北羽歴史研究会

出羽国北端より奥羽地方と北の歴史を展望し
北羽地方の風土文化作りに寄与する。

シンポジウム・出羽の清原氏から平泉の藤原氏へ

2013-09-06 11:26:23 | 催事情報

シンポジウム。。出羽の清原氏から平泉の藤原しへ。。


○ 北東北古代史の魅力紹介・・・藤盛紀明(北東北歴史懇談会)


○ 基調講演「清原清衡から藤原清衡へ」・・・信太正樹(横手市教育委員会)


○ 後三年合戦関連遺跡群発掘調査報告・・・島田祐悦(横手市教育委員会)


○ パネルデイスカション 「出羽の清原氏から平泉の藤原氏へ」・・・横山裕司、川井博、(北東北歴史懇話会)、信太正樹、島田祐悦。


○日時 10月6日(日)13:30~16:30


。会場 東工大蔵前開館 ロイアルプルーホール(東急大井町線・目黒線大岡山駅前)


○主催 北東北歴史懇話会(秋田産業サポータークラブ) 共催 横手市


。後援 秋田県教育委員会、東アジアの古代文化を考える会、考古学を科学する会。


 


安藤昌益 いのちの思想家

2013-01-14 17:41:00 | 出版物

『いのちの思想家 安藤昌益 』( 人と思想と、秋田の風土) … 石渡博明 著


・・・目次紹介・・・


第1章  いのちの思想家安藤昌益を育くんだ秋田 


    「安藤昌益」と、発見者「狩野亨吉」ゆかりの地へ。   狩野亨吉、「大思想家」安藤昌益との出合い。  安藤昌益の人物像。


第2章  安藤昌益の生涯


    大館時代・少年期。 京都時代・青年期。 八戸時代・壮年期。 再び大館・晩年と歿後。


第3章  安藤昌益の思想とは、


   昌益の思想的活動、 仏教と昌益、 老荘(道教)と昌益、 兵学と昌益、 神道、国学と昌益、 伝統医学と昌益、 天体論、宇宙論と昌益、 自然哲学の新髄「互生活真」・医学論を支える互生論、


 安藤昌益の人間論、 安藤昌益の地理観、歴史論、 安藤昌益の社会論、 安藤昌益の「理想社会」と世直し論、 安藤昌益と秋田の風土。


終章   昌益を今に、未来に、 


あとがき。


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註:2012,11,15   初版発行  有限会社自然食通信社  定価・1700円十税  


註:当出版書は、2012年中、秋田県北部の地域紙「北鹿新聞」に執筆連載された、新しい観点と記述内容精査の出版となっております。  ネット検索で販売書店すぐわかりますので、ご利用お求め下さい。よろしくお願いします。W   


 


 


 


平成24年度 北羽歴史研究会

2012-12-25 00:00:00 | 活動情報

1月25日・第25回定例総会


1月25日 ・「北羽歴研 公開講演会」  演題 「きみまち阪の命名と背後にあるものと境界としての坂」 講師・日景健先生(大館市釈迦内)


2月22日 ・古文書学習会、 テーマ・・岡本家文書「蓮生譲り状」を読み、「沙弥浄光譲」を読み直してみる。  担当・・千葉克一会員


3月22日 ・通例学習会 ・テーマ「佐竹義宣の秋田入封と渋エ政光の登用」 ・担当・・鷲谷豊


4月19日 ・大館郷土博物館出前講座 ・テーマ「大館市川口十三森遺跡発掘調査報告」 ・講師・・・嶋影壮憲 氏。


5月2日 ・第53回実地研修会 ・「中世から近世への南部氏を巡る」。 


6月19日 ・通例学習会 ・「県政映画」のDVD鑑賞会。   担当 加賀谷勝、


7月26日 古文書学習会  テーマ「斎藤氏系図家伝書」を読む。---藩境を守った拠人たち---  。  講師 千葉克一氏・


8月22日 ・通例学習会 ・テーマ「小坂町川上地区の民俗文化について」  講師・中村周傍 ~ 小坂町郷土史研究家。


9月25日 ・ 第54回実地研修会  テーマ「小坂・毛馬内の史蹟を探る」。


10月25日 ・古文書学習会 ターマ「郷村史略」を読む   講師 千葉克一 氏


11月21日 ・第59回研究発表会   「茂木百騎と茂木ささら」について~高松毅 会員.   「旧城主への借用書状」を読む。~千葉克一 会員。


12月20日  ・史話懇談会  (会員4名の資料発表、及び各会員より話題の懇談)


以上。 


 


 


 


 


安藤昌益 『人と思想と秋田の風土』  石渡博明 著

2012-11-03 19:50:39 | 出版物

安藤昌益 『人と思想と秋田の風土』  石渡博明 著  H24、2、3~8、24 北鹿新聞記事


目次紹介 


  一、はじめに  ?狩野亨吉ゆかりの地~生家と顕彰碑 ?安藤昌益ゆかりの地~ニ井田  ?昌益晩年資料の発見  ?昌益晩年の行動と弟子たち  ?狩野亨吉  ?狩野亨吉と昌益の出合い  ?関東大震災と昌益の著書  ?狩野亨吉とその後


ニ、安藤昌益の人物像    三、安藤昌益の生涯  、?大館時代 ?京都時代~仏門にて  ?京都時代~医師への転身  ?京都時代~医師修行と儒学の習得  ?八戸時代~町医者昌益と弟子たち  ?昌益歿後の八戸の動き  ?真営道医学の流れ


四、安藤昌益の著作と関係資料   ?先初期~陰陽五行論時代(正信時代)  ?初期~陰陽五行論時代(確龍先生龍経書、同自然数妙天地象図、の時代)  ?中期~進退五行論時代、その一、刊本『自然真営堂』の時代  ?中期~進退五行論時代、そのニ、『統道真伝』『学問総括』の時代、  


五、昌益の思想的格闘~ その一、 昌益の思想的格闘~そのニ、


六、 安藤昌益の思想    ? 仏教と昌益  儒教と昌益  兵学と昌益 、 神道、国学と昌益  ~伝統医学と昌益  ~天体論、宇宙論。   ?~自然科学」  ?~人間論 ?~地理論、歴史論  ?~社会論 ?~思想社会と世直し論、


七、 安藤昌益と秋田の風土     八、 おわりに~ 昌益を今に、未来に。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上


◎北鹿新聞社新聞(秋田県大館市)による。  別途、印刷社より冊子出版されます。お求めください。


 


 


安藤昌益 互生共環37号 東條栄喜編集   

2012-11-02 20:41:43 | 出版物

互生共環 NO,37号 2012、11、01 編集発行人 東條榮喜


…目次紹介…


 巻頭言  ルソー生誕300週年と安藤昌益歿後250周年、    1、本年はルソー生誕300年の年でもある。本誌は昨年以来、2012年が安藤昌益没後250周年、親鸞歿後750周年にあたることを指摘したい。…   2、本年初頭から世界各地で、ルソー生誕記念の行事が続いてきた…  3、ルソー研究の到達点を今後の安藤昌益研究にも活かしたい。… 


  ・・比較思想の探求・・  ◎ ルソー生誕300周年シンポジウムから 1、ルソー国際シンポジウム(東京・2012)の概要 2、安藤昌益とルソーの生き方の相違ー史的背景とあわせて…  3、ルソー研究から昌益研究者が学ぶこと…自由論・アソシアシオン論… 4、昌益研究者がルソー研究者に望むこと…勤働観・自然概念・環境論…  5、昌益・ロソー比較思想論の進化発展へ 


・・新原典資料の研究・・  ◎ 安藤昌益の脈診論…早稲田大学本「良中子真医天真」の解説から   1、伝統的中医学の脈診論…古典脈学の系譜と現代中医脈論…  2、昌益の脈診論の概要と特質…自然活真自感妙感気論下巻…  3、胃脾中心論・胃気論の役割…四行説と胃土論への主契機…  4.八感気予盾観の整序…均衡矛盾(健常)と非衡矛盾(病態)と無矛盾化(止死)…  5.結語と反省的展望…未発見部分を常に忘れない。


書評: 近世医学史研究の単行書から   …青木歳幸著『江戸時代の医学』と楊晶金著『近代日本漢方医学変遷研究』…     研究情報: 安藤昌益・狩野亨吉研究の文献目録(1988年以後、国内文献の増補版)…    …編集後記…  ( 以上A4判35ページ)。


(編集発行人  東京都東村山市栄町2-23-4-401 東條栄喜)    WA


  


大館市十二所の真山神社

2012-08-05 15:25:13 | 催事情報

大館市十二所の十二所城跡のすぐ南方にある「真山神社」は、地域の歴史を語る神社です。  「真山神社」の元点は、秋田県男鹿半島、現男鹿市北浦真山の「真山神社」です。 慶長10年、それまで比内新田村(現ニ井田)に駐在の佐竹家臣のうち、赤坂朝光らが領界警護を重要視して十二所へ移動、これに男鹿脇本城駐在の諸兵から11騎がが派遣され十二所へ入ました。 十二所に入った諸氏一統は男鹿の真山・本山権現を駐在地に分祀し、武家一統の守護神として奉じました。 十二所真山神社の始まりです。 慶長17年には、二井田館駐在の男鹿脇本36騎が、十二所に移動し一体となります。


古い十二所の絵図には「真山社」の記述が見られます。また真山神社(真山社)に関係して、十二所には「真山岱」という小字名があります。 「上藤原」と言う地名でありましたが、男鹿脇本から来た武士団が居住し、真山本山権現を祀ったことから、「真山岱」と改称されました。 「真山岱」から東に並んで「藤原」「中藤原」の小字名が現在もあります。 「藤原」の地名は、そもそも古くは陸奥出羽押領使藤原氏から四代藤原泰衡にも至ったものでしょうか。  十二所は「藤原肥後」の支配地であるとの伝承で、現在まで「藤原」地名が生きていることになります。 現在の真山神社は、真山岱と小道を隔てる「藤原」側にあります。経過については不明です。戊辰戦争では激戦の地帯であったことの影響をうけたものか、残念ながら不明です。


十二所の真山神社は、古き大館十二所の歴史をもっています。大館市の大切な文化財としても大切に保存されてしかるべきと考えます。  現在の真山神社は、かなり手入れの必要な状態が見受けられます。 時代を経て神社講中は3戸ほどの小数と聞いております。きわめて残念な状態といえます。 十二所町の皆さんの改めての関心と参加を期待するとともに、大館市の文化財保護事業への取り上げを切望します。 また市民各位の推進を期待します。 (鷲谷)


 註:講中代表吹谷祐孝、平成24年旧四月八日、真山神社碑建立。


 


 


 


 


 


東條栄喜の安藤昌益

2012-07-29 11:24:47 | 出版物

安藤昌益研究の東條栄喜氏の研究冊子『互生共環』no.36が、この7月23日に紹介されました。  目次の一部をご紹介します。 


 1、 巻頭言 安藤昌益歿後250年そ迎えて。(1)本年=2012年は安藤昌益が1762年に歿してから250年周年の大きな節目にあたる。・・・ (2)世界に広がる昌益の直耕思想。日本国内から改めて、最新の昌益思想研究と伝統的探索の成果を、世界に発信する必要が生じているといえる。・・・ (3)今後の昌益思想研究に関しては、第一に、内在的理解を深めて内発的展開をめざす事、昌益医学の先進的特長性の理解の必要・・・。  第ニに、昌益の特定分野だけ、全面的に把握されること・・・ 第三に、他の思想家との対比研究の重要性・・・。当編集者は今後こうした点に留意して、この通信誌の発行を続けない。・・・(1頁)


2、 早稲田大学蔵本「良中子真医天真」の発見 (2~5頁)  (1)wedに現われた第二の「良中神医天真」の衝撃、 (2)早稲田大学本「良中子神医天真」の内容と意義、 (3)「神医天真」諸巻の相対的検討の必要性、 (4)今後の新発現に備えて。    3、「央土ー炉土ー胃土」の生活環ー現代自然真営道の展開(5)ー (6~10頁)。    4、 カントと安藤昌益と志筑忠雄の思想ー天地自然の運動観と恒久平和思想ー (11~16頁)  5、安藤昌益研究論考大学紀要・学協会誌編、安藤昌益研究論考中国編、(17~19頁)、 6、編集後記(20頁)。


編集発行 〒189-0013東京都東村山市榮町2-23-4-401、東條栄喜 (以上紹介・安藤昌益没後250年の意義をこめて、文責・鷲谷豊)


 


  


   


 


 


 


横手の歴史(横手市史普及版)

2012-06-16 12:30:34 | 出版物

『横手の歴史』横手の歴史(普及版)  平成24年3月刊行  A4判200ページ


目次 ・ 序章、原始:横手のあけぼの、 古代:出羽国の成立から後三年合戦の終まで、 中世:奥州藤原氏の時代から小野寺氏配流まで、 近世:佐竹氏の入部から幕末の戊辰戦争まで、 近代:生まれ変わる横手・城下町から県南の商都へ、 現代:太平洋戦争から現在まで。


以上A4判オールカラー、200頁~販売価格1000円。横手市内書店販売。 『横手市史』の問合せについては、横手市中央町8番2号・横手市横手地域局地域振興課・電話0182-32-2701・FAX0182-33-6489.


註:この度の平成18年から発刊の新『横手市史』は、秋田県内各地方の市史にはない県史にもかかわる新しい内容が多く記述されています。下記参考。お求めをどうぞ。問い合わせは上記、横手市・地域振興課へ。


 通史編・原始古代中世・平成22刊・通史編・近世・平成22年刊、・通史編・近現代・平成23年刊、 ・ 特別編・文化民俗・平成18年刊、  史料編・古代中世・平成18年刊、 史料編・近世1・平成20年、 史料編・近世ニ・平成21年刊、 史料編・近現代1・平成19年刊、 史料編近現代ニ・平成22年刊。


 


 


 


北羽歴史研究会 平成24年度

2012-04-01 21:33:07 | 活動情報

北羽歴史研究会第25回定例総会。平成24年1月25日、於大館市中央公民館。 同日開催~公開講演会、演題「きみまち阪の命名と背後にあるものと境界としての坂」・講師~日景健 先生。


同平成24年2月22日、当年度第1回古文書学習会を実施。テーマ・岡本家文書「蓮生譲り状」を読み、「沙弥浄光譲状」を読みなおしてみる」、講師・千葉克一 先生。   3月22日、当年度第1回通例学習会、於中央公民館。テーマ「佐竹義宣の秋田入封と渋江政光の登用」、担当は鷲谷会長。 4月研究発表会、5月実地研修会、以下例年に準じて各月ごとに開催予定。


 


狩野亨吉と安藤昌益

2011-12-20 13:54:02 | 出版物

狩野亨吉著「安藤昌益」は、『歴史の思想』27に収録されています。その項目は、1ー安藤昌益とその著書『自然真営堂』、2-安藤昌益の思想と経路、3-安藤昌益の人物、4-自然の正しき見方、5-互生活真、6-救世観、なっております。


最後の記述は「安藤の尚耕説はたしかに争うべからざる威力と、,辞むべからざる恩意とを以て、誠意誠心に考按せられたるものであることを認めざるを得ない。いやしくも生命あるものよろしく猛省すべきであろう。」とむすんでおります。


安藤昌益研究の東條栄喜氏は、かねての著作『自然正世論』で「安藤昌益の自然正世論」を著し、民主主権と共同社会・万人一人と正人皆成・安藤昌益とマルクスと近未来、などの項目でしたた。  このほど「互生共環」NO35に、「古典の再読から・・・狩野亨吉氏の安藤昌益論と歴史観」の論考を掲載されました。項目は ?、安藤昌益論(昭和3年) ?、歴史の概念(昭和15年)となっております。--   その他、昌益思想と現代、毎外の思想研究から・・・など。・・どうぞご覧下されば幸甚。W


冊子「互生共環」のお求めは、東京都東村山市榮町2-23-4-401、東條英喜さんに連絡してください。