ツアー終盤スピッツいわきへ。SEA WAVEで取ったチケットを手に平市民会館へ向かいました。
JAMBOREE TOURの搬入車がとめられた会場は、入場も女子トイレも長蛇の列。
小学生から白髪の交じる男性まで幅広い年齢層の人が集まっています。
開演時間を少し過ぎて「スターゲイザー」でスタート。
客席中央付近はファンクラブ枠なんだろう、最初から盛り上がっていて、引きずられるように全体が熱を帯びていく。
メンバーの名前を呼ぶ声の中にかわいい子供の声があって笑いを誘い、
誰かの「愛してる!」にマサムネが「長く愛して」と答えてまた笑う。
最新アルバム「スーベニア」を中心に最近の曲が多い中で、「ロビンソン」は一緒になって口ずさむ。
お客さんを座らせて、まったりとパーカッションとピアノだけで歌う「優しくなりたいな」。
ああ、いいな。1時間くらいこういう感じでもいい。
いわきライブは初めてだけれど、11年前楢葉で行なわれたイベントに参加したことがあるそうで、
11年前って何してたかなと突然「TOMORROW」「シングルベッド」「HELLO」を弾き語り。
「持ち歌より熱唱していいんかい」とテツヤさんから突っ込みが入ります。
いわきといえば「草野心平さんという偉大な詩人」がいるとマサムネ、
小学校の教科書で心平の詩を習ってから1ヶ月心平と呼ばれていたというエピソードも披露。
「ここからはあたたまりそうなのを」。
この日はマサムネ38才の誕生日イブでもあったのだけど、
この年齢この細身の体のどこにこんなパワーが潜んでいるかと思うような歌声が響きます。
それをテツヤさん田村さんサキさんがしっかり支えていて、
スピッツが草野マサムネひとりのバンドじゃないこと、だから18年も続いてきたことがよくわかる。
押し寄せる音に応えるように「メモリーズ・カスタム」「俺のすべて」と手を振って踊る。
アンコール「チェリー」。
メンバー紹介では、市民会館の座席の座布団の話(イスが古くバネが直にくるので全席に座布団が置かれていた)や常磐ハワイアンの金風呂の話が出て、ステージと客席に一体感が生まれていました(笑
文化交流施設としてリニューアルしたこの場所での再会を願いつつ、「春の歌」で終幕。
曲も演奏も、やっぱりトップクラスにいるバンドだなぁ。
市民会館の明かりを離れて、星を仰ぎながら急ぐ家路。
「ロックバンドにしてはあたたまりにくい」スピッツは、確かなあたたかさを胸に残していきました。
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SPITZ JAMBOREE TOUR "あまったれ2005" いわきセットリスト
M1 スターゲイザー
M2 エスカルゴ
M3 ワタリ
M4 白い炎
M5 ナンプラー日和
M6 恋のはじまり
M7 ロビンソン
M8 ほのほ
M9 スピカ
M10 けもの道
M11 優しくなりたいな
M12 会いに行くよ
M13 夢じゃない
M14 夜を駆ける
M15 正夢
M16 甘ったれクリーチャー
M17 メモリーズ・カスタム
M18 俺のすべて
M19 みそか
EN チェリー
EN 春の歌
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JAMBOREE TOURの搬入車がとめられた会場は、入場も女子トイレも長蛇の列。
小学生から白髪の交じる男性まで幅広い年齢層の人が集まっています。
開演時間を少し過ぎて「スターゲイザー」でスタート。
客席中央付近はファンクラブ枠なんだろう、最初から盛り上がっていて、引きずられるように全体が熱を帯びていく。
メンバーの名前を呼ぶ声の中にかわいい子供の声があって笑いを誘い、
誰かの「愛してる!」にマサムネが「長く愛して」と答えてまた笑う。
最新アルバム「スーベニア」を中心に最近の曲が多い中で、「ロビンソン」は一緒になって口ずさむ。
お客さんを座らせて、まったりとパーカッションとピアノだけで歌う「優しくなりたいな」。
ああ、いいな。1時間くらいこういう感じでもいい。
いわきライブは初めてだけれど、11年前楢葉で行なわれたイベントに参加したことがあるそうで、
11年前って何してたかなと突然「TOMORROW」「シングルベッド」「HELLO」を弾き語り。
「持ち歌より熱唱していいんかい」とテツヤさんから突っ込みが入ります。
いわきといえば「草野心平さんという偉大な詩人」がいるとマサムネ、
小学校の教科書で心平の詩を習ってから1ヶ月心平と呼ばれていたというエピソードも披露。
「ここからはあたたまりそうなのを」。
この日はマサムネ38才の誕生日イブでもあったのだけど、
この年齢この細身の体のどこにこんなパワーが潜んでいるかと思うような歌声が響きます。
それをテツヤさん田村さんサキさんがしっかり支えていて、
スピッツが草野マサムネひとりのバンドじゃないこと、だから18年も続いてきたことがよくわかる。
押し寄せる音に応えるように「メモリーズ・カスタム」「俺のすべて」と手を振って踊る。
アンコール「チェリー」。
メンバー紹介では、市民会館の座席の座布団の話(イスが古くバネが直にくるので全席に座布団が置かれていた)や常磐ハワイアンの金風呂の話が出て、ステージと客席に一体感が生まれていました(笑
文化交流施設としてリニューアルしたこの場所での再会を願いつつ、「春の歌」で終幕。
曲も演奏も、やっぱりトップクラスにいるバンドだなぁ。
市民会館の明かりを離れて、星を仰ぎながら急ぐ家路。
「ロックバンドにしてはあたたまりにくい」スピッツは、確かなあたたかさを胸に残していきました。
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SPITZ JAMBOREE TOUR "あまったれ2005" いわきセットリスト
M1 スターゲイザー
M2 エスカルゴ
M3 ワタリ
M4 白い炎
M5 ナンプラー日和
M6 恋のはじまり
M7 ロビンソン
M8 ほのほ
M9 スピカ
M10 けもの道
M11 優しくなりたいな
M12 会いに行くよ
M13 夢じゃない
M14 夜を駆ける
M15 正夢
M16 甘ったれクリーチャー
M17 メモリーズ・カスタム
M18 俺のすべて
M19 みそか
EN チェリー
EN 春の歌
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