(元!!)らいぶらりあんのつぶやき

小さな町の(そのわりに)大きな図書館で働いていた『らいぶらりあん』が好き勝手につぶやいてます。

引っ越します!

2007-05-21 00:30:22 | 雑談
引っ越しさせていただきます
 
 特に理由はないのですが、
 あえて言うなら、気分転換です 
 あと、このブログをもう少し分かりやすいように整理したいなと…
 まあ、分かりやすいようにできるかどうかは、保証できませんが
 気長にお付き合いください。


 新ブログ http://plaza.rakuten.co.jp/librarianog/ 

これでも、主婦なんですが…

2007-05-16 22:15:37 | 学校図書館
 昨日、うちの旦那に
 「図書館を見に行ってきて、質問されたりして、2時間ぐらい語ってた!」
 と言ったら、
 「単なる主婦なのにね
 と、言ってました

 本当に
 申し訳ないですね。
 一生懸命頑張っている方々が、お気楽な主婦の意見を聞いてくださるなんて

 そして、今日は、3月の中旬に図書館に視察に来てくださった町の学校司書補さんから速達が届きました
 仕事を辞めると、さっぱり私宛の手紙なんかは来ないので、
 しかも、速達とビックリしました

 中をあけると、お手紙と読書推進の研究資料、図書室の新聞が入っていました

 この方とは、三月の末に電話番号を交換したんですが、
 なんか、私の意見と同じ意見をお持ちだそうで、交流ができれば!ということでした。
 
 本当に、本当に、ありがとうございます
 そう言ってくださる方がいるだけで、
 私が今までやってきたことは、間違いばかりと言うわけではなかったんだなと思えるからです。
 そして、辞めた今でも、こうして交流できることが、とてもうれしいです

 私も、試行錯誤しながらやってきましたから、正解だったのか分からないですし、
 ある意味、正解なんてないのかもしれないけど、
 こんなことして良かったのだろうかとは、思うわけです

 でも、よくよく考えると、私の意見に賛同してくださった皆さんは、
 『図書館を良くしたい』『利用者のために…』
 と、思っている人たちばかりです
 そう考えれば、図書館員として普通のことですかね

 この方の実践研究を読んでいたら、また、自分も図書館に戻ったような錯覚に陥りますね
 現場にいないと、なかなか図書館に関する情報が入らないので、
 少し寂しい思いをしていました
 
 少し話はそれますが、
 絵本の情報が、一般人には入りにくいですね
 本屋に行っても、一般向けの本は、売れ筋や新刊は展示してあるんですが、
 絵本などの新刊は、あまり飾っていないようですから探しにくいですしね
 情報収集に苦労してます

 と、話を戻して、
 最近は、昼間の何時間かを図書館に費やすようになってきました。
 一応、主婦業に慣れてきましたからね

 そう、今日は、うちの旦那に
 「単なる主婦だけど、ファンレターが届いたよ」
 と言ったら、笑ってました
 
 

偵察(^-^;

2007-05-15 18:43:20 | よその図書館
 今日、突然思い立って、4月から指定管理者になった市の2つの図書館に行ってきました。
 こっそり見て、こっそり帰るつもりが、すぐにバレちゃいました
 
 先日、書いたように6月に講演を頼まれたはいいものの、
 この市の図書館には、平成13年以来行ったことがありませんでしたし、
 指定管理者になって変わってきたと聞いたので、
 何だかんだ言う前に、少し勉強しておこうかなということで行ったわけです

 本館と分館に行ったんですが、どちらも職員の方々が、
 やる気に満ちていて話をしていて、とても楽しかったし、
 本館の方では、いいアイディアはないかな?と真剣に考えちゃいました。
 (そんな偉そうなことは言えないんですけどねイマイチ名案も浮かばず…

 でも、一つの方は、少し(いや、かなり)ビックリしました。
 施設が有効活用されていないんじゃないかと…
 開館以来、使われていないスペースや収集がつかないスペースがあり、
 それらをもっと活用すれば、もっと良い開架スペースが作れるのではないかと
 本当に私なんかが偉そうに何を言うんだという感じですが
 税金で作った施設を市民が利用できず、遊んでいるんですから…
 市民は気付かないんですかね?

 多分、設計したまでは良かったが、市役所から素人が集まり、
 何年かしかいないから、適当に過ごせばいいや!という考えで働いていたのかもしれないですね。
 設計の段階でも、(もしかしたらですけどね)その後の運営までは考えずに作ってしまったんですかね
 (スミマセン。言葉が悪くて

 よくあるパターンなんですけど、
 建物は作ったけど………『人』がいなかったと言う感じですかね。
 建物を作って満足すると言うタイプですね
 これは、図書館に限らず、日本全国の政治家がよくやることですから、いいんです
 (良くはないです
 
 でも、思いませんか?
 勝手に図書館を建てといて、
 (いや、勝手じゃないかもしれないけど
 少なからず市民から沸きあがった図書館であれば、そんなこと市民が許すわけはないから…
 きちんとした職員も配置せず、
 スペースと資料を無駄にしているなんて、市民だったら考えられないですよね
 挙句の果てに、指定管理者へ。
 (指定管理者が悪いと言うのではなく、市が放棄したと言う意味で、です
 
 収入のない施設だからこそ、無駄のないようにすべてを市民に提供すべきではないでしょうか

 図書館は『市(町)』のものではなく、『市(町)民』のためのものなんです
 図書館員は、市(町)民の財産を預かって、管理しているという感じではないでしょうか?
 だから『市(町)民』が利用しやすいように、利用したいような本を集め、提供するというのが、
 市(町)の図書館ではないでしょうかね。
 県立とかより、そうでなければならないんじゃないですかね

 こんなに人の町の図書館のことを(あっ、私の本籍地は、ここの市です)とやかく言いましたけど、
 指定管理者になって、今のメンバーの方々が、それに気付いてしっかり変えようとしていたので、
 図書館ファンとしましては、安心しました

 やる気があれば、どんな壁も乗り越えられるのではないですかね?
 みなさん、がんばってください

 って言うか、私は、よその図書館の心配の前に、元いた所を心配しなさいと言う感じですがね
 

 その前に、私の場合、この「よその図書館」というカテゴリーは、良いんでしょうかね
 自分の図書館は、もうないわけだし
 こうなったら、すべての図書館が私の図書館ということにしようかな…

 
 

図書館への思い

2007-05-14 12:11:17 | 図書館への思い
 またまたですが…
 図書館への思いが、かなり熱すぎて困っておりますが仕方はありません
 でも、金曜日に図書館に行って(毎週のように行ってますけどね)、やはり感じました。

 ここ(図書館)が、落ち着く。ここが楽しい!と。

 だからと言って、辞めたことを後悔しているわけではないですけどね
 こう思えること、外から図書館を見れることも嬉しいので

 実は、私は、退職金の中から図書購入基金へと寄付をしたんです。
 みなさんがどれぐらいの金額を想像されるかは分からないですけど
 まあ、これまで、定年退職の方に寄付してもらっていた額と同じだったので、
 課長たちは、びっくりしたようです。でも、少しですからね
 (まあ、定年退職の人からしたら、私の退職金なんて微々たるものですからね
 でも、それは、私の図書館への思いというか、どちらかというとお礼です
 
 よく、周りの友人たちからは、図書館に私が仕事を教えに行くことを批判されます
 なぜ、そこまでするのかと。しかも無料なうえ、ガソリン代を使ってまで…と。
 
 私が、「職員が困ってるから」、「利用者が困るから」と言うと、
 「そんな風にしたが悪いんじゃん」と返されます。

 確かにそうなんですけど…
 私も思わないわけではないですよ。
 でも、うまく説明はできないんですけど、見捨てられないんですよね
 もちろん利用者が困るだろうなというのが一番にありますし、
 新しく入った臨職の子に大変な思いをさせるのはかわいそう(十分かわいそうですけど
 など、あります。
 やはり、自分がここまで(たいしたことはないけど)してきたからと言うのがあるからかもしれないですけどね
 そして、こんな図書館にされたことへの意地かもれないですね。
 (結構、気が強いんです図書館のことは特に

 友人には、「気持ちは伝えられない。分からないと思う。」と言っていたら、
 先日、「気のすむまでやったらいい」と言ってくれました。
 「言われなくても、やるよ」と返しましたけどね

 今回の寄付で、友人からは、また「納得できない」と言われるかもしれませんが、
 私としては、10年間の学費と言う感じです。
 だって、スゴイ勉強をさせてもらいましたよ
 司書としてはもちろん社会人としても、学校では学べないことをいっぱい学んで、
 大人として成長したような気がしますから(自分で言うなという感じですね
 そう考えたら、安いもんです

 図書館で働いたからというわけではないでしょうけどね。どんな仕事もそうでしょうから
 でも、私にとって、この図書館で働けたことは、大きなことだったわけです。
 こんな気持ちになれたことも、そういう職場だったということなんでしょうけど。

 先日、「責任が重くなるのがイヤだから、偉くなりたくはない」というようなアンケート結果が出てましたよね。
 (スミマセン。正確ではありません。)
 私は、このアンケートを見て、
 偉くならなくても、どんなところでも責任はあるし、責任のないことなんてないんじゃないかと感じ、
 「納得いかない」とテレビに文句言ってました
 そして、責任のないことなんて面白くないんじゃないかな…とも。
 私も責任が取れる立場ではありませんでしたが、一応、責任を持ってやっていたつもりですしね
 でも、そんな若者が多いのは、かわいそうですね

 また、話がそれちゃいましたが、なかなか周りには通じませんが、
 図書館のことを思っているということです。
 今の図書館メンバーには、迷惑かもしれないですけど勘弁してください

  
 

明日は、図書館!

2007-05-10 22:51:48 | イベント
 明日は、図書館に行きます
 旦那が、ちょうど宿直なので、実家に里帰りです
 (しょっちゅう、してますがね

 明日は、旧隣町の方で、今年度初のおはなし会があるので、それの実施の仕方と、
 それに合わせて、
 図書館システムのバージョンアップとインターネット検索の導入について業者からの説明があります。

 もう、私には関係のないことではあるんですが
 
 業者の説明が、今の方たちでは、ピンとこないのではないかということと、
 自分自身、若干、どんなことになるのか聞いてみたいと言う好奇心で、
 参加させてもらうことになりました

 どちらかというと、後者の好奇心がかなり強いんですがね
 せっかく、予算取ったんだから、話ぐらいは聞いてみたいじゃないですかね
 使うことはできないけど

 というわけで、明日は、図書館です

 

私流!司書論 第3弾

2007-05-08 19:33:41 | 雑談
 これまた、何度も言っていることですが…

 何はなくても、資料費

 『本がなければ図書館ではない。新しい本が入らなければ、人は来ない!』
 というのが、私の考えです。

 前者は、当たり前のことですが、後者は、なかなか難しい。
 財政難の世の中ですからね

 私がいた図書館は、町のわりに高額な図書購入費でした
 視察のたびに、ため息が出るほどでしたから。

 ちなみに開館当初は町民一人当たりの購入費が3,000円ぐらいでした。
 合併した今でこそ、700円弱になってしまいましたが、それまでは1,000円を超えていました

 まあ、うちは町長が図書館に理解のある方でしたので、
 助役や総務課長の予算査定で削られたとしても、もどることがありましたからね
 特殊です

 でも、特殊とはいっても、それなりに、こちらも努力が必要です
 新刊が借りられる統計を出してみたり、図書購入費が必要な理由を述べてきました。

 前者は、イマイチ分かりにくい数字を出したに過ぎないのですが…
 年間貸出冊数のうち、13,6%ぐらいが新刊なので、
 図書購入費が1割減ることで、年間貸出者数が330人ぐらい減るのでは?
 という、多いんだか少ないんだかという数字を出したこともあります

 そして、一番の努力は、
 図書購入費以外は、少しずつでも削る。
 私もこれでも役場職員でしたからね。町の財政が厳しいのは、よく分かります
 なので、図書購入費は削らない代わりに、他の部分は、何千円単位でも削っていく。
 そうでないと、単なるワガママですからね
 そいうい努力を見せないと、簡単に図書購入費から削られてしまいますからね
 元々何万かしかない消耗品費をさらに削ることで、
 図書館は図書購入費が必要なんだ
 ということをアピールするんです。

 課長たちは、予算査定に行って、図書購入費が削られると私に怒られるということで、
 必死に頑張ってくれたようです

 ですから、そのお礼に(と言っては何ですが
 私は、イベントなど私たち職員でできることを企画し行うわけです。
 自分たちですれば、予算は要らないですからね

 なので、
 本以外なら(イベントなどは、)図書館員の頑張りでどうにでもなる
 というのが、私の考えです

 何はともあれ、譲るところと譲れないところというのを図書館員がきちんと考えなければいけませんよね

  

私流!司書論 第2弾

2007-05-07 22:22:52 | 司書
 私のモットーの中にカウンター業務重視があります。
 利用者重視と同じと言えば、同じなんですが

 カウンターにいる時は、何よりも利用者
 (これも、何回も言ってきていることなのですが
 
 でも、これは、結構人間性や習慣化が必要かもしれません。

 例えば、
 カウンターの近くで、キョロキョロしている利用者がいた時。
 ・本を探している?
 ・図書館の使い方が分からない?
 ・ただ、単に、図書館を眺めている?
 こういった見極めをしつつ、利用者に近寄りすぎず、離れすぎずにいる必要があると思います。

 でも、最後には、
 「何かお探しですか?」と声をかけるべきですが

 で、何が人間性や習慣化というと、
 まあ、人間性というと大げさですが、簡単に言えば思いやりですね
 そういった利用者を探せるか?目に付くかということです。
 そして、目に付いた場合、さりげなく動けるかということです
 それは、習慣化されていないと、なかなか良いタイミングで動けないような気がします。

 で、ということは、
 カウンターにいる時は、注意散漫 でいないといけないんです。
 一般社会では集中力のないことは、いけない事ですが、
 カウンターにいる時は、180度、できれば360度に注意を払っていなければならないと思います
 でも、通常の仕事もしないといけませんがね

 そして、
 事務所にいても、利用者優先
 
 私は、事務所にいる時も、自分の席から
 検索の端末が見えたり、玄関から入ってきた利用者が見えていたので、
 端末で長く立ち止まっている利用者を見たら、取り敢えず、出て行って、
 「何かお探しですか?」と声をかけたりしていました。
 端末では、検索の仕方で、出ないこともありますからね

 そうそう、AVコーナーのチェンジャーのケースを鏡代わりにして、
 カウンターを見ることもありましたね

 もちろん、カウンターからHelpの呼び出しがあれば、
 何もかも置いて、カウンターへダッシュです

 つまり、図書館員の仕事は、
 カウンター重視(利用者重視か?)なんです。
 それより大事な仕事はない
 と、私は、思っています

 なんだか、私が集中力ないようなので、若干、宣言したくはないのですが、
 注意散漫は、司書としては、必要な能力に違いない
 (私だけが思っていることかもしれませんが
 

GW満喫中 その2

2007-05-05 21:34:07 | プライベート
 イタリアのベネチアに行ってきました
 南極やアフリカも回ってきました

 砂の祭典なんですが…見れば分かりますね

 私は2回目だったんですが、何度行っても感動と言うか感激しますね
 私のボキャブラリーでは、ただひたすら「すごいすごい」としか言えませんが。

 夜の「音と光のファンタジー」を目当てに行ったので、夕方から出かけたのですが、
 やはり、人が多いですね。
 花火もきれいで、固まって見ちゃいました

GW満喫中!

2007-05-04 15:45:59 | (私流)サービス論
 GW、いかがお過ごしでしょうか?
 私は、何年かぶりのGWです
 というより、今は毎日が休みなので、GWは、たいしたことではないのですが
 3日の日は、ホークスの応援に(チケットが当たったので)行ってきました。
 楽しかったです盛り上がっちゃいました

 さて、先日の私の利用者本位の考え方にコメントをいただいたので、
 もう少し、語ってみようかと思うのですが

 先日、私がいた図書館(K図書館)に顔を出したところ、新しい臨職の子が、問いかけてきました。
 
 「○○さんたちがいたときと違って、最近、リクエストがこないんですよね。
 私たちには、話し掛けにくいんですかね。」
 と。
 
 私は、悩みましたね
 本当に利用者が、話し掛けにくいのなら、私たちにも責任がありますからね
 以前にも言ったように、K図書館は、5人中4人が変わり、顔ぶれが変わりました。
 しかも、図書館の「と」の字も分からない人が半数です。
 利用者にしてみれば、かなりの戸惑いがあるでしょう
 私たちは、長くいた分、世間話もできる利用者も、多数いました。
 それが、田舎の図書館の良さだと思っていたから
 なのに、ガラッと変わってしまえば、職員から話し掛けない限り、話し掛けにくいでしょうね
 今日、ある利用者からメールが来たんですが、「雰囲気が変わったよ」と言われました。

 そして、何より問題なのは、職員が、カウンターでいっぱいいっぱいなこと。
 こちら側というか、図書館側からすれば、ほとんどが4月に来たばかりで、
 当たり前と言えば当たり前なんですけどね
 余裕がないもんだから、カウンターにいてもお客さんに気付かないで、
 真剣に返却された本とにらめっこしているんです。
 他の職員も気付かずに、自分の仕事に集中している
 そんなんでは、いつまでたっても利用者とは、良い雰囲気を作ることはできません。
 カウンターにいる時は、完全に利用者重視でなければならないんです。
 それを、職員が把握しない限り、利用者が利用しやすい図書館にならないと思います。

 そして、コメントにもあるように、自分が利用してみないと分からない事もたくさんあると思います。
 とは、言っても自分の図書館を利用したところで、それはなかなか見えてこないと思います。
 他の図書館を利用してみて、見学に行ってみて、自分の図書館の良いところ悪いところが見えてくるはずです。
 時には、利用者に聞かれた質問を他の図書館で調べてみたり、聞いてみたりしたこともあります
 本屋さんで聞いてみたこともあります
 嫌なヤツです
 でも、その図書館を試してみるのではなく
 そうでもしないと分からないことが図書館にはたくさんあるわけです

 そして、やはり、うちの図書館がどうなのかは、うちの利用者に聞いてみないと分からない
 だから、良いことも悪いことも話せる人間関係が必要で、
 それが利用者のためにも、図書館のためにも、あるいは自分自身のためにもなるわけです
 
 誰のための図書館か!ということです
 

 ちなみに、私がいた図書館では、貸出中でなくても、見つからない場合は予約をしていました。
 うちの場合、職員の手違いで、貸出処理をせずに貸し出していたりすることもあったので
 一応、予約をしておくということをしていました。
 それと同時に、この本がなかったとメモ書きを残しておいて、
 職員それぞれが、頭の片隅にでも残しておくと、片づけている時などに気づいたりします 
 なかなか見つからないこともあるので、単なる気休めかもしれませんが、
 簡単に「できません」、「ありません」と言うのではなく、
 できるだけ、利用者に納得してもらえる対応をするというのが私のポリシーです。
 
 また、長々と似たようなことを書いてしまいました
 スミマセン

 

私流司書論!

2007-05-01 14:31:09 | 司書
 そろそろ書きます!とか言って、早1週間
 何かと忙しい日々を過ごしております
 
 なので、今日は久しぶりに、私がどんな思いで司書をしてきたかを書きたいと思います。
 というのも、この前言っていた講演の内容が、
 「図書館で働くとは…」みたいな哲学的な感じのことをおっしゃっていたので、
 そんな内容のことを考えてみようかなと
 とは、言っても、私みたいなのが何を偉そうに!とも、思うんですけど
 まあ、私が、こんな思いで司書をしてきたということであれば、話せるかな

 で、まず一つ目は。

 利用者のことを一番に考える
 これは、私のブログをこれまで読んできたくださった方なら、
 「もう、分かったから」という感じでしょうが
 まとめだと思っていただければ

 どうしたら、利用しやすいのか?
 多少、職員は大変になったとしても、利用者の立場になって考える
 うちの(ではないけど)図書館で言えば
 ・本の配架の仕方
 ・本のバーコードの位置
 などでしょうか
 
 どうしたら、利用が増えるのか?
 利用者が行ってみようかなと思える雰囲気作り、また来たいと思わせる雰囲気作り。
 ・広報の仕方
 ・イベントの仕方
 などに関わってきますよね

 どうしたら読書の幅を広げてあげられるのか?
 広げてあげるという言い方は、ちょっと偉そうなんですが、
 利用者が図書館に来るようになったら、次は、コレですよね
 そして、
 幅を広げてもらうには、どうすることが必要なのか?
 利用者のニーズは何なのか?
 などを考える必要があると思います
 前者は、本の企画展示やうちの図書館でいえば、
 一番読まれる文学を敢えて、一番奥に配置したことなどですかね
 後者は、やはり、
 利用者の顔を覚えると言うことですかね。
 この顔は、単なる顔だけではなく、いろんな意味を持っていて、
 『あの』利用者が必要としている『もの』『こと』を把握すると言うことなんですが
 相手を覚えて、「以前、この本お探しでしたよね!」とか、「この作者の本が入りましたよ!」
 と、利用者一人一人との信頼関係を作ることから始まると思います
 まあ、信頼関係をつくったあとで、そういう会話ができるのか、
 そういう会話をしたことで信頼関係ができるのかは、人それぞれですけど

 利用者は平等!しかし、人それぞれにあった対応を
 当たり前のことですけどね、長く図書館にいると、わがままな利用者、良い利用者など
 いろんな利用者が見えてきます
 でも、それは、心の奥底にしまいこみ平等に対応します。
 でも、子どもやお年より、年齢別と言うわけではありませんが、
 その人にあった対応、話し方や目線はもちろんですが、
 接客の仕方を変えなければならないですね
 今、新しく入った臨時の子は、それが1日か2日目でできていたので、
 (私が、そこまで教える前に)安心して任せることができました

 「貸してやる」のではなく「借りてもらう」
 図書館と言うところは、ついつい、上からの目線で利用者を見てしまいがちです。
 まあ、無料で本を貸しているのだから、そう感じても仕方がないのですが、
 借りてもらわなければ、利用者が来てもらわなければ、始まらない仕事ですからね
 そう考えてみると、
 「借りてくださってありがとうございます」となるわけです
 ある意味、町民の税金で賄っているわけですからね。図書館は

 何と言っても『大きな心』『利用者への愛』ですかね
 今日は、こんな感じで