要となる智を継ぐもの

株式投資について観察した結果をつらつらと書くブログ(走り書き)。

物差し作りから始める

2024-04-16 10:06:04 | 投資日記
思う所があり、バフェット本を何冊か読んだ。

その中で「過去の失敗で何が失敗だったかちゃんと説明できるようにしておく」、みたいなフレーズがあった。
で、自分の経験と照らし合わせてみた。主に株式投資、不動産投資、物販(輸入小売販売)。

結果、
株式は失敗談が累々。失敗率も相当高い。

一方、
物販は大きく被弾したものはない。
不動産に至ってはゼロ。

なんだこの差は…。

確かに場数(投資回数)の違いはあるとしても、株式投資の失敗率はケタが違う。

んで、掘り下げてみると、原因判明。根拠薄弱な推論をベースに取引をし、結果それが大外れ。
それを繰り返している事が判明。

一方、物販は被弾こそすれど、失敗率は限定的。ロスも大したものではない。不動産もしかり。
何故か?妄想が入り込みにくい構造で取引をしていた。物販も不動産取引も、きわめて現実的な目線で行っていた。

結果として、今の資産の大部分は不動産と物販からのものという事に。。。
気持ちの上では、「俺は株式投資の方が能力的に秀でているんだ!!」と思ったけど、全然違うっぽい。わろた。いやぁ。。しかしひどいな。。

という事で仕切り直し。物差し作りから始める。
まぁ、言うほど難しいものではない。

要するに、現実ベースで精度の高い物差しを作って、それ以外は投資対象としない。これだけでいい。
精度の高い物差しっていうのは、今ならそれなりに作れる。

具体的には、一応、全銘柄分の四半世紀分の売上、営利、経常、PER、配当利回りの推移とそこから次の1年のリターンを業界別で見れる仕組み作って、それを可視化したんだわ。
で、暇つぶしに見てると、まぁあれだよね。あぁこういうパターン構造なのね。。狙えばいいのね。みたいなのがおぼろげながら見える。

そこで得られた検知を有名どころの投資家さんが書いた書籍と照らし合わせて肉付けしていく感じ。
ま、行きつく先は「安定成長する銘柄を安い時に買え」ってなだけだけどね。

で、投資はこの物差しのみを使って取引する。まぁ行ってみればチェックシートだよね。筋のいい見地を突っ込んで磨いたチェックシート。

不動産投資でもこれ使ってたな。レインズとかアットホームから新情報受信してそのままシートに流し込んでよさげな物件だったらアラート飛ばすっていうやつ。懐かしい。

このシートの中身ってのもまぁ、汎用なんだけど、建物の築年数と構造、延べ床面積から建物価値を、土地は面積と地域の相場から土地価値を積算で疑似的に出して、
築年数から一律、リフォーム単価を出して㎡で掛ける、必要に応じて追加工事費用も入れる(例えば風呂の入れ替えの金額とか壁紙の張替え外壁塗り替え等、
相場があるのでそれをデータベースから拾ってきて疑似的にいれたりとか)とか。
まぁとにかく、一般的な不動産業者がやってるような見積内容を予めチェックシートにモジュールとして組み込んで算出に使っていたみたいな感じ。

物販でも同じで、コストの相場ってものがあるのでそれに合わせて利益計算シートを作る。例えば物販だったらEC手数料はこのカテゴリは8%、保管費用は3000円/坪月とか。

肝なのは「実地ベース」の相場で見積もりを入れる事。
それと、自明な計算しか入れない事。で。株式投資の銘柄算定でも同じことをしましょうってこと。

まぁやりましょう。これやると、恐らく株式投資は死ぬほど退屈になる。が、まぁそれでいいかなって感じ。
株式投資にドキドキもワクワクも要らない。金だけくれ。


といっても、推定したいのは人の性。株式投資でも引き続き推定はしていくけどね。でもそれは金が絡むところではなくて、あくまでも理論とか、考え方とかそっちの方面。
というか、自分はそういうのを考えているのが好きで、考えてる時に脳内物質結構出るから、それでいいんだろうな。

という事で、金が絡むところは実地ベース。100%マーケットイン。

PEGの改造

2024-04-15 11:02:27 | 投資日記
PEGを改良したい。どうしてもアズームを取りたい。というかあれは取れるべき銘柄だったんだよなぁ。2019年。

指標なんて用途に応じて修正を加えてやればいいと思うんだよね。農業トラクターのアタッチメントみたいな感じ?
トラクターって尻の方からトルクをぐりぐり出す動力棒みたいなの出してるじゃん?
で、色んな作業に適応するアタッチメントくっつけて、色んな作業できるでしょ。あんなイメージ。



バリューだけじゃなくてグロースも一応見ておこうと思ったんだけど、まぁPEGそのままだと使いにくいなぁと。
というか、赤字吐いてるグロース銘柄なんて、取れないんだよね。まぁそもそもそんなもん買うなって話なんだけど…。
まぁそれはおいといて、どうしたら精度の良い物差しを作れるかなと。というか、アズームね。アズーム。あいつは取れたよなぁ。。何度も言うけど。

PEGに埋め込まれている利益要素が邪魔なんだよね。営利率とか伸び切ってる銘柄については別にいいのだろうけど、
これから利益率も上がっていくという段階の銘柄は、測れないんだよね。もしくは現役しちゃった銘柄とか。利益成長マイナスになるから。

という事で、色々模索中。アズームの例で言えば、分母のPERで使う利益率(EPSの売上×経常利益率)の所を何かしらの代数を入れるという方法が一番もっともらしいかな。
具体的には同業他社、パラカとか駐車場開発とか。もしくは中計の目標数値とか。分子のほうはEPS用いないで売上成長ベースにするとか。
ただこういうのって非常に手間なんだよね。だってイチイチ自分で入れなきゃいけないじゃん?
最初から「この業種はこの位の利益率」みたいなのを自動計算して補正PEGとして出力出来たら楽だよねぇ。精度低いだろうけど。楽。


保険(安全マージン)とは何か

2024-04-15 10:55:21 | 投資日記
事故が起こった時の為のバッファ。遊び。余裕。バンパー。
保険とは何か、再定義しようとすると難しいな。んー。

実績値ベースで一般的な物差しで計算されるべき価格と、現在価格の間。か。

で、そのギャップは何かというと、単に需給によるだけだったりする。
合理的な理由なんてない。ただ需要側が言うほど増えていないだけ。買われていないわけではない。
じゃあなんで需要側が増えていないのかというと、安いと思われてないから。上がると思われてないから。

まぁそりゃそうだよな。上がると思ったら買うわな。
で、買い始めるのはいつかっていうと、「問題なく」安いと認識された時。そして株価が上がってきた時。

じゃあいつ安いと認識するのか?だけど、それは数字が更改された時。株安の前提条件が外れた時とか。

前提条件っていうと、例えば突発的な利益増があったとして株価もかなり上がったとする。
すると、こんなに株価が値上がりしてるのはぶっちゃけ怖い。
指数的には割安だけど、ただの外れ値でしょ?ここで買ったら高値掴みじゃんって話になる。
というのも突発で上がっただけの利益だったら株価は崩れる。今まで上がった分、下落する。
それはリスクだ。みたいな感じかな?

で、例えば本決算跨いで通期予想が出されて、今期もいい数字っぽいとなったら条件が外れ始める。
さらに1Q2Qで進捗通りだったりそれ以上だと安心感以上に過熱感が出てくる。
まだいけるんじゃないかと。乗り遅れてるんじゃないか?と。まぁ多分そんな感じなのかな。
※自分が色んな銘柄の時系列を見てて来ただと、2-3年は地固めが必要な感じかな。
 逆に言えば、利益があがって1-2年地固めされるとそれベースで株価が測られるようになるイメージ。

これ、あれだな。なんというか、ぐらついた石、隙間だらけの粒子みたいなもんだな。外部から何らかの振動が入ると隙間が埋まるやつ。
逆に振動が入らないと変わらない奴ともいえる。で、この振動ってのは決算の更改とか、数字的に変化ないやつも含まれる。
上記の例だと、大事な所は織り込まれている条件に対して現実の数字が当てられた時、変化が生じるって感じか。何当たり前なこと言ってるんだおれは。。



何故トーホーを買っているのか

2024-04-14 16:06:30 | 投資日記
8142 トーホー

トーホーというのは主に関西以西を地盤とした業務用食品の卸売業者。
現在この株がPF中40%以上を占めている。

理由は簡単、安いから。

安いといってもPER8倍とか9倍とか。全然安くない。もっと低PER銘柄は沢山ある。
配当だって3.5%しかない。もっと配当利回りが良い企業は沢山ある。

その通り。その通りなんだけど、他社と比較してもしょうがないんだよね。こういう話。
そんなこと言ってたらPFは不動産系ばかりになっちゃうよ?で、その不動産系はいつ上がるの?みたいな。
まぁなんだ、個々の銘柄は個々の相場というものがある。この相場っていうのはPERとか配当利回りとかも含む。

だから大事なのはその銘柄の相場って何なのか、を考える事。というか見る事かな。具体的には過去の数値。
過去のPER水準がどの程度で配当水準はどの程度だったのか。

トーホーの場合過去25年で概ね平均PER13倍程度。下限値(割安PER上位2割)で10倍程度。で、現状7.5倍程度。平均値に戻るだけで2倍弱取れる。
※ここでいうPERは補正したPER、具体的には当期/経常を65%で引き直している数値。税金やら特別損益はブレやすいので一律で均してる。
※コロナの赤字は除外ね。飛び値は不算入。

配当は平均2.3%。上限値で2.8%といった所。現状3.4%。
配当で見てもまぁ、まだ安い。これは株価浮揚要素としても機能してくれる。

では、何でそのレンジなのか?それは知らない。過去に売買していた人たちがそれがトーホーに対する評価だった。
過去の評価は過去の評価、これからの評価は違うのでは?評価は変わるのか?というと、変わるかもだし変わらないかもだし。大きく変わる銘柄もあれば概ね変わらない銘柄もある。
※大きく変わる銘柄はやっぱりEPSが変動するところ。良くも悪くもね。ESPが成長すると頃は基本PERも切り上げされる。逆もしかり。
※ただ面白いのはたまーにEPSしっかり成長してるのに株価がマグロってPERが馬鹿みたいに低いままのケース、これもたまに見る。なんなんだろうね、あれ。

こうも言われるかな、過去水準と比べてPERが低い、配当が高い。そうであっても業績死んだらすべておじゃんでしょ?
そう言われるとまさにその通りなんだけど、まぁこれも阿保みたいに安定している部類の業績なので特に問題なし。
利益の変遷は芸能人の歯並び並の整列。まぁそりゃそうだよね。食品の卸だよ。接合されてる業界が食品でしかも卸。
小売のスーパーと同じくらいかそれ以上の安定性よ。好況だろうが不況だろうが人は飯食うからね。
※ま、業務用なのでコロナ下では赤字になったけど。

直近で営利が過去水準より3倍程度膨れているけど、コロナ下で抑制した販管費がそのまま抑制され続けただけなので競争力上特に問題なし。
値上げ主体で業績よくなった所とはちょっと毛色が違う。さらに中計でほぼ現状維持の営利目標出している(本当はもう少し上狙ってくれよって感じなんだけど)。
結局のところ販管費をたいして増やさなきゃこの利益水準は維持可能。それは経営陣が一番わかってるんじゃないかね。

という事で、業績もまぁ堅い。株価水準は安い。この業績がそのままキープされれば株価水準もいつも通りの水準い戻っていくでしょう。
そしたらぼちぼち売ればいいかな。という感じ。2-3年で多分お鉢が回ってくる。
まぁ外れるかもだけどね。でも、外れてもほぼノーダメで済むんだよね。だって今の水準が業績沈むことを織り込んだ株価なんだもの。

とはいっても、所詮成功しても2倍だけどね。
でも2倍でいいやって感じ。それ以上は僕には過ぎたこと。

日本ホスピスは転進で

2024-04-13 20:15:52 | 投資日記
検討した結果、お流れになりました。IRに色々質問しようと思ったけど、それもなしで。

アンビスレベルの営業利益率(25%)まで高められればありかなと思ったが無理だろうなぁ。
箱が小さいから規模の効果出せない。精々15%だろうな。

理由はここは一箱で30人、アンビスは50人。配置人数的に50人箱のほうが効率的に管理できる。
故に従業員一人当たりの売上が150万近く違う。ほぼ労働集約型ビジネスでこの差は大きい。
というかこの差が全てとさえいえる。差を埋めたければ施設増床するか値上げもしくは賃下げ。
どれも厳しいわな。値上げが唯一かな。

後、経営が行き当たりばったりな感じ。資料もちょっとなぁと思う所多々あり。
直近の中計資料が数年前のそれの使いまわし、全てそのままだったりね。
中計未達だったの忘れたの?みたいな。やる気ねぇって感じ。

中央集権化するために体制変更始めたらしいけど、それで4Q数字死んでるし。
動作チェックしないでいきなり本番環境にブッコむとか阿保じゃないの…。しかも「不可避的に発生」とか。
いや、発生しないようにしてからやれよって。


しかもこの体制変更ってのも、なんかアンビスのそれのパクリじゃね?みたいな。似たような事書いてるんだよねぇ。アンビスの資料に。
後、資料で使ってる◇マークね。パクってるなぁと。
いやパクリが悪いわけじゃないんだけど、パクるなら1施設当たりの床数増やすとか本質的な方パクれよって。。
そんなどうでもいい所じゃなくて。。グッドスピードの方がよっぽど頑張って忠実にパクろうとしてたぞ。

まぁここはまだまだ増える余地あり。売上成長って意味では数年間は問題はない…かな。んー微妙だなぁ分からんな。

なんだろうな、対戦ゲームで言えば、凄いスペックの高い機体使ってプレイしてる素人みたいな?凄い課金してるんだけど腕は下手くそみたいな。
ここで言う機体とか課金っていうのはポテンシャルのある業界・ポジションって意味ね。
上手くいってる相手をパクろうとするのはいいんだけど、なんかパクるところ間違えてて意味ないんじゃね、それじゃ勝てなくない?みたいな。

まぁ、値段が安いってのもあるので一応検討は続行。1Q通過後でいいかな。
件の体制変更の余韻が上期も残りそうなので、相当ひどい数字出てきそうな雰囲気。それが出てきてから考えればいい。
ま、出てこないかもしれないし、株かも今より高いかもだけど、その時はその時でまた考えればいい。


じゃあアンビス買うか?っていうと、ホスピス買うより儲からなそうだからそれは無しで。

日本ホスピスはチャームケアの夢を見るのか(見せてくれるのか)?

2024-04-13 13:30:35 | 投資日記
言ってみたかっただけ。ワンチャン行けるんじゃねこれ。

マジでワンチャンだけど。
競合のアンビスに周回遅れの差を付けられてるけど。

このビジネス、ちゃんと計数管理できれば 営利率で25%とか持っていけるんだよね。
しかも引きが強い。箱とワーカーを揃えられれば売上は増える。今は4Qぽしゃって株価ジリ貧だけど。多分1-2Qもやばそうだけど。
自己資本比率20%以下で成長させてるから財務怖いけど。

なんかちょっと前のグッドスピードを思い出すな。
あそこもネクステージ兄貴の背中を追ってやってたなぁ。加藤~加藤社長~お前よぉ。
街の中古車屋じゃないんだからよぉ。上場してるんだからよぉ。コンプラ回りちゃんとしとけよ…。

さて、ホスピス。なんだろなぁ、アンビスみたいにキビキビ整えてほしいよねぇ。
まぁ整えられないからこんな株価なんだろうけど。
どうも計数管理が弱いというか苦手そうな感じなんだよな。算数だぞ算数。

まぁ要検討。よさげだったら1億くらいは入れたい。

干し草の中から針一本を探せるか?

2024-04-13 13:20:13 | 投資日記
干し草の中から針一本を探せるか?
例えば1tの干し草の中にあるたった1本の針を見つける事は出来るだろうか?
出来るが途方もない労力が必要となる。結局見つからないかもしれない。

「手で探す」ならね。

それ相応の設備を使ってやれば簡単に見つけられる。で、相応の施設ってのは別にたいそうな設備でなくてもいい。
例えば唐箕みたいな仕組みを用いて軽い干し草を飛ばしつつ、針を落とすとか。そして唐箕を別に作る必要なくてサーキュレーターで飛ばせばいい。
もっと単純な方法は、干し草を体育館のような場所で広げて解体現場なんかで使われてる巨大な電磁石を使って磁場を発生させてそこから針を拾ってくればいい。
設備も用意できないならもっと簡単な方法もある、燃やしてしまえばいい。鉄は1500度で溶ける、干し草なんて燃やしても精々600度。問題なく残る。
燃えカスなんて1/100程度の重量。10kgの灰から針を見つけるのは別に問題にもならない。篩にでもかけてやればいい。
もしくは水に溶かしこんで沈殿した中から探すとか、10分もかからず見つけられる。

結局のところ、干し草の中の針拾いってのは、下処理の方法でいくらでも楽が出来る。これは別に、針が鉄製じゃなくても同じことが言える。プラでも別の方法を探せしてやればいい。
んで、株式投資も同じじゃないかな。随分偉そうなことを言っているけど、なんか、いうほど仰々しい物でもない気がするんだよな。

例えば100年後の投資家が、2020年代の投資家を見て、なんて低レベルな事やってるんだ…と思うんじゃない。
それは俺らが1920年代の投資家を見て思うのと同じ感じで。

別に、僕がそれで来てるから投資でも成功するんだ!とかそういうのじゃなくて、多分、もっと改良できると思うんだよね。方法。



唐箕

8130サンゲツ

2024-04-12 10:36:57 | 投資日記
そろそろお開きかなーと思ったけど、どうだろうねぇ。

結局大幅増配してくるんじゃないかなぁ。

【資金使途】3月末自己資本は還元方針で定めた上限1050億円に接近。M&Aや新規事業など成長投資視野に方針再検討。日比谷に開発基地設け東京の拠点を強化。

成長投資といってもそう簡単に買収先が見つかるわけでもない。
まぁ多分金積めば買収できるだろうけど、2018年頃に毒饅頭の外国企業買収して減益に落ちてるので、多少は学んで慎重に動くでしょ。
社長変わったからそうとも言い切れないか。

まぁ、買収しないとしよう。そう考えると、最大150億程度が還元対象となる。
これって現時点の配当額が1.5倍以上になるってこと。要するに、配当性向80%-100%(現状55%程度)。

なので減益されても多分配当で相当突っ込んでくるんじゃないかな。
とりあえず配当利回り1.5倍程度考えておくといい。配当6%とかいくなぁ。
そうすると株価も跳ねるなぁ。時間はかかるだろうけど。うーん悩ましいねぇ。トラタヌだけど。

とはいっても、そこそこ堅いんだよなぁ。ここから大幅減益でCF途切れるわけでもない(阿保みたいに人雇って販管費膨れてきてるけど、直ちにCFに影響が出るわけではありません)。
という事で金が溜まるのは既定路線。
後は、中計のルールに従うって何か買収するか、配当で吐き出すかしかない(or自社株買い)。
で、買収先があるのか?ってところ。もうこのあたりは業績云々というより、金をどう割り振るかって話。
※業績面ではまぁ、ちょっと黄色信号出てるけどね。四半期の営利が前年同期比営利、2期連続で割ってるし。

んーそんな銘柄に資産の6%しか入れてないってのもどうかなぁ。
でもトーホーも尾家も堅いんだよなぁ。。ぐるなびが600円位になったらさっさとこっちに切り替えるんだけどなぁ。


PER,営業(経常)利益率,売上成長の寄与率

2024-04-11 11:15:20 | 投資日記
其々の要因のインパクトによるんだけど、おおまかに

中期投資ではPER、営業利益率(経常利益率)の変化が大事。
長期投資では営業利益率と共に売上成長(累計)が重要になってくる。




長期でPERは意味ないのかというと、意味はあるんだけど、相当外れた数値(超割高水準)でない限り、そこまで大きなインパクトはないかな?という感じ。
それよりも売上成長。それと営業利益率。

長期において売上成長と営業利益率のどっちが大事かというと、どっちも大事。
売上成長が営業利益率の減少を隠せるかというのはケースバイケース。売上だけ成長して営利は変わらない、という話は結構ある。パッと思いつく限りでABCマートとか。サンマルクとか。
ジリジリジリジリ営業利益率が下がる。地盤沈下みたいにね。

まぁ、営利率をキープしながら地味ながらも成長できるところは良いのではないか、という事。ただしPERはみとこうねと。
一番いいのは全部追い風。低営利率x低PER×高成長。

一時的に低営利に沈んでいるだけなのに、凄い評価下げられてその低い営利率基準でこれまた低いPERで算定されている、そこそこ成長してる企業とか。
例えば以下のようなモデル。



そもそもPERがここまで温まるってなかなかないけどね。
営利率はざらにあるね。というか1/20社くらいこんな感じでやってるイメージ。売上成長もしかり。

まぁなかなか難しいんだけどね。どこまで成長するのかとか、営利率は上がるのか(復元するのか)とか、でもそれ以上にそういう機会ってあんまりないからいざ出会っても気が付かずスルーしちゃうことなんだよね。そもそも、そういう機会が出現するのって相場が死んでる時なのでリスクが過度に大きく見えるし、大きな損失食らったあとだから、投資する気にもならないんだよね。なので損失食らわないようにしてこういう凄いのが来た時に思いっきり張れるように準備しておけばいいのかな。

でもま、見つけたらそこそこ大きなポジション取って10年なり放置すると何十倍にもなるよね。1億でもいれておけばね。50億位あっという間じゃない?しらんけど。

バックテストと環境整備

2024-04-05 16:19:21 | 投資日記
「この方法で一生食えるんじゃね?」みたいな感じで期待しているバリュー投資の亜種だけど、実際使えるのか興味がわいてきたので過去のデータを使ってバックテストを実施。
結果としてはアンチテーゼがたくさん出てくる。そんなうまい話はございませんって感じね。リターン云々じゃなくて、そもそも、今使ってる条件付けではまず投資先がありませんということ。
なので投資したくても投資できないってことかな。それだけ今の環境は恵まれているともいえるのかも(しかし過去データでバックテストが十分できてないので、この投資法が本当に使えるかは正直わからない)

時代によって食える投資法って変わるんだなぁとしみじみ思う。あぁ面倒だな。。
そういえばCIS氏の本にじゃんけんみたいなものって例えがあったな。市場がパーならチョキを、チョキならぐーを、みたいな感じで打ち手を変えていくみたいな。
そういう万能な事が出来たら苦労しないんだよなぁ。。まぁいいや。グーしか出せないのでパーが回ってくるまで待とう。そのうちチョキも出せるようになるかもしれない。修行だな。

まぁ、とにかく、今採用してる手法は筋は悪くなさそうだし整合性も取れた投資法なのでとりあえずこのままいく。何よりも脳死プレイでいいのが楽。楽なんだよねぇ。
おじさんもう、あんまり考えたくないんだよね。後、ストレスとかも背負いたくない。テンバガーとか、そういうのもういいよ。配当5%くれて年率20%位上がる投資でいいよ。え?欲かきすぎ?でへへ。

それよりも、バックテストの環境を整備したいなぁ。自前でスクリーニングは作って回してるんだけど、バックテスト機能までは実装してなかったんだよね。
散発的にバックテストをする事もあるんだけど、ちゃんとカチッとした仕組みを作ってやれば、もっと手軽にバックテストが出来るはずなんだよね。

仕組みとしてはスクリーニングと同じで、任意のタイミング(例えば2015年時点とか)でその時点での情報で任意の条件でのスクリーニング(例えば当時の業績予想に対しての進捗率と過去5年間の進捗平均の差異、それにPER水準が過去一で低いとか、配当過去一で高いとか、直近四半期で前年比原価率が0.5%落ちてるとか、手持ちのデータで計算できるものならなんでも)を回して、
その結果(例えば1年後の株価リターン)を吐かせるとか。そういう感じ。まぁやってみるか。

バックテストやると、何がいいかっていうと、自惚れが打ち砕かれるんだよね。それこそものの数時間で、「あ、これダメかも」?ってね。
バックテスト無かったら数か月投資して損失だしながら学ぶことも、短期間で損失無しで学べるからいいよね。

といっても、結局財務や株価情報等限られた範囲でのバックテストしかできないけどね。
定性分析系には何にも使えない。でも、そもそも定性分析が下手くそなので、考えなくていいか。

四季報は溶かして使う

2024-04-04 22:07:38 | 投資日記
最近はあんまり見ていないけど、一応四季報は見ている。基本はキーワードのみ。



数期分四季報記事を用意して文字に分解して有用な単語だけ拾ってリストにする。
四季報は、遅効情報なのでギャップを逆算して対応する期に連動するようにしてキーワードを突っ込んでおく。

有用そうな単語ってのは、これまた四季報を溶かして抽出する。四季報文学なんて揶揄されるレベルの単語しか使ってない。
今使ってるキーワードは、確か1年前くらいに抽出した奴。4期分くらいの四季報をテキストデータにして単語抽出するソフトで抽出。
確か重複する4000単語位あったかな。そのうち使えそうなのを150単語ほど拾ってキーワードリストにした。

四季報から投資先を探すってことはしないなぁ。しないんだけど、概況を知るには重宝する。
まぁ競馬新聞みたいものじゃないかな。読んだことないけど。

でもやっぱ、イチイチ文面読むの面倒くさいから、キーワードだけ読むというのが楽でいいなと思ってこの方法を採用した。
これだと数期分一気読みできるでしょ。大まかな概要はつかめる。

例えば上記リストだと、事業売却して撤退しつつM&Aも探してるよー採算も改善してるよ、何て感じなのね。を数秒で把握できる。
併せて四半期ベースのPLと前年同期比の推移見て、あぁねーって感じで把握する感じ。



国語力のない自分は文章読むのだるいのでこれでおっけー。ぴよぴよ。

たまにね、ウソ松もいるんだよねー。四季報で言ってることと業績が連動してないやつね。
息をするように嘘をついてるなーって思うよね。

まぁなんだ、四季報とはさみは使いようってやつ。
食べ物も情報も、生で食うより加工したほうが消化には良いよねー。

理解!分解!再構築!


ハガレン懐かしいなー。

全然話変わるけど、鋼の錬金術師の作者が子供産んだ時に「人体錬成成功」って言ったらしいよ。深いなーと思った。

おセンチ思春期娘と織り込み済みのアナロジー

2024-04-03 23:21:46 | 投資日記
「織り込み済み」っていうけども。恣意的にこれは織り込んでいるとかそういうのじゃなくて、その価格なら前提条件これだよね、みたいな。1回分解しないと分からないんじゃないかな、と。

はたと気が付いて、ここどこ?といってるような感じじゃね?ネタが上がってきて、それで実態と突き合わせてみて、あれ、これ乖離してね?みたいな感じで調整してるんじゃね。結局のところ、ネタが上がってきてつき合わせた時に乖離してるかどうかってのが判明してそれで動くみたいな。逆に言えばネタが合がらない限り、調整しない。そもそも織り込んでいるかどうかってのは、実際の所織り込みすらしていない。ただただ、ネタが上がってきた時に突合せしているだけじゃないのかな?もしくは、突合せそのものも、織り込んでいるってのも、特定のレイヤにフォーカスされたものだったりするんじゃないかな。

万全の準備をして株価が作られている、と一般的には考えられているけど、行き当たりばったりの需給で作られてて、想定外のネタが上がって飛び上がるみたいな。そんな感じじゃないのかな。言ってみれば、経営能力の無い経営者が適当な値付けしてるみたいな。で、需要があって飛び上がって値上げするとか。全然売れなくて値下げするとか。行き当たりばったりってのが結構ある気がするなぁ。その行き当たりばったりというのも、都度都度投票で、どのくらい調整する?みたいなのが需給で合議されていく感じ。いってみれば、その場しのぎ。行き当たりばったりとその場しのぎの積み重ね。

恐らく織り込んでるって捉え方はできると思うんだけど、恣意的にそれを織り込んでいるというよりは、ざっくりこんな感じ、っていうので株価水準が出来ていて、腑分けしていくとそういう前提条件がボヤっと見える。んで、前提条件と実際を突き合わせて「あれれ?」とかいって調整していくんじゃないのかな。ようはネタが出てきてやっと腑分けされた前提条件が出てくる、みたいな。日頃からその前提条件をベースにしているわけではない。という感じか?

思春期の男女の感情みたいな。おセンチメンタル。「気になるあの子からラインが来ない。鬱だシニタイ。」「あ、返信あった。え?すごくいい感じの返信。もしかして私の事、好きかも?ぽっ。」みたいな。行き当たりばったりのその場しのぎの反応。市場のブレってのを予想しようっていうのは、おセンチメンタル全開の思春期の男女の明日の心理を推定するのに等しくて、まぁ色んな要因でブレるので筋のいい話は作りにくいんじゃないかなと。

出来るとしても過去の行動原理とか行動データから圏を捉えてその中で動くって感じで捉えておけばいいんじゃないかな。過去の行動を積み重ねて平坦にしてやるとまぁ大体、閾値(圏)が見えてくるみたいな。こいつの標準感情はこの辺りで、下限はここ、上限はここ、この位のタイミングで嫌なことがあるとここら辺まで感情下がるけど凡そ○日程度で回復してくるとか。仮に現在がその圏外だった場合、それが解消される条件ってのを推定したほうが多分、推定難易度は下がる。連立方程式と同じでさ、XYの不確定要素があっても、Yが同定できれば(ここで言えば、圏外であるってこと)Xは簡単に出てくるでしょ。それと同じ。

んで、極端な状態になってる時のみに取引をするとかね。例えばおセンチ全開思春期男女が、落ち込みまくっている時とかね。これ以上落ち込みようがないレベルまで落ち込んでいると、後は回復するしかないでしょ。まぁそこで本当にうつ病になったり自殺してしまう事もあるわけだけど。それは確率としては低いわけで。大抵、感情は起伏してフワフワしてるわけで。下がれば上がるし上がれば下がる。不謹慎な例えでごめんね。

なんだろうな、行き当たりばったりとその場しのぎの積み重ね。と、非常に馬鹿にしたような言い方をしているけど、それでも20年とか四半世紀、その積み重ねの足跡をたどると圏が見えてくるって感じかな。さすがにそれは超えてこないみたいな。知らんけどね。超えちゃいけない一線みたいなのがあるんじゃない。マジ知らんけど。 例えるなら、そのおセンチな人の友達ってのはさ、そいつの病的な躁うつ病的気分の浮き沈みを知ってるからさ、「ああまたやってるよ」ってなるんだよね。やれ彼氏と喧嘩した、もう死にたいとかいって、どうせ数日後に仲直りしてるか新しい男の話を始めるんだろ、みたいな。いつものあれね。みたいなね。

ただね、絶対にその一線は超えられないってわけじゃないんだよね。万物は流転するっていうじゃん?全ての物は移ろいゆくものなので、企業なんてのも例外ないんだよね。なので、いつものパターンなのか、そうでないのかをちゃんと見ないと見当違いの推定をする事になるから注意しないとね、とも思うんだよね。 企業なんてそりゃ長寿の企業は長寿だけど、寿命短い所なんて数年、一般的な企業でも50年も存続すればそこそこ長寿でしょ。上場企業も同じだと思うんだよね。突然死とか、社会的に需要されなくなって老衰死する企業もあるだろうし。まぁ確率的にはそこそこ高いから、そこは忘れないようにしないとね。とはいっても上場企業はそうなる前に大体上場廃止になるけどね。

話戻るけど、おセンチの比喩でいうとさ、心ウキウキわくわくしてる女子がいるとするじゃん?そいつがイチイチ、前提条件なんて設定してると思うかって話よ?この前提条件があるからウキウキわくわく!とかじゃなくてさ、むしろ何か凄い心地よいハッピーになれる何かがあってウキウキわくわくしてて、そんなやつにその気持ちを前提条件にしてみるとどんな感じ?って聞いてるようなもんなんだよね。 そんなもん厳密にみてなくて、ウキウキわくわくを投影した前提条件を話すに決まってるじゃん。感情と論理の主従関係よ。感情が主で論理は従。 んで、現実突き付けられてウキウキが吹っ飛ぶわけ。 まぁ市場で言えば、このウキウキは株価上昇、後は過去のサプライズ決算と市場が予想するバラ色の数値(割高感を消し飛ばす夢)。なんだろうね、期待以上のサプライズを彼氏からされて強烈優越感を周りにまき散らして天国に召されるレベルで幸せ満喫してる女子みたいな。そこでしょぼいデートを彼氏がして、幻滅する的な。この時のインパクトは彼氏が実はサンマタかけてて自分は三番手でした、因みにプレゼントは全部窃盗品でした。みたいなレベルのショックを受けるんだろうな。


という事で、市場なんて感傷的な女子高生/男子高校生みたいなものだから、真に受けないでまたやってるよ程度に捉えるのがいいんじゃない?ってこと。あわよくば感情の起伏に付け込んで嵌め込んでお金をゲットできたらいいな。みたいな。

結局バリュー投資家に戻りました。

2024-04-03 20:04:44 | 投資日記
バリュー投資家に戻ってきました。多分これが一番性に合ってるんだろうな。

バリュー投資家、といっても一律にPERでスクリーニング掛けて低PER銘柄を買っていくというあれではなくて、
対象となる銘柄の過去のPER水準と大幅にかけ離れた尚且つ絶対的な意味でも低PERであるみたいなそういうの。
具体的には過去四半世紀で最低水準のPERだったり、下位20%のPER水準を大きく割り込んでいるとか、そういうの。
それに配当利回りも過去最高水準とか。ついてくるとなおよし。

後、PERも補正加えたやつね。
経常はそのままでいいとしても当期利益で税率がバラバラだと評価しずらいので一律税率35%水準に引き直す感じ。
それと、利益で外れ値が出た場合、該当するPERはリストから除外するとかちょっとした処理も必要。料理の時、ジャガイモの目は取りましょうね的な。

まぁ、要は、現在の利益、来期以降キープできないんでしょ?っていう条件で取引されている銘柄。
そういう銘柄が利益キープしたら、そりゃいつものPERで取引されるよねーみたいな。そんな感じ。

業績が下手打っても、織り込み済みなわけだしね。ちょっと前のカネカとか。
逆にキープできれば上がるよね。っていうね。1-2年程度で評価替えって感じ?例えば鶴見製作所とか阪和興業とか。
これで配当利回りがそこそこあれば、まぁ下手打っても配当分はもらえたのでま、いっかー次いこーって感じで。

特に相対的低PERってだけではなくて、業績の安定性とか堅さとか、そのあたりも加味する感じ。
シクリカル系は除外。自分の能力では分からん。

使ってる安定性を測る指標は

・過去の営利率を使って標準偏差/平均で0.5以下とか
・過去のEPS変化率が±20%に収まる率が60%以上とか。

それと直近の営利の堅さというのかな。そこらへんも確認。

全然変わるけど、リーマン直後のVTホールディングスのPER見て笑ってしまったわ。
当時の詳細はしらんけど、自己資本11%の銘柄だから倒産リスクとかでディスカウントされてたのかな?
PER2倍-3倍とか。時価総額が営利とそう変わらないんだもんな。懸念後退して少し成長すればテンバガーもいくわな。
なんかあれを見てしまうと、業績博打打つより、既に結果が出ている評価が追い付いてない銘柄買ったほうが楽じゃない?って思ったり。
なんだろうな、外れ馬券を拾い集めて払戻機に突っ込んでる感じ。リスク低いでしょ。



PF組み換え(価格変動、追加投資込み)。以下の通り。
ぐるなび:45%⇒46% ※全然バリューじゃないけどねこれ。
トーホー:35%⇒41%
尾家産業:9%⇒8%
サンゲツ:10%⇒5%
丸井グループ:1%⇒0%

ショックアブソーバーとしてのPERとその限界

2024-03-30 14:10:08 | 投資日記
業績上昇に対して株価が素直に反応しない。その分はPERで力が蓄積されている。
で、PERにたまった力はいつ解放されるのか?というと、凡そ2-3年程度とみておけばいいのかなと。

銘柄其々に相場となるPERがある。5倍かもしれないし20倍かもしれない。それはその銘柄の状況による。世間からの評価。
で、その世間からの評価は様々な条件の元形成されている。配当利回りだったりとか、会社のブランドだったりとか。

様々な要素、真偽不確かな要素、全てごった煮で作られる数値。それがPER。
ドラゴンボールでいう所のスカウタで表示されるそれみたいな感じ。どうやって図ってるのかよくわからないが実際その通り動いている。

なので基準となるレベルが存在して、ショックがない場合はそこに収斂していくと考える。
じゃあショックがあった場合はどうなるか?PER側で織り込む。額面通り受け取らずにエネルギーをいったんここで蓄える。

例えば凸凹道で凹っとなったとする。するとダンパーが働いて株価は言うほど揺れない(ハイグロとか倒産リスク銘柄は例外)。
バネが縮んでシリンダーがぐっと押し込まれる。そのままキープ。更に凹っとなったらこのさらにキープ。

が、ずっと凹にはならない。凹ったら凸がくる。もしくはそこで平坦になる。
するとそのレベルが標準となり、油圧シリンダーがゆっくり戻り始める。

このシリンダーの戻りがどれくらい時間がかかるのかというと、まぁ目算で2-3年程度。かなと思う。
目算なので精度は低い。そして何でそうなのかは知らない。それに例外も多数ある。ただ、おおよその目安でそのくらいとっておけばいい。
※人が何かを判断する際に基準とする過去が、過去2-3年って感じなのかな?と思っている。2年もたてば異常が平常になる(コロナの時もそんな感じだったし)。

という事で

過去水準でべっこりPERが凹んでいて(過去10-25年のうちで最低PER水準)、
尚且つ配当が適正以上で
過去の業績が堅い実績があって、
今後も高原状態続きそうな所

を買っておけばいいんじゃないかなと思う。


業績向上⇒進捗超過⇒業績上方修正⇒配当増額のプロセスと株価に関する考察

2024-03-21 11:40:39 | 投資日記



図にこんな感じ。

四半期好決算(ピョコン)出して、その後に上方修正。からの、配当増額。その間の指標の変化は上記の通り。

ピョコンを出して株価が多少動く。
上方修正しても多少動く、
配当増額しても多少動く。

株価ってのは相違なので、どうしても時間がかかる。
揺れては動いて動いては揺れる。
ま、銘柄によるか。上方修正しなくても業績向上分を瞬間で埋めてきてたけっけな。ニップンとか。

ただまぁ大抵、ボックス圏で収まる。
安く成れば「そりゃいくら何でも安すぎるだろ」。高く成れば「そりゃいくら何でも高すぎるだろ」となる。
じゃあその基準は何か?その人の持つ物差しがそういう。
配当利回りかも。PERかも。EPS変化かも。倒産確率かも。もしくは株価かも。
ま、とにかく銘柄によるけど時間はかかるもの。あーでもないこーでもないと鉄火場状態。


話は戻る。
ピョコンして株価が上がる。
するとPERは高くなる。
配当利回りは下がる。
その後に上方修正が入る。
割高PERから割安PERになる。
そして配当増額で低配当利回りから高配当利回りになる。
最後に相対的な低PERと高配当利回りが株価上昇によって解消される。

ただし、業績が恒常的に高止まりし、配当性向は固定的ないしは上昇傾向である事が条件となる。
で、それを市場が合意をもって固く価格形成をしてくれることが肝要。


「業績が恒常的に高止まり」っていうのが結構地味に重要かな。
ガチャ歯みたいな業績繰り返してる企業は投資対象外にしたほうがいい。

ガチャ歯銘柄の例


こういうのがいい。


どうやって見分ければいいのか?というと、まぁ見ればわかる。後は数値的に判断すればいい。
標準偏差/平均とかでガチャ歯の度合いを計測できる。0.5以下ならいいんじゃないかな。


ガチャ歯みたいな銘柄はぶっちゃ博打。難しい投資はしないほうがいい。少なくとも自分には才能がない。
因みに私の歯並びはガチャ歯。ほんと、子供の頃に矯正しておくべきだったわー。自分の子供はさせようと思う。