国際演劇協会　事務局通信

国際演劇年鑑の特集企画『紛争地域から生まれた演劇５』

いよいよ11月20日(水)より、予約受付を開始します！

料金は各回1500円です。(トーク、ラウンドテーブルもご参加頂けます。)

今回焦点をあてるのは、アフガニスタン、パレスチナ、アルジェリアの３カ国、リーディング上演するのは次の作品です。いずれも、日本初訳、初演です。

『3in1』(パレスチナ）日時＝12月19日(木)19:00開演・12月21日(土)19:00開演

作＝イハッブ・ザハダァ、ムハンマド・ティティ、ラエッド・シュウヒィ

翻訳＝柳谷あゆみ　演出＝杉山剛志(演劇カンパニーア・ラ・プラス）

出演＝木野本啓(劇団 黒テント)、重盛次郎(劇団 黒テント)、廣畑達也

作＝カテブ・ヤシン　翻訳＝鵜戸聡　演出＝広田淳一(アマヤドリ)

出演＝西村壮悟、西川康太郎(ゲキバカ/おしゃれ紳士）、山森信太郎(髭亀鶴）、

沼田星麻(アマヤドリ)、糸山和則(アマヤドリ)、小角まや(アマヤドリ)、稲垣干城(アマヤドリ)

『修復不能』(アフガニスタン）日時＝12月20日(金)19:00開演・12月22日(日)14:00開演

作＝アフガニスタン人権民主主義連盟（AHRDO）翻訳＝後藤絢子　

演出＝公家義徳(東京演劇アンサンブル）

出演＝小山萌子(エンパシイ)、花ケ崎浩一(アルファーセレクション)、大谷賢治郎(ＡＴプロダクション)、大久保鷹、正木ひかり(東京演劇アンサンブル)

演奏＝佐藤圭一(アフガニスタン音楽ユニットちゃるぱーさ）　映像＝高橋啓祐(ニブロール）

劇場＝東京芸術劇場アトリエウエスト

どうぞ、ご期待ください。

また、上演後には毎回 トークやラウンドテーブルを企画しております。詳細は次回ご紹介します。

なお、チケットのお申し込みは、11月20日より、下記のメール、fax、お電話にて承ります。

E-mail:ititicket[at]gmail.com　([at]を@に置きかえて下さい）

Tel:03-3478-2189 Fax:03-3478-7218

―お申込みの際は氏名(ふりがな）、日時、枚数、連絡先等を明記してください。また、ＦＡＸも可能です。

料金のお支払いは、当日受付にてお願いします。

皆様のご来場をお待ちしております。

「劇場に行って、劇評を書こう。」をキーワードに

今年、新たに始まった「高校生劇評グランプリ」

公式ホームページが公開されました。⇒こちら

劇評の投稿や「高校生応援チケット」のご紹介・お申し込みがこちらのサイトからできます。

どうぞご利用ください！。

高校生応援チケットとしてご提供いただいている、

帝国劇場ミュージカル『エニシング・ゴーズ』（現在公演中）

出演：瀬奈じゅん、鹿賀丈史　ほか

申し込み方法のご案内です！

A席8,000円⇒特別に1,000円です！！

◎「高校生応援チケット」の中で、この公演のみ申し込み方法が異なります。

１０月２６日（土）12：30開演　限定１５枚

　　 ２７日（日）13：30開演　限定１５枚

[申し込み方法]ititicket[a]gmail.comにメールでお申し込みください。([a]を@におきかえてください）

件名を[エニシング・ゴーズ10月○日(希望日）申込み]とし、本文に「氏名（ふりがな）・学校名・枚数・御同伴者様全員のお名前(申込者と学校が異なる場合は学校名）」を記入してください。

（先着順、申込み締め切り１０月20日(日)）

※返信メールが届くように、gmail.comのドメイン許可の手続きをしてください。申し込み後丸一日たってもメールが届かない場合は、確認の為03-3478-2189までお電話下さい。

※当日入場の際に、全員分の学生証を確認させていただきます。

『エニシング・ゴーズ』公演の詳細はこちらをご覧ください。

http://www.tohostage.com/anything/

「高校生劇評グランプリ」では、各劇場・製作会社のご協力により、高校生向けの特別割引を行う「高校生応援チケット」を提供いたします！

（高校生割引公演の観劇は、「劇評グランプリ」応募の条件ではありません）

「高校生応援チケット」予定演目

[日時・枚数限定：高校生応援チケット]　

★シアタートラム　『クリプトグラム』・・・1,000円

◎帝国劇場　ミュージカル『エニシング・ゴーズ』・・・1,000円※この公演のみ、申し込み方法が異なります。

☆Bunkamuraシアターコクーン『シダの群れ』・・・1,000円

☆Bunkamuraシアターコクーン『マクベス』・・・1,000円

☆新国立劇場　『ピグマリオン』・・・1,500円

☆歌舞伎座　『吉例顔見世大歌舞伎（仮名手本忠臣蔵)』・・・2,000円

☆新橋演舞場『さらば八月の大地』・・・2,000円

[高校生料金の設定がある公演]・・※申し込み方法が異なります

★東京芸術劇場　パリ国立シャイヨー劇場　『トロカデロのドン・キホーテ』・・・1,000円

★東京芸術劇場　イサンゴ・アンサンブル　『プッチーニのラ・ボエーム』・・・1,000円

★フェスティバル/トーキョー　　主催プログラム+公募プログラムの海外カンパニー公演・・・1,000円

★四季劇場〔秋〕　『劇団四季ソング&ダンス60　ようこそ劇場へ』・・・2,000円

応援チケットの観劇日・発券枚数は限られています。詳細は10月中に公式サイトに掲載いたします。

http://hs-theatrereview-gp.jp

（☆印の公演は上記サイトより11月1日16時申込み開始です。）

毎回ご好評をいただいているSPTｘITIレクチャーシリーズですが、来月開催の－世界の同時代演劇－をテーマとする二講座をご案内します。

Vol1.『ナパジ・ナパジ』と現代オーストラリア演劇－核・民族・ストーリーテリング

　　　　講師：佐和田　敬司（翻訳家/早稲田大学教授）

　　　　日時：11月13日(水)19時－21時

　　　　一九五〇～六〇年代にオーストラリアの砂漠地帯マラリンガで核実験が行われ、故郷を放射能に汚染されて離散を余儀なくされた先住民たちがいた。『ナパジ・ナパジ』は、アボリジニ俳優トレヴァー・ジェイミソンが、祖父母・両親の苦難の記憶と、今を生きる世代の再生を物語る作品である。『ナパジ・ナパジ』が生まれた背景、現地のコミュニティや実際の証言者たちを巻き込んだオーストラリア国内外での上演の実際、そしてヒロシマ・ナガサキへの言及と、日本で朗読上演された際に観客に与えたインパクトについて紹介する。 (事務局注：『ナパジ・ナパジ』は一昨年の「紛争地域から生まれた演劇３」で取り上げた戯曲の作品名です。国際演劇年鑑別冊上演戯曲集に掲載されています）

Vol.2　アラブ・イスラム世界と現代演劇

　　　　講師：鵜戸　聡（鹿児島大学法文学部准教授）　

　　　　聞き手：林　英樹（テラ・アーツファクトリー代表・演出）

　　　　日時：:11月26日(火)19時－21時

　　　　「アラブの春」による権威主義的独裁体制の崩壊は、イスラム政党の台頭と世俗派との対立を加速させ、エジプトにおいては軍部の介入が更なる混乱を招いています。デモと弾圧が繰り広げられ、若者たちが命を落としていく様子は、植民地末期のアルジェリア演劇が描く世界に恐ろしく似ていると言えるでしょう。アルジェリア・レバノンの文学・演劇を研究する鵜戸聡さんに、変動の現状からカテブ・ヤシンの『包囲された屍体』（１９５４）まで、演劇的行為の映し出すアラブ世界の様相についてお話をお聞きし、自由に議論をしたいと思います。

会場：世田谷文化生活情報センター

受講料：各回1,000円

お申込み・お問い合わせは⇒こちら