藤井聡太が一人勝ちしている状態だ。誰かとめてほしい。
藤井聡太はタイトル戦で全勝。誰がタイトルを奪うのか。佐々木勇気八段などはライバルにならなければいけない。がんばってほしい。
最近はブログやXの活動や研究公正の関係の執筆の中止を検討しています。中止はまだ決めていませんが、だいぶ前から中止を考えていました。
本ブログは執筆を通した啓発活動を目的に開始しました。継続期間は約18年で、かなり長い期間の運営です。開始当初は時事問題などをよく扱っていました。本ブログは時事問題だけでなく政治や音楽、将棋など様々なジャンルの情報をよく扱いました。中でも研究公正関係の情報が大ヒットして、多くの読者の方に読んで頂けるようになり、日本のガイドラインが改訂されたり、全国ニュースや学術の超一流誌で何度か紹介され、文部科学大臣が言及したり、研究倫理の啓発活動、学術界の研究倫理の関する意識の向上など匿名のブログの啓発活動としては十分成功しました。収益も得られました。現在は全盛期に比べると閲覧数などが落ち着いて円熟期かもしれません。幸いハラスメントやネット上の嫌がらせもほとんどなく続ける上での支障はありません。
しかし、目的の関係で、このままの調子で続けても、あまり意味がない気もしたので、ブログやXを刷新した方がいいかもしれないと思いました。
私は啓発効果を目的に執筆活動を続けてきたので、主に読者の人気やインパクト、社会への貢献といったものがモチベーションだったので、読者の要望に応えるための執筆を続けてきました。その結果として、現在の本ブログとXは完全に研究公正特化型になりました。読者も研究者、医師、記者の方が多いです。読者の要望に応えて、執筆を続けてきましたが、最近は執筆していて、同じことの繰り返しに過ぎない印象があり、続けていっても新しい貢献を果たせない気がしていました。
研究不正の事件が起きて調査報告書を読むと、だいたい研究倫理の欠如、指導者や共著者間のデータチェックや議論不足、ギフトオーサーで無責任に著者になってデータなどを全くチェックしないといった原因ばかり。再発防止策も研究倫理の啓発活動や風通しのよい研究室構築などといったものばかり繰り返され、研究公正を実現するために新たな指摘や貢献を果たす事が余りない感じでした。将来の研究公正の基礎資料として調査報告書のデータベースを作るという貢献もできますが、そういう作業はちょっとずつやっていけば簡単ですが、もうめんどくさくなってきました。これからは必要な方が必要なものを調べて情報を入手して頂きたいという気もします。
本ブログやXは匿名ブログとしては十分貢献を果たしたし、同じことの繰り返しに過ぎない現状では、もう内容を刷新した方がいいかもしれません。
かつてルーシー・モード・モンゴメリも「もうアンについて書くことはない。」なんて気持ちになった事があるらしく、それは今の私と同じような気持ちなのかもしれません。
それにこのスタイルのブログは古すぎて時代に合わない気もします。
そういうわけで、内容の刷新のために、新しいブログやXなどを作るとか、全く別のことをやった方がいいかなと。実はもうだいぶ前からやっています。
本ブログやXを閉鎖するのは・・・考えなくもないのですが、記録が必要な方もいると思うので、閉鎖はたぶんしないと思います。
研究公正を扱わないで全く新しい内容をこのブログやXで続けるかもしれませんし、全く新しいブログなどを作るかもしれないです。
以上の事情で現在は本ブログ、X、研究公正関係の執筆の中止を検討しています。たまに研究公正関係の情報を扱ってもいいかもしれませんけど。
思えば、将棋や音楽なども扱ってきたんで、研究公正をやめても、このブログでそういう内容を扱い続けてもいいんでしょう。
さて、どうしたものか。
最近は研究不正のデータベース作成などはもうやめようかという気もしている。
それよりかはもっと別なことを扱ってみるのもいいかもしれない。
安高啓明(Hiroaki Yasutaka、経歴)熊本大学が論文を盗用した。論文は取り下げ勧告された。
調査結果では特定研究不正行為としての盗用でなく、「先行研究の不適切な扱い」と扱った。盗用と認定すると致命的なので、歪めて扱っただけだ。このような認定は不適切。端的に盗用と認定しなければならない。
指導学生の論文を盗用した。過去にも学生が卒業後に修士論文を単著で発表して盗用を認定された事件があった。
名大の伊丹健一郎はネイチャー論文などの悪質な捏造のために公的研究費の罰則を受けている。まだ罰則期間は終了していない。
非常に悪質な捏造であったが、名大は伊丹健一郎の処分をうやむやにして、停職にさえなっていないようだ。考えられない甘い扱い。
伊丹健一郎は理研主任研究員として採用され高額研究費が出るという。公的研究費の罰則逃れという批判が出ている。理研はSTAP細胞事件で懲りていないのか、罰則期間中の人物を採用して罰則逃れをさせる人事を行った。
伊丹健一郎は矢野裕太や瓜生瑞穂などの悪質な捏造実行者を輩出。研究室で常態的に悪質な捏造、改ざんが行われていた。そのような人物を理研は採用。
伊丹健一郎と名大は最初からトカゲの尻尾切り計画で、矢野裕太や瓜生瑞穂などの元院生にすべての責任をかぶせて自分は逃れようとした。伊丹健一郎が適切な研究遂行と監督を行っていれば悪質な捏造は実現しなかった。ボスは逃げ切って、若手研究者だけ追放されるという不条理な扱いが前から続いている。トカゲの尻尾切りは名大の伊丹健一郎だけでなく、他でもたくさんある。
改善してほしい。
山口大学医学系講師(52)が捏造、改ざんで懲戒解雇。山口大学の公表によると論文3報で捏造、改ざんがあったようだ。
一方で、中井彰の捏造等について昨年5月24日に報道された件については不正行為を認めなかった。昨年、毎日新聞が中井彰らの論文6報について捏造、改ざんの疑いを報道し、本調査が行われていた。
大学トップ、調査結果、学長コメント、AMED、
Yahooニュース(共同)、毎日(Yahooニュース)、山口放送、NHK、
この事件は前に情報を得ていて、その情報の通りの結果が公表された。このように公表、報道されると一般の人は単なる研究不正事件と思うかもしれない。しかし、実際は皆さんが考えるよりももっと深刻で酷い事件である。
懲戒解雇になった医学系講師は実名も公表されている。中井彰の研究室のメンバーだった。
研究不正の調査は必ず公正に調査しなければならない。規則を歪めたり、黒を白にするような扱いをしてはらないし、不正認定を避けるために調査を回避する事は許されない。山口大学医学系講師が捏造等をやってしまった事については公正に調査されて認定されたなら仕方ないだろう。しかし、中井彰の件については捏造等が濃厚だったのに不正が否定されたのに対して、同じ研究室のメンバーだった医学系講師については不正が認定され懲戒解雇になったというのはいったい何を意味するのか・・・。調査結果によると「実験ノート(申立人・被申立人提出)」と記載されており、被申立人の疑義についての実験ノートを申立人が提出でき、申立人も調査対象になったということは同じ研究室のメンバー等が申立人だ。山口大学の調査は公正に行われたのか?もちろん、中井彰の捏造等が認定されなかったのは不正行為の隠蔽であり、公正な調査が行われなかった。私の通報も隠蔽され山口大学は隠蔽を続けた。結局のところ山口大学は中井彰らの捏造等を認めるつもりがなく、でたらめな扱いで隠蔽するだけだった。
岡川梓、伴金美らの捏造等と大量訂正による隠蔽に対する国立環境研究所や大阪大学経済系、小室一成や門脇孝らの捏造に対する東大医学系など、モラルハザートの機関は研究不正を隠蔽するだけで、調査を担当させるのがバカバカしい。
第三者調査機関や拘束力のある規則を作って公正な調査制度を実現するのは必須であり、迅速に実現する必要がある。
しかし、この事件は捏造と隠蔽事件に留まらない。かつて京都大学霊長類研究所で巨額の研究費不正があり、元霊長類研究所所長の不正が認定され、霊長類研究所が解体されるなど大スキャンダルになった。この事件は会計検査院の調査があり、国家機関の強力な調査によって大学の隠蔽は不可能だった。その一方で霊長類研究所教授が捏造等で懲戒解雇相当になった事件も発覚した。学術の世界ではたまにこのようなことが起きる。
繰り返しになるが、研究不正の調査は必ず公正に調査しなければならない。規則を歪めたり、黒を白にする扱いをしてはならないし、不正認定を避けるために調査を回避する事は許されない。研究成果は公にされており、必ず真相に基づいて論文の撤回などを行わないと、他が被害を受けるし、不正を実行したなら責任は免除されない。
一方で、今回の事件のようなものは非常に深刻で難しい問題かもしれない。少なくとも中井彰らの捏造等が認定されず、何の処分も受けないのは、明らかに悪質で言語道断である。
中井彰は教授の資格はないし、山口大学も大学の資格はない。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
2024年元日
世界変動展望 著者