猫な一日

初七日と開眼が無事に済み、
翌日には葬儀社のしつらえの撤去。

そこで、手作りの祭壇を、
急きょ作りました。
土台にはコンクリートブロックを使ってます。
その上に「うえすやー」の
長椅子をおきました。









花に囲まれ、幸せそうに笑うキヨさん。
私たちのお母さん。
これが、まさに母の本来の姿です。






あなたは、父と、こんなにも幸せだったのです。
ありがとう母さん。
そよ風のようにこの家を吹き抜けて、
お父さんと一緒に見守っていてね。





また、猫な一日は始まります。

先に天国に召されたブランキーの
古い友人でもあった長老猫チビが、
４月４日の朝日の昇る前、
静かに天国に昇りました。

今頃、かの地でブランキーと再会しているでしょう。
ゆっくりとお休みね。チビ
母さんはもう少し、もろもろがんばって、
みんなのことをしてくるよ。

そしていつか、また会おうね。約束の地で。

昨年はお別れの多い年でした。
わが家の長老犬ブランンキーとのお別れも
思いがけなくやってきました。

だって、いつかはと考えていたにせよ、
本当にブランキーがいなくなるなんて、
実は、思っていなかったわたしでした。

看取り犬ブランキー、賢くてやさしくて、
あまりにも人間的だったブランキーは
17才の寿命を全うして、天国に旅立ちました。





在りし日のブランキーです。




みんなと日向ぼっこする時間が大好きでした。




一人でなにやら幸せそうなブランキーを見ていると
こちらまで幸せになります。




さよならブランキー、
いつかまた会おうね。

なんと、ワイセが傷だらけ、です。
昨晩、近所の野良ちゃんと闘ったんです。

多分、ワイセより一回り若い猫だったと思う。

ワイセー、あんたももう若くないんだからねー
お願いだから、かあちゃんを心配させないでくれー



傷は頭、頬、背中に数箇所、
しかも雨でずぶぬれ。
まるで日活アクション映画の主人公のように、
よろけながら窓から帰ってきた。

箪笥の上で憮然
痛々しいけど、　笑えます。

長いことブログを休んでしまった。

一体、「猫な一日」はどんな生活を送っていたのか？
猫ばばは元気でいるのか？
そして、おばば様は？

‥‥と、気にしてくれているお方が
はたしているかどうかは疑問だが、
猫ばば、かなり過酷な毎日を送っている
と、申し上げておこう。

それもこれも、モーモーなる犬が
わが家にやってきてから、
またまた、犬猫に振り回されるという日々が
続いているからだ。

トト公がわが家にやってきた６年前も、
のちの３年間は地獄のような日々だった。
それに比べれば、モーモーはまだましかも。
でも、体力の衰えは日を待たない。
６年前とでは話が違う。

ニキビダニなる病を完治させ、
禿げちょろだった背、首、尻尾に発毛させ、
サナダムシの退治に全力をつくし、
カミナリの時は、震えひきつけるモーモーを励まし、
いかなる努力も惜しまず、全力で育てる。

そんな日々を送っているのだった。



そんな日々にあって、
またまた紙漉きにのめりこんでしまった。
バナナ紙です。




ワイセはこのところクーに
猫ばばとふたりの憩いのスペースを
脅かされている。




ブランキーばあさんは、
めっきり衰えた。
目もあまり見えず、大声で呼んでも
きょとんとするばかり。
悲しい‥




そして、いけない、いけないと思いつつも、
ついに手を出してしまった「かめせん」。
脂肪、塩分、味の素？を駆使したノンストップの味。
猫ばば、禁断の食への道のりでした。

この家にはたしかに、
「自動犬増加装置」なるものがあるらしい。
としか思えない。

よもや、またまたわが家に住みつくことになった「もーもー」
を、みなさんに紹介する日が来ようとは。

「ニキビダニ」なる持病の治療中のもーもーは
生まれも育ちも那覇市であった。
が、わが息子の移転にともない
ここ宮古島に居を移すことになった。

すでに三匹もいるわが家にもーもーが
くるはずもないと思っておったが、
運命のめぐりあわせには逆らえず、
もーもー四才（たぶん）去勢済み。
晴れて（？）わが家の住人となる。






苦悩するワイセ。





七月十日は父の七回忌。
孫やひ孫のために、繰り上げて
六日に行った。

イクくん四才、ののちゃん二才八ヶ月、ふきちゃん八ヶ月。
ひ孫のみなさん。
いつまでも、親しく仲良く
助け合えるいとこ同士でいてね。





「あのさーこれがさー」ｂｙのの
「それで、どうなるの？｝ｂｙイク
「あう、あう、でしょ」ｂｙふき

ののだよ。
二歳半になったんだよ。
みやこのこどもなんだよ。

もう、びょうきもしないんだよ。



ばあばと一緒に描いたよ。
お絵かきもハサミ使いも
大好きなんだよ。

なんで、こうもワイセはかわいく寝るん？
なんで？
と、またまた親バカぶりを発揮でっす。




むかーしに、「どこでもベッドー」というタイトルで、
ワイセの寝姿を激写してました。

またやってきたみたいですね。
親バカ病

なんとも愛らしいジャイアン、もといワイセです。
なにせ、この頃クーやチビをいじめるもんで。





母ちゃんの匂いを抱いて眠るトト子です。
毎晩、わたしの部屋で物色するトト子です。
悪いクセをつけてしまったあたしです。

昨日の出来事は
そうあるものではない、と思う。

もろもろな出来事が急展開であって、
病院から戻り、大急ぎ、猫ごはん、犬ごはんと忙しくし、
やっと、おばば様の晩御飯の時間。
ベッドサイドでゆっくりとスプーンをおばば様の口に運ぶ。

と、その時、やおら立ち上がった傍らのブランキーが
ゲエーッと嘔吐し（何も出なかった、これがキーポイント）
激しく体をくねらせて、そのまま横倒しになった。

あれっ？　ブランキー年だからふらついたか？
と始め思ったわたし。
ブランキーは足をばたばたさせて、ケイレンのような状態
口はパクパク。異変だと思ったわたしは、ブランキーを
抱き上げ、背中と腹あたりをドンドンたたいて名前を呼んだ。
「ブランキー、ブランキーどうしたの？」

そのうち、呼吸が止まったようになった。
ひえーっ、半狂乱で名前を呼ぶわたし。
その時、℡が、昭子さんから
「ブランキーがおかしい」私の悲鳴に似た声で、
すぐさま彼女も駆けつける。

それから二人でブランキーの心臓マッサージ
すなわち蘇生術をほどこす。
心臓を10回リズミカルに押し、マウスｔｏマウス
ぴたっとじゃないけど、息を吹きかける。
私は泣きながら名前を大声で呼ぶ。
耳の遠くなったブランキーに届くように
昭子と二人でとにかく名前を呼んだ。
その間も心臓マッサージと息ふきかけ。

何分たっただろうか、ブランキーが息をしはじめた。
それまで舌も口からだらんとしてたのに、
歯を食いしばるようになった。
そのまま、心臓マッサージ。舌がつまらないように顔は
うつむけて布を口の間に挟む。
呼吸のリズムでマッサージを続けた。

一体、どれくらいしただろうか。
ブランキーが大きく息をしだした。
それからは早かった。
やがて水を飲み、庭で用を足し（下痢状態だった）
また、水を大量に飲み、
その後、その倍くらいの夕飯のポリポリと犬缶を
消化不良のまま吐き出し、
また水を飲み、と順調に回復。

今朝、缶詰のみの食事をする。
すっかり元通り。

老犬ブランキー命を救われるの巻でした。

根こそぎ（？）排除したはずの木いちごが、
またぞろ根をひろげています。

その美しさに魅せられ、植えたはいいけど、
あまりに繁殖力が強く、棘が痛くて、
手に負えなくなった木いちごでした。

でも、花は惚れ惚れしますねえ。
蕾もビンにさしてから膨らみはじめました。

木いちごは、猫ばばのまだ日の目をみない
物語の主人公の名前でもあるのです。

おばば様のこの頃の様子、
とても安定している。

咀嚼や嚥下といった基本的なことが
何の不安もなくこなせている。

むしろ、なにか刺激が欲しいといった感じもある。
それで、車椅子移動を増やして、
座位に慣れたら、近くの老人施設に遊びに行かすことも
考えている。

寝たきり生活で骨が弱っているので、
日光浴をしたり、顔を上げる練習をしたりと、
やることはいっぱいあるけど、

正直なところ、
食事とオムツ交換と体位変換くらいしかできてない。
ヘルパーさん、看護師さんの力を借りないと
何もできないことは明白。

それで、今年の野望は、
おばば様、デイサービスデビュー！！

最高１６℃、最低１４℃
宮古島地方の予想気温です。

ふんふん、なんだかうれしいぜ！
そうです。１２月にまったく暑かったから、
今季は冬はなし、かとがっくりきてたんです。

セーター重ね着し放題！
ヒーターつけっぱなし。
な、なんとマフラーをおしゃれに（？）巻く！
すべて、冬ってものの醍醐味ではないですか。

ところで、犬らもかなり寒さきている様子ですね。

その曇っていた今朝、
あばれたわが家の庭で発見。
蔓性の食用葉っぱ（ゴメン、名前忘れた）に
ついていた花です。
摘んで束ねると、
とってもカワイイね。

今週いっぱい雨、雨、雨‥‥らしい

おばば様、無事９０歳の誕生日を迎えました！！
なんと、娘たちはすっかり忘れてしまっていて、
訪問看護の看護師さんのＭさんが、
バラの花を一本持ってきてくださった。





娘たち、早速ケーキを焼く。
ささやかだけど、本人は無関心だけど、
ハッピバースデートゥーユー





うれしい時も、悲しい時も、悲しい顔。
うれしい時も、幸せな時も、泣き笑い。
それが、精一杯のおばばの笑い顔。