かぶのことば

KAB.の「ことば」気まぐれに更新

じゃんけん

2007-03-10 11:21:02 | Weblog
じゃんけん…


グー!!


君のほっぺに思い切り拳をプレゼント。



じゃんけん…


チョキ!!


君の目玉に思い切り目潰しをプレゼント。



じゃんけん…


パー!!


君のほっぺにさらに思い切り平手打ちをプレゼント。



じゃんけん…


パー!!



倒れた君に

差し出す手のひらのプレゼント。

捨てた

2007-03-03 18:04:09 | Weblog
全てを捨てた
写真も
服も
本も
靴も
携帯も
家も
バイクも
車も
春も
夏も
秋も
冬も
時間も
お金も
お茶も
タバコも
野菜ジュースも
ライターも
君も
僕も



でも


君の想い出だけは


ゴミ袋に入らなかった

幸せについて

2006-12-09 21:36:02 | Weblog
金持ちで車三台

フェラーリ
ベンツ
ハマー

豪邸で優雅なディナー

トリュフ
キャビア
フォアグラ

夜の遊びは豪勢に

銀座
銀座
銀座

白金
田園調布
成城

高級ワイン
VIPルーム
ブランドブランドブランド…


でも

彼の幸せな生活には
足りないものが一つあった

それは

愛情


目に見えるものだけが

必ずしも幸せとは限らない

彼はいつ

その事実を知るのだろうか…

もしかしたら知らずに
一生を終えるかもしれない

もしかしたら気付いて
とてつもない悲しみに
襲われるかもしれない


幸せ

一言では片付けられない

大きすぎる
言葉


欲しいもの

2006-10-14 00:32:21 | Weblog
PONYのスニーカー
地上デジタルチューナー
パンクドランカーズの服
パチンコで負けても悔しくない金
スッキリした部屋
格闘家ばりの筋肉
ケンカに負けない勇気
酒に強い体
本を速読する力
手際の良さ
飛ばないDVDプレーヤー

強い心
タフな心
負けない心

彼女の本音
彼女と生きるための…勇気

今欲しいもの



涙の川

2006-09-01 18:13:12 | Weblog
悲しい時間だけが
とうとうと流れていく
君という痛みを乗せて
どこまでも流れていく

隣でちょこんと座って
嬉しそうに話していた笑顔
口づけの後恥ずかしそうに
小さく頷いた
よく泣いて よく笑って
わがままをぶつけてきた

一日千秋の想い
まるで全てが
遠い過去のように
幸せだった時は一瞬にして
胸の痛みに変わった

君の声が聞こえない日々
思い出だけが深く濃く
別れの理由も解らぬまま
気付けば 泣いている

悲しい時間が流れていく
悲しくて悲しくて
とめどなく溢れる涙が
大きな川のように流れていく
行き場のない大きな川は
やがて僕を
飲み込んでしまうだろう

涙に溺れて 悲しみに溺れて

もう

息も出来ない

救い出せるのはただ
君の

笑顔だけ

せめてもう一度

笑ってくれ

君を

2006-08-06 21:10:26 | Weblog
抱きしめる
この手で抱きしめる
僕の両手には
なんの地位も名誉も
ほんの少しの金もない


ただ


君を抱きしめるだけの

ただの両手

君を抱きしめることしか出来ない

それだけのための

ただの両手


二人の胸の中に

夢を追いかける心を

そして優しさを分かち合う


なんにも持たない

ただ君のための


この両手





安心、不安、幸せ

2006-06-29 22:47:46 | Weblog
涙が溢れてくる
安心の涙と
不安の涙が
一緒になって
とめどなく流れ落ちる

幸せと悲しみを
君は一度に運んでくる
僕はそれを選べないまま
全て飲み込んで

そしてまた

涙が溢れてくる
安心の涙と
不安の涙が
一緒になって
とめどなく流れ落ちる

僕と君の恋に
いや
誰にも越えられない愛情に

「幸せ」という
漢字をまぜたら2文字の
ひらがなにすれば4文字の
日々は訪れるのだろうか


そんな風に思いながら
君からの連絡を待つ


果たして今日は

安心の涙か


はたまた


不安の涙か…


二人が一つになる時に
その答えが見つかることを
願うばかり


夢を見る

2006-06-22 13:31:31 | Weblog
夢を見た
沢山の夢を見た
嬉しくて
楽しくて
幸せな夢を見た

君を抱いた
恥ずかしそうに
うつむく君を
汗にまみれて
抱いた夢を見た

あまりに現実のようで
君の肌はやわらかに
手の中をすべり
その声は耳元で小さく
僕の名前を呼んでいた

許されるなら
いつまでも見ていたい
本当は現実という名の
君の夢を

いつか夢から覚めたとき

胸が痛くないように


だから今日も
夢を見る
君を抱いた夢を見る
夢を見る
僕らが愛し合っていたという
消せない形を遺すために


刻みつける
刻みつける
刻みつける
刻みつける
刻みつける…


夢を見る



千回の言葉より

2006-06-18 00:14:02 | Weblog
千回の言葉より
一回の声が
君を伝えてくれる

君の今を
伝えてくれる

今度逢えるときは
君を抱きしめよう
いいかな?

会話の見えない電波の向こう側で

君がはにかんでいるのがわかる

千回の言葉より
一回の声が

素敵で愛しい

どんな障害が二人を
阻んでも
気持ちばかりは止められない

神様が二人を
離そうと思うまでは

約束のない日々、甘い時間

2006-06-11 19:11:16 | Weblog
求め過ぎちゃいけない
突き放しちゃいけない
君が遠くに行ってしまうから

強く抱いちゃいけない
愛を囁いちゃいけない
君を余計に帰したくなくなるから

透明な声で 君から他愛のない言葉
好きという思いを 君から何気ない言葉

その笑顔が全てで
僕の心の支えで
その柱は今にも崩れてしまいそうな
砂地の上 涙の雨が降ったなら
すぐに失ってしまう

ヤキモチは妬いちゃいけない
束縛なんてしちゃいけない


君は
僕のものではないから

君が
僕の宝物であっても

歌って
君の切ない心を
歌うよ
僕の悲しい思いを


二人の声が重なる時

また恋のような甘い甘い時間は
いたずらに訪れる