花々楽しい日

布合わせを楽しみながら キュートで物語のある布小物を作っています

マリメッコ電車に乗りたくて…

2018-06-08 | おでかけ

 毎週トレーニングに通っているクリニックの待合室で見た雑誌

OZmagazine (オズマガジン) 2018年 06月号

ここに載っていたマリメッコの電車に乗りたくて

マリメッコ好きの同級生のナム(イラストレーターのタカタカヲリさん)と一緒に
静岡県まで行って来ました

掛川⇆新所原を走るマリメッコ電車は不定期運航
しかも運航ダイヤは2週間前にならないと発表されません

2人の予定を合わせて6月7日に決定 

 しかし 週間天気予報では降雨確率70%
さらに関東は梅雨入り宣言

にもかかわらず
前日から傘マークが消え

 

晴天!

日傘を持ってくればよかったと思うほどの
輝かしいお天気でした


マリメッコ電車は天浜線という
1両編成のディーゼル車です
(マリメッコではない普通の天浜線電車でも)
1時間1本なので気軽に途中下車もできません
ネットで検索するのがまどろっこしくなり
天浜線の営業部に電話してみました

とても親切に応対してくださり

たくさんのパンフレットを送ってくださいました

歴史的に有名なところや
電車好きにはたまらないスポットなどみどころはたくさんありますが
今回はマリメッコ満喫コースに(笑)

 まず掛川まで新幹線(こだま)で行き

10:57分発のマリメッコ電車に乗車

 

カーテンは布を2重使いしています!

マリメッコ好きにはたまりません 

フリー切符を買っていくつかの駅で降りました
とてもレトロな無人駅が多いです 

1番行きたかったのは

都田駅
ここも無人駅です

マリメッコが見えます!

しつこいようですが
無人駅です!

北欧好き ファブリック好きのハートをわしづかみです

ただ一つ悲しかったことは
マリメッコ電車が走っている貴重な貴重な1日であるにもかかわらず

マリメッコ尽くしの駅cafeが

お休みだったことです

ひ・ひ・ひどい・・・

でも、気を取り直して次の目的地へ

都田駅から10分ちょっと歩いたところにある

ドロフィーズキャンパスへ

ラベンダーが咲き モンキチョウが舞う

ハンモックが揺れ

ハートの池?

ハートだ!!

ガラスやワイヤーや木工品が販売されています

 

ランチは奥に見える黒い建物の「DloFre'sCafe」へ

そば粉のガレットおいしかったぁ~

 

 

ちょっと外国に来た気分になります

北欧のペパナプがズラリ

北欧色が漂ってます

ここでお茶しました

 

 ペパナプのお店の人も、カフェの美人のお姉様も、
写真を撮ってくれた青年も、二俣本町駅で会ったおじさんも、
道を聞いたおじいさんも パンフレットをいっぱい送ってくれた営業部の方も
出会った人たちがみんな優しく
こちらまで穏やかな気持ちにさせてくれました

帰りは浜松から新幹線で…
久しぶりの新幹線も楽しかったです

天竜浜名湖線(スローライフトレイン)
また違う季節に行ってみたいな
駅cafeがオープンしている日に・・・

 

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最近読んだ3冊と今見てるテレビ番組

2018-05-02 | 読書記録

 

ミーナの行進 小川洋子著

 北欧の童話に出てくるような香りがするのに、舞台は芦屋です

阪急電車や夙川や六甲の奥池や甲南などなど
私が行ったことがある所ばかりです

朋子もミーナも伯父さんも伯母さんもローザおばあさんも
米田さんも小林さんも純一さんも水曜日のお兄さんもとっくりさんも
そしてコビトカバのポチ子も!
みんなのことが大好きになりました

なぜ北欧っぽいと思ったのか?
それは挿絵だと思います
ミーナのマッチ箱の絵が特に好きでした
私が読んだ本の中で挿絵ベスト1決定です!

大事に大事に読みましたが
ポチ子が死んだあたりからは泣きながら一気読みでした

図書館本だったので返却しなければならず
別れ辛かったので文庫本を買いましたが
挿絵の数が圧倒的に少なかったので
読んでみたい人は是非単行本で!!


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



はじめての文学 小川洋子

はじめての文学シリーズを初めて読んでみました
(このシリーズは全12巻)
若い読者向けに作家本人がセレクトした短編集


小川洋子さん本の装丁は、薄桃色の大きな丸。
現実と非現実の境がうすぼんやりとした彼女の小説の特徴が表れている様に思います

ほのぼのとしてどこか懐かしさを感じた「ミーナの行進」を読んだ後だったので
あの世界の続きを求めて読み始めたのですが
最初の作品「冷めない紅茶」でミーナとは全く違うことがわかりました

流し読みでは理解不能
理解するには読解力が必要
そして、テスト問題が作りやすそうな文章(笑)

その他の作品も内容が深く
読後しばらく経っているのに、まだ登場人物の残像が残っています
特に「バックストローク 」の弟のことは、しばらく忘れられそうにもありません
まだ、薄桃色の丸の中をぐるぐる回らされているようです


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


今朝の骨肉、夕べのみそ汁 (講談社文庫)

小泉今日子書評集」を読んでピックアップしておいた本の3冊目
(「漁師の愛人」と「ミーナの行進」もピックアップ本)

文庫本のタイトルは「今朝の骨肉、夕べのみそ汁」ですが
小泉今日子書評集で紹介されている本(単行本)のタイトルは
「それにつけても今朝の骨肉」でした

すごいインパクト!

この本の作者である工藤美代子さん(ノンフィクション作家)の父親は
「ベースボール・マガジン」の創設者

父の妾、腹違いの兄妹弟、身障者の兄、「パパが死んだら赤飯を炊く」と豪語する母。
どんな骨肉の争いが繰り広げられるのか? ドロドロの愛憎劇かと思いきや
(淡々と書かれていることもあり)骨肉は骨肉だけれど、みんな骨太でした

美形で優秀な兄や姉と違って、自分は不細工で学校の成績も悪く、
父からも愛されていなかったと言うことが何度も書かれていますが
3回も結婚していますし、婚約指輪を一度に3個(違う人から)もらったりしているんです
達観的でたくましい作者のノンフィクション作家としての著書も
読んでみたくなりました


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


3月にテレビとレコーダーを買い替えたのですが
新レコーダーが6チャンネル分×24時間を7日間全部録画してくれていて
(約7日間で上書きされ、古いのが消されるしくみ)
これのお陰で、好きな時間に見たい番組を
CMを飛ばしながらザクザク見ることができるようになりました

ニノがお医者さん役で出ているブラックペイン
豪華なピアニスト陣(吹き替え)のアニメ「ピアノの森」
「ピアノの森」が始まる前は「関ジャム」←楽しい♪
クラシック好きなので「題名のない音楽会」と「恋するクラシック(BS日テレ)」
花男を(動画で)見たので「花のち晴れ」も一応見ておく

そしてですね~
佐藤健ちゃん目当てで見始めたNHKの朝ドラ「半分、青い。」
律くんにキュンキュンしながら見ていたら
すごいことになってきました!!!

いつもポケットにショパンが!
おしゃべり階段が!!!!!!
東京のカサノバが!!!!!!

くらもちふさこさんの漫画が
劇中漫画として「実名で」出てくるんです!

作者名は「秋風羽織」になっていますが
しかもこの作者が男だった
それがトヨエツ(豊川悦司)って~~~

あ~もうもうもう楽しみだ~!
五平餅たべた~い!

 

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ラフマのピアコン3とドボ9@8王子

2018-04-22 | おでかけ

「東京の果て」というイメージがあった八王子まで行ってきました
@八王子オリンパスホール

大友直人さんの指揮にも惹かれましたが、
今回はなんと言っても、18歳の青年が弾く
ラフマニノフ
のピアノ協奏曲第3番が聞きたかったから
いや、この目で見たかったからです

ラフマニノフ自身とても優秀なピア二ストで
驚くほど手
の大きな方だったそうですが
そうでないと弾けないので
はないか?と思うくらいの難しさと言うのを
耳でも目でも
確認できました
日常会話的に言うと「くそ難しい曲」です!
そして、ピアノは打楽器なんだということもよくわかりました

ロシアの重々しさや荘厳さが根底にあるラフマニノフの曲
牛田智大くんの演奏にブラボーの嵐でした
終わった後、大友さんの長い両腕が牛田くんを包み込む姿が美しかったです

もう1曲はドボ9
2楽章の「遠き山に日は落ちて」が有名なドヴォルザーク交響曲第9番
ピアノコンチェルトの時はピアノに隠れて見えなかった大友さんが
舞台の真ん中に麗しく立ち
激しくも優しい指
揮振り
指の先の先まで本当に美しい方です

誰もがどこかで聞いたことがある主題のメロディ
子供の頃母が買ってきたレコードの1枚がこの曲で
応接
間の木目調ステレオに黒い盤を乗せ
ダイヤモンド針を落
とし聴いていました
じんわり懐かしさがこみ上げます

このメロディは木管楽器が吹いていたんだとか
ここはビ
オラとチェロが弾いていたんだとか…
目で見ることによっ
て確認できたのは
生演奏とオペラグラスのお陰です


見た目が理系っぽいコンマス(矢部さん)の
熱いバイオリン
も素敵でした

ラストの盛り上がり…の直前
一瞬の静寂の後
指揮者やコンマスが鼻で息を吸う音!
共に、主題が奏でられフィナーレへ

「最後は遥かな故郷を夢見るかのような
管楽器によるホ
長調の長い和音のうちに余韻を残しながら閉じられる。」

都響の冊子より引用しました

どちらの曲も素晴らしく
よっこらしょと、八王子まで行った甲斐がありました


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源氏物語の世界~雅楽演奏会

2018-04-22 | おでかけ

新緑の皇居に行って参りました

 

(合唱友達にチケットを頂いたので)
千数百年の歴史に及ぶ伝承を守る宮内庁式部職楽による
雅楽演奏会の鑑賞へ

 


その雅な世界は、まさに源氏物語です


前半は管絃
笙の笛や鼓の音色からα波やマイナスイオンが出ているのでしょうか?
強烈な睡魔でトランス状態に陥りました

 


休憩を挟んで、後半は舞楽
お雛様飾りの右大臣左大臣のような格好をした人が
太極拳みたいにゆっくりゆっくり動きます

光源氏と頭中将が舞った青海波はこんな感じだったのだろうと
脳内変換しながら鑑賞していたので、意識を失うことはありませんでした

平安時代に端を発し、宮廷、貴族社会、有力社寺で
演奏されてきた雅楽を鑑賞することができるという
とても貴重な経験をさせて頂き
ありがたき幸せでございました。

 

余談ですが

皇居内にて・・・

何を覗いてるの?

向こうに何があるの?と思って私も覗いてみると…
館の中で剣道の練習をしている姿がチラッと見えました


春の皇居、GW頃はツツジが満開かな?

 

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漁師の愛人

2018-04-19 | 読書記録

森絵都さんの「漁師の愛人」読了

プリンが出てくる超短編3つを含む5つの短編集。
表題作の「漁師の愛人」が一番前のめりになって読んだ

北国 日本海 漁師町 
この3点を想像しただけでもカラッと明るい日々は浮かんでこない
男は動かず 女は座らず それが土地の古いしきたり
姑 大姑たちから、深海魚をねらう銛(もり)のような視線で見られ
「二号丸」と隠語で呼ばれる「愛人」の私
悲惨なシチュエーションだったが
ラストはちょっと救われた気がした

「私の吐く息で海が白く濁った。」

「壊れたメトロノームのように脈が乱れて、
私は灯油ストーブの前に身をすくめた。
零下十度と戦う炎に頬がじんと熱い。」

作者の使う表現が
ゆっくりと動く絵画のようで美しかった

思いがけず、合唱というキーワードが出て来た
そうよ!合唱が人生の転機になったりするのよ!
と作者と円香さん(本妻)に握手したい気分になった(笑)

もう1つ
「ア・ラ・モード」の中のエピソード
「ユニクロのブラトップのせいで、
日本の女の胸がみんな同じ形になった」には爆苦笑。
私も愛用しております~

 

漁師の愛人
森 絵都
文藝春秋

 

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あの頃の未来にいる

2018-04-18 | 読書記録

合唱と読書メインの日々なのでなかなかハンドメイド記事が更新できませんが
生存報告的に読後エッセーをUPしておきます

 

 

星新一さんのショートショートを読んだのは40年ぶりだろうか
中学生の頃友達に勧められて読んだ「ボッコちゃん」が面白くて
次から次へと漁る様に読んでいた
制服のブレザーの右のポケットには
いつも星新一さんの文庫本が入っていた
私は今、あの頃の未来に生きている

あの頃の未来の目安はまず西暦2000年だった
まだまだ先の話、中学生だった私が35歳を越えているなんて
まさに未来だ
その頃は結婚して子どももいるだろうと思っていた

そして今は2018年
確かに結婚はしているし、子どももいるし、
(私が子どもの頃一番恐れていた)「母の死」も経験している
が、手芸作家として本に載ったことや、
あんな運動音痴だった私が10km以上走っていたことや、
オーケストラと歌うために日々練習をしていることなんて、
私の未来予想図には全く記載されていなかった

星新一さんの描く未来はもっともっと先の未来ではあるにしても、
40年前と比べると今はあらゆることが進化(変化)している
手のひらサイズの四角く平たいものの中に時計やカメラやコンピューターや
万歩計やレコーダーやラジオや電卓や辞書や…電話まで入ってるなんて!
これぞ未来の逸品ではないだろうか

昭和期に書かれた星新一さんの作品からすると
平成末期を生きている私の今は、
「あの頃の未来」なのだ
そう思いながら読むと
ちょっとした答え合わせをしている様で
すごく楽しかった

そして、時を越えた今読んでも
星新一さんのショートショートはとても革新的で皮肉たっぷりで
次の未来に思いを馳せてしまうものであった

 

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10年に1度の八代の日にブルーノート東京で

2018-04-07 | おでかけ

ブルーノート東京での八代亜紀さんのライブに行きました

昨日は人生初のBlue Note Tokyo


"World of AKI YASHIRO"

なみだ恋と雨の慕情と舟歌を歌ってくれたらいいなぁ
とかって話しながら夜の表参道を歩きました

お店の前ですでにテンションアップ


中に入ったら、おしゃれな空間にクラクラ


席に案内されたらまさかの一番前


え?ここにあの八代亜紀が立つの?と目を疑いたくなる近さ

 

9時開演なのに…
まだ15分あるのに60からのカウントダウン


なぜカウントダウン?と思ったら

昨日は2018年4月6日で10年に1度の846(ヤシロ)の日
亜紀ちゃんのヒット曲が流れる中


8:46 八代の時間を迎えました

2018年4月8日 8時46分

 

9時になると、鮮やかなピンクの衣装で亜紀ちゃん登場!

最前列の人とボックスシートの人はもれなくハイタッチ🤚
生の八代亜紀とハイタッチしたのよー!

今日はジャンルレスよ!
ジャズもロックもブルースも演歌も歌うわよー
の言葉通り様々な曲を歌って下さいました

「山谷ブルース」
あのハスキーな声でビブラートをきかせながら歌うんです
もう、たまりません!

デビュー7年目にして初ヒットとなった曲
♪夜の新宿 裏通り
肩を寄せあう 通り雨〜♪
「なみだ恋」キター!

やっぱ演歌は良いわー
振り付きの「雨の慕情」もかぶり付きでガン見

子どもの頃嫌いだった演歌も
大人になるとこんなに心に沁みるのね

「ヘビメタって知ってる?
鼻にね、釘が刺さってる人が歌うの…」
そう言わないと皆さんわかってくれないのよねーって(笑)
そこへ天を突き抜けるようなギターソロが!
MU-JO(ムジョウ)
亜紀さんめちゃカッコいい!!

歌はカッコいいけど
トークは可愛い(笑)
天真爛漫?天然?
とっても憎めない人です

嫌なことは忘れましょう!
今を楽しみましょう!
それが八代の哲学です…と。

何度も目が合ったし
ねぇ! うん!とアイコンタクトが取れたりできるとってもスペシャルなお席でした

アンコールは2曲
と思いきや、ライティングが変わり
黒いドレス(途中で衣装チェンジ)の亜紀ちゃんが暗闇で妖しく光る
ブラックスワンの様に美しく
そこに静かに流れる3曲目の前奏

お酒はぬるめの燗がいい
肴はあぶったイカでいい

キタ!舟歌ーーー!

泣きそうになりながら聞いてました
でも、あのアカペラ部分は歌わないんです
歌ってくれないんだと思っていたら
最後の最後に。。

沖の鷗に深酒させてよ
愛しあの娘とヨ
朝寝するダンチョネー

感涙もののエンディング

結局、聞きたかった曲は3曲とも聞けたし
他にも良い曲がいっぱい
最高の夜でした

友達と余韻に浸ったあと
ゆっくりブルーノート東京を出ました

すると脇道に高級車が停まっていて
ナンバープレートが
846
この車、絶対亜紀ちゃん乗るよね?

スタッフが荷物を積み込んだりしていたので
近くに行き立っていると(ファンの方は他1名のみ)
すぐに亜紀ちゃんが出て来て
私たちの所にも来てくれて、握手してお話してくれて
車に乗り込んでからも手を振って「またねー!」って…

 

そんな楽しい八代の日でした
(鼻の奥にまだ亜紀ちゃんの香りが残ってる…)

 

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2~3月の読書報告

2018-03-24 | 読書記録

私の日常生活となっているもの
1つは歌の練習(主に音取り)

もう1つは読書
(縫い物はお休み中)

歌いたい歌がたくさんあるように
読みたい本もたくさんあります

2月は短編集で読んで気になった作家さんのものを
図書館で借りてきて読みました

BLというのはわかって読み始めたのですが
私のBLのイメージは美少年同士の恋愛

なのに、全く違う!
私の予想とはかけ離れていました

普通に生きていたら知り得ない世界だし、知りたくもなかった世界なのですが
文章の上手さで引き込まれ、次へ次へと読み進みます
特に3つ目の話「檻の外」のラストは一気でした
先が気になり全神経を目と脳に集中させて読み抜きました

感情移入すればするほど辛い内容ではありましたが
2つ目の「脆弱な詐欺師」に芝さんが再登場した時はスカッとしました
芝さんがなんの罪で服役していたかはわかりませんが
全体を通してカッコ良かったです

このシリーズには登場人物の後日談があります
箱の中」に入っていた話の1つである「檻の外」のノベライズ版の中に…

表紙の絵がちょっとアレなんです
「檻の外」は既に読んでいるので
他の2つ「雨の日」と「なつやすみ」を読むために借りてきました

「雨の日」の方はBL(ボーイズではなく、おじさん2人だけど)の話で
ちょっと勘弁してくれよーな感じでしたが
ラストの「なつやすみ」が良かった

この話のために「箱の中」「檻の外」「雨の日」を読んできたのかもしれないと
思うくらい心にズシキューンと来ました
温かい愛を感じ、涙が溢れました


かなり前(半年以上は前)に予約していた本が届いたというメールが
図書館から着ました

上野で開催されていた「怖い絵展」を見に行く前に予約していた本です
文庫本だったので、絵が小さくて細部が見難かったり
難しい熟語が出て来たりしたので、スマホで検索しながら…

中野京子さんの知識、表現力、目の付け所、筆力はなんなんだ?
絵が怖いのではなくて、絵の裏に秘められたさまざまなドラマが怖い
絵画の鑑賞法を提示された、そんな斬新な絵画エッセイでした


本(怖い絵)を返却しに行った時
目に入ってしまった本を連れて帰ってきてしまいました

ドイツの作曲家メンデルスゾーンは富豪の家に生まれ
充分な教育のもとで多彩な才能をのびのび開花させ
穏やかな結婚生活を送り、良き友人たちと交流し
作品は人気を博し、おまけに容姿にも恵まれていた
という「幸せな音楽家」という知識はあったのですが…
ユダヤ人として差別を受け、優等生として周囲の期待に応えることを優先し
果たして幸せだったのかどうか…
そんな彼の運命に絡んで来る2人
デンマークの童話作家アンデルセン
スウェーデンの歌姫リンド
アンデルセンってこんな人だったんだ!というだけでも驚きなのですが
そこから巡る巡る運命の糸車
どこまでが本当の話かはわかりませんが
とても興味深い19世紀ヨーロッパの話でした

中野京子さん物をもっと読みたくなったので
同じ作家シリーズが続きます
 

肖像画から紐解く、ロシア・ヨーロッパの王族の話
おとぎ話に出て来るような、民に愛された優しい王様と美しいお妃様はどこにもいません
どす黒い王宮のカーテンの陰で、残酷な王が奸計を巡らす
生まれ落ちた瞬間から政治の切り札に使われる
悲しい女たちのあまりにも酷い結末

陰謀、毒殺、幽閉、斬首、四肢切断…
死屍累々

大学受験では世界史を選択していましたが、
イワン雷帝にしても、ヘンリー8世にしても
こんな話は記憶にありません
習った記憶もありません
R18だったのかもしれないと思うほどの残酷さでした


またまた届いた半年以上前からの「予約本」

キョンキョンってこんなに文才がある方だったんですね
自分の言葉で、自分の意見を書いていて
書評なんだけど、しっかりエッセイにもなっています
「私も読んでみたい」と思う本が多々あり
付箋を貼って行ったら、最後(付箋の数)は11枚になっていました

 

またまたまた届いた「予約本」
しかも、これは簡単に読めるような本ではなさそう
表紙からして重い。。

ピカソのゲルニカを巡る物語で
ピカソが生きた1930年代頃の話と
アメリカ同時多発テロの起きた頃の話が交互に展開

待ち人の多い本なので、貸し出し延長は不可。
ダッシュで読むか、諦めて返却するか
「少し読んでから決めよう」と思いつつ
そのまま4日で読み切ってしまいました(かなり斜め読みですが)

ヨーロッパの近代史(第二次世界大戦の前)の勉強にもなりました

 

 とりあえず報告はここまでにしておきます
フェイスブックでは読後すぐにUPしているのですが
こちらではまとめて(備忘録的に)

スマホに入れているアプリ「読書メーター」によると
私は1日平均45~50ページ読んでいるようです

はい、首には気を付けます(^-^;

 

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元気です報告

2018-03-23 | おでかけ

あまりにも放置していて・・・
頸椎悪くして寝込んでいるのではないかと思われていそうなので
生存報告しておきます

3月は合唱の本番が2つあったことと
1年近く前、図書館に予約していた本の順番が続々と回ってきたため
歌うのと読むのに必死で全く縫い物ができず

日々のことをブログに書く気にもなれず
そうこうしているうちにブログランキングの順位が地の果てまで落ちたので
なんだか気が抜けてしまい
フェイスブックに日記を書くことで終わらせてしまっていました

フェイスブックはスマホで投稿しているので
とっても気軽にとってもマメに記録を残しているんですけどね

こちらは20日間も放置

こんなに長く更新しなかったのは
ブログ開設以来初めてです


なので、サクッと報告

3月11日はすみだトリフォニーホールにて
ベートーヴェンの第九とチャイコフスキーの大序曲1812年
(アンコール曲はモーツアルトのアヴェヴェルムコルプス)を歌いました

※写真はゲネプロ中
このコンサートは新日本交響楽団さんの100回記念演奏会
1曲目の1812年では大砲(の代わりのバスドラ)が祝砲の様にぶっ放されました
ナポレオンのコスプレをした方が大砲の横で剣を振るう姿はちょっと笑えました
第九も、トリフォニーホールの素晴らしい音響効果に助けられ
何度も神が降りた様な瞬間を感じることができました
特別なアナウンスはありませんでしたが
舞台の上の私達も、聴きに来てくださった方達も
皆7年前の3月11日を思い、祈りを捧げていたと思います

 

3月20日はカトリック東京カテドラル関口教会の聖マリア大聖堂で
マーラーの交響曲2番「復活」とヘンデルのハレルヤコーラス(アンコール曲)を歌いました

ここのカテドラルは丹下健三氏の設計で
普段はさまざまな宗教儀式が執り行われていますが、音楽ホールとしても巧みに設計されています


音響の良いサントリーホールでさえ残響1.7秒なのに、東京カテドラルは残響6秒
動から静に移った時の響きの余韻に、心の奥が痺れました

 

復活は5楽章からなる大曲合唱の出番はラスト15分弱
今回は2楽章と3楽章の間に休憩が入り、私たちはそこで入場したので
5楽章の終わりの出番まで35分間直立不動で待たなくてはならず…
そこはかなりきつかったのですが、待たされた分最後の最後はエンジン全開で
fffでの高音を歌いながら天高く舞い上がることができました


ついでに観劇報告2つ

 

 三谷幸喜さんの舞台はチケットが取れないと思い込んでいたのですが
オープンダッシュしなくても取れちゃったんです

新橋演舞場なら3階席でもよく見えるので
お安い席での観劇でもノープロブレム
花道以外はしっかり観ることができました

中村獅童さんは歌舞伎の時よりイキイキしてるような気がしました(笑)
笑いを取る演技もダイナミックで面白いし
さすが歌舞伎役者!だけあって
ここぞという時はしっかり決めてくるのがすごい
松岡くんは必殺仕事人を彷彿させる格好良さ
田中圭さんも良い味出していて好感度アップ
八木亜希子さんにも大爆笑

3階席の後ろには歌舞伎の時の様に大向こうさんがいて、獅童さんの見せ場の時には
「萬屋!!」と掛け声
その直後、松岡くんの台詞の時に
「TOKIO!!(トキオ)」と声がかかり爆笑&拍手でした

いやぁ~笑った笑った
涙が出るくらい笑ったのは久しぶりでした←たぶん




 宝塚歌劇団花組公演の「ポーの一族」を観に行きました

高校生の頃に読んだ萩尾望都さんの「ポーの一族」
語れるほど記憶していませんが、あの世界観は脳裏に焼き付いています

とにかく美しい!完璧な再現でした
衣装もカツラもカラコンも素晴らしすぎる


特にみりおちゃん(明日海りおさん)のエドガーは非の打ち所なし
柚香光さんのアランもビジュアル最高でした!

 

 ま、他にもこまごまありますが
あとはほとんど合唱レッスンのことなので割愛します
でも、フェイスブックでは合唱レッスンの話が1番楽しみにされています
超怖いことで有名な先生で…毎回ネタが豊富すぎ(笑)

 

 

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もうどこにいるかわからないくらい(順位が)地に落ちているし
ハンドメイドネタでもないので
ぽちっとしてねなんて言い辛いんですけどね (^-^;

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赤で攻めた楽譜カバー~エッフェル塔~

2018-03-02 | ソーイング・その他小物・衣類

楽譜の汚れ防止とやる気向上のためにご注文頂いた
楽譜カバーを作りました

好みを聞くと「赤が好き」「花はOK 動物はNG」とのこと
そこへ私のマーラーの交響曲(の楽譜)のイメージを加味して

布を選びました

楽譜は持って歌うので、カバーがピッタリ合っていなくてはなりません
(同じ楽譜を持っているので)フィット感を確かめながら作りました

基本的な作り方はコッカファブリックさんのサイトにて
無料レシピ公開中のA4ファイルカバーと同じです

ファイルカバーの方は下側にポケットを付けていますが
今回はすくっと立ったエッフェル塔を目立たせるために

ペンポケットを背中につけました

 

トラコミュ
エッフェル塔Club

私が部長~♪

 

マーラーの大曲「千人の交響曲」の音取りに悪戦苦闘中の合唱仲間多数

この音の次はこの音が歌いたくなる…という理論(和声)が
少しずつ分かり始めたのですが
マーラーの交響曲8番は、全く予想外の音が来たりします
しかも跳躍(高低差)が激しい部分があり
大苦戦しています

 

音取りまで購入

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