要となる智を継ぐもの

株式投資について観察した結果をつらつらと書くブログ(走り書き)。20年後に200億は行くでしょ。普通に。

投資家=保険屋

2024-04-24 17:00:54 | 投資日記
こういう考え方はしっくりくるよね。

一般的にはリターンを得るためにリスクを背負っている。というイメージ。
なんか、ベンチャー企業っぽいでしょ?お宝探しのために危険な旅に出る!みたいな。

でもそれ、リスクに対してリターンを受け取っているともいえるんだよね。
ようは、保険屋。

投資家としてやるべきことは、このリスクの算定をしっかりと行って、リターンを得ること。
言い換えれば、保険の対象者が保険を請求してくるであろう額と確率を計算し、
保険料支払いが十二分に見合うかどうかを計算し保険を引き受ける仕事、みたいな感じ。

保険屋が契約者にやってるように、投資家も事業に対してそれをやってやればいいんじゃないかなって。
具体的にはリスクの計量を行うってこと。例えば自動車保険だったら

契約者の属性
過去の事故歴
保険請求歴
対象となる車種
凡その乗る時間
業務用か非業務かなど

多分いろんなテーブルがあるんだけど、それに照らし合わせてリスクを計算すればおおよその数字が得られる。これがリスク(潜在コスト)となる。
それに対して契約者が払う保険料がリターンとなる。

保険料がこの潜在コストを大幅に超過している銘柄だけ買えばいいという感じかなと。


そのためにも対象者を根掘り葉掘りあら捜しする。リスクになりそうなものをリスト化して検討する。

本当にぃ?
本当ですかぁ?
過去の履歴見ましたけど、言ってること、いつも違うじゃないですかぁ?
最近は羽振りがいいみたいですが、過去を見ると収入が安定してませんね?あれれ?支払い遅延履歴もありますね?不景気になったら夜逃げするんじゃないですかぁ?

圧迫面接並みに嫌な保険屋になること。
ま、相手と保険料次第しだいだよね。AAA級の保険契約だけ取りたいわ。

弐億銘柄

2024-04-23 22:26:53 | 投資日記
利益率固くて売上成長継続してる銘柄でスクリーニングかけて出てきた670社を調査。
よさげなものをピックアップ。

あれれ?これ、弐億貯男氏の銘柄が結構かぶってる…。
選球眼あったのね…。
何かよくわからんセカンダリIPOの人としか思ってなかったが、失礼しました…。

んーまぁそうねぇ。そりゃそうだよねぇ。。
こういうのコツコツやってけば2億貯まるよね。。

んーこのままいくとすぐ伍億貯男とかになって高確率で抜かれちゃうな。
比べてもしょうがないけど。。うーん、まぁやっていこう。ま、自力でダメそうならパクっちゃえ(^^)/

コツコツコツコツ…。後はジャンプでしょうねぇ。
高売上成長×低営利率×低PER。チャームケアとか。
まぁそりゃそうだよねぇ。。。


追記:ごめん、プレミアグループ以外は全然違った。すんまそん。

異説:バフェット銘柄の定義

2024-04-22 10:41:12 | 投資日記
バフェットは雪だるま職人。

別にバフェットが生み出したものって特にないんだよね。
キャンディーだってコーラだって商社だって、別に彼が作ったものではないでしょ?
彼がやったことは所有権のラベルを張っただけ。
世界にとって、バフェットがいようがいまいがあんまり関係がない。
彼がいなくても誰かが売買している。
ジョブスやビルゲイツやマスクのように人類に何か付加価値を与えるものを生み出したわけではない。

もちろん、投資家界隈からは絶賛されるけどね。
自分もすごいと思うんだけども。
俺は片山氏のがすごいと思うんだけどね。
まぁ、他の実業家とはバフェットは毛色が違うんだよね。
じゃあ彼の何がすごいんだっていうと、ナビゲーション。これね。

例えばさ、どこかに車で旅行行くとするじゃん?
そういう時ってカーナビ使うでしょ。あれ。最短経路を瞬時に表示してくれるでしょ。
バフェットが持ってるのって、言ってみればそのナビゲーションなんだよね。
ようは、どういう経路を辿れば資産が増えるのかっていう、投資版カーナビ。

カーナビ使って人が知らない高速乗ってるのよ。
普通はさ、偶然乗れちゃうような高速に、相当な精度で乗ってるのよね。
で、これVIP専用とかじゃなくて、普通に乗ろうと思えばパンピーの僕らでも乗れるんだよね。

たとえばさ、市場を見ると、そういう銘柄って普通にあるんだよね。
要は、市場平均を大きく上回るペースで成長する企業ね。
年率10%とか。ほんと、ざらにあるのよ。全体の5%位はある。

問題はさ、それを選び抜けるかどうかなんだよね。
先の話でいえば、この銘柄はICなのか、一般道なのか?ってところね。
まぁぶっちゃけ、むりげーだよね。むりげー。
俺も昨日までそう思ってたんだよ。
そんな都合のいい話、普通でてこないって。。。って。

でさ、そうは言ってもあるかもしれないから、ちゃんと見てみようよ。
分析してみようよって頭の中の天使がささやくから、じゃいっちょやってみっか!といってやってみたわけ。
で、とにかく、スクリーニングで引っかかった銘柄をあたり構わず物差しに突っ込んでいったわけよ。

そうするとさ、まぁことごとく対象外となるんだよね。そりゃそうだよね。
トラックレコードがブレブレで未来なんて想定できない。
リスクをカバーするために保守的条件を適応したら、並みの成長銘柄ははじかれる。
当たり前なのよ。条件厳しいから。

特に営業(経常)利益率の処遇がほんと、大変なんだよね。
普通の企業ってぶれてしょうがない。
未来の利益率の条件をちょっと変えるだけでAAA案件になったりC案件になったりする。

でさ、さっきも言った通り、過去を見れば馬鹿みたいにリターン吐き出す投資先もあるんだよね。
問題はそれを100%に近い確率で安値で仕込めるかなんだよね。
で、無理なのよ。ぶれるから。
ぶれるから、それを見越して保守的な利益率でシミュレーションすると、まぁ全然買えない。
さらに、いい結果が出ても、定性分析でケチつけるとボロが出てくる。
やれ経済がダウンターン入ったら売上へるだろとかか。減ったときに利益減どうするんだとか。
そんな規模まで拡大できる要素あるのか?とか。
結局、お祈りにすがることになる。

でもこれさ、逆に言うと、

・成長余地が十分あり
・成長率も持続的にそこそこ高くて
・競争もほぼなく
・営業利益率もめっぽう安定してて
・すでにビジネスモデルが固いから下手に変動することもない

ッテ話があればそれに乗ればいいだけなんだよね。

たとえるなら、寒天培地に降り立った雑菌よ。
やることは増えるだけ。

で、これ、ちょっと前の日本市場でいうと、プレミアグループが該当するんだよね。
なんだろうな、利益率の固さが異常、背景も固すぎ。
もうね、トラックレコード見た瞬間、これやん…っていうね。

営業利益率がほぼ決め打ちっていうのは、一長一短なんだけどさ。
例えば営業利益率がアップサイドにいけばそれだけEPSブーストされるでしょ。それがないのはいたい。
でも逆にダウンサイドがほぼないというメリットもある。

まぁとにかく、変数の一個が固定されるだけで投資難易度が格段に下がるんだよね。
ちなみに自分が株価の変数で使ってるのは、売り上げ、利益率、PERの三つ。
言ってみればXYZの連立方程式みたいなもんなんだよね。

でさ、Xが確定したらYZなんてすぐ判定できるでしょ。例えばこういう問題ね。

次の2つの方程式を解いて、x、y、z の値を求めてください。
  2x+3y−z=7
 4x−y+5z=10

これ。解けないでしょ。
でもxが特定されればzyは簡単に特定できるでしょ。それと同じ。
整いましたって感じ。

話は戻る、寒天培地的に言えば、プレミアグループは雑菌よ。
でね、倍増速度は雑菌のROEだとか各方面の拡大体制や市場の受容速度による。
んで、寒天培地はSOM(Serviceable obtainable Market)ね。まぁなんだ、培地の大きさね。
培地を全部覆いつくすまで成長するでしょ。それ。

そういう状態で、投資家としていくらで投資するかっていうと、無成長状態になったときのPER相当。
これがいい。
結局ね、企業はいつかどこかで成長が終わってしまうの。
上記の場合、培地がなくなったら終い。
無成長下でどういう評価をされるのかっていうと、まぁこれは企業次第なんだけど、ある程度還元するとしたら、
例えば配当性向50%位でね、その時いくらの値付けがされるのかを基準とする。
ここの場合はPER10倍もあれば十分でしょ。
配当5%。まぁとにかく、低めの設定をしておく。

そんな値段で売ってるわけねぇだろって言われるかもだけど、まぁそれに近い水準で買えばいいのよ。
これで終了。
いやほんと、終了。

四半期決算のチェックも大して必要ない。
飛行中の飛行機で残りのフライト時間チェックするみたいなもの。
四六時中みないでしょ、そんなもの。

そんな値段で買えないなら多少高くても買えばいいジャン?って思うじゃん?
そこがみそなんなよね。
ようは、高値で買っちゃダメなの。
PERは見た目以上にくそ重いんだよね。鉛のようなもの。

例えばPER12倍で買うべき株がPER24倍だったらどうする?
成長株だよ?多少プレミアムのっけても買うべきだよ?みんなそうしてるよ?
なんて思考しちゃうでしょ?俺もそう。俺もそうなんだけど、それはアウトなの。

PER24倍がPER12倍水準まで落ちるのにどれだけ時間がかかるか?
その間は言ってみれば懲役刑なのよ。
懲役を満了してからが超過リターンなわけ。そんなもん、食らう必要はない。
たまに落ちてくるんだからそこで拾えばいい。
先の例でいうと、成長率20%といってもたかが20%。
株価変動は年間±30%位で動く。悲観が入ってPER安くなったところで買えばいい。
後は自動運行。成長が終わるまで快適なフライトをお楽しみってわけ。
高PERを受容しない。それが肝要。

バフェットのやってることは、まぁ行ってみればエスカレーター進学。
慶応の幼稚舎みたいなもんだよ毎年毎年、毎回試験を受けるんじゃなくて、一発そこで入れちまえばそのまま大学まで行く。

企業の成長=リターンなんだから。
毎年15%でも20%でもコンスタントに成長する。
行くところまで行かせればいい。

成長止まったらそこで降りればいい。いや、持ち続けててもいい。
買値も売値も同じようなPER。手に残ったのは成長分。

だから途中で成長が鈍化したな?
降りようかな?
なんて考えなくていい。ただただ乗ってればいい。

安心安全。

幼稚舎に入れる子を選別して安値のうちに仕込んでおしまい。
托卵みたいなもんか。

さよなら、ぐるなび

2024-04-21 13:06:44 | 投資日記
さようなら。さようなら。さようなら。

蓋然性を重視する

2024-04-20 12:37:59 | 投資日記
リターンを計算する。それは結構。でも、どのくらいの確度なの?それ蓋然性どうなのって話になる。

2倍になる可能性がある、といっても、実際の実現度が低ければ意味がない。時間の無駄。
50%の確度といっても期待値は1.5倍。そして必要年数が数年ならばそれだけリターンは年次で割られる。
さらに、ダウンサイドリスクもあったらそこを割り引かないとならない。ここが結構曲者。

そうやって計算をしていくと、X倍が達成可能かどうかを推定するより、
確度をどれだけ高められるかのほうが大事になってくる。

X倍になる可能性がある。って言ったところで、そりゃ可能性は無限大。
ゼロじゃない。どの株だって同じ。

どんな銘柄でもテンバガーとか2倍株への道筋は作れる。
前提条件を緩くして楽観的な推測を重ねていくとそういう結果になる。
でも大事なことは本当にそれが達成可能なのかどうかということ。

1+1はなんですか?
答えは2ですよね。

それくらい自明のレベルで投資をしたい。

改めて考えてみる。自分が投資している銘柄は自明の理に沿って株高になるか?
実際、そういうわけでもない。今の投資先は確かに過去水準に比べて割安ではある。
安定した過去業績を持っている。ここから減益リスクはそれほどない。

が、ないわけではない。チョンボするかもしれない。
そもそも株価が上がらないかもしれない。そのまま低い水準で捨て置かれるかもしれない。そういう事例もいくつかあった。
株価が上がるとしても何年もかかるかもしれない。3年とか5年とか。
その間に件の減益が入ったら想定リターンは相当削られる。下手するとマイナスで撤退ということにもなりえる。

できるだけ推定を削る。事実だけで投資をしたい。
推定はあくまでも繋ぎ。事実と事実をつなぐ橋渡し。1+1の”+”の部分。シンプルにする。
推定は気づかないうちにバイアスがどんどん入り込んでくる。可能な限り排除。

そうしていると、結局、変化だよねって話になるんだよね。
やっぱ筋が良すぎるんだよあの話。ほんと、すごいわ。。

まぁ、ただ変化の蓋然性っていうのかな、判断が難しい。
その変化が本当に陽性なのか、はたまた擬陽性なのかってなかなか判断つかない場合が多いんだよね。
そういうところで消耗していると、好機を逃してしまったりもするので、このあたりの精度向上を考えたいなとも思う。
多分一番これが筋のいい脈。変化が起きたところで割っては入れるからね。待機時間が少なくて済むし(変化が起こるまで無変化を耐えるみたいなやつ)。。

まぁ、とりあえずグレアム的なシケモク投資法で今は行くしかない。
手持ち以外に確証持てる話がない。


業界は大抵、10年単位で成長する。

2024-04-18 21:48:11 | 投資日記
コンビニとか、ドラッグストアとかね。10年単位だったでしょ。
10年単位っていうのは、10年~30年とかって期間ということね。黎明・拡大・成熟。
コンビニの場合はいったん成熟してまた売上げは成長してるけど、完全に飽和しきった中で戦闘してる感じだよね。
弱小は滅ぼされ大手も疲弊。

ま、とにかく、業界が勝手に成長してる、割安成長株を割安で買えたら10年くらい持っておくといいんじゃない。
っていう感じ。成長が続くから。

まぁ本当に大事なのは成長余地と成長速度の兼ね合いかな。
成長余地は既存の下位互換の市場規模ってとればいいのかな。要は成長市場反対に、食われて衰退する市場みたいな。
イオンに対する商店街みたいなイメージかな。



自分の見た限り、10年単位が標準だけど、中には阿保みたいに食い尽くす業界もあるね。
スマホとかかな。4年くらいだったな。まぁ、あれは耐用年数で入れ替え進むからね。
ま、それは余地と速度の兼ね合い。ケースバイケースで測らないとね。


Log(PER/業界PER)/Log(1+成長率)=懲役年数

2024-04-17 17:01:29 | 投資日記
ここでいう懲役年数ってのは、今の株価で企業を買った場合、超過リターンが発生し始める期間のことね。

・懲役が終わるまで、良くも悪くもその(EPS)成長率を維持できる
・無成長状態になったらPERは業界平均まで落ちる
※ここでは業界成長率は無視してる、入れると複雑になるので、まぁPERは15倍上限とかつければ凡そ近からず遠からずじゃないかな。

業界PERってのも疑似的な考え方で時期によって結構変動するけど、まぁ他社の水準を見つつある程度の幅を持って考えればいいのかな。
おおよそ、PEG倍率×2年が懲役の目安。そして分母となるPERが低いほど懲役は減免される。

例えば業界PERが15倍で、その企業のPERも15倍。で、成長率15%とか。
この場合PEG1倍で懲役は2年…と計算されるけど、実際は成長プレミアムがない状態なので懲役0年。娑婆の空気吸い放題。

グロースやるならやっぱ懲役が短いほうがいいよね。長くでも2年かな。できれば0年。

グロースやるときに一番大事なことはどこまで成長するのか。かな。
あとはどの程度の利幅がとれるのか。株価水準はどうなのか。

全部揃ったときに超絶ちょろい案件が生まれる。成長銘柄が短期的(半年~2年)に減益した時とか。

減益要因をちゃんと精査して根源的問題でない場合(例えば売上拡大以上に人員増やしちゃったとか)はさっさと突っ込む。
そういうのは次の期の投資を少し絞れば適正化できるから。社長があほじゃなければ。

ちょろい案件出るまでグロースはやらない。
イモッってよう。たぶんそれが僕にとっては最善。ほかの案件は難しすぎ。

物差し作りから始める

2024-04-16 10:06:04 | 投資日記
思う所があり、バフェット本を何冊か読んだ。

その中で「過去の失敗で何が失敗だったかちゃんと説明できるようにしておく」、みたいなフレーズがあった。
で、自分の経験と照らし合わせてみた。主に株式投資、不動産投資、物販(輸入小売販売)。

結果、
株式は失敗談が累々。失敗率も相当高い。

一方、
物販は大きく被弾したものはない。
不動産に至ってはゼロ。

なんだこの差は…。

確かに場数(投資回数)の違いはあるとしても、株式投資の失敗率はケタが違う。

んで、掘り下げてみると、原因判明。根拠薄弱な推論をベースに取引をし、結果それが大外れ。
それを繰り返している事が判明。

一方、物販は被弾こそすれど、失敗率は限定的。ロスも大したものではない。不動産もしかり。
何故か?妄想が入り込みにくい構造で取引をしていた。物販も不動産取引も、きわめて現実的な目線で行っていた。

結果として、今の資産の大部分は不動産と物販からのものという事に。。。
気持ちの上では、「俺は株式投資の方が能力的に秀でているんだ!!」と思ったけど、全然違うっぽい。わろた。いやぁ。。しかしひどいな。。

という事で仕切り直し。物差し作りから始める。
まぁ、言うほど難しいものではない。

要するに、現実ベースで精度の高い物差しを作って、それ以外は投資対象としない。これだけでいい。
精度の高い物差しっていうのは、今ならそれなりに作れる。

具体的には、一応、全銘柄分の四半世紀分の売上、営利、経常、PER、配当利回りの推移とそこから次の1年のリターンを業界別で見れる仕組み作って、それを可視化したんだわ。
で、暇つぶしに見てると、まぁあれだよね。あぁこういうパターン構造なのね。。狙えばいいのね。みたいなのがおぼろげながら見える。

そこで得られた検知を有名どころの投資家さんが書いた書籍と照らし合わせて肉付けしていく感じ。
ま、行きつく先は「安定成長する銘柄を安い時に買え」ってなだけだけどね。

で、投資はこの物差しのみを使って取引する。まぁ行ってみればチェックシートだよね。筋のいい見地を突っ込んで磨いたチェックシート。

不動産投資でもこれ使ってたな。レインズとかアットホームから新情報受信してそのままシートに流し込んでよさげな物件だったらアラート飛ばすっていうやつ。懐かしい。

このシートの中身ってのもまぁ、汎用なんだけど、建物の築年数と構造、延べ床面積から建物価値を、土地は面積と地域の相場から土地価値を積算で疑似的に出して、
築年数から一律、リフォーム単価を出して㎡で掛ける、必要に応じて追加工事費用も入れる(例えば風呂の入れ替えの金額とか壁紙の張替え外壁塗り替え等、
相場があるのでそれをデータベースから拾ってきて疑似的にいれたりとか)とか。
まぁとにかく、一般的な不動産業者がやってるような見積内容を予めチェックシートにモジュールとして組み込んで算出に使っていたみたいな感じ。

物販でも同じで、コストの相場ってものがあるのでそれに合わせて利益計算シートを作る。例えば物販だったらEC手数料はこのカテゴリは8%、保管費用は3000円/坪月とか。

肝なのは「実地ベース」の相場で見積もりを入れる事。
それと、自明な計算しか入れない事。で。株式投資の銘柄算定でも同じことをしましょうってこと。

まぁやりましょう。これやると、恐らく株式投資は死ぬほど退屈になる。が、まぁそれでいいかなって感じ。
株式投資にドキドキもワクワクも要らない。金だけくれ。


といっても、推定したいのは人の性。株式投資でも引き続き推定はしていくけどね。でもそれは金が絡むところではなくて、あくまでも理論とか、考え方とかそっちの方面。
というか、自分はそういうのを考えているのが好きで、考えてる時に脳内物質結構出るから、それでいいんだろうな。

という事で、金が絡むところは実地ベース。100%マーケットイン。

PEGの改造

2024-04-15 11:02:27 | 投資日記
PEGを改良したい。どうしてもアズームを取りたい。というかあれは取れるべき銘柄だったんだよなぁ。2019年。

指標なんて用途に応じて修正を加えてやればいいと思うんだよね。農業トラクターのアタッチメントみたいな感じ?
トラクターって尻の方からトルクをぐりぐり出す動力棒みたいなの出してるじゃん?
で、色んな作業に適応するアタッチメントくっつけて、色んな作業できるでしょ。あんなイメージ。



バリューだけじゃなくてグロースも一応見ておこうと思ったんだけど、まぁPEGそのままだと使いにくいなぁと。
というか、赤字吐いてるグロース銘柄なんて、取れないんだよね。まぁそもそもそんなもん買うなって話なんだけど…。
まぁそれはおいといて、どうしたら精度の良い物差しを作れるかなと。というか、アズームね。アズーム。あいつは取れたよなぁ。。何度も言うけど。

PEGに埋め込まれている利益要素が邪魔なんだよね。営利率とか伸び切ってる銘柄については別にいいのだろうけど、
これから利益率も上がっていくという段階の銘柄は、測れないんだよね。もしくは現役しちゃった銘柄とか。利益成長マイナスになるから。

という事で、色々模索中。アズームの例で言えば、分母のPERで使う利益率(EPSの売上×経常利益率)の所を何かしらの代数を入れるという方法が一番もっともらしいかな。
具体的には同業他社、パラカとか駐車場開発とか。もしくは中計の目標数値とか。分子のほうはEPS用いないで売上成長ベースにするとか。
ただこういうのって非常に手間なんだよね。だってイチイチ自分で入れなきゃいけないじゃん?
最初から「この業種はこの位の利益率」みたいなのを自動計算して補正PEGとして出力出来たら楽だよねぇ。精度低いだろうけど。楽。


保険(安全マージン)とは何か

2024-04-15 10:55:21 | 投資日記
事故が起こった時の為のバッファ。遊び。余裕。バンパー。
保険とは何か、再定義しようとすると難しいな。んー。

実績値ベースで一般的な物差しで計算されるべき価格と、現在価格の間。か。

で、そのギャップは何かというと、単に需給によるだけだったりする。
合理的な理由なんてない。ただ需要側が言うほど増えていないだけ。買われていないわけではない。
じゃあなんで需要側が増えていないのかというと、安いと思われてないから。上がると思われてないから。

まぁそりゃそうだよな。上がると思ったら買うわな。
で、買い始めるのはいつかっていうと、「問題なく」安いと認識された時。そして株価が上がってきた時。

じゃあいつ安いと認識するのか?だけど、それは数字が更改された時。株安の前提条件が外れた時とか。

前提条件っていうと、例えば突発的な利益増があったとして株価もかなり上がったとする。
すると、こんなに株価が値上がりしてるのはぶっちゃけ怖い。
指数的には割安だけど、ただの外れ値でしょ?ここで買ったら高値掴みじゃんって話になる。
というのも突発で上がっただけの利益だったら株価は崩れる。今まで上がった分、下落する。
それはリスクだ。みたいな感じかな?

で、例えば本決算跨いで通期予想が出されて、今期もいい数字っぽいとなったら条件が外れ始める。
さらに1Q2Qで進捗通りだったりそれ以上だと安心感以上に過熱感が出てくる。
まだいけるんじゃないかと。乗り遅れてるんじゃないか?と。まぁ多分そんな感じなのかな。
※自分が色んな銘柄の時系列を見てて来ただと、2-3年は地固めが必要な感じかな。
 逆に言えば、利益があがって1-2年地固めされるとそれベースで株価が測られるようになるイメージ。

これ、あれだな。なんというか、ぐらついた石、隙間だらけの粒子みたいなもんだな。外部から何らかの振動が入ると隙間が埋まるやつ。
逆に振動が入らないと変わらない奴ともいえる。で、この振動ってのは決算の更改とか、数字的に変化ないやつも含まれる。
上記の例だと、大事な所は織り込まれている条件に対して現実の数字が当てられた時、変化が生じるって感じか。何当たり前なこと言ってるんだおれは。。



何故トーホーを買っているのか

2024-04-14 16:06:30 | 投資日記
8142 トーホー

トーホーというのは主に関西以西を地盤とした業務用食品の卸売業者。
現在この株がPF中40%以上を占めている。

理由は簡単、安いから。

安いといってもPER8倍とか9倍とか。全然安くない。もっと低PER銘柄は沢山ある。
配当だって3.5%しかない。もっと配当利回りが良い企業は沢山ある。

その通り。その通りなんだけど、他社と比較してもしょうがないんだよね。こういう話。
そんなこと言ってたらPFは不動産系ばかりになっちゃうよ?で、その不動産系はいつ上がるの?みたいな。
まぁなんだ、個々の銘柄は個々の相場というものがある。この相場っていうのはPERとか配当利回りとかも含む。

だから大事なのはその銘柄の相場って何なのか、を考える事。というか見る事かな。具体的には過去の数値。
過去のPER水準がどの程度で配当水準はどの程度だったのか。

トーホーの場合過去25年で概ね平均PER13倍程度。下限値(割安PER上位2割)で10倍程度。で、現状7.5倍程度。平均値に戻るだけで2倍弱取れる。
※ここでいうPERは補正したPER、具体的には当期/経常を65%で引き直している数値。税金やら特別損益はブレやすいので一律で均してる。
※コロナの赤字は除外ね。飛び値は不算入。

配当は平均2.3%。上限値で2.8%といった所。現状3.4%。
配当で見てもまぁ、まだ安い。これは株価浮揚要素としても機能してくれる。

では、何でそのレンジなのか?それは知らない。過去に売買していた人たちがそれがトーホーに対する評価だった。
過去の評価は過去の評価、これからの評価は違うのでは?評価は変わるのか?というと、変わるかもだし変わらないかもだし。大きく変わる銘柄もあれば概ね変わらない銘柄もある。
※大きく変わる銘柄はやっぱりEPSが変動するところ。良くも悪くもね。ESPが成長すると頃は基本PERも切り上げされる。逆もしかり。
※ただ面白いのはたまーにEPSしっかり成長してるのに株価がマグロってPERが馬鹿みたいに低いままのケース、これもたまに見る。なんなんだろうね、あれ。

こうも言われるかな、過去水準と比べてPERが低い、配当が高い。そうであっても業績死んだらすべておじゃんでしょ?
そう言われるとまさにその通りなんだけど、まぁこれも阿保みたいに安定している部類の業績なので特に問題なし。
利益の変遷は芸能人の歯並び並の整列。まぁそりゃそうだよね。食品の卸だよ。接合されてる業界が食品でしかも卸。
小売のスーパーと同じくらいかそれ以上の安定性よ。好況だろうが不況だろうが人は飯食うからね。
※ま、業務用なのでコロナ下では赤字になったけど。

直近で営利が過去水準より3倍程度膨れているけど、コロナ下で抑制した販管費がそのまま抑制され続けただけなので競争力上特に問題なし。
値上げ主体で業績よくなった所とはちょっと毛色が違う。さらに中計でほぼ現状維持の営利目標出している(本当はもう少し上狙ってくれよって感じなんだけど)。
結局のところ販管費をたいして増やさなきゃこの利益水準は維持可能。それは経営陣が一番わかってるんじゃないかね。

という事で、業績もまぁ堅い。株価水準は安い。この業績がそのままキープされれば株価水準もいつも通りの水準い戻っていくでしょう。
そしたらぼちぼち売ればいいかな。という感じ。2-3年で多分お鉢が回ってくる。
まぁ外れるかもだけどね。でも、外れてもほぼノーダメで済むんだよね。だって今の水準が業績沈むことを織り込んだ株価なんだもの。

とはいっても、所詮成功しても2倍だけどね。
でも2倍でいいやって感じ。それ以上は僕には過ぎたこと。

日本ホスピスは転進で

2024-04-13 20:15:52 | 投資日記
検討した結果、お流れになりました。IRに色々質問しようと思ったけど、それもなしで。

アンビスレベルの営業利益率(25%)まで高められればありかなと思ったが無理だろうなぁ。
箱が小さいから規模の効果出せない。精々15%だろうな。

理由はここは一箱で30人、アンビスは50人。配置人数的に50人箱のほうが効率的に管理できる。
故に従業員一人当たりの売上が150万近く違う。ほぼ労働集約型ビジネスでこの差は大きい。
というかこの差が全てとさえいえる。差を埋めたければ施設増床するか値上げもしくは賃下げ。
どれも厳しいわな。値上げが唯一かな。

後、経営が行き当たりばったりな感じ。資料もちょっとなぁと思う所多々あり。
直近の中計資料が数年前のそれの使いまわし、全てそのままだったりね。
中計未達だったの忘れたの?みたいな。やる気ねぇって感じ。

中央集権化するために体制変更始めたらしいけど、それで4Q数字死んでるし。
動作チェックしないでいきなり本番環境にブッコむとか阿保じゃないの…。しかも「不可避的に発生」とか。
いや、発生しないようにしてからやれよって。


しかもこの体制変更ってのも、なんかアンビスのそれのパクリじゃね?みたいな。似たような事書いてるんだよねぇ。アンビスの資料に。
後、資料で使ってる◇マークね。パクってるなぁと。
いやパクリが悪いわけじゃないんだけど、パクるなら1施設当たりの床数増やすとか本質的な方パクれよって。。
そんなどうでもいい所じゃなくて。。グッドスピードの方がよっぽど頑張って忠実にパクろうとしてたぞ。

まぁここはまだまだ増える余地あり。売上成長って意味では数年間は問題はない…かな。んー微妙だなぁ分からんな。

なんだろうな、対戦ゲームで言えば、凄いスペックの高い機体使ってプレイしてる素人みたいな?凄い課金してるんだけど腕は下手くそみたいな。
ここで言う機体とか課金っていうのはポテンシャルのある業界・ポジションって意味ね。
上手くいってる相手をパクろうとするのはいいんだけど、なんかパクるところ間違えてて意味ないんじゃね、それじゃ勝てなくない?みたいな。

まぁ、値段が安いってのもあるので一応検討は続行。1Q通過後でいいかな。
件の体制変更の余韻が上期も残りそうなので、相当ひどい数字出てきそうな雰囲気。それが出てきてから考えればいい。
ま、出てこないかもしれないし、株かも今より高いかもだけど、その時はその時でまた考えればいい。


じゃあアンビス買うか?っていうと、ホスピス買うより儲からなそうだからそれは無しで。

日本ホスピスはチャームケアの夢を見るのか(見せてくれるのか)?

2024-04-13 13:30:35 | 投資日記
言ってみたかっただけ。ワンチャン行けるんじゃねこれ。

マジでワンチャンだけど。
競合のアンビスに周回遅れの差を付けられてるけど。

このビジネス、ちゃんと計数管理できれば 営利率で25%とか持っていけるんだよね。
しかも引きが強い。箱とワーカーを揃えられれば売上は増える。今は4Qぽしゃって株価ジリ貧だけど。多分1-2Qもやばそうだけど。
自己資本比率20%以下で成長させてるから財務怖いけど。

なんかちょっと前のグッドスピードを思い出すな。
あそこもネクステージ兄貴の背中を追ってやってたなぁ。加藤~加藤社長~お前よぉ。
街の中古車屋じゃないんだからよぉ。上場してるんだからよぉ。コンプラ回りちゃんとしとけよ…。

さて、ホスピス。なんだろなぁ、アンビスみたいにキビキビ整えてほしいよねぇ。
まぁ整えられないからこんな株価なんだろうけど。
どうも計数管理が弱いというか苦手そうな感じなんだよな。算数だぞ算数。

まぁ要検討。よさげだったら1億くらいは入れたい。

干し草の中から針一本を探せるか?

2024-04-13 13:20:13 | 投資日記
干し草の中から針一本を探せるか?
例えば1tの干し草の中にあるたった1本の針を見つける事は出来るだろうか?
出来るが途方もない労力が必要となる。結局見つからないかもしれない。

「手で探す」ならね。

それ相応の設備を使ってやれば簡単に見つけられる。で、相応の施設ってのは別にたいそうな設備でなくてもいい。
例えば唐箕みたいな仕組みを用いて軽い干し草を飛ばしつつ、針を落とすとか。そして唐箕を別に作る必要なくてサーキュレーターで飛ばせばいい。
もっと単純な方法は、干し草を体育館のような場所で広げて解体現場なんかで使われてる巨大な電磁石を使って磁場を発生させてそこから針を拾ってくればいい。
設備も用意できないならもっと簡単な方法もある、燃やしてしまえばいい。鉄は1500度で溶ける、干し草なんて燃やしても精々600度。問題なく残る。
燃えカスなんて1/100程度の重量。10kgの灰から針を見つけるのは別に問題にもならない。篩にでもかけてやればいい。
もしくは水に溶かしこんで沈殿した中から探すとか、10分もかからず見つけられる。

結局のところ、干し草の中の針拾いってのは、下処理の方法でいくらでも楽が出来る。これは別に、針が鉄製じゃなくても同じことが言える。プラでも別の方法を探せしてやればいい。
んで、株式投資も同じじゃないかな。随分偉そうなことを言っているけど、なんか、いうほど仰々しい物でもない気がするんだよな。

例えば100年後の投資家が、2020年代の投資家を見て、なんて低レベルな事やってるんだ…と思うんじゃない。
それは俺らが1920年代の投資家を見て思うのと同じ感じで。

別に、僕がそれで来てるから投資でも成功するんだ!とかそういうのじゃなくて、多分、もっと改良できると思うんだよね。方法。



唐箕

8130サンゲツ

2024-04-12 10:36:57 | 投資日記
そろそろお開きかなーと思ったけど、どうだろうねぇ。

結局大幅増配してくるんじゃないかなぁ。

【資金使途】3月末自己資本は還元方針で定めた上限1050億円に接近。M&Aや新規事業など成長投資視野に方針再検討。日比谷に開発基地設け東京の拠点を強化。

成長投資といってもそう簡単に買収先が見つかるわけでもない。
まぁ多分金積めば買収できるだろうけど、2018年頃に毒饅頭の外国企業買収して減益に落ちてるので、多少は学んで慎重に動くでしょ。
社長変わったからそうとも言い切れないか。

まぁ、買収しないとしよう。そう考えると、最大150億程度が還元対象となる。
これって現時点の配当額が1.5倍以上になるってこと。要するに、配当性向80%-100%(現状55%程度)。

なので減益されても多分配当で相当突っ込んでくるんじゃないかな。
とりあえず配当利回り1.5倍程度考えておくといい。配当6%とかいくなぁ。
そうすると株価も跳ねるなぁ。時間はかかるだろうけど。うーん悩ましいねぇ。トラタヌだけど。

とはいっても、そこそこ堅いんだよなぁ。ここから大幅減益でCF途切れるわけでもない(阿保みたいに人雇って販管費膨れてきてるけど、直ちにCFに影響が出るわけではありません)。
という事で金が溜まるのは既定路線。
後は、中計のルールに従うって何か買収するか、配当で吐き出すかしかない(or自社株買い)。
で、買収先があるのか?ってところ。もうこのあたりは業績云々というより、金をどう割り振るかって話。
※業績面ではまぁ、ちょっと黄色信号出てるけどね。四半期の営利が前年同期比営利、2期連続で割ってるし。

んーそんな銘柄に資産の6%しか入れてないってのもどうかなぁ。
でもトーホーも尾家も堅いんだよなぁ。。ぐるなびが600円位になったらさっさとこっちに切り替えるんだけどなぁ。