太陽が鎮守の杜を越え 姿を表す
昨日の豪雨の影響と放射冷却で寒
畑をみれば巨大な霜柱にバケツの氷
寒さに震えるなか 昼には爺婆の集い
集落の櫟会 新年度で役員も交代 心機一転
穏やかな一日を過ごした今日 午後は一昨日の骨休め
全国的に猛烈な雨風が吹き荒れ ここ山裾も同じ
バケツをひっくり返した雨に当方の井戸は悲惨
寒冷地故にポンプは地中にと云うが 水没
慌ただしい中 夜は地区の新年度発会合
怠惰に過ごす俺の午後 部屋中にセッコクの花の芳香
だらだらと過ごしながら 後役への引継ぎ手引き作り
文字を書いては消し 消しては書く 半端な作業
新年度になって10日も過ぎたと 追われ癖か
明日は桜も蕾を開くだろうか 三寒四温
林檎園から “剪定おわったよ” の声は3月半ば過ぎ
年度が変わればと云う今日 軽トラにロープを積む
剪定の枝のみでなく 樹種変更か一抱えもある樹
軽トラのキャビンが上を向くような積み過ぎか
⒛年を共に過ごした軽トラ 互いの励みに思う
昼飯まえに2往復 太い樹は略運び込み完了
細いと云っても其れなりの太さ
手に持ってみるとバランスがむずかしい
不注意に片手でツカムと手首が拗れる
沢山のリンゴを着けた樹 軽々に扱うなと
午後の2往復 軽トラ4杯分の薪を移動
同じ町内とはいえ五輪窪の林檎園地
花はまだ気配を見せず 蕾も堅い
この作業イツマデ続けられるか
梅雨入りまでに薪割を完遂!?
今日から日記のスタイルを変えると云った
しかし 文字を書き始めると ・ ・ ・
先ずは一日を表す日記として
日ノ出時刻も6時になり温かくなった
朝霧は春霞に変り今朝も太陽を包む
昼からの庭仕事は ジャガイモ畑の粗起こしを管理機で
この機械も⒛年 俺と同じ此所ですごしている老獪
同時進行で12月と2月に土手の笹苅をした残渣の炊上げ
春の突風に脅かされながら なんとか無事に
午後の短時間の作業をだらだらと書き連ねるバカ日記
82才を迎える俺として そろそろ 記憶を記録にと思う。
しかし 記憶も幼少時を思うと直ぐに昨日を思う始末、
これも 老人性〇〇とか言われることは承知している。
日記も昔は小さなノートに書き連ねてきたが2006年7月
この地で思わぬことら救急車からICUに連泊をした
己の名も言葉にならず 文字もノートに書けず ・ ・ ・
っと云うことで ブログに替えて今に至る しかし ・ ・ ・
記憶を記録するには世代を区切って何らかの手立が必要か。
3月30日(土) 晴れ 温かく強い風 空に黄砂
巨石を積んだ石積み 目的は裏山の崩落防止
石の縁に張りつくように 暖をも求める草たち
タネツケソウにオオイヌノフグリ 何の因果
この草達は何処でも相見れて花を開く
レンズ近づければ 可憐さが覗える
彼等の仲閒とするヒメオドリコソウ
この花が開くとヒラタアブなどが近づく
欄のような花の形 虫たちに受粉を促す裏技
更に この石積みに住み着いたキバナオダマキ
俺がこの里山に移り住んだころは多く見ることができた
明日を待てば4月になり 草木の花が一斉に咲き出す
おれもこの春で地域の農業関係の事務を卒業
残す半年の関わりを持ちながら 己の道
この地で20余年 足の下になった草の名も知らぬ
彼等を雑草と呼ばず 其々の名を知って呼んでやりたい
3月29日(金) 激しい雨 晴れ 温かく無風
激しく降る雨 東から南から吹き付ける
昼近くになって止むと陽が射し 空気が替わる
これが春の気候と云うのか 湿り気がある心地よさ
2月迄は快晴がつづき しかし 3月は雪と雨が繰り返す
重たい雪に山の樹は倒れ 緩んだ斜面は雨で泥が流れ道を塞ぐ
ロウバイは昨夜の激しい雨に打たれながら 陽の光を待ち
葉を喰われたChristmasRoseも二つ目の花を開く
月が変われば 梅に水仙 雅桜も花を開く
信州の春は梅も桜も水仙も全てが一緒
俺が花を開くのは イツになるのか
3月15日(金) 晴れ 無風 温かい
眼科の視野検査 13時を目指佐久病院へ
早めについて余裕で待合で待機するが人がいない
いつもの午前中だとわんさか座る場所もないほどの混みよう
午後ということもあるが 古い建物の改築中かノンビリと本を開き待つ
時間に合わせ検査室に 光がでたらボタンを押す方式 いつもながら??
視野検査は上の部分が見えないは承知 日頃は庇がある帽子で守る
今日はこれでおしまいと思うと診察があると言い 瞳孔を開く点眼液
だいぶ時間たったようだが俺の番号が呼ばれない ……
小中学生が親ともども来訪 俺より先に受診ってある?
一日を眼科で過ごし出入り4時間の医者通い
3月15日(金) 晴れ 温かく穏やかな一日
このところ雪がよく降る
道の雪が溶けると雪が降る
昨日の朝は一面白く湿り気がある重たい雪
春の上雪 行事が多い時期 夜の雪はゴメンだ
ユキハキやユキホリは嫌いでもないが 春の雪は少々困る
昼前から開催の集落の「いちい会」ことシニアクラブの役員改選
俺は役員ではなかったが いろいろ曳きづりで関わった
此所に移り住んだのは25年前 悲惨な田舎移住
当時 某宗教団体の騒動で怪しい者とされた
集落や地区とは何となく 空いた間 ・ ・ ・
そんな昔のことを思いながら外を眺める
近くの雅桜の枝 色濃い婚姻色のカシラダカ
落ち着きがなく ?と見ると♀が上に恋の季節
来週に農業関係の総会があり 俺はお役御免となる
俺の居場所づくり 心の置き場所を鳥たちに聞いて見よう
3月10日(日) 快晴 寒さはなく 風も無い 穏やかに一日
遅い昼飯を掻き込み 集落の公園に向かう
庭の東の隅で一つだけ咲いた福寿草 ヒラタアブか
しっかりとレンズを向けると サットよこに擦れ 飛び去った
今年初めて見るムシ 福寿草もムシのおかげで受粉し実を結ぶ
公園に駆けつけると既にあいさつが行われ 桜の剪定の説明をしている
俺的には今頃 剪定 !って思う 既に桜のつぼみが色づいて いる
毎年1月に行って来た 何が理由かは知らぬが桜が可哀想
終了後は集会所にあつまりウチアゲでなく役員改選
年度末の行事だが下を向く者 帽子を深く被る者
筋書きがあったかは知らぬが 短時間で幕
3月1日(金) 雪 湿り気の多い重い雪 後 青空が広がる
このとろこ歳に思いを馳せる
歳と云うよりも加齢故の俺の躰
2月始め体調の異変にしどろもどろ
医者に身を任せる身でありながら先を思う
これに起因するのは近頃の俺 社会性零の所以
自己反省に思いを起こし 町の行事に顔をだす
社協のボランティアの集いと地域づくり講座
3つめは歴史研会の 芦田芦田氏の軌跡
社会参加をしてみると元気が沸く
如月から弥生に暦が替わる俺は
春を待つ弥生としながら今日は大雪
雪も湿り気を持って 雪搔きも上腕がキツい
躰にすこしずつ負荷をかけなが高齢化に対応
新年度から このブログも文字並べを替えようと心
2月25日(日) 雪 湿り気の多い上雪
今日のイベント 13:30に町へ
会場に着くまで内容は判らなかった
社協の呼びかけとエコクラブに参加の促し
パンフを見ると「支えあえる地域をつくろう」と
十数年前に社協が 「ふれあい支えあいの会」を立上げ
町内各集落に「支えあいネットワーク」がたちあがり 今に
その組織は存続し 俺の棲む集落では活動を継続している
マンネリ化は否めなず 今日のセミナーは有意義なもの
社協も新しい体制の運営 過去に拘ってまずいが
どのような呼びかけしたのか ぶつぶつ云う
中の姿見えないハテナ 道理が通らぬ
2月18日(日) 晴れ 温かい 恐ろしいほど暖か
町が指定する粗大ゴミ収集日
信州へ移り住んだトキの侭のモノ
取り敢えず と云うことば置きっぱなし
60才で人生の折り返し 信州に移り住み
大方のものは片づけてきたつもりが積もった
捨てがたかったマット 電気スタンド AVアンプ
新しいモノでは 一輪車のタイヤ フロの蓋
心残りのモノは手元 に・ ・ ・ がイケナイ
断捨離と云うことだがその意味は承知
町の集荷所へ運び 後ろめたさ嗚呼
2月15日(木) 何となく日ノ出 午後は 雲がはり夜に雨
昨日のことだなのだが ・ ・ ・
不安のまま現実を直視しようと医者へ
検査項目を増やし 3月の予約を前倒し
所詮 ノーテンキな俺ながら 爺故の躰
目で見ないとは ・ ・ ・ 医学的には古いらしい
おーきな塊が消えた 雲の中に浮かんだ雲のように
そんな思いを fb に載せてしまった 少々気弱な俺
日頃は気の弱さなど微塵も持たない俺なのだが
あのとき の 鮮血には実際 ほんとに 凹んだ
しかし 医者の話を聞くと納得 俺の誤解
モノへの理解 今日も元気でいこう