キャラメル・ショコラ

大学3年生・20歳の日常。
日々のことから、映画・本・演劇の感想などを書いてます。
コメント&TB大歓迎!

あー夏休み

2008-07-31 16:18:55 | Weblog

心の中で↑の言葉をつぶやいたら、TUBEの曲にこんなのがあったことを思い出しました
今日でやっとテストが終わりました
シェイクスピア概論のテスト、難しかった・・・
友達に、クールビューティー先生を近くで見たら美人だったという話をしたら、案の定「ちょっと何それ!!遠くで見たら美人じゃないみたいな言い方!!」と言われてしまいました(笑)。
で、明日から私はようやく夏休みです
レポート書いたりHP作ったり、今思えば長かった
弟たちはとっくに休みに入っているというのに、私は8月から・・・まぁ、弟たちより長いからいいけど・・・。
3年目にして、テスト前にこんなに苦しんだのは初めてですよ。
徹夜も2回したし、今日も寝たのが朝の5時だし(単に私の要領が悪いだけという見方も、いや、それしか考えられない・・・)。

で、明日からはのんびり休めるかというと、そういうわけでもありません。
明日から8月20日までアメリカに行ってきます
2~3ヶ月前から決まっていて今日までずっと準備を進めてきていたのですが、なかなかブログで書くタイミングがつかめなくて前日になってしまいました
しかも、今日は大学祭の会議があるから家に帰るのは9時くらいになりそうだし。
なのに明日は8時半に空港集合・・・。
空港に近いところに住んでいるとはいえ、ちょっとキツイです飛行機の中でぐっすり寝ます
帰ってきてもやることがいっぱいあるので、トータルで結構充実した夏休みになるかと

学校のパソコンが使いづらいので、今日はこのくらいにしておきます
また当分、ブログ放置です(笑)。


今だけ小休止

2008-07-28 15:59:25 | 大学生活

2番目くらいに面倒と思っていたクールビューティー先生の授業のレポートがやっと完成し、たった今提出してきました
レポートはいつも締め切りギリギリに慌てるせいか、提出し終わると開放感でいっぱいになってしまいます(笑)。
今日の4時までが期限だったので、ちょうど30分前に提出できたということになるのか・・・ギリギリですね。
授業や講座の関係で違う学部やコースの研究室に出入りすることもある私ですが、やっぱり演劇コースの研究室はどうも苦手です
自分とこのコースの助手さんがおっとりした人で、研究室にいつもウェルカムな雰囲気が漂っているせいかな~。
クールビューティー先生は間近で見ると、思っていたよりもずっと美人だということがわかったのですが、そんなことを言ったら演劇コースの子たちに「今更気づいたのとか言われそう(笑)。

あとは明日提出のHPの作成とテストのノートまとめがあるので、ホントはのんびりしてもいられないのですが、今だけ小休止を取らせていただきます
今日と明日は司書関係のテストばっかりですが、もう司書課程は単位さえ取れれば十分です(それすら大変なんだけど)。
私はあくまで英米文学コースの人間です。
前にも書いたけど、司書の資格取るのにHP作りを習わなければならないなんて・・・
あとは木曜日のテストまでにシェイクスピアの戯曲のセリフを覚えて、「シンベリン」の感想を書かなければなりませんが、これは水曜日になんとかしよう・・・


『SISTERS』

2008-07-25 12:54:44 | 演劇

一昨日は「ラ・マンチャの男」でも一緒だったまみちゃんと、「SISTERS」を見に行ってきました(リンク先は予告編や舞台写真も見られます
見に行く前から勘づいてはいましたけど、まみちゃんに取ってもらった席はなんと最・前・列
最前列で舞台を見るのは、5年前の「ライオンキング」以来です!
当然、松たか子が目の前にめちゃめちゃ至近距離に・・・
自分は何もしていないのに、こんな贅沢が許されちゃっていいのかしらと思うくらい至福のひとときでした
だけど、彼女が自分からほんの数メートル先にいたという実感はまだわかないでいます

※ネタバレ要注意

しかし、肝心の舞台は「あ~、面白かった」では絶対に済まされないような内容でした
ここまで衝撃的で尾を引きそうな舞台は、去年の「ウィキッド」以来かもしれません。
っていうか、「ウィキッド」以上だ・・・!
ネタバレせずに感想書くのが難しいのですが、ただ言えることは、父娘で見に行ったら、帰り道が気まずくなること間違いなしということです

長塚圭史の舞台はグロいと聞いていたので身構えていた分、血みどろがまったくなかったのには安心しましたけど、首吊り死体が下がってきたり、包丁ケースが舞台に出ずっぱりで、いつ使われるのかとハラハラしたり、とても声に出して言えないような単語がセリフの中にぽんぽん出てくるので、映画だったら間違いなくR-15になっていたと思われる作品です
特に鈴木杏と松たか子は、露骨な言葉がいくつもあって・・・

「現在」と回想シーンが一緒に進んだり、別々の部屋でのやりとりが同時に繰り広げられたりと、舞台の上で一度に複数のエピソードが同時進行することもあるので、脳みそフル回転で見ることになりましたよ。
セリフの中に「ああいうことは・・・」とか「そういうことじゃないのよ」とか謎の代名詞が多く出てくることもあり、それが何を指すのがひたすら考えてしまって頭が休む暇もありません(笑)。

俳優さんの中で、一番セリフが良く通っていると思ったのは鈴木杏でした
前から滑舌のいい女優さんだな、とは思っていましたが、今回もとっても聞き取りやすかったです!
同い年なので10年くらい前から名前は覚えていましたが、いつのまにか色っぽくなっていたんですね
(彼女のブログをのぞいてみたら、楽屋で変なポーズをとっているマツリーヌの写真が・・・

本命・マツリーヌはやっぱり舞台の上が一番輝いています
最前列なので、微妙な視線の動きまで見えちゃいましたよ!!
目が合わないかな~と思って、ずっと彼女をガン見(あんまり使いたくない言葉だ)していましたが、目が合ったかどうかは微妙なところ・・・
馨役には「メタルマクベス」2幕のランダムスター夫人につながるような狂気も垣間見えましたが、ランダムスター夫人と違うのは、

ランダムスター夫人「見るからに狂っているから怖い」
「狂っているのかいないのかわからないから怖い」

・・・ってとこでしょうか。
美鳥との1対1のやりとりも、鈴木杏松たか子という激しい真剣勝負ということで目が離せませんよ!
後半の美鳥の真っ赤な衣装と、馨の黒と茶の衣装も対比が利いていて良かったです。
パンフレットを見てみると、「衣装 伊賀大介」・・・あら、麻生久美子の旦那様じゃないですか(笑)。

舞台装置も照明も、とても奥が深くて楽しめます!
最初、舞台上から数センチ地盤沈下(笑)したような部分にセットが組まれていたので気になっていたのですが、ラスト近くになってその意味がわかりました!
舞台上に、どんどん水が出てきているんですよ
なのに、俳優さんたちは普通に物語を進行させているので、いつ水があふれるのかと気が気でなくて、舞台に対する集中力もおのずとアップ(笑)。
マツリーヌと鈴木杏は、特にずぶぬれになりながら演技してるし、客席にも水がかかるし!
ラストシーンはその水面に彼岸花がたくさん浮かんでいるのですが、その光景がとっても不気味で美しかったです
終わったあとは最後まで残って、あの花と水をどうやって片付けるのか見たかったくらい
とにかく、こんなに頭を使って考えさせられる舞台は久しぶりか初めてでした
長塚氏はこの舞台のあとでロンドンに留学してしまうそうですが、帰国後にまたどんな舞台を作り上げてくれるのか楽しみです!
(自分が見に行くかどうかはともかく・・・)


『たみおのしあわせ』

2008-07-24 14:33:40 | 映画

昨日書いたとおり、「SISTERS」のソワレを見に行く前に新宿バルト9に立ち寄って「たみおのしあわせ」を見に行ってきました
「時効警察」つながりの感想になるので、わからない箇所はご勘弁を・・・

監督と出演者を知った時点で、「まるで熊本さんが三日月ちゃんと霧山くんを引き合わせて結婚させたみたいだなと思い、予告編を見ては「夢が叶ったね、三日月ちゃんと1人で喜んでいました(笑)。
そんなわけで「時効警察」の延長のようなものを期待していたせいか、それとも元から岩松了の作品が苦手と認識していたせいか・・・・・・ちょっと残念なつくりになっていたような気がします
何がなんだよくわからないまま終わったような・・・。

もちろん、サネイエ(江口のりこ)やら諸沢さん(光石研)やら三木聡がカメオ出演しているのはかなり嬉しかったですし、オダギリジョーのしゃべり方が霧山くんとかぶるところがあってニヤリとしてしまったりすることはありましたけど、民男と瞳さんの関係より、宮地さん(大竹しのぶ)や透叔父さん(小林薫)のゴタゴタの方に時間が割かれていることが多くて、そこがガッカリしたところです
主演2人よりも周囲の人の方がワケありっぽいし、宮地さん、あれはどう考えたって悪女じゃん・・・。
ラストもなんだかよくわからなくって、岩松了作品はやっぱり苦手だという気持ちがより一層強くなってしまいました
結局、結婚はしたのしないの

でも、オダギリジョーと原田芳雄は息ピッタリで、本当の親子みたいで良かったです
家の中のセットも、どこかの民家をそっくりそのまま借りてきたみたいにリアル!
(男2人で暮らしている割には片付いている気もしたけど・・・)
麻生久美子は三日月ちゃんとだいぶ違う大人しいキャラだったので、あんまり三日月ちゃんとはかぶりませんでした。
浴衣&キスシーンは、心の中でキャーキャー言ってしまいましたけどね(笑)。
そんなわけで、オダギリジョー&麻生久美子や霧山&三日月目当てだと、いま一つ楽しめない作品だと思いました

だけど、昨日まみちゃんに借りたのはなんと「夏ホテル」のDVD・・・。
これはこれでちゃんと見ますからね!!そして感想書きますからね!!


エンタメ三昧

2008-07-23 22:43:47 | Weblog
今日は午前中に新宿まで行って「たみおのしあわせ」を見たあとで秋葉原で買い物をし、夕方は渋谷でまみちゃんと待ち合わせして「SISTERS」を見てきました!
1日で映画と演劇をハシゴしたわけですが、どちらも単純明快にはいかず、変な余韻の残る作品でした・・・。
詳しい感想はまた後日!
明日は中途半端な時間から登校です。

学期末の受難

2008-07-21 22:43:02 | Weblog

3人で共有しているパソコンの使用時間を弟たちが守らないので、「Majiで腹立つ5秒前」の(私より下の世代はきっと、元ネタ知りませんよね・・・)ロコです、こんばんは!

近頃はレポートとテストに追われております・・・
土曜日もテストが2つあったので、金曜日はほぼ徹夜だったし(30~40分眠ったので、厳密には徹夜ではないかもしれませんが)、今日もテストが1つ終了
昼休みに演劇コースの友達と演劇の話ができて、いい気分転換になりました
英文学コースの友達にも演劇好きな子はいるんですけど、英文学の話をしても演劇の話をしても、知識が中途半端であんまり楽しくないんですよね。
劇コースの子たちは私より断然詳しいので、話が弾むのなんのって
明日は1週間で一番ハードな火曜日ですが、水曜日に待望の「SISTERS」を見に行けるので、どうにか火曜日を乗り切ってみせます

7月31日までみっちり、授業&テストがありますが・・・夏休みが楽しみだからめげないぞ、っと!

それから、9月に上演される宮沢りえ・堤真一主演の「人形の家」をチケット取りました
ダメモトでしたが、9月も夏休みという大学生の強みで平日ソワレを取ることができました
授業でヘンリック・イプセンは散々やりましたし、生の舞台で初めて見られるのが楽しみ
自分にとっていわくつきのシアターコクーンですが、今度は無事に行けるかどうか本気で心配です・・・(笑)。
座席表を見てみると、「ひばり」のときのA席下手側(7000円)よりも今回のコクーンシート中央(5000円)の方が、眺めが良いような気がします。
っていうか、1列しか違わないのに2000円も差があるのはどういうことなんだろ
とにかくこれで夏休みは、観劇の予定が3つです!幸せ


『シンベリン』

2008-07-17 23:46:14 | 演劇

今日は授業の一環として、子供のためのシェイクスピアカンパニーの「シンベリン」を見に行ってきました
そのため授業そのものは休講になったので、演劇コースの友達とお昼ご飯を学校の近所で食べてから、図書館に行って3時間ほどテスト勉強
夕方になってから、学校を出て池袋にあるあうるすぽっとという劇場へ向かいました
昼食と夕食を両方とも、大好きな演劇コースの子と一緒に取れたし(夕食といっても、時間がなかったのでスーパーで買ったお惣菜ですけど)、テスト勉強に観劇にと、それだけで充実してた日だったと思います

そして肝心の舞台はというと、最近見た舞台の中で一番笑いました
シェイクスピアをこんなに面白く、遊び心満載に演出した舞台は見たことがないですよ
「子供のための」と銘打ってあっても、決して子供のためだけに作られた舞台ではないように思います!
(だけど劇中で、SMAPの「夜空ノムコウ」の歌詞が引用されていたんですけど、今の子供にはわかるのかしら・・・?)
客席も、「趣味は演劇鑑賞でございます」なんていう雰囲気の舞台好きの女性より、男性が1人で見に来ていたり夫婦一緒だったり様々で、ソワレだったので子供はほとんど見かけませんでしたが、若い女の子はうちの大学の子だろうな・・・。
そんなわけで、良い意味でまったく敷居の高くない芝居でした

シェイクスピアの原作を生かしつつ、独白になっている部分でシェイクスピアのパペット(私と友達はウィリー人形と呼んでいた)を登場させて、独白を会話にして観客を飽きさせないようにしたり、1人2役やっていることを生かして笑いをとる演出が利いていました!
しかも、俳優さんは8人しかいないのに、もっと大人数いると錯覚してしまい1人2役の人がいるとは途中まで気づかなかったんですよ
戯曲をそのまま舞台化したらグロテスクになりそうなシーンもあるのですが、実際はまったくグロくなかったので安心
音響や照明の効果も絶妙ですし、シンプルな舞台装置も素敵でした
大掛かりな装置も好きですが、シンプルでいる分、誤魔化しの利かない舞台って好みなんですよね~。
結局どっちも好きなんじゃんということなのですが(笑)、スケールの大きな舞台は四季や東宝にお任せします。

俳優陣の中で特に気に入ってしまったのは、イモージェン
女の子の格好をしているときも良いですが、男装姿が決まっています
クロートンの、いかにも甘やかされたお坊ちゃんぶりも良かったなぁ

帰り道は友達はひたすら、「ウィリー人形が可愛かった~と言い続けていました(笑)。
このカンパニーの他の舞台の映像、うちの大学の研究室にないか気になるので、機会があったら探しに行ってみます!(と言いつつ、いつもなかなか他コースの研究室には行かないんですけどね

今回の舞台とは関係ありませんが、YouTubeで「夢醒め」の映像が増えているのを発見
夜の遊園地のシーンを舞台でまた見ることができるのがすっごく楽しみです
一緒に行く予定のうちの母は、ディズニーランドに行くと子供よりもはしゃぐ人なので、込み入ったストレートプレイよりも、こういうミュージカルの遊び心の方が理解できるでしょう・・・(笑)。


本づくしの1日

2008-07-13 21:52:54 | お出かけ

今日は東京ビッグサイトまで出かけて、東京国際ブックフェアに参加してきました
何年も前から毎年招待状を受け取っていたのに、なぜか毎年のように用事が入ってしまったせいで行けずにいた念願のイベントです
一般公開日は昨日と今日の2日間で、受付に並んで入らなければならないのが面倒ですが、中はかなりの数の出版関係の会社のブースがあるにもかかわらず、整然と並んでいるのでとっても見やすかったです
まぁ、人の数がすごかったので歩きやすいといえば嘘になりますが・・・(ベビーカーは仕方ないとしても、リュックを背中にしょっていたり、キャリーケースを引っ張って歩いている人なんか嫌いだ

真っ先に向かったのは洋書バーゲンですが、ここだけはどこに何の本があるのかわかりにくく、ゆっくり見ることができなかったような気がします
ペーパーバックが500円で売ってたりしたのにな・・・。
あとは出版社ごとのブースを見て回りましたが、嬉しいのはそのほとんどが2割引になっていたこと
出版社や本によっては5割引くらいになっているものもありました!
私の戦利品はこちら↓

ピーナッツの洋書と、わかりにくいですが一青窈の「明日の言付け」です
後者はずっと買おう買おうと思っていたのですが、2割引につられてようやく買うことができました
他にも興味を魅かれた本はいくつもありましたが、財布と相談してセーブです・・・。
我が家からビッグサイトに行くと乗換えが面倒だし、武蔵野線はわかりにくいしということがあるのですが、来る価値はあったと思います
今度はどれだけ買いこんでも余裕があるくらいの予算で来ます!!
洋書コーナーで10冊近く大人買いしてる人がたくさんいて、うらやましかった・・・

帰りは地元の図書館に寄ってレポートの資料を探したり、夏休みに向けてのある準備を進めていたのですが、「閉館前は人が少なくていいな~」なんて考えながら、お目当ての本を借りて図書館を出ようとすると、傘立てに立てておいたハズの傘がなくなっていました
急いで図書館の人にわけを話し、守衛室の場所を教えてもらいましたが、傘の忘れ物の中には私のは入っておらず、今日は守衛さんは誰も傘立てをいじっていないとのこと。
つまり、盗まれてしまった可能性が高いのです。
今日は晴れていたので傘立てには私の傘しかありませんでしたし、「まさか晴れの日に傘を盗む人はいないだろう」と思って油断していました

もし急に雨が降ってきた日に、つい出来心で人の傘を盗んでしまったというのならまだ想像はつきますけど(それも許されませんが)、私が失くしたのは日傘
だから、 「窃盗罪を犯してまで紫外線から身を守りたかったのは、どこのお嬢さん(orおばさん)だっと、帰り道は怒り心頭でした
いくらイトー●ーカドーで買った安物とはいえ、結構気に入って使ってたのに・・・
というわけで、盗った人がなるべく早く戻してくれることを願います
我が家では傘は弟たちが学校で盗られたり、母がフィットネスクラブで失くしてきたことも何度かあるので、うちの家族はホントに傘の物持ちが悪いなぁ・・・


『ザ・マジックアワー』

2008-07-09 22:52:56 | 映画

遅くなりましたが、ようやく「ザ・マジックアワー」を見に行ってきました
三谷監督の人脈の広さと映画への情熱が惜しげもなく注ぎ込まれている作品でした
過去に三谷さんの作品に出演した人たちが、もう出てくる出てくる
天海祐希に唐沢寿明に中井貴一に・・・。市川亀治郎や香取慎吾は何のために出てきたのか謎なほどです(笑)。
山本耕史と佐藤浩市が同じ画面におさまっているのを見て、「土方歳三と芹沢鴨・・・と思ったのは私だけじゃないですよね!!

そこかしこに数々の映画のオマージュが隠されていたらしいのですが、あんまり予備知識を仕入れないで見たので、ハトにエサをやっているおばさんを見て「ホーム・アローン2」を思い出したり、エンドロールのキャストの名前が市川昆監督のオマージュだったことくらいしか気づきませんでした
ちょうどその日の授業で「君の名は」の話題が出たので、鈴木京香が真知子巻きをしているのを見てそっちを思い出してしまったのですが、確信は持てないし・・・。
私以上に映画好きの下の弟を連れて行けば、もう少しわかったかもしれません
一緒に見に行く約束をやぶってごめんよ、弟

俳優陣といえば、深津ちゃんが色っぽい~
キャスティングを知ったときは「なんでマツリーヌじゃないの!?」なんて思ったものですが、彼女で正解でした
深津絵里があんな蓮っ葉な役を演じているの、私が知る限りでは初めてです
三谷作品に、今後も出てくれればいいのですが・・・(笑)。
エンディング曲も彼女が歌っているので、つい有頂天ホテルのときのYOUを思い出してしまいました
妻夫木聡は悪くなかったけど・・・・・・やっぱり苦手です
綾瀬はるかも思っていたよりも良かったです
キャラクターの中で一番まともだったので、ある意味おいしい役だとは思います!
でも、なんでよりによって綾瀬はるかなんだろ・・・。他に適役の人はいなかったのだろうかと考えてしまう私

話は有頂天ホテルの方が笑えたように思いますけど、アヒルの腹話術をやっていたおじいちゃんがまた登場していたのが嬉しかったです
「マジックアワー」をただの業界用語で終わらせず深い意味を持たせていたり、「マジックアワーを見逃がしたら、次の日まで待てばいい」というメッセージも素敵です


『真夏の夜の夢』

2008-07-06 22:25:17 | 映画

ちょうど授業で扱っている作品なので、見てみました
この芝居のパックといえば、「ガラスの仮面」の北島マヤのイメージが強かったので(学校で見た舞台も女性が演じてたし・・・)、パックがあんなオッサン(失礼!)だったのはちょっとショックでした
ヘレナはなぜか、どうしても横顔が土屋アンナに見えてしまうし、タイテーニアの人は見覚えのある顔・・・と思っていても、ミシェル・ファイファーだとはなかなか気づかなかった私(笑)。

そんなショックはありつつも、原作をセリフをちゃんと踏襲しつつ新しいシーンを盛り込んだりして、楽しめる内容になっていました!
ついつい、原作の翻訳を片手に見てしまいますが
森に入ったヘレナとディミートリアスが徒歩じゃなくて自転車を使っていたのも面白かったし、その自転車をパックが使っていたりするし
とっても映像が幻想的で、妖精たちが飛び交うラストが特に素敵でした
劇中劇を演じたメンバーにもちゃんと焦点があてられていましたし、「乾杯の歌」や「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲とか、知っているオペラの歌の使われ方も絶妙でした
(他にもオペラの曲が使われていたのかどうか、気になる・・・)