Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

Side Steps 新作CD現物

2024年04月20日 | SideSteps
Side Stepsの新作(?)CD現物が到着!一枚取り出し、ピリピリとキャラメル包装を解くと、超久々となるプラスチックCDケースの質感。ちょっぴりドキドキしながらケースを開くと(当たり前ながら)CDが…。早速、検盤と称して音を確認しようとして愕然! CDプレイヤーの電源が入らない…。背面のスイッチをカチカチやるが全く無反応。確かに30年モノのW社製CDプレイヤーは長寿。今回のような突然の故障は想定内で、たしかにここ数年全て再生はネットワーク経由であって、CD原盤をかけては聴いていなかった事実を思い出して愕然。一方で早く検盤を…と逸る気持ちもあり、さらには目の前のCDが聴かないうちに揮発しそうな恐怖感が募り、非常にソワソワしながら代替手段を探した結果、やっとこさ出てきたのはPCにUSBで接続するDVDドライブ…。これをPCに繋いで再生、やっと聴けた!のだが、今度はなんだかDVDドライブでは本当・本来の音ではない気が「なぜか」したため、そのCDをそのままMUSIC (以前のiTunes)にwavフォーマットにてリッピング。すると、なんと曲名も自動的に入ってきて一瞬ビビるがジャンルがなぜか「Pops」…。リッピング後の音源を聴くが、結局は当初の音と変わらず(当たり前)。それまで逸りまくってソワソワしていた気持ちがやっと落ち着く。その後、もしや…と思ってCDプレイヤーをよく見ると電源ケーブルが繋がっていない事実を発見。「故障のときには」にて「電源がはいらない→コンセントにつながっていますか?」というFAQを見ながら、「こんな人いるんかね?」と思っていた自分がまさに当人だったというオチが待ち受けていたのであった…。

【Side Stepsの新作「Cosmosphere」情報】
・Side Steps Facebook
Side Steps YouTube       をご覧ください。

ついに!

2024年04月13日 | SideSteps
ついにSide Stepsの新作「COSMOSPHERE」のCDが完成。リリース日は未定ですが近日中です。新作とはいえ、録音開始から10年ミックスから8年という時間を経てのリリースです。
詳細が決まりましたら、また本ページでご報告したいと思います。
【収録曲】
1. Cosmosphere
2. Latin ’16
3. Jozenji Street
4. Blades of Toledo
5. Crosswind
6. Marine Snow

フォアグラ日記

2024年04月06日 | フォアグラ日記
ベジ郎(渋谷/野菜いため)
黄色地に黒字の「ベジ郎」、明らかにラーメン二郎を意図的に彷彿とさせるその看板にどうも毎回気を取られて仕方がないことから、その煩悩・雑念を排除するために訪問。野菜いための店であることは明確で、二郎風野菜炒めということで「べ・二郎=ベジ郎」としているようだが、そもそも当方はその本尊たるラーメン二郎にかつて行ったことなし。その亜種たる各種インスパイア系ラーメンは行ったことがあるのだが、その御本尊の内容にはおおよその想像はつく。今回はコロナ禍であるため「野菜炒めのテイクアウト」を実践。カウンターのみの極小店舗で、かつてはカレー屋だったのだが、まずは食券を買い求める。今の食券機はデジタル画面でわかりやすく、どこまでが無料のマシ(増し)や追加の範囲内なのかが一目瞭然。当方のオーダーは醤油単品(定食ではない)に野菜マシ(500gになって+50円)に大油(40g無料)、肉中盛り(100g無料)で750円。ちなみに内税なのでテイクアウト(8%課税)も店内飲食(10%課税)も支払いは同額。店頭で3分も待たずに供されたのがコレ。素晴らしい提供のスピードに感動すら覚えるが、こちとら冷めないように慌てて帰宅。さっそく開けてみるに、テイクアウト容器としてはバカデカく深みのある容器で野菜いためだけなのに結構な重量感。上に白く見えてオンされているのが背脂だが、野菜炒め下部はほとんどが油に侵食されており、これが大油と言われるもの(食べ終わると油は1cmほど残る)。一方で、世間で流行っていると聞く糖質ダイエットのメニューとして、野菜と油、そして唐揚げで構成され、糖質といえば唐揚げの衣ぐらいのようにも思え、何ならこれを毎日食べてもよいか、とも思うが、実際に食してみると非常にオイリー。常用しているために個人的に感覚が麻痺しているのかもしれないが、他の方によればガツンとくるというニンニク感もあまり感じされず、旨味のついたオイルで食べる野菜炒め、という印象。唐揚げはマシでないと量が貧相に感ずるが、あの野菜量を余裕で完食したものの、食後には予想した通りの強烈な渇水感と眠気が襲来。これを定食、つまりライスとスープがあったらどうなることか、と一抹の不安。これを食すれば1日分の野菜を摂ったことになる、ということだが、同時に1週間分の脂をこの一回で摂取したとの充足感の方が勝る。

玉肌日記

2024年03月30日 | 玉肌日記
百沢温泉(青森県弘前市)
ひゃくざわ温泉と読む(ももさわ、ではない)。こちらの温泉も因縁なる温泉であり、前回の東北周遊の際に岩木山を反時計回りにグルリと回って嶽温泉に入ったのだが、そこから八甲田への帰路でこの温泉を発見するもスルーした経緯がある。帰京後に調査するにそれがなかなか素晴らしい温泉と聞いて「逃した魚は大きい」ことを痛感したのだが、それから10年以上の時を経て再訪。なかなか執念深いと自ら思うものの、これには理由あり。東京から夜通し10時間程度爆走して一路青森まで北上し、最初の休憩は古遠部温泉(青森県平川市)と決めていたものの、訪問してみればその直前の林道に「本日臨時休業」の看板…。しばし愕然とするものの「それなら百沢」と方向転換。より至近の大鰐温泉はあまりにメジャーだったのでこれまたスルーし、りんご畑の中を爆走して来訪した次第。まず気になるのは玄関にかかる「株式会社 百沢温泉」なる看板で、殊更の「株式会社アッピール」。中に入ってみればごく普通の温泉設備だが、遠路の末の初温泉は毎回強い印象が残るものとは言っても、噂に違わず素晴らしい温泉。泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩泉でpH6.7という記録だが、湯は黄色で炭酸泉のような鉄臭と鹹味(かんみ=塩味)がある。東北の温泉は激アツなことも多いが、こちらは適温で快適そのもの。豊富な温泉資源を反映してかカランやシャワーもすべて温泉。露天はないが打たせ湯設備がある。コワくて使用しながったが、通常は上にある湯口が側面にもあったことから「全身打たせ湯」を実現しているのだろうか…。なお浴室は決して狭くはないが、この付近でよくみられるトド寝(=湯がオーバーフローする浴室床に寝ること)については「禁止」の表示。温泉成分が析出して堆積するタイプの温泉だったので最初は気づかなかったが、浴槽縁が木製なのがよろしい。入浴後駐車場にて良くみれば「湯量豊富効き目一番 百沢温泉」なるレトロな看板があるも、その看板に偽りなし。実は24時間前には鹿児島・霧島温泉に入浴しており、これまた不思議な気分だったが二種の温泉混合にてスゴい体臭が…。 

玉肌日記インデクス(地域別温泉リスト)

①北海道 ②東北 ③関東 ④中部 ⑤近畿 ⑥中国・四国 ⑦九州・その他



フォアグラ日記

2024年03月23日 | フォアグラ日記
今帰仁アグー料理一式 長堂屋(しゃぶしゃぶ/沖縄県今帰仁)
「盲点」とはこういうことを言うのだろう。これまでの沖縄訪問で完全に見落としていたのは「豚のしゃぶしゃぶ」。もともと沖縄は牛ではなく豚を食する文化なので豚しゃぶ自体に違和感はないが、沖縄=暑い=あえて熱い鍋たべる?という違和感から完全に眼中に無かったのだが、もっとはやく刮目すべきだった…。沖縄西海岸から今帰仁までは車でも結構時間がかかるが、道の駅で有名な許田からバイパスができたおかげでアクセスが向上。それでも「こんな山奥にしゃぶしゃぶ屋なんかあるんか?」というなかなか凄いロケーションに、確かに存在する…。駐車場を見るに来客は十分であり、店内に入ると秋篠宮が娘を伴って来店した写真が…(実際に訪問したのは那覇店、写真の奥の注文用タブレットの待受にもその写真を活用>拡大してみるべし)。これまで豚しゃぶでどうも気が進まない理由はその脂身の多さなのだが、この脂身が美味い…。脂身がメインのような感じでさえある。脂身でどうしても思い出されるのは学生時代に所属していた超絶変態音楽サークルの合宿での出来事。T君が夕食時に皆が皿に残していた牛ステーキの脂身部分を「もったいない」と集めて孤高に食していたのを見てとても衝撃を受けたのだが、彼はこの美味を当時すでに知っていたのか?!と思ったほど。ちなみに他にも脂身マニアを数人知っているが、彼らは一様に痩身なのだが髭が濃い傾向にあり、そしてドラムが巧い! 閑話休題。脂身の堪能はしゃぶしゃぶだけにとどまらず、〆の雑炊にも。それはまさに「ラード雑炊」である。こう表記すると相当にシツコイ印象があるが香りは高級バターそのもの…。メニューを見ると「ラード飯」というのもあり「=バターご飯」と考えれば十分に美味そうではないか、仏教でいう「空」である。さらにこちらで素晴らしいのは野菜。「なにこの野菜?」というのが出てくるが、沖縄地元の野菜でこれも香り良し。脂身を満喫して出れば外は漆黒の闇。帰路も民家なく、街灯さえない道を爆走するが、そのうちに名護の街の灯をみるとホッと一安心。