rhythm & time のレッツゴー医大生!!

医学部の6年間は長いようで短い。今のうちに等身大の自分を綴っておこう。未来の私は、学生時代の自分に何を思うのだろうか。

旅のはじまり。

2009年03月25日 11時06分53秒 | 本質を追い求め・・・
お久ぶりです。


気付けば国家試験が終わってから、もう1ヶ月以上が経過してしまいました。

国試前は勉強に追われ、ほとんどブログの更新もせず、
“コクシが終わったらチョクチョク更新しよ~♪”などと、ノンキなことを考えていたものです。


両目とも0.03という強烈な近視に嫌気がさしてレーシック手術を受けてみたり、
卒業とともに引っ越しをしてみたり、
法事で田舎に帰ってみたり、
同期の友達との別れを惜しんで飲み会してみたり、
いろんなことをしていたら、あっという間に3月25日になってしまいました。




このブログを始めてから3年以上の月日が流れました。


人気のブロガーさんのように毎日更新するようなブログではありませんでした。

だから、しばらくの間ブログをほったらかしにするようなことはしばしばあったのですが、
振り返ってみると1ヶ月何も書かなかった月って3回しか無かったんですね。

“多いよ!”って感じる方も多いかと思いますが、
落ち込んだり、忙しかったりと、起伏の激しい自分にとっては上出来なのかな、と思っています。



ブログを始めた頃と、今とでは、ブログの雰囲気もだいぶ変わってきたものですね。



3年と少し前、このブログを始めるきっかけになった失恋がありました。

いま、そのブログを始めるきっかけになった彼のお部屋で、
彼のパソコンに向かいながら、このブログに幕を下ろそうとしています。


不思議なものですね。

3年後にこんな現在(いま)が待っていたなんて、あの時は思いもしませんでした。

3年後ですら自分の想像と全くかけ離れた未来が待っていたのですから、
これから先の30年、40年後はどうなっているのでしょうか。


自分で“○年後に△△の資格取ってぇ~、…”、とか考えてもしょうがないですね。




約6年前、どうしても国立大の医学部に行きたかったものの、
センター試験でありえない失敗をし、進路に悩んだ時期がありました。


あまりにもあり得ない種類の失敗だったので、
もう一年待って再度受験すれば絶対合格できる自信はありましたが、
私は2年間浪人していたので、3浪は正直キツいな…、と迷っていました。

また、その時には既に私の母校から合格通知がきていました。

当時は“医学部には行きたいが、この大学にだけは行きたくない”と思っていたので、
合格通知が来ていることを両親にも伝えず、ずっと秘密にしていました。

しかし、もうこれ以上親に迷惑をかけられないと思い、しぶしぶ医学部に合格している事を親に打ち明けました。



もやもやとして澄み切らない心境で大学に足を踏み入れた6年前。

その後もしばらくは、この校風が嫌で嫌で何度となく国立大を再受験しようと考えました。


けれど、もういつ頃からか忘れてしまいましたが、あの時自分で選んだ道を後悔しなくなりました。


自分がどれだけ恵まれているかを理解し、肯定できるようになりました。

そして、何よりも大切な財産である自分の同期生との友情や絆に心から感謝するようになりました。


みんなで食堂に行ったり、お部屋で飲み会したり、
ヒマな時間にドッジボールしたり、たまには悪い事をしてみたり、
振り返ると楽しい事ばかりを思い出します。




共に笑い、共に泣き、
時には苦しみ、ぶつかり合ったこともあります。

その全ての経験が、今の自分を支えています。





だけど、もう卒業です。



長きモラトリアムに浸らせてもらった学生時代も、いま終わりをむかえ、
新たな旅路が始まろうとしています。



『レッツゴー医大生!!』と銘打ったこのブログも終わりですね。


ほとんど更新しないこのブログが、
毎日200人くらいの方に訪れていただき、
100万以上のブログが存在するこの時代に、上位の1万に入っていたことを報告させていただくとともに、
皆様のご愛読に篤く感謝して、このブログを終了させて頂きたく思います。



さぁ、新たな旅路にむけて、レッツゴー!!



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Z旗。

2009年02月13日 13時03分38秒 | 日常
今日、学校の敷地内にZ旗が掲げられました。


Z旗とは、日本海海戦の際に東郷平八郎が日本で初めて戦艦に掲揚したことで有名な旗です。

『Z』という文字がアルファベットの最終文字であるため、
“もう後がない”ことから、“勝つしかない”といった、決戦に備えるニュアンスの意味があり、

学校職員の方々が激励の意味でZ旗を掲揚して下さいました。


このZ旗は、我々6年生の国家試験が終わる2月16日まで掲揚される予定です。



毎年、うちの大学では国家試験の健闘を祈って、この数日間はZ旗が掲揚されるのですが、

やはり今年は揚がっていくZ旗を見て特別な気持ちになりました。


いろんな人に応援してもらって。
なにより支えてもらって。


ふだん何気なく立ち話するだけの食堂のおばちゃんとか、
本当にいろんな人に“頑張りなさいよ!”とか言ってもらえて。

そりゃあ、社交辞令みたいなものもあると思いますが、でも素直に嬉しいです。



応援して下さっている方々の気持ちに応え、絶対に、絶対に全員で合格してきたいと思います!




今日揚げてもらったZ旗のことはもちろん、
自分の周りの人達からこんなにもたくさん支えてもらったこの時代、この先ずっと忘れません。


どれだけ周りの人達に支えられてきたことか。

そして、どれだけ成長させてもらったことか。




来月、この大学を卒業する朝も、楽しかった学生時代を振り返って涙が出るんだろうけど、
なんだか今日も朝からポロッとなった国家試験の前日でした。




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夜空。

2009年01月19日 00時28分01秒 | 日常
今年の大学入試センター試験が終わったみたいですね。


毎年、センター試験の頃になると、特別な気持ちになります。

医学部を志して浪人していた頃を思い出し、“あんな日常があったなぁ…”と。



恥ずかしながら私は2年間浪人しているのですが、
2年間みっちり勉強していたかというと、そんなことはなく、
1年目の浪人時代は遊びまくっていました。

呼ばれた飲み会には全部行き、友達もジャンジャン増え、
それはそれは楽しく過ごしていたんだと思います。

振り返ってみれば、たぶん1年目の自分は“浪人⇒医学部ウカル!”と思っていたのでしょう。


当然そんなに簡単にいくわけもなく、何にも勉強せずにセンター試験の1週間前をむかえて、
そのとき初めて自分のヤバさに気付き、目の前が真っ青になった愚かな自分がいました。


1週間で奇跡の逆転など起こせるわけもなく、
前期試験・後期試験とも、私の受験番号は合格者の番号の中にはありませんでした。

合否が発表される前から自分には結果はわかっていたわけで、
2年目の浪人に備えて少しは勉強したりしていましたが、
後期試験の合格発表のあった日の午前10時、自分の番号がないのを確認した瞬間から、
私の2年目の浪人生活が始まりました。


それからというもの、多い日は15時間くらい、少ない日でも12時間は勉強していました。
予習しなかった授業もなければ、復習しなかった授業もありませんでした。

今から考えると気が狂ったように、ただ勉強することだけに取りつかれていました。



そんな日々の中で、唯一癒しを求める時間がありました。


夜勉強に疲れたときは、決まって机の横にある出窓から星を見上げていました。

何かを考えていたわけではなく、ただボーっと夜空に広がる星々を見上げていたものです。


その何分かの時間が、その頃の自分にとっては、このうえない癒しの時間でした。



 『 星を見上げる日常がもうすぐ終わる。

   高々とした夜空に、一瞬の癒しを求めた日常を

   いつかなつかしむ日が来るかもしれない。
 
   そう思って残された日常を大切に使ってほしい。 』



机の前の壁には、直前講習なるもののテキストの序文に書いてあった、
講師の方からのメッセージを貼っていました。

この講師の方も、ふとした時には夜空を眺めていたのでしょうか。

この言葉をはじめて読んだ時には、
私以外にも夜空に癒しを求める人がやはりいるんだということ、
そしてこの日常は必ず終わるんだと、自分の力で必ず終わらせるんだと、強く思ったのを覚えています。


夜の星達に癒された後には、この言葉を読んでから休憩を終え、再び机に向かっていたものです。




そんな日々を、今年はなおさら強く思い出します。

あの頃ほど“寝ても覚めてもまずベンキョウ!”ってなワケではないですが、
国家試験の勉強に疲れた時には、夜空の星を眺めます。


今はあの頃のように孤独な道のりではなく、
同期や同室、いろんな大切な人に囲まれて、この日常を過ごしています。


この日常もまた、いつかなつかしむ日が来るのでしょう。

そう思いながら、残された時間を大切にしていきたいと思います。





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QRコードにしてみました。

Come Back To Me / Utada

2009年01月10日 00時44分04秒 | 日常
久しぶりに、歌を聴いて胸が苦しくなりました。


昨日、宇多田さんの新曲のCome Back to Meを聴きました。

なんだか切なくて、胸がぎゅっと苦しくなりました。


(come back) baby come back to me
(come back) i'll be everything you need
(come back) baby come back to me
(come back) you're one in a million

私の勝手な推測ですが、たぶんサビの部分の歌詞はこんなだと思います。

なんだか胸をぐっと掴まれたように苦しくなりました。


みんな誰しもこんな気持ちになることがあるんですね。

「この曲めちゃ好き~!!」と思いながら、
じんわりと昔のこととか思い出していました。


baby come back to me
let me make up for what happened

とか

You were my priority

とか。
まさに自分もこんな気持ちになった時もありました。

みんな同じ気持ちになるんですね。



utadaさん。
確か、同い年だった気がします。

高校生の頃、同じ高校の友達がhikkiと同じマンションに住んでたりして、
「友達になりたいんだけど!」とか言って教室でみんなで大騒ぎしたっけ…。


ちなみに、いつまで試聴できるかわかりませんが、
今なら下のアドレスにアクセスすると、新曲のCome Back To Meがフルで聴けます。

http://www.myspace.com/thisisutada

ぜひ聴いてみてください♪




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謹賀新年☆

2009年01月01日 20時58分11秒 | 写真館




一瞬だけの 路。


細いから踏み外しちゃいそう。

それに、一瞬しかあらわれない路だから、
タイミングも合わせて一気に駆け上がらないと! …ね。








明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。


なんて…。
あと3ヶ月で卒業です。




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不安と希望。

2008年12月29日 17時49分05秒 | 本質を追い求め・・・
人生に不安なんてものはツキモノで、

不安で不安でどうしようもなくなることなんてみんなあるはず。


世の中に確実なものなんてほとんど無くて、

“絶対”という単語で修飾できるものなんて本当に一握りだけ。



だからその“保証の無さ”に、不安が募ったりするのかな。



でも、不安が二つある時は、希望を三つ探せばいい。

そう思うと肩の力がふっと抜けて、随分ラクになるんだね。



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カレンダー。

2008年12月25日 19時06分00秒 | 日常
ヤバいことに気付きました。

来年のカレンダーまだ買ってません…。


ワタシ的には“年末のお楽しみ”といえば手帳とカレンダーを選ぶことくらいなモノで、
自己満足の世界なのですが、なかなか拘って選んでいます。

1年間ずっと一緒のお部屋にいる相棒を見つけ出すのはラクではないので、
今年は年内に買うのは諦めました。



いい機会だったので、取っておいてある過去のカレンダーを引っ張り出してみました。

今年使っているのも含めて6年分ありました。


やはり決め手となるのはビビビ感なわけで、統一感はないものの、
今見ても“このカレンダー好きダワ~”って感じでした。





2003年は“cars of the 50s”というカレンダーを使っていました。

まぁ、50年台の車といってもcadillacだけが描かれているカレンダーなんですが。



大学受験で浪人していたころに、ふらっと立ち寄った渋谷のタワーレコードで一目惚れして買ったんだったと思います。




このカレンダーは本当に大好きで、2年連続で同じカレンダーを使いたいと思ったほどです。

で、これTASCHEN社のカレンダーなんですが、TASCHEN社のオフィシャルサイトまで探して、
でも結局見つけられず、2年連続は断念したという思い出のあるカレンダーです。



TASCHENのcadillacカレンダーを諦めて選んだのがコレです。



当時は南の島の景色だけのカレンダーを使うのが初めてだったので、
どのページも“キレイだな~”と思って満足して使っていましたが、
今見てみると、キレイはキレイなんだけど、イマイチ個性がなかったかな~、みたいな感じがしてしまいます。



2005年はモノクロにしてみました。

NYの景色というか情景というか、なんだかモノクロ感にヤラれてしまいました。



ブログには載せませんでしたが、Grand Central駅のページが大好きで、
大きな窓から光の差し込む構内で人々が忙しそうに行き交う瞬間が、
モノクロの写真の中でNYを表現していて、よくカレンダーに見とれていたものです。



その次の年はまた景色系のカレンダーに戻りました。



オーストラリアの写真を集めたカレンダーだったと思います。

このときも、使っているときは美しい景色に満足していた気がしますが、
やはりこうして見返してみると、あまり個性がないものですね。



そして去年使っていたのはNorman Rockwellのカレンダーです。



Norman Rockwellの絵は、一枚の絵の中にぎっしりとストーリーが詰まっていて、
いつまで眺めていても飽きない絵です。

特に大好きな絵は、このカレンダーには入っていませんでしたが、それもまたいいなぁ、と思い選びました。



そして今年使っていたのがコレです。



本当は上野動物園のオリジナルカレンダーが良かったのですが、
買いに行くチャンスを逃して、こっちにしてみました。

National Geographicのカレンダーです。

動物のカレンダーを選んだのは初めてで、後悔するかも…、と悩んだのですが、
今年がもうすぐ終わる今振り返ってみると、コレにして良かったと思えています。



カレンダーって一体いつまでなら買えるんでしょうかね。。。

来年もいいカレンダーに巡り合えるといいのですが。




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Happy Happy X'mas !!

サンタさん。

2008年12月20日 00時39分57秒 | 日常
クリスマスまでもう一週間を切ったみたいで、
街中はすっかりクリスマス一色のようですね。


最近ずっとひきこもりで、
水没したケータイの機種変をしたいと思い始めてから既に1か月以上経過しているというのに、
未だに時間を見つけられず、昔使っていたN900isにFOMAカードを差し込んで使っています。


そんな引きこもり生活の私が、街のクリスマス気分など感じられるわけもなく、
見かねたサンタさんが、私のお家までツリーを届けてくれました。


モミの木です。
クンクンすると、モミの木のいい香りがします。





ちゃんとワタとかつけて、楽しいクリスマスシーズンを送らせてもらってます。

優しいサンタさん。
ありがとう。



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【ramen CiQUE】 (南阿佐ヶ谷)

2008年12月17日 18時02分20秒 | 食!
久々に食べ物について書こうと思います。

ラーメンではラーメン二郎が一番好きですが、二郎だけしか行かないわけじゃないんですよ。



先日、よく見ているブログでramen CiQUEの牡蠣ラーメンが紹介されていました。

そのブログを見る限り、めちゃくちゃ美味しそうではないですか。


ヌォ~!!
行きたい!


期間限定のラーメンなので、12月中旬までに行かなければ…、
ということで滑り込みセーフで行ってきました。




オサレな外観で不安になりますが、ちゃんとRAMENって書いてあります。


中に入ると、さらにラーメン屋さんを感じさせない小綺麗な感じでした。




どうやら普通の塩ラーメンや醤油ラーメンも美味しいらしいのですが、
やっぱり滑り込みセーフの期間限定ラーメンにしてみました。




ミツバや紅葉おろしなど、のってる薬味が素敵すぎます。

器の縁についている赤いのは、一瞬豆板醤かと思いましたが、
食べてみたら、アラ爽やか。

かんずりです。

トホホなくらい素晴らしい外観ですね。




スープから頂きましたが、濃厚な牡蠣の旨みが最高です。

ぷっくりとした牡蠣がまたジューシーでいいですね。


だいぶ食べ進んだ頃に気付きましたが、カウンターに置いてる調味料もイケてます。



一味唐辛子に柚子パウダー(かな?)、おろしにんにくや柚子胡椒までありました。


残り少なくなったスープに柚子胡椒を少し入れてみましたが、
コレまたコーフンの一品に!

時期的に、もう今年は牡蠣ラーメンは食べれないでしょうが、
このお店の繊細さにはグッときます。


近々、普通のラーメンも食べに再訪したいものです。



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合格りんご。

2008年12月11日 01時09分43秒 | 日常
嬉しい!


随分と縁起のよさそうなものを頂きました。




嬉しいです!

もったいなくて食べれないです。


合格りんご。

国家試験が終わるまでお部屋に飾っておこうと思ったら、
“賞味期限は冷蔵庫でおよそ2週間”ですって。


残念。

でも飾っておきたいなぁ…。



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