Violinレッスン日記

ヴァイオリン歴11年目。レッスン覚書を中心に。

やっぱり手強い・・・

2014-06-21 | lesson

師匠からの予想外の提案にうっかり乗ってしまい、
取り組むこととなったツィゴイネルワイゼン。
オケの本番まで1ヶ月とちょっと、ということもあり
少しずつ区切って進めていくことになりましたが
それにしても、一筋縄ではいかない箇所ばっかり(>_<)

まずは、

 

3の指で、ずーっと降りてくるところ。
最初の音から最後まで、すーっと滑らせるグリッサンドかな~
と思いながら譜読みしていったら、

「これは、一音ずつ軽く止めながら下りて来てくださいね(^^♪」

・・・だそうです。
たしかに、この後譜面にはグリッサンド指定の所とそうじゃないところの
両方があった・・・

これは親指のコントロールが結構難しいかな、という印象です。
ハイポジでは親指はネックの付け根にいるけれども、
3ポジくらいまで下りてきたら左手の形を整えて、親指ごと降りてくるため、
そこの切り替え。
一音ずつ音を止めるためには、3の指の筋力が必要だし
親指側から支える力と、指板をおさえる力とのバランスをとることも大切。

この辺りを気にしながら、自分なりのコツをつかむまで練習せねば。


それから、

+の記号は、左手ピッチカート、記号のないところは弓で弾く、
というアクロバティックな箇所。
特に最初の2音に苦戦してます。
単独でピッチカートをはじくのはどうにかなってきたんだけど、
Hを弾いて(この時、Gも押さえておく)、連続してはじくと「ペチッ」って
情けない音しかしない・・・(-"-)

まあ、これもうまいツボを見つけるまで気長に練習するしかないのでしょう。

それにしても、この曲は、ヴァイオリンのテクニック満載!!!
ひとつひとつのテクニックを、魅せられるようになりたいものです。

 

 

 


新たな相棒

2014-05-24 | orchestra

オーケストラ生活も、ぼちぼち6年。
って、自分で書いてもびっくりの年数が経過しました。
そして、そのうち半分がセカンドトップというのもビックリだ(*_*)

特に、トップ席に座るようになってからは
コンミスと2人での練習に誘ってもらったり、
アンサンブルの中での役割について真剣に考えたり、
内声パートの面白さがよく分かってきました。

そうすると、気になってくるのがお隣のパート。
一回り大きな楽器で、五度下まである深い音で
アンサンブルを支えるヴィオラ。
いつか、弾いてみたいな~と思い始めたのは
もう1年くらい前だったかな・・・

ヴァイオリンを習い始めたのも、なんだか勢いだったけど
今回も、よく分からない勢いに任せて
新しい相棒を迎えてしまいました。

3月から7月という、結構タイトな練習期間、
そして、マエストロも認める難曲プログラム、
という状況で始めるのはかなり無謀かとも思ったのですが、
やりたい時が始め時でしょう!!! と飛び込むことに決めました。

個人レッスンの師匠はヴァイオリン奏者ですが、持ち替えでヴィオラも弾く方。
この「持ち替え」という視点からのアドバイスは本当に大きな助けになりました。
まだ、持ち替え歴2か月半ですが読譜の問題は、ほぼクリア!!
先日から始まった合奏練習でも、アンサンブルを楽しめるレベルまで
どうにか個人練習で持って行けている模様。

思うように楽器を鳴らせなくて歯がゆいときもあるけれど、
今は本番のステージが楽しみな気持ちのほうが圧倒的に大きいです♪


なんて更新頻度・・・

2014-01-17 | violin

なんと、昨年はブログの更新1回のみ!!!

いつか書いたかもしれませんが、レッスン内容が文章で表現しきれなくなってきたため、
今後もこんな感じでいくことでしょう・・・

さて、発表会で「プレリュードとアレグロ」を弾いて以降、
取り組んだ曲はあまり多くなく

新しいバイオリン教本 4巻より
 エア・バリエ(ロッシーニの主題による) ダンクラ
 アダージョ モーツァルト

新しいバイオリン教本 5巻より
 コンチェルト 23番 第1楽章 ビオッティ

そして、現在は同じくビオッティのコンチェルト22番と格闘中でございます。

前回の23番が、私自身も、そして先生も予想していた以上に
順調に進んだということで、

「ビオッティの弾き方が分かってきたところで、
このまま22番もやっちゃおう!!!」

と、勢いだけで決めてしまったこの曲ですが、
似てると言えば似てるけど、格段に難しくなってます(^_^;)


でも、この22番を弾き始めて(まだようやく2ページ目の譜読み・・・)、
今までカイザーやクロイツェルで勉強してきた技術が
ほんの1小節とかだけど、さりげなく要求されることが分かって、
なんとなくだけど、努力が報われつつあるのを感じてます(#^.^#)

あとは、譜読みの段階で気が遠くなるような曲でも

「ひたすら練習すれば、いつかは弾けるようになるはず」

と自分で思えるようになったのが、大きな進歩かもしれません。

個人レッスンやオケで知り合った後輩たちに、
少し先の明るい未来を見せられるよう、今後も頑張りたいと思います!


 


どっちも同じこと

2013-05-05 | violin

ヴァイオリンレッスン歴10年にして、3回目の発表会に参加してきました。

初めての発表会では、ド緊張で弓も楽器も震えたなぁ・・・

2回目のラ・フォリアは、意外にも緊張せずのびのび弾けました。

そして、3回目の今回、どんな自分なのか予想もつかず・・・

開場前に、ピアノ併せて少し音出ししたら、

 

・・・ヤバイ(-"-) どうやら緊張してるらしい

 

お友達と話して緊張をほぐしながら、あっという間に開演。

みなさん、それぞれに緊張している様子ながら、しっかり弾かれていました。

それを聴きながらも、ちっとも落ち着かない私。

前の順番の方の演奏を聴きつつ、楽器を準備。

 

「オケの本番はかなりの回数を重ねてきて、

最近は緊張することなくステージで楽しく弾けているのに、

ソロってどうしてこんなに緊張するんだろう。

オケは、みんなと一緒だから自分の音が聴こえないから??

いやいや、少なくとも自分の音をちゃんと届けようって

自信を持って弾いているはず。

特に、トップになってからは、音楽を楽しんでもらおう、

音楽が伝わる演奏をしよう、って心がけてきた。

ソロの曲だって、同じことじゃない??

発表会だって自分の音楽を、聴いている方に伝えればいい。

オケのステージと何も変わらない。」

 

そんな風に感じられたら、びっくりするくらい緊張が解けていった。

 

そして、本番。

曲は、クライスラーの「プレリュードとアレグロ」

音程こそ微妙だったものの、弓は震えずビブラートもかかる。

音響のよい会場で、自分の音がスーッと広がっていく感じで気持ちいい♪

アレグロで、あちこちごまかしたところはあったけど、

音楽の流れを途切れさせることなく、集中を切らすこともなく

自分のやりたいことを思いっきりできたと、大満足♡ 

で、終わることができました。

 

 

 


ついに2桁!!

2012-12-25 | violin
最近、レッスン何回目とか、ヴァイオリンを習い始めて何年目とか、
あまり気にならなくなってきたので、すっかり忘れていましたが、
そういえば、12月はレッスンを開始した月。

というわけで、ヴァイオリン歴10年目に入りました。

レッスン開始当初、想像していた10年目ってどんなだったかな~
当時は、ヴァイオリンがこんなに難しい楽器だって知らなかったから、
簡単な曲なら人前で披露できるくらいに弾けちゃうかも!!!
くらい、能天気な想像をしていたような気もします。
今となっては、すっかり忘れたけど(^_^;)

でも、まさかアマオケで、(立派とはとても言えないけれど)
セカンドトップを務めてる自分なんて全く思い描いてなかったのは確かです。
一応、複数回トップ席に座らせてもらえてるっていう事実を
嬉しい評価だと素直に受け止めたいと、最近前向きな私。
コンミスと話した時も、右手がきちんとしているから任せられる、
って言ってもらえたし(#^.^#)

これからのレッスン、10年目だからといって特に変わることはなく、
今まで通り、基礎を大切に地道に進めていけたらいいなと思ってます。
そうやって進んできた現在、幸せにヴァイオリンと向き合っていられる
ことを考えると、きっと私に合っている進め方なんだと思います。

次のレッスンまで2週間半。
クロイツェルもルクレールの二重ソナタもヘンデルのソナタも
新しい曲、楽章で課題は盛りだくさんだ!!!

久々のソナタ

2012-12-07 | lesson
春頃から、小品を中心に歌う練習をしてきた。

発表会らしき会があるかも、ということで
選曲したのが リスト「愛の夢」
その後、
 ヘンデル「ラルゴ」
 シューマン「トロイメライ」
 サン・サーンス「白鳥」
 チャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」
 ルビンシュタイン「ヘ調のメロディ」
 フォーレ「夢のあとに」
と、有名どころがズラリ
・・・この曲の並び順で気付かれた方もいるかも。
「バイオリン名曲31選」を順番に弾いてました。

それぞれに違った歌い方で、とても勉強になったこの半年くらい。

でも、そろそろ骨太な曲を弾きたいな~という気持ちが
湧き上がってきたので、次の挑戦曲は

ヘンデルのソナタNo.2(新しいバイオリン教本4巻より)

この曲に入ってから、師匠が要求するレベルが
また一段上がった感じがします。
弓の位置をち密に調整して、欲しい音を出す。
ボウイングの都合でフレーズが途切れないようにする。
和声を感じて、音程を微妙に調整する。

小品を気持ちよく歌うことも楽しかったけど、
丁寧に丁寧に弾き込んでいく楽しさを味わうのは久々で、
自分の気持ちがまた一段盛り上がってくるのを感じます♪


コンプレックス

2012-08-02 | orchestra
所属オケの定期演奏会が終了しました♪

うちのオケの演奏会は年2回、2月と7月です。
今回は、準備期間が短い方(5か月)、
かつ 二度目のセカンドトップ、ということで
我ながら良く練習したと思います。

相変らず、いわゆるレイトスターターである私が
トップを務めることについて、自分自身モヤモヤするところがあって
自信を持って弾くのは難しいままでした。
オケのメンバーの中で一番演奏経験が浅いということも、更なる要因・・・

でも、まあ
前回のトップが一応合格点の出来だったらしいこと、
今回もコンミスといつもトップを務める方が推してくれていること、
個人レッスンの先生も勧めてくれていること、
と、いろいろ理由をつけて引き受けることにしました(*^_^*)

確かに、前回トップを務めたことは、
振り返ってみれば、ものすごくいい経験でした。
その最中は辛さの方が大きかったし、打ち上げでは号泣したし(^_^;)
演奏会後には反動でバイオリン弾く気力が失せちゃったし・・・
と影響も、ものすごかったけど、
なんといっても演奏が変わりました。
自信を持って音を出せるようになったし、
こう表現したいから、こう弾くんだ~というような
自分の主張が恥ずかしくなくなった。

自分自身については満足ではあったけど、
トップとしてどうだったか、というと、全然充分でなかったと思います。
パートとしてどうありたいか、というのを他の人に伝えられなかった。
正直に言うと、伝える自信がなかった。
その辺りを、もっと経験を積むことで克服していきたいな、と思って
今回は臨んでみました。

そうは言っても、結果はやはり不十分だったな~
今になって、伝えたかったことがあれこれ浮かんできます(>_<)

ということで、次回も引き続きトップとして頑張ります!!
ブラームスの交響曲と協奏曲、難しいプログラムですが楽しみ♪


打ち上げの席で、少し離れた席での会話が漏れ聞こえてきました。
Vnの新人の女の子が、他のメンバーに
「うまく弾けないので教えてください」
と言っているのを聞いた指揮者の先生が一言
「教えてもらうのなら、この人じゃなくて、
あちら(コンミス)やあちら(私)の先生にしなさい」

認めてもらえたのかな~って、素直に嬉しい。

ビブラート 第2章

2012-04-08 | lesson
発表会(らしき会)用の曲、初回のレッスン。

この曲は、最初の20小節強がsul G(G線のみで弾く、という意味)
かつ、符点二分音符が多く、ゆったりしたメロディ。

ということで、課題となるのがビブラートです。

さすがに9年目ともなれば、ビブラートをかけることは出来ます。
でも、音が揺れていればいいっていうレベルで
いつまでも満足していていいはずがない!!!

ビブラートでいかに『歌うか』がこの曲での課題となりそうです。

まずは、
1.ビブラートをかけ続ける
2.休符の時にも、指を止めない。響きを残して。

から始めて、いずれはビブラートを変化させて歌えるように。

sul Gの後はカデンツァ、そして重音と続いていきます。
重音の練習は、まずはエチュードのように細かく区切って。
確実に音をとれるように、指に覚え込ませていかねば。

最後にはフラジオもあって、この曲がバシッと弾けたら
バイオリン弾きですって、ちょっとは胸を張れそう♪


さて、何の曲でしょう??

カデンツァ

2012-03-16 | lesson
半年かけて取り組んできた、ドッペル全楽章。
本日のレッスンで終了となりました♪

3楽章の、特にファーストバイオリンは難しかった(>_<)
その分セカンドは、とりあえず譜読みを、
という課題だった初回で
アンサンブルできるレベルにまで
持っていくことができました。
セカンドは、途中3小節休みの箇所があって、
そこでカウントし損なうと落ちる、
という危険性があったのですが、
無事クリア。

「この曲で、アンサンブルを楽しめるくらいになってくれて
嬉しい♪」
と師匠に言っていただき、感激でした(#^.^#)


憧れの曲を卒業した後、次に取り組むのは・・・

夏前くらいに発表会を予定しているため、
そこに向けた選曲となりました。
会場の確保が難航しているらしくて、ひょっとすると
小規模なおさらい会的催しになるかもしれませんが、
とりあえずは、人前で弾くことを考慮した選曲に。

私が候補として考えたのは

・エルガー:愛の挨拶
・メンデルスゾーン:歌の翼に(重音あり)
・クライスラー:愛の悲しみ
        美しきロスマリン
・モーツァルト:アダージョ
・リスト:愛の夢
・ラフ:カバティーナ


この中から、

歌い方、聞かせ方の勉強になり、
カデンツァの勉強になり、
重音もあって
フラジオもあって、

と盛り沢山な曲に決定しました。
(さて、どの曲でしょう~)

びっくりしたのは、師匠が
「カデンツァの勉強はそろそろしといたほうがいいわよね。
ツィゴイネル弾くときに出てくるし♪」
とサラッと言ったこと(*_*)
レッスン曲として、その辺り視野に入ってきたんですね!?



譜読み・・・

2012-03-11 | violin
2月にオケの定演が終わり、
個人レッスンではドッペル3楽章の1stが仕上がり。

ということで、今取り組んでいるのは
すべて次回曲の譜読み~

ドッペルは3楽章の2ndを弾いて、師匠とアンサンブルで仕上げ。
コンチェルトは、やっぱり全楽章通してこそ!!分かることって
たくさんあると思います。
もちろん、これから取り組んでいく本格的なコンチェルトでは、
楽章ごとに難易度の差が激しいと、段階を踏んでということに
なるんだろうけど・・・

そしてオケでは、セカンドトップを再び務めることになりました。
声を掛けていただけるのは、ホントに光栄で嬉しい。
二度目、というのは一応前回が合格点だったってことですよね(#^.^#)

しかし、トップ席に座るからには、まずはきちんと弾けなければ!!!
というわけで、こちらも真剣に譜読みです。
自分のパートだけでなく、もちろんオケ全体を把握するのも並行して。
今回の曲は、前、中プロがそれぞれ6ページ。
メインは15ページのパート譜です。
しかも、転調が多いし、臨時記号も多いしで、
まだまだ混乱中です(>_<)