器用貧乏海珠堂

”魚大好き海珠堂”のほうがいいかな・・・?

いきもにあ2022の戦利品 ヒメダイ コハダ

2022-11-06 10:08:31 | 料理(魚貝)
いきもにあ終了後に大阪へ・・・
翌朝今回天満市場で買ってきたのがこちら・・・

ヒメダイ・・・900gあるんで結構立派な感じ。
ヒメダイだけじゃなくてオナガとかチビキとか言われるような魚のたぐいは今回が初めて。
・・・小売りじゃ普通売ってない・・・
市場ならではの買い物だと思います。


フエダイ科の魚って夏に産卵のはずだから今のやつって産後で味落ちてるのでは・・・
と思いつつ捌いてみたら抱卵しはじめたってくらいの時期だった。
たぶん悪くない状態。
結局素人にはこういうのわからない(苦笑)。


それともうひとつ

コハダ・・・珍しくもなんともない魚
だけど小売りじゃ普通売ってないと思います。
これも初めての買い物。
硬直した新鮮な状態・・・まさに寿司屋用

折角なんでコハダの刺身、塩焼きを試してみる
左はヒメダイの真子(卵)の塩焼き

疲れて帰ってきて魚捌くの面倒くさい・・・
とか思ってたけどやってみると意外に楽しい(笑)

コハダの刺身は・・・
皮の下脂だけじゃなくて身にも脂があって骨も身も柔らかい
ニシン系青魚の風味が少し感じるけど旨味とか香りとかは弱い
養殖で太った柔らかい魚っぽい・・・という感想。

コハダの塩焼きも・・・似たような感じ・・・。
どっちもわざわざやらなくていい・・・というのが結論(苦笑)
残りのコハダは全て酢〆に

ヒメダイの真子はさすが高級魚って味わい。
卵まで感じさせてくれる高級感。

フエダイ科の魚は日持ちするのでまずはアラから頂きます

蒸しあがったヒメダイのアラ
湯気からはフエダイとかアオダイとかと同じ匂い・・・
まず何もつけずにそのまま食べます。
旨い魚はなにもつけずに食べても”旨い!”って感じになります。

今回のヒメダイは・・・完全に合格!旨え~(笑)
タレ回しかけて頂きます
顔のまわりのゼラチン質の部分は食べてる口の周りがベタベタするほど強い。
・・・たぶんこれ疲れた体の栄養補給になるな・・・
とか考えながら無言で骨にしゃぶりつく・・・
旨い魚のアラと旨いカニは食べ方が似てると思う。

残った骨でさらに出汁を取る貧乏人・・・
これ多分前に同じこと言ったな・・・

でも地球の環境が悪くなってこういうの当たり前になる未来もあり得ると思う・・・

こちらはヒメダイの耳石
目の後ろあたりに入っていて骨より硬い炭酸カルシウムで出来ていています。
この耳石で年齢推定ができる・・・
魚の種類によって形が違って魚の宝石・・・とか言われているそうです。
今回のいきもにあで隣の隣のブースで出展されてた”鱗音”さんに教えて頂きました。
イベントはこういう出会いがあるから楽しい・・・


蒸し物旨かったけどヒメダイってどういう味の魚・・・?
っていうのがよくわからなかったので、翌日は魚の個性が際立つセビーチェで・・・
作り方はこんな感じです↓
以前の記事 フエダイでセビーチェに挑戦

・・・これ書いててやっと気が付いた・・・
蒸し物、セビーチェ・・・
フエダイ買った時とやってること全く一緒だったと・・・(苦笑)

このヒメダイのセビーチェの感想は・・・
まず旨い、フエダイ科の魚の中でも上級種って感じ。
アオダイたまに食べるけどアオダイじゃこうはいかない・・・。
・・・ただ、これがヒメダイっていう個性もない
フエダイ科のなんか上等なやつ・・・
ヒメダイってそういう魚なのかも。

こちらはコハダのアラ
コハダで出汁取る人あんまりいないだろうな・・・
一回炙って乾かしてから煮てます

少し感じるニシン系の香りと小魚なのに妙にコクのある味・・・

これならって感じでまずこめ油でニンニク、ネギをじっくり炒める


で、醤油、コハダ出汁、ニンニクネギ脂でコハダラーメン
・・・ふざけて無いです、真面目です(笑)

魚のアラの出汁って1口目にクセや臭みを感じるけど2口目から全く感じなくなる・・・ということが多い気がする。
このコハダラーメンもまさにそんな感じ。
意外に違和感なくて旨い。
ただコハダの酢〆と麺一緒に食べたら全然合わなかった(苦笑)

ヒメダイ、コハダの出汁ガラとエラ、内臓をコンポストに投入

土に帰っていずれは海へ戻ってくれ・・・・

・・・これもフエダイの記事と同じなんだけど・・・
フエダイ科のヒメダイなら間違えのない料理・・・

まずニンニク脂で炒めて・・・


ヒメダイの皮に切れ目をいれて塩降って・・・
皮面だけに小麦粉つけてパリッと仕上げます


で、フライパンに残った油に・・・
はじめにアラを蒸したときにとっておいた煮汁・・・じゃなくて蒸し汁
濃厚、冷やすとゼリーになります。
これを脂よくとまぜて乳化、ソースにします。


皿にもるとこんな感じ

たぶんこれが一番旨い・・・
と予想してたんで量が多め・・・
いやー・・・贅沢したな・・・これ(笑)

パリッと焼いた皮、火が通っても柔らかく旨味もしっかりしたヒメダイ。
そこに旨味と油の濃厚なソース・・・
更にカリッとしたニンニクやパセリのアクセント・・・
しかも量多めでじっくり楽しめる・・・
本当に旨かった・・・と言っておきます。

5日目・・・
ヒメダイって日持ちするから大丈夫・・・
・・・と油断してた・・・
うわ、これ生は危ないな・・・という状態・・・

まずサクの状態で熱湯で表面全体に火を通す・・・
で、切って・・・うん、ギリギリセーフってやつだ(苦笑)

本当は皮引いたヒメダイと皮つきを食べ比べたかったんだけど・・・
その必要はなかった・・・皮は寿司には邪魔という結論。
フエダイ科は皮厚めのやつが多い。
でも味、身の食感は文句なしで旨いです。
刺身なら皮つきもいいかも・・・ヒメダイの旨いけど個性に欠ける部分をカバーしてくれます。

はじめて自分で作ったコハダの握りは・・・
まず潮加減が少々足りなかった・・・
多分身に脂があるから塩はじいて染み込まなかったんだと思う。
でも結局材料がいいからやっぱり旨いです・・・料理の腕は足らなかったけど(苦笑)
左の2貫が1枚、右が2枚使ってます。
ん~、このサイズなら1枚で十分だった・・・。
皮引いた刺身と塩焼きでは感じなかったコハダらしさ?
コハダの味ってどうやら生(酢〆)の皮からくるみたい
脂ののった身のほうはおまけみたいな感じで皮から強烈にコハダ風味が来る。
このサイズで2枚もつけるとくどいくらい・・・

寿司は本当に奥が深い・・・修行に時間が掛かるのも当然だと思う。
自分が上手く出来なくても仕方が無い(苦笑)

次のイベント出展は
デザインフェスタ56 11月19,20日

立体、工芸、映像のエリア 西4回のJ-103でお待ちしてます!



いきもにあ2022 京都旅行編

2022-11-06 10:02:42 | 料理(魚貝)

まずは・・・
いきもにあにご来場のお客様、本当に有難うございました!!
3年ぶりの開催、
仕事、出張、のはずんんだけど、ほんとただただ楽しい2日間でした。
・・・毎日こんな生活だったたら・・・ただ幸せだと思う(笑)。


京都旅行とか言っちゃってるけどイベント出展の出張です・・・。
いきもにあ開催の前日、京都に到着。
2年ぶりに訪れた出町柳と今出川の商店街
自分にとってはぐっとくる場所・・・なんだけど
何てことない写真でなんか申し訳ないです・・


宿はいきもにあの会場、みやこめっせの近くに
極端な方向音痴な自分にとってこの京都左京区は数少ない土地勘のある町・・・
懐かしい~な....これだけで来てよかった....
とこのときは思ってしまった(苦笑)
まだいきもにあははじまってないのに・・・



その夜頂いたテイクアウトのタイ料理

パパイアの代わりにきゅうりを使ったサラダを自分でよく作るのでちゃんとしたタイ人コックの作ったものが食べてみたかった・・・
タイ料理ってほんとメリハリの利いた味付け・・・と実感。
甘くて辛くて酸っぱくて・・・
カレーは豚バラ煮込み、ご飯はもち米
食べてみて良かった・・あと美味しかった~。

初日、1日目の朝
宿で借りた自転車でいきもにあ会場のみやこめっせへ・・・
通りすがり・・・って感じに平安神宮

京都で自転車乗ってると知らずに有名な場所に出くわすこと多い・・・

外国人観光客がいなくなった錦市場ってどうなってるんだろ....
と思って1日目の終了後行ってみたとこ

今は普通に日本人観光客で賑わっててそんなに変わってないなと思います。
コロナ渦が収まってまた外国人観光客増えると元の?錦市場に戻るんだろうな・・・。
それはそんな感じでいいと思う。

いきもにあ1日目の夕食
錦市場で買ったはも焼き

錦市場って錦市場ならでは・・・
っていうもの探すのが本当に難しい(苦笑)
ほぼ観光地・・・だし・・・

ハモは生命力が強いから昔から京都までいきたものを運べた・・・らしい。
海から遠い京都の町でも食べられる海の幸・・・かな。
今でも京都のスーパーで普通にハモ売ってます。
写真のはも焼きは魚屋さんが作ったものなのでスーパーのものより細かくきれいな骨切り
スーパーでよく売ってハモの湯引き想像して
ハモだからあっさりしてるんだろうな・・・
と思ったらこのハモ焼き、見た目だけじゃなく味ももウナギっぽい
まずタレ、山椒、炭火焼きの香ばしさ・・・にウナギを感じてしまう。
そもそも他のウナギ目の魚、アナゴやウツボよりハモはウナギに近い種類なんで味やにおいはもともとウナギ寄り・・・なんだと思います。
ウナギみたいに脂はないけどこれはこれで旨い。
あ~、あと自分が養殖の脂っぽい魚もう合わない・・・
って歳かもしれないです(苦笑)
・・・ウナギよりだいぶ安いのもいい・・・。

いきもにあ2日目終了後は大阪へ・・・
日本一長い商店街、天神橋筋商店街周辺に宿泊

なんか商店街の写真ばっかりだな・・・
さすがに疲れて歩き回る気力は無し・・・気がついたら寝てた。

翌朝はまずうどんで温まる・・・

で、天満市場へ・・・ここへ来るのは2年ぶり・・・。
相変わらず珍しい魚がいろいろあって楽しい・・・。


そのあと新大阪から新幹線で鮮魚の高速輸送。
高速移動で目まぐるしく変わる窓の景色見てたら酔って気持ち悪くなった(苦笑)
途中の富士山


3年ぶりのいきもにあ、出展出来て本当に良かったです。
皆さん本当に有難うございました!

長くなったので続きはいきもにあ2022の戦利品で
あんたの戦利品って・・・
どうせ鮮魚だろ・・・と思った方
・・・当たりです(笑)

2022冬のイベント出展

2022-10-27 21:17:05 | イベント
ちっちゃいカエル

ピアスと小さなペンダントになります。

オタマジャクシのピアス・・・

小さいです。
この他5,6品の新作を次のイベント出展が終わったらこちら
creema 海珠堂ギャラリーページ
こちらに出品する予定です。
ご覧になって頂けると嬉しいです。


で・・・次のイベント出展が”いきもにあ


今週末、2日後です・・・
今更宣伝・・・になって無いと思いますが(苦笑)
お知らせさせて頂きます。

その次に11月19、20日 東京ビックサイト
デザインフェスタ
ブース番号は”J103”です。

12月10、11日 東京
博物クリスマス
会場は浅草の産業貿易センターです。

ここでお知らせしていなかったので今さらなんですが・・・
・・・
・・・いろいろ忙しくてこれ書いてる時間が無かったんだ・・・
8月に出展しましてました
いきものフェス
こちらも浅草の産業貿易センターが会場。
今さらだけど・・・
すごくいいイベントです!
次回もあると思うので、ぜひご来場下さい!
・・・次回出展できる場合はここで必ずお知らせ致します。

・・・で、写真は帰りにちょっと観光した時のもの。


博物クリスマスの後もちょっと観光してくるつもり・・・これは楽しみ。

あと・・・9月に出展した
博物ふぇす2022
これもここでお知らせしてなかった・・・
・・・今年はいろいろ大変だったんだ・・・・

写真は会場の科学技術館

昔?いや、コロナ前の博フェスに戻った・・・って感じの来客数。
博物ふぇすだけじゃなく、デザインフェスタ、その他イベントもコロナ前の賑わいが戻ってきてるな、と感じます。
次の京都いきもにあもたぶんコロナ前と同じ賑わいのはず・・・
いろんな方出会い、再開したりしてお話できることを楽しみにしています。

この写真は9月の博物ふぇすが終わったあとの1人打ち上げ・・・
自分で握る素人寿司

ヘダイ、マグロ、サンマ、アナゴ
種類少ないけどはずれのない布陣。
東京ではめったに見ないヘダイが買えたのが嬉しい。
安くて旨い魚・・・
ってどんどん減ってきているしこれからもたぶんもっと減っていくんだろうな~
・・・となんとなく感じます・・・。
人類はもっと魚類や海の未来に対して危機感持ったほうがいいと思う・・・。

ヘダイはそんな貴重な安くて旨い魚・・・
いつかヘダイの良さを記事で書きたいです。

今週末の京都出張、帰りに何かいい魚が手に入ったらここでお知らせさせて頂きます。
ご覧になって頂けると嬉しいです!
・・・これからはもうちょっとまめに記事書こうと思ってます(苦笑)









2022イベント出展のお知らせ・・・と3月の富山旅行記

2022-05-14 21:15:30 | イベント
新作、テングモウミウシとグソクムシのピアス

小さいから写真撮りにくい・・・

ウミウシ達に関係ないやつが1匹混じってる写真(笑)・・・


先にイベント出展のお知らせをさせて頂きます。
5月21、22日 デザインフェスタvol.55

E-232のブースで出展です。

7月23、24日 ハンドメイドジャパンフェス

このほか、8月、10月、11月・・・といくつかのイベントに出展予定です。
決まり次第こちらでお知らせ致します。

で・・・
ここからは旅行はやっぱり楽しい・・・じゃなくて出張って楽しい!
コロナ以前に早く戻ってくれ・・・という内容です・・・。

3月に出展させて頂いた富山のはなまるクラフト・・・
いやっ・・・これからご紹介するのはイベント終了後の富山旅行記です。

こちらははなまるクラフトの会場だった富山市民プラザの前
市民プラザの中、はなまるクラフトの写真は撮り忘れてしまったのですが・・・
もう5月なんで今更ですが、富山の皆様、本当にありがとうございました!
2年間ぶりの富山だったので本当に楽しかったです。

で、富山出張中にスーパーで買ってホテルで頂いた天然ブリ

3月後半だったのでピークは過ぎてるんだろうけど
それでも醤油をはじいてしまうような素晴らしい脂の乗り。
むしろブリばっかり食べるんだったらこのくらいの脂の乗りが丁度いい気もする・・・。
天然って養殖とは別物・・・としみじみ実感

こちらは富山名物ホタルイカ、
スーパーの鮮魚売り場で2通りの選択肢
、肝を取った生の刺身・・・
・・丸ごと茹でて火を通したものの・・・(=ボイルホタルイカ)
・・・贅沢な選択肢・・・

旨味の強い肝がついてたほうがいいかな・・・
と、思って選んだ茹でたホタルイカ
からし酢味噌もホタルイカと並べて売られてた・・・定番みたい。
東京で普通に買えるホタルイカ(=兵庫県産)の2倍くらいの大きさ
そしてその日の朝とれたやつなんで表面の模様がすごくきれい
きれいなだけじゃなくて少しコリっとした食感も新鮮な証拠。
次は肝を取った生の刺身の食感も試してみたいな・・・と思わされる・・・

スーパーでさくっとこんな肴が手に入るのは・・・
2年ぶりに来てやっぱりさすが富山
としみじみ思う・・・。
ビジネスホテルのソファーにもたれかかるようにぐでーとっだらしなく座って焼酎お湯割り飲みながら頂きました。
久々の出張で体がついてこない・・・疲れ果ててました(苦笑)

こちらは帰りに手に入れた富山の魚たち

オレンジいろのはサケ、マスではなくマカジキ・・・
刺身用の柵は珍しい・・・これも富山ならではの1品
後でご説明致します。

あとムロアジ・・・

買いすぎたかな(苦笑)

帰りはイベント終了翌日の3時の新幹線
予定は・・・
イベント最終日終了→片づけて搬出→疲れてホテルで寝る→
で、翌朝から帰りの3時までが自由時間=旅行!
今回は前もって調べておいた富山市の鮮魚店が自由時間の一番の目的地
なんかいいものありそう・・・黒崎屋さんってお店です。
自転車借りて行こうと思ったんだけど・・・その日は雨。
自転車ダメなら歩きでも行けるんじゃない?・・・時間あるし・・・
と、勘違いしてホテルを出発・・・距離は6kmくらい・・・。
・・・何年か前も富山で同じ失敗やった気がします・・・
このあと車社会・・・というものを知る・・・

2019富山
2018富山
2017富山
以前の富山旅行記・・・

こちらは徒歩で渡った駅の近くの橋・・・

海近いし川幅でかい・・・この辺までは自転車での通勤の人も見かける

が、その先は車社会に徒歩で無謀に挑んだ・・・という状況
6キロは普通徒歩で行く距離じゃない・・・と今さら思います・・・。
歩行者なんて一人もいなかったし・・・
行きかう人は全て車・・・こんなとこ1人で歩いてる人間・・・
変な奴だと思われてるんだろうな・・・
という被害妄想(苦笑)

歩道の線が歩行者なんていないという前提で引かれたような・・・道路
そのまま行くと畑に落ちる・・・

路線バスがある・・・
ということを途中で知るが1時間に1本なのでタイミングが合わず結局歩く・・・
調べときゃよかった・・・

交差点でしばらくつっ立って信号変わるの待ってたけど青にならない・・・
あっ・・・ボタン押さないとだめなんだ・・・
という失敗を何度もやった(苦笑)


ホテル出発して1時間半ほど歩いてようやく着いたのがこちらの鮮魚店
黒崎屋さん、見た目地味だけど中は非常に素敵な魚屋さんです。
歩いた時間が長かったんで到着はなかなかの達成感(苦笑)

開店と同時に入れたんですが、自分以外のお客さんはみんな飲食店の仕入れの方みたい。
皆さんとお店の方々は顔なじみな感じで部外者はちょっと緊張します。
でも富山、石川の朝獲れ鮮魚がメインで品ぞろえはすごくいいのでおすすめ・・・
ですが、歩いて行くのはお勧めしません(苦笑)。
普段作業机に座りっぱなしの運動不足な生活なんで途中かなりしんどかった・・・

さらに40分ほど歩いてようやく公共の交通機関に・・・

座ってるだけで移動できる!
・・・という素晴らしさを身をもって知る・・・
旅行ってこういう発見のためにあると思います(苦笑)

その後、古い町並みが残る観光地、岩瀬に行ってみるが・・・

疲れて歩く気力無し・・・あと雨だし・・・
次回また来れて晴れてたらゆっくり観光したいです・・・。

岩瀬は海沿いなんで近くに海水浴場があるんだけど・・・
3月なので海水浴はあり得ない季節・・・それ以前に雨だし

砂浜の前にテトラポットの山・・・
普通の海水浴場と明らかに違う景色
多分富山湾は急に深くなるからあれがないと波が高くて危ないんじゃないかと思う。
こういうの見れるのはちょっと楽しい

帰りの新幹線からの車窓

3月下旬だけど軽井沢は雪山に・・・写真を撮る
なんかこういう旅行っぽい感じすごく久しぶりで楽しい・・・
コロナのせいで忘れてた・・・こういう感覚・・・。
いいなぁ・・・出張~って・・・としみじみ感じます・・・。

で、東京戻って部屋に着くといつも思う・・・
ビジネスホテル何日か泊まってたから改めて見ると
自分の部屋汚ねー・・・と。
これも久々に思い出した(苦笑)

それは無視してまずは魚捌いて・・・
傷みやすいクロザコエビ、
捌いた魚の腹骨の塩焼き等々が夕食というかその日の酒の肴

旨え~・・・
その日獲れた新鮮なイカって柔らかい・・・と感動
ふむふむ
・・・マカジキの刺身とはこういうものか・・・と1人納得。

翌日
ウマズラハギの肝・・・肝でかい


身と肝が半々くらいの肝和え

この料理考えた人、天才だと思う・・・旨い。
だれも見てないのでぇ~・・・
食べたあと皿舐めました(笑)

素人寿司
アナゴ以外は全部富山の黒崎屋さんで購入

オレンジ色のマカジキは千葉県産
富山で好まれるんでわざわざ送られてくるみたい。
筋とか入ってない刺身用のいい部分だと思います。
これを好んで食べる富山ならではの品。
赤身でしっかりとした旨味・・・だけど酸味がほとんどない
カツオやマグロとはまた別の赤身・・・って感じ。
刺身の実力は・・・
・・・クロマグロには敵わないかな・・・
でもメバチマグロのライバル・・・って感じだと思う
分かりにくい言い方でごめんなさい(笑)

食べきれない分は富山で好まれるマカジキの昆布締めに

自分が作るのは昆布が勝ちすぎないように4時間ほど昆布に挟んだもの。
富山の昆布締めとは少し違う仕上がりだと思います。
でもわざわざ千葉から取り寄せて昆布締め作るだけあってこれは本当に旨い。
刺身で食べる時とは別物・・・
水分ぬけてしっとりとした食感、程よく染み込んだ塩分・・・
マカジキの旨味を昆布の旨味がほんとにきれいに後押し=昆布カジキの2重奏
カツオやマグロでやってもこうはならないという絶妙な出来栄え
これならクロマグロの刺身と正面から戦える・・・という旨さです(笑)

アラ、エビの殻はスープに・・・


次の日のお昼ご飯

寿司、刺身の切れ端をミンチにして・・・

団子にしてスープで茹でてビーフンで・・・

中国南方でよく食べられる魚丸粉・・・
本場のとはちょっと違う出来だな・・・材料の魚全然違うし。
でも旨かった・・・


イベント出展、珍しい魚、普段と違う景色と空気、
それと無駄な歩き(苦笑)
久々の富山、久々の出張、本当に楽しませて頂きました。

今年こそはまた昔のようにあちこち出張行きたいです・・・ほんとに。
イベントで皆様にお会い出来ることを楽しみにしています!




作品のご紹介とイベント出展等々2021冬

2021-11-24 09:25:44 | イベント

ウミウシピアス・・・ミゾレとシンデレラが新作です。

こちらは先日出展したデザインフェスタ54の様子

前回(53)、前々回(52)は出展者もお客さんも少ない特殊な感じのデザインフェスタだったけど・・・
こないだの(11月)デザインフェスタ54はコロナが始まる以前のいつも通りのにぎやかな感じ。
このまま段々と普段通りになってくれればいいんだけど・・・
ニュースでは冬にまた感染拡大がなんて言ってるし・・・
実際どうなるかはさっぱりわからないけど、ほんと早くコロナのなかった時に戻ってほしいです・・・。


今年残りのイベント出展のお知らせです
神戸のいきもにあは今年も会場での開催は中止でオンライン開催になります。
オンライン開催は仕方が無いけどやっぱり寂しい・・・
12月4~12日 いえもにあ

それからもうひとつ・・・
名古屋は日程が合わず長いこと出展していなかったので本当に久しぶり・・・楽しみにしてます。
12月11、12日 クリエイターズマーケット
ブース番号は M-202

来年2月3月のイベント出展も予定しています。
決まり次第こちらでお知らせさせて頂きます。

それと・・・作品のご紹介
自分のブログあらためて見るといつもいつも料理の話ばっかり・・・
これじゃ何やってる人なのかわからない・・・
・・・と、やっと気がづきました(苦笑)
なので、今回は作品の紹介をさせて頂きます。

ニホントカゲのペンダント

銀に七宝焼きで彩をつけています。
七宝焼きのガラスの艶はトカゲやカエル、魚のような生き物をリアルに表現できる材料です。
数日後くらいにこちらに出品します→ creema 海珠堂

ヤモリのピアス、コガネムシのピアス


タテキンは小さいほうが新型
ちょっと重いけどピアスにも出来ます


こちらもピアスに出来るソラスズメダイとサラサハタ


猫のペンダント

こちらは彫金の技法を使って毛並みの質感を再現しています。

鏡面仕上げ版
目が七宝焼きのガラスの目玉になっています。

ペンダントとして実際使うのなら鏡面のほうが映えるかも・・・


それから最初にご紹介したウミウシピアス

こちらは12月15日ごろcreemaに出品予定です。


話は戻ってこちらはデザインフェスタ54での戦利品

きたむら工房さんのカツオの箸置き。
刺身はもちろんカツオ

手に持ってしばらく眺めてニヤニヤしたりしてます



毎日作業机に向かうだけの単調な日々だったので気分転換に何となく作ってみた・・・鮨

旨かった・・・ちょっと贅沢した気分・・・

またあちこちのイベントで皆様にお会いできるのを楽しみにしてます!