すべての道は河合奈保子に通ず。

2024-04-11 01:12:48 | 2021年12月以降
 微妙に世代から外れているのですが、Youtubeを見ていると、結論として、

 歌唱系アイドル
 ルックス系アイドル
 グラビア系アイドル

 すべて、河合奈保子に通じる気がしますね。
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表立って言いづらいことなので、ここで。。。

2024-04-10 22:08:43 | 2021年12月以降
 子育て支援金の関係で、また徴収額(税金・社会保障料の総称のつもりです)が増えるとのことです。

 月300円ぐらいかと思っていたのですが、年収1000万円の場合月額1650円とのこと。それ以上の年収がある方はもっとということでしょうね。

 年収1000万円で年2万円。。。

 もう、ほんと、勘弁してください。

 私は、すみません、自白しますけど、ものすごく狭量です。何と言うか、懐の狭いというか、包容力がないというか、度量がないというか、要するに、くだらない小さい人間なんです。
 そこは、本当にすみません。私の不徳の致すところです(自覚していますが一生治りません)。

 そして、その超絶狭量の私の感想は以下です。


 あのさあ、他人が子供を産もうかどうか、私には関係ないんですよ。なんで、そのためのカネを、関係のない人から搾取しようとする訳?子供がいない人、独身の人に対する罰金ですか、これ?そもそも、今の少子化は、別に、出産一時金が出るから「それなら産もうか!」という次元の話ではなくて、女性はいまだに結婚・出産でキャリアが途切れる、男性はいまだに(育休は取れるようになったものの)育休をとった段階で会社への忠誠心ポイントが下がって出世戦線から一歩離脱するのでなかなか育児に専念できない、保育士の待遇が悪すぎて人材を確保できないから保育園・幼稚園の状況も芳しくない、そもそも日本の将来(特に経済状況)に希望が持てないから「こんな日本なら、子ども産まずに、自分たちだけである程度豊かな生活をした方がいいか」と思う層が非常に多い、だから少子化なんですよ。何の解決にもなっていない。どうせ、この搾取金が利権になるだけだろ。
 ※まあ、どういうところにカネが流れるか大体わかりますが、企業名を出す訳にはいかないので控えます。


 ちょっと今月に入ってからまたクソ忙しくなってきたので、具体的な根拠は省略させていただきますが、日本(政府)は、税金・社会保障の国民負担と、借金(国債)を合わせると、対GDP(国民所得)比率で、世界で一番というぐらいカネを集めているのです。社会福祉が充実しまくっているという噂の北欧よりも、日本の方がカネをふんだんに集めているのです(政府から見てふんだんに集めているということなので、要するに国民から見ると、ひたすら搾取されまくっている上、それでもなお国は借金まみれという意味です)。
 ※日本は資産も多いから純粋な債務はさほど多くないという論調もよく見ますが、お花畑です。換金できないなら意味ないし、他国が持っていないような(不要と判断しているような)資産を持っているならそれ自体不要な資産なのでさっさと換金しろよ、むしろ無駄な仕事・買い物しているという証拠じゃねえか、と私は思う訳です。私は、資産のデータ自体事実上虚偽だと思っていますけどね。

 そんな、ふんだんにカネを集めている国なのに、このリターンのなさ、何ですか?もう意味不明ですよ。

 このブログでは何回か書いていますが、私は、病院にも行かないので、享受している利益は冗談抜きで道路だけです。無償ワクチンは打ちましたが、本当は打ちたくなくて、打たないと変人扱いされるし、旅行等でバイキン扱いされるから打っただけです。なので利益カウントは私はしていません。
 あとは、誤解を恐れずに言うと、生活保護が充実していて罪を犯さなくても誰もが生活できるというセーフティーネットがある関係で治安が(昔と比べると悪くなっているなあと感じることはありますがそれでも他国と比べると)非常に良いということぐらいです。
 ※別に、生活保護受給者が犯罪者予備軍であるとかそういう趣旨ではありませんので誤解のないようにお願いいたします。

 もうね、ほんと、本当に勘弁してほしい。

 真面目に働いている中間層から搾取する国に未来はないんです。
 つまり、搾取度合いを強めた結果、この子育て支援金とやらは、益々少子化を加速するだけなんですよ。

 いやあ、ほんとに、ほんとに、ほんとに、ほんとに、ほんとに勘弁してほしい。
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(いい意味で)とんでもない動画

2024-03-27 01:27:42 | 2021年12月以降
 YouTubeに、凄まじい動画が転がっていました。

 時 :1983年
 曲目:恋のバカンス
 先鋒:松田聖子&河合奈保子
 次将:岩崎宏美&大橋純子
 大将:中尾ミエ&伊東ゆかり

 これ、本当にとんでもないです。

 まず、先鋒の松田聖子&河合奈保子が、(当時アイドルだったわけですが)とてもではないがアイドルというレベルではない。とてつもなくうまい。
 そりゃ、どんなに忙しくても南の青い珊瑚礁まで行っちゃうし、奪うためにケンカをしたくなるけど言われたらケンカを止めますよ。

 で、次将の岩崎宏美&大橋純子が、「え、さっき、松田聖子&河合奈保子で最高だって思ったけど、まだ真の最高がある訳?」というレベルで、上塗りをしてくる。さすがとしか言いようがない!
 が、ちょっと待って、二人とも単独で紅白の大トリレベルで、ここでおしげもなくカバー曲でデュエット?え?大将じゃなくて、次将?いやいや、さすがにこの二人が大将じゃないってふざけてるでしょ。

 そして、大将の中尾ミエ&伊東ゆかり。
 「んごっ」。な、な、何ですか、この歌声は!そして、この中尾ミエの凄まじい、圧倒的な歌声で有無を言わさぬ大ボス感!聖女たちのララバイとシルエットロマンスが微妙に霞むって、どういうことですか!?


 最初に聞いた時に、衝撃を受けました。
 
 これ、令和の今、このラインナップを上回ることは絶対に不可能です。

 先鋒のアイドル枠で、唯一、アイドルってレベルじゃなく文句なくうまいと言えるのは、元乃木坂の生田絵梨花ぐらいか。 

 次将の中堅枠で、間違いなくうまいのは、Misiaぐらいか。

 大将のベテラン枠では、薬師丸ひろ子がギリギリか。。。でも、中尾ミエには及ばないか。。。
 なんで、子犬の横の小坂明子も、かもめの渡辺真知子も、聖女の岩崎宏美も、みずいろの八神純子も、シルエットの大橋純子も、異邦の久保田早紀も、瀬戸の小柳ルミ子も、越冬の森昌子も令和におらんのや!

 ※あと、オケも、もう今となっては阿吽の呼吸で歌手にうまく合わせるのは無理なのでは?
 

 どんな業界でも、時代を経るにつれて全体的に向上していて(知識・経験の蓄積が進んでおり)、ひと昔前のスーパースターでも今のスターに勝てないとか言います(例えば、将棋で言えば大山康晴大先生がタイムマシンでいきなり令和によみがえっても、今のトップ若手に全く歯が立たないのでは?という気はします。民法で言えば、我妻栄大先生が今よみがえっても(私は全く太刀打ちできませんが(笑))新進気鋭の民法学者には勝てないだろうと思います)が、歌唱力は、本当に、絶対的に退化しているのではないかと思わざるを得ません。
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東京の飲食店対価格満足度(コスパ)の惨状

2024-03-21 01:03:55 | 2021年12月以降
 先日、私が御礼をするという立場で、客単価3万円程度(お酒や室料や消費税を入れて超えました)の和食のお店に行きました。おそらく、私が行った中では、過去最高価格だったと思います。

 このお店は、10年ちょっと前に司法試験合格祝いということで連れて行っていただいたお店で、私としては、「とんでもなく美味しいお店」という印象でしたので、だからこそ「ここならご満足いただけるだろう!」と思ってお連れしたという形です。

 しかし、結果は、もう失望以外の何物でもありませんでした。

 もちろん、この10年の間に私の口が肥えたということはあると思います。なのですが、私はいまだに、サイゼリヤを美味しいと思っていますし、私自身が良い食材を使ってYouTubeで頑張って勉強して気合を入れて作った料理については、メチャクチャ美味しいと感じて、家で「天才かもしれ~ん」と叫んでいます。

 ですので、私の口が肥えた要素はゼロではないとは言え、要は、

 10年の間にこのお店は(価格は倍近くになっているのに)激しく劣化し、私ごときをも失望させるレベルになり下がった。

 としか言いようがありません。

 全品、ああ、焼いただけですね、蒸しただけですね、切っただけですね、味付けは★★ですね、とド素人の私でもすぐにわかる料理ばかりでした。帰り道には基本的にラインナップを忘れるレベルの印象です。

 食材も決して一級品とは思えませんでした。

 店員による説明もたどたどしい感じでした。

 そして何よりびっくりしたのが、

 ハマグリが臭い。

 客単価3万円の和食懐石で、私が臭みを感じるというのはどういうことですか!?明らかに下処理を怠っていますよね?これ。

 そして、最後のご飯ものが、ちらしとかき揚げ丼の2種類あったのはよかったものの、ちらしはご飯が(水分量が多すぎて)べちょっとしている、かき揚げ丼のかき揚げが素人丸出しのもっさりゴワゴワとした、油もの処理能力に関しては同年代の中では図抜けていると自称しているこの私が「うへ、重い、きついな、、、」と感じたレベルのもので、全く美味しくない。

 ちらしとかき揚げ丼の両方で使えるように普通に炊いて、その後で酢を入れたんやろ?だからちらしの水分量が多くなっちゃったんやろ?素人かよ!ご飯を1種類しか炊けないなら、締めの丼を1種類にしろよ、自信ないから2種類出してごまかしているんか?

 かき揚げが我々素人にとっては難しいことは重々承知しているけど、和食料理人が素人と同レベルのかき揚げしか作れないって、どういうこと?まともに作れないなら出すなよ。出しているということは、これでお客さんが納得すると思っている訳?それなら、もう(少なくともこの客単価のお店の)料理人としては失格でしょ。

 誇張抜きで、てんやの天丼の方が何十倍も美味しい。100人いたら300人ぐらいはてんやを選ぶと思いますよ。


 結局、お連れした方からは1回も!!!「美味しい」という言葉が聞かれませんでした。また、食事中も食事終わった後も料理の話に全くなりませんでした。これがすべてを物語っているのではないでしょうか。

 ※ちなみに、10年ちょっと前に食べた時は、締めが「すっぽん(の出汁)ご飯」で、私がこれまで食べたご飯ものの中で最高だった(おかわりができると聞いて調子に乗っておかわりしまくっていたら、2人分のお土産として取り分けられていた分をも食べ尽くしてしまった(笑))だけに、落差が激しかったです。


 最近、東京の飲食店(非日常系)の対価格満足度が異様に下がっていると感じています。
 ※普段、「コスパ」という単語を使っているのですが、どうしても、「コスパ」と言いますと、価格がある一定以下でどの程度満足度を得られるかというニュアンスがあって高級店が議論の対象に入ってこないという印象になってしまいますので、今日は「対価格満足度」にさせていただきます。高級店も「異様に下がっている」の対象です。

 名古屋に行く機会が多いので、名古屋の飲食店との比較ですが、昔は、「同じ5000円、1万円出すなら申し訳ないけど圧倒的に東京だなあ、やっぱり日本中、世界中から美味しいものが集まって競争しているからかな」と思っていたのですが、最近は圧倒的に名古屋の方が満足度が高いです。

 名古屋なら今でも5000円で美味しいものを食べることができます。

 ですが、東京の場合、もう5000円では美味しいものを食べることができません。もちろん、東京にもまだ実直なお店はありますが、「美味しいなあ」と感じられる価格は8000円~1万円程度に値上がっています。

 そして、何より、今日書いたお店のように、3万円出してもこの程度です。

 要因はいろいろあると思いますが、おそらく、


 東京は、海外旅行客が増えて、インバウンド目当てのお店が爆値上げに成功している関係で、仕入れ価格が急上昇していて、海外旅行客を直接相手にしているかどうかはともかくとして飲食業界全体がインフレ状態になっている。そして、人手不足の関係で、お店単位で能力・経験を確保できず(メイン料理人も1人でできることは限られており)、丁寧な料理ができなくなり味も下がっている。よって、全体的に、対価格満足度がガタ落ちしている。


 という惨状ではないかと思っています。

 結局のところ、海外観光客と物価感覚の差が出始めてしまっていることが根本的な要因であって、昔、日本人が東南アジア旅行等で豪遊していたのと同じ構図を逆にやられている、諸外国と比較して相対的に貧しくなるということなのかな、と思う次第です。

 色々残念な話ですね。
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さすがに税金・社会保障負担が重すぎる。。。

2024-03-05 10:56:28 | 2021年12月以降
 ちょっと冗談・誇張抜きに、税金と社会保障の負担が重すぎます。

 私は、確かに20代までは、子どもの頃のピアノを除いてそれほど努力をした訳ではありませんが、決してふざけた生活をしていた訳ではありません。
 一念発起して20代終盤からはきっちり努力もしています。
 ちゃんとした大学も出ていますし、海外の修士号も持っています。国家資格も持っています。外国語を用いての執務もできます。
 一生懸命働いています。月間平均休日が2日程度といった期間が何ヶ月も続くといったこともありました。社会人になってから一部期間を除いてずっと忙しいです。
 業務上の成果もそれなりには出しています。おかげさまで仕事にも恵まれています。
 そして、配偶者・子がおらず、私自身散財をするタイプでもないので、おしなべて最もお金が貯まりやすいタイプと言えるでしょう。

 それなのに、税金・社会保障で、これでもか!というほど取られて、そんなにびっくりするような金額が貯蓄できている訳ではありません。

 要するに、一定程度の素養と運をもって、まじめに一生懸命働き、成果を出しても、その得られる収入は、本当に大部分税金・社会保障負担に消えていくのです。

 一体、これ以上、何をしろと、何をして豊かになれと。

 さすがに空しくなりますね。

 バカバカしい世の中です。
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生業として見た弁護士業界

2023-12-13 19:41:39 | 2021年12月以降
 今日は、生業(なりわい。生活の糧)として弁護士業界を俯瞰してみたいと思います。

1 現状

 <注釈>
 インハウス弁護士(企業内弁護士)は、以下の「所得」データにおいてそもそもカウントされていません。文脈上インハウス弁護士はサラリーマンとしてくくる方が正しいため、今日のお話では一切含みません。
 インハウス弁護士(サラリーマンとしてしっかりした生活を送れる)は弁護士全体の1割いますので、以下の話の中では、実態より悪くなってしまうのではないかという懸念もありますが、ただ逆に、事実上インハウス弁護士に近いが「事業所得」として得ている場合は、「所得」にカウントされていますので、その分は実態より良く出ます。今日のところは、学術論文ではなく大勢を見ることに主眼がありますので、上記はプラスマイナスゼロとして扱いたいと思います。
 <注釈終わり>


 昔は、弁護士は医者と並んで「稼げる」職業と言われており、実際にそうでした。ベンツに乗っているのは、893か医師か弁護士かと言われた時代もありました。普通に「弁護士でございます」と言っておれば2000万円~3000万円稼げた時代も確かにあったようです。
 比較的最近では、過払いバブルの時(2007年からの5年ぐらいでしょうか)、1日で数百万円分の受注とかザラだったという話も聞きます。

 しかし、現状ではそのようなことはありません。

 弁護士は、「所得」の中央値(1位からビリまで並べて、順位が真ん中の人という意味。平均値ですと一部の超高給取りが引き上げてしまうので実態と合いません。)で言うと、年700万円程度です。
 
 弁護士の場合、ほとんどが雇用関係ではなくて委任関係ですので、事業所得となります。よって、「所得」というのは「収入」とは全く異なり、「収入」から「経費」を引いた残額です。この「経費」が本当の経費だけであれば、「所得」=本当のサラリーマンで言うところの税引き前収入に相当しますが、接待をする弁護士とかですと自分の飲み食い代やぜいたく代(ゴルフのような遊びも?)も含まれる接待交際費も(計上できるものは)「経費」に入れられますので、感覚的には、実質的な収入は、「所得」よりは多いです。
 しかし、当たり前ですが普段の生活費は計上できることもないのでやたらめたらに経費として控除できるわけではなく、「所得」が700万円であれば、例えば、売上を意味する「収入」が1200万円、実質的な経費が300万円、接待交際費が200万円でそのうち半分は自分のぜいたくとすると、実質的な肌感覚的な年収は1200万円-300万円-200万円×0.5=800万円(この例では「所得」は、1200万円-300万円-200万円=700万円)ぐらいではないでしょうか(もしかしたら、「収入」がもう少し多くて、接待交際費がその分多いかも知れませんが)。
 
 この「所得」700万円を多いと見るか、少ないと見るか。。。

 私は、少ないと思います。

 というのは、まず、サラリーマンと異なり身分の保障が全くありません。(「勤務弁護士」「アソシエイト」等と呼ばれる弁護士でさえも)圧倒的大多数が雇用関係ではないので、いつ追い出されるかわかりません。自由業者(自営業者)ですので、失業手当等も関係がないことになります。身体を壊したら、「はい、おしまい」です。
 退職金も基本的にはありません。
 少なくとも弁護士法人でなければ、保険料・年金も組織が半分負担してくれるということは基本的にはありません(年金は、国民年金(第1号)になります)。
 
 そして、サラリーマンと異なり、弁護士になるまでコストがかかります。
 今は、予備試験ではない場合は、ロースクールに行かなければなりませんから、大学卒業後さらにコストと時間がかかります。つまり、投資をしていることになります。また、今では司法試験合格は簡単になりました(難易度としては簿記1級を合格者平均点以上で合格するぐらいではないでしょうか)が、昔は、「最終的に合格しなかったら本当に路頭に迷ってしまうかも知れない」というリスクを負って受験に参戦していました。
 
 以上のようなサラリーマンと比較してのデメリットを補えるほど高給とは、私は全く思いません。

 さらに言うと、昔は司法試験に合格する層はサラリーマンの道を選んでいれば優良大企業に入れた層ばかりで、その層が年次を重ねて所得分布でも上位にいるはずで、その人たちを含めても半分が「所得」700万円以下である、さらにさらに全体の4分の1は何と「所得」200万円以下である、と考えると、、、

 私は、「弁護士は、高給取りどころか、むしろ、経済的には恵まれない業種になりつつある」と考えています。
 
 ※下4分の1が200万円以下、そのすぐ上の4分の1(下4分の1から2分の1まで)が200万円~700万円ということで、実は、すそ野が広い、極端に難しい数学の試験の得点分布のような悲惨な分布図なのです。

 
 このような話をすると、必ず、以下のような反論が出て来ます。

○崇高な使命を帯びている職業なのだから、カネの話をすべきではない、社会に貢献できればそれでいいではないか、本望である、成仏できる。

 →このようなことを言う人も一部にいるようですが、それは功成り名を遂げた耄碌じじいの妄言ですので、そういう思想をお持ちであることは尊重しますが、本記事では一切無視します。

○司法試験が簡単になって弁護士が増えたんだから仕方ないだろ、競争原理だ、それを最近の弁護士は厳しいというのは甘えに過ぎない。

 →一面では正しいでしょう。だけどね、、、だいたいこういうことを言うやつって、その簡単になった司法試験さえも受からない、今いる自分の業界の中でもうまく行っていない、箸にも棒にもかからない人間が多いんだよね、ぷけら(笑)。甘えてるの、お前だろ(爆)。競争に勝ったことがないやつが、競争競争って言うなよ。

2 原因

 なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。

 本当にたくさん原因があると思います。

①法テラス(日本司法支援センター)の浸透

 法テラスというのは、法務省傘下の組織で、資産・収入が一定水準以下の方については、弁護士費用を低廉に抑えて、分割払いにするということによって、弁護士に依頼できるようにするという仕組みです。イメージで言うと、例えば、本来着手金40万円のところ、それを18万円とかにして、法テラスが一旦弁護士に対して立替えて支払い、クライアントは法テラスに対して毎月5000円や1万円を返していくという感じです。

 で、この法テラス対象の資産・収入が、結構高いのです。具体的な数字は避けますが、大都市圏以外の場合は、真面目にこつこつ働いている立派な方でも容易に該当してしまうという、かなり高めの設定になっています。高めの設定というのは、要するに、この法テラス制度を活用できる人がかなり広範囲になるということです。

 そうすると、この水準に該当する方としては、弁護士に直接、通常価格で依頼する意味が基本的にはなく、当然法テラスを利用するということになります。そうなると、全体として見ると、法テラスという安価で弁護士に依頼できる人がかなり多いということになり、全体として当然値下げ圧力となります。

 私は、弁護士として、もちろん。司法アクセスの向上には反対しません。これ自体は良いことでしょう。ですが、その使命は「国」が負うべきものであって、弁護士の犠牲のもとに推進すべき話ではありません。国が依頼者が負担できない弁護士費用を補助すべきです。一弁護士としては、申し訳ありませんが、自分が擬制になって、司法アクセスの向上に貢献しようとは思いません。何しろ、弁護士にとっては、単純に豪快に価格が下がり、法テラスに対する報告義務が増えるだけの話ですので。
 ※この辺りは、弁護士によって発想は違うと思いますが、私は、賛成できないという意味です。

 で、そんなに弁護士にとって厳しい制度なら、弁護士みんなが断るから、制度として成り立たなくなるから、遅かれ早かれ、弁護士費用が引き下げられるなんなりするのではないかという反論もあるでしょう。
 これは、理屈としてはまさにそのとおりです!
 ですが、②によって、法テラス案件に応じる弁護士、応じざるを得ない(応じなければ日々の収入が途絶えかねない)弁護士が結構いるのです。

②弁護士の増加

 弁護士が増えれば、(パイ全体が大きくなっていない以上)1人あたりの実入りは減ります。

 これは要素としてはあるでしょうね。
 特に個人案件については、弁護士会や法テラスの法律相談に行って、その時の担当弁護士にそのまま依頼するというパターンは結構あります。ですが、弁護士が増えれば、そもそも「弁護士会や法テラスという、知らない弁護士当たる法律相談に行く前に、何とかつてをたどって弁護士にお願いできる」という方の数が増えますから、弁護士会や法テラスの法律相談経由からの受任という割合が減るでしょうね。
 ※なお、完全に蛇足ですが、何の法的根拠もなく(むしろ紹介手数料を徴取することが禁止されている弁護士法に違反する疑いが非常に濃厚なのですが)、某弁護士会は、紹介手数料を15%徴収しています(おそらく全国どこの弁護士もほぼ同じことをしているはずですが率は多少違うかも知れません)。弁護士が提訴しても、人権の番人ではなくて権力の番人である裁判所は、極めて高い確率で「裁判所が判断すべき案件ではない(内部理論?)」として却下しますから、誰も争わないんですが(笑)、それを見越して弁護士会がショバ代を徴収という感じですね。本当の却下理由は、「弁護士会>一弁護士(しかも、弁護士会法律相談から案件をもらうような零細弁護士)」「波風を立てたくない」に過ぎないんですが。

 また、個人的にも、合見積もり的な話は増えているような気はします。
 ※私は、合い見積もりで買いたたこうとしているなと分かった瞬間降りたりしますが(笑)。見積もるだけで時間がかかりますし、何より、買いたたこうというタイプのクライアントはめんどくさいし、感情移入しづらいからです。別に、今のところ、案件に困っていないし。。。

➂あまりに長期間かかる訴訟

 本当に、日本の裁判の進行はトロいです。

 期日のたびに、はい、今度は原告の反論、はい、今度は被告の反論、、、、と永遠に繰り返す訳です。

 裁判官もレベルが下がっていますから、事件の早期で、「本件の争点は○○と●●であり、・・・」と整理できず、時には土俵が何なのかも不明なまま(弁護士も最近は頭が悪いのが多いので争点を理解せずにひたすら相手方を論難しているだけの書面も多い)グダグダずっと水掛け論をやっている訳です。

 これの何が無駄かというと、期日のたびに、裁判所も弁護士も、「この事件、どんな感じだったかな」と事件記録(提出書面等)を見返す訳で、当然100%覚えているはずもなく、それどころか何十件も抱えていれば、かなりの部分読み直さな変えればならず、思い出すのに莫大な時間がかかってしまう訳です。

 挙句、とにかく判決を書きたくない裁判官が多いので、何が何でも和解でと裁判所が望む案件も多く、当事者(金銭面での勝訴はもちろんそうですが、裁判所に正義を判断してもらいたいという想いもあるのです)の納得も得られたような得られないような形で終わってしまうので、「ひたすら書面のやり取りをしたけど、結局、これですか、何なの・・・」という想いになっても不思議ではない訳です。

 さて、生業として見た弁護士業界としての文脈で言うと、なぜこれが困るかというと、一般的な案件の「着手金+成功報酬」の場合、(当たり前ですが)かかる時間が無駄に多くなればなるほど、時間単価が下がるのです。

 着手金が20万円とか聞くと、「え、新卒の初任給もいきなり取るの?」とか思われるかも知れませんが、考えてもみてください、ある程度争いの激しい案件でしたら、「はい、今度は原告、はい、今度は被告・・・」というターンを繰り返していれば、140時間(サラリーマンの1ヶ月業務量)なんてすぐ経ってしまいますよ。そうしたらね、投資までして(それなりの努力をして)弁護士になって、責任も負って、身分保障もなく、新卒で事実上一人では何もしようがない新人サラリーマンと同じ収入になる訳ですよ。
 これがいかに不合理かというのはお分かりになっていただけると思います。

 ちなみに、今現在、タイムチャージは露骨に中国や台湾の弁護士の方が日本の弁護士(大手を除く)より高いですが、訴訟に関しては金額としては大差ないという印象です。しかし、例えば中国(大陸)の訴訟は始まってしまえば1回~2回!で終わることが多いので、感覚的には、労力は、日本の訴訟の5分の1~下手すれば10分の1です。これがどういうことかというと、時間当たりの単価にすると、中国の弁護士は日本の弁護士の5倍~10倍ある、ということになる訳です。

➃契約書・録音がない案件における認容確率、認容金額が低い(裁判所が、間接事実の積み上げによる事実認定を怠っている)
 
 これですね、真の意味の司法の危機だと私は思っています。

 セクハラ・パワハラが一番わかりやすい例なのですが、とにかく録音がないと裁判所は認めないんですよ。理由は単純。直接示す証拠がないから。
 ※今だったら、旧ジャニーズの何とかというじじいの性虐待は(存命だったら)認定されないと思いますので、おそらく、裁判所はこの面で益々退化しているのではないでしょうか。
 
 本来ですね、裁判所は、もちろん直接示す証拠があればそこからすぐに認定できますが、そのような直接的な証拠がなくても、種々の状況を示す証拠を積み上げて事実を認定することができますし、しなければならないんです。
 ですけど、今、ほとんどの裁判官は、こういうことをしません。彼らの作業は、「はい、契約書がありますね→契約が締結されましたね。」「はい、契約書がありませんね→契約が締結されたかどうかはわかりませんので、立証不十分です」と単純に仕分けることだけになってしまっています。
 ※前者は正しいですが、後者は本来正しくありません。契約書がなくても、その他の事実の積み上げから認定できる場合はもちろんあるのです。

 ですから、裁判官は、アホでも認定できる事実しか認定しないので、セクハラ・パワハラといった明らかな証拠なんてないことの方が多い案件は基本的に認められないのです。

 しかも、日本の場合、仮に精神的に病んでしまっても因果関係云々がうるさいですし、慰謝料というのは極めて低額に抑えられていますので、仮に賠償請求が認容されたとしても、賠償金額は(自殺事件で、因果関係が認められ場合は除き)何百万円オーバーとかそういうことにはならないのです。

 ※しばしば勘違いされるのが、離婚の慰謝料です。確かに離婚の慰謝料というのはありますし、(不貞行為がある場合は)認められやすい慰謝料ではあります。ですが、多額になる場合は、それは本当は慰謝料ではなくて、おそらくは「財産分与」です。これは、「婚姻期間中に増えた財産は半分こね」という法律上のルールがあるので、相手方(配偶者)が高給取りの場合は、帰責事由如何にかかわらず多額になるのです。

 これが、生業としての弁護士業という観点からどういう影響があるかというと、要するに、このような事案の積み重ねによって、弁護士に依頼してもしなくても結局それほど賠償は期待できないということになり、弁護士に依頼するインセンティブがなくなってしまうのです。

 アメリカは認容金額が異常ですが、やはり、ある程度認容されて金額も乗ってこないと、「弁護士費用を負担してでも弁護士に依頼したい」とは思えないでしょうね。

 なお、日本の場合、強制執行制度が極めて脆弱(判決を無視しても実は何のお咎めもないし、財産調査も基本的には国は何も手伝ってくれない)、弁護士に財産強制調査権が与えられている訳ではないということも、弁護士依頼が増えない理由でもあるでしょうね。

⑤不祥事の際の罰金、課徴金、賠償金、役員が刑事罰等に問われるリスクがいずれも低いため、企業法務も低調にならざるを得ない。

 例えば、ある悪事をした場合、1億円儲かるが、100億円の罰金を課せられる可能性が20%あるという事例を仮定しましょう。
 これは、マイナスの期待値が100億円×20%=20億円で、プラスの1億円より圧倒的に大きいので、マイナスの方が圧倒的に大きな事案となります。
 そうすると、どうすれば、罰金を課せられないようになるか、というのを真剣に検討するインセンティブになります。

 では同種事案で、1億円儲かるが、3000万円の罰金を課せられる可能性が1%あるという事例を仮定しましょう。
 これは、マイナスの期待値が3000万円×1%で30万円で、プラスの1億円より圧倒的圧倒的圧倒的に小さいので、プラスの方が圧倒的圧倒的圧倒的に大きな事案となります。

 はい、後者が日本です。

 日本の場合、企業が不祥事を起こしたとしても、はっきり言うと大したことないのです。
 だから、粉飾決算だってなんだってするのです。何しろ、それが合理的な行動なのですから。
 ※ビッグモーターの行動も、経済合理性に適っているんですよ。たまたまやりすぎてバレてしまっただけで。

 こういう社会なので、要するに、(ごくごく一部の企業を除いて)企業・企業経営層も、真剣にルール通りに活動していこうなんて本当は思っていないのです。
 コンプライアンス云々言っていますけど、98%ぐらいの企業は、目的が「『コンプライアンス体制を整えています』と言えるようにすること」になってしまっているでしょう。

 そうしますと、結局のところ、弁護士を使って、法的にしっかり(本気で)整えよう、という企業がごくごく少数に限られてしまうということになり、これは、生業としての弁護士業という観点では、弁護士の業務が増えない理由の一つとなります。

➅ネットの情報がしっかりして来ていて、弁護士以外の法人・個人のレベルが明らかに上がっており、自力て完結できる例が増えている。

 これは、弁護士のレベル低下(地頭の悪い人でも、家庭環境に恵まれてせっせと勉強に励みさえすれば、よほど勉強が苦手でない限り何とか弁護士になれる状況になっている)と密接に関連しているのですが、最近は、

 「弁護士でない法人・個人+もともとがしっかりしている+勉強熱心+自分のことであるという真剣さ+ネット情報」>「弁護士」

 になって来ている印象があります。

 最近、冗談抜きで、4分の1前後ぐらいの確率で、相手方弁護士等の書面を見て「は?バカじぇねえの?」と思います。
 基本的な知識がないし、争点を捉えていないし、何より日本語がおかしい(笑)。端的に、頭が悪いんだと思います。

 頭が悪い人って、結局何をやってもダメで(しかも、頭の悪い人に限って努力もしない。つまり、頭が悪いというのは、努力しない積み重ねという結果でもある)、しっかりした素人の方が少し頑張るだけですぐに抜かれるんです。

 で、しっかりした方であれば、弁護士でなくても、この弁護士が、少なくとも弁護士という水準を保っているかどうかというのはわかりますので、「こんなんだったら、高いかね払って弁護士雇うより、自分でやった方がいい!」と思う訳です。

 そして、最近は、本当にネット情報がかなりしっかりしていますので(本当に勉強になるページや動画が結構あります)、真剣に努力する人は本当にレベルが高くなるのです。

 このあたりも、弁護士需要が低迷する理由でしょうね。

 ※今日の話とずれるので一言にしますが、居酒屋が厳しいのは、Youtubeで美味しいおつまみ・料理の作り方ジャンルの素晴らしい動画がたくさん出てきているのも一因だと思っています。

3 今後

 弁護士増加のペースはだいぶ和らいできましたが(今年だけ、ロースクール在学中(最終学年)でも受験が可能というルールになったという特殊要因で増えましたが、今後受験者数がどんどん減る関係で合格者も減っていくでしょう)、今後は、弁護士業界の生業としての苦境は益々深刻になると思います。

 理由は、、、

○法テラスが対象とする一定の資産・収入以下の方が増えて、法テラス案件が増え、労力単価が益々低下していくと思われる。

○AIの精度向上により、これまで弁護士に依頼していた契約書チェックが一部、AI+超若手企業内弁護士にシフトしていく可能性があり、業界全体として契約書チェック・作成によって得られていた収入が減少していくと思われる。

○ネット上の情報及びAIの精度向上により、弁護士に委任しない個人案件(当事者調停・訴訟)が増加していくと思われる。

○企業・国全体のパワーがなくなり、海外勢から「うちはこの契約内容を飲まない企業とは取引しません」と言われて、日本サイドの要求が通らなくなり、そうすると、もはやダダ飲みして案件を取るしかなくなり、そうであれば、弁護士の真剣なチェックが不要になっていく、、、という事例が増加していくと思われる。

○在野(企業内と大事務所を除いた弁護士)に優秀な人材がほとんどいなくなり、企業としても「そんなんだったらうちの職員+インハウス弁護士で十分だわ」と考える例が増加していくと思われる。

 あたりです。


 弁護士業というのは、司法の一翼を担う重要な仕事であるのは間違いありません。

 そして、私自身、(実はあまり正面から認めたくはないのですが(笑))人生いろいろ回り道をして損をして生涯賃金的には億単位で失った印象はあり、そもそも理系に行かなかったことを筆頭に人生後悔だらけですが、今のこの弁護士という職業には満足していますので、あまり弁護士業の衰退は見たくないです。

 また、弁護士という職業は、まがりなりにも努力が必要な職業であって、やはりないがしろにされたり軽んじられたりするべきではない職業であろうな、というのは思います。

 ですので、「弁護士業」には輝いてもらい、若い方がこぞって目指すような業界になってもらいたいと思っています。
 ※私が過去いた中では、生命保険業とか地方公務員(県庁)とかは、もう💩としか言いようがなくて、若い方がこぞって目指すような業界であってはいけないと思っていますが(笑)。って、そう考えると、私なんて💩業務人生ですね(自虐爆)。アンチ、インチ、遠地、音痴、ウンチですよ。

 10年後、弁護士業界はどうなっていますかね。
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残念なステーキ屋

2023-11-12 13:27:56 | 2021年12月以降
 とある地域の、「ステーキ」といったらここ!というステーキ屋に行きました。

 ステーキのほかは、白身魚のディッシュと簡単なオードブルとスープ・ご飯ものという構成で1万円ちょっとというものでしたので、ステーキ業界(鉄板焼き)としては比較的簡易なコースで、決して高級ディナーという領域ではないのかも知れません。

 ただ、私はものすごく驚きました。

 (あの銀色の半球状の蓋を被せて)蒸らしたり、寝かしたりという工程を一切経ずに、細かく切り分けて焼いていたのです。

 蒸らしたり寝かしたりという工程によって、肉汁が中に閉じ込められる訳で、一流と言われるステーキ屋がこれらの工程を省いてはいけないはずなのです。

 そして、なにより、ステーキは、厚めに焼いて(体積比で表面積を減らして肉汁流出を防ぐ)肉汁を閉じ込めることに意義がある、そして、中までそれなりに火を通しつつ表面を焦がさずに香ばしいという適切な水準にするというところに技術の醍醐味がある訳で、細かく切って焼き始めた時は本当に驚きました。

 表面積を増やして火を通すなんてね、素人でもできるんですよ。ステーキ屋を名乗る以上、切るのは、食べやすくするためだけであって、焼いてから切るんだよ、アホ。
 もうね、手っ取り早く火を通して早く自分の仕事を終えたいという気持ちが見え見え。
 ※このお店、焼き物が終わると焼き手が顧客の前から姿を消して奥の厨房(休憩室?)に下がるというスタイル。


 ほんと、勘弁して頂きたい。

 あのお肉でしたら、私が焼いた方が美味しかったと思いますね。
 ※最近のYoutubeをあなどってはいけない。素人でもある程度勉強できるのです。あと、料理はおそらく理論・科学という側面があって、この方面に強い私が理屈を理解したら、努力しない・考えない料理人ならすぐに超えると思いますよ。

 
 この手の地域一番店って、地元で持ち上げられて(おそらく批判できない空気なんでしょう)あぐらをかいて努力しないまま来てしまっているので、実態が伴っていないのでしょうね。


 追:このお店ではなくて、同じ地域の全く別の懐石系のお店(地域でおそらく一番の料亭)なのですが、通りかかった時に、一般の人から丸見えの通りに面したところで、ここの料理人が厨房服のままタバコを吸っていました。休憩時間中にタバコを吸うこと自体は自由ですよ。ですけどね、まず、厨房服を脱いでください。休憩時間なのですし、厨房服は常に清潔でなければならないです(勤務時間内なら吸うな!)。そして、何より、通りがかりの人から丸見えのところで吸わないでください。美味しんぼではないですが、タバコによって味覚が狂う訳で、別に勤務後自宅で吸う分にはさすがにとやかく言いませんが、そんな厨房服も脱がないような調理中(調理直前)にタバコ吸ったら、出汁の味とかわかる訳ないですよね?通りがかりの人から丸見えのところで吸ったら、「うちの料亭は、まともに味見ができない人間が調理を担当しています~」と公にしているようなものですよ。あと、これは料理人ではなくて経営層の問題ですが、もし中に喫煙スペースがないなら、一刻も早く作った方がいいと思いますよ。通りに面しているところで料理人が厨房服のままタバコを吸うって、かなりの恥さらしですよ。新幹線が通っ(あわわあわわ)   ←わざとらしい自主規制(笑)
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追悼:谷村新司先生~昴のメロディの秘密

2023-10-24 00:19:55 | 2021年12月以降
 谷村新司先生が亡くなりました。

 私が少年だった時から、先生の作曲する歌、先生の声、そして谷村新司先生という人すべてが大好きでした。
 本当に偉大な作曲家・歌手だったと思います。

 一方的に存じ上げている方の訃報としては、藤子・F・不二雄先生、志村けんさんに続くレベルのショックです。

 数々の素晴らしい楽曲に感謝すると共に、改めてご冥福をお祈り申し上げます。


 追:なお、谷村新司先生の《昴》が中国で非常に人気があるということなのですが、非常によくわかります。まず、中国は、谷村先生のような紳士的な方(政治的な香りのしない方・中国について批判的なことを言わない方)のことが好きというのが大前提にありますが、楽曲として、中国の方が好む壮大・荘厳な音楽である、歌詞も奥深いとともに、実は、《昴》は「ファとシがない中国音階」なんですね。中国の方に親和性がある音階なのです。すべてがそろっているので、それは人気がある訳です。
 ※なお、同じく中国で絶大な支持をされている千昌夫さんの「北国の春」も「ファとシがない中国音階」です(サビの直前の伴奏で「レ、レ、レ、ミ~ファソ~」と入れたいので、そこに辛うじてファは出て来ますが、いわゆるメロディにはファとシは出て来ません)。
 ※さらに蛇足ながら、琉球音階は「レとラがない音階」です。
 ※さらにさらに蛇足ながら、絶対音としてのファ、シ、レ、ラと言っている訳ではなくて、ドを起点とした場合のという意味で、4度、7度、2度、6度の音程のことを言っています。
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テンション爆上がり3連休!!!

2023-10-06 23:15:53 | 2021年12月以降
 久々に追われずに寝た9月16日夜から1週間程度はほぼ残業のないサラリーマン程度だったのですが、その後また微妙に忙しくなり、今日に至りました。

 で、今日ほぼ完全にすべて終えて、3連休はほぼ何も仕事をしなくてよい状況になりました。

 3連休となるとテンション爆上がりです。

 この3連休で、ジャニーズ関連について、ズガンとアップできそうです(笑)。
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追われ~ず寝たの~は~、いつの~日~か~

2023-09-17 01:28:38 | 2021年12月以降
♪夕焼~け、小焼け~の、赤とんぼ~、負われ~て見たの~は、いつの~日~か~

 いやあ、仕事に追われず寝られるのというのは、嬉しいことですね。

 今日(昨日)、仕事が終わった後、メチャクチャ久しぶりに中国人の友人とディナーを共にしました。
 最近、(読み書きは業務上頻繁に、しかもこの1ヶ月ぐらいは毎日レベルで中国語を使っていたのですが)中国語でおしゃべりというのは結構久しぶりで、会う前は、プライベートながら微妙に緊張していました。

 最初の20分ぐらいは調子が出なかったのですが、段々よみがえってきて、30分経過後ぐらいからはネイティブ3人と私で普通にいけました。
 ※私の中国語の絶頂は留学2~3年ぐらいの時期と、業務の関係で話す機会が多かった7年前ぐらいですが、感覚的にはその90~95%ぐらいであれば比較的短時間で戻りますね。。。
 ※聞き返したくなる場面が1回だけあったのですが、ネイティブの2人も「は?」と言っていて(話題が飛び過ぎで、言語関係なく文脈として意味不明だった。かつ、「今、●●って言った?」という聞き取った単語も同じだった)、スピーキングはどうしてもネイティブと差があるにしても、ヒアリングに関しては完全に大丈夫でしたね。まだ若いころに留学を決断してよかったです。。。

 そんなこんなで、プライベートの微妙な緊張からも解放されて、24時間以内にやらなければならないという仕事もほぼなくて、久々に憂いなくぐっすり寝られそうです。



 
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