奄美自然観察記

高のフィールドより

白色の花の個体  ネジバナ

2024-04-26 17:02:16 | 植物

早朝から小雨が降り続きました。そろそろ梅雨に入ってきたような蒸し暑い日です。知り合いの方の情報で、白花のネジバナを観てきました。昨年に情報を得ていたのですが、昨年は観に行く時期を逃してしまったので、今回は近くに来たついで忘れずに観てきました。これまでも、タチツボスミレの白花ツユクサの白花などを観てきましたが、ネジバナの白花は今回が初めてでした。わずかにピンク色羽帯びた個体(写真3枚目)もいくつかあったものの、丹念に探したらほぼ真っ白の花の個体(写真1,2枚目)を見つけました。小雨に濡れる純白の花は、とても新鮮で美しく見えました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまふぇっさら小雨ぬ降り続きょうたが。て~げながしちほっちちゃんにし、ほむぇきゅん日だりょっと。どうしぬむぇらぬ話し、しる花ぬネジバナば、にしきょうた。くぅずぃなんてぃ、話やきちゅたんば、くぅずぃや、くぅずいやにが行きゅん時期ばばっくらしゃんかな、くぅんどや近さちしちゃんかな忘れらんてぃ、にしきょうたっと。なまがれぃも、タチツボスミレぬしる花んきゃ、ツユクサぬしる花んきゃば、にしきょうたんじゃが、ネジバナぬしる花や今度が初むぃてぃだりょっと。んびりっくゎ桃色ぶぇっとぅしゅんむん(写真3枚目)だか、いくちかあたんば、ひっただかとぅむぃたっとぅ、て~げ真っしるぬ花ぬむん(写真1,2枚目)ば、にっきりょうたっと。小雨ちぬれぃとぅん真っしるぬ花や、むるむじらっさぬ、きょらっさりょうたっと。

 


今年も突然現れました  ミゾゴイ

2024-04-25 17:36:17 | 鳥類

珍しく小雨模様続きの天気から、一日中よく晴れました。早朝の暗い林道を車でゆっくり走っていると、後方から突然飛んできて、林道脇に降りました。慌てて車を止めて観てみると、ミゾゴイでした(写真1枚目)。ミゾゴイは、この時期毎年のように1~2度ぐらい見かけるのですが、いずれも突然出会うことが多く、少し不思議な鳥です。体が大きい割には、こちらがじっとしていればそれほど警戒することもなく、林道脇などでゆっくりと歩きながら餌を探しています。今回もゆっくりと道路を横断して、森の中へと歩いて行きました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】

むじらっさ小雨模様続きぬ天気ら、一日中むる晴れぃりょうたが。ひかんまふぇっさぬ暗さん林道ば、車しよおりよおり走っちゅたっとぅ、くぅしらあっただんま、とぅでぃしっち、林道ぶちち、うれぃりょうたが。ばたぐてぃ車ば止むぃてぃにしゃっとぅ、ミゾゴイだりょうた(写真1枚目)。ミゾゴイや、くぅん時期毎とぅしにし1~2くゎいにゅんじゃが、でぃるんもあっただんまにゅんくとぅぬふうさあてぃ、なありうとぅまらかんトゥリだりょっと。どぅうぬふうさん割にや、くぅまぬよおりっくゎしゅれぃば、うがしがれぃうどぅるっきゅんよっすぃもねんてぃ、林道ぶちんきゃじ、よおりよおりあっきがちな、かみむんばとぅむぃかたしゅりょっと。今度もよおりよおり道ば横ちあっちいじ、山ぬ中ちあっち行きょうたっと。

 


遅めの渡来か  ムネアカタヒバリなど

2024-04-24 17:37:40 | 鳥類

野鳥ガイドで、千葉県からのご夫婦を案内しました。すでにアカヒゲやルリカケスなどは観られているとのことで、オオトラツグミを探して林道などを車でゆっくりと走りました。すでに明るくなっている時間帯と言うことなどもあって、オオトラツグミには出会えませんでしたが、林道脇にオーストンオオアカゲラ(写真1枚目)やズアカアオバトなどが姿を見せてくれました。その後は雨が降り続いていたので、ちょっと遠い南部の緑地まで行ってみました。緑地では、タイワンハクセキレイ2羽(写真2枚目)やツメナガセキレイ(写真3枚目)、ムネアカタヒバリ(写真4枚目)などに出会えました。ムネアカタヒバリについては、個人的には今季初めての確認で、例年に比べ遅い渡来のように感じられました。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

少し長くなりましたので省略いたします、すみょうらん。

 


林床に黄色の美しい模様  ムシホコリ 

2024-04-23 16:42:25 | その他の生物

一昨日の徳之島の観察会の時のことですが、参加者の一人が林道脇で黄色に広がる変形菌(粘菌)を見つけました。木や岩にもよじ登り、先端が扇状に広がって伸びています。これは、小さな「粘菌アメーバ」から変形体へと変身した状態で、周りにいる菌類や細菌などを餌として大きく成長していきます。やがて胞子を作るための「子実体」を作ります。これは、ムシホコリの変形体と思われますが、よく似たキフシススホコリかも知れません。ムシホコリは、以前子実体を観たこともあります。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

きぬうっていぬ徳之島ぬ観察会ぬとぅきぬ、くぅとぅだりょんば、まあじんまなたんちゅぬ林道ぶちじ黄ーかひるがりゅんる変形菌(粘菌)ばにっきりょうたっと。きぃんきゃだいばん石ちも、のおおてぃいじ、先ぬ扇ぬだっかちひるがてぃ、ぬでぃいきょっと。くぅれぃや、いんさっくゎしゅん「粘菌アメーバ」ら変形体ちなてぃいじ、うんぼてぇじうん菌類んきゃ細菌きゃば、かみむんとぅし、ふうさなてぃいきょっと。やがてぃ胞子ばちくりゅんたむぇぬ「子実体」ば、ちくりょっと。くぅれぃや、ムシホコリぬ変形体ち思われぃんば、むる似しゅんキフシススホコリかも分らんど。ムシホコリや、前、子実体ばにしゃんくとぅぬありょっと。

 


野鳥撮影ガイド  アカショウビンなど

2024-04-22 18:42:25 | 鳥類

今日は、神奈川県からいらしたお客さんの野鳥撮影ガイドをしました。最初、奄美自然観察の森に出かけて、運よくアカヒゲの撮影をすることが出来ましたが、ルリカケスを待つも、なかなか現れてくれいないので、別の場所へ移動、途中電線に止まっているアカショウビンを撮影することもできました。個人的にはアカアショウビンは、鳴き声は16日に徳之島で今季初めて鳴き声を確認、翌17日には古見方で鳴き声を確認しましたが、姿は今季初めての確認でした。なかなか撮影できなかったルリカケスは、農家の方のご協力で人家に営巣している近くで、撮影することが出来ました。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

きゅうや、神奈川県らしっちくれぃたんお客さんぬトゥリ撮影ぬ案内ばしょうたっと。初むぇや、奄美自然観察の森ち行じ、運いっちゃハーヒギィば写しゅんくとぅぬ出けりょうたっと。ヒューシャや待っちゅたんば、なかなかいじてぃくれぃらんたんかな、別ぬどろち移てぃ、うんとぅき電線じ止まとぅたんクゥワルば写しゅんくぅとぅぬでけりょうたっと。わんとぅしやクゥワルや、鳴きぃぐぃや16日徳之島じくぅん時期初むぃてぃ鳴きぃぐぃば聞ち、ちぎぬ17日やくぅみじ鳴きぃぐぃば聞きょうたんじゃが、うんだっかやくぅん時期初むぃにょうたっと。なかなか写さらんたんヒューシャや、農家ぬちゅぬ助けてぃくれぃてぃ、うんちゅぬやーち、すぃばちくとぅんどろぬ近さじ、写しゅんくとぅぬ出けりょうたっと。

 

 


徳之島・当部林道ウォーキング観察会  ウラジロカンコノキなど

2024-04-21 23:42:47 | 植物

天気にも恵まれて、「徳之島・当部林道ウォーキング観察会」を行いました。南部ダムから母間に向かっている当部林道、大分暑くなって植物のほか、いろいろな生物を観ることが出来ました。出発すると、林道脇にあったツユクサの花やトウバナ(写真2枚目)などを観ていると、近くにクロセセリの姿(写真3枚目)やバーバートカゲ(写真4枚目)が現れました。道端にユウコクランの花も咲き始めています(写真5枚目)。

たくさんの花などが観られたうちの一部ですが、奄美大島ではなかなか観ることが出来ないリュウキュウマユミの花(写真2枚目)が咲き、上から垂れ下がってきたヒョウタンカズラには、かわいい実が付いていました(写真3枚目)。また、道端のちょっと奥の落ち葉のたまっているところには、ツチグリの姿も(写真4枚目)。たくさんのかわいらしい花を付けていたのは、ウラジロカンコノキ(写真5枚目)でした。ほかにも、カキバカンコノキやギーマ(写真6枚目)、ヒイラギズイナ(写真7枚目)などの花も観察できました。

昆虫類もいろいろと観察できました。アマクサギの葉をボロボロになるまで食べていたのは、ルリバネクロウリハムシ(写真2枚目)で、コシダの葉の上にはアマミモリバッタの幼虫(写真3枚目)、ツワブキの葉の上には、タイワンクツワムシ(写真4枚目)などがいました。またちょっとびっくりしたのは、体長約2,5cmほどの見ごたえのある甲虫、アマミユミアシゴミムシダマシ(写真5枚目)を観ることもできました。個人的には、奄美大島ではまだ観ることが出来ないでいるのに、徳之島ではこれまでの観察会で2回観察、今回が3度目の確認となりました。

 

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徳之島でも確認  ネアカエンマコガネ

2024-04-20 16:41:28 | 昆虫

この間(4/17)徳之島で井之川岳に登った時のことです。同行の方が見つけてくださった小さな甲虫、最初はツキガタマメコガネだろうと思ったのですが、帰って画像をよく見たら、どうやらネアカエンマコガネのようです。手持ちコンパクトデジカメの撮影で鮮明な画像ではないのですが、頭部の頭楯と呼ばれる部分の形が、マメコガネとは違うことが判ります。以前、奄美大島では何度か観ているのですが、徳之島では今回初めて観ることが出来ました。日本では、奄美大島と徳之島のみで生息しているようです。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

こねだ(4/17)徳之島じ井之川岳ちのおたんとぅきぬくぅとぅだりょん。まあじん行じゃんどぅしぬ、にっきてぃくれぃたん、いなさっくゎしゅん虫、初むぃやツキガタマメコガネだろっち思たんば、帰てぃ写真ばゆんまにしゃっとぅ、て~げネアカエンマコガネにししゅりょっと。手持ちコンパクトデジカメし写しゃんかな、きょらさん写真やあなんば、かまちぬ頭楯ち言ゃっとぅんどろぬだっかが、マメコガネとぅや違ゆんくぅとぅぬ判りょっと。前、わきゃ島じや何くゎいか、にしゅりょんじゃが、徳之島じや今度初むぃてぃにゅんくとぅぬ出けりょうたっと。日本じや、わきゃ島とぅ徳之島じだけ、うんあんぶぇだりょっと。

 


農道脇で採餌  キマユホオジロ

2024-04-19 18:08:43 | 鳥類

10日ほど前の話で、書きそびれてしまい恐縮ですが、早朝に古見方(こみほう)の農道を車でゆっくりと走っていると、ススキの根元付近にいたのは、キマユホオジロでした。しばらくはこちらを警戒していたのですが、じっとして観ていると、やがて地面で餌を探し始めました。ホオジロ科のキマユホオジロは、その名のとおり白い眉斑が黄色を帯びているのが特徴の一つです。奄美には旅鳥として、毎年のように少数が春秋の渡りの時に立ち寄っているようです。今年は冬鳥や旅鳥など渡り鳥が少なめなだけに、うれしい出会いでした。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

10日べり前ぬ話あてぃ、書きばっくらしだりょんば、ひかんまふぇっさ、くぅみ(古見方)ぬ農道ば、車しよおりよおり走っちゅたっとぅ、ガヤぬにぐりぼてぇじうたんや、キマユホオジロだりょうた。いっとぅきや、くぅまばたまがとぅたんば、よおりっくゎし、にしゅたっとぅ、やがてぇ地じかみむんば、とぅむぃかたし始むぃりょうたっと。ホオジロ科ぬキマユホオジロや、うん名ぬとぅうり、しるさん眉ぬ黄ーぶぇっとぅなとぅんが、ちいちぬ特徴だりょっと。わきゃ島ちや旅ドゥリとぅし、毎年にしなありっくゎ春秋ぬ渡りぬ時期立ちゆとぅりょんにししゅりょっか。くぅとぅしや冬ドゥリんきゃ旅ドゥリぬ、なありいきらさんかな、ほおらしゃんおおいかただりょうたっと。

 

 

 


2個体を確認  オオシマセンチコガネ

2024-04-18 23:15:05 | 昆虫

昨日の徳之島の井之川岳登山の時ですが、林床にいたオオシマセンチコガネを2個体観ました(写真1,2枚目は同一個体)。体長が約2cmほどの光沢がやや鈍い黒褐色のオオシマセンチコガネは、奄美大島では何度も見かけているのですが、徳之島では久しぶりに観ることが出来ました。よくアマミノクロウサギの糞にいることが多く、今回も近くにあったようです。山頂付近には、マルダイコクコガネも生息しているのですが、今回は出会うことが出来ませんでした。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

きぬぬ徳之島ぬ井之川岳登山ぬとぅきぬくぅとぅだりょんば、地じうたんオオシマセンチコガネばたあちにょうたっと(写真1,2枚目は同一個体)。どぅうぬ長さやて~げ2cmべりぬ、なありひきゃるさん、くるぶぇっとぅしゅん色ぬオオシマセンチコガネや、わきゃ島じや何くゎいも、にしゅりょんじゃが、徳之島じや、まれぇまれぇにゅんくとぅぬでけりょうたが。たいがいクルウサギぬくすじうんくとっぬふうさあてぃ、今度だか近さじあたんにししゅりょっか。山ぬて一番うーぼてぇじや、マルダイコクコガネだかうりょんじゃが、きゅうやおおゆんくとぅや、でけりょうらんたっと。

 

 

 


在来種と混生していた  オオカワヂシャ

2024-04-17 23:14:31 | 植物

徳之島2日目ですが、井之川岳登山に出かける前、同行の方が道路脇の湿地で外来種のオオカワヂシャを見つけてくれました。そばには在来のカワヂシャもあり、混生していました(写真1枚目)。両種が並んでいたので違いは一目瞭然で、オオカワジヂシャの方が葉も花も大きく、花は青紫色を帯びています。ヨーロッパからアジア北部が原産のゴマノハグサ科オオカワヂシャは、特定外来生物に指定されていて、1867年に神奈川県相模で採集され、侵入時期は不明、主に本州(関東・中部地方)などで野生化、カワヂシャと交雑して雑種ホナガカワヂシャとなるようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

徳之島2日目だりょんば、井之川岳登山ち行きゅんむぇー、まあじんうたんちゅ道ぶちぬ泥むったじ、外来種ぬオオカワヂシャば、にっきてぃくぅれぃりょうたっと。ぶちじやむとぅむとぅあんカワヂシャだかあてぃ、混ざてぃうりょうたっと(写真1枚目)。たあちぬしじょぬ並どぅたんかな、違いやはっきり判てぃ、オオカワヂシャぬ方どぅ葉だか花だかふうさしゅてぃ、花や青紫色ぶぇっとぅしゅりょっと。ヨーロッパらアジアにし方が原産ぬゴマノハグサ科オオカワヂシャや、特定外来生物ちしらっとぅてぃ、1867年神奈川県相模じあてぃ、ほっちちゃん時期やはっきりしらんてぃ、て~げ本州(関東・中部地方)じ野生化、カワヂシャとぅ古雑し雑種ホナガカワヂシャち、なりゅんあんぶぇだりょっと。

 


海岸近くの草地で群生  カナビキソウ

2024-04-16 23:23:50 | 植物

今度の日曜日予定の「徳之島・当部林道ウォーキング観察会」の下見に行ってきました。一通り下見を終わって、海岸近くに行ってみると、草地にカナビキソウが群落をつくっていました(写真1枚目)。細い茎に細長い葉が分岐していて、葉腋に小さな白い花が咲いていました。全国的に分布しているビャクダン科の半寄生多年草のカナビキソウは、根が他の植物に寄生していて、直径が約3mmほどの小さな白い花びらのように見える萼は、3~5つに裂け、オシベは4~5本で、萼の基部に合着しています(写真3枚目)。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

今度ぬ日曜日予定しゅん「徳之島・当部林道ウォーキング観察会」ぬしゃー見が行じきょうたが。ちゅとうり終わてぃ、うん近さち行じにしゃっとぅ、草地じカナビキソウぬまぐんしゅりょうたっと(写真1枚目)。細さんしんじ細長さん葉ぬいじとぅてぃ、葉ぬねむとぅた、いなさししるさん花っくゎぬ咲しゅりょうたが。全国じあんビャクダン科ぬ半寄生多年草ぬカナビキソウや、ねぃぬ他ぬ植物ちくっかとぅてぃ、直径やたいがい3mmべりぬいなさししるかん花びらにしにゃあれぃん萼や、みいちらいひちち割れとぅてぃ、オシベやゆうちらいひちあてぃ、萼ぬむとぅちくっかとぅりょっと(写真3枚目)。

 

 


野鳥観察バスツアーⅢ-③ リュウキュウサンショウクイなど

2024-04-15 16:52:49 | 鳥類

今日はバスツアー第3陣3日目で、いよいよ最終日です。早朝のまだ真っ暗の午前5時ホテルを出発し、暗い林道をゆっくりとバスで走りながら(写真1枚目)、アマミヤマシギなどを探し、夜が明け始めてからはオオトラツグミなどを探しました。あいにくの雨模様で風も強く、残念ながらアマミヤマシギやオオトラツグミは観ることが出来ませんでした。ただ、暗いうちにアマミノクロウサギが2度現れてくれました(写真3枚目・お客さん撮影)。

一旦ホテルに戻り、朝食後は奄美自然観察の森に行きました。時々小雨の降る天気でしたが、森に入ると枯れ枝の先で「ヒリリリ、ヒリリリ」と鳴いているリュウキュウサンショウクイ(写真2枚目)の姿を観ることが出来ました。ルリカケスも4羽で現れたのですが、ちょっと姿を見せてくれたものの、すぐに森の中へと飛び去ってしまいました。アカヒゲは相変わらず姿を見せてくれました(写真2枚目・お客さん撮影)。あとは奄美名物の「鶏飯」を食べて、空港へと向かいました。これで今季一連の野鳥観察バスツアーの終了となりました。みなさま、お疲れさまでした。

 

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野鳥観察バスツアーⅢ-② リュウキュウツバメなど

2024-04-14 18:39:44 | 鳥類

今日はバスツアー第3陣2日目です。早朝は雨模様で霧も深くて充分観察が出来なかったので、朝食後再び奄美自然観察の森に出かけました。霧もなくなって、時折明るくなりました。なぜかアカヒゲがよく姿を見せてくれ、美しいさえずり聴きながら、何度も姿を観ることが出来て、喜んでいました。私の手持ちデジカメでも少し撮影できました。

午後から出かけた「三太郎の里」周辺では強風が吹き荒れたのですが、久しぶりに遠くの電線に止まったチョウゲンボウ(写真2枚目)の姿を観ることが出来ました。また、近くの施設の軒下に、巣立って間もないリュウキュウツバメを観察することも出来ました。

 

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野鳥観察バスツアーⅢ-① オバシギなど

2024-04-13 19:12:59 | 鳥類

今日から野鳥観察バスツアー第3陣の始まりです。まずは空港近くの宇宿漁港で、ハクセキレイの亜種・タイワンハクセキレイを、バスの中から観察しました(写真1,2枚目)。次に大瀬海岸に寄ってみると、これまでいなかった1羽のオバシギ(写真3枚目)の姿や、ダイゼンやハマシギの姿も観察できました(写真4枚目)。

次は、奄美自然観察の森に行きました。ルリカケスはなかなか姿を見せず、現れたのはオーストンオオアカゲラ(写真2枚目)でした。面白いことに、若葉にたくさん付いている青虫を、次から次へと食べていました。そのうちに、アカヒゲも姿を見せてくれ(写真3枚目)、早くも初日に見づらい鳥2種を観察することが出来ました。

 

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野鳥観察バスツアーⅡ-③ ヒバリシギなど

2024-04-12 18:21:10 | 鳥類

バスツアー第2陣3日目です。今朝は、あいにくの雨が降る天気でした。早朝の暗い林道で、オオトラツグミを探したのですが、残念ながらカーブの所にいて、飛び去ってしまいました。鳴き声は何とか聴くことが出来ました。朝食後は、秋名の水田に行ってみました(写真1枚目)。セイタカシギ1羽のほか、コチドリ(写真2枚目)やタカブシギ数羽(写真3枚目)がいました。よく観ると、タカブシギのなかにヒバリシギが1羽も混じっていました(写真4枚目左側)。

奄美空港に向かう前、大瀬海岸にも寄ってみました。この間からいるツルシギ1羽(写真2枚目)が餌を探して動き回っていました。他には、遠くの岩礁に10数羽のムナグロやメダチドリ、トウネンなどの姿も観られました。

 

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