目指せ!焼酎全制覇!

呑み助σ(グ店レ)の《無謀なるライフワーク/Reckless Lifework》

11本目は、米焼酎【萬屋次兵衛】です。

2005-01-18 17:37:59 | 
2005年始めの1本は、熊本県球磨郡水上村、松下醸造場謹製の【萬屋次兵衛】です。
とても歴史の在る蔵元で(現在13代目)銘は、初代当主の名からだそうです。
この焼酎は1978年に仕込まれておりまして、26年という永い時を経て漸く市井に
出回るという、米焼酎では稀有な1本ですね。
口当たりですが、蕩けそうなほど柔らかくシルキーな印象です。
これは球磨地方の良質な軟水と米麹、そして26年の時が成したのでしょう。
味わいは、とても焼酎とは思えない位、芳醇、そして芳しく鼻腔を抜けていく
ホワイトオークの薫りに陶然となります。
呑み方ですが、じっくりと氷を溶かして呑むのがベターですが、
σ(グ店レ)は、より香りを楽しんだり、酒肴と一緒に味わいたいので、
酒6:お湯4位のお湯割りで呑みたいですね。


10本目は、米焼酎【寿萬亀】です。

2004-12-02 15:04:19 | 
10本目は、千葉県鴨川市産、亀田酒造謹製の【寿萬亀】です。
日本酒界ではとても有名な同銘の【寿萬亀】。
この焼酎は、その大吟醸の粕を仕込んでいます。
σ(グ店レ)は、ここの【見返り美人】という銘の大吟醸酒を呑んだ事がありまして、
とても柔らかな口当たりと、上品な甘さのおいしい日本酒だったと記憶しています。
口当たりは、泡盛ほどでは無いのですが、きりっとしていますね。
σ(グ店レ)は泡盛は別物として、硬い飲み口の米焼酎が不得意なのですが、
この【寿萬亀】は、中々に味わいも良く、麦焼酎に近いのかなという印象です。


9本目は、黒糖焼酎【三年寝太蔵】です。

2004-09-14 14:23:49 | 黒糖
9本目の焼酎は、鹿児島県大島郡喜界町産、喜界酒造謹製の【三年寝太蔵】です。
銘の通り3年間寝かせた黒糖焼酎に、更に5~10年寝かせたものをブレンドした古酒です。
飲み口は、黒糖焼酎らしい柔らかい飲み口を、更に角の無いまぁるい口当たりに
仕上がっているのは、さすが古酒100%といったところですね。
味わいも、古酒ならではの熟成された甘さと、芳醇な香りを楽しめます。
まったりと、氷を浮かべて呑みましょうか。
洋酒好きの方、特にラム酒を良く呑まれている方は、是非お試しあれ。

8本目は、芋焼酎【松露 特別蒸留原酒】です。

2004-09-10 14:52:33 | 
8本目は宮崎県串間市産、松露酒造謹製の【松露 特別蒸留原酒】の紹介です。
芋焼酎心水(もとみ)を一切の加水をせずに、
焼酎最高度数の44度まで特別に蒸留した芋焼酎です。
飲み口ですが、柔らかな口当たり(米麹だからでしょうか)ですね。
味わいは、とても濃厚な甘藷の甘さと、香りが印象的です。
ただ、芋焼酎をあまり呑まれていない方には、少しクセが強いかも知れません。
いわばマニアックな味なので、万人受けはしないかと思います。
呑む時は、是非とも黒ぢょか+割り水にて、軽めに燗をして呑むのが絶対にベストだと
思いますね。

7本目は芋焼酎【魔界への誘い】です。

2004-08-23 15:55:21 | 
7本目の焼酎は佐賀県は、鹿島市産、光武酒造場謹製の【魔界への誘い】です。
日本酒の蔵元が製造している芋焼酎で、最近人気があるようです。
プレミアにはなって欲しくないものです。
麹は黒麹仕込み、常圧蒸留にて醸出しています。
飲み口&味わいはその醸出の特長が良く出ていて、
香ばしい芋の風味と、甘みがとてもバランス良く、
人気があるのも頷けます。
飲み方ですが、σ(グ店レ)は、香りや甘みを楽しみたいので、
くろぢょかで割り水+ぬる燗で呑んでいます。
酒肴は少し脂っこいものの方が良いようです。
荒引のソーセージとか、炙ったベーコンなんかで呑るのはどうでしょう?

6本目は芋焼酎の王様【青酎】です。

2004-08-01 13:24:00 | 
6本目にして、早くも紹介してしまいます。
東京都は青ヶ島産、青ヶ島酒造謹製の【青酎】です。
まずこの焼酎の入手困難な事といったら。
捜し求めて5年という話も聞いたことがある位です。
そんなσ(グ店レ)は幸運にも、一発目で買い求める事が
出来ました。バッカスに感謝です!
そんな貴重な【青酎】はどのような環境で作られているのかを、
少しだけ紹介しておきます。
青ヶ島というのは、伊豆諸島の有人の島では最南端に位置する、
人口が200名程の日本で最小の自治体(青ヶ島村)の火山島(休火山)です。
元々【青酎】というのは、地元の人々の為の焼酎、
島酒ですので、当然量産する筈も無く、
その生産も、10名ほどの農家の方々によってのみ作られている焼酎なのです。
それでは、いよいよ飲み口について。
飲み口はとにかく押し出しが強いというか、荒々しく
駆け抜けていく感じ。う~ん爽快!
味わいは、野趣溢れる芋の強烈な風味にノックアウトされます。
しかし、その余韻がなんともいえない恍惚感で、
それを感じたいが為に、再び一口、また一口。
呑み方は、6/4の割り水、黒ぢょかがσ(グ店レ)は一番
美味しく呑めると思っています。
そんな我が家の【青酎】も残り僅か(泣)
無くなったら、次は何時呑れるのか分からないので、
かみしめて呑む事にします。

5本目は芋焼酎【八丈鬼ごろし】です。

2004-07-31 13:32:25 | 
さて、5本目の焼酎は芋焼酎初紹介となる、
東京都は八丈島産、八丈興発謹製の【八丈鬼ごろし】35度です。
芋焼酎といえば、九州産が圧倒的な認知度だと思います。
しかし、九州以外でも芋焼酎というのはかなり
昔より作られていて、大方は九州出身の人々によって
伝えられて、その土地の地酒となっていったようです。
この【鬼ごろし】の歴史も古く、1853年(黒船来航)からと
いいますから、150余年の歴史があります。
伊豆諸島の芋焼酎は麦麹を使っている所が特長です。
それでは、【八丈鬼ごろし】の飲み口について。
飲み口は、香ばしくてキリリとしていますね。
この辺りが麦麹を使っている影響だと思います。
味わいですが、芋の甘みの後に、麦のフルーティーで
キリリとした味が残る感じです。
芋焼酎特有のくせも余り感じませんので、万人受けする
逸品だと思いますね。料理の邪魔もしませんし。
σ(グ店レ)はかなりお気に入りで、常備酒のひとつになっています。
呑み方はやっぱり割り水+黒ぢょかが一番おいしいですよ。

4本目には【朝日】をどうぞ

2004-07-30 14:05:05 | 黒糖
4本目の焼酎は、鹿児島県は、喜界島(喜界町)産、
朝日酒造謹製の【朝日】の30度です。
恐らく黒糖焼酎では、ポピュラーで人気がある銘柄だと
思います。
九州の焼酎の良さは、原料もさることながら、
仕込み水に尽きるかと思います。
【朝日】も喜界島のミネラル分が豊富な地下水(硬水)で
仕込まれています。
飲み口は、黒糖系のスッキリしていて、とても呑みやすいので、
女性にも人気があるようです。
味わいは、ふわっとした甘さが心地よく、後味も軽やかです。
黒糖焼酎の素敵な所は、ほんのり甘いのと、きつくない
後味だと思います。料理の邪魔もしないので、
色々な場面で使えるし。
σ(グ店レ)は黒糖焼酎だと、殆どロックで呑んでいますね。
但し、焼酎は必ず、1晩酒器&冷蔵庫に入れておいて慣らして
よく冷やしてから呑ります。
折角おいひいのを呑るんですから、これ位はしないと・・ね。

3本目は大麦の個性を活かした【べいすん】

2004-07-29 19:28:58 | 
3本目は宮崎県は、都城産、柳田酒造合名会社謹製の【べいすん】です。
飲み口は流石酒造好適水でも有名な霧島山の地下水を
仕込み水に使っているだけあって、柔らかな飲み心地です。
味わいがまた独特で、カカオに似た香りと、どことなく
ウィスキーの様な味わいが印象的です。
飲み方は、割り水か、お湯割りがお勧めです。



優しく酔わせる【れんと】

2004-07-26 23:00:15 | 黒糖
2本目は鹿児島県は名瀬市産、奄美大島開運酒造謹製の【れんと】の25度です。
飲み口はとてもたおやかで、すぅーっと溶け込んでいく感じですね。
味わいも正比例して、くどくない甘さ。
きれいなブルーの瓶もイメージとピッタリでいいですね。。
呑み方は水割りやロックがよろしいようです。。
特にロックは、元々すっきりしている味わいなので、
σ(グ店レ)はお気に入りの呑み方ですね。。