天才探しの日々

EMIミュージック、新人発掘セクション「GREAT HUNTING」のチーフ・プロデューサー加茂啓太郎の日々のあれこれ

アドレス変えました

2007年09月25日 | Weblog
諸事情でアドレスを変えました。お手数ですが再度「天才探しの日々、Season2」でブックマークしていただければと思います。

よろしくお願いします。

三軒茶屋 ジュークボックス

2007年09月20日 | Weblog
2曲で100円で、200円で5曲なのを気づかずに
何度も100円ごと入れてました(泣き)
初期ビートルズとかすぐ終わっちゃうので聞きたくなくても店が無音になるのでホテル・カリフォルニアとか長い曲の方が面倒くさくなくて、お徳感はありますね。

森さん今度行きませんか。

レコ屋 フジヤマ

2007年09月20日 | Weblog
ここにあるアーティストがひとつでも引っかかれば行ってみてください。
「FUJIYAM 三軒茶屋」とかでサイトが出てきます。
やる気ない感じの店かと思ったら「ポイント・カードはお持ちですか?」とか言われて驚きました。

ディープ三軒茶屋

2007年09月20日 | Weblog
18日
旧知の友人と食事する予定が「猫が手術でごめん」と連絡。
福岡から来ているエリア・スタッフの大ちゃんから泊まってる先の家で飲みませんかとメイル。
ビール、ワイン、焼酎。オクラって,ヘタのままゆでて食べて平気なんですね。

19日

オーディションのテレビ番組の企画の打ち合わせ。
実現すればかなり面白いと思います。

10年以上ぶりにサーストン・ムーアも来店した日本のアンダーグラウンド専門レコ屋「フジヤマ」に行く。

まぁすごい店です。
一見さんはまず怖くては入れないですよね(写真はじゃがたらの江戸アケミのメッセージを書いた看板です)

中古がなくて新品のみというのがすごいですね。
なのでほとんどがデッドストックです。

97年リリースの女性フォーク・デュオ「メンボーズ」と、88年に出版されていたジャパメタのファンジン(死後)RANDAMを購入。Xの全員の単独インタビューなど
かなり面白いです。

PoPoyansのライブをグレープフルーツ・ムーン。
終演後、楽屋にいったらメンバーはミスが多かったと落ち込みまくり。
これを反省して次回がんばりましょう。
初めて見た大ちゃんは、二人の可愛さに魂もってかれてました。

時間をつぶすのに「エルビス・プレスリーとジェームス・ディーンの店」と書いてある完全に昭和に取り残されたような店を発見。

ジュークボックスがあるのですが、ジュークボックスをかけないと店は無音状態。
100円2曲。メリージェーン、青い影とかかける、店でたら昭和46年くらいにタイムスリップしてたらどうしようかと思いました。





バラ園で歌会

2007年09月17日 | Weblog
17日

軽井沢のバラ園で湯川潮音ちゃんのライブ。
どこでもドアでヨーロッパのどこかみたいな感じ。
限定30人は贅沢ですね。

編成は本人のボーカル&ガット・ギター、アイリッシュ・ハープ、
サックス&フルート、たて笛諸々の二人。

はまり過ぎ。
僕か歌人なら良い歌が詠めると思うのですが、残念ですが出来ません。

アンコールはいきなり「昨日作った曲です。メンバーは適当についてきてくださいね」かなりパンク。これも良い曲でびっくり。

スタッフと「はげ」というのは言葉は差別的なニュアンスだし、
欧米の俳優、ミュージシャンはハゲ全然OKという時代だし、もっと良い言葉はないのかと談義。
結局「ロン毛」の逆で「ノン毛」というのは、どうだろうかという話になる。

これ流行らしたいので皆さん使ってもらえませんでしょうか。


シンクロ。龍

2007年09月17日 | Weblog
15日

チョモランマトマトのライブを見に渋谷BOX
出のSEがJoy Divisionだったり、新曲のモードがポスト・パンクな感じなので、
ベースの山中君とポップ・グループの話などする。
最近ブート並の音質のアルバムが出てますが(レア盤必須なので買っといた方が良いと思います)なぜサードの「We are time」が再発されないんでしょうかね?

久しぶりにある人に会う、当たらずとも遠からずですけど、そんな言わないで下さいよ。僕はずっと大ファンですから。

下北沢ガレージでエレクトリックトイズ企画。



エレトイは久しぶりで見れたのですが、明らかに成長。
いつかポリシックスの林君のプロデュースが面白そうなバンドになるかも。

打ち上げでヨコノリはこの日までに45キロをきるというダイエットに失敗(体重計、持ち込みました)ペナルティーは斉藤君が髪を切るそうです。楽しみ。

見に来てくれたBBBのホリ君、将やんなどと2軒目の何処にも一杯で予備知識なく、クラブに入る(知らない店に飛び込みで入るのは脳トレになるそうです)意外に良かった。
福岡から来たダイちゃんが家に泊まる。

16日
そのダイちゃんと、蕎麦屋が福岡には、ほとんどないので手打ち蕎麦屋。
納豆も東京のほうが美味いそう。そうなんですか?

渋谷文化村スタジオでKUMAMI君のレコーディング。40人近くのコーラスをダビング。練習を聞いてるだけで、「うるっときますね」と新人アーティストにタバコをせがむ新米ディレクター、ツルケンが意味不明。

途中で抜けて日比谷野音でZAZEN BOYSとCRAZY KEN BANDのイベント「Double Punch」を見に行く。

僕もこの2バンドは音楽性は全く違うのに大好きです。
クドカンとか「本人」編集長の北尾さん、BEAの森さんもそうですよね。

雑多なものを取り入れて、それを全て自分のものにしてしまう消化吸収能力がすごいというのは共通かもしれません。

ZBの最後のナンバー「リフマン」(耳から飛び出る登り龍)とかカッコ良過ぎて自分が16歳なら気が狂ってますね。
CKBはアンコール、裏的に最も好きな曲「木彫りの龍」(あっ、どっちも龍だ)
で至福。

明日は軽井沢のバラ園で湯川潮音ちゃんのライブです。
3連休なんですが関係ない日々で。








一週間

2007年09月15日 | Weblog
10日
雑誌オーディションで「Great Hunting」の取材の打ち合わせ。
熱い担当者、日記も見ていただいているそうです。感謝。

尼崎から来たドナテロのライブを見に新宿スタジオ・ジャム。
ここまで伸びやかな女性ボーカルはあまりいないです。

ここは千円で飲み放題とか、2杯目は400円、出演者とスタッフは200円(原価割れしてないですか)と、かなりライブハウスの価格破壊になってるのがライブ・ハウス業界では話題らしいです。
好きな小屋(換気が良くないのが玉に瑕ですが)なので是非。

11日
女性ボーカリストとピアニストの方の打ち合わせ。偶然の出会いは、この仕事は大切にしないと。
また新宿スタジオ・ジャムで室蘭から来たジャッジメント・ストアのライブ
腕相撲は女子にも負けるのに。久しぶりに見たのですが、びっくりするくらい良くなってました。

12日
小気味良いくらい生意気な若者バンドと打ち合わせ。

渋谷B.Y.GでPoPoyansの生演奏オーディションを受けてもらう。
本人達は、はっぴえんどと同じステージに立てたと感動気味。

来年春頃にはやりたいですね。

YSMTさんのナビで3軒。いつもご馳走様です。

13日
打ち合わせ2件。前向きに

劇団イキウメの「散歩する侵略者」を見に行く。
僕は「さみしい」という概念が多分ないのですが宇宙人に盗まれたのでしょうか。

一緒にいった脚本家のUESG女史と。
実は○○○○○がエイズで死んだから、今の東京は・・・・と怖い話
ウィキに書き込みますか。

そういえばGLAYのTERUのエイズ検査の結果はどうだったんでしょうか?

僕はエイズ検査で一回「ネガティブですね」と言われて一瞬びびった事があります。あれはわざといたずらとやられたと思いますね。

14日
福岡からエリアのスタッフの大ちゃんが来る。荷物よりお土産が多いです。
でもマイ・フェイバリット相夫恋の焼きそばは、嬉しい(家で出来るかなぁ?)


渋谷のライナーに移動してチョモランマトマトとブリーチを見る。
最高。
帰宅して見本盤が届いたロキシーミュージックなどの紙ジャケというか紙ジャケはすでに持ってるので、「オビ」「オリジナル日本版ライナー」(字小さすぎ)などを見てご満悦。

僕は1975に「Love is the drug」をFMで偶然、聞いてから音楽はテクニックではなくセンスを感じる事が大事だと気づきました。

BBB関根さんもフェイバリットのイタリアのプログレ・バンドAREAの紙ジャケで初めて聞いたのですが、すごく好きかも。もう少し買います。

茂木健一郎の「芸術脳」はアーティストとの対談集ですがアーティスト志望の方はジャンル問わず読んだほうが良いと思います。







ポッドキャスト更新

2007年09月14日 | Weblog
「できれば部室で暮らしたい」
第35回が更新してます。一説によれば元気がないと言われたんですが、どうなんでしょうか。

良いスタジオ

2007年09月13日 | Weblog
8日
福岡出張
デモを送ってもらった19歳の女性SSWの方とお会いする。
高校出てからほとんど忘れていたピアノをやり直して、ここまで出来るのはすごいです。後は個性ですね。

My Bloody Valentineの”Isn't Anything”のアナログ(CDより全然音良いです)
YENレーベルから出た大田蛍一(発音上は大瀧詠一と紛らわしいです)の「人外大魔境」(未CD化)を購入。
後者はトラックとメロを上野耕司(タラコ、タラコ)が作り、ビジュアル、コンセプト、作詞が大田蛍一、
歌を細野晴臣、鈴木慶一、巻上公一等が歌うというもので、ゲルニカのボーカルが戸川純ではないバージョンですね。

9日
映画「リトル・チルドレン」をKUMAMI君から、是非見た方がよいというので見に行く。
最初は能天気なアメリカ映画かなと思ったら、
これは「アメリカン・ビューティー」「ハピネス」あるいは「バベル」とかと並ぶ傑作。見てください。

幼児趣味の変態役の人がUKのNWバンド、マガジン(石鹸の正しい使い方!)のボーカルに似てますね。

三軒茶のクロスロード・スタジオ(写真)でデモ・レコーディングをのぞく。
彼らのデモを始めて聞いた時から、音の良さが気になっていたのですが、特に機材、スペック的に何かがあるというのはないですが、オーナー・エンジニアの方のセンスが良いのだと思います。
このクオリティーで、この値段はないです。お勧めします。





今年3回目の福岡

2007年09月08日 | Weblog
福岡エリアの発掘スタッフ、大ちゃんのイベントを見に、天神grafという小屋に初めて行く。

福岡も、ここ5年でライブ・ハウスの数、すごく増えてます。ナンバーガールやってる頃はビブレ、Be1くらいしか、200人キャパはなかったです。


ここはバー・エリアとライブ・エリアが分かれているライブハウスの理想的な空間。
ライブハウスのバーカンは大抵バイトが適当に作るし、さらにビールと偽って発泡酒(糾弾!)を平気で出す店がある中、バーテンダーがYシャツ着用でカクテルもしっかりステアして出してくれて素晴らしい。

出演は4-tune,QAREN、ムジカホリ、呑トリオ、デルタ・ド・キャバレー。
福岡の音楽シーンの奥行きを見せてくれました。
でも白眉は呑トリオ、ボーカル&アコギX2名、ボーカル&カホンが1名。
盛り上げる盛り上げる。素晴らしいショーマン・シップ。

打ち上げは餃子&もつ鍋屋、生ビールが異常に遅いと思ったらクレームしたらサーバーが調子悪くて、普通の会社の言い訳と同じなんですけど。
ビールとitは同じなのか。
3000円で飲み放題で、この料理の美味さと量は東京では有り得ませんね。
福岡に住んだら1年で5キロは太ると思います。

ナンバーガールをSEで使ってくれているバンドがいたり、拙著を読んでくれているメンバーなどいて、ありがたい限りですよ。

最後は大ちゃんとサシノミで、あっという間に4時半。

写真は親不孝通りの、そこに入って出てくると、まじで昭和へタイムスリップするんじゃないかと思う喫茶店。今度挑戦してみたいと思います。