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2024 4/7の拝観報告5(泉涌寺 法音院)

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写真は、庭園。

新善光寺を出て、東大路通の方へ戻り始めました。
その途中で法音院を通りかかりました。
13:45頃です。
その際にアマ会の桜さんから「法音院さんは写仏の部屋とお庭をきれいに改修されたらしい」との伺ったのを思い出しました。
まだ帰宅予定時間まで余裕があったので、立ち寄ってみました。

もちろん写仏をお願いします。
2,000円。
玄関を入って突き当りの座敷でも、その左奥のイス席でもいいです。
イス席の方はきれいになっていました。
13の仏様様から好きなのを選びますが、阿弥陀如来にしました。
たぶん如来は装飾が少ないので、描きやすいと思いますw

写仏後はイス席の奥に見えるお庭、天元之庭を散策。
苔がきれいで、八ツ橋や東屋があります。
東屋の隣には紅枝垂れ桜が1本ありました。
昔はこんなきれいなお庭はなかったですね。

お茶とお菓子も戴き、14:30頃にこちらを出ました。

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2024 4/7の拝観報告4(泉涌寺 新善光寺)

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写真は、本堂左手の枝垂れ桜。

剣神社から細い道を南へと進みます。
すると泉涌寺の総門脇にちょっこりと出てきます。
途中で戒光寺の前を通りましたが、こちらのソメイヨシノも満開でした。

さらに奥に進み、13:20頃にやってきたのが新善光寺です。
もちろん桜目当てです。

こちらには桜が3本あります。
まずは庫裏の前の枝垂れ桜は満開。
そして大方丈の側面、丸窓に脇にある枝垂れ桜(上写真)も満開。

最後は大方丈裏の中庭にある紅枝垂れ桜。
こちらは3分咲きぐらいでしょうか。

帰宅してからHPを見たら、4/11、4/12、4/13にこの中庭の紅枝垂れ桜を観るために大書院の桜の間が公開になっていました。
かつて満開を見たことがあるのですが・・・当時は大方丈が改修中で「足場入りの写真」でしたw

13:40頃にこちらを出ました。

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2024 4/7の拝観報告3(剣神社 春季大祭)

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写真は飛鵑亭の広間。

北山モノリスを出て修学院駅へ。
ちょうど電車で来ており、そのまま乗車。
出町柳駅で京阪電車に乗り換えて、七条駅へ。
そこからfrippertronicusさんと2人でタクシーに乗車。

12:50頃にやって来たのが剣神社です。
泉涌寺のさらに北側にあり、そばの澤正に行かれたことがある方は前を通っているハズです。

この日は11時からこちらで春季大祭があること、そしてお茶室で呈茶があることをお友達のFBで知りました。

11:00からの大祭だったので、13時ごろじゃ呈茶は終わっているかと思いましたが、ラッキーなことにまだ空いていました。
むしろ逆にもうほかに誰もいなかったのも幸いでした。
表の石の鳥居の右手に門があり、その奥にあるのが茶室 飛鵑亭(ひけんてい)。
玄関を入って左手の小間で立礼のお茶席がありました。
右手には1畳台目中板の小間があるそうです。

広間にはお雛様が飾ってあり、干菓子とお薄を戴きました。
お茶室を出て本殿にもお参りし、相応のお賽銭も入れさせて頂きました。

隣の摂社の前のソメイヨシノも満開でしたね。
最後に由緒書きを戴き13:10頃にこちらを出て、ここでfrippertronicusさんとは別行動になりました。

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2024 4/7のランチ報告2(北山モノリス)

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写真は、ダイニングから見た庭園。

仙洞御所を出て、再び梨木神社のシェアサイクルで出発。
出町柳駅で返却し、叡電で修学院駅へ。
そこから徒歩で向かったのが、北山モノリスです。
徒歩で向かう途中で同行のfrippertronicusさんに出会いましたw

近代的な建物とお庭がある基本は結婚場なんでしょうが、ランチやディナーもしておられます。
コロナ前から何度も候補に挙がったのですが、いつも別件に阻まれてきました。
数寄屋じゃないところが後回しになった原因であるのは間違いないですw
そうして後回しにしていたらコロナ禍がきました。
コロナ禍とともに、北山モノリスの食事プランが休止になってまた行けず。
最近やっと復活したので、申し込んで来れました。

11:10頃に到着。
ランチは11:30からなので、しばらくロビーで待ちます。
内部は思っていたよりはコンパクト。
ロビーの真正面に近代的な庭園があり、紅しだれ桜が五分咲き。
右手には透明のチャペル、左手に披露宴をするであろうダイニングがありました。

待ち時間に庭園やロビーを拝見し、11:25頃にダイニングへ案内されました。
かなり早く申し込んだので、お庭に近い真正面の席でした。

       
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写真は、特別懐石 5,500円。

コースは5,500円の特別懐石。
4がメインのローストビーフの柚庵焼きです。
まあ値段的にもこれぐらいだろうという感じでした。
ただこちら的に良かったのは、「1品終わればすぐに次が来る」パターンでした。
お店によってはこちらのペースに関係なく、全コースを1.5~2時間で提供されるケースもあるので。

12:15頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2024 4/7の拝観報告1(仙洞御所)

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写真は、醒花亭の桜。

前日に続き、ソメイヨシノが満開の週末日曜日です。
家を出る前から人が多そう~~~って思ったので、この日は車の使用は控えます。
自宅近くのポートからシェアサイクルで梨木神社のポートへ。
9:15頃にやって来たのが、仙洞御所です。

3/31の桂離宮をキャンセル拾いで確保した際に、「久しぶりに仙洞御所はどうかな」と思いました。
この日はもともとランチの予定があったので、ちょうどその前のAMなら行けると思い、9:30~の枠ネライで1週間ほど毎日ネット予約枠を見ていました。
そしたら3/29に2名分出たので、ダメもとで申し込んだら当選しました。

最近はネット予約枠が拡大されたのか、1ケ月前ぐらいからかなりキャンセルで枠が空きます。
桜や紅葉はある程度直近にならないとピークの動向が分からないので、2週間ぐらい前から毎日キャンセルチェックしてもいいように思います。

9:30から20数名で回ります。
北池ではもみじ山に1本ある桜が満開。
南池では醒花亭前のソメイヨシノが満開で、山桜は葉桜でした。

ちょっと押して10:40頃に終了し、次へと向かいました。

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2024 4/6の拝観報告6 最終(Bridge Studio Renovating a Historical Kyoto Building as an Art Center)

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写真は、元診察室。

Farmoonを出て、徒歩で向ったのがBridge Studio(元岡本医院) です。
今回は昨年こちらの展示・内覧会が行われた後に、修復のためのクラウドファンディングがありました。
そこで10,000円の寄付をした返礼が、個人見学会+周辺の案内ツアーでした。
その返礼がこの日の15:00でした。

14:50頃に到着。
早速内部の見学。
2回目ですが、やはりここはいいですね。
東半分が洋館、西半分が数寄屋建築で、これがきれいに半分ずつで合体しています。
今回は玄関を入って左手の旧診察室がきれいになっていました。
その代わり1階奥の茶室部分が改修中でしたね。
また前回はまだ手が入っていなかったトイレやお風呂もきれいになっており、
ここの意匠もまた凝っていましたね。
トイレなんて丸窓2つの意匠と、トイレに入る廊下の天井の木目の意匠が合わせてあるんですよ。
遊び心がありますね~~

1人での見学だったので、写真を撮りまくりましたw
20分ほど拝見してお外へ。

      
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写真は、桜満開の哲学の道。

前述のようにこの日の哲学の道は桜が満開。
スゴイ人でした。
外国の方が多い。
そんな人ごみを尻目にオーナーさんは、裏道へと案内して下さいます。
あの辺りの裏道にはあんなにアートギャラリーがあるんですね。
またそういう方々が横でつながっているので、次々と紹介、案内して下さいました。
皆さん総じて海外在住歴が長く、いろんな人生があるものだと改めて感じました。

16:10頃にBridge Studioに戻ってきて、ツアーは終了。
この日はこれで帰宅しました。

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2024 4/6のおやつ報告5(Farmoon)

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写真は、店内。

源鳳院を出て、白川通を北上します。
銀閣寺道から銀閣寺方面に進みます。

この日の哲学の道の桜は満開。
スゴイ人でした。
ということは、周辺のコインパーキングもほぼ満車。
まあその辺りは十分ケアしており、事前にakippaで近くの民家の駐車場を1日借りしていました。
こちらも割引券使用で660円!
この時期に、このエリアで1日貸しで660円ですよ。
それに何よりいいのは駐車場が確保されている安心感ですよね。

こちらに車を停めました。
次の予定が15:00だったので、まだ小1時間あります。
そこで14:10にやって来たのが、Farmoonです。
こちらの喫茶で休憩です。

     
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写真は、薄荷と蓬のアイス・淡路島レモンカード 1,200円。

こちらは本当に「見たことないもの」が出てきます。
しかも美味しいんですよ。
今回はパフェ。
ハッカと蓬のアイスって、誰が予想できますw
味的に思っているよりハッカは強くないです。
メインは蓬。
その奥にハッカの爽やかさを感じます。
これが合うんですよ。
右の黄色いのはサツマイモ。
そしてその下にレモンカード。
蓬とサツマイモがコッテリ?した味で、ハッカとレモンが爽やか系のバランス。
今回も美味しく戴きました。

また2階は古代ギリシャ系の雑貨で、紀元前のコインなどもありました。
これがまた小さいのが直径5㎜ぐらい!
こんなもん失くすでw
しかしその5mmのコインにもしっかり画が描かれているんですよね。
非常に興味深かったです。

14:45頃までゆっくりして、次への予定へと向かいました。

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2024 4/6の拝観報告4(源鳳院 雛人形展)

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写真は、大書院。

興聖寺を出て、堀川通→丸太町通と進み、岡崎まで来ました。
13:10にやって来たのが源鳳院です。
桜の時期に雛人形展を開催されていました。
呈茶付きで2,000円でした。

こちらのお庭の中央に大きな紅枝垂れ桜があります。
今回はまだ5分咲きぐらいでした。
昔(洛陽荘時代)の写真と比べると、格段にお庭がスッキリしましたね。

大書院の雛人形も拝見しましたが、僕の滞在時間は他に誰も来なかったのでゆっくり拝見出来ました。
また大書院の奥にはラウンジのような個室もあるのを今回初めて知りました。

春と秋ぐらいには展示会をしておられるので、また来ようと思います。

お茶と生菓子も戴いて、13:50頃にこちらを出ました。

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2024 4/6の拝観報告3(西陣 興聖寺)

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写真は、方丈。

龍安寺を出て次の目的地に行こうと思ったのですが、ここでアマ会のあきさらささんから情報が入ったので、1つ挟むことにしました。

今出川通に出て、堀川通を南下します。
12:10頃にやって来たのが、興聖寺です。
もう別に何回も来ているのですが、わざわざ来たのは
・雲了軒で写真家杏橋幹彦さんが展示会を4/4〜4/8までしておられ、その間は小間の茶室にも入れる
・雲了軒そのものの内部も撮影可
と聞いたからです。

以前にも小間の茶室に入ったことはあるのですが、今は引きの写真が撮れるので。
また雲了軒内部は今までなかなかきれいな条件で撮影できていなかったので。
ということで、
です。

今まで気になっていたので、スッキリしましたw
あきさらささん、情報ありがとうございました。

またコインパーキングは堀川通を渡った向い側に停めたので、水火天満宮も覗きました。
枝垂れ桜が満開だったので、写真を入れ替えました。

12:40頃にこちらを出て、次へと参りました。

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2024 4/6のランチ報告2(龍安寺 西源院)

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写真は、座敷。

下鴨の茶寮 宝泉を出て、北大路通→西大路通→廬山寺通からきぬかけの道へと進みます。
やはり金閣寺周辺は人が多かったですね。

10:40頃にやって来たのが、龍安寺の中にある西源院です。
湯豆腐のお店です。
かつては10:00開店でしたが、今は11:00です。
こちらもお庭がきれいですが、その写真も撮りなおそうかなとw
さらについでに座敷の無人写真も欲しかったので、1番に並びました。

11:00に開店。

       
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写真は、精進料理と七草湯どうふのセット 3,800円。

開店時には15人ぐらい並んでいましたね。
目論見通り1番に入店でき、内部の写真確保w
お料理の準備の問題もあるのでしょう最初は6組ぐらいが席に案内されて、あとは店内でwaittingでした。

実質メインのメニューは七草湯とうふ単品か、精進料理付のセットの2択です。
今回はこれがランチなので、フルコースです。
昔は精進料理では物足りなかったのですが、今はすっかりいい感じになりました。
こちらの変化(老化!?)ですねw
ただやはり当初の予想通り、「湯豆腐は豆腐が多く感じ」ます。
でも脂分がないので、一旦満腹になっても夕方にはお腹が空くんですよねw

11:40頃に戴き終わり、次へと向かいました。

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2024 4/6のおやつ報告1(茶寮 宝泉)

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写真は、奥の座敷。

ソメイヨシノが満開の週末です。
この日も予定が目白押しですw

まずは9:30に車で自宅を出て、下鴨へ。
10:00前にやって来たのが、茶寮 宝泉です。
こちらも以前から行こう行こうと思っていましたが、車以外では行く気がせず(笑)、さりとてこの辺に立ち寄ることもなかったので来れていませんでした。

しかし数寄屋建築もいいとのうわさを聞いていたので、朝1番に来ました。
でないと無人写真はムリですもんね。
そういうわけで朝1番から”おやつ”ですw
主屋は雁行状になっており、思っていたより広かったです。
また玄関の土間のところもいいですね。
お庭もきれいです。

10:00開店と同時に入ったので1番でしたが、もう5分ぐらいで2組目が来られました。

         
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写真は、わらびもち 1,400円。
 
注文は上生菓子などもありますが、基本的には「期間限定」や「店舗限定」に弱いですw
今回は注文を受けてから作られるため、持ち帰り出来ない「わらびもち」にしました。
宝泉なんでもちろん片栗粉じゃなくて、ホンモノの(本わらび粉)のわらびもち。
トゥルントゥルンの食感はもちろん、本わらび粉の風味がいい。
お店側も「最初の1つはそのまま食べて」というように、黒蜜も付いてますが、そのままの方が僕はむしろ好きでした。

たぶん今まで食べたわらびもちで1番美味しかったです。
    
10:20頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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2024 3/31の拝観報告6 最終(桂離宮)

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写真は、桜の咲く笑意軒。

14:50頃に桂離宮に戻ってきて、参観手続きをします。
こちらは参観に1,000円必要です。

15:00頃からスタート。
この日の案内人さんは、翌日の4/1から異動で桂離宮での案内はこれがラストだと。
お疲れさまでした。

今回こちらに来た理由は前述のように2つ。
・下桂御霊神社まで来たので、久しぶりに
・久しぶりに行くにしても、笑意軒のしだれ桜が満開がいい
です。
笑意軒のしだれ桜は早咲きで、近衛邸の糸桜と同じぐらいなのでいい頃だろうと踏んでいました。

結果が上の写真。
満開から少し散りだしていました。
またこの辺り秋はこんな感じです。
秋もいいでしょうw

それと最後の月波楼の土間の上にある宝船図は、もともとは下桂御霊神社だったと伺い一層感慨深かったですw

16:05頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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松竹撮影所

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写真は、Bスタジオ。

太秦にある映画の撮影所で、今は東映(太秦映画村)と並んで2つあるうちの1つです。
ただしこちらは通常は公開はしておられません。

アクセス
嵐電の帷子ノ辻駅で下車します。
改札を出て直進し、三条通に出て右手に進みます。
約70m先の右手に京進スクールの教室が見えるところを左折します。
この突き当りに松竹撮影所の入口があります。

2023/8/19と8/20の午前午後の計4回開催された「太秦映画村 非公開撮影所を2日間だけの特別開放!」で内部に入りました。
参加者は各回40名弱、参加費は1万円でした。

入口を入ると右手にインドアのステージがあり、左手が事務棟、真っすぐ奥にオープンセットがあります。
まずは事務棟の1階で受付、エレベーターで3階に上がり、奥の控室で着替えをします。
10時からステージBの中で先方の挨拶の後、プロ5人の殺陣を見せて下さいます。
それを見た後、木刀が配布され、刀の各箇所の呼称の説明。
そして基本的な構えを教えて下さいます。
次に3班に分かれて、プロ2人から簡単な殺陣の流れを教えて頂きやってみます。
やってくる相手の上段の刀を払って、払ってからの、胴切りと袈裟切りのような感じです。
やってみると楽しいものでした。
これで約1時間。
その後、控え室に戻り20分ほど着替えと休憩。

11:30頃から敷地奥のオープンセットを拝見しました。
手前から長屋が続く民家、隣には街道筋のお店が並んだ街並み、さらに隣には吉原の遊郭。
街道筋を真っすぐ進んだ突き当りには、奉行所や吉良邸への討ち入りに使われる大きな門がありました。
必殺仕事人や鬼平犯科帳でも出てきますね。

その右手が掘にかかる大橋。
そして柳の生えた船着き場があります。
この船着き場で船に乗るシーンを撮って、次のカットでは近江八幡のお堀の船に切り替わったりするそうです。
またこのエリアの隣にはプレハブの小屋が並んでいましたが、表には町屋のようなセットの壁があり、扉さえ閉めれば撮影しても見えないようになっていました。

またあちこちで建て替えをしておられ、基本撮影に応じてオープンセットも大きく建て直して使われるそうです。
12:00に終了し、解散しました。

 
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2024 3/31のおやつ報告5(中村軒)

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写真は、改修した店内。

大枝山古墳群を出て車で桂離宮に戻ってきます。
駐車場に到着して14:20頃。
15:00までまだ時間あります。
どのみち14:40までは中に入れないので、行っちゃいますw
もちろん中村軒w
もうこの辺りは場所はもちろん距離感も分かっているので、決断が早いですw
中村軒は最近内部を改修されたばかりで、改修後に来たことがありませんでした。
来てみると、昔の雰囲気はそのままにきれいになっていましたね。
もっと現代的な感じにガラッと変わっているのかと思っていたので、逆に良かったです。

        
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写真は、期間限定 焼きよもぎだんご 420円。

さて一服の注文ですが、生菓子とかぜんざいとかいろいろありますが、
焼よもぎだんごが期間限定で店内のみ。
そりゃ焼くので持って帰ると固くなりますからね。
そう言われると「ここでしか戴けないもの」に惹かれちゃいますw

外のカリカリ感、中のふんわり感。
よもぎの風味。
本日2つ目の中村軒でした。

14:45頃にこちらを出て、桂離宮に戻りました。

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通圓

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写真は、外観。

通圓(つうえん)は平安末期に創業した宇治橋の橋守をしつつ、旅人にお茶を提供するお店でした。
今もお茶の販売や、甘味や抹茶ソフトなどのイートインスペースを併設したお店になっています。
また狂言の演目「通円」としても名が知られています。

アクセス
京阪宇治線の終点、宇治駅で下車します。
改札を出て真っ直ぐに進んでロータリーに出ます。
右手に進み府道7号線に出て、信号を直進します。
信号を渡った正面の宇治橋東詰に通圓があります。

平安末期、源頼政の家臣古川右内が隠居し、「太敬庵通圓政久」と名乗り、宇治橋東詰に庵を結びました。
初代通圓は後に源頼政が起こした平家討伐の宇治川の合戦に出陣し、討ち死にしています。
その後も庵は「通圓」として宇治橋の橋守をしつつ、旅人に茶を差し上げてまきました。

今の建物は1672年に建てられたもので、江戸時代の町屋遺構を残しています。
正面の庇は深いわりに柱が少なく、間口を広くしています。
これは南禅寺別荘群の同じように庇のはね木を太い梁で押さえることで、往来の人々が出入りしやすいようにしています。
お店の左手はお茶や茶団子などのお土産物の店舗。
正面の店の間には400~500年前の茶壷がならび、
一休和尚から頂いた「初代通円」の木像、
宇治川の水を組むための釣瓶、
創業当時にお店の土間で使われていたらしい茶釜、
伏見城(指月城)の瓦などが置かれています。

またお店の右手はイートインスペースになっており、抹茶の甘味、抹茶ソフトや茶そばなども頂けます。

狂言 通円
旅の僧が宇治平等院に参詣します。
無人の茶屋に茶湯が手向けてあるのでいわれを聞くと、昔通円という茶屋坊主が、大勢の客に茶を点てて、ついに点て死にした。
今日がその命日に当たると。
すると通円の亡霊が現われ、自分の最期のありさまを語ります。
「都からの修行者が三百人もおしよせてきた時、通円は一人残さず茶を飲まそうと奮闘したが、ついに頼みの茶碗、柄杓も打ち割れてしまった。もはやこれまでと平等院の縁の下に団扇を敷き、辞世の和歌を詠んで死んだのだ」。
そう語り終えた通円の亡霊は、僧に跡の供養を頼んで消えてしまいます。

本来は通圓が宇治川合戦で刀折れ矢尽きて、扇を下に引き切腹したのを
「茶化」しているという意味があるそうです。


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