スケベウサギのDiario del Caribe

カリブ海の島国、ドミニカ共和国での生活をつれづれなるままに日記にしたためる・・・つもりです

ひっさびさに

2012-10-07 14:25:40 | Weblog
ふとこのブログのこと思い出して開いてみたら見た目が変ってた・・・
ま、ずーーーっとほったらかしてたけど存在していたことはありがたや~
ということで、とりあえず元のテンプレートに戻すために投稿~

帰ってまいりました~!

2010-06-24 01:05:57 | Weblog
昨日、22日(火)無事日本に戻ってまいりました~
いやぁ、ほんま帰国間際までバタバタでしてねぇ。
空港でもスーツケースの荷物が重量オーバーで中身出して手提げ袋に入れなおして手荷物にせなあかんかったりで
23kgを2つしか預けられへんからもー、大変!
結果、重~いリュックと手提げを抱えての長旅でくたびれてしまいました・・・

そして、日本に帰ってきましたが東京で帰国オリエンテーションなるものを受けなあかんのでただ今東京に滞在中でございます。
帰国するなり東京弁の世界なんがかなりキツいっす
それでもさっそっく寿司屋に行って、ほにゃらら御膳を注文し、寿司はもちろんのこと突き出しの酢の物や茶碗蒸しの味に感動!しておりました。
やっぱり日本食はよろしいですなぁ~

なんかまだ大阪に帰ってないし、ほんまに2年経ったんかなぁ???って感じでイマイチまだピンときてないんですけどどうやら日本に帰ってきたようです。

ということで、来週早々には大阪に帰りますので、近々皆様にお会いできるのを楽しみにしておりま~す!
ではではまた再びよろしくお願いしまぁっす

ドミニカ最後の夜・・・

2010-06-20 15:38:06 | Weblog
いやいや~ とうとう明日、っちゅうか今日ドミニカ共和国での活動を終え日本に帰国いたします!
ただ今、夜中の2時半・・・
さっきまで部屋の片付け&荷造りをしておりました。
なんとか形になったような気もするけど、案の定ギリギリまでドタバタしておりまして感傷に浸る間もないという感じでございます。
日本を出発する前もこんな感じやったなぁ・・・

先週最後の大仕事「学習発表会」を終え、荷造りもままならないままとりあえず最後にもう一回リゾートに行ってドミニカのきれいな海を見てきました。
ここはドミニカに来て初めて行ったリゾートです~。


今回は夕焼けショットも撮ってみました。↓

なかなかいい感じでございましょー!?

ということで、思えばあっという間の2年間でしたが、なんやかんや言うていろいろと楽しんだドミニカ生活でした。
こんななかなか更新されないブログにおつきあいいただき、ありがとうございました~
最後のほうはほとんどメキシコの話ばっかりやったし

それでは皆様、近々の再会を楽しみにしております
あー、早よ寝な!
Hasta pronto!

メキシコシティー

2010-05-15 13:45:14 | Weblog
こちらドミニカでは、16日(日)が総選挙の日でございまして、選挙カーがギャーギャーわめきながら横行する今日この頃。
そんな、選挙日をあさってに迎えた金曜日の新聞に、「レオネル・フェルナンデス大統領が、選挙投票日の日曜を挟んで土、日、月を国民の休日とすることを発表」ですと!
選挙の日なんかとうの前からわかってるはずやのに、そんな「国レベル」の決定をその前日に発表するとは!
さすがドミニカ~。
だいたい、なんで選挙ぐらいで休日にせなあかんのかもイミ不明です。
おかげで今日、土曜日の日本語学校の授業も休みになってしまいました。
授業がないのは楽やねんけど、もともと少ない授業時間が減ってしまうのもかなり問題でございます。

さてさて、オアハカを後にし、メキシコの旅もやっとこさ、ようやく、ついに!最終目的地メキシコシティーまでこぎつけました!
今回首都メキシコシティーは日程の関係で2泊だけ。
メキシコシティーは今回で3回目でございますが、まだまだ行ってみたいところが満載。
しかーし、オアハカを朝9時に出て6時間。メキシコシティー到着したらもう3時。
バスターミナルから地下鉄に乗ってソカロの近くの宿へ。
メキシコシティーは大都市!都会!
人がぎゅうぎゅの地下鉄に乗って、お~、この感覚久しぶりやな~なんて。
でも、メキシコシティーの地下鉄は10両ぐらいあるくせに運転手しか乗ってなくて、駅のホームにも係員らしき人はおらず、うっかりドアに手とか足を挟まれた人は挟まれたまま一駅運ばれて行くというなかなかスリリングな乗り物でございます。

宿に到着したら、もう夕方。
メキシコシティーも2200mを越す高地なもんで、夕暮れ時はまたしてもヒンヤリ・・・
その日は天安門広場なみの巨大なソカロとラテンアメリカ最大級のカテドラル周辺を散策しながら、いやぁ~やっぱりスケールが違いますなぁ・・・とか、前にも歩いた通りや公園を歩いて、このへんは変ってないなぁなんて想いを馳せつつ。

で、翌日また、ひとまず初めにソカロに行ってみますとえらい人だかり!
(あいにくの曇天。広場中央の巨大メキシコ国旗がパタパタしてくれなかったのが残念!)


なんじゃいな~?と覗いてみますと、なんか新製品の牛乳のサンプリングみたいです。
軽く1辺200m以上はあるソカロの四方をぐるーーーーーーっと長机が取り囲んでおります。
そして、その机の上には菓子パンがっ!↓


どうやらパック入り牛乳とパンがタダでもらえるみたい。
わたくしもおぉ!ラッキー!とばかりに列に並んでパンと牛乳をゲットしました~
いやぁ~、しかしこんな規模のデカい試食会は初めてお目にかかりましたよ。

そしてカテドラル近くの広場ではアステカの踊りをやってました!

これがかっこええ~んですわっ!
初めてメキシコシティーに来たときにも見て、おぉ!かっこえ~!と思ったもんですが、また見れてよかったです。
今回はあの頃はなかったデジカメを駆使して動画も撮影

その後は、あー民芸品市場にも行かにゃーならんわ!とぶらぶらしながら歩いて行っていろいろ物色したりしておりましたら、もう夕方。
おっと!ルチャリブレのチケット買いにいかねばー!
そう、今回はメキシコシティーでの時間が少ないからあんまりあっちこっち行かれへんけど、ルチャリブレ(メキシコのプロレス)だけは見に行こう!と心に決めておったのです。


↑会場のアレナ・コリセオ
もうひとつアレナ・メヒコちゅうところがあるのですが、スケジュールがあってこの日はこっちしかやってませんでした。
前に初めてルチャを見たんはどっちの会場やったかいなぁ?と思いながらここまでやってきたら、なーんか見覚えのある風景。
あー、前に来たんもこっちっぽいなぁ。
アレナ・メヒコのほうが大きいらしく、こっちのコリセオはより庶民派というところでしょうか。
次はアレナ・メヒコにも行ってみたいもんです。


↑本日のプログラム

このプログラム、窓口ではくれまへん!
窓口のまわりに屋台が出てて、ピーナツとかなんでもいいからなんか買ったらプログラムくれるっちゅう仕組み。
悪どいなぁ~。
でも観客は記念にプログラム欲しいからたいして必要でもないマメとか買うわけです。
わたくしも買いましたけどね。マメ。

そんで、会場に入るときにカメラチェックがあってばっちりカメラ没収・・・
写真撮りたかったのにぃぃいいいいぃいい
前は撮影OKやったような気がすんねんけどなぁ・・・

中に入って席はどこかいな?と探しに行こうとしたら係のおじいちゃんが案内してくれて、ありがと~。
ほんじゃぁ、じいさん手を出して待ってます。
へ!?チップせびってるんかいなっ!
もー!そんなんやったら自分で席探したわ~ と渋々チップ出したらプログラムくれました・・・

まー、そんなプログラムをめぐるセッコーい攻防もありつつのルチャ観戦でしたが、やっぱりおもしろかったですわ~
1回の興行が2時間ぐらいでだいたい5試合ぐらいありますが、善玉悪玉がはっきり別れてて2対2とか4対4とかいろんなパターンの試合が展開されて、イケメン気取りのルチャドール(=レスラー)が出て来たり、新喜劇かいな!っちゅうようなコント仕立ての試合があったりで見てて飽きませんのです。
そないにプロレス技に詳しくないんですが、ルチャリブレは空中戦が多くて、観客がうぉ~っと唸るようなカッコいい技もどんどん繰り出されて見応えがあります。
今回はスーパーポーキー(プログラム↑の左下のおっさん)っちゅう超おデブルチャドールの試合がめちゃ面白かったです!
デブを武器にしたベタベタのコントみたいな試合でした。
で、ルチャリブレは庶民の娯楽なんで会場はほんまに老若男女入り乱れて盛り上がってます。
わたしの隣はお孫さん連れのおばあちゃん!
おばあちゃんも「ポーキー!ポーキー!」と拳を突き上げて声援を送っておりましたよ~。
そんな会場の様子もまたルチャの魅力ですわね。


↑試合終了後の熱狂的ファン ブタ3匹+α
この人達、リングサイドに陣取ってルチャドールにヤジ飛ばしたり、ご贔屓のルチャドールと円陣組んだりしてました。

ということで、試合中の写真を撮れなかったのは残念でしたが満足のいくルチャ観戦でございました。

その後、サンクリストバルでサパティスタツアーをご一緒したY子さんと再会することができて一緒にメキシコ最後の夕食。
それが今回のメキシコの旅の締めくくりとなりました。

そして早朝6時の飛行機に乗るべく、深夜3時!に宿を出発。

こうして20日間のパナマ・メキシコの旅が終わってしまったのでありましたぁあぁああ~


いんや~!やっとこさ!ですわ、やっとこさ!このブログ上での旅行記が終了やれやれ
もはや5月も半ば。
旅行が終わってから5ヶ月も経ってる・・・
当初、こんなに詳細に書くつもりもなかったんですがね。
書き出すと昨日のことのようにいろいろ思い出して、図らずともなが~くなっちまいました

10年振りぐらいに行ったメキシコ。
やっぱり魅力あふれる国でございました。
また行きたいな~

オアハカ その4

2010-05-11 13:34:33 | Weblog
アイヤ~!オアハカネタが”その4”まできてしまった・・・

いやいや、メスカルです、メスカル。
オアハカの地酒とも言えるメスカルの工場見学がこのツアーのトリなんでございます。
日もとっぷり暮れてしまいましたが、メニューはきっちり消化するツアーでございます。
オアハカ市内に帰りがてらのメスカル工場にバスは立ち寄ります。
ツアー会社側としては、「さー!ここで最後にい~っぱいお金落としてっておくんなまし~!」ってとこでしょうな。

メスカルってまぁ言うたらテキーラとおんなじようなもんなんですけどね。
原料はテキーラと同じ、アロエのでっかい版みたいなアガベ(竜舌蘭)というやつです。↓


実はこの写真、昼間のぼったくりレストランの敷地内にあったメスカル工場で撮ったんですけどね。
ここでついでに工場見学!するんかと思いきや、それはなかったのですよね~。
メスカルはまた別の所ってのがツアーたる所以!?

さーてさて、メスカルのできるまで~♪

さっきのアガベの葉(?)をそぎ落としまして~↓

ちょっとでかいパイナップルみたいね。

これを蒸して石臼(?)で挽きますよ。おんまさんがこの石の車を引くんです。↓

この段階のアガベをちょこっと味見させてもらえたんですけど、これまたあま~くて、ちょっとサトウキビかじってるみたいでおいしいんですわ~
お昼一緒に食べたおばちゃんのうち1人は10ペソ出してひとかけら分けてもらってました。
さすが、おばちゃん。
おばちゃんはどこ行ってもおばちゃんやなぁ~としみじみと思ったり。

そして樽に詰めて込んで寝か~す!

もう、この段階でほんのりあま~いにおいとアルコール分が漂っております。

で、最後に蒸留蒸留っ!


できました~!メスカル!
フルーツリキュール、コーヒーリキュールや薬草とのミックスものもアリますですよ~


もちろん、どれどれ~なんて言いつつ、全て試飲させていただきました。
そして、試飲するだけして何も買わな~い。
ほんまは欲しいねんけど、重いし、割れるし・・・
ちなみにおばちゃんたちは全部の種類を1本ずつ買ってはりました。さっすが~!

ほんで、テキーラとメスカルって原料同じやけど何が違うの?ってことなんですけど。
わたくしもそこんとこが知りたくて、お店の人に聞いてみたところ・・・
同じ「アガベ」が原料ですが使う品種がちょっと違うんですと。
一口に「アガベ」って言うてもいろんな品種があるそうです。
つまり、同じイモ焼酎でも原料になるサツマイモの品種が違うと風味が変ってくるというのと同じことですね。

で、メスカルに使うアガベにはグサーノ(=いも虫)が寄生するので、そのいも虫も一緒に瓶詰めされたものも製品化してま~す。
お店の人に言わせると、いも虫入りのほうがいも虫の風味が出ておいしい!とのこと。
わたくしもどっちも飲んでみて、いも虫入りのほうがおいしい気がしました。
見た目はあんまり良くないねんけど・・・

テキーラの原料になるアガベにはいも虫はつかないそうです。

テキーラは塩なめて~レモンかじって~キュッ!ですが、メスカルの場合は「塩なめて~」の塩に+とんがらし粉+乾燥いも虫の粉!なんですね~
え~~~~っ!いも虫の粉!?って感じですけど、ほんまに入ってるんだか入ってないんだかようわからんので深く考えずおいしくいただきましたよ

そして、オアハカの街に戻ってからも、フラフラと数あるメスカル販売店に立ち寄ってはすでにメスカルとはなんぞや?っちゅうことを知ってるにもかかわらず、へ~そうなんですかぁ~なんて言いつつ試飲だけ!を繰り返すわたくしでございました。


オアハカ その3

2010-05-10 05:01:41 | Weblog
オアハカの近郊には、モンテアルバンの他にもミトラっちゅう遺跡があったり、トゥーレの木っちゅう巨木があったり、先住民の村があったり、であっちもこっちも行きたいねんけどなぁ・・・と思ってたらこれ全部を回ってくれるツアーを発見!
しかも例の「メスカル」の工場見学もあるという!!!
その上180ペソ(1200円ぐらい?)という破格の値段。
こんだけまわるのに安っっ~
で、即申し込み!

朝10時、結構な大型バスで出発~。帰りは夜7時ぐらいっちゅうことです。(いっぱいまわるからさすがに長丁場)
ガイドは鼻と耳から毛がはみ出た白髪のセニョール。
超ベテランの趣き。

まずは、巨木「トゥーレの木」へ。


高さ42m、幹周り58m、樹齢2000年以上!
すごいボリュームです。
アメリカ大陸で最大の木だそうですよ。
なんか、でっかい木ってただただその存在自体に圧倒されますねぇ。
こんだけでっかくなるのに気の遠くなる様な年月を生き続けてきたわけで。
木を下から見上げて、ほえ~~~でした。

お次はテオティトランという羊毛の織物で有名な村へ。
このあたりはサポテカ人の村でして、今でも学校でサポテカの言葉も勉強するそうです。
バスは織物製作所兼販売所といったところへ直行!(ツアー御用達なんでしょー)


↑糸紡ぎの実演中
おっちゃんの後ろに控えている赤シャツの息子がスペイン語とちょっと奇妙な英語を織り交ぜてペラペラと説明してくれます。
きっと何百回、何千回?と同じ説明を繰り返してきたのでありましょう。
まったく詰まったりしません。


↑糸の染料。全て天然もの。
エンジ色はサボテンにつくコチニージャ(カイガラムシ)という虫をつぶしたら出る赤紫色の液を使うのが特徴的。

幾何学模様のタペストリーとかマットとかワシ好みのいいものがいっぱい!
デザインは伝統的なもので、そのデザインはみんな職人の頭の中に入ってるんですって!
しかし、高~い!(がんばったら買えんこともないけど・・・
制作過程とか考えたら妥当なところでしょうがね・・・
いつか1枚でもええやつを買いたいもんです。

そして正午をまわったころでしょうか、ミトラの遺跡に到着。
こじんまりとした遺跡ですが、壁はびっしりモザイクで飾られております。
さっきのタペストリーのデザインと共通してるなぁ、なんて思いながら見ておりましたが・・・


あっついあっつい!
なんか、オアハカってすごいカラッと乾燥しててサボテンもいっぱいあってザ・メキシコ!って感じでござーます。
ちなみに英語ガイドとしてさっきのテオティトランの赤シャツの息子がどこからともなく登場してて、ちとビツクリ。

ほいで、もうお昼も過ぎてるしお腹も空いてきたなぁ~、お昼ご飯どうするんやろ?と思ってたらバスは街道沿いのとあるレストランへ滑り込んだのであります。
ガイドの白髪セニョールが、「はーい、みなさんお腹すいたでしょ。ここでたくさん食べてくださいね~。食べ放題ですよ~。」
もちろんここの代金はツアー代には含まれておりましぇんっ!
否応無しに140ペソ払わされましたっ!ほとんどツアー料金と変らんやんかいさっ!
高いっ!普段こんな高い昼飯食ってないぞワシャー(普段はだいたい50ペソ以下)と怒鳴り込みたいぐらいでしたが、これがこのツアーの落とし穴だったということでしょう・・・
このレストランとの間にもマージンとかが発生しとるんでしょう。
でもまー、モーレも3種類ぐらいあって料理は結構充実してたので、ティファナ(アメリカとの国境の街)から来たというおばちゃん2人にご一緒させてもらって、目一杯食べました!

そんでまー、お腹が一杯になったところでまたバスはひた走りイエルベ・エル・アグアというところへ。↓


なんか石灰岩が浸食してできたところで、泳いでる人もいてました。
そこそこ眺めのいいところでございましたよ。

そしてここを出発する頃にはとっぷり日も暮れてしまったのですが、まだメスカル工場見学が残っております!

また長くなったので、メスカルは別口にしますわ~

オアハカ その2

2010-04-27 13:31:44 | Weblog
あ~、続き続き!
オアハカオアハカ!

で、なんでオアハカに行きたかったかと言いますと。
ずっと前にメキシコ行ったときもなんか気になってたけど行けず終いでして。
やっぱりインディオの人口が多くて、先住民文化が色濃く残っているというところがまぁ最大の理由と言えますが、その他にもいろいろ気になることはありまして・・・。

まず、チ~ズ!
オアハカのチーズは有名で、メキシコシティーでサンドイッチみたいなん(=トルタ)食べたときも「これはオアハカのチーズ使ってるねんで~。おいしいやろ~。」って言われたのを覚えております。
その時初めて食したのですが、結構歯ごたえがあって、味は淡白。「さけるチーズ」(まだ売ってるんかな?)みたいな感じ。
熱を加えると、みょみょみょ~~~~んとのびるのび~る!
ほんで、市場なんかに行くとヒモ状になったチーズをぐるぐる巻きにしてボールみたいにして売ってる!というじゃありませんかっ!
これはチーズ好きのあたくしとしてはひじょーに気になるところでございます!
オアハカに行ってオアハカチーズを思う存分食わなければーーーっっ!

で、念願叶ってオアハカに着くなり名物のチーズ料理を食しましただ!


↑"Cazuela de Queso" 土鍋にチーズを溶かして、それをトルティージャ(タコスの皮)に包んで食べます。
いやぁ~ これはほんまに「ほれほれ~オアハカのチーズをたんと食いなはれ~」という感じで、存分に堪能できましたぁ
その他、道端の屋台の軽食なんかでもよくチーズを口にしたし。
あはー おいしかったなぁ・・・チーズ・・・

チーズの次はチョコレート!
オアハカはチョコレートも有名です。
食べるやつより飲むほうがポピュラーみたいで、食堂なんか行ってもみなさんご飯時に一緒にチョコレート頼んで飲んではりました。
あっためた牛乳にチョコレート溶かしてシナモンもパッパ~
それがミニ丼ぐらいのボウルに入って出てきますよ。
丸いパンもついてくるのでチョコレートに浸しながら食べたりね。
わたくし、タコスの巨大版みたいな、これまたオアハカ名物"Tlayudas"なるものを食しながらチョコレート飲んだのでなんかヘンな感じでしたが。(店のお姉ちゃんがすすめるからさぁ~)
おなかパンパンですわっ

そして、チョコレートを使うソース、"Mole"っちゅうのがあるんです!
普段食べてるチョコレートは砂糖がいっぱい入ってるから甘いのであって、このモーレソースは甘くありませんので悪しからず。
いろんなスパイスを混ぜて作られてるそうで、なんとも複雑なお味。
他の街でも食べられるけど、やっぱり本場で食べんと~!
(プエブロっちゅうところもこの郷土料理で有名だそうですが・・・)


↑で、市場にやって来ました!
お味噌屋さんとちゃいまっせ~
味噌みたいに樽に入って並んでるのがモーレの素(!?)
唐辛子とかアーモンドとかゴマとかなんやかんやいろいろ入ってるそうで、モーレソースと一口に言っても色々種類があるのです。赤とか黒とか黄色とか。
そのモーレの前に並んでる巨大肉まんみたいなのが、さっきご紹介しましたオアハカのチーズですっ!デカイ!
よそに野球ボールぐらいの大きさにしたのも売ってました。
ほ、ほ~ ほんまにこんなして売ってるんやなぁ とちょっとカンゲキ。
店のおねえちゃんが差し出してるのはチーズの試食!
もちろんいただきましたよ~


そのモーレソース、料理になるとこんな感じです。↑チョコレート色!
これは"Enchilada"と言って、タコスの皮の中にお肉とかチーズを挟んだやつにソースをかける料理なんですが、そのソースをモーレにしてみました。
鶏の胸肉を焼いたやつなんかにモーレソースかけることが多いです。
これが結構クセになるお味でしてね~
あ~ また食べたいわぁ・・・

いやぁ~ オアハカって食べ物も飲み物も郷土色が強くていいですわ~
あ、もちろん民芸品もめっちゃ楽しめます!


↑とあるお店で撮らせてもらいました。
サンクリストバルとは趣きが違うのですよね~。
オアハカの中でも地域によって特徴があるのがよく分かるディスプレイでした。

そ・り・か・ら・・・
Mezcalっすよ、メスカル!
オアハカと言えばメスカル!
メスカルってオアハカの地酒ですわ。
ほとんどテキーラと同じなんですが、ちと違う!
説明し出すと長くなりそうなので、メスカルの話は次回へ~

終わっても~たぁ~

2010-04-21 12:35:09 | Weblog
ぐぁぁああああぁあぁぁ
楽しみにしてたコンサートが終わってしまいましたぁ~

以前、ちょろっとお知らせしました、わたくしのごひいきアーティストAlejandro Sanzも出演するハイチ地震チャリーティーコンサートが日曜日にありましたのです。
このコンサートのことを知ったのが約2ヶ月前。
それ以来ずーっと楽しみにしとったのが終わってしまったぁーーー

コンサートってその当日が来るまでのワクワク感→当日の興奮!(しかしすぐ終わる・・・)→そしてしんみり虚脱・・・
という過程を辿りますなぁ。いつも。

このコンサートはドミニカのNo.1アーティストJuan Luis Guerraの呼び掛けで蒼々たるメンツが集まったのですよ。
Enrique Iglecias(スペイン) Luis Fonsi(プエルトリコ) Juanes (コロンビア)Alejandro Sanz(スペイン) Miguel Bose(スペイン)
で、あとはドミニカの Maridalia Hernandez、 Milly Quezada、 Johnny Ventura (←このへんはすんませんけど正直どうでもええんすわ。)
みんないわゆる大物ですわ。

で、日曜なのに開演が夜8時となっておりまして、こりゃ一人当たりの持ち時間少ないんやろなーと思ってたら案の定予感的中。1人たった3曲!よよよ

主催者のJuan Luis Guerraがトップバッターとトリをやりまして、わがお目当てのAlejandro Sanzは最後から3番目に登場!↓

きょわーーー

やった!生や!生やでーっっ!
と、しょっぱなはそうでもなかったけど徐々に人がぎゅうぎゅうなってきたところをかき分けかき分け、いつもよりちょい前の方へ!(あ、会場はいつものスタジアムっす)
うひょーうひょーと写真撮ったりビデオ撮ったりしてたらあっという間に3曲終りっ!
「グラシアース!」言うてひっこんでいくじゃーあーりませんか!
うぎゃー!もっと聞きたい曲あるのにぃーーーー
ちょっと待っておくんなましぃーーーーー

あんなに楽しみにしてたのにほんまにあっちゅうまに終わってしまいました・・・

生で見れたのは良かったけど、かえって増々ソロコンサートが見たくなってしまいましたですよー
秋にスペインでコンサートあるみたいやから旅行がてら見に行こうかしら、なんて考えが頭をよぎる今日この頃・・・

それぞれの持ち時間は少なかったけど、開演もほんの15分遅れぐらいやったし3時間ちょいのうまく構成されたコンサートでとても楽しめました
フアネスもやっぱり良かったしな~
せやけどそんな中、エンリケはちょうど1年前にコンサートレポートしたときとまーったく同じで(衣装まで同じぽかった)やたらConmigo!(=ぼくと一緒に!)を連発して客に歌わせて自分は歌わん歌わん!
おまえさんはもうええわい!その分アレハンドロやフアネスの持ち時間を増やしてくれい!

最後はJuan Luis Guerraのヒット曲"Ojala que llueva cafe"をみんなで歌ってフィナーレでございます。

↑ハイチとドミニカの国旗をつなげてる。

たぶんこれがドミニカで見る最後のコンサートになりましょう。
締めくくりがこんな大物が集まるすんばらしいコンサートでよかったですわぁ。

ちなみに、このコンサートの収益でハイチの子供たちのための病院を作るそうです。


ほんまはこのコンサートのレポート書く前に「メキシコの旅」終わってるはずやったんですけどね・・・

オアハカ その1

2010-04-16 11:01:01 | Weblog
あり?オアハカはちゃんと正しく「オアハカ」って変換されましたわ

ゼェ・・・ゼェ・・・
メキシコの旅レポートも残すところ、ようやくあと2都市とあいなりました。やっと。

オアハカです。オアハカ。
ずっと行きたかったオアハカにやってまいりました~!

サンクリストバルから州都のトゥクストラグティエレスっちゅう街に行って(1時間ほど)そこからオアハカ行きのバスに意気揚々と乗り込んだところ・・・
出発して間もなくバスの調子がおかしくなって停車!
運ちゃんが一生懸命修理を試みる間、エアコンの効かなくなった車内におるのも辛いからみんなゾロゾロと外へ。
なんやかんやで2時間ほど足止めをくらったのでした。
バスも無事元通りになったし、待ってる間わしのすぐ前に座ってた仲良し家族やその他の乗客とおしゃべりして楽しめたからそれはそれで良しとしましょー。
で、そこからバスに揺られること約10時間。
憧れのオアハカに到着したのは夜の11時半・・・
疲れたっすよ・・・

そんな遅く着いたけど、あんまり危険な感じは受けずなんかのーんびりした空気が漂ってるな~と思いながら就寝

次の朝。
おー!カラッと晴れてますやん!
そんでもってなかなかあっついですやん!半袖でいけますやん!
オアハカもなかなか高地にあるから心配してたけどよかった~ですわ。


お宿のすぐ裏手には、ここオアハカのシンボル的な教会であるサントドミンゴ教会が。
朝は教会の鐘の音で目覚めたという。
そういうのもいいですわね。

この教会は世界文化遺産に登録されとるとても立派な教会です。
手前の壁にそのプレートがあるねんけど見えますかな?


中はこんな感じ↑ うひゃー

わたくしもなんやかんや言うていろんな教会見て来ましたが、ここは入るなり思わず「うぉー、すげー」という声が漏れました。
たぶんどなたでもその華麗な装飾に同じ様に唸ってしまうのではないでしょうか。
壁も天井も至る所隙間なくびーっちり飾りがちりばめられております。
もちろんどの教会でも写真撮るときはフラッシュ禁止なんですが、ここは「金箔が傷むからフラッシュ禁止!」って書いてました。
そうだわなー。あっちもこっちも金箔張ってるもんな~。

この教会、敷地もけっこう広くて、なかなか見応えがあるオアハカ文化博物館も併設されております。
その中庭↓

いろーんな種類のサボテンがいっぱいです。
おもしろいなーと思いながらしばらく眺めておりました。

で、街を歩いてみるとサンクリストバルより街の大きさも道幅も2倍!ってところでしょうか。
けっこう大きな街ですが、古い建物や石畳の道が続くコロニアル都市で趣きがあります。

あ、そんですんません。オアハカ州が先住民人口の比率が一番高い州だそうです。チアパスじゃなくて。
それゆえこのオアハカに来てみたかったんですねー。
でも、サンクリストバルほど民族衣装で物を売り歩くインディオの人達を見かけませんでした。
普通の服着てる人が多かったなぁ。

とはいえ、露天とか市場とかいっぱいあるし気になるかわいいお店もいっぱいで退屈しなさそう!
刺繍ブラウスもサンクリストバルとは趣きが違ってます。
所変わればなんとやら~ ですな。

昼からはオアハカ近郊のモンテアルバン遺跡に行ってみました。

これがですねー、めっちゃめちゃ暑くて暑くて!
写真から伝わるでしょーか?
全然影もないし、1.5リットルの水をガブガブ飲みながらとりあえず一回りしたけど早々に退散しましたとさ。
いくら暑いの好きでも日射病の危険を感じましたからねぇ

と、今日はこのへんで。
まだオアハカネタは続くのでありまする・・・


サンクリストバルでラスかさす その3

2010-04-07 11:48:20 | Weblog
まだありますんです。サンクリストバルネタ

このサンクリストバルがあるチアパス州は先住民人口がメキシコで一番多いと申しましたが、それゆえ「貧しい」ところでもあるわけです。(メキシコ社会の構図として先住民の人たちは抑圧されてきたということ)
その貧困と差別という状況を打開するために発足したEZLN(サパティスタ民族解放軍)という先住民による武装集団が存在します。
(詳しくは「サパティスタ」で検索かけてみてください。いろいろ出て来ますので・・・HPもアリ)
1994年の北米自由貿易協定(NAFTA)発効を機に武装蜂起しましたが、それに対しメキシコ政府は武力鎮圧に出てたくさんの犠牲者が出ました。
それを受けてEZLNは対話路線に変更。その姿勢が世界でも評価を受けているそうです。

と、わたくしもこの程度の知識しか持ち合わせておりませんでしたが、サンクリストバルの近郊にはこのサパティスタの拠点があるということでもし行けるなら行ってみたいんやけどなぁ・・・
なんて思いながらサンクリストバルに着いた日、バスターミナルにほど近いツアー会社に「サパティスタツアー」の張り紙発見!
先日紹介した「サンフアンチャムラ&シナカンタンツアー」はどのツアー会社でもやってますが、この「サパティスタツアー」やってるところはなかなか他で見つかりません。
で、早速その内容、値段なんかを聞いて、毎日そのツアーをやってることを確認。
とりあえずは、チャムラ&シナカンタンに行ってから。と中尾彬のツアーから帰って来たその足でサパティスタツアー申し込みに!
が、もう閉店の時間をむかえた店のお姉ちゃんは「あらー残念!明日はこのツアーないのよ」・・・ガーン
なんでーっ!毎日あるって言うたやーん!
明日のこのツアーに行きたい人が一人もいなかったかららしい・・・
その次の日はあるよ、と言われたがその日わしはオアハカに移動する日なのだーーー
ガツカリしたわたしを見かねたお姉ちゃんが、「もしかしたら明日誰か他のお客さんが来るかもしれんから9時にまたきてみて」って。

翌朝、果たして行けるんかなぁどうなんかなぁ・・・と思いながらツアー会社を尋ねると、「あら!ホントに行きたいのね~」みたいな感じでよっしゃまかしとき!と昨日のお姉ちゃんがあちこちに電話をかけ始めます。
たぶんよそのツアー会社にサパティスタツアーに行きたい客はおらんか~?とあたっているのでしょう。
しかしなかなかいい返事はなく、もう10時前。
あぁ・・・今回は縁がなかったということかな。
サパティスタのこともちゃんと勉強してないし、今行ったら失礼にあたるかも・・・
などなど考え
「今回はあきらめて、またいつか来ます・・・!」
と意を決してお姉ちゃんに言うたら「あと10分待って!」
う~ん・・・ここまで待ったからあと10分ぐらい待ってみるかぁ。
そ・し・た・ら・・・
「よかったねー!行けるよ!他のお客さん一人見つかった!」
おぉ・・・なんかしらんけど、よかった!
お姉ちゃん、そんな必至に探してくれてありがとー!(商売の為でしょうけど・・・)

そして、あのタクシーよ!と言われて乗り込むと、およ!日本人のお姉さんが乗ってらっしゃる!
意外にも「もう一人のお客さん」というのが日本人女性だったということにちょっとビックリ。
その上、同乗してきたガイドのおばちゃんはツアー会社のお姉ちゃんのお母さんだった!
最後は母ちゃん頼みだったのね

いや~どーも初めまして~!なんて自己紹介しながらタクシーは山道を進みます。
このお姉さんY子さんは、グアテマラの織物などを研究してらっしゃるそうで、その一環として今回はサンクリストバルに調査に来たということです。
いろいろと興味深いお話なんかを聞きながら道中楽しく過ごしておりますと、おばちゃんの「ほらほら!このへんからサパティスタの自治区に入るよ~」との声が。


↑「あなたはサパティスタのテリトリーにいます」の看板

今回はいくつかあるサパティスタの拠点(”corazon=心臓”と呼ばれている)のうちの一つ、オベンティックを訪ねます。

で、その入り口に到着するとゲートがあって、上の看板の絵にあるようにバンダナでマスクをした女の人(でも民族衣装を着ている)や目出し帽をかぶった男の人が番をしている!

おぉおおおぉぉ・・・写真で見たけどホンマにこうやって活動してはるんや・・・
ちょ、ちょっと物々しいなぁ・・・

そしてまずは入り口脇の検問所みたいな小屋に行って、入場許可を得ないといけません。
目出し帽の男の人2人に「名前は?」「どこから来ましたか?」「仕事は?」「旅行者ですか?」などと質問されます。(すべて記録してはりました。)
全然高圧的な印象は受けなくて、どちらかと言うと友好的な感じを受けましたが、いかんせん「目出し帽」なだけにちょっと緊張いたします。
そしてパスポートもチェックし、滞在予定時間を告げた後晴れて見学許可!ホッ

彼等はメキシコ政府の元を離れ、自治を行っています。
そして、このcorazonと呼ばれるところには学校、病院、集会所やちょっとしたお店なんかがあって、そのもうちょっと奥のほうに居住地がありました。
おばちゃんに、「ここの人達は写真に撮らんほうがいいけど、建物や風景は大丈夫よ。」と注意を受けながら散策開始。

↓建物(といっても”小屋”ですな)はこんな感じ。

革命戦士チェ・ゲバラ(左)と「サパティスタ」の名前の由来であるメキシコ革命の英雄エミリアーノ・サパタ(右)


ほぼすべての”小屋”にこういうテイストのパブリックアート(と言っていいんだろうか・・・?)が施されています。

ある”小屋”では活動家とお話ができるのですが、他の訪問者が話を聞いていて時間がかかりそうだったので私たちは今回は諦めました。
しかし、実際そんな機会が与えられても何を聞いていいやら途方に暮れたかもしれません・・・


雑貨屋みたいな店では軽食も食べられるようになってまして、ハーブティーを飲みました。
そこの壁一面には「サパティスタ」の写真やポスターがいっぱい↑

その他、土産屋もあって、おなじみの刺繍ブラウスなどの民族衣装なんかと一緒にキーホルダー、ステッカー、Tシャツなどなどのサパティスタグッズもしっかり商品化して売られておりました。
店番してるのは普通のインディオのおばちゃんたちで、マスクとかはしてません。
でもここにおるっちゅうことはサパティスタなのか。
「なんか、ちゃっかり観光地化してる感じですねぇ」なんてY子さんと話ながらいろいろ物色。
記念にキーホルダーなんかを購入しました。
ま、同じものがチアパス中で売られてるんですが、「ここまで来て買うたんや!」ということに価値があるということで。

一種独特のちょっとピリッとした空気も感じつつも、しっかり商売もして(売り上げは活動資金とか運営費にまわしてるんでしょうね)俗世間と隔絶してそうでしていない。
みんながマスクしてなかったら普通の田舎の村みたいやなぁ・・・と思いながらほんの1時間ほどの訪問を終え帰路につきました。

しかし、ここはさすがに一人で来るにはいろんな面でちょっと難しい所なので、今回訪問するチャンスに恵まれてラッキーでした。
そしてY子さんもガイドのおばちゃんもほんとにいい方たちでこれまたラッキー。
わたしがもしあのツアー会社をみつけてなかったら、もしくはお姉ちゃんに「あと10分待って!」って言われたときに待ってなかったらここには行けなかったし、二人にも出会うことはなかったわけで、この日は旅の醍醐味を感じた一日となったのでした。

ここまで行ったからには、サパティスタについてもうちょっと勉強せんとあきませんな・・・。