後藤一山（ごとういっさん）の『のぞきからくり』

北京五輪開会式　ＣＧの花火に歌は“口パク”(産経新聞)

演出という名の「偽装」なんだからこんなことで揚げ足を取っている場合じゃないでしょう。
「中国の五十いくつの民族」「漢代から新疆は中国の一部」などという「偽装＝（捏造）」に比べれば取るに足せないことです。

国際司法裁にロシアを提訴＝民族浄化と主張－グルジア(時事通信)

とりあえず収束に向かっているようですが…。
私の無知が原因ですが、どちらの言い分が正しいのかよくわかりません。
南オセチアの住民はどちらかといえば親ロシア的のようですので、そのあたりがさらによくわからないです。
南オセチアの人はグルジアからの分離独立を求めているのか、ロシアの独立国家共同体に加盟（？）しようとしているのかがさっぱりわかりません。
誰か教えてください。

落語家の月亭可朝がストーカー容疑で逮捕(スポーツニッポン)

最近は本藝の落語に回帰して、繁昌亭にもよく出ていらしたのに。
ストーカー行為の中身はよくわかりませんが、逮捕されるんですからそれなりのこともあったんでしょう。

薬物や身体・生命に対する罪ではなく、初犯でもあるので、しっかり償いをしてなんとか復活し、得意の「算段の平兵衛」などを聞かせていただきたいものです。

五輪＝女子柔道63キロ級で谷本が金メダル、腰のケガ克服し2連覇(ロイター)

今、君が代を聴きましたが「（さざれ）石の」の「い」と「の」のところに銅鑼が入っていますね。
なんか違和感があります。
でも「巌となりて」のところはオーボエが主旋律でなかなか秀逸な編曲です。
さあ、おそらく最後になるこの編曲の君が代。
あと何回聴くことができるでしょうか。

父親の遺体遺棄、長男逮捕＝「葬儀費用なかった」－栃木県警(時事通信)

埋葬するだけなら健康保険に加入していれば埋葬料や埋葬費が出るのにね（実費または最低十万円）。
「葬儀は高い」という先入観があったのでしょう。
これを機会に覚えておきましょう。

野口みずきが北京五輪欠場 左太ももの肉離れで(共同通信)

日本陸連とマスコミのわけのわからない金メダルカウントによって決断が引っ張られてしまいましたが、怪我ならば仕方ありません。
四年後は出場することはともかくとして金メダルは難しいでしょうが、今回でつぶれてしまうよりも再チャレンジするという選択は賢明だと思います。

谷本がアテネに続き五輪連覇　柔道女子６３キロ

二大会連続オール一本勝ちというのは珍しいのではないでしょうか。
これで彼女も名柔道家の仲間入りです。
解説の山口香さんも絶叫していましたね。
対戦相手のデコスは呆然自失でしばらく立ち上がれませんでした。
選考漏れした上野順恵のためにも金メダルは取ってほしかったので、よかったです。

オグシオ、４強入りならず＝末綱、前田組は準決勝へ〔五輪・バドミントン〕(時事通信)
“スエマエ”世界一ペア撃破／バドミントン

オグシオはもちろん可愛いけれど、「スエマエ」は五輪前の壮行会で二人に勝ってますからね。
そこへもってきて小椋が五輪前に腰を痛めていましたし、正直なところメダルは難しい状況にありました。
そういう意味で、実力どおりの結果といえましょう。
しかし「スエマエ」は快挙です。
完全アウェイの逆境ですからね。

松田、理想の泳ぎで決勝へ〔五輪・競泳〕(時事通信)

大会前から狙っていた本命のこの種目、日本記録を更新しての決勝進出ですから、気分をよくしているはず。
一気にメダルまでがんばって欲しいものです。

奥村７位、男子自由形に光〔五輪・競泳〕(時事通信)

日本の自由形が世界最強だった頃にも誰も決勝進出していなかったとは意外です。
順位は目立ちませんが、これはすごいことです。
米国、豪州、日本が水泳三強といわれますが、男子自由形が世界との差が大きく、二強グループの次、という感じでした。
世界との差をつめていけば、名実ともに世界三強と言えるようになるかも知れません。

中村、最後に「気持ちの弱さ」＝メダル争いで失速〔五輪・競泳〕(時事通信)

ここ数年複数の有力候補で世界のトップレヴェルにあったんですが、世界との差が一気に開いてしまった感じです。
伊藤も八位となってしまい、中村と伊藤の二百に期待です。

【北京五輪】競泳　有言実行　北島が本領(産経新聞)

世界新を出して優勝とはたいしたものです。
しかも五十八秒台。
このまま二百でもやってくれるでしょう。

「チョー気持ちいい」は無理やり言わされた感じですね。
ところでこの言い回し、彼の口癖なのか、現代の若者が普通に使う言葉なのか、どっちなんですか？
彼以外使っているところを聞いたことがないもんで。

ここで私の大好きなハギトモのコラムを貼っておきます。
呪縛から解き放たれ、北京で再び輝いた北島

世界の潮流に乗れず＝岐路に立たされた日本－体操〔五輪・ハイライト〕(時事通信)

戦前から「上も下もない銀」と予想されていましたが、そのとおりになってしまいました。
むしろ最終種目で米国を逆転してやれやれというところですね。
テキストしか見ていませんが、細かいミスが出て中国との差がどんどん開いていったみたいですね。
予選ではミスが少なかっただけに残念。
「６－５－４」制ではなくて「６－３－３」制だったことも影響したのでしょう。
引き続き個人総合と種目別に注目です。

五輪＝北島が100ｍ平泳ぎ準決勝2位通過、「決勝のターゲットはダーレオーエン」(ロイター)

こういう波乱含みの展開は予想外でした。
でもこれで楽しく観戦できます。
しかし決勝が午前というのはやはりアメリカでの視聴率を考えたプログラムですね。
柔道は日本シフト。
やはり五輪は商売です。

再びつかみとった栄冠＝内柴、折れない心に輝き－柔道〔五輪・ハイライト〕(時事通信)

こちらはほぼ完璧な柔道で二連覇を達成しました。
不調の時期が長く、もう秋本時代かな、という全日本前の評判を覆して制し、そのまま頂点へ上り詰めました。
日本柔道の五輪二連覇は斉藤・野村・谷の三人しか成し遂げておらず、まさに歴史に残る名柔道家の仲間入りを果たしたことになります。
厳密にはメキシコ（不採用）とモスクワ（不参加）がカウントされないので、完全無欠な指標ではないのですが、それにしても偉業には違いありません。
しかもここにいたる裏話がいろいろとあってなかせるじゃないですか。

しかし谷については全紙金、内柴については数紙が銅の予想。
私も似たような感覚でした。
やっぱりスポーツは何が起こるかわかりません。