投資目的の備忘録

主に投資に役立つと思う情報を記録します。

ココログにブログ開設

2009年06月21日 18時34分15秒 | ブログ・記事への書き込み
http://kevin67.cocolog-nifty.com/blog/

当面、こちらに書き込みます。

伏久者飛必高

2009年05月11日 12時58分35秒 | Words
「伏久者飛必高」
伏すこと久しき者は、飛ぶこと必ず高し

たとえ陽の当たらない傍流に長くいても、意欲を失わずに力を蓄えておけば、チャンスが来たときに一気に力を発揮できる。

プレジデント 09/5/18 P.94 武田國男

藻類でバイオ燃料

2009年04月24日 16時53分29秒 | 技術動向
http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~eeeforum/1st3EF/1st3EF_watanabe.pdf

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20090417/101276/

「製造業派遣規制の是非 」への書き込み

2009年04月06日 17時30分51秒 | ブログ・記事への書き込み
http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/ebe913c8c04d05407bdea966b017b717

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長期的には、製造業は雇用を生めない (ケビン67)

◆問い その1
なぜ、日本の自動車メーカーが中国・インド・ロシアに工場を造っても日本と同じ品質のクルマを作れるのはなぜか?

答え:世界中の誰が作っても同じ品質になるように設計されているから。

◆問い その2
「問い その1」を参考に、自動車製造に適した工場の立地場所を検討せよ。

答え:
①安くて質のいい労働者を必要なときに、必要なだけ調達できるところがいい。
②自動車という商品の特性として、消費者の嗜好の変化が激しい。その車が売れなくなって、労働者の必要が無くなれば、すぐに切りたい。解雇に関する規制の少ない国が望ましい。
③工場を建設する土地が入手しやすい。
④消費地まで近い、あるいは、安価で輸送できる。
⑤政治的に安定していて、動乱リスクが少ない。

◆問い その3
「問い その1」と「問い その2」を参考に、日本が自動車製造に適しているかどうか検討せよ。

答え:
①日本の労働者の質は高いが、賃金水準も高い。
②これまで、政治リスクを考える必要はなかったが、低賃金労働者の扱いには注意が必要になってきている。
③日本は人口減少国であり、国内での需要は減少しており、将来、増える見込みはない。
④日本は島国なので、輸出するには、必ず船に乗せる必要がある。

◆問い その4
これまでの問いとは別の観点で、技術の進歩という観点で、論じよ。

答え:
製造業においては、組立という作業は基本的には、機械/ロボットでやらせたい。大量に生産し、同じ作業を繰り返す限り、人間は機械には勝てない。人間が機械に勝っているのは、唯一、「判断」ができることである。情報技術の進展により、判断できる機械が増えてきて、人間の領域に進出しつつある。将来、人間がやることは、組み立てる機械を組み立てること、である。


「どうもズレている民主党」への書き込み

2009年03月30日 19時22分41秒 | ブログ・記事への書き込み
山崎元「王様の耳はロバの耳!」
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/dee12193950c8372fc7ad475082aac01

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比較は有意味 (ケビン67)

多分、北大の山口二郎が以下のようなことを書いていた。
「民主主義とは、候補者・政党を比較して、よりましな方を選ぶこと」

百点満点の候補者なんかいないわけだから、やっぱり、ちゃんと比べなければ。

候補者は、既出の「バカな小人」、「汚い小人」の他に、
「脇の甘い小人」:女とホテルで会っているところをフライデーされたり、自分が年金未納なのに、自民党を「年金未納3兄弟」と攻撃したり。
「勝負に勝てない、いいとこ出の小人」:小泉自民党に大敗したときの代表。今、要求されているのは、勝負に勝つことであって、まじめなことではない。いいとこ出は、肝心なときに駄目なのか?
「線の細い小人」:体型だけでなく、存在感も細い。いいとこ出という意味なら、名門中の名門。ブリヂストンの大株主で財力も十分。それでも勝負に勝てるかどうか?
「若き右よりのホープな小人」:メール問題でババを引いて辞任。勝負に勝つには、ババを引かない運の良さと臭覚が必要。

◆やっぱり、一郎はイチローなのか?
WBCで不振を極めていたイチローが、最後に決めたように、人間には、「土壇場で勝てる人」と「そうでない人」がいる。一郎さんはどっちなのでしょう?
勝っている、という印象もないけど、土壇場に関わり続けているというのも事実で、どうなのでしょう?


なぜ、政治家は公共工事にこだわるのか?

2009年03月17日 11時27分31秒 | 偉人/識者の考え
「Chikirinの日記」より
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090312

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長く野党にいてもゼネコンからこれだけの献金を受けられる小沢さんは「あっぱれ」だと思うが、この理由のひとつはその出身地にもある。「東北」だから、なのだ。ちきりんも何度か「地方をどうするのか」というテーマでエントリを書いているけれど、未だに日本の地方には公共事業以外の解が何もない。

なぜなら「その地方の次の世代の生きていき方」を考える責務を負っている地方出身の政治家自身が公共事業で食べているのだから。彼等には「それ以外の次の方法」を考える動機が全くない。

万が一にも、東北がシリコンバレーなみのハイテクやらITやらの集積的立地になんてなってしまったら、そういう“企業献金”をしてくれない企業ばっかりになってしまったら、東北出身の政治家はおまんまの食い上げである。「未来永劫、公共事業でしか食えない地域」であってくれればこそ、たとえ野党の議員であっても「公共事業がほしいなら、うちに挨拶に来て貰わないとね。」と言える状況が維持できる。


歴史は繰り返すのだろうか?

2009年03月16日 14時28分54秒 | ブログ・記事への書き込み
山崎元ブログ 歴史は繰り返すのだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/d035759638f6e172d2f23c6a03bbe2f5

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金融機関勤務者という人種 (ケビン67)

技術系な会社に勤める技術者です。金融機関に勤める知り合いがいるわけではないので、勝手な想像で書きます。

①金融機関に勤めるような人は、バブルを起こしたくてしょうがない。(だって、バブルの間は儲かるのだから)
②通常は、バブルをあおっても、ある程度、値段が上がった時点で、売り抜ける裏切り者がいるので、バブルにならない。(自分だって、売り抜けようとしている)
③ただ、小難しい用語や新しい仕組みができて、素人にこれまでとは違うということを思いこませることができれば、売り抜けるために売ったやつを買ってくれるので、値段が下がらず、バブルが起こる。
④宴が始まったら、自分だけ、おいしい料理と酒を頂いて中座するはずが、あまりの心地よさに、ついには、皆さんと一緒に「お開き」を迎えることになる。

どうでしょう?

ピーター・リンチ

2009年03月12日 11時00分40秒 | 偉人/識者の考え
「落ちてくるナイフは拾うな」
「落ちた後に跳ね返ってくるところをつかめ」

「インサイト」快走、ホンダ株(7267)低迷の真因

2009年03月11日 14時44分08秒 | 銘柄研究
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090311-00000016-scn-bus_all

2月6日、ホンダの「インサイト」は、価格200万円を切る189万円のハイブリッド車として発売された。

価格の安さが話題になり、1カ月の販売目標5000台はクリアするだろうとは思われたが、すでに累計受注台数は3月9日までで約18000台に達したとのこと。これは月間販売計画5000台の3倍以上。

ホンダ株もさぞかし上がっているのでは。こう思い、株価のチャートを見るとこのところ下がり続けていて、意外にも軟調極まりない動きです。

大ヒット製品があるにもかかわらず株価はそれにふさわしい動きになっていないのです。これはどう考えるべきか。
①市場環境があまりに悪いこと。
②トヨタ <7203> のハイブリッド車「プリウス」の反撃です。トヨタは今春から、堤工場(愛知県豊田市)のプリウス生産ラインを、現行の1ラインから2ラインに増やし、全面改良した新型プリウスを生産する方針を明らかにしています。

トヨタが本気になって反撃すれば、「インサイト」の販売好調は止まると見るのは単純過ぎます。
ヒット製品があった場合、それに対抗するものがあった方が好ましいのです。

どちらを選ぶべきか。どちらが優れているか。価格、走行性能、デザイン、様々な角度からマスコミが話題として取り上げる回数が多くなり、消費者はハイブリッド車が一種類しかない時より、はるかにそれに関心を持つようになるからです。その結果、両方とも売れる。こんなことになるのです。両車の販売が激突すればするほどそうなります。

論評時評 朝日新聞 2009/2/26 松原隆一郎

2009年03月10日 13時10分19秒 | 偉人/識者の考え
エコノミストの意見は以下に集約されつつある。

①02年からの日本の景気回復は、アメリカ・中国への輸出によるものだった。
②02~04の財務省による50兆円規模のドル買い介入をきっかけに円安と日米間の金利差が3%で維持された。
③輸出産業の大企業は、構造改革論者が主張したようには雇用を拡大せず、むしろ国際競争力を高めるためにリストラを行った。
④その結果、大企業⇔中小企業、正規社員⇔非正規社員、株主⇔従業員、都市⇔地方で分断が生じた。
⑤分断を繕うべき公共部門も縮小された。

◆河野龍太郎
日本経済は、ここ6年で12.7%拡大したが、そのうち6割は超円安のもとで輸出から生み出されたので、アメリカの過剰消費・過剰債務が調整過程に入って、の本の過剰貯蓄が吸収されなくなったことにより、「日本は長期停滞期に突入した」

◆池尾和人
日本が「輸出大国」であることが景気を悪化させた。
日本の過剰貯蓄が法人によって占められている。
企業が投資先を見つけられなかったせいともいわれるが、銀行による貸し渋り、貸し剥がしに対抗するためということもある。

◆野口悠紀雄
「輸出バブル」の崩壊により、25兆円の有効需要が落ち込み、同額規模のが公共工事が必要だ。
国債の発行は日銀の国債引き受けでまかなうべきだ。
定額給付金や減税は貯蓄に回る可能性があるので、有効ではない。

雇用のルールをどうすればいいか その5

2009年03月02日 16時25分42秒 | ブログ・記事への書き込み
結論に到達

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【勝手に結論】技術者と派遣労働者の場合 (ケビン67)

bobby様、naka様、元は技術者でした様

コメント、ありがとうございます。
ここにいろいろ書き込んで、それに対する反応を頂いて、モヤモヤしていたものがかなりクリアになった気がします。

◆技術者の場合
①雇用契約に関する法律・制度・慣習+自社の制度を勉強して、会社からいいように使われないように対策せよ。
②その会社でしか通用しない技術分野に行く場合は、転職できないリスクを理解するとともに、そのリスクに見合った報酬を会社に要求せよ。(追加報酬が得られなければそこに行ってはいけない)
③自分でも身につけられる汎用性の高い(転職に使える)スキルを探して、身につける努力をせよ。

◆派遣労働者の場合
①製造業に未来はないことを理解せよ。
 【今後、ますます高性能化する生産機械とは、どちらが早く作業できるか、また、低賃金国労働者とは、どちらが安い賃金で働けるか、を競争することとなる】
②競争は厳しくてもサービス業に活路を求めよ。
③少ない収入で幸せに生活する方法を模索せよ。

というところでしょうか?

雇用のルールをどうすればいいか その4

2009年02月27日 21時07分09秒 | ブログ・記事への書き込み
また、書き込み。

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時代の潮流、というか、抜けている論点 (ケビン67)

製造業の派遣切りに関連して、以下のようなことを考えています。

①生産性の向上
製造業に関わる企業は、多額の研究開発費を投じて、生産性の向上を目指している。
すなわち、できる限り生産現場で人間は使わない(人件費が高いから)、それができないなら、何の技能も知識もない労働者(なおかつ低賃金)を生産ラインに立たせて、お前はこの部品をここに付けろ、と言って、その結果、高性能で高品質な製品をできるようにすることを目指す。
これまでの研究開発の結果、無知識・無技能・低賃金の労働者を使って、高性能・高品質の製品を作ることができるようになってきた。(私はこういうことに関わった仕事をしている)

②低賃金・大人口国の労働市場の参加
額に汗する労働なら、日本人の1/10以下の賃金で働きます、という労働者を抱える大人口国が労働市場に参加してきた。製品は、無知識・無技能・低賃金の労働者でも作ることができるように設計されているので、本当なら日本の労働者を切って、そういう国へ工場を移したいが、終身雇用の労働者がいるので、すぐにはできない。

③人間は人間のまま
大部分の人間は、普通の人間であって、堺屋太一の言うところの「知価」など作れず、額に汗する労働しかできない。額に汗する労働の生産性は、どこの国の人間もあまり変わらない。

④企業側の論理
「低賃金国の労働者と同じ労働しかできなければ、低賃金国労働者並みの賃金しか払えない」

以上を考慮すれば、少なくとも、製造業に限って言えば、圧倒的に企業側の方が立場が強い。
もはや制度や法律をどうしようが、この立場の強さを覆すことは不可能である。
むしろ、低賃金でも幸せに暮らせる社会のあり方に向いた方が現実的なような気がする。

ホンダの真の苦境は不況にあらず?

2009年02月27日 17時10分06秒 | 銘柄研究
http://diamond.jp/series/takada/10002/


◇大赤字予想のトヨタ(トヨタ自動車)やニッサンに比べれば、不況への耐性が強いと言われるホンダだが、いずれにせよ「やはり大不況の波を乗り切るのは難しいのか」といった印象を持つ人が多いだろう。

◇ニッサン(日産自動車)が、神奈川にある生産ラインの海外移転や2万人規模の人員削減といった“外科的なリストラ策”を採用しているのに対し、ホンダの場合は主に研究開発費の削減など“内科的なリストラ策”が中心になっている。

雇用のルールをどうすればいいか その3

2009年02月24日 14時15分46秒 | ブログ・記事への書き込み
山崎元「王様の耳はロバの耳!」
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/c1af464969666de9d9dc52bf41a20729
さらに2通投稿

技術系社員 その5 (ケビン67)

私は、原子力発電に関わっている訳ではありませんが、以下のように思います。

①原子力発電のスペシャリストになれば、高い報酬が得られるかもしれない。
②原子力発電の市場ニーズが将来もあり続けるという保証はない。
③たとえ、市場ニーズがあっても、自分の勤めている会社がその市場に参入し続ける保証はない。儲からないと判断した時点で撤退するだろう。
④会社が撤退すると判断した時点で、自分は指名解雇される。
⑤そのときライバル企業に転職できる保証は何もない。そもそも原子力発電所の形式が違うし、仕事の進め方も違う。これまで築いた人脈も使えない。
⑥自分が新しいスキルを身につけることができるかどうかは未知数だ。

この条件のもとで、自分は原子力発電のスペシャリストになりたいと思うか? 私は絶対にイヤです。それだけです。なりたい人がいれば、どうぞ、ご自由に。

原子力発電の有力企業が日本に2社残ったのは、技術者の終身雇用を保障したからだと思っています。(フランスは国策として取り組んだから)

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技術系社員 その6 (ケビン67)

山崎様

ご返答、ありがとうございます。

山崎さんの「労働条件に関する裁量は会社に握られっぱなし」という一文を見て、ふと思い出したことがあります。

大学の工学部を出て、技術系の大企業に就職した私は、実は、30代になって、組合活動に関わるまで、会社と自分の契約(給与体系以外のこと)がどのようになっているのかというものをあまり真剣に考えることはありませんでした。
会社が指名解雇できないということは、組合活動をするまでは知りませんでした。
技術者村にいた私に誰も教えてくれなかったし、漠然と会社を信用していたこともあります。

このようなことは、基本的には、労働者が自分で勉強すべきことだとしても、社会の仕組みとして、ちゃんと教えておくべきことのような気もしますが、いかがでしょう?

その役割を、会社、組合、学校、NPO・・・のどこが担うかについては、アイデアがあるわけではありませんが・・・。

少なくとも、学校では、これから社会に出て行く人に、「将来変わるかもしれないが、現状の法律と慣習では、会社と労働者の関係はこうなっている」ということを教えておくべきと考えますがどうでしょう?

私以外の技術系の人たちは、ちゃんと知っているのでしょうか?
私の同僚を見る限り、そうとは思えないのですが・・・。

雇用のルールをどうすればいいか その2

2009年02月24日 09時32分30秒 | ブログ・記事への書き込み
山崎元「王様の耳はロバの耳!」
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/c1af464969666de9d9dc52bf41a20729
結局、4通目も投稿


技術系社員 その4 (ケビン67)

KZ様

言いたいことを代弁していただいて、ありがとうございます。
私の言いたかったとことは、KZさんの最後の段落に集約されています。

これまでの投稿は、自分自身のことと世の中のあるべき姿がごっちゃになっていました。

世の中のあるべき仕組みとして、スペシャリストが育ちにくい仕組みでいいのか、ということです。

このあたりは、山崎さん、いかがでしょう?

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◆KZさんの最後の段落
山崎さんの言うような制度が実現すれば、
汎用性の低いスキルが求められる仕事をすることには高いリスクがあります。
かと言って、それに見合った待遇が受けられるとも思えません。
結果として、担当する人がいなくなるでしょう。
簡単に指名解雇できる社会では、スペシャリストは育たないように思います。
もちろん、経営者以外は兵隊でいいという会社もあると思いますが。