ひでちゃんの仕事サボって観劇しましょ

仕事なんてほっぽりだして、大好きな芝居をみてます。素敵な芝居に出会えたらいいな・・・

今週は2本「半」観てきました(笑)

2009年11月13日 12時09分42秒 | Weblog

今週は、前回拝見した芝居の復習(笑)で観劇したり、仕事の関係で
幕間で帰らざるを得なかったりの観劇でした。


まず、「七本の色鉛筆」11月9日を参照して下さい。

先にお詫び致します。
実は先日の「七本の色鉛筆」という作品名をなんと・・・

「七色の色鉛筆」と記してしまいました。

本当に申し訳ございませんでした。

ブログやミクシィでもタイトル検索でお越し頂いた方はヒットしなかったと
思います。当たり前です・・・

まず「七色の色鉛筆」って、1本の色鉛筆で7色出る鉛筆・・・
ちと気持ち悪いですよね。

作品名の「七本の色鉛筆」は7人の娘が登場して、各々持っている個性や
感情を表現しているのに、間違えたタイトルの芝居だったら、
怪人7面相じゃないですか・・・


本当に申し訳ございませんでした。ここにお詫びと前回のタイトルを
訂正させて頂きます。

 

さて本題、「七本の色鉛筆」という作品は「スルメイカ」のように
噛めば噛むほど味わい深い作品です。

自分の「観劇能力」(←どんな能力だか・笑)では一度では消化出来ませんでしたが、
もう一度拝見させて頂くと、本当に親子の絆や男と女の絆をとても大事かつ丁寧に描かれておりました。


自分のお気に入りのシーンをひとつ・・・


父とみちるの結婚式前日の「窓際での逢引」のシーン。
あの時代には、そういう潔い関係って存在していたんでしょうね。
結婚式前に逢瀬を重ねることが汚らわしい時代、でもどうしても逢いたいのは
今も昔も一緒。
だけど、あの時代はガラス越しの「接吻」がとても美しく感じられました。


BGMと作品がとても合っていて、心地よかった作品でした。

この「七本の色鉛筆」は15日まで上演されております、ぜひご覧になって下さい。

 


次に劇団四季の「CATS」を観てきました。

今週11日から横浜のみなとみらい地区の専用劇場で開幕したこの作品は
あ、多くを語らなくてもご存知の方大勢いらっしゃいますよね?
作品の内容はおいといて・・・

 

実は開幕初日の前の8日に公開舞台稽古にお招き頂きました。

まだ本格的に稼動していない劇場に入るのは、ちょっと神聖な気持ちになって
しまう自分。微かに残る建材の匂いとか・・・これからこの劇場に命が吹き込まれる
少し前でした。本当に何処もピカピカで気持ちいいです。


11月8日の公開舞台稽古のキャスト

グリザベラ : 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン : 秋 夢子
ジェニエニドッツ : 礒津ひろみ
ランペルティーザ : 谷口あかり 
ディミータ : 団 こと葉
ボンバルリーナ : 西村麗子
シラバブ : 五所真理子
タントミール : 高倉恵美
ジェミマ : 金平真弥
ヴィクトリア : 千堂百慧
カッサンドラ : 蒼井 蘭
オールドデュトロノミー : 種井静夫 
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ : 村 俊英
マンカストラップ : 芝 清道
ラム・タム・タガー : 阿久津陽一郎
ミストフェリーズ : 松島勇気
マンゴジェリー : 川東優希
スキンブルシャンクス : 岸 佳宏
コリコパット : 入江航平
ランパスキャット : 桧山 憲
カーバケッティ : 松永隆志
ギルバート : 龍澤虎太郎
マキャヴィティ : 金久 烈
タンブルブルータス : 川野 翔  (敬称略)


前回CATSを観たのはいつだろう?
前回の公演地の東京五反田だったのですが、いつ以来でしょう・・・
好きな作品のひとつであるのですが、なかなか拝見できずにおりました。


CATSといえば、その公演地に関連する物が「ゴミ」
(ゴミといっても芸術品ですが・笑)が話題になります。

そう、ここ横浜では

「崎陽軒のシウマイ弁当」

「横浜マリノスの応援グッズ」

「ヨコハマウォーカー」が

劇場内にありました。

そのものがどこにあるかを探す楽しさもCATSならではの楽しみ方だと思います。



そして、劇中のあるモノも横浜公演から変更になりました。

それが出てきたときには「うーん!!なるほどっ!!!」と感嘆しました。

横浜が舞台となった童謡の歌詞に出てくるものです。
結構かわいい作りになっていました。

 

CATSはブロードウェイ版を数回、劇団四季版で100回(爆)以上
拝見しておりますが、この作品は1983年に日本で初演されて、
今年で26年経過しているにもかかわらず日々進化していて飽きさせない
作品としてはナンバーワンではないでしょうか?

劇団四季代表の浅利氏がインタビューで答えていらっしゃいましたが、
CATSは世紀を超える唯一のミュージカルと。とうに世紀超えはしましたが、
ドンドン進化し続けてほしい作品のひとつです。

 

で、12日にも観てきました・・・・

しかし、1幕だけ拝見して帰ってきました(涙)

あ、ちなみにキャストは8日のキャストとお一人だけ替わっていらっしゃいました。

ランペルティーザ : 愛沢えりや   (敬称略)

 

やはり本格的に稼動し始めた劇場は違いました。息吹を強く感じました。

パンフレットとグッズを購入しました。横浜CATS限定のものもありました。

 

CATS横浜公演は現時点では来年の5月末日までの延長が決定しております。
まだまだそれ以上に延長されることと思います。

横浜観光と一緒にCATS横浜公演を楽しまれていかがでしょうか?


劇団四季「CATS」
  http://www.shiki.gr.jp/applause/cats/ 


速報!劇団四季にて「サウンド・オブ・ミュージック」上演決定!!

2009年11月09日 19時03分04秒 | Weblog

タイトルのとおり、来年2月より東京・四季劇場「秋」にて
「サウンド・オブ・ミュージック」が上演されます。

本日午後に東京都内のホテルにて開かれた「製作発表会」にお招き頂き、
会見を伺わせて頂きました。


会見の席上には、RUGアジア担当常務のティム・マクファーレン氏と
劇団四季代表の浅利氏のほかに、


候補役者として、
マリア役の井上智恵さん(大ファンなんです・笑)、

トラップ大佐役の芝 清道さん(昨日のCATS公開舞台稽古ではマンカストラップで
お出になってました)、

エルザ役の坂本里咲さん(昨日まで京都でベルでお出になってました)、

修道院長役の早水小夜子さん(早水さんも昨日はCATS公開舞台稽古でグリザベラでお出になってました)

のみなさん。


壇上の皆さんがお話された内容を今一度まとめすので、お時間を下さい。

昨日は今週11日から開幕する「CATS横浜公演」が始まります。その前に
公開舞台稽古にお招き頂いたので、まずはその内容をアップしてから
サウンド・オブ・ミュージックの内容について、開幕までの期間中に
作品の見所や観劇前の予習として活用できるようにしたいと思います。

取り急ぎ、速報でした(笑)


http://www.shiki.gr.jp/navi02/news/007786.html


劇団扉座 新作「サツキマスの物語」ブログライター会見に行ってきました

2009年11月09日 11時01分01秒 | Weblog

11月7日に劇団扉座の稽古場で行われたブログライター会見に
参加させて頂きました。

扉座さんの公演前に必ず、このような会見を開いて下さり役者さんと交流と
作品の宣伝をブログにて発信する(自分のような拙いブログは除く・笑)ために
稽古の合間に行ってくださいます。


前作の「百鬼丸」は参加できなかったのですが、セミ皆勤賞(爆)です。



稽古場へは恥ずかしながら一番乗り・・・させていただきました。
劇団の皆さんとおしゃべりさせていただきながら、開始まで待ちました。


さて、この「サツキマスの物語」は・・・

主宰であり、作・演出された横内さんは「サツキマス」について前々から
書きたいと思っていたそうです。

さかのぼること10年前に旅公演で俳優の近藤正臣氏が紹介し、
初めて味わったサツキマス。

絶滅危惧種の大魚「サツキマス」。川で生まれ、鮭のように川を下り、
海で成長しまた再び川に還ってくる魚。
ただ、すべての稚魚が海へ向かうのではなく、大部分は生まれた川で過ごす。

鮭のように全てが海へ下って行くのではなく、とても不思議な行動をする魚

「サツキマス」

鮭と同じ習性なら、横内さんもわざわざ作品にはしなかったと思う。
神秘的な魚だからこそ構想10年を経て、この伝説的な魚を題材にした作品が
完成しました。


サツキマスとは
サケ目サケ科に属する魚。海に下って巨大に育ち、生まれた川に
帰ってくる降海型はサツキマス、小さなまま一生を川で過ごす河川残留型は
アマゴと呼ばれる。

同じアマゴに、なぜその違いが生ずるのかは諸説があり、今も謎とされている。



~物語~

川釣りと橋からの飛び込みが名物のある中部地方の山間の町。
遊び半分で飛び降りた観光客の死亡事故が続き、伝統儀式の飛び込みも
自粛を余儀なくされた。

そんな時、町の若手たち「チームあまご」が立ち上がり、新しい町興しに
取り組み始める。

それは町にあった玉突き場を復活させ、町が生んだ出世頭(サツキマス)である
女子プロ・ビリヤード選手を呼び戻すことだった。
しかし、そのことが多くの人の古傷を、呼び起こすことになった・・・

 

10年の構想を経た新作・・・否応なしに期待が高まります。

今回の作品には、扉座メンバーはもちろんのこと、
6年ぶりの扉座作品の出演となる


近藤正臣氏


そして、元扉座役者でいらっしゃって13年ぶりの出演となる


菊池均也氏



客演として、


三村晃弘氏


が出演されます。


会見時の内容はまた後日アップするとして、まずは公演案内から
させていただきます。

 


劇団扉座 第44回公演「サツキマスの物語」

キャスト
近藤正臣(特別出演)
岡森諦 杉山良一 中原三千代 有馬自由 伴美奈子 犬飼淳治 
累央 鈴木利典  岩本達郎 上原健太 鈴木里沙 安達雄二
江原由夏 上土井敦 串間保彦  栗原奈美 藤本貴行 小嶋喜生
菊池均也(客演)  三村晃弘(客演)  敬称略


公演日程

【厚木公演】
厚木シアタープロジェクト第21回公演 
厚木市文化会館 小ホール
2009年11月28日(土)18:00開演
          29日(日)14:00開演


【東京公演】
紀伊國屋書店提携公演
新宿南口 紀伊國屋サザンシアター
2009年12月2日(水)~6日(日)

     12月2日(水) 19:00開演★
     12月3日(木) 19:00開演
     12月4日(金) 19:00開演
     12月5日(土) 14:00開演
                19:00開演
     12月6日(日) 14:00開演


料金<全席指定・税込>
前売券4200円/当日券4500円/
学生券3000円(扉座でのみ取り扱います)
※未就学のお子様はご入場いただけません。

★ミナクルステージ……12月2日(水)19:00の回 
扉座新作を心待ちにしていてくださる方のために、
1番早く尚かつ安くご覧いただけるステージです。
3000円〈前売/当日 全席指定・税込〉


〈チケット取り扱い〉
劇団扉座 03-3221-0530
(12:00~18:00 土・日・祝休<優先予約日・前売開始日除く> 公演中 ~16:00)
扉座WEB-SHOP http://www.tobiraza.co.jp(10月18日12:00より受付)
チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード:398-678
イープラス eplus.jp(PC・携帯)
ローソンチケット 0570-084-003 Lコード(厚木)33031 (東京)33032

【厚木公演】
<9月26日(土)前売開始>
厚木市文化会館チケット予約センター 046-224-9999
本厚木ミロードプレイガイド 046-230-3291 (窓口のみ)

【東京公演】
キノチケットカウンター〔店頭販売のみ 10:00~18:30〕
新宿東口 紀伊國屋書店新宿本店 5F

 


〈お問い合わせ〉
劇団扉座   TEL 03-3221-0530
         http://www.tobiraza.co.jp

 

 


 


プリエールプロデュース「七本の色鉛筆」を観てきました

2009年11月09日 07時41分16秒 | Weblog

11月6日、「七本の色鉛筆」初日を観てきました。

プリエールプロデュース「七本の色鉛筆」
作・矢代静一  演出・西沢栄治
赤坂RED/THEATER 2009年11月6日(金)~15日(日)


HPより抜粋

七人の娘を残して、母が死んだ。

「眠れなかったの、お父さん?」
「ああ、けど、心配しなくていい、すぐ立ち直るさ。
 なにしろ、私は子宝に恵まれているからねえ。母さんはな、よく私に言ったもんだ、
 家には財産もなにもないけど、きれいなきれいな七本の色鉛筆があるって」

それぞれの人生をしなやかに生きる父と娘たちを描いた、
矢代静一会心の抒情喜劇。
奇才・西沢栄治の力強くみずみずしい演出により、三十六年の時を越え、
色鮮やかによみがえる。


この芝居と出会ったきっかけは、扉座の役者さんがお出になると伺い
観劇してまいりました。

貿易商 田所役  岡森 諦さん  と   三女みな子役  高橋 麻理さん

がお出になっています。


岡森さんの芝居は扉座の作品内ではもちろん拝見していますが、
外部出演を拝見するのは初めてでした・・・。
とても背も大きくいらっしゃって、舞台上では存在感バッチリです。
コミカルからシリアスと本当に幅の広いとても大好きな役者さんです。

高橋さんをはじめて拝見したのが、いまから6年前も前に上演された
『アゲイン~怪人二十面相の優しい夜~』の中で、
花崎まゆみ役としてお出になっていました。


あ、はっきり言います・・・
アゲインの舞台上の麻理さんに一目惚れでした(笑)

しかし、なかなか芝居を観にいくタイミングと気付いた時には終わっていた
外部出演などなどでなかなかお目にかれませんでした。



さて、本題・・・・


すみません、うまく説明出来ません・・・ごめんなさい。


その家族の奥さん(妻)が亡くなった。主人と7人の娘たちを残して・・・。
嫁いだ娘もいれば、未だに行かず後家(すみません、死語ですか?)と多数。
妻を亡くした夫を中心とした話として、次女がストーリーテラーとして、
今と母が亡くなった8年前を往来しながらいいめていく芝居。


なんかここだけ書くとヘンなお芝居のようになってしまいますが、
台詞の綺麗さや時代背景がとても美しく感じられました。
劇中に流れる曲も1960~70年代のナンバーで、自分世代として懐かしい
フレーズもあり、昔のよき時代がにじみ出ている作品でした。


えーい、気になった役者さんのことだけ書きます(開き直り・笑)


岡森さん(田所役)
不倫相手の小さな貿易会社を興した。
不倫を行ったときは、明日をも知れぬ戦争時代。どうせ・・・だからと
自暴自棄的に世話になっていた先の奥さんと関係を持ってしまう。
終戦を迎え、人生の設計図が狂ってしまいカネにだけ執着する。
そのときの関係で出来てしまった娘と出会うが最初は「男対女」の関係から、
「親と娘」の関係に困惑するも強がってみせるが、慕っていた先生の前では
心がしょげてしまう。


岡森さんはホント、ひとつふたつクセのある役が本当に似合います。
素の岡森さんはとてもお茶目で、目上の方ですがかわいい感じがするんですが、
いざ芝居となり役者となると、いろいろな面を見せてくれる素晴らしい役者さんです。


高橋さん(三女 みな子役)
バツがいっぱいついてしまった男運の悪い女性を熱演。気前のいい言葉と
男勝りな言葉に、一瞬ビクっとしてしまいましたが、本当にキレイで素敵な方
なんですよ~そんな女性がべらんめー調って(笑)
そんな女性だから、いつも一緒になっちゃうのがヒモ的な男ばかり。
自分でもそんなだらしない男が好きになっちゃうのは承知済(笑)

だらしないダンナが店を抵当に取られてしまったときに、麻理さんの胸の中で
オンオン泣く・・・。


うらやましいぞぉぉぉぉぉ(ちと理性が脱線しました・笑)



この作品、もう一度11月11日に観てきます。
もう少し深いことを書ければいいのですが・・・すみません。

まだ、この作品は11月15日まで上演されております。
古き日の日本の家族を堪能出来るのでは?と思います。
ぜひみなさんもご覧になってください。


有限会社プリエール  http://priere.jp/


ICU Festival 50th 「灯」にお邪魔してきました

2009年11月01日 16時56分49秒 | Weblog
昨日、芝居観劇のあとに
弊社のお取引先様である、学校の学園祭に行ってきました。

その部活クラブ様は、年に何度も輸送の依頼をして下さり
仕事としてとても楽しく携わらせて頂いております。

輸送担当の学生さんもとても明るく、こんなおじさん(笑)とも接して
頂き感謝しております。

今回、部で喫茶店をオープンしていると伺い、コーヒーを頂いて
きました。

思わず、とお~い自分の学生時代(笑)を思い出しながら
コーヒーをいただき、学内を散策してきました。


今回のブログは芝居とは関係ありませんが、まぁこのような日常の
出来事もいいかな・・・

シャーマンビジネスマン乱童~Voice in City~観てきました

2009年10月31日 22時56分52秒 | Weblog

昨日そして今日と2回と乱童を観てきました。


シャーマンビジネスマン乱童~Voice in City~
企画・演出 横内謙介  脚本 横内謙介・上原英司
天王洲・銀河劇場 10/30~31 計3回公演


劇場前にはすっごいスタンド花の山・・・
この作品を観に行こうと思った時には、チケットは完売状態・・・
この作品に出られている役者さんに無理を言って取って頂きました。


先に謝っておきます。

主役級の方の男性5名の方、すみません存じていません・・・
とても有名な声優の方なのですが、アニメをほとんど見ていないので
ファンの方ごめんなさい・・・

今回の目当ては、まず扉座の役者さんが出る。
次に以前から大ファンだった役者さんが出る。
そして、この作品を作られた横内さんの大ファン。
以上の3点で観劇してきました。


老舗デパートで眠る古ぼけたマネキンのハナエ、いろいろな隠蔽や
悪いことを一部始終みてきた生き字引的なハナエは、夜な夜な涙を流すという
都市伝説的な気味悪さで、処分されそうになるところをお祓いをしてもらうために
呼んだ乱童と出会い、縛りから解放される。

乱童を呼んだ、神崎はうまく世渡りしていくために悪事には耳を塞ぎ、
目を覆って生きてきた。

解き離れたハナエからこの老舗デパートであった過去の事件を乱童が
嗅ぎつけてしまい、謎を追求していく。
そこには商売仇が安易に封印したがために、解決しないでそのままで
あった。

事件とは過去にこひのデパートでひとりの女性従業員が亡くなっていた。
どうやらデパートの悪事を知ってしまったために命を狙われてしまった。
同期入社だった神崎は見捨ててしまったのだった、平穏に生きるために・・・。


ハナエの働きかけに、神崎も少しずつすべてのものに目を
むけようと変わっていく。
根本的には神崎の心はずっと亡くなった同僚を思っていた。

最後に過去の蟠りも取れて、無事に成仏(?)した同僚は霊界に帰っていく。
そしてハナエも元のマネキンに戻っていく。

 

すみません、ちといい加減なあらすじで・・・。

大部分の観客の皆様と視点が違って観ているため、
偏った見方になってると思います。


横内さんの作品は、ホントお笑いありのキレありの、そして涙ありと観ていて
本当に作品に一気に引き込むとてつもないパワーがあります。
この作品もそうでした、アッという間の2時間でした。

2人の元同僚と、一緒に頑張ってきたマネキンのハナエとの別離シーンは
本当に泣かされました。まわりの方々も涙してましたね。

そして、安心して拝見できる扉座の役者さん方がしっかりとチームワークで
固めて下さっているので、ホント楽しかったです。

小牧さん演じたハナエも、セクシー系からヒップホップ系、そして最初いきなりの
青森弁には驚きました。


両日共に終演後、楽屋へお邪魔させていただき、
皆さんにご挨拶させて頂けました。


アッという間に完売となったこの公演、来年お正月に再演が決定。

ごらんになれなかった方、ぜひ観てくださいませ。
笑いと涙で幸先よい年をスタートできると思います。

 

レイネット
http://www.raynet-jp.com/


音楽座ミュージカルお食事会

2009年10月28日 16時25分27秒 | Weblog

このブログは芝居観劇のことを書くのが主たる目的ですが、
今回は趣向をかえて・・・


昨日はここ数年、ファンになって芝居を拝見させて頂いている

「音楽座ミュージカル」さん有志主催のお食事会に参加させて頂いてきました。

よくお芝居の世界では「お茶会」(宝塚とかかなぁ・・・)といって、役者さんと
ファンとのコミュニケーションの場として活発です。

で、今回はお茶会より数段グレードアップした「お食事会」に行ってまいりました。


場所は町田駅近くにある

イタリアンレストラン リストランテ アースマジック さん

お食事はイタリアン(当たり前か・笑)なのですが、とても食材にこだわって
いらっしゃるシェフで、良い意味でイタリアンなのに和風っぽいとか
食材を使ったおしゃれな味を堪能させていただきました。

参加人数は約30名くらいのコアな(笑)ファンの皆様方に紛れ、
音楽座ファン歴の浅い自分はちと肩身狭かったっす(涙)


今回の企画運営責任者でおられる音楽座ミュージカルの重鎮の
佐藤さん(通称のぶさん)。のぶさんのお芝居は拝見させて頂いておりますが、
ホント渋い役者さん。
でもお話させて頂くと、とても愉快な方で楽しくお話させて頂きました。

そして、自分のテーブルにはやはり音楽座ミュージカルではとても人気あり、
実力もおありの役者さんの野田久美子さんがお座りになりました。


いゃぁ~メッチャ緊張しました・・・最初だけ(笑)

いろいろとお話させて頂いたのですが、まだとてもお若いのに本当に
芝居に対して真摯に立ち向かわれていらっしゃるのがヒシヒシ感じました。
本当にステキでカワイイ役者さんです。

あと、四季時代からも拝見しておりました秋本みな子さんも参加されており、
偶然にもちと野田さんと秋本さんが並んで座られたときには、緊張度MAX(笑)
秋本さんの芝居はホントたくさん拝見させて頂きました四季時代に・・・
音楽座さんではまだまだ拝見した回数が少なく、これからもっといろいろと
拝見していこうと思います。


お料理はもうお腹いっぱいになるくらいお出し頂きました。


デザートにはプリンが出て、そのデザートの名前が


のぶさん命名


「森田ミツ」


へっ!?と思われると思いますので、説明を・・・

今度、音楽座ミュージカルで上演されます作品が
「泣かないで」というのですが、その主人公の方のお名前を
頂戴して、これからもアースマジックのメニューに加わり
「森田ミツお願いします」でちゃんと通じるとのことです。


会の最中には、音楽座さんの役者たちが飛び入りで参加してくださり、
お菓子を頂戴したりと楽しいひとときを過ごせました。


最後に、のぶさん、秋本さん、野田さん、兼崎さんの4人で
合唱のプレゼントをして下さいました。

予定の時間を大幅に超えてのお食事会、本当に楽しい時間でした。
またこのような企画がありましたら、ぜひまた参加させて頂きたいと
思います。


このお食事会をぜひブログにアップしてお店の宣伝と芝居の宣伝をとの
ことですので、以下にリンク致します。

お食事とお芝居は本当に美味しく、ステキな作品ですのでぜひみなさん
行ってみてくださいませ☆


イタリアンレストラン リストランテ アースマジック   
http://www.earthmagic.tv/concept.html


音楽座ミュージカル「泣かないで」
http://www.ongakuza-musical.com/


ホント楽しかった~♪


経済とH 「19」ナインティーン夏~胸さわぎ編~みてきました

2009年10月24日 17時49分21秒 | Weblog

こんにちは、また仕事サボって行ってきました。

今日は演劇ユニット経済とHの公演 「19」ナインティーン夏~胸さわぎ編~を
観てきました。

「19」ナインティーン夏~胸さわぎ編~
2009年10月23日~25日 Gallry LE DECO
作・演出  佐藤治彦

http://keizai.sub.jp/index.html


今回の作品に、扉座の栗原さんと藤本さんが出演されており、その応援と称して
観に行ってきました。

 

経済とHの作品は、第4回公演「ベゴニアと鈴らん」~夜のストレンジャー~以来の
お邪魔になってしまいましたが、主宰者でおられる佐藤さんの創り出される
独特な世界に引き寄せられております。
このときは佐藤さんもご出演されておられたのですが、今作品はお出に
なられてませんでした。


ハコに入ると佐藤さんご自身が前説(驚)
初めてお目にかかったときは、怪しさ全開(失礼)でしたが、前説時の佐藤さんを
拝見していて今回はどんな作品を創られたんだともうワクワク状態(笑)


さて本題・・・

19歳の夏をテーマに進む芝居に、芝居を観ながら

「あ~自分の19歳の時ってこんなにはっちゃけてなかったよな~」とちと遠い目(笑)

今の時代の19歳はこの芝居の中のとおりの原寸大なんだろうなぁと感嘆・・・

セリフもちょっと(イヤかなり・笑)Hなキーワードがボンボン出てくる。
確かに18歳未満には刺激が強すぎるかなぁと思いつつ(もっと「おませさん」かも)、スピードある展開。
このハコは上手下手と役者さんがハケる場所はなく、場面転換もそのステージ上でこなします。
そのときの合図がクラップで行われます。
観ていてもこのクラップで気持ちも切り替えられたので、なかなかいいアイデアだと
思いました。


自分の青春時代と交錯させながら観ていました。

若者同士の友情、恋、そしてセックス。またそれらを取り巻く環境(仕事や親)が、

観ている側にすーっと入ってくる芝居でした。


仲間の中から発生した恋、単純にエッチしたいがための繋がりなどなど・・・
確かに自分の時代にもあったな・・・
芝居の中のセリフみたいに過激ではなかったですが(笑)


しかし佐藤さん、よくこのような年代の物語を創られましたね~
正直自分の年齢でも理解しにくい「別世代のいきもの」のように感じられる
世代のことを佐藤さんは観察されて作り上げられたことに敬服致しました。


先週観た芝居も若い世代の方が自分の時代以前のことを
考察されていたことに驚き、今日は全く真逆のことに出会えたのには
びっくりしました。

 

キャストさん

石上 慧さん
前回拝見した第4回公演にもお出になられていました。
ちっとチャラ男っぽいのですが、存在感があり
チャラっぽくなく意外と硬派なのかも?


扉座のメンバーのお二人

栗原 奈美さん
ホントお若いのに、いろいろな役をこなされています。
舞台上での存在感はたっぷりあって(背もおありで舞台映えされます)、
微妙な心理描写をわかりやすく観ていて安心でした。
ダンスシーンもキマってました。

藤本 貴行さん
結構、殴られてました(笑) 芝居なんでしょうが、藤本さんの
素の部分(エッチな部分)が垣間見れたので(笑)
もうエッチモード全開でした。
あ~自分の時代にもそんな経験あったな~
(あ、自分ぢゃないよ・笑聞いた話ですっっ!)

ダンスシーン、藤本さんすごかったです!もうキレもあり、めっちゃカッコ
よかったです。

そう、以前扉座の研究所に在籍されていて日テレのイベントでの
ドリル魂などで活躍されていた小柳津さんもお出になっていました。
今は経済とHにいらっしゃって、久々に舞台でお会いできました。


あと、ちょっと気になった役者さんがいらっしゃいました。
林田梨那さん。
もうギャル系(今、この言葉は死語(笑))の姿なんですが、
ふとした時にみせる仕草にやられました。
ホント一瞬の仕草なんですが、セリフよりもグサっときました。
ふとした時に見せる悲しい仕草、ふとした時に見せる嬉しい仕草、ちとホレました。
もしかしたら、一度どこかの芝居でお会いしたことがあるような気が・・・

 

終演後、栗原さんと藤本さんにご挨拶をさせていただき、ご一緒の回でした
川西さんと小嶋さんにちとご挨拶させて頂いて後にしました。


ちなみにこの作品は明日25日が千穐楽ですが、頂いたパンフには
来年3月に続編が演じられるそうです。

今回、第7回公演で前回拝見した第4回と2回分抜けてしまったことが
とても悔やまれました。

佐藤さん率いる「経済とH」の公演は毎回拝見させて頂こうと心に決めました。
佐藤さんの創り出された世界、本当に楽しいです。

明日までですが、ぜひご覧になって下さい。


タカハ劇団「モロトフカクテル」を観てきました

2009年10月17日 17時44分56秒 | Weblog

今日も仕事をサボって(笑)、芝居を堪能してきました。


今日は

タカハ劇団第5回公演「モロトフカクテル」 座高円寺にて
作・演出 高羽 彩

http://www.takaha-gekidan.net/


初めてお邪魔した劇場でしたが、斬新なデザインでした。
特にホワイエにある階段の照明にはビックリ!!!
目がチカチカして照明見ながらだと踏み外すかも(笑)


今回この芝居に出会えたキッカケはこの作品に客演として
扉座の有馬さんがお出になっていて、お誘い頂きました。


事前にこの作品の作・演出の方を調べたのですが、なんとお若い
女性だったのですが、作品を拝見させて頂いた感想は


「めっちゃ骨のある作品を創られた方だな」と感嘆しました。もう敬服です。


ある程度の年齢を重ねられた方や、ひと時でもその作品の時代背景を経験した方
ならいざ知れず・・・
自分でさえ、タイムリーな世代ではないのに
自分よりたぶん20以上も若い方が、よくそこまで組み立てられたなと
終演後もなかなか席を立てなかったし、劇場を出たときに、
思わず身震いしちゃいました。

芝居のことよくわからないですが、このような若い方が頑張られているのには
とても刺激にもなり、応援したくなりました。


作品の時代は1960年代の学生運動の真っ只中と現代との
オーバーラップで進行するのですが、自分もこの時代の世情にとても興味あり
芝居にすーっと入り込めました。


ネタバレになりそうですが、最後に吉田があのとき出来なかった、そして逃げて
しまったことを取り戻そうとする姿に、涙でました。
心の奥底にあったものが、一気に吐き出された瞬間・・・衝撃でした。

この作品のテーマ曲(?)の森山良子の「この広い野原いっぱい」も
時代背景とバッチリでした。やっぱりこの時代の曲っていつまでたっても
何か色褪せない感じがします。

 

ぜひこの劇団の次の芝居も観てみたいと思います。


劇団四季「エルコスの祈り」横浜公演

2009年10月09日 20時02分10秒 | Weblog

こんにちは!

今日は劇団四季のファミリーミュージカル「エルコスの祈り」を
観てきました。


今回の公演は四季の会会員のモニター公演(?)で、先日応募があった際に
申し込みをして、お誘いしていただきました。

 

四季の中で数あるファミリーミュージカルの中で
この「エルコスの祈り」が一番大好きかも・・・

四季にどっぷり(笑)ハマったのキッカケが、この作品でした。
そのときは「エルリック・コスモスの239時間」という題名でしたが、
現在は「エルコスの祈り」と改題されて上演されています。

そう、いまから十数年前に地元にこの作品が来ました。
そのときの動機は、近くに来たから見に行こうくらいの軽いレベル(笑)


芝居を観て感激し、そのあとに会員限定のイベントに参加。
タイトルロールの方も参加されていて、我々と一緒にイベントを
楽しみました。
まだまだその方は新人さんだったのですが、とても一生懸命で
一人、舞台の上でも輝いていました。
すっかりその方にハマって、ファンになり今もその方はがんばって
おられます。


この作品は一応、子供向けかもしれませんが

いゃぁ~この作品は大人だって十分楽しめますよ!
子供向けだからと言ってバカにしちゃいけませんぜ~

まず、メッセージ性がしっかりとしていて大人でもホロっと
させられますし、改めて心をピュアにしなくちゃって思わせます。

また音楽もいろいろなジャンルの音楽を使用し、音楽の楽しさも
教えてくれます。


ホント拙い文章で恐縮ですが、心が洗われる感じがしますこの作品は。
今日は1幕の中の曲を聴いていて、思わず涙でました・・・

すっごく当たり前のことを歌っているんですが、改めて聞くと
心が元気になり、よ~し明日からもがんばろうって気分にさせて
くれます。
今日は不覚にもその歌で涙・・・


今年になってこの作品は4回目の観劇。
回数を重ねれば重ねるほどに、大好きになっている自分(笑)

また観たいです♪


今回のキャストさんでお気に入りの役者さんもがんばっておりました。
その方を観ていて、自分もがんばらなきゃと改めて実感しました。


まだまだこの作品は続きます。
ぜひお近くに来られたら、ぜひ観てみてください。
とても素敵な作品ですから♪


劇団四季ファミリーミュージカル
「エルコスの祈り」

リンク  劇団四季HP   http://www.shiki.gr.jp/applause/elcos/index.html