時流に乗り遅れること久しく、やっとスマートフォンに乗り換えたのですが、よもやアフリカで使い始めることになるとは。
日本のものではなく、現地でSIMフリーの機種を購入しました。
■機能
電話とメッセージだけならノキアの安いモデルで十分事足りるのですが、周りで使っている人の様子や端末の性能を見ていると、付加的な機能が出張中の仕事にとても役立つものなのです。
たとえば、
①メール確認
1日中インタビューやサイト視察をやる中、並行して調整などのメールも入ってくるので、これをタイムリーに見られるのがまずありがたい。
②地図確認
交通計画の調査が多いので、現場の地理情報を把握し記録できるのは、オフィスに戻ってからの分析にあたってとても便利。
(精度よく見たい時はGPS機器も使いますが。)
③テザリング
これができるのがうれしい。
オフィスやホテルのネットが落ちるというのがままあるので、そういったときに代替手段になるので安心。
Android 2.2以降は対応している機種も多いよう。
さらに欲を言うと、デュアルSIM対応端末だと地方に行くときなんかでも電波を押さえられやすくなるので、なおよしです。
■使用環境
普通に売ってるSIMを入れて、データ通信設定してもらったらすぐ使えるようになりました。
1~2カ月だと契約するはめんどくさいので、通常のようにプリペイド式で使っています。
そんなに通信費は高くなく、出先でなければWifi優先にしています。
■機種と現地事情
Sony EricssonのXperia mini proという小型のキーボード付きモデルにしました。2万円ほど。
日本では
Eモバイルがminiという名前で同じような機種を出しているようです。
こちらで携帯屋いくと、スマホはたくさん置いています(少なくともモザンビーク、タンザニアの都市では)。
SAMSUNG、次いでNOKIAが目につくのと、Blackberry端末も人気のようです。
日本人だと乗り継ぎのドバイ、シンガポールなんかで買ってくるというのもよく聞きます。
現地の人でも、所得の高い層だとスマホタイプのを持っている人が多いです。
プロジェクトオフィスなんかでも、インターナショナルコンサルタントの端末のほうが往々にしてショボイくらい。
ドライバーくらいになるとシンプルな端末のことが多いですが、携帯自体は行き渡っています。
シンプルな機種は余計な機能を考える必要がないのと壊れにくいのとで、あまり買い替えなくても大丈夫というのはあると思います。
私も写真右のノキア端末を長いこと使ってます。
データ通信という面で現地でよく見るのが、写真左のUSBモデム(Vodacom)。
ケーブルを引いてくる必要なくネットを使えて、価格設定もそんなに高くない(日本の感覚でかもしれませんが)ので、これを使っている人が多いです。
仕事でもオフィスのネットが切れたときとかに、このモデムが活躍してくれます。
こういうのもけっこう特徴的なんじゃないかと思います。
そんな携帯・データ通信事情の一面でした。
もちろん、プライベートでSNSをのぞくのにも便利だし、今年も出張が長いのでいろんな国で活躍してくれそうです。