ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

静岡・安倍派が辞職願で峠は「政治改革国会」リスタート、重要法案の峠は参議院に

2024年04月23日 20時29分30秒 | 第213回通常国会 令和6年2024年1月召集
 自民党安倍派静岡県連の8区塩谷立さんが離党し、3区宮澤博行さん=写真・宮崎信行撮影=が額賀議長に辞職願を出しました。あさっての本会議の冒頭で許可され、その後、静岡1区の上川陽子大臣が登壇して自分の議案で堂々とした説明・答弁をすることになります。金曜日から政治改革特別委員会がスタートします。参は重要法案の峠が来たばかりです。政局と関係なく、政府提出議案数本が当初会期を、ちょっと、はみ出すかもしれません。

【参議院第1種常任委員会 きょう令和6年2024年4月23日(火)】
 園遊会デイブレイクのため、予算委集中審議がなく、法案審査が続きました。
●法務委員会は開かれず。
●外交防衛委員会は「日アンゴラ投資協定」「日ギリシャ租税協定」「日EU・EPA改定」(213条約3・4・5号)を承認すべきだとし、あす10時からの本会議の終盤に両院承認のはこび。なお、「日独ACSA」」(213条約2号)はまだ衆で審議入りしていません。
●財政金融委員会は「旅費法改正案」(213閣法8号)の審議が始まりました。
●内閣委員会は「セキュリティークリアランス2法案」(213閣法24号衆修正)(213閣法25号)の1巡目の後半。
●厚生労働委員会は加入者を増やす「雇用保険法改正案」(213閣法10号)・
●国土交通委員会は「陸上物流2024年問題対策法案」(213閣法19号)の参考人質疑。
●環境委員会で「資源循環の促進のための再資源事業等の高度化に関する法律案」(213閣法60号)伊藤信太郎環境大臣(石巻など新・宮城4区で安住淳氏と激突予定)から趣旨説明されました。

●衆議院本会議は園遊会ブレイクで開催されませんでした。
【衆・法務委】
 きょねんに続く改正となる「入管法2法案」(213閣法59号・60号)が趣旨説明されました。
【衆・地域こどもデジタル特別委】
 河野太郎大臣(神奈川15区で野党候補予定者は現在セロ)が「デジタル社会形成基本法改正案」(213閣法40号)で答弁席に。
【衆・総務委】
 「放送法改正案」(213閣法32号)が趣旨説明され審議入りしました。NHKが放送でなくインターネットでニュース配信をするのは言語道断の蛮行であり、正義に近づく法改正となります。
【衆・厚生労働委】
 「育児介護休業法改正案」(213閣法54号)と立憲対案の「訪問介護事業者」「介護・障害福祉従事者」(213衆法6号・7号)の審議。5年に1度の財政検証にあわせた年金制度改革「在職高齢年金、遺族年金、納付の延長」も先取した攻防となります。
【衆・経済産業委】
 「産業競争力強化法改正案」(213閣法23号)の参考人質疑で、山一・拓銀ショック後の銀行機能が細っているとの指摘が議員から提起されました。
【衆・農林水産委】一般質疑。
●衆・財務金融委員会は理事懇談会。

●あすは午前中は参議院本会議、午後は予算委員会集中審議の5時間コースとなります。きのうの衆はタイトルの一部に「能登半島」が含まれましたが、あすの参のタイトルは「政治資金等内外の諸課題」です。

以上です。

【岡田克也】父譲りの低姿勢で森喜朗さん岸田総裁の再調査を促す、早稲田サークル政治家に「岡田アトリウム」で上から目線は封印

2024年04月22日 22時04分12秒 | 岡田克也、旅の途中
[写真]「上から目線」と言われがちだが、本来は「低姿勢」の岡田克也さん、宮崎信行撮影。

 岡田克也さんは、祖父・父・兄が早稲田大学商学部卒。学校法人早稲田大学は「総長」が対外的に「理事長」ですが互選された「商議員」という制度があり、「商議員会議長」は「同窓会会長兼理事会議長」なので実質トップです。このトップを岡田卓也さんがしていました。商学部など校舎の5階から8階の吹き抜けは「多大な貢献に感謝し岡田卓也記念アトリウム」(早稲田大学公式ホームページ) 。2012年秋に三田園訓・早大院非常勤講師(現・自民党衆院議員)主催の講演会の後、副総理ぶら下がりが「岡田アトリウム」の前で開かれました。当ニュースサイト主宰者・宮崎信行が「背後は、岡田アトリウムだが、知っているか」との問いに「そうですか」「初めて知りました」とそっけなくやり過ごした岡田副総理でしたが「え、どこですが」と振り返り、あまり見せたことがない表情をしました。

 岡田さんは「思春期の漠然とした公へのあこがれ」から受験勉強を頑張り、東京大学法学部に進みました。民間を行く父は、「54年前の大阪万博開会式と同月にジャスコの第1期新入社員980人入社」「1年前に天皇陛下から旭日大綬章受章」ですから「公の人」のような気もしますが。
 

[写真]ぶら下がり会場の背後が「岡田卓也記念アトリウム」と知っているか筆者に聞かれ、振り向いた後、あまり見せたことがない表情をみせた岡田克也副総理(当時)、今から12年前の2012年11月、東京・新宿区の早稲田大学「11号館」で宮崎信行撮影。


[写真]岡田卓也記念アトリウム、今から13年前の2011年、宮崎信行撮影。

[写真]講演を終えて、早稲田大学鵬志会現役学生から花を受けとった岡田さん、今から8年前の2016年、敷地外にある「真言宗寺院」「穴八幡宮神社」とならぶ「キリスト教施設」で前総長が理事長をつとめる慣例の「早稲田奉仕園」の貸しホールで、宮崎信行撮影。

[写真]早稲田大学の象徴的建物「大隈講堂」で、早稲田大学鵬志会主催の講演会で話す岡田克也さん、今から6年前の2018年、宮崎信行撮影。

 清和会派閥パーティー券ノルマ超過分キックバックの不記載「裏金」を基本的質疑で頭出しした岡田さん。岸田文雄さんは森喜朗さんに電話で聞き取ったとしながら「裏金を知らなかった」としそれ以上の内容は明かさないとしました。きょうの衆・予算委の集中審議で、金曜日から始まる「衆議院政治改革特別委員会」(石田真敏委員長、笠浩史理事ら)を前に、再調査を求めました。


[写真]岡田さんが「政治の母」と仰いだミスター政治改革・羽田孜さん(故人)の長野3区で鎬を削る、神津健・立憲民主党議員と井出ようせい自民党衆議院議員が偶然鉢合わせた、きょう2024年4月22日の衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。

【衆・予算委 きょう令和6年2024年4月22日(月)】
 集中審議「政治資金能登半島地震等内外の諸課題」で、2016年以降では珍しく5時間コースでした。あすは園遊会で、あさって参。
 岡田さんは要求大臣を「対総理」とだけ質問項目に書くのが「美学」のようですが、2月は珍しく総理以外に政府参考人を登録しました。法務省刑事局長で「派閥」という法令外用語で答弁しました。きょうは「対総理」。
 岡田さんは「裏金問題は自民党の中で危機感が足りない」と低姿勢で敵の身を案じました。そして「党員集会で厳しいことを言われているそうだが、本来の国民の気持ちはわからない」としました。「五人衆のヒアリングの結果でも、実態は分かっていない。やはり森喜朗さんに聞かないと分からない」としました。森さんは早稲田大学商学部卒。森さんの後輩には、岸田首相、鈴木財務相、安住委員長、田村智子委員長らがいます。
 岡田さんは「なぜ電話だったのか。キックバックを知らなかったと森さんは言ったのか」との問いに、岸田さんは「内容を明らかにしない前提で聞いた」としました。電話について聞かれ岸田さんは「私の責任で同席者なく質問し、記録はありません」としました。
 「記録にございません」という岸田答弁に岡田さんは森さんへの再調査を促しました。

●参議院はありません。あすは園遊会ですが、外交防衛委員会などは条約案の採決がある見通し。

 以上です。

【選挙フェアプレー】維新・吉村知事の機転で「立憲・酒井なつみ陣営」のご健闘を祈る「金沢ゆい候補と練り歩き」に付き纏う「つばさの党」候補、酒井選挙カーを見て、引き合わせないようわざと左折して連れ去る

2024年04月21日 09時37分08秒 | 国政統一補欠選挙
[画像]「とーた」さんのX投稿動画からスクリーンショット。

 大阪府(府庁・大阪市)の吉村知事が柔軟な優しさを見せました。

 東京15区補選(来週日曜日投票)に立候補した、日本維新の会公認の金沢結衣(金沢ゆい)候補とともに練り歩いて、投票を呼びかけました。

 この際、政治団体「つばさの党」(黒川敦彦代表者)の根本良輔候補が陣営に付き纏いながら地声で矢継ぎ早に金沢候補に質問を問いかける選挙運動を展開。

 吉村さんが左側、金沢候補が右側に歩く先に、立憲民主党公認の酒井菜摘さ(酒井なつみ)候補の選挙カーがあるのをみると、吉村さんが横断歩道の手前でわざと左折することで、後を付き纏う根本候補を連れ去りました。

 この模様は、X(旧ツイッター)に「とーた」さん(@totapw)が投稿した動画で確認できます。
 
 とーたさんの動画では、背後に付き纏う根本候補を、金沢陣営の黄色いボランティア又はスタッフ数人が背中で防御。






 その後、ピンクがかった白い服の金沢候補と左斜め前の吉村候補が左折し、横断歩道の向こう側にある酒井陣営の選挙カーを回避。根本候補は酒井陣営の選挙カーを遠目に見ながら、金沢候補が左折したので、そちらについていかざるを得なくなった様子が確認できます。(とーたさんの動画からスクリーンショット)。
 




 選挙区内で他陣営とすれ違う時は「候補のご健闘をお祈りいたします」が常套句ですが、吉村さんは真のフェアプレーという印象です。

 東京15区補選は、立憲公認の酒井女史、維新公認の金沢女史、諸派「つばさの党」の根本氏、政治団体「NHK党」の福永氏、国民民主党が推薦し政治団体「ファーストの会」「都民ファーストの会」が支援する乙武氏、参政党公認の吉川女史、無所属の秋元氏、政治団体「日本保守党」の飯山女史、無所属の須藤氏の9名が立候補しています。 



[写真]金沢候補、16日、宮崎信行撮影。




[写真]吉村大阪府知事、おととし2022年5月、宮崎信行撮影。
[写真]酒井候補、16日、宮崎信行撮影。


[写真]参政党公認の吉川候補、同党公式ホームページから。


[写真]国民民主党が推薦する乙武候補、同氏公式ホームページから。

金曜午後2時の両院本会議でトコロテンのように「支援金」「農業」通過、参では「共同親権」審議入り

2024年04月19日 18時53分39秒 | 第213回通常国会 令和6年2024年1月召集
自民党の現職衆議院議員の秘書たちが「やってられない」雰囲気を感じます。次の選挙は桶狭間の戦いのようになるかもしれません。

 「黄金の3年間」として霞が関が意欲的に執筆した「こども子育て支援金」「食料農業農村基本法」が衆・本を通過しました。重要広範議案2本は、「所得税」「地方税」が指定されている年が2月下旬の衆・本で同時に通過しますが、4月中旬としては異例。このため、午後1時から午後2時台にかけて、衆参両院の本会議が開かれている珍しい状態となりました。能登半島地震が明日は我が身のオール日本人による世論は余裕がなくて関心がないといったところです。

【衆・本会議 きょう令和6年2024年4月19日(金)】
 「こども子育て(子ども子育て)支援金法案」(213閣法22号)は政府原案通りに可決し、参議院に送られました。

 衆・予算委の基本的質疑2日目朝9時の1問目で早稲田ゆきさんが頭出ししたラインナップ「社会保険料方式の支援金」は最近いろいろと決断している岸田首相が、政策については決断せず検討使のまま時が過ぎ、原案通りに通過しました。が、次の選挙を考えると、自民党にとって良いことだったのか。

 「食料・農業・農村基本法改正案」(213閣法26号)は、自公維教修正が議決され、参に送られました。

 「風力発電整備の設置等による電波の伝搬障害を回避し電波を用いた自衛隊等の円滑かつ安全な活動を確保するための措置に関する法律案」(213閣法37号)が可決し、参議院に送られました。

 「プロバイダー責任法及び発信者情報開示法を改正する法律案」(213閣法34号)は自公維教国の修正で可決し、参に送付されました。

 そして、登壇物「デジタル社会形成基本法改正案」(213閣法40号)について、河野太郎大臣との質疑応答があり、委員会に付託されることになりました。

【参・本会議】
 「離婚後共同親権を導入する民法改正案」(213閣法47号衆議院修正)が審議入りしました。
  午後は岸田首相帰朝報告に対する質疑がありました。

●衆・政治改革特別委員会は、26日(金)に開催することを、理事懇で合意しました。

【衆・内閣委】
 「銃刀法改正案」(213閣法30号)が可決しました。
【衆・文部科学委員会】
 「学校教育法改正案」(213閣法35号)が可決しました。これで、盛山正仁大臣の衆での法案答弁は早くも終わりました。
【衆・国土交通委】
 「二拠点生活推進法案」(213閣法12号)が可決しました。
【衆・厚生労働委】
 「育児介護休業法改正案」(213閣法54号)と「立憲の対案・訪問介護事業者と介護・障害福祉従事者処遇改善の2法案」(213衆法6・7号)の審議が行われました。立憲の問いに、法案提出者の早稲田ゆきさんは「訪問介護の月給が6万円安い」と特に対応する必要があるとしました。武見敬三大臣には、今月のNHK日曜討論で発言した、地域における医師の割り当て人数の法令化構想に関する質問にも答えました。
【衆・経済産業委】
 政策減税の産業競争力強化法改正案」(213閣法23号)の質疑。
【衆・環境委】
 「温対法改正案」(213閣法42号)の趣旨説明。伊藤信太郎環境大臣は今週の閣議後会見で、クマ対策を鳥獣保護法を改正せずに決定したことに関して、市街地での銃の使用に関する鳥獣保護法改正も視野に入れた有識者会会議を設置することを明らかにしています。

以上です。

立憲修正は不発に「農業基本法案」は自公維教修正で可決「こども子育て支援金」は政府原案で可決

2024年04月18日 17時55分23秒 | 第213回通常国会 令和6年2024年1月召集
 第213回国会は、残り会期66日間(土日祝含む)となりました。参議院先議の法案は早くもすべて成立しました。が、「黄金の3年間」で省庁の重要法案が多いので、衆議院はまだまだ佳境、参議院はこれから本格開店という風情です。

【衆・本会議 きょう令和6年2024年4月18日(木)】
 「法テラス法を改正する法律」(213閣法46号参議院先議)が可決し、成立しました。
 続いて、首相の国賓訪米の帰朝報告があり「日米をグローバルパートナーと呼んだのは軍事面だけに限らない」と勇ましい発言がありました。

【衆・農林水産委】
 重要広範議案「食料・農業・農村基本法改正案」(213閣法26号)の審議が終わりました。まず、立憲の金子恵美筆頭理事が修正案を提出し「総則の食料安保の定義を修正し、基本的施策の中に農業に従事する者の人権を加える」などと述べました。この後、政府案と立憲修正の2つの質疑。立憲は「農業政策は失敗したと総括して、新自由主義と決別すべきだ」「食料自給率を参考指標に格下げするのは誤りだ」「加工貿易を加速させるが材料そのものが輸入が多いことを考慮すべきだ」としました。国民民主党などからも「立憲の修正案には賛同する」との声もでました。

 報道によると、前日夕でも展開は不透明でした。

 質疑終局後に、自民・維新・教育・公明・国民の4会派(5党)が「集荷の際の配慮」に関する細かい修正案を提出。けっきょくこの「集荷の際の配慮」が加わった「政府原案を修正すべきだ」との審査報告書が結論となりました。

 25年ぶりの「農政の憲法の改正」は、畜産「局」の再昇格にも尽力した森山裕総務会長、野村哲郎元農相ら「鹿児島勢」と坂本哲志現大臣ら「九州・森山派」らが優勢で、自民党内では安倍派というだけでやめさせられた宮下一郎さんを委員として総理に質問させる「自民党らしさ」もありました。

 東日本優勢の立憲は、きょねんの夏「キャラバン」が回りました。ただし、耕地面積・従事者の数だけでなく、農業者の平均の所得が減っているという思い込みがあったり、直接支払いや自給率にこだわったりするなど「防人」「屯田兵」のような生真面目さが目立ちました。

 語弊はありますが、円安・資材高で、アニマルウェルフェアの鶏卵会社社長の気持ちも分からなくもないと感じます。明治維新後の日銀券・学歴・資格試験が前提の令和日本で、農業者が大学時代は都市部で過ごしたり、果樹・畜産でなくても趣味に使う現金を得られたりするような農業生活が可能ならば、日本農業は持続可能だし食料安保も維持できると私は思います。宮崎個人は農林は「東日本系」「仲が良いセンセイ」が多く書きづらいのですが、ここ10年間は立憲農政は考え方が違うことが多いです。

【衆・地こデジ特別委】
 「子ども子育て(こども子育て)支援法改正案」(213閣法22号)は政府原案通りに可決すべきだと決まりました。採決に先立ち、立憲と維新が各々修正案を提出。立憲は「日銀ETF分配金1兆円を活用すべきだ」としました。維新は「定数削減すべきだ」としましたが桁が違いすぎて面食らう発想ですが、どちらも採用されず、政府原案が可決しました。

【衆・総務委】
 「プロバイダ責任法及び発信者情報開示法改正案」(213閣法34号)の質疑が終局しました。「維新対案」(212衆法15号)は終局しませんが、このまま会期末まで流れることになるでしょう。

 自民・公明・維新・教育・国民の4会派(5党)が修正案を出し「1年に1回の報告では、大規模プロバイダーは送信防止措置だけでなく、自ら独自に行った削除についても盛り込むようにして、削除の運用の透明化もはかる」としました。採決では、立・共も含めた全会一致で「自公維教国の案で、政府原案を修正すべきだ」との結果をまとめました。

【衆・安全保障委】
 「風力発電設備の設置等による電波の伝搬障害を回避し電波を用いた自衛隊等の円滑かつ安全な活動を確保するための措置に関する法律案」(213閣法37号)を共産反対、それ以外の賛成で可決すべきだと決めました。

【衆・憲法審査会】
 今国会3回目で、前回と同じ議題の自由討議2回目。今後の見通しで荒れました。「改憲野党」からも「起草委員会構想があるなら来週にも設置すべきだ」「岸田さんに問い合わせて総裁選前に改憲発議するのかどうか確認してほしい」との声がでました。「改憲野党」から「立憲の逢坂誠二さんは野党の筆頭幹事と名乗らないでほしい」との声が上がったり、石破茂さんから「1時間半では短い」との声が上がるなど、かつてない百家争鳴となりました。
●参・憲法審査会はきのう(17日)幹事懇を開きましたが今後の日程で折り合いませんでした。

【衆・原子力問題調査特別委員会】
 アドバイザリーボードの設置を継続することを決めて、その後は、原子力規制委員長の説明だけでした。形骸化してきた印象。
【衆・議院運営委】開かれました。

【参・内閣委】
 重要広範議案「セキュリティークリアランス2法案」(213閣法24号衆修正)(213閣法25号)の趣旨説明があり、そのままテンション高く与野党6時間コースの審議をしました。

【参・厚生労働委】
 「雇用保険法改正案」(213閣法10号衆修正)の政府原案及び修正部分の趣旨説明。
【参・国土交通委】
 「陸上物流2024年問題対策法案」(213閣法19号)の趣旨説明。
●参の法務、文教科学、農林水産、経済産業の各委員会は一般質疑は連合審査会の前さばきなど。外交防衛、財務金融などは開かれず、法案が本会議登壇案件としてつるされているのかもしれません。

 以上です。