しいたけ軌道の部屋

ナロー蒸機の居る風景が好き

ダックスサイド入手に寄せて、書きたかった事

2020-07-31 | 日記

 先日ダックスサイドタンク(初代)を入手しましたので、それに絡めて長々と。

 

 振り返ればダックスに思いを馳せて随分時間が経ちます。

 珊瑚のダックスを初めて見たのはナローモデラーの部屋だと思います。当時ろくに調べもせず「ダックス=このクラスの機関車の愛称」と誤認したままズルズルとしてしまいました。

 「ダックスとはなんぞや」と本格的に動き出すのはダックス祭後のRMM誌にて、長者丸さんの作品説明の「元々ダックスはペルス·ピラポラ鉄道の機関車を〜」の一文から鉄道名を検索し、作業部日誌V3「ブラジル鉄道動画祭」に辿り着き、程なくまっ茶っ茶に酸化したダックステンダー(初代)を手にします。

 当然まともに動くはずも無く、当時(中坊)ジャンク品の足回りを叩き直せるような腕も無か、オリジナルの足回りはゴミに成り果て、中村精密のC56の足回りで以てようやく走れるようになります。この2-6-0テンダー機を16号とさせたのも、ペルス鉄道の4-6-0 16号の影響を受けたものです。

 長いこと車両は日本型一辺倒でテーマも点でバラバラ。子供が落書き帳に描いた汽車の絵のような車両を作り続けていましたが「Estrada de ferro1971 Perus-Pirapora Steam on 2ft.Lines Ⅲ」のページをめくり、それまで違う世界に居た機関車たちが1つの鉄道に集められて生きているような鉄道の情景に大きな衝撃を受けます。日本型に拘り過ぎるあまり、活き活きした鉄道の情景を逆に見失っていたように思います。

 現在、ペルス鉄道をイメージした石灰石輸送鉄道の展開に向けて構想を練っています。まだ脳内段階ですが、コレドールの広大なヤードや、石灰石の積込みホッパーが再現できればと思っています。理想はレイアウトを囲み「ペルス鉄道に···」と唱和することです

 私はメーカー見本のような綺麗な模型は作れませんが、蒸気機関車の生きる心象鉄道を模型で作ることは可能だと思っています。

また今回のダックス他、けむりプロの書籍等を通して鉄コレナローしか知らない世代に先人達の活躍を少しでも伝えられれば幸いです。

 

最後に、アメロコかぶれな仕掛品を書き連ねて〆とします。

7   2-8-0アルモデルDタンク+片ボギーテンダー

10 0-6-2ダックスサイド ←NewFace

15 2-4-4フォーニー(流山サドル改)

16 2-6-0ダックステンダー改

18 2-6-2 S.R&R.L. #18

19 0-6-0 OLCO#19レプリカ

24 4-6-0 S.R&R.L. #24改

1日も早く彼等を肴に談笑できる日が来ますように

 

要約→また仕掛品が増えた

あと鉄道名や会社名も考えないといけないネ


サンデーリバー#24改二①

2020-01-22 | 日記

さて、昨年から珊瑚模型のサンデーリバー#24と格闘しているのをご存知の方も多いと思います。

各部の寸法が狂っていたフレームの側板を作り直し、モーターもボイラーに入るサイズの物に変え、バックプレートを取り付ける手前までいったのですが、いざ走らせると………

 

1.フレーム軸受の精度が低く、ロッド連動故に上下に暴れる

2.先輪従輪に復元機構が無いので左右にも暴れる

3.モーターへの負荷が大きく、すぐ車体が暖まる

…などなど

慣れないフレームの自作をロッド連動機でやったために

お世辞にも「良く走る」と言った出来には到底及ばず…

例会からの帰宅後バラバラにしていましたが、

会で頂いた真鍮角パイプにモジュール0.25のヘリカルギヤを組み合わせれば滑らかに走るようになるのではないか…そして

どうせ作るなら4-6-0にしてしまおう、と…

並べてバランスを見ると、長さ方向も何とか収まってくれそうです

ペルス鉄道16号機他、こんなテンホイラー(←欲しい)もあるようなので、

ここはひとつ遊んでみようと思います。

 

N蒸機が裸足で逃げ出すサンデーリバーを目指して…

(完成するまで続きます)


新年おめでとうございます

2020-01-02 | 日記

今年もよろしくお願い致します。

さて、昨年の呑みの席(だったかな)にて、

「若い衆でキットを出してみたらどうだい?」なる提案がありました。

大変興味深い話ではありましたが、ワタシ自身は

「製品の供給を受ける側で居たい」と言う考えでいます。

年頭早々、昨年の大宮で仕入れた猫屋単端改造パーツで作れる単端に手を付けました。

イベント直前になって尻に火が点くようなペースになると思いますが、

何卒お付き合いの程を…

 

(不均等な3枚窓は2枚に改装かなぁ)


年末になってしまいました

2019-12-30 | 日記

「今年は何を作ったの」の時期になってしまいました。

例によって大したものは完成しておらず、

それどころか積みキットを大量に抱えたまま年を越すハメになりました。

 

数少ない完成したもので、マトモに見せられるのが猫屋マレー。

猫屋マレー自体は、ゆうえん·こうじさんが先行して制作しており二番煎じもイイトコロですが、これがナローに舞い戻るキッカケになりました。

車体は基本的にアルモデルのキットをストレートに組んだものですが、側面と一体の炭庫を切り落とし、付属の炭庫にすることで、タンク式マレー特有の大きめの炭庫になるようにしました。

写真の状態で完成としていますが、また少しずつ変化すると思います。

 

以下は現時点で積んでいるものの「一部」で、

これ以外にNの仕掛品も山となっておりますが、Twitterをご覧の方は既に存知のことと思います。

    

 

そして大幅に遅れてきた、クリスマスプレゼント多数。

これで正月休みはタイクツすることは無さそうです

 

そうそう、赤穂単端と荷台でピンときたアナタは、

きっと赤白ツートンの両端を想像しているハズ………

 

良いお年をお迎えください


帰ってきた、KRK.K.

2019-09-01 | 日記

5年以上に渡る迷走の末、古巣に帰ってまいりました。

祭まであと半月強、何卒宜しくお願い致します。