毎日がフィールドワーク

アメリカ東海岸在住。インドネシア人の相方と異文化な毎日。

生きてます、ケチャマニです。

2007-05-16 03:31:07 | アメリカ生活
いつまでたっても新年のご挨拶かよっ、とのご指摘をいくつかいただきまして...ようやく重すぎる腰をあげたケチャップです。新年の抱負を誓ったくせに、こんなんだったらやめちまえ!なんて言わないで。

さて、時間が経つのは本当に早い。もう2007年も5月です。こちらアメリカ東海岸、私の住んでいる州は連日初夏の気候で、モモの散歩も楽しくて仕方ありません。今思えば、あの雪降る真冬の寒い日によく懲りずに毎日40分も歩いていたな...と。

最近のニュースは、ケチャップ工務店が業務をかなり拡大しているという事でしょうか。今日はその辺を少し。

相方が日曜大工が好きというのは以前にもお話ししましたが、かなりサイドジョブ化してます。私もかなり巻き込まれています(笑)。この夏に近所に引っ越す予定なんですが、その新居となる家は築80年。世界大恐慌の時代に建てられた家なんです。新居なんてのは名ばかりで、かなーりボロ。実際購入時は廃虚でした。でもロケーションが最高なのと、周りの家も歴史を感じる味のある家ばかりなのです。ご近所の方も今の所いい感じです。

家自体は築80年だけれども、昔の家は今よりも頑丈に作られていたようで、構造的には問題がないそう。所々トリム(部屋の入り口や窓枠の飾り木)が真っすぐじゃない(!)ところとかあるけれど、インスペクター(家購入時に構造上の問題などをチェックしてくれる人)曰く、時代が時代だったから今ほど材料を揃えるのが簡単ではなかったと。床も歪んでいるところとかあります、正直(笑)。でも私的には崩れるなど問題がない限り、味があっていいかなぁと。

まぁ、細かい話はいいとして、工務店業の事です。色々大きな工事は本物の業者に頼もうと話していたんですが、全部頼むと破産です。アメリカはDIYが日常的に行われているし、相方はハンディだし、出来るところは自分たちでやろうと。

先週に行った作業の一部です。

     

窓です。普通窓は自分たちでやらないだろ...って思ってたんですが、結構できちゃうもんですね。
写真は既存の窓を取り外した後。窓なしもいいね、開放感があって。


     

窓入りました。


     

これが家の正面なんですが、一階部分の窓が80歳のもの。これはこれで味があって素敵なんですが(ガラスも微妙に歪んだりしていて)経済的でないので、今回取り替える事になりました。外壁がカビっぽくて見苦しくてすいません。これも変える予定です。さすがにこれはプロに頼みます...。

今まで色んな家のDIYを自分たちでやっている人達を見た事がありますが、自宅の窓を自分たちで変えている人はまだ見た事がありません(笑)。実際作業中もご近所さんが通りかかっては立ち止まって「この子達出来るの?」的な目で見ていきましたが...4日で窓20個ほど変えました。業者に頼むのとでは150万円くらいは節約できました。ありえない。

ちなみにモモも元気です。早くも一歳3ヶ月です。
     

明けましておめでとうございます

2007-01-10 23:30:19 | 日々のあれこれ
毎日更新、毎週更新、毎月更新、年間更新、消滅か?という過程をたどりつつあるケチャップです。
無駄足を踏ませ続けてしまった皆様ごめんなさい&ありがとう。

明けましておめでとうございます。もう2007年も明けて10日経ちますが、アメリカにいるとまったくもって新年という感じがしません。うちには日本のテレビ番組も入ってないのでお正月の晴れ着三昧、面白いのか分からない正月特番を見ながら餅を食う、というようなお正月が懐かしいです。正月も2日からケチャップ工務店も再開ですし...

皆さんは今年の豊富は決定していますか?ケチャップもいくつかあります(去年のもの未達成のまま...ボソッ)。
大晦日に行った三省堂で買った『プロ論』を読みながら自分を奮い立たせている次第であります!

ブログも新年とともにまた再開ということで、今年もよろしくお願いいたします。

久々だっつーの。

2006-06-21 22:34:59 | アメリカ生活
月刊ケチャップです。

てめぇいつまでさぼってんだよ!
無駄足踏ませやがって!
やる気あんのか、こるぁあ~!
いつから月刊にしたんだよっ!

と、お怒りの投書いただいております。

いやぁね、パソコンがね...もう言い訳を考えるのも面倒なのでやめておきます。
ガンバレケチャップ!
負けるなケチャップ!

一人芝居もやめておきます。

気を取り直して...っと。

今日朝ニュースを見ていたら、ちょっと興味深いニュースが。

アメリカの卒業式で(たぶん)首席生徒が読むスピーチで宗教関係の話をしたからマイク音を切られた、とちょっとした話題になっているニュースがあります。

ブリタニー(だったかな)がスピーチを読む生徒で、卒業式に読むスピーチは前もって学校と打ち合わせをして承認されたものだったそう。最初にブリタニーが作ったスピーチには(キリスト教の)神のおかげ~とか神の加護~とか宗教的な文があったそうなのですが、学校側は学校の方針(宗教分離)とDiversity(多様性)を尊重したいからと、宗教の絡んだ内容は削除したそうな。ブリタニーもそれに納得し、もし承認されたスピーチ以外を読んだらマイクを切りますよ、とも警告されていたそう。

今まで規則に逆らわず生きてきたブリタニーは、初めてその卒業式でルール違反をしたんだって。
当日のスピーチの時に承認されていない文(神について)を読んで、そこでマイクが落とされ、会場はブーイング。
なぜそんな事をしたかについてブリタニーは「私はやっぱり神を信じる事で私が成り立ってきたし、それが私だから」とかいう理由。
学校はキリスト教の学校ではないので、そう言った一宗教のスピーチを避けたかったらしい、でもブリタニー側からすると個人を尊重していない...みたいな。

うーん。初対面、または関係の浅い知り合いなどとは宗教と政治の話はするな、と言いますが、ちょっと興味深かったニュースだったので。

学校側は弁護士を立ててるそうで、ブリタニーの両親も学校を訴える考えがあるそう(!)。何でも訴訟かい...と。

ブリタニーがなんの宗教を信じていようといいし、それが彼女を形成している1要因なら卒業という集大成の場で感謝の念を述べるのも分かる気がする。でも公立で、宗教教育が入った私立校ではないことを考えるとそれもどうかという気もする。もしブリタニーがすっごい少数派の宗教で、スピーチでその宗教のお陰と熱弁をふるったらどうだろう。人は違った考えをするのかな。キリスト教の人はここでは絶対数がやはり多いし、日常の会話でも「神のお陰で」とか言われても、もうなんか普通というか。でもそれを私が「~様のお陰で」と違う宗教の人に言ったら、その人は引かないだろうか。私だったらちょっと引いちゃうかも。

ブリタニーの気持ちも分かるけど、やっぱり学校の方針に一度は納得した上でだったのだから、やっぱりちょっとルール違反だなと思うな。
しかもブリタニーはTVで(悪い子じゃない感じだったけど)「アメリカよ、フリースピーチよ」的な事言っていて...そうですけどもぉなんて思って私はTVを見てました。

何となく興味深いニュースでした。
それにしてもアメリカはいつでも訴訟がついてきますね...


6歳にはまだ早い?

2006-05-23 23:47:16 | 日本語
国際結婚をした方の中で気になるものの一つが子供の言語教育だと思います。
アメリカ人と結婚した友達の中には日本語を頑張って教えたいけど、なかなか難しいのよ...なんて言う子もいますが、実際日本に住んでいないで、日本語を子供に母語として学習させるのは結構大変だと思います。

私の日本語のクラスは一応高校生数人が趣味の程度でやっているのですが、文法も取り入れたり、漢字学習だったりと結構みな楽しんでやっています。文法事項は出来るんだけど、必死になって覚えようとしない(あくまでも趣味なので)って所が痛いですが、少しずつ学習しているし、日本語力も少しずつ伸びてるし、こんなペースでいいかななんて思っています。

そんな高校生クラスの他に今回は6歳の女の子も教えていました。特に生徒募集をしていたわけではないんですが、大学で日本語を教えている人伝いに私にお母さんからメールが来て「私の娘は日本人のクウォーターなんです。自分のルーツに興味があるし、日本語を習いたいんです」というんです。始めは戸惑いましたが、なんせ日本語のにの字も知らないっていうし。でもとりあえず興味があるって言うのを放っておくのもな...なんて思い、教える事に。

今学期のクラスが終わったから言いますが...次はもう教えませんよ。
一応日本人だから日本語話せるし...教えるのなんて...って思いますが、実際は教材を作ったり、その子の興味を探りながらの授業を考えるのに結構時間もかかるし楽ではないんです。
生徒にやる気があって、学習効果が見られれば、そんな苦労は買ってでもしろ!って感じですが、この6歳の女の子は一体誰が日本語をやりましょう、とそそのかしたのか、未だ謎です。
一応簡単な挨拶や、じゃんけんぽんゲームとか遊びを交えながら、ひらがなの書き取りも少しずつやったりしました。しかし宿題はいつも忘れてくるし(やってないと思う)、お母さんもいつも紙も鉛筆も持たせない...何考えてんだか。はじめの頃は「ノートとペンを持たせてください」って言いましたが、ペンを持ってくればインクが出ないものだったり、はっきり言って母親もやる気があるのかどうか。

6歳児にどこまで期待するかっていうのはまた別ですが、親も外国語を習わせたい理由が全く分からないんです。一週間に一回、宿題(書き取りやゲームなど)もやらないじゃ本当に来ても意味がないよ...って。お母さんも日本語さっぱり出来ませんし、お父さん方のお母さん(子供のおばあちゃん)が日本人らしいのですが、お父さんも日本語が話せない。
最初に書いたように、日本人のお母さんが子供に日本語を継承させようとするのも難しいのに、日本語を全く話さない両親...宿題をしない子供...いや、たった少しの課題も手伝わない親...無理です。

一度母親に「6歳じゃ外国語を始めるのは遅いかしら?この子日本語話せるようになるかしら?」と聞かれた事があります。
実際に6歳じゃ遅くありません。ただ問題なのは、家庭でどれだけ日本語環境を与えてあげられるかだと思います。それを週に1回のクラスのみ(家庭ではゼロ)じゃ、遅いとか早いの前に不可能ですよね。

結局毎週ベビーシッター的な時間で終わってしまうし、多分子供も日本語に興味があると思わされてるだけで実際ないんじゃないかな。
その非協力的な母親はメールで「次の学期はいつから?私たちはとても楽しんでるから、来学期も続けたいわ!」って言っていましたが、多分私がもう保たないので、ごめんなさい。

一応夏休みの課題というか、忘れないように習ったひらがなの書き取りプリントやゲームなどを送っておきましたが、それをやるかやらないかで、また次の学期の前に電話が来るか来ないかだと思います。

教える側も教えやすい生徒ばかりでないというところが大変な事の一つでしょうか。

日曜日こそは

2006-05-19 03:34:41 | アメリカ生活
モモがうちに来て以来、朝6時半に起きてまずトイレに連れ出すのが日課です。
その後コーヒーを入れたり、朝ご飯を用意したり。

今まで週末は遅くまでダラダラ出来たのですが、トイレに一人で行けない犬を抱えていると(寝る時は小屋に入っているので)それも不可能。いつも私が朝一で散歩に連れ出すのですが(もちろん相方は出勤の準備とかあるし&寝起きが私の方がいいし。)、日曜日は少しゆっくりさせてくれ~という事で日曜日朝担当は相方に。

土曜の夜は「明日は9時まで寝ちゃおっかなー」とか「7時に起きて、また二度寝しよっかなー」とかチープなアメリカンドリームに夢を馳せながらZzzzzzz....

相方は目覚ましが全く聞こえない素晴らしい耳を持っており、結局私も日曜の朝6時半に一度目覚ましで目を覚ましました。そして相方をドンドンと手て起こして、私はまた夢の中へ。あー何も気にしないで眠れる幸せ~。
そんなフワフワと夢の中を散策している私の脳に聞こえてくるのは、一階でモモと格闘してる相方の声「マテェ~」「シッ(sit)」「タイムアウッ!(いたずらをした時のお仕置きの時間)」とか。

うぅ~ん...眠らせてくれー。うるさい一階を無視しながら、自分をだましだまし眠る。
結局起きてしまったんですが@7時半。そんなもんね。

朝早く散歩がてら出かけるかって事で、軽く朝食を食べてからダウンタウンにある公園へ。
ダウンタウンにインナーハーバー(inner harbor=港)があるのですが、そこを見下ろすかのように公園があります。モモ公園デビュー。

      

他にも犬を連れた人や、ジョギングをしている人などいました。

春から夏にかけての時期はあらゆるところでFarmer's Market(朝市みたいの?)が開かれています。私たちも寄って行こうと行ってみると、結構な人の数。お店も花屋さんから野菜売り、コーヒー売りからアクセサリー売りまで様々。
コーヒーを飲みながらテクテクとウィンドーショッピング(窓ないけど)。小腹が空いたということでここの朝市では人気のビーフサンドをいただく事に。おいひー。

      

私は一人で花を見たり、アクセサリーを見たりと楽しんだのですが、相方はモモを抱いていたため「かわいいわねー」「何犬?」「さわらせてー」と接待で大忙し。でも息子犬をほめられて満更のご様子。

モモはさすがに疲れたようで、家に帰ってきたらバタンキューでした。

      

モモがいる事で楽しみが増えているケチャップ家でした。