かの記

蘭州での生活+αを綴ります

再見!

2010-11-15 18:18:07 | 日常です@中国
土曜日から帰国ラッシュが始まり、涙、涙のお別れ…

私もついに明日旅立ちますが、一緒に空港へ行くのが8人、残りはたった2人。

朝6時に出発ですが、朝っぱらから泣きたくないので何か面白いことでも考えて笑ってお別れしたいと思います。



2ヶ月半、あ!っという間でした。

色んな国の人たちと交流できて、色んな場所を訪れて、色んな体験ができて、本当に充実した毎日でした。


言葉の壁は自分で思ってた以上に大きかったですが

言ってることがあまりわからなくても、相手が笑っていたらこっちも自然と穏やかな気持ちになるなぁと実感したので

日本へ帰ってもにこにこしていたいと思います。

※余談ですが私の姪(3歳)は「中津留にこ」と言う名前で、おそらく世界で一番可愛い女の子です(^^)v


日中関係は良くないですが、この研修を通して出会った方々は本当に優しくて気さくで、ぜひまたお会いしたいです。


海外で暮らしてみて、自分が日本人だということを再認識することが多かったと思います。

そして臼杵は本当に良いところだなぁと改めて感じました。

あと中華料理もおいしいけど、やっぱり和食が一番です。笑


親のありがたみとか、これからの人生についてとか、普段考えないようなことを考える良い機会にもなりました。


私を推薦してくれた先輩と、いつも連絡を取っていただいた上司に、
この場を借りてお礼申し上げますとともに

帰ったら白酒で乾杯したいと思います!


ではまた再会できますように!

食べおさめ

2010-11-14 14:25:23 | 日常です@中国
帰国前に食べておきたかったもの。

火鍋です。


真ん中は辛くないスープ。
周りは大量の唐辛子と山椒が入っていて、ここで材料を煮たあと更にラー油につけて食べます。

辛いけどおいしかった~

でも一晩経ったのに舌の違和感が消えません。



先日は甘粛省外事弁公室の日本語スタッフの皆さんと一緒にカラオケ&ごはん。


とても日本語が上手な方たちですが、歌も上手でした!

特に左から二番目に座っている康さん。
なんというか色気のある歌声で、あーきっとこの歌声で奥さんを口説いたんだろーなと勝手に想像。

2ヵ月半の間、本当にお世話になりました。
仲間と別れるのと同じくらい、この方たちとの別れも寂しいです。
でも日本で再会できるはず!


修了式典も無事に終わり。


ここは蘭州で一番有名なホテルらしいです。


ものすごーく高い料理を、ものすごーく大きな円卓で、ものすごーく偉い方たちと一緒に食べました。

もちろんものすごーく美味しかったです。

恐怖の市場

2010-11-11 14:11:45 | 日常です@中国
研修も終わり、残すは終了式典だけ。

もうすぐおいしい白ごはんと日本酒が待っている!と浮かれていたら、

スリ未遂に遭いました。


市場にあるデパートの出口で、私の前のおじさんがモタモタしてるな~と思い
そのあとかばんに違和感を感じて見てみたら、チャックが開いていて財布がなくなっていました。

幸いすぐ気づいて、そのおじさんとたぶん私の後ろにいた男が二人でまたデパートに戻っていくのを見つけたので
呼び止めて手を出したらあっさり返してくれました。

でもお金を抜かれたと思ったので、そのまま無言で手を出したら
「盗ってねーよ、ばーか!」と言われました(という私の妄想)。

人の財布を盗んでおいて、なんだその態度は!!
スリなんてせずに真面目に働け~!!

と中国語で言って平手打ちでもくらわしてやりたかったけど
喋れないし、2対1だし、日本人とバレたら危ないかなと思って
その場を後にしました。


で、確認したらお金は無事でした。ほんと良かった!!!


危ない目に遭わなかっただけ良かったのかもしれないけど
あの悪気のない顔を思い出しただけで腹立たしい…

帰り道はみんなが怪しい人に見えてきて、競歩ばりに早足で帰ってきました。


部屋に帰ってから、あの顔を思い出しながら真剣洗濯物を絞ってやりましたが全然足りないので

罰が当たりますよーにと願っています。


一つだけ感謝するとすれば、平和ボケしていた私に防犯意識を持たせてくれたこと。

「家に帰り着くまでが遠足です」と言いますので

来週水曜に臼杵へ帰るまで、自分の身は自分でしっかり守りたいと思います。

研修終了!

2010-11-10 20:30:21 | 日常です@中国
研修の最後は約10日間のインターンシップ。

私は蘭州理工大学の日本語学院というところへ行きました。



授業見学①リスニング

ニュースの内容を聞き取っていました。


授業見学②日本文化

能と狂言のビデオ鑑賞。


授業見学③生徒の発表

難しい言葉を知っているものです。



生徒と一緒に授業を受けて最後に生徒と雑談、という形が主だったけど、最後には講演もしました。

大分県と臼杵市の紹介、大学や今の仕事について大まかに話しただけですが
3クラス、約100人くらいを前にして話すのは少し緊張しました。

小さい頃は先生になりたいと思っていた時期もあったので、中津留先生と呼ばれると
恥ずかしいけど嬉しかったです。



3年生の授業がほとんどで、彼らは2年間と少し、日本語を勉強してきています。
みんなとても上手な日本語を話していて感心しました。

日本語検定の1級試験合格を目指してひたすら問題集を解いていて、
日本人でも迷うような難しい問題がたくさんあって大変そうでした。


ここには日本人の先生が3人、中国人の先生は7人くらいいましたが
先生以外の日本人と話すのは初めて、という生徒がほとんどで
すごく興味をもってもらい交流しやすかったです。

卒業後は日系の会社や通訳、旅行会社、翻訳、日本語学校の教師、などの就職先が考えられるけど
就職難のため、そういう道に進めるのはクラスの3分の1くらいとか。

残りの生徒は進学したり、故郷へ帰って他の仕事を探したりするそうです。


今日が最後の日で、生徒から日本語の手紙をもらい、とても感動しました。

私も中国語の勉強を頑張ります。


将来日本で、できれば臼杵で再会できるといいなぁ

ツイてない

2010-11-07 12:59:11 | 日常です@中国
帰国まで10日となったので、荷物を航空便で送ろうと郵便局へ。

ほとんどがお土産のお菓子だったけど、油がダメ、卵がダメ、と言われてしまい
かなりの量をスーツケースで持ち帰るはめに(--#)

危険じゃないよーと主張してみたものの、決まりなので仕方ないですね。

空港での超過料金が怖い…


貴重な睫毛が抜けました。地味にヘコむ。

りんごの皮を剥いていて、手を切りました。やっぱりピーラーに限る!!

トマト味のスナックを買ったら、ケチャップ味でおいしくなかったです。

ハロウィンのお菓子のお裾分けをもらって食べたら、ことごとくおいしくなかったです。

プーアル茶に髪の毛らしきものが入っていたので捨てました。


とまぁ書いてみたら下らない悩みばかりで相変わらず毎日平和に暮らしています。



先日訪問した蘭州城市学院で、またまた会ったのはルイ・アレイ。
この学校の創立にも関わったとか。


右がルイ・アレイ、左は児童?
帽子なのか髪型なのか、とっても気になります。


学生寮はこんな感じ。

この反対側にも2段ベッドがあるので4人部屋。

蘭州大学の学生寮も似たようなもの。
暗くて寒そうで、机はせまいしベッドも硬そう。

私たち研修生が泊まっているのは大学のホテルなので、とても綺麗で比べ物になりません…


中国では、大学生のほとんどは学生寮で4年間過ごすらしいです。

大学付近に実家がある学生も、わざわざ寮生活を送ります。
なんで?って聞いたら、その方が勉強に専念できるでしょ!って最もな答えが返ってきました。

あとは経済的な問題や、人口が多すぎてマンションが足りないことも理由とか。



一昨日はキューバ人ヘクトルの誕生日でした。

こちらで誕生日ケーキを買うと紙の冠がついてきます。

初めて会ったとき、いかつい風貌なうえにエミネムのTシャツを着ていたので
怖くて近寄らないようにしていたけど

話してみると、とても優しいお兄ちゃん(と言っても41歳)でした。

彼も英語が苦手なのであまり会話はできないけど、オハヨウとかトモダチとか覚えてくれて嬉しいです。


再来週には帰国ですが、嬉しさ半分、寂しさ半分、という感じ!!