が、懐疑的な目で見られ始めている予兆があるんだろうな、と思うのです。
AOUは何かといえば、「全部トニーのせい」「トニーがまたやらかした」、だから、トニーは疎まれて憎まれて当然、周りはその尻拭い、みたいな流れにしたがる見解が散見されるんですよね~・・・。
キャップは高潔だから、キャップは正義だから、キャップに落ち度はない、全部トニーが性悪でやらかすせい、だからトニーが批判されても仕方がない、みたいな?(苦笑)
だけどこの削除シーンのキャップは、トニーと同じく市民から批判される対象となっていることを明らかにしている。

でも普通に考えても、すべてトニーのせいだったらシビルウォーはたぶん起きないわけで。・・・
原作コミックのシビルウォーで、トニーを殺そうとするキャップを止めたのは市民なんですよね。
トニーの言動に正義がなければ、そういう結末にはならないんですよ。なぜかそれを全否定したがる人たちが結構いるんですが。
AOUでキャップが市民にディスられているようなシーンを削除した理由は、単に、状況が複雑になり過ぎて、観客の理解が追いつかない可能性を配慮したんでしょうね。
そもそも、原作ではウルトロンを製作したのはトニーではなく、ピム(アントマンに出てくる)です。
AOUのジョス監督は、ストーリーラインをシンプルにするためとはいえ、ウルトロン騒ぎをトニーの仕業にすることにだいぶ罪悪感があったらしいのですが、RDJが引き受けてくれたことで成立したんでしょうね。
当初は、MCUとRDJの契約はアイアンマン3まででしたから・・・。

そう、それから、原作シビルウォーでのキャップVSアイアンマンのバトルシーンには余人は入り込みません。
だから、先日公開されたCACWのトレーラーにはものすごく違和感を覚えたんですよね。・・・
二人の信念の闘いだからこその一騎打ちで、生死をかけたものでなければならないシーンのはずなのに、そこに誰かが加勢しちゃったら、ほんとみっともないというか、正直、ただの卑怯ものじゃんっていう。・・・(苦笑)
だから、CACWのあのシーンには別の背景があるんだろうな、と私は思っています。
アイアンマンの中身はバロン・ジーモなんじゃないですかね?(笑)
スーツに着いてるリアクターは、ウォーマシンから奪い取ったもので。
あの二人が、あの雪山で、アイアンマン・スーツ着たヒドラと最終対決するシーンだとしたら、まあ、納得がいくかな、と。

MCU今後の公開スケジュール

2015-10-10 | マーベル関係
現在ニューヨークで開催中のコミコンで今後のMCU作品の公開スケジュールが発表されたようです。
変更や追加がいくつか。以下は全米公開日。

2016年05/06:キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー
2016年11/04:ドクター・ストレンジ
2017年05/05:ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー2
2017年07/28:新スパイダーマン
2017年11/03:ソー/ラグナロク
2018年02/16:ブラック・パンサー
2018年05/04:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPart1
2018年07/06:アントマン・アンド・ザ・ワスプ
2019年03/08:キャプテン・マーベル
2019年05/03:アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPart2
2019年07/12:インヒューマンズ
2020年05/01:タイトル未定
2020年07/10:タイトル未定
2020年11/06:タイトル未定

インフィニティ・ウォーの前にソーのラグナロクをやるんですね~・・・どうなるんだろ?
ラグナロクは、「ニールベングの指輪」の「神々の黄昏」のような内容だとか。
シビル・ウォーでキャップ、ラグナロクでソーが一旦戦線離脱して、インフィニティ・ウォーで復活って筋書なのかな?
そして、IW1、2の間にアントマンの新作!
アントマンは日本でもなかなか評判がいいようなので、インフィニティ・ウォーでは中核メンバーになってくるのかも知れないですね。
インヒューマンズは、放映中のTVドラマ「エージェント・オブ・シールド」のメインテーマになりつつあるようなので、ドラマのメンバーが映画の方にも出てくるのかしら?
タイトル未定の3本に関してはいろいろ憶測が流れていますが、スパイダーマンやアントマン、GOTGの続編という可能性もありますね。
私はどこまでつきあえるかしら?(苦笑)
少なくとも、IW2まではRDJが出演することが決定しているので、それまではできる限り追っかけます。

あ、そうだ。ドクター・ストレンジはベネディクト・カンバーバッジなんですよね。
これは、ティルダ・スウィントンの出演が決定してるし、すごく楽しみだな~・・・。

AOU考察:トニー&バナーのウルトロン計画

2015-08-02 | マーベル関係
ネタバレ込みです。

そもそも「ウルトロン計画」って何だったんだろう?どういう変遷もしくは変容してるんだろう?
「ウルトロン計画自体が悪、トニーの傲慢」というような感想を読んで、ちょっと違和感があったので考えてみました。
どの時点のどういう形態を「ウルトロン」と呼んでいるかも人によって違うみたいだし、少なくともトニー&バナーの計画と実際に生まれたウルトロンは違うものになってる。

1.トニー&バナー構想のウルトロン計画
たぶんIM3でジャーヴィスがアイアンマン・スーツを複数機オペレーションできてたのがベースなのかな、と。ジャーヴィスは自らの判断で行動しトニーを守るようになって来ていた。つまり、自我のようなものが形成されていた。人類を守るために自己判断し行動する(自我のある)人工知能を新たに造る計画。トニーはジャーヴィス技術を応用すれば、当然、人類を守る自我を持つAIになると思っていたんだろうな。だけど、なかなか自我は生まれなかった。

2.マインド・ストーンによって生まれたウルトロン
マインド・ストーンを分析すると、人工知能のような構造(自我?)を含んでいた。ジャーヴィスと似ていることから、トニーは育成中のAIと統合すれば、自己判断して行動する自我が生まれると予測した。

3.人類不要と判断したウルトロン
マインド・ストーンとの統合でウルトロンAIの中に生まれた自我は、ジャーヴィスの知識から、人類は不要と判断する。ジャーヴィスとは別の自我を持ったってことかな?人類滅亡計画の障害となるジャーヴィスをまず襲い、次にアイアンレギオン製作システムを使って自分の軍団を造り、アベンジャーズを急襲。失敗して、(マインド・ストーンが)元居たヒドラ基地に移動し、再び軍団を作製。

4.マキシモフ姉弟と手を組むウルトロン
セプター(マインド・ストーン)に導かれた(?)マキシモフ姉弟は、ウルトロンとして具現化した自我と出会う。双子自体、マインド・ストーンの力で生まれたところがあるから親近感があるかも?トニーへの恨みを晴らしたい双子とアベンジャーズを排除したいウルトロンは結託する。

5.進化を目論みヴィヴラニウムを取り込むウルトロン
ウルトロンは人類滅亡後の未来として、新たな生命体となり繁栄する自己の姿を描き、ヴィヴラニウムと生体を結合した肉体の作成を始める。生命体の多様性による生存競争は、プログラムの進化より遥かに多様な進化をするから?

こんな感じかな?
こうして見ると、当初のトニー&バナー構想のウルトロンと自我を持ったウルトロンはまったく別個のものとなるのだけど、この辺の解釈違いが、ストーリー全体の印象を変える気がする。
マキシモフ姉弟は、自我を持つウルトロンが最終的には人類滅亡を望んでいることを知って、間違ったところに加勢してしまったことに気づき、アベンジャーズ側に付く。
「ウルトロン計画」自体がおかしいわけでもないんだよなー・・・ジャーヴィスという成功例があるからこそなんだろうし。
ウルトロンに宿った自我がマインド・ストーンの判断だとすると、人類に対して、かなりシビアな視点を持っていることになる。

それを踏まえて、ラスボスのサノスが全ストーンを手中にする未来を思うと、アベンジャーズはたいへんだよね、と。(苦笑)

AOU考察:悪夢とマインドコントロール(追記)

2015-07-17 | マーベル関係
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンの考察。
キャプテン・アメリカ/シビル・ウォーの予想と絡めて書くので、人によってはネタバレになるかも知れませんので、一応反転させます。


ロキの杖(マインドストーン)の力によって見せられる悪夢は、劇中の説明では、「自分の中のダークサイドを露見させる」というような内容。
つまりは、「絶対にしてはいけないこと」をするように仕向けるマインドコントロールということになるのかな、と。
ワンダはマインドストーンの力から生まれた強化人間だから、彼女の幻覚能力もストーンの作用と同種といえる。
AOUでは、クリント(ホークアイ)だけがワンダの幻術にかからなかったから問題は起こさなかったけど、他のメンバーは全員、マインドコントロールを仕掛けられている。

各キャラクターそれぞれのTo doリストならぬ、Not to doリストは

ナターシャは、アベンジャーズから逃げ出すこと。
バナーは、ハルクになって暴走し、被害を出すこと。
トニーは、先走り過ぎて、逆に禍根を招くこと。
ソーは、地球を守りきれないこと。
スティーブは、正義を貫き通せないこと。

クリントは前回、シールドを裏切って敵を導いてしまったことで、「絶対にしてはいけないこと」を既にしてしまっている。
AOUでは、
ナターシャは仲間を捨てて逃げ出そうとした。美人局は彼女の能力の一つなのに、チームメイトを巻き込んでアベンジャーズを弱体化させるという最悪のパターンで(バナーが一人で消えたことで、最悪は回避されたけど)。
そのバナーは、南アの街を大規模に破壊してしまった。
トニーはヒドラの思惑込みのウルトロンを具現化してしまった。
ついでにいえば、セルヴィグ博士はワームホールを造り、チョ博士はウルトロンのボディを造ってしまった。

「絶対にしてはいけないこと」って、言い換えれば、しようと思えばできてしまうこと、ですよね。
本人にとってはとてもリアルで、自分には可能であるという自覚もあること。だからこそ怖ろしい。
押し殺している隠れた欲望。ダークサイド。
ナターシャとバナーの恋愛沙汰はとって付けたかのようだと言う向きもいらっしゃるようですが、それがワンダのマインドコントロールが招いた中身だとすると、あって当然のシーンなのかも。リアルで可能な悪夢。
バナーの場合も当然そうなる。本人にとってはリアルで可能な悪夢。
トニーが一番具体的に描かれているけど、アベンジャーズの全滅はトニーにはリアルであって、ウルトロンの作成は可能な悪夢。

彼らは、クリントと同じくマインドコントロール完遂組とでもいいましょうか・・・問題起こし済み、となるのでとりあえずは解決してるけど、ソーとスティーブはまだですよね。
ソーは事が起きる前にどうにかしようとしている真っ最中だけど、スティーブは持越しという形で、それが、シビル・ウォーを引き起こすことになるのではないかしら?

スティーブがバッキーの罪を問わず、法の裁きを受けさせなかったら、それは正義とは言えなくなる。
罪のない人々を大量に暗殺してるバッキーを、アベンジャーズに伝えずに隠蔽したら、隠し事をする他のメンバーを批難はできませんよね。・・・
AOUの薪割りシーンで、トニーに言った自分のダークサイドは、結局それじゃないかと。
もし、ハワード・スターク暗殺が確定事項ならば、トニーが簡単にそれを許すとは思えない。
他人には容赦ないけど身内には甘いって、正直、公明正大の正義からはかけ離れているわけで。・・・
暗殺者であることが問題となるなら、クリントやナターシャもそうだと言えるのかも知れないけど、少なくともこの二人はシールド管轄であってヒドラではない。
自分にとっては幼馴染の親友でも、他の人にとっては肉親の仇以外の何者でもない。
正義を貫くということの難しさに、直面せざるを得ないでしょうね。
トニー達とは違って、スティーブは自分のリアルで可能な悪夢を振り払うことができるのか?
できなかったメンバーを、糾弾する権利はあるのか?

そうだ。アベンジャーズ1の時みたいに、マインドコントロールが作用している時は瞳の色が変わるって表現にすればもっと分かり易くなったのかも。
トニーがウルトロンを造る時や、ナターシャがバナーに一緒に逃げようと誘う時、瞳が赤くなる。なぜかハルクだけはそういう加工がされてましたよね?
そもそもアベ1の時も、そこが分かりにくいから、後からCGでクリントやセルヴィグの瞳を蒼くすることにしたって、監督がコメンタリーで言ってたような。・・・



追記:
じゃ、キャプテン・アメリカの正義ってなんなんだろう・・・て考えてたところに、すごくどんぴしゃだなと思われる理論を先日耳にしたのでご紹介します。
ホンマでっか!?という番組でやっていた性格判断なのですが、
「チームへの帰属意識が強い人は、いざという時、冷酷になる」
というものです。
自分を認識する時に、自分を個人と思うか、それともチームの一員と思うか。
何らかの組織の一員という感覚が強い人は、組織への所属意識が強いということになります。
組織への所属意識が強いと、自分は上からの命令に従って動いている(全体の総意の決定の元で動いている)から、自分自身の意に沿わない事でも皆のためならやれる。結果、わりと平気で残酷なこともやれてしまう、というもの。
チームの総意でチームのための行為だから、責任もチームに帰する。
戦争の残虐行為がその典型的な例と言われてました。

キャップって、徹頭徹尾の軍人さんですよね。
アベンジャーズ1でトニー、バナー、キャップ3人のシーンで以下のようなやりとりがあります。
キャップ:We have orders. We should follow them.
トニー:Following's not my style.
それともちろん、コールソンが殺された後の、
キャップ:Is this the first time you lost a soldier?
トニー:We are not soldiers!
soldierはもちろんですが、このorderって言葉、たぶん軍人以外の一般社会では"注文"という意味でしか使わないですよね。
普通の会社では上司の命令であっても、orderという言い方はしない。
しかし軍隊におけるorderの威力というのは現代でも絶大なものがあるらしく、イギリスのTVドラマSHERLOCKシーズン2の「バスカビルの犬」のワンシーンに
ワトソン:That's an order, Corporal.
伍長:Yes, Sir!
大尉のワトソンのorderに伍長はどんな状況下であれ一切逆らえない、というやり取りがあります。上官の命令は絶対であって、即応。否はない。
軍人であるキャップは当然、チームへの帰属意識が高い。そうでなければ務まりませんし。
AOUで、キャップが他のアベンジャーズが自分にすべてを報告しないことに苛立つ姿はすごく印象的でした。
プライベートを洗いざらい言わないのは、一般社会の現代人にしてみれば普通のことなのに、命をやり取りする軍人気質とそれは相いれないようで。
クリントの家族のこと、トニーとバナーがウルトロン計画を進めていたこと、そして、ソーが理由も行先も告げずに飛び立った時は怒りと不満を漏らして、トニーが「もう少し待ってやれ」と嗜めたぐらいで。・・・
キャップにしてみれば、ハウリング・コマンドー(大戦下でキャップが率いていたチーム)やシールドのストライク・チームと比べると、アベンジャーズは危いぐらい足並みの揃わないチームであることが、歯がゆくて歯がゆくて仕方ないのでしょうけど。
だけど他のメンバーは、基本、自分は個だと認識しているタイプでしょう。
このタイプは、orderは自分に下されるものではなく、自分で決断して(自分自身に)下すものだと思っているから、組織人とは逆に、残虐さや冷酷さに対しては敏感になるそうです。
orderは下される側ではなく、下す側であるからこそ、その加減を慮る。元CEOのトニーは特にそうでしょうね。
興味深いですよね。
チームのため、チーム優先と言う人ほど、実はかなり冷酷なことができてしまい、個人主義と言う人ほど、我が身のこととして考えるから残虐になり過ぎることはない。


これは、どちらが良いとか悪いと言うものではなく、色々なタイプの人間がいるチームの方が良い状況を招く、ということらしいです。
重要なのは、お互いがお互いの長所を尊重し合うことだそうで。(笑)正義や理想って、いろいろあるんですよね。
だからキャップとトニーは正反対でいいのかも知れません。正反対だからこそいい。
夫唱婦随である必要はなく、カウンター・パーティーであること。むしろそれが理想の状態ともいえるのかな。
しかし、軋轢は否めず、時には洒落にならないぐらいの深刻な状況も招くけど、終わりよければすべて良し、となればいいなーーーーーーーーーーと。

社長とJARVISとアベンジャーズその4

2015-07-10 | マーベル関係
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン、アメコミ映画初心者向けレビュー。シリーズその4。
アイアンマン中心。レビューというより感想。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)はアベンジャーズ1しか観ていない、もしくは、実はこのAOU(エイジ・オブ・ウルトロン)が初MCUだという人に、アメコミ素人が素人らしく素人に解説する素人ファン向けのレビュー。
記述内容に間違いがあったらご指摘ください。ただし私は素人です。
それから、自分とは解釈が違う、とか、感性が違う、とかいう突っ込みはご遠慮ください。ご自分のSNSやブログに持論をお書き込みください。
私はRDJファンゆえにMCUを追いかけてるだけの映画好きの一般人です。
だからこそ、近い立場の人にはわかりやすいレビューが書けるかな・・・?と思って、この記事を掲載しています。

さて、日本公開されて間もないですが、ざっと見た限りでは7:3くらいの割合でAOUは概ね好評といったところでしょうか?
明らかに不評の場合は、とにかく何が何だかつまらない、という感じでしょうか。
しかし、良いにつけ悪いにつけ、一抹の納得のいかない感、意味不明感、おいてけぼり感、腑に落ちない感を覚えている人が大半のようで。
実は私もそうです。
最初から、AOUはスターウォーズの2作目(帝国の逆襲。エピソードで言えば5)のようになるとは思っていましたが、中途半端に一応はウルトロン騒ぎを解決してしまったのが、スターウォーズにはなりきれなかったところかな?と。
「SW帝国の逆襲」っていう作品は、なにも解決していないお話なのですよ。勧善懲悪になっていないし、主役級のキャラクター(ハン・ソロ)の生死は知れず、どちらかといえば、悪側の勝利で終わる。でも、スターウォーズ・シリーズの中で1、2を争う人気エピソードで名作と言われてる。
ある意味、連続ドラマの最終回直前の回のような感じで、繋ぎとラストへの導入部であることに開き直ってる感もあるユニークな作品です。ラストのための最重要布石をすることがメイン。「I'm your father」ってやつです。
AOUの布石は、ラスボスのサノスと6ストーンの存在の認識、アベンジャーズ内の不協和音、新キャラクター(マキシモフ姉弟とヴィジョン)の紹介ってところでしょうか。

アベンジャーズ1しか観てない人向けフォローアップ事項
■ニック・フューリー、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、マリア・ヒル、フィル・コールソンが所属する組織・シールドは崩壊しました。ヒドラ(ナチスをモデルにした悪の組織)が内部に入り込み、中枢が蝕まれていた為、キャップが壊滅させた。@CAWS
■ロキの杖は、シールドが保管していたが、内部のヒドラにより持ち出されてしまっていた。アベンジャーズはそれを回収するために再結集し、ヒドラの拠点を急襲。
■ソーは、6ストーンの内の1つが巻き起こしたアスガルドの内戦で母のフリッガとロキを失っている(もちろんロキは死んだふり)。ストーンは奪還したが、地球でジェーンと暮らす決意をする。王位はオーディンが引き続き守っているように見えて、実は中身はロキ。@TDW
■アスガルドと地球は、門番ヘイムダルが守るビフレスト(虹の架け橋)以外にも抜け道のように時空が繋がっている場所が何か所かあるらしい。@TDW
■ソーのハンマーは、「アスガルドの王の資格がある者」が持ち上げられる。当然、ロキは持てず、トニー他アベンジャーズも持てないが、アメコミ原作ではキャップは持てるシーンがあるらしいです。重さや物質的な問題ではなく魔法の範疇ですかね。
■アイアンマン3を観て、トニーはアイアンマンを引退したと思った人もいるようですが、スーツ依存症を克服しただけでアイアンマンであることを止めたわけではないです。(製作当時はRDJの契約がIM3までだったので、RDJの卒業=アイアンマンが引退の印象を強くしてしまったのかも知れません)@IM3
■パーティーのシーンでキャップと話しているのはファルコンことサム・ウィルソン。機械の翼を背負って戦う退役軍人さんでキャップをサポートする新しい相棒。@CAWS
■6つのストーンの内、四次元キューブ、ロキの杖が既出ですが、ソーがダークワールドで奪還したものと、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー内でも一つ登場します。MCU全体では4つが既出。@TDW&GOTG

AOUはアベンジャーズのラスト・バトルとなるインフィニティ・ウォーのための布石回だけど、ウルトロン事件を結構厚く描いてしまったことで、重要な布石が逆にぼやけてしまった形かな、と。結果、もやもや感がずるずる引きずられることになったとでもいいますか。・・・
既出キャラクター達のスタンスを掘り下げて見せるためのウルトロン(まあ前座?)だったと思うのですが、AOU単体でエンターテイメント作品として成立させるために、ウルトロンとのバトルをクライマックスに置いてしまった。
しかし、普通の勧善懲悪ヒーローのどんぱちアクションものを観に来た人にとっては、懲悪されるためのボスキャラにしてはウルトロンは弱いし、勧善のわりにはヒーロー達がそれほど善らしくもないという・・・。
アベンジャーズはスターウォーズではないですし、場所もどこか遠い宇宙の話ではなく地球上のお話。現代社会はもっと善悪や正義が複雑化してる、勧善懲悪ヒーローものを造りにくい社会になってるんですよね。
「現代の現実社会を舞台にした爽快なヒーローものは造れない」というのは簡単だけど、そこに敢えて挑戦してるのがMCU、アベンジャーズという作品、ともいえるのかも知れません。
まあぶっちゃけ、アメリカ自身(軍事力)がその存在意義を模索してるのかな、とも思ってますが。(苦笑)


AOUという作品の大局的な位置づけはこんな感じかと思うのですが、作品単体として、内容についての私見は以下となります。

■大衆に支持されないヒーロー
たぶん最初に大方の人が違和感を覚えたのは、アイアンレギオンやアイアンマンが大衆に支持されていないシーンが出てきたところでしょう。
皆に愛されるヒーロー!アベンジャーズ万歳!!というのをもう一度体験したかったのに、のっけからこれでは気持ちが乗って行かないのは仕方ないですよね。
特に、ヒーローものが好きでマーベルに嵌ってる人、悪が懲らしめられるのを見てすっきりしたい人にとっては戸惑いや不審しか産まないシーンでしょう。
このシーンがあるせいで、「アベンジャーズが支持されないのはアイアンマンのせい」って落としどころで納得したい人がかなりいるようにも思えます。
「アイアンマンの失態でアベンジャーズも批判される」とか「アイアンマンが善人(正義)じゃないから」とか。
しかし、人々がヒーロー(アベンジャーズ)を支持しない理由をアイアンマン個人に落とし込こむと、正直、キャプテン・アメリカ/シビル・ウォーを観るときに困ることになるでしょうね。
じゃあ、なぜあの人々はアイアンレギオンを応援しなかったのか?
まず第一に、スターク社製の残留兵器が紛争国に横流しされていたからでしょう。
アイアンマン1で、トニー・スタークは自社の兵器生産を中止しますが、社内の人間が勝手に生産を続け売りさばいていた。
こういう兵器は、生産元が取引中止にしてもブラック・マーケットに流れてやり取りされてしまいます。特に、型が古くなると安くなるから資力がない小勢力が買うことになる。ひょっとしたら、MCUでは米政府が軍事介入したこともある国なのかも知れませんね。
こういう紛争地帯では、軍人だけではなく一般市民も兵器に触れる機会が多いから、スターク社製兵器は見慣れたもので、犠牲になった人も多いのでしょう。マキシモフ姉弟がそうであったように。
そして、トニーが顔見知りの武器商人が出てきますが、トニーがスターク社製の武器を市場から一掃しようとした過程で知り合ったのかも知れません。

第二には、劇中にも出てくる「スターク基金」というのが鍵だと思います。(吹き替え版では何故か「救援ボランティア」?となっています)
アイアンマンって、アベンジャーズ絡みの問題のフロントマンになっていたのではないでしょうか?
実際、人々がアベンジャーズに対して何かを訴えたいと思った時は、トニー・スタークしか窓口がないでしょう。
アベンジャーズは米国政府や軍管轄の組織じゃないし、シールドは壊滅、そのシールドも表立った組織ではなかった。
アイアンマンは顔も身元も知られてて、メディアに出てインタビューも受ける。
しかも、スターク・タワーをアベンジャーズの拠点として提供している。
例えば、アベンジャーズ1のニューヨーク決戦で被害を受けた人々は、その補償をどこに訴えるのかといえば、トニーしかいないんですよね。
ニック・フューリーの存在を知っていたとしても、彼には補償金を出すほどの資力も権力もない。米政府は、大統領命令でない上に米軍の戦争でもなく、賠償を訴える相手が地球上にいない補償に、そう簡単にお金を出すとは思えません。
アベンジャーズの事後処理には、有名で顔も知られた当事者なだけに、アイアンマンが矢面に立たされるのは必定でしょう。
被害者にしてみれば、「地球が守られて良かったねめでたしめでたし」だけでは済まない現実がある。そして援助を求める声が届きそうな相手はアイアンマンしかいない。
そこで「スターク基金」を立ち上げた、というのは、敏腕実業家のトニーらしい、非常に現実的な方策だと思います。
国からお金を引き出せなくても、アベンジャーズの活動に協力したい世界中の個人から出資を募り、被害者に分配する。
これ、言うのは簡単だけど、実際にシステムを立ち上げ機能させ、資金を集めるのは相当な能力が必要で、しかも迅速でなければならないんですよね。
ある意味、トニーだからできることと言うか。たぶん一番の大口寄付者もスタークだと思うし。・・・逆に言えば、ニックやキャップにこれだけのレスポンシビリティがあるのか疑問。
フロントに立つ、というのは、賞賛も批判も両方受けることで、批判を受けた時にどういう対応ができるかでその能力が問われる。
どんな人間でも、100%の賛意が得られるわけではないし、正義は立場によって変わるもの。アベンジャーズに対する非難や不満を一人矢面に立ってフォローして、実質的な対処をしていたのがアイアンマンともいえるのかな?と。
こうも思うんですよ。キャプテン・アメリカはアベンジャーズとして正義のために戦ったけど、それによって被害を被った人間が、その存在を否定し憎んできたらどう対処するんだろう?と。
誰かにとってのヒーローでも、他の誰かにとっては加害者でしかないこともある。
自分が正義と信じて疑わない人であるほど、相手の正義が理解できない。

■キャプテン・アメリカという存在
アメコミ原作に馴染みがなく、ヒーローに憧れを抱かない人間にしてみれば、その名前からして受け入れにくいキャラクターですよね。・・・
このキャラクターを主人公にして、国内だけでなく世界中でそれなりのヒットにするハリウッド映画はある意味すごいですよ。
私も最初はどうかと思ったし、未だに、やはりそれほど思い入れはできないキャラクターではあります。
キャプテン・アメリカ2(ウィンター・ソルジャー)の中で、キャプテン・アメリカをテーマにした特別展がスミソニアン博物館で催されているシーンが登場します。
日本で言えば、戦争で目覚ましい戦功を上げた軍人の生涯を讃える展示会を国立博物館で行っているようなものです。
アメリカは戦勝国だから、といえばそれまでですが、私は正直、あのシーンにはかなり引いてしまいました。
だけど、外敵によって我が身が危険に晒された時、頼りたくなるのは戦士ですよね。
戦闘経験が豊富で、人の命が奪われても平静を保て任務を遂行できる人。
スーパーソルジャーと言えば聞こえが良いけど、キャプテン・アメリカって、究極の人間兵器だと思うのですよ。
トニーの父親のハワードが彼を産み出すことに一役買ってるというのも、兵器だから、なのかも知れません。
スティーブ・ロジャースは第2次世界大戦下の価値観と愛国心で、自ら望んで人間兵器になった。
ヒドラ(ナチスをモデルにした悪の組織)を倒して、彼らに苦しめられている人々を解放するという正義のために。・・・アメリカの軍事介入の理由は、現代も大抵これですよね。
でも、アメリカは解放というけれど、その対象となる人々がアメリカに解放されたがってるかどうかというのは、現地の人々にしかわからない、というのが現代社会。
キャップは極めて優秀な司令官で、正義の元に先頭きって勇猛果敢に戦うけど、戦後の荒野のフォローはできない人。
アメリカ人でなければ、キャプテン・アメリカというキャラクターに感情移入するのはなかなか難しいですよね。
でも、彼自身も、自らの存在意義に悩んでいたら?
彼が現代に蘇ったのは、彼が望んだことではない。
それでも自分が信じる正義を貫くけど、世界大戦当時のように、誰もが絶賛してくれるわけではない現実。
しかも一番賛同して欲しい人とは対立してばかり。人間兵器だから家には帰れない。軍関係にしか居場所がない。
彼の悲哀と苦悩には同情の余地はあるよなー・・・と。
しかし「アベンジャーズが戦わずに済み、みんなが家に帰れる」ことを目的とするトニーの正義に、彼は共感しきれない。

■JARVISとウルトロンとヴィジョン
トニーが結果的に悪ウルトロンの誕生を誘発してしまったこと、それ自体を非難されることは仕方がないでしょう。
でも、アベンジャーズ1でのハルクやホークアイの暴走、AOUでのチョ博士の暴挙等はロキの杖のせいで、なぜトニーの失態だけはロキの杖のせいではなくトニーがすべて悪い、となるのかは不思議ですよね。(苦笑)
冒頭で、トニーはワンダに悪夢を見せられた上に、ロキの杖を手に取らされているんですけど。・・・
ウルトロンの基本プログラムは、ストーンの力を利用しようとしたヒドラの影響もあるわけで、それをジャーヴィスが制御しきれず、暴走し勝手に動き始めた結果、産まれたのがウルトロン。
そして、ヴィヴラニウムという金属と有機体を融合させた細胞に、今度は直接ストーンが埋め込まれたことで完成した新次元の肉体。しかし身体だけでは物に過ぎず、肉体を動かすためには脳(心)が必要。
トニーは、今度こそ、脳としてジャーヴィスを搭載できれば完璧だ、と考えたんですよね。
ジャーヴィスは無意識下でも核発射の暗号コードをウルトロンから防御し続けていた。そのスタンスは人類の味方という判断もできるわけで、なにより、トニーとジャーヴィスは長年の付き合いだから。(笑)
ソーの電撃でジャーヴィスを身体に入れることは成功したけど、ジャーヴィスという個性は変容を見せた。
ヴィジョンが誕生。
このヴィジョンというキャラクター、元々アメコミ原作にも登場し、シビル・ウォーにも参加するそうです。でも原作ではジャーヴィスはそもそもが人間なのでMCUとは設定が違います。
MCUのAIジャーヴィスはどうなったのか?は、世界中で話題にされてますけど、今のところ分かりません。
ヴィジョンが自分の中のプログラムをコピーしてネット上に置けば、ジャーヴィスになると思いますけどねー・・・だめかしら?(笑)
ヴィジョンを演じるポール・ベタニーは、引き続きジャーヴィスも演じる、というような情報が一度流れたような気もしましたが、まあマーベルのみぞ知るですかね。
あ、そうだ。
ラストのウルトロンとヴィジョンの会話には、ヴィジョンの人類に対する愛情が感じられましたが、それってジャーヴィスが抱いていた愛情じゃないかと思うのです。
そしてその愛情は、トニーによって齎されたものとも言えるのではないかな、と。

私的マーベル・シネマティック・ユニバース入門

2015-07-07 | マーベル関係
日本でも無事、アベンジャーズAOUが公開されたので、そろそろがっつりした感想を書こうかなと。
とはいえ、まだネタバレ避けたい人もいるかと思われるので、どこまで書いていいのやら・・・。

それにしても、Twitterを眺めていると、個々人が把握する情報の量と質の差の大きな開きには驚かされますね。
同じツールを使っているのに、どうしてこんなにも差が出るのか不思議。フリーワードのツイート検索とか一切しないで、自分のTLから得られる情報しか見ない人が多いのかな?
しかし、スマホ等を持たず一切SNSを利用しない人がいるのも事実だし、こんな個人のブログでも、情報源として参照してくださる方もいらっしゃるようなんで、なんとなく責任も感じてます。(笑)
ここに掲載してあるマーベル絡みの記事には更新・追加すべき情報もあるので、とりあえずひとまとめにして、新しい「マーベル関係」というカテゴリーに集約してみました。

以下はアップデート事項です。

■ロバート・ダウニー・Jr.は今年50歳です。(なぜか55歳と言ってる人がいる)
■RDJもしくはアイアンマンの造形が、「日本のアニメの○○っぽい」とか「あれは日本の○○に似ている」というようなツイートをよく見かけますが、作品の制作年を調べれば、どちらがオリジナルでどちらがパクリかはすぐにわかると思います。
■RDJはマーベルとの契約を更新しました。アイアンマン3までだった出演契約を、アベンジャーズ3前後編まで延長。(前回と同じく、興行収入の内の数%をギャラとして貰うという内容だったようですので、映画製作費の中から何十億円がRDJのギャラになる、という話は全くのでたらめです)
■RDJがアイアンマンとして出演するマーベルの映画は、現在公開中のアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン、キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPart1、Part2が既に確定しています。
■キャプテン・アメリカ/シビル・ウォーは今まさに撮影中。もちろんRDJも参加しています。
■シビル・ウォーの出演は、製作側から「あなたが出てくれたらこの作品を造ることができる」とRDJが説得されたからと伝えられています。(RDJがギャラのために出たがったという話はデマです)
■RDJがエイジ・オブ・ウルトロンのプロモーションのための来日を渋った、断ったという事実はありません。(シビル・ウォーの撮影中なので基本、無理でしょう。入管の問題もありますし)

■クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ役)は俳優としての露出よりも映画監督業に惹かれているようです。だからといって、俳優を辞めるとは言っていません。インフィニティ・ウォーへの出演は確定しています。
■セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー役)は現時点でのマーベルとの契約本数はクリス・エヴァンスより多いと言われています。(RDJ以外の俳優さんのほとんどは、本数で出演契約を結んでいる)

■マーベル・スタジオはディズニーの傘下に入りました。
■マーベル(ディズニー)はスパイダーマンの映画化権を保有するソニーと交渉し、スパイダーマンをマーベルの映画に出演させる許諾を得ました。アメイジング・スパイダーマンのシリーズは2までで終了となり、新シリーズが作られます。これにより、アンドリュー・ガーフィールドは降板、ピーター・パーカー役は今後はトム・ホランドが演じます。
■トム・ホランドのスパイダーマンは、キャプテン・アメリカ/シビル・ウォーにも登場します。トム・ホランドを抜擢するにあたり、RDJとクリス・エヴァンスがオーデションに立ち会ったと伝えられています。
■シビル・ウォーには、スパイダーマンの他に、アントマン、ブラックパンサーらも登場予定。
■シビル・ウォーには、マーティン・フリーマンの出演が決定していますが、役柄に関しては未だ不明。ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジはシビル・ウォーには登場しないと言われています。
■ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々はアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーからの登場とされています。

キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー希望的妄想※追記

2015-05-12 | マーベル関係
希望的妄想ってヘンな日本語ですが、日本以外のAOU公開済みの国々では既にCACW(キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー)がどういう内容になるのかの展開予想が盛んになってるようです。
私自身、最近考えていることはもっぱらそればかり。
先日、クリス・ヘムズワース主演、マイケル・マン監督の『ブラックハット』を鑑賞し、これから『駆け込み女と駆け出し男』等の作品も観に行く予定、連続ドラマ『天皇の料理番』なんかも視聴中ですが、当分まともな感想はあげられそうもありません。

ここらでひとつ、CACWの希望的観測でも一旦書いておけば、少しは気持ちが治まるかな、と。・・・
ほぼ、ついったで呟いたものの上げなおしです。
CAWS(キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー)の以下の感想にも書きましたが、次のCAシリーズの題材がシビル・ウォーになるのはだいたい予想がついていました。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー※ネタバレ有
アメスパ2とCAWS※ネタバレ有

これにプラスしてAOU(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)で得た情報と、これまでに発表された出演キャストの面子、そして2本の系列ドラマAOS(エージェント・オブ・シールド)やAC(エージェント・カーター)から漏れ聞こえてくる話を元に、勝手に妄想してみたいと思います。
・・・なんか海外のCACW予想の中に、あまりACの話が出て来ないのが不思議なんだよなー・・・存在が忘れられちゃってるのかしら?
↓エージェント・カーターのワンシーン。ハワード・スターク登場回。

エドウィン・ジャーヴィスも出てる。相当意味深なセリフのやり取り。

AOSよりACの方がCAの世界に直結してる話なのにね。まあ、たぶんあまり数字が高くないのでしょうけど、今度セカンド・シーズンが放送されることが決定したので、かなり重要な要素は含まれていると思います。
WSにあまり思い入れのない私としては、ペギーとハワード、そしてスターク親子とスティーブ・ロジャースとの関係の方が興味の中心なので、ACの日本放送はCWの前にやって欲しいなー、と。

以下、AOUのネタバレが含まれるので、数行空けて反転します。









CAWSの感想で書いたけど、トニーは両親殺害のことがあるから、キャップがバッキーを含めた新アベンジャーズを結成するとしたら、離反するしかないんじゃないかな?と。
自分自身も武器商人だった過去があったとしても、親を殺した人間と同じチームで働くのはいくらなんでも辛いだろうし、その暗殺者に技術供与するのはかなり難しくなるのは仕方ないと思うんだよね。・・・
AOUの中で、スターク・ファンデーション?とか言ってたと思うので、そういった基金でアベンジャーズの活動によって被害を受けた民間人をサポートする事業とかもやってたみたいだけど、バッキーが居る限りは、まあ、できて最低限の資金援助ぐらいかな、と。
後々その遺恨を乗り越えられたとしても、トニーは先ずはキャップに反感は抱くでしょう。
AOUでトニーは「ボスは彼(キャップ)だ」と言ってるし、だから原作の様にヒーロー内のアイアンマン派を率いて対立というより、トニーがアベンジャーズを辞めるという形で一旦離脱すればいいんじゃないかしら。
アイアンマンがそういう行動に出た場合、ヒーローに不安を抱いてる市民はそれに追従するでしょう。
ブラックウィドウの公聴会でのやりとりにも、政府や市民にそういう勢力があることは示されてるし。
そこで、実質、キャップ率いる新アベンジャーズと対立するのは市民ということになる →シビル・ウォー(市民戦争)?
アイアンマンが抜けた穴を埋めるために、キャップは新たなヒーローを探す必要が出てくるから、そこでブラックパンサーやアントマンをリクルートする流れ。

こういう展開ならば、話の中心は常にキャップになるから、CAのタイトルでやるのがベストになる。
アイアンマン(RDJの存在)が必要以上の悪者にならずに済むし、キャップはバッキーらとの旧交を好きに温めればいいってやつで。(笑)
で、原作通りなら、キャップがトニーに手紙を遺すことになる。・・・AOUでスカーレットウィッチに見せられたトニーの悪夢が、現実になる。
AOUの最後でI will miss you, Tony.とキャップが言ったのは、トニーにアベンジャーズに戻って欲しい、アイアンマンに力を貸して欲しいと願うという展開を暗に表しているのかな?と

※追記
エンドクレジット後のおまけは、スティーブの遺志を容れたトニーが、二代目CAとなったバッキーをスターク・タワーに呼んで、最新式の義手を装着してあげるシーンにすればよいのではないかしら。
そうすれば大団円、みんなハッピー!
(だってスティーブはインフィニティ・ウォーに向けて復活するに決まってるし。コールソンはその前例)


まあこんな感じで行けば、トニー(RDJ)が要らぬ恨みを一部のファン(苦笑)から買うこともないだろうから、こんな風になってくれればなー・・・。

アベンジャーズAOUプレスツアー2

2015-05-06 | マーベル関係
アベンジャーズAOUプレスツアー1」のつづき

隣国
プレス・カンファレンスとプレミア↓



中国
プレス・カンファレンス↓


ロンドン
プレスカンファレンス フルバージョン↓


ニューヨーク
グッドモーニング・アメリカ@タイムズスクエア↓


他にも各メディアからの単独インタビューやペア・インタビュー等たくさんありますが割愛します。

イギリスのチャンネル4のインタビューでRDJが途中退席したことについて・・・
正直、私はこの件がこんなにピックアップされる出来事とは思いませんでした。
こういうの、ハリウッドではよくあることでそんなに珍しくもないし、騒ぐほどの緊迫したやり取りでもなかったので、なんだか大げさに取り沙汰されたことの方が驚きです。
私としては、「あー?まだその件について訊くんだ?いい加減、もういいんじゃないの?もうそんな時期じゃないんじゃない?」と思ったので、RDJの反応がああだったのは、まあ、それはそうだろうな・・・と。
IM3か前回のアベンジャーズの時のコミコンだったかな?やっぱりそれがらみの質問をされて、わりと厳しい口調で返答してて、たしかグィネスもすごく不快そうにしてたことがあったんだよね。
だって、IMの一作目から、SH1、IM2、SH2、アベンジャーズ、IM3ぐらいまで、毎回毎回どこへ行ってもずーーーーーとそれがらみの質問をされて来てんだよね。
最初のIMやSHの時なんかは特に、訊かれてもある意味当然だから、すべてに丁寧に誠実に返答してたし、他にもオプラ・ウィンフリーやらアクターズ・スタジオやらでも包み隠さず、洗いざらいと言っていいぐらいありのままを語ってたし、それこそジミー・キンメルやエレンの部屋とかでも訊かれればちゃんと答えてた。
言ってみれば、新作のPR活動をやるたびに6、7年以上も同じ質問同じ内容を世界各国で何百回と繰り返し話してきたわけで・・・。傍目に見てても、もう話すネタもないぐらい喋ったんじゃない?って思ってたほどで。
その上、去年はインディオのこともあったから、もういい加減いいだろう?これ以上何を訊きたいんだ?って思うのも無理ないだろうな、と。
カッコいいことを言えば、「彼は一生話しつづけるべきだ」とかご高説を垂れるのもまあありとは思うけどね・・・実際、私自身も未だに心配してるし。(苦笑)
でも、『バードマン』みたいな映画がアカデミー賞を獲ってる今のご時世で、鋭く知的そうな質問をしたいのならば、そういう類のことを訊けばいいんじゃん?とも思うんだよね。
質問される側も、それを見せられる視聴者も、もう飽き飽きのネタを繰り返しやるのは能がないともいえるのでは。

それから、AOU監督のジョス・ウィードンが自身のツイッターのアカウントを削除した件について・・・
本国でAOUが封切りされた直後、どういう反応が出るのか知るために、何度かツイッターのリサーチをしたんで、経緯はなんとなくわかるんですけど・・・まあ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のガン監督の言う通りでしょう。

As fans it's our duty to take what we don't love with what we do & accept not everything will play out onscreen as we imagined.
プレスツアー1の記事でも書いたけど、MCUが自分個人が望むような展開にならないからと言って、ヒステリックに監督や出演者を誹謗中傷するのは止めていただきたいな、と。
AOUに関しても、ものすごく攻撃的な口調で監督を誹謗している人がちょくちょく見受けられて、しかもそういう人たちはほとんどが「ある一定の嗜好を持った人」だったのが、ほんとに苦々しいな、と。
MCUやハリウッド俳優さんたちは、いわゆる二次創作系の人たちにとても寛容なのが裏目に出ちゃったのかな、と。
どんな性癖・嗜好で、どんな二次創作をしても個人の自由だとは思うけど、映画や原作が自分の妄想通りの流れにならないからって逆ギレはないでしょう。
ここのところは少し落ち着いてきたみたいだけど、公開してから2,3日は本当に酷かった。(誹謗中傷を連投してる人も何人か居たし)
日本ではまだ公開していないので蚊帳の外ですが、公開したら、たぶん同じ趣味嗜好のひとたちがやっぱり同じ論調で騒ぐんだろうなー・・・と。
今日、『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』にマーティン・フリーマンが出演することが発表されましたが、早速同じ反応してましたもんその手の人たち。日本でも。(苦笑)
でも、そういう「ある一定の嗜好を持った人」は声がやたらと大きいだけで、いろいろある派閥の中の一派に過ぎず、AOUはその一派が言うほど駄作ではないし、大筋は原作アメコミに沿ってるみたいだし、また、シビル・ウォーは原作になるべく沿う方向で進んでいるのではないでしょうか?
それを気に食わないって言われてもね・・・だいたい、MCUの監督はマーベル社の意向には逆らえないみたいだから、監督個人の志向でもないだろうし。
私はアメコミやキャラクターのファンではなく映画と俳優のファンなので、俳優としてとても優れていると思われるマーティン・フリーマンが加わってくれることは喜び以外の何者でもないし、RDJの次ぐらいに好きなCW出演者かも知れません。
・・・と言っても、マーティンが誰を演じるのかまだわからないし、ほんの数分の出番ですぐしんじゃうような役かもしれないので、ほどほどの期待にしておくつもりですが。(笑)

アベンジャーズAOUを一言で

2015-05-01 | マーベル関係
ネタバレせずに感想を書くのが不可能だと思うので、各キャラにつき一言づつ呟いてみました。
それすら聞きたくないという方は、スルーでよろしくお願いします。




アイアンマン:だってしょうがない、トニーだもん
キャプテンアメリカ:がんばった。よっ!リーダー!
ソー:器でかい意外とキーマン?
ハルク:苦労人
ブラックウィドウ:お悩み中
ホークアイ:経験者は違う
スカーレットウィッチ:ルーキー!
クイックシルバー:え・・・そうなの・・・?
ジャーヴィス:居るの?居ないの?
ウルトロン:だってリップ(レスザンゼロ)だもん
ヴィジョン:超越して手さぐり中

番外
ニック:全体を見てる
ローディ:だってローディだもん
フライデイ:・・・ですよね?