邪理のやつ　３

20年、ハードをメンテしながらレイヴンを続けている人がいる。
その息子が、それをおもちゃに育ち、成人した。
レイヴンとなった彼には、ともに切磋琢磨する同世代のレイヴンがいなかった。
父親がいるとはいえ、一人だった。

彼は情報を漁った。
いくらでも出てきた。
20年前のテキストなのに、熱量に圧倒された。
大抵の疑問には、既に答えが用意されていた。

そんな情報の中に度々登場する人たちを、あっさりと見つけることが出来た。
あれよあれよと「自分が物心つく前に活躍してた人たち」「過去の物語の主人公たち」と知り合えた。
そして、彼らが「現役」だと知った。

　「対戦会やるけど、来る？」

対戦相手が欲しい。仲間が欲しい。
そう願っていたら、いきなり「あの」というような人たちに、誘われた。

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久々に、昔のAC仲間の家に遊びにいった。
初代PSのAC対戦をするために。
十数年ぶりに会う。
同窓会のような、そんなつもりで行ってみたら、「はじめての人も来るから」と。
それが「彼」だった。
まだ学生さんだ。
なのに、なんで初代PSのACなの？と思ったら、上のような話だった。

滅茶苦茶、上手かったｗ
俺、一度も勝てなかった。

朝から晩まで、ずっとAC。久々に、そんな一日だった。
やっと対戦が出来るという喜び、有名人たちと直面する緊張、そもそもACについて会話、議論が出来るということ。
物凄く複雑で強い感情で、テンションMAXのまま疲れ切ったと、集中しすぎて吐きそうだと、帰りの電車で嬉しそうに言ってた。

　「次の対戦会、いつですかねぇ？」

良かった。
彼が楽しんでくれたとこともだけど、やっぱりACはいいゲームだったんだ、今の目で見ても面白いんだと、そう思えて嬉しかった。

先日、WFにディーラーPieceの売り子として参加した。
今回はホール8の一番奥の角地。
一番、集客の見込めない場所。

なのに、ほぼ完売…

すんげーわ。
大きな波もなく、終了までずーっとコンスタントに売れ続けた感じ。

しかも、今回はPiece鷹松がデザイン、フィギュア化した「いかれ帽子屋」のコスプレをしてくれた人が！

もうね、最高だった。
オリジナルデザインのフィギュアの衣装を作って、それを演じてくれるって、デザインした鷹松は本当に幸せもんだと思う。



というわけで、ずっと忙しくて、自分の戦利品はちまっと。
ディーラー1つしか、見に行けなかった。　orz

4末に、関東Ma.K展示会Finalに参加。
2点出品。


ここ数年で随分と知り合いも増え、飽きない一日だった。

今年、全然更新してなかった…
模型的にはWFがあったりしたけど、作る方は全く。
チマチマとキットを買い足してるものの、相変わらず、手は動かしてない。

4/30にMa.K関東展示会Finalがある。
ここに2口でエントリーしてるんで、あと1か月で2作あげないといけない。
アイディアは、大体固まった。
あとは例によって、手を動かすだけ。そこが一番難しいｗ

今年は、大阪、名古屋、多摩川、金沢と、秋以降に展示会が集中してる。
夏の間に作っておけってことだな。
きっとまたギリギリまでやらないだろうけど。

今年は、去年以上にあっちこっちの模型イベントに参加した。
新しい知り合いも増え、いろんな刺激をうけた。
何が楽しいって、同世代だけじゃなく、上や下、他の年代とも随分と知り合えたのが良かった。

来年はマシーネン35周年ということもあって、節目となりそうな予感。
どのような形で関わるかわからないけど、絡めるところには、どんどん絡んで行きたい。

来年も宜しく。