第1回目となる今回は、2月20日にGIレース「フェブラリーステークス」が開催されることにちなんで中央・地方のダートレースで活躍した馬たちや、重賞レースで活躍した馬たちが多数登場します。
たくさんの方のご来場をお待ちしています。
会場: Gate J. (新橋・東京)
開催期間: 2月14日(月)~2月27日(日)
展示予定馬: アグネスデジタル/イクノディクタス/ウイングアロー/オースミロッチ/
オリオンザサンクス/コーセイ/シンチェスト/スエヒロコマンダー/サンライズバッカス/
タイムパラドックス/ダイナマイトダディ/テンジンショウグン/トーシンブリザード/
トウショウフェノマ/ナイスネイチャ/ビコーペガサス/ブルキング/プリンセススキー/
ワイルドワンダー(アイウエオ順)
*展示馬が変更になる場合があります。
主催: 引退馬協会(NPO法人設立申請中) あの馬たちの近況報告写真展実行委員会
*イグレット軽種馬フォスターペアレントの会は、引退馬協会(NPO法人申請中)に移行準備中です。
尚、場所を変え、ウェブを含め、各地で写真展を開催する予定ですので、実行委員会では引き続き、皆様の撮影した写真を募集しています。
イグレット軽種馬フォスターペアレントの会(FPの会)は、NPO法人設立認証申請中の引退馬協会(RHA)への移行準備に入っておりますが、引退馬協会としての最初の取り組みとして「あの馬たちの近況報告写真展」の開催をインターネット及び競馬関連施設で計画しています。
「あの馬たちの近況報告写真展」の実行委員会では、皆様の撮影した引退競走馬の写真を募集しております。ふるってご応募ください。詳しくは写真展の公式サイトで。
また、ひとりでも多くの方に写真展のことを知っていただけるように、リンクにご協力いただければ幸いです。
リンクバナー
リンク先URL http://anouma.jp/
引退馬協会(NPO法人設立申請中)
引退馬協会の概要についてお伝えしております。
昨日、一時表示ができずご心配をおかけ致しましたが、現在は表示されております。
http://www.intaiba.net/
尚、チームケンザン友の会のBBSについては、調整中ですので今しばらくお待ち下さい。
ご迷惑をおかけします。
このカテゴリーでは、馬の引き取り・繋養に関して知っておいていただきたい情報を掲載していきます。
思いつくままに書いて行きますので、ある程度記事が増えたら引退馬ネットのHPにも整理して転記したいと思っております。
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最近では礼金0円、敷金0円をアピールしている大手の賃貸アパートもありますが、かつては礼金、敷金2ヶ月分というのは当たり前の時代がありました。
礼金は返却されることはありませんが、敷金というのは賃貸物件を出るときに、修繕費などを差し引いて返金される性質のものです。借り主の過失によるものではなく、経年による劣化であれば満額返金されることも少なくないと思います。
この敷金に相当するものが、馬の預託に際して求められることがある「保証金」というものです。
今回は、この保証金について考えたいと思います。
乗馬クラブでは、馬がひとたび入厩したら、長期間の預託になるのが一般的なため預託の際に数十万円単位の保証金を求められることは少なくありません。
大都市近郊の乗馬クラブならば月々の預託料だけで10万円以上、調教料や、装蹄代などもろもろの経費がかかり、月の請求が20万円を超えるという場合もあるから、2ヶ月分と考えても妥当な金額でしょう。
乗馬のオーナーは、馬がとても身近で、何かの理由で支払いが滞ってもその間にも馬はエサを食べ、馬房を日々汚し、管理を必要としていることや、馬にお金がかかることもよく知っているので、保証金の必要性を容易に理解できるでしょう。
おそらく、競走馬の世界にはそうした制度が浸透していないと思われます。なぜなら、短期間で移動をすることも多く、馬主となるための資格審査があるということで支払い能力がある程度判断できるからです。
では、引退馬はどうでしょうか?
引退馬の馬主には現役競走馬のように資格審査がないので、誰でも引き取ろうと思えば馬を引き取ることができてしまいます。
多くの場合は、終の棲家として牧場に預けられることが多いはず。しかも、ほとんどの馬主は預かる側にとっては一見さんなのです。
ある日突然電話がかかってきて、
「馬を預かっていただけますか?」
と来る場合が多いのです。当然、預ける人の職業も、年収も、背景も、預貯金がいくらあるかなんて、まったくわからないのですが、たぶん、仕事や年齢くらいは聞かれても、
「貯蓄の残高証明を出してください」
「家は持ち家ですか?」
「住宅ローン残高証明のコピーを下さい。その他のローンは?」
「退職金はいくら出る予定ですか?」
「生命保険には入っていますか?」
なんてことは聞かれないでしょう。だいたいは、
「馬は牡ですか、牝ですか?」
「馬の年齢は?」
「どこから来るの?」
と、聞かれるのは馬のことが中心で
「はい、いいですよ」
ということになっている…と思います。一頭でも多く預かりたいという心理も働くので判断も甘くなります。世間の一般常識からすると、恐るべし引退馬業界。当然、預託料の取りっぱぐれの話を耳にします。
それに耐え、馬の面倒を看るのが愛馬精神と考える人がいたら、間違いです。いえ、牧場に余裕があるならいいんです。でも多くの場合、そのしわ寄せは、他の馬たちに行くのです。栄養失調などの虐待につながりうるし、引退馬の馬主は信用できない…と思われ、結果として引退馬の繋養促進を妨げるのですから。
誤解のないように書きますが、引退馬の繋養に水をさすつもりは毛頭ありません。引退馬の繋養によって人と馬が不幸になることを避けたいだけです。そのための引退馬ネットです。
もし、「預託料2ヶ月分の保証金が必要です」と言われ、それがポンと出せる余裕がないのであれば、最初から一人で馬の預託するのは無理です。
単純に考えて下さい。
馬が8才だとしましょう。馬の寿命が30才で、余命22年として…
預託料月6万円だけでも、年間の負担額にしたら
6万円×12ヶ月×22年=1588万円
かかるんです。いや、そのほかに、消費税だって、削蹄代だって、獣医費代だってかかってくるのです。最初から自転車操業で払っていける金額ではないことが明白です。
現役ばりばりで仕事をしているうちはいいですが、リストラにあったら?定年になったら?
そうなったときに、責任を持って馬を手放す(安楽死を含めて)決断ができる馬主ならいいのですが、引退馬を引き取る人は往々にして、動物に対してそのような決断ができません。そして結果、ずるずると滞納が続く…
(ちょっと話はそれますが、そういう意味で、マイネルスティングの前馬主さんの引き際は見事でした。心から敬意を払いたいと思います。だからこそ、その思いをみんなが引き継げたのかと…興味のある方はこちらを読んで下さい。)
もとは、なんとかして命を助けたいという熱い想いも、結局は預託先の善意と犠牲の上に成り立っていたら、きっと馬主の人生も幸せではないでしょう。
滞納が始まったら、まずは保証金があれば2ヶ月の猶予があります。その間に預かる側は契約内容に記載されたことを、粛々と行う(処分が不憫なら、譲渡先を探すということを含めて…)ことができます。
牧場さんの希望により、引退馬ネットを通して預託料を支払う場合や、「○○の会」という形で会費をとりまとめ、預託料の支払いの代行をする場合は、引退馬ネットでは預託料2ヶ月分の保証金をお預かりしています。
個人で預託する場合でも、牧場によっては保証金が必要となります。
たとえば、鹿児島のホーストラストさんでは、預託料が3万円と安いので、保証金は6ヶ月分18万円です。(預託を考えている人は、月々の預託料だけでなく保証金を準備して下さい。)
引退馬の預託にこそ、保証金制度が普及してほしいと思っています。養老馬を預かる牧場さんにはぜひ、考えていただきたいことです。もちろん、契約書とセットで…
最後に、もう一度確認します。保証金というのは、預託契約を終了するときに戻るお金です。それは馬主の必要最低限の身元の保証をするものであるということをご理解下さい。それだけ、預託先は大きなリスクを背負っているのですから…
<文責:引退馬ネット・加藤>
保証金は、獣医費の精算や未払いの預託料や経費、ご遺体の処理等、馬主が本来負担するべきものに充当され、全額払戻しになるとは限りません。いずれにしても、これらの経費は別途請求され支払わなければならないわけですから、結果的には全額戻るのと同じになります。
次回は、馬を引き取る人のための生命保険についてです。
このカテゴリーでは、馬の引き取り・繋養に関して知っておいていただきたい情報を掲載していきます。
思いつくままに書いて行きますので、ある程度記事が増えたら引退馬ネットのHPにも整理して転記したいと思っております。
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引退馬ネットでは、サポートホース(=引退馬ネットで継続的なサポートをしている馬)である、なしに関わらず、預託先のお世話をした場合には、先方の牧場さんの決まったフォーマットがなければ、もれなく契約書の作成と引退馬ネットの契約書の立ち会いがセットでついてます。
今日のテーマは「預託契約書」です。
日本人は契約書を交わすことが苦手だと、よく言われています。なんとなく口約束でついつい済ませてしまうのです。
引退馬ネットや、運営母体のイグレット軽種馬フォスターペアレントの会(FPの会)には、預託に関するさまざまなトラブルの相談が寄せられます。また、相談とまで行かないまでも、こんな大変なことがあった…などという情報も入ってきます。そういうときに、
「預託契約書は交わしていますか?」
というと、返ってくるお返事は95%くらいの割合で…
「いえ、交わしてないんです。」
というものです。
引退馬ネットを始めるきっかけのひとつは、こうした預託をする側、される側との間のトラブルを防ぎ、結果として不幸な馬を生み出したくないという思いがありました。
いざ、馬を預ける、預かるというときに、最初から両者の関係が悪いということはありません。だいたいがお互いに「いい人」だと信じている場合がほとんどです。どちらかが、
「契約書を交わしましょう…」
と言い出さない(=言い出せない?)のが、馬の世界での多くの現状です。もっとも、最近では改まりつつありますが…
で、一昔前なら、どちらかが言い出そうものなら、
「私のことが信用できないのか?」
という反応が返ってきても驚きではない時代でした。いや、今もそうかも?
契約書というだけでたじろぐ牧場さん、馬主さんがいたら、このように返しましょう。
「契約書はお互いの利益を守るためですから」
と(キッパリ)。
だって、そうなんです。
考えてみて下さい。
預託料を踏み倒す馬主がいたとして、そのまま馬を居座らせ(馬に罪はないんだけど)たらどうなりますか?
困るのは牧場さん。なぜなら、馬を勝手に処分することはできないんですから。目の前で生きている馬がいたら、エサを与え、馬房を掃除し…ということになるのです。泣き寝入りになりかねません。
逆の例。
もし自分の馬が、将来有望視されていた牧場の良血馬に大怪我をさせたとして莫大な損害賠償を請求されたら馬主は困るしょう。
こうした大きなトラブルが起こる確率は少ないとしても、現実にいろいろなトラブルは起こっているわけです。
引退馬ネットで契約書を作成する場合は、双方の立場を考え、希望を取り入れて作成していますが、最初の預託の希望をお伝えするとき、馬主さんの代理でお願いすることが多いです。
その場合、やはり緊張する瞬間は預託契約書のことを言い出すときです。
「引退馬ネットが仲介する場合、必ず契約書を交わさせていただきます」
そして、間髪入れず
「ご迷惑をおかけすることがあってはいけないですから」
と言い添えます。今、契約書を作成している相手先の牧場さんは
「それはお互いにね」
と言って下さったので、普段から契約書を交わしていることが伺われます。
そうなんです。契約書というのはどちらか一方の利益を守るためではなく、双方の利益を守るためのものなのです。
このようなお返事をいただけると、本当に気持ちがいいです。
たとえ牧場側で用意した契約書があっても、きちんと内容を確認して理解してから署名捺印しましょう。既に用意された契約書は、馬主側の利益にまで配慮していないこともありますから。特別なこだわりやこうしてほしい、という要望は率直に伝え、お互い納得のできる内容の契約書を作成しましょう。
たとえば、重賞勝ち馬に対して支給される助成金は、一般に馬を公開することが必須条件です。牧場側の協力と理解なしではできないことなので、契約の中に入れることをおすすめします。
牧場側で一番心配なのは預託料を支払ってもらえなくなったときです。事前に契約書の条項の中に、「馬主の預託料が○ヶ月滞ったら馬主は所有権を放棄する」等、具体的に明記するといいでしょう。
所有権を移転できさえすれば、馬を移動させることも可能となります。もっとも、これが意味することのほとんどは、「処分」ということいなりますから、こういうことはあってほしくないのは言うまでもありません。
FPの会のフォスターホースや、引退馬ネットでお世話にした馬の契約書に必ず記載している「こだわり」は、「馬の福祉の観点から安楽死が必要と判断されたときは、事前に十分な麻酔剤を投与して恐怖や苦痛を与えないための細心の注意を払って行う」ことを、契約書に記載しております。
引退馬ネットで作成している預託契約書は概ね引退競走馬のみですが、預託契約書は、現役競走馬だろうと、乗馬であろうと、預託の際には必ず交わすべきものです。
<文責:引退馬ネット事務局・加藤>
サーチエネミーの余生をみる会として立ち上がった「サーチ会」、同じサーチで始まる馬がいることから、紛らわしいので「サーチエネミーの会」と名称変更をすることになりました。
目標40口のところ、今日現在5口と苦戦を強いられております。
一口馬主だった方、ファンだった方、一緒にサーチエネミーを見守っていきたい方、どうぞよろしくお願い致します。
引退馬ネット及びイグレット軽種馬フォスターペアレントの会の「ペガサスの翼基金」ではサーチエネミーへのご寄付も受け付けています。
■ペガサスの翼基金へ送金(郵便振替口座)
記号-番号 00180-3-17722
加入者名 ペガサスの翼基金
通信欄に「サーチエネミー」と記載してください。
馬名の記載のない場合はイグレット軽種馬フォスターペアレントの会の対外支援活動全般に使われます。
領収書は記載のご住所・お名前宛にイグレット軽種馬フォスターペアレントの会よりお送りします。
記載の住所・お名前は会の代表者にお知らせ致します。不都合があれば通信欄に記載してください。
■引退馬ネットへ送金(郵便振替口座)
記号-番号 02750-9-76264
加入者名 引退馬・ネット(「・」が間に入ります)
通信欄に「サーチエネミー」と記載してください。
馬名の記載のない場合は引退馬ネットの活動全般に使われます。
領収書は記載の住所・お名前宛に引退馬ネットよりお送りします。
記載の住所・お名前は会の代表者にお知らせ致します。不都合があれば通信欄に記載してください。
■引退馬ネットへ送金(他の金融機関から)
金融機関名 ゆうちょ銀行
支店名 二七九(ニナナキュウ)店 (店番号 279)
当座 0076264
送金者名の前または後に「SE」と記入してください。
「SE」の記載のない場合は引退馬ネットの活動全般に使われます。
住所が記載されませんので、領収書が必要な方はメールでお振込日、お振込金額、住所、お名前をお知らせ下さい。intaiba@intaiba.net
お知らせいただいた住所・お名前は会の代表者にお知らせ致します。不都合があれば明記してください。
10月6日から、平成22年度の(財)軽種馬育成調教センター(BTC)助成金(引退名馬けい養展示事業)の申請受付が始まりました。
助成対象馬及び助成対象区分についてはBTC のHPでご確認下さい。
新規に助成金を申請する場合は、HPからも申込書を請求することができます。
申請申込みは11月13日BTC必着です。
当初締め切りを11月21日と記載しておりました。正しくは11月13日です。
謹んでお詫び申しあげます。
サーチエネミー
写真提供 あおやぎ様
サーチエネミーが引退馬ネットの6頭目のサポートホースになり、サーチ会の立ち上げに向けて準備しています。
サーチエネミーの情報をサーチ会発起人のママチさんが発信しているブログはこちらです。ぜひご覧下さい。
今日4月17日は、引退馬ネットのサポートホース第1号の満1才の誕生日です。
誕生日に合わせ、フジヤマケンザンを繋養する「チームケンザン」のファンクラブ「チームケンザン友の会」のホームページを移転リニューアルしました。
ブックマークやリンクのご変更をお願い致します。
フジヤマケンザンの近況につきましては、随時BBSにて行っております。
新しいURL
http://www.intaiba.net/teamkenzan/