けーごのホロホロweblog

死ぬまで毎年IRONMAN HAWAIIに出るのが目標!体育2のironmaniaのroad to KONAな日々です!

2018 IRONMAN Malaysia report

2018-12-05 07:38:38 | レースレポート
(2018/12/6修正)

1997年以来、2回のチャイナDNFを含め、30回目のIRONMANチャレンジ。
何かと多忙だったので、今回は練習時間が限られており、レース3か月前でさえも週平均8時間しか捻出できない有様。
そこで下記2点に特化しました。
1) スイムで脚が沈むのを防ぐため腹筋の強化。
2) ランをいいコンディションでスタートでするためのロングライド。


Race day:
朝4時起床、朝食後タクシーでスタートへ、6時前到着。

レースは8時前スタートなので、バイクのセッティング、スイムのウォーミングアップに十分な時間を確保できた。

Swim:
エイジグループは7:52AMからローリングスタート。コースは三角形のコースを時計回りに2周、波は無く、温水プールの様に暖か。

序盤500m程度は混みあっていたが、その後は問題なし。日の出によるまぶしさを防ぐためミラーゴーグルの使用を推奨。
腹筋強化の甲斐あり脚も沈まず、フィニッシュタイムはほぼ予定通りだった。


Bike:
リラックスしてバイクをこなすために、スイム→バイクトランジットには十分な時間を取ってリセット。
コースは部分的に折り返しや登りがある時計回りの2周回。但し普段山で練習している人にはさほど厳しいものではないと思う。

序盤は雨だったのでスピードを抑え、雨がやんでも150km位までは省エネモードで乗ることができたが、ラスト30km位は流石に疲労や蒸し暑い気候のせいで平均速度は落ちていった。


バイクもフィニッシュタイムはほぼ予定通り。

Run:
フレッシュな状態でランスタートできるよう、バイク→ラントランジットも十分に時間をかけてリセット。
コースは2.5往復の完全にフラットで走りやすい。

が、蒸し暑い気候のせいでまともに走るのは非常に厳しい。熱中症でフラフラにになり走れず、ジョグ、歩き、すべてのエイドで止まって休息、の繰り返し。


辺りも暗くなりラスト1マイルになってやっと全力を尽くせ、ここだけキロ5分切り(笑)




まとめ:
GOOD:
自己史上最高のレースフード・ドリンク採用。スポーツようかんカカオ味、アミノバイタル+粉飴。
レース前最後の週末以降、練習0で十分に休養が取れた。
ランカウイはタクシー以外公共交通機関が無い。タクシーメーターも無いので料金は運転手の言い値だが、交渉は可能。
買い物にはクアというランカウイ最大の町が便利。空港免税店よりもお土産の選択肢が多い。ランカウイは消費税無いので、そもそも免税店のメリット小。
お土産にはナマコ石鹸がおススメ。肌がしっとりする。
BAD:
トランジットに時間かけすぎ。
ホテルのロケーションに注意。スイム会場、フィニッシュ、クアの辺りに取った方が買い物、移動に便利。辺りにお店が無いとタクシー代もかかる。
スタバは空港、クア、パンタイチェナンの3か所にあり。
ランカウイには日本食レストランは、フィニッシュエリアの更に南のエリアに1件だけ。行ったことないが、なんちゃってではなく本物との情報。

最後までお読みいただきありがとうございました。


2017 Ironman70.3 Asia-Pacific championship in western Sydney

2018-01-06 15:29:53 | レースレポート
昨年5月に帰任して以来の初レースです。
これにした理由は
1) 昨年10月まで超多忙で満足に練習できなかった。
2) けど2016年11月にマイアミで70.3を走ってから1年経つので、レース感覚を忘れないためにも年1本は出ておきたかった。
3) そこでIM70.3を走っておこうと。Asia PacificではプーケットとこのWesternシドニーがあるが、オーストラリア行ったことないのでシドニーにしました。

開催地
NSW州Penrithはシドニーから車で約1時間の小さな町。
今年は主催者がシドニーのダウンタウンと会場(シドニー国際レガッタ競技場。シドニー五輪ボート競技会場)を往復するシャトルバスとバイク輸送トラックを用意してくれた。土曜のブリーフィング往復、日曜のレース会場への往復、バイクのトラック輸送往復 計3往復でAUD90程度だがレンタカーよりはるかに安いし、シドニーのダウンタウンで宿泊できるので良かった。

日記
金曜早朝JALでシドニー着、タクシーでダウンタウンのホテルへ。朝の渋滞の為AUD115. バイクケースを最寄駅からホテルまで運ぶ術があれば、電車がダウンタウンまでAUD16で安く早い。
ホテル着後徒歩10分、ダウンタウンの海洋博物館裏のレジストへ。ここでブリスベン在住の今回一緒に出る日本人の友人と会い近所をジョグ。
土曜午前中、バイクでハーバーブリッジとオペラハウス巡り、その後レジストと同じところでバイクをドロップ、のちに会場までトラック輸送される。
午後は海洋博物館からシャトルバスでレース会場でのブリーフィングに。
歩き回って疲れたので最後の晩餐はホテル近くのシドニータワーに登った後、下の一風堂でラーメン。

日曜、AM3時半に海洋博物館からシャトルバスが出るのでAM2時起き!
AM4時半に会場着、とランジッションでバイク/ランギアを用意し、スイムスタートへ。

今回は主催者がポンプ預かりを用意してくれたのでレギュラーサイズのポンプを持って行けた。
スイム1.9kmはボート競技場をU字に1ラップ。水温25-26℃なのでノーウェット。波うねりないが緑茶色。

6:15からエイジ別にウェーブスタート、わがエイジは6:45頃。
だが入水時に桟橋脇の水中にブロックがあることに気が付かず、入水の際 両膝をブロックに強打。
幸い骨折の様な強烈な痛みは無かったのでそのままスタート。
Aussieのスイムは強烈に速く全く追いつけない。無理したせいでスイムだけで疲労が。0:47:08は現状通りの結果。


バイク90kmは2ラップ。ほぼ平ら、数か所Uターン、難しくないコースだがスイム時に片側だけで呼吸したせいか腰痛になりペースが上がらない。
90kmで3:09:53は決して満足いかないが、現時点の実力だ。


ラン21kmは部分的2ラップ、2か所のヒルを除けば平ら。スタート直後ガーミンの心拍が170越えしているのに気づくが、そこまでしんどくは感じない。
理由はわからないが、ジョグペースで走り2か所の上りは歩いてしのいだ。
腰をねじりながら走っていたので腰痛は次第に解消され後半はペースアップできた。
ハーフ2:18:51は良くはないが、このレースを通じてフルIMに戻る準備がまだ出来ていないことを認識できた。今年の冬がその鍵となるであろう。
















終わり。

帰任のお知らせ

2018-01-06 15:24:37 | Weblog
大変遅くなり申し訳ございません。
実は昨年5月末に日本に帰任しておりましたが、昨年は色々ありすぎてこちらへのアップが出来ずにいました。

今後も本来のweblog=日記の様なアップは困難と思いますので、日本語レースレポート集として活用していく予定です。
よろしくお願い申し上げます。

2016 Pig 4-way challenge race recap

2016-06-04 22:06:33 | レースレポート
遅くなりスミマセン、今シーズン初戦、Pig 4-wayのレースレポです。

我がシンシナティ フライングピッグマラソン(ウチのチームでは単に”Pig”って言うてはります)は毎年5月第1週末に開催され、
5k、10k、1マイルダッシュ、キッズラン、ドッグラン、ハーフ、フルと多彩なフォーマットで開催される、米中西部工業地方都市シンシナティ最大のイベントだ。
5月第1週末と言えば日本ではGW真っ最中であり、米中西部最大都市シカゴからコバンザメジェットで1時間半という至近距離にあるにもかかわらず、
ワールドメジャーのシカゴマラソンとは違い、日本から走りに来る人はほぼ皆無に等しいのが残念である。
ワールドメジャーではないが全米Funniest Marathonの1つに選ばれた実績のある大会なので、祭り好きの方なら出る価値はある。
http://www.flyingpigmarathon.com/

ここでは複数種目を完走したランナーには次のような称号を与えている。
3-way: 土曜に5Kと10K、日曜にハーフ
4-way: 土曜に5Kと10K、日曜にフル

元々3-way、4-wayとは我らが愛す郷土料理“シンシナティ チリ”の食べ方で
3-way:ゆで過ぎスパゲッティ(アルデンテでは苦情が出る)にチリにチェダーチーズ仏さん盛り
4-way:3-wayにみじん切りオニオンかチリビーンズのどちらか追加
5-way:3-wayに4-wayのオプションを両方追加
店によっては
6-way:5-wayにフライドハラペーニョ追加
というオリジナルメニューもある、かつ丼をしのぐ高カロリー料理である。

マラソンの話に戻るが今年からは3-way,4-wayに加え金曜夜の1マイルダッシュも完走すると”エクストラチーズ”という追加称号がもらえる様になり、タイトルホルダーの心を揺さぶる演出が素晴らしい。

オイラ自身にとっては2014年以来2度目の4-wayであり、いかに大変かは重々承知であるが(過去レポ参照)、今年は特に練習中にやらかした肉離れが治らないままの出走だったので、それはそれは辛かった。

今回のレースは約1年前、参加費が一番安いうちにエントリーしてた。我がチームではキング夫妻が出走したIMハワイが終わり、11月から今年のPigに向けたラン強化プログラムが始まったが、オイラは今年1月に本社でやったプレゼン資料作成に全神経集中させていたのでほとんど練習しておらず、2月から参加。
しかし脚が出来ていないのに、3月の30㎞走に出走したらラスト1マイルで右脚に激痛が。何とか歩いて戻る。
その時の痛みは2週間で消えたので、その後再び30kmを走ったら再発。
もう3月後半なのでこれはもう走ったらアカンちゅうことで、近所でジョグ、ジムでスピニング、クロストレーナー等メニューを変えたが
結局治らないままレースを迎えることに。

4/29金曜午後、ダウンタウンのエキスポで登録、出店を見て回る。ここでついに幻のGU きゅうりミント味をゲット! Yay!


4/30土曜、7時半に10kのスタートに到着、8時のスタートを待つ。母なる濁流オハイオ川を挟んでシンシナティ、ケンタッキー州ニューポート、コビントンのダウンタウンを見て回るには最適な1周コース。
依然走れないので速歩で1:02で完走。



完走メダルをもらい、停めた車にいったん戻って置いてきてから、10時スタート10分前に5kスタートに到着。
コースはシンシナティ側だけでほぼ往復。10kの半分だがペースがキロ6分切りだったので結構疲れた。




5/1日曜、フルの日。朝5時半にダウンタウンに着いてチームメンバーと合流しスタートへ。6時半スタート、昨日同様速歩で完走を目指したが、7㎞のアダムス山に登るまでは良かったものの、以降は30㎞位まで丘越えがぎょうさんあるでだんだんしんどくなっていった。
ハーフ手前で既にキロ8分、30㎞過ぎでとうとう右脚の痛みで歩くことしかできなくなった。
幸い前に友人が同じく歩いているのを見つけたので一緒に歩くことに。彼、先週ロンドンマラソンを走ったばかりと言う…
しかしフィニッシュゲートも目前のラスト250m位で”走ってゴールする”と言って裏切られてしまった…いやアンタが正しい、これはレースだ、練習ぢゃない、お情けは無用だ。



何とか再度4-wayを完走したが、完全に肉離れになった。なので治るまでラン、バイクは止めて休業中。今は快方に向かっているがまだラン、バイクは無理。
今年は既に10月のシカゴマラソンにエントリー済(ロッタリーに当たった時点で参加費USD185は引き落とされていた…)、それまではレースの予定無し。

追1:完走証は大会ネットにアップされた雛形に、自分で氏名、レース名、タイムを記入してPDFでダウンロード。簡単に世界記録が作れる♪

追2:ごほうびはモチロンこれ♪

2015 IRONMAN Arizona race recap Vol.2

2015-12-08 01:43:56 | レースレポート
レース当日日曜朝、3時半に起きて白飯・缶詰・味噌汁で朝食、ツアーのシャトルでスイムスタートへ。
バイクセッティングは問題なかったものの、プロスタートが6:40と早くスイムウォームアップのチャンスなかった。


エイジグループは6:50からスイムタイム順のローリングスタート。予想タイム1:30に陣取り、MCのマイク・ラリーと握手して7時あたりにスタート。

曇り、水温17度位(そりゃあ昨日寒かったはずだわ!)でウエットスーツ許可。フルスーツを着てスイムキャップを2枚かぶってもまだ寒い。そこで心拍が急激に上がってパニックにならないように、アップよりもゆっくりと慎重にスタート、これがうまくいった。
コースは川を1往復。

最後のブイを曲がるまでは流れも感じず、最短コースをトレースすることに成功! にもかかわらず予想タイム通り1:30でスイムアップ。これが現状と言わざるを得ず。

スイム 3.8km 1:29:20


でバイクギアバッグを受け取り着替えようとするも、寒すぎて震えで思ったように着替えができず13分もかかった。

T1 0:12:58

バイクコースは3往復。

折り返し手前に低い丘があるが概ね平地。景色は溶岩台地とサボテンを除けばQueen-Kの様だ。

風が往路向かい風側に吹いていたが、後半は追い風に変わった。天気も後半雨になり、寒くて何回も厠に寄った。暑さ対策で出張中ホテルの部屋の温度を32度に保っていたが、全くの無駄に終わった…
IMカナダ以降100マイルライドが1回、週間平均走行距離が70km(スピニング込)と散々たる状況だったのでノーダメージで終えるのは困難と、戦前、バイクが一番の鬼門になるだろうと想定していた。
しかし何とか平均27km/hを維持し、体幹トレで仕上げた腹筋と大殿筋でペダルを回し、6:45でバイクフィニッシュ。予想より気持ち速かった。

Bike 180.2km 6:44:46



しかしバイク終了とともに雨が上がったものの相変わらず寒くて、震えてシューズの履き替えに11分もかかった。ゴミ袋を着てランスタート。


T2 0:11:17

ランコースは川っぷちを2往復、

いくつかの短い坂以外は概ね平地。

雨がやんで徐々に温まってきたので、5km位でゴミ袋を脱ぐ。序盤で楽なジョグでキロ7分ペースがつかめたので、シカゴマラソン同様これをフィニッシュまでキープする完璧なペース走に集中(えらく遅いですが、最終的にはこれさえ維持するのも必死だったので、これが現状ととらえるしかありません…)
24km位までは問題なかったものの、以降は筋肉痛と闘いで徐々にペースが落ちる。がそこを何とか踏ん張って、無事27回目の"You're an Ironman!"を"Voice of Ironman"のマイク・ラリーからもらうことができた。


2010年IMハワイ以来、彼のMCでフィニッシュできたことは本当に幸せだった。彼がMCをするIMは限られており、アリゾナがその1つだったので。実はこれがアリゾナを走る1つの理由でもあった。
結局ランは予想より遅かったが、一番積極的に走れたパートであり最後までペースを維持する為に踏ん張れたので、全体的かつ現状ふまえればよかったのではないかと思う。

Run 42.2km 4:46:53 / Total 226.2km 13:25:14



ただレース後は寒気と低血圧で椅子に座ったまま1時間ぐらい動けなかった。幸い一晩で回復し、翌月曜の表彰式に参加し、マイクと写真を撮ることができた。一生のいい思い出…


おっと忘れたら顔に"ハワイ"と書いてある人にボコられる最重要情報を!

5つぐらいのカテゴリーでロールダウンが1、2あったが、40-44男は最多カテゴリーで、フィニッシャーの居なかったカテゴリーからのスロット再配分もあり、なんと6人ロールダウン!エイジ十何位の人がコナゲットして大騒ぎ。

火曜、翌週末まで休暇を取り、空港でレンタカーを借りて一年間のごほうびにグランドサークルを観てまわる。とあちこちでアリゾナの選手が同じように観光している姿が見られた。これらの景勝地は外国人だけでなくアメリカ人にとってもなかなか来れない特別な地。
ここに来る前は"なんでアリゾナが一瞬でエントリーが売り切れる、フロリダよりも人気の大会"なのかが判らなかったが、ここに来てやっと判った。
エントリーが非常に困難なレースではあるが、もし本当に出たいのならば、ツアー会社の持っている枠を買うために追金を払ってでも来るべきだ。
このレースならUSD1000払う価値はある。

末筆になりましたが、テンペ市、警察、主催者、観客、ボランティアの皆様、そしてマイクに厚く御礼申し上げます。

TBC

2015 Ironman Arizona race recap Vol.1

2015-12-06 16:32:25 | レースレポート
遅くなりスミマセン、11/15IMアリゾナレースレポです。

4:17:50

オイラのマラソンのフィニッシュタイムではない。IMカナダからアリゾナまでの週間平均練習時間である。
IMに出るアスリートは週15時間くらい、コナの世界選手権に出る人だと週20時間以上練習するものだが、今年の夏からしょっちゅう出張があったりと仕事が急激に忙しくなって、今回は彼らの1/4の練習時間しか取れなかった。
そんなことで前に書いた通りアリゾナの1か月前のシカゴマラソンでのボストンマラソン権利獲りも失敗。その後アリゾナ前にメキシコ、ラスベガス、シカゴと出張旅がらす状態。ベガスに飛ぶ前にバイクを託送業者に預け、シカゴでの任務完了後その日の晩に直接アリゾナ フェニックスに飛ぶことに。

なので今回シカゴマラソン後は体幹トレーニングに特化した。
- 出張中に3種目の練習機会を得るのは厳しいし、スピードアップはまず無理。
- ホテルでもメール対応とかせなアカンやて練習時間捻出自体も難しい。
- 28回のIM経験上(IMチャイナでの2 DNF含む)、体幹が"自分にとって"IM完走の為の最重要要因だと判っていたので。体幹の筋肉は腕・脚より強い力を持ち長時間動いても疲れにくい、これはIMの様な持久運動には必要不可欠である。腕・脚の筋肉だけでスピードアップを狙っても、IMのような持久運動では長時間維持できない。

で出張中はホテルの部屋で空気椅子、腹直筋・腹側筋、チューブ引きに特化。さらに現状から予想タイム・ペースを割り出し、それを維持することにした。

木曜シカゴでの任務完了後フェニックスに飛び、ツアー会社のシャトルでホテルへ。
(注:今回のIMアリゾナの一般エントリーは、前年参加者&前年現地でボランティアした人向けの現地優先エントリー、AWAエイジグループランキングでゴールドステイタス持っている人向けの優先エントリーでほぼいっぱいになってしまい、事実上一般エントリーは殆ど存在しなかった様。そこでIMレジェンド ケン・グラー氏のツアー会社のアリゾナツアーに参加して、そこが持っているアリゾナのスポットを"買いました")

金曜に登録、託送業者からのバイク引き取り、ツアー会社のバイクコース下見、オープニングセレモニー







(注:カナダもそうでしたがアリゾナもパーティでは飲食物出さずUSD25のバウチャーを選手に配って、これで地元のお店で好きな時に食べて、でした。USのIMはどんどん標準化が進んでいるので=Tシャツ、ポスターのデザイン皆同じ… 今後こうなるのでしょうね。地元にはありがたい。)
土曜にスイム練習(ウエットスーツ濡らしたくないのでスイムスーツで泳いだら激寒! 真冬でもTシャツ&トレパンのアメリカ人でも皆フルスーツだった…)、バイク&ギアチェックインとルーティンワークをこなして(さすがに29回も同じことやっていると、最近は自分自身も標準化してることもあってノートラブルなら"えーこんなもんでよかったっけ?"と焦るほどすんなり終わりますね…)






で、その日がやってきた…

TBC

2015 Chicago marathon race recap

2015-11-11 02:23:33 | レースレポート
遅くなりスミマセン。11月は出張続きでほとんど家に居ず、目が回る忙しさでした。10/11シカゴマラソンのレースレポです。

シカゴはNYC,ロンドン、パリ、ベルリン、北京、東京、ボストンと同様"ワールドマラソンメジャー"の一つで、自分にとっては初メジャー。
ご存知の通りおいらはM-Dot教信者だが、実はUSを離れる前にボストンを走っておきたいというミーハーな面もある…
しかしボストンにエントリーするには"少なくとも"指定レースで各年代の基準タイムを切ることが必要になる("少なくとも"の意は、エントリーは指定レースのタイムが速い人から順にエントリーが始まるので、速い人がこぞってエントリーした場合基準タイムを切っていても定員オーバーでエントリーできない可能性がある為)。しかしボストンの指定レースを走ったことはなく、我がシンシナティのFlying Pig Marathonは指定レースになっていない(この地域だとシカゴ、コロンバス オハイオ州、インディアナポリス インディアナ州)ので指定レースの1つ シカゴを走らなければなからかった。

しかしシカゴもまたエントリーに過去3年間のマラソンで基準タイムを切った記録が必要で(コロンバスやインディアナポリスは必要なし。なら何故わざわざシカゴへ?って そりゃ田舎者にとってはどうせ走るなら大都会シカゴですよ!在米日本人の聖地ミツワもあるし♪)、残念ながら過去3年間マラソンで基準タイムを切ったことがない…ので記録無関係のロッタリー枠でエントリーして吉報を寝て待つことに…

幸いロッタリーに当たり無事シカゴを走れることに!おいらの年代でボストン獲りの基準タイムは3:25なので、3:20狙いで練習を始めるものの、メキシコ出張が1~2か月毎に入ったりして満足に練習できず。おまけにシカゴ前週にバイク練習で落車、怪我して全然ダメダメ状態。11月のIMアリゾナの練習として挑まざるを得なかった。

レース前日土曜朝、シンシナティからシカゴへ飛ぶ。シカゴへは車で片道5時間かけていくのが普通だが、月曜朝に日本からの出張者対応せなアカンかったので往復USD430かけて飛ばざるを得なく…(日曜レース後に車で帰っても間に合うのだが、それぢゃレース後のごほうびが楽しめないでしょ!)
空港からはCTAトレインを乗り継いでダウンタウンの登録会場へ。

エキスポでは地元シカゴのビールメーカーGoose Islandがブースを出しており、タダサンプラーを頂く♪



その後、会場の公園や美術館を散策して、フェイスブックの日本人ランナー会に合流してなんちゃって日本食屋でディナーしてホテルにチェックイン。ホテルはダウンタウンだと1泊USD300以上のイベント価格で選択の余地なしなので、CTAで1時間の空港近くに取った(それでもUSD160位…)

日曜朝4時起きで日本から持ってきたパックご飯で朝食、CTAでダウンタウンへ、6時半ごろ会場着。会場に入るのに空港の様なセキュリティチェックがあり、そこだけ待たされたが、トイレも含めて数は十分で、これだけ巨大なマラソンイベントにしては待ち時間はストレスにならない。

スタート時間はマラソン4時間切りの記録があるグループの7:30と、マラソン記録がないグループの8:00の2部制(ロッタリーで当たった人は8:00スタートだが、当選後4時間切りの記録を提出すれば7:30スタートに変更可能)で、おいらは記録提出したので7:30スタート。


コースは総じてフラットで自己新を出すのには最適。

例年肌寒くて風がやや強いらしいが、今年はさほど風はなく気温も24℃位でマラソンには暑かった様。練習不十分なのでマイル8:50ペースをキープすることに集中し、3:50のペーサーを追うことに。
コースの殆どはシカゴのダウンタウンを通る為、応援が絶えずペースランを楽しんだ。






しかしハーフを過ぎるとだんだんボロが出始め、20マイル過ぎにはマイル9:30まで落ちた…



そこを何とかラスト3マイルで鞭を入れ直し、USでの自己ベスト3:50狙いでスパート。

だが時すでに遅しで結局サブ3:55に終わる。



フィニッシュ地点にはGoose Islandのトラックがあり、まさに駆けつけ一杯ができる♪


更にその先のポストレースパーティ会場では身分証明書を見せればランナーはもう一杯タダで飲める!



まさにビール好きにはたまらんレースぢゃ!

2015 IRONMAN Canada race recap Vol.2

2015-09-05 08:59:00 | レースレポート
めっちゃ遅くなりスンマヘン…

日曜、レース日。雨はやんだがまだ肌寒かった。3時に起きて、朝ごはん食べて、5時にホテルを出て、スクールバスでスイムスタートへ、で5時半着。支度する時間は十分にあった。


水温19.4℃、こんなに低水温で泳いだことが無かったので、全身にワセリンを塗りまくり、レーススイムキャップの内側にシリコンキャップをかぶって保温。
支度が6時半前に終わったのでスイムのウォームアップ時間が十分に取れた。気温の方が低かったので水の冷たさは思ったより感じなかった。

キャノンの空砲で7時に約1800人のエイジグループスタート、だがひどいバトルは無かった。

コースは少し霧がかかっていたが、波が無かったのでブイを見つけやすかった。1周目を終えた頃、15分前にスタートしたプロ3人が目の前をフィニッシュに向けて横切って行った。
2週目最後の角を曲がってフィニッシュまでは強いうねりがあり、なかなか前に進まなかった。タイムは通常より15分位遅かったが、思ったよりは速かった。

スイムから上がると強い雨のせいで皆中で着替えたかった為、トランジッションのテントは以上に混んでいて、着替えのスペースを探すのに一苦労。
今回低気温&雨対策に半袖ジャージとウインドブレーカーを用意したが、レースで長袖を着るのはトラ歴22年ではじめてだ。

バイクコースは2か所の厳しい登り、20-50㎞区間と143-163㎞区間を含む1往復。

1か所目のヒルクライムでは濡れた路面での転倒、衝突を防ぐためスピードを抑えた。

そこを過ぎると雨が止んできて、概ねフラットになるのでスイムとT1の遅れを挽回するためにスピードを上げていった。
折り返しの122㎞地点を過ぎると向かい風になり、徐々にスピードが落ち、そして2つ目のヒルクライム区間を迎えた。
勾配は約7%と普通だが、140㎞以上乗ってきた脚にはえらくきつい。
実は今回、以前このコースを走ったことのある、ウチのチームの”キング”から、自分はそれを使ったからと11-28Tみたいな登坂用スプロケを持っていった方がいいとアドバイスをもらい、急きょ12-27Tを買って付けてきた。(11-28Tでないのはウチの脚で11T使う事は無いから…)
これはえらく助かった。もしこれが無かったら途中で降りてたかもしれない。”キング”には心からお礼を言いたい。
他のIM同様ほとんどの選手がTTバイクを使っていたが、ロードバイクの割合は他よりも高かった。
今回はバイクに特化して練習してきて、6時間半を見込んでいたが、思ったより時間がかかった。

2周回のランコースは序盤5㎞程が湖の周りを回る砂利道、その後若干のアップダウンを含む折り返しになっていて、自己ベストを出すには不利なコース。


1周目の砂利道を終えると折り返しまで大体キロ6分ペースで持って行けたが、その後は脱水と腹くだりで徐々にペースを落とす。


2,3週前から腹の調子が悪く、今回は各パートのスタート前に正露丸を飲んだが、ランでは効かなかった様だ。だんだん手先にしびれを感じてきて、身体を上手くコントロールできなくなってきた。
2周目には全エイドで休み、登りは歩き、下りはジョグという有様。












何とか復活を試みようとエイドでチョコジェルを取り続けていたら、ラスト5㎞で復活。







何とか26回目の"You're an Ironman!"をフィニッシュで聞くことができた。




しかし激しい疲労と腹下りでフィニッシュラインにラストフィニッシャーを迎えに行くことも、ごほうびのビールも飲めなかった…何の為に走ったんだか!



ともかく今年最初のAレースは終了。10月のシカゴマラソン、11月のIMアリゾナまで2,3か月あるので練習を積みたいところだ。
末筆になりましたが、地元自治体、警察、主催者、観客そしてボランティアの皆様には厚く御礼申し上げます。

2015 Ironman Canada race recap Vol.1

2015-08-15 13:42:58 | レースレポート
通算28回目(チャイナでDNF2回込)で7/26のアイアンマン カナダ ウィスラーに出てきました。
今年のメイン1本目なので、2週間前に70.3マンシーを最終追い込み練習として走って、まずまずの調子で迎えられました。1週前に1週間丸々メキシコ出張があったけど、ホテルの部屋で体幹トレ、チューブ引き、空気椅子をやって調整。

今回は夏休みを木曜~翌週水曜まで取って、ダラス経由でバンクーバーへ。空港で日本から参加の友人と会い、ミニバンタクシーでウィスラーへ。

今回、バイクは専門の託送業者TBTで送った。詳細は別途アップするが非常に便利でした。


ホテルチェックイン後、まずはレジストへ。でホテルに戻ってバイクの組み立て、レース支度、ホテル生活立ち上げ(笑)


夜はウェブで見つけた日本料理屋Nagomi Sushiでディナー。今回主催者から、金曜のカーボパーティの代わりに各選手に地元指定飲食店で使えるCAD25のバウチャーが配られたので、これを使って贅沢に♪


昨年のメリーランドでもあったシステムだけど、主催者は食事用意の負担が減る、地元経済にも良しということで今後増えるのでは?
特に正直美味いとは言えないアメ食を食わざるを得ない状況から脱せるのはうれしい。
ホテルへの道からは”これぞカナダ!”な景色が♪


金曜、雨で寒い。IMストアでは冬物ジャケット、長そでバイクジャージ、ウインドブレーカーが飛ぶように売れる。競技説明会の後、

バイクでスイムコースに行って水温確認とT1の下見。


レース中に飲める北米生活3年で最高の水質♪


ホテルに戻って2010年バンクーバー冬季五輪会場になった村の中を散策。


の後、開会式。飲み食いなく1時間チョイで終了。

で夜は村の中の良さげなステーキハウスでプロテインチャージ。


土曜も雨で寒い。午前中に支度できたが雨止むのを待って午後にギア&バイクチェックイン。




バイクチェックイン時は1台1台、写真を撮られます(笑)

で夜はウェブで見つけた居酒屋Harajyuku Izakayaで最後の晩餐。日本人経営で他の持ち帰り寿司屋、日本食材屋と共同経営の様でした。




やっぱレース前は和食、日本人だねぇ~(笑)

続く

2015 IRONMAN70.3 Muncie race recap

2015-08-02 19:55:14 | レースレポート
早速ですが7/11のIM70.3マンシーのレースレポから。

25回IM完走してるものの、70.3は3回目の初心者。今回はレースというより2週後のIMカナダの最終追い込み練習の位置づけでレース1週間前にエントリー(笑)
マンシーはUS中西部インディアナ州の田舎町で、シンシナティから北西に車で2時間半のところ。レースは土曜日なので前日金曜”貴重な”有給休暇を1日泣く泣く取って40km離れた隣町のモーテルに泊まった。マンシーは宿が少ないので出る気なら宿は早く抑えた方がいい。

朝4時に起きて、朝食後レース会場へ。GPSでは40分とあったが会場付近の道路が選手渋滞で1時間くらいかかった。
スタートはエイジ別ウェーブで、第1ウェーブ7時スタートなのに6時着…ただ渋滞考慮してスタートが15分繰り下げになったので7:08スタートが7:23になった。

ダム湖で1周のスイムコースは右から左に流れあり。スタートして約5分後、22年の選手生活で経験したことない息苦しさに見舞われ、落ち着くまでしばらく立ち止まる、水温はウエット着用可になる程度でさほど冷たくないが、恐らく準備時間があまりなく、ウォームアップしなかったのが原因だろう。会場には余裕をもって着きたい。その後は問題なかった。最後は朝日に向かって泳ぐので、ここではスモークミラーゴーグル必須。思ったよりはタイムは悪くなかった。

が、バイクスタートでフロントがスローパンクしてるのに気付き、メカでタイヤ交換してもらう。

一部2往復のバイクコースはほぼ真っ平で風なし。穴やひび割れが多い路面だが自己ベストを出すには絶好の高速コース。野郎どもは40km/h近くで飛ばしており、時折ドラフティングパックも見られ、マーシャルが取り締まっていた。2往復目の前半までは33km/h程度で行けていたが、その後お腹が下ってきて一気に減速。そのままバイクフィニッシュまで我慢しようとしたが耐えきれず、エイドのトイレで数分費やす。
その後何とか挽回を試みたが、結局2トラブルで計10分程度ロスしたようだ。

ランコースは1往復でアップダウンが多い。2か月前から走ると右足に痛みがあり、週1回位しか走ってこなかったがキロ5分チョイのイーブンで走破。バイクで同位置に居た選手に追いつけたので、ランでかろうじて挽回できた感じ。今年はレッドブルがスポンサーについてたので一部エイドでふるまわれてた。全般的に2週後のカナダのいい練習にはなった。

が全体的に自己ベスト更新にはうってつけの高速コースなので、順位は全然アカン。最速の選手はサブ4だと、70.3でサブ4って聞いたことがない!
あと終わった直後は今回が70.3の自己ベストだと思っていたのだが、後日調べたら10年前の2005年 徳之島で5:19:37をたたき出して、当時の女性プロトップをラン途中で差し切って総合19位でフィニッシュしてたことが発覚!
徳之島といえばバイク&ランのアップダウンが厳しいところ。そんなところで自己ベスト出して総合19位って…なんでこの10年でここまで堕ちるかねぇ…

ともかくカナダ前の追い切りは終了。
行政、警察、主催者、観客、ボランティアの皆様に厚く御礼申し上げます。

追:このレース今年8月末オーストリアで開催のIRONMAN70.3世界選手権のスロットが30割り当てられているのですが、一般のアメリカ人は国外レースに全く興味ない
(時間給扱いの平社員は収入考えたら海外なんて簡単にいけませんし)様で、正規に割り当てられたのは10人弱。
残りは他のエイジにスライドされてもほとんど興味無しで、最終的に半数近くが”完走した人なら誰でもどうぞ”状態になっていました。
結果私も行こうと思えば行けたのですが、
- 今年の有休があと2日しか残っていない(笑)→11月にIMアリゾナ&グランドキャニオン観光行くので
- 10月のシカゴマラソンでボストンマラソン権利取りに集中したく、やたらとレースを入れたくない→コナだったらシカゴもすっぽかして行きますけどね♪
ということで遠慮しました。