All Mod Cons

The Style of Paul Weller is Here! Keep Cool and Stay Hip!!

True Meanings by Paul Weller

2018-10-13 | PW(Paul Weller)

True Meanings
ポール師匠の還暦アルバムで、 これはソロ名義としては14作目、全キャリアでは26作目となるスタジオ・アルバム。彼もインタビューで言ってるようにここらで一旦落ち着いて的な中で製作されたアルバムだが、様々な経験をしてきたポール師匠ならではの滋養深い作品になっている。我々長年の追っかけファンはついつい青筋のポールの作品に歓喜しがちだし、それを老いていない証として狂喜乱舞してしまう。しかし、ここにきて出したアコースティックギターをフューチャーしたしっとりトラッド的なバラードこそは今の彼の気持ちなのであろう。娘のリアも結婚(日本人モデル!)し、いい歳の取り方が音楽に表れている。それをしっかりとサポートする重鎮系アーティストとのコラボもいい感じだ!秋の夜長にぴったりという、図らずしもポール師匠らしくないアルバムを、結構ヘビーローテーションしている。今のポールを受け止めている。とはいえ、次は結構ハードなものになると彼も言明、すでに曲作りに入っているとのこと。旺盛な製作意欲に、また今回も一生師匠についていく気持ちを新たにした。

Paul Weller Live

2018-02-04 | PW(Paul Weller)

2018年最初の投稿(既に2月...)は師匠のライブ・レポート。今回は六本木exシアターで1/23の日本での最終ライブに。今回も新作(2017/5)を伴い“今”を見せてくれた。新作はここ数年のアルバムでも充実した内容でもあり、否が応でも高まる期待の中、新旧曲からバランスの良い選曲でファンをグルーブさせてくれた。気心知れたここ数年のバンドメンバーとの息もピッタリ、ラストナンバー"StaRt"まで一気に駆け抜け、アンコールのアコースティックセットでは"That's Entertainment"も披露、そして最期の"malice"では爆死状態!特に"man in the corner shop"は最も好きな曲の一つなので大声で合唱には酸欠状態に。新譜から"wo se mama"はライブ向きな一曲で盛り上がった。"into tomorrow"では不遇の時代も応援した日本のファンに謝辞も。来た人全てが大満足なステージでした。また新作引っさげて来てくれ!

A Kind Revolution by Paul Weller

2017-05-27 | PW(Paul Weller)
A Kind Revolution
ポール師匠の二年ぶりの新譜、相変わらずのスピード感を持っての新譜リリース。
巨匠感全くなし。創りたいものが途切れないのだろう。
内容は、オールタイムWellerな感じのいままでのベストに近い内容です。
一件ジミーな感じがしがちですが、非常に滋味深い名曲が並びます。
The Jamっぽい曲、TSCっぽい曲、ソロ時代の骨太なソウルロックなどTSC時代にやっていた音楽フォーマットに固執しないがMods Attitudeという一本筋が通っているアルバムです。
今のところ彼の生涯ベストアルバムと言ってもいいかも。
59歳の彼が放つ「今」がまぶしい。師匠一生ついていきまっせ!

Paul Weller Live @Zepp Tokyo

2015-10-17 | PW(Paul Weller)

新作引っさげて三年ぶりのライブ!スタイルカウンシル時代から何回目だろうか、師匠のライブを見るのは。ただ一つ言えるのは、毎回見たライブが過去サイコーだということ!そう思う理由の一つは、毎回演奏する新作の素晴らしさだ!彼はリアルなのだ。3つ年上の彼の今を見ることで同時代を生きている嬉しさ、幸せを感じる!Keep cool, Stay Hip. しかし、今回はほぼ正面、前から二番目でかぶりつきで観れた!!

Saturns Pattern by Paul Weller

2015-09-26 | PW(Paul Weller)

サターンズ・パターン
Paulの12枚目のアルバム。このアルバムからなんとParlophone(パーロフォン)レーベルに!そう、あのビートルズ初期のレーベルだ。彼にとっては憧れの、念願の移籍なのであろう、意気込みが伝わる一枚だ。いきなりヘビーな「White Sky」から始まり、一気にPaul節全開だ。彼の攻める姿勢こそがModsそのもの!10月の来日が楽しみ。

尚、今回の日本語版のライナーノーツは知人の油納さん。念願叶ってのPaulのライナーを担当、逸る想いを抑えたクールなノーツもこのアルバムのポイント!

Sonik Kicks by Paul Weller

2012-08-21 | PW(Paul Weller)

ソニック・キックス-デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)

 何と一年7ヶ月ぶりのブログ更新です。理由はMacbook Pro買ったから(笑)

新アルバムなかなか出さない昔のロックアーティストが増える中、常に現役感満載でコンスタントにアルバムを出し続け、枯れることのないPaul Weller。期待を裏切らない、嘘です、毎回期待を裏切られ、でもそれこそがロックな姿勢。今回も最初戸惑いましたが、三回目位から大好きになっちゃいました。10月の来日公演に向けてヘビーローテーション中です。サイモン・ダインのプロデュースは派手と地味が入り乱れ、いい意味でハチャメチャ。これがPaulの現役感を感じる要因の一つです。あっ、そういえば初めてPaulのアルバムをiTunesで買ってしまった。

 

 


The Jam "Sound Affects" Deluxe Edition

2010-12-05 | PW(Paul Weller)
"Waterloo Sunset"を聞きたいために買ったようなものですが、あらためてSound Affectsを通しで聞くと、この作品の多彩さと後年のTSCにつながる「点と点」が見えるすばらしいアルバムです。しかし、PaulはよほどKinksをリスペクトしていたのでしょう、このカバーはまったくのひねりなく、ピュアにまんまやっていて好感を感じます。

Paul Weller "Wake Up the Nation"

2010-04-25 | PW(Paul Weller)
Wake Up the Nation

Keep on burning なポジティブな一枚が届きました。彼の一貫した権力へのラディカルなメッセージをロックな曲に乗せて、これでもかと浴びせかけて来ます。前作も前々作もすばらしい出来で、さすがにそろそろどうかな、と思っていた私をお許しください。今回の最新作も今までで一番いいです、というくらい好きです。個人的にはブルース・フォックストンとの競演がうれしいですが、ケビン・シールズもすごい。どうも私の場合ポールが怒ってギター弾いてるだけで100点満点なので、のっけからロックしているこのアルバムは曲の出来不出来はあるものの、かつ、サイモン・ダインの相変わらずのオーバーな音作りも気になるものの、大満足です。ラストのTwo Fat Ladies は何かAway From the Numbersぽいのりで感涙です。笑 すで次回作が楽しみです。


Fairport Convention "Unhalfbricking"

2009-07-12 | PW(Paul Weller)
Unhalfbricking

次回最高傑作「Liege & Lief」に至る道筋を付け出した名盤!サンディーが朗々と歌う一曲目の「Genesis hall」は私にとってこれぞFairport Convention的な曲です。ディランのカバーも取り上げ、バンドサウンドの多様化の中にも今後の方向性が見えてきた感じです。11分にも及ぶ「A Sailor's Life」はバンドの充実振りを伝えるには十分な、すばらしいできです!ところで前作タイトル「What We Did on Our Holidays」は確かThe Style Councilのビデオのサブタイトルで使われてたなー!!

Paul Weller "More Wood"

2009-06-29 | PW(Paul Weller)
日本独自企画版!当時未発表だった曲やB面などを集めた来日記念盤(?)だったような気が。渋めが多い(収録最後のKosomos SXDUB2000ははちゃめちゃですが。)けど結構名曲ぞろいでよく聞きました。「everything has a price to pay」とか名曲だなー、改めて。

Live At The BBC

2009-06-29 | PW(Paul Weller)
Live at the BBC [DVD] [Import]

ポールのソロ後のBBCでのスタジオ・ライブ動画集。92年のPWムーブメント時代のTOTP動画から2008年の22Dreamsまでソロになってからの約15年強の歴史をにることができ、とても楽しめます。こうやってソロ時代を通してみると彼の音楽への情熱をあらためて強く感じることが出来、同時代に彼の新作を共有できていることの幸せを感じる次第です。Keep on burning!


Far East & Far Out

2009-02-07 | PW(Paul Weller)
Far East & Far Out

1984年のTSCの中野サンプラザでのライブ映像!同年発表したばかりのCafe Bleu中心のライブで、ともかくポジティブなメッセージ満載のクールなライブです。DVD化はされてないだろうなと思っていたらHMVオンラインサイトで発見、狂喜して買いました。The Jam 解散後ギターを手放し、黒人音楽の吸収に邁進するポールの姿勢が伝わります。(実際ライブではほとんどギターなしで歌ってます。似合わないけど)しかし、この場にいたかったなー。ライブのラストでMy Ever changing moodsの終わりにpeople get readyを繰り返すポールが印象的です。