私は小学生の頃これに凝っていた。
親戚のいとこたちには「名人」と尊敬されてたのだ。
その夕羽化する幼虫たちが
夕刻になるとそっと明り窓のように微かにあける穴を見極めて
指を入れて引っ張りだすだけなんであるけれども。。
中学受験をしなかったので
夏休みは学校のプールで想いっきり遊んだ。
プールの後。一人樹木の並ぶ校庭の一角で
この時期毎日の用にこんな事をしていた。
アブラゼミの幼虫が圧倒的で
たまにミンミンゼミやヒグラシの幼虫がとれたりすると
宝物を手に入れた様にシアワせな気分だった。
たまさかその頃我が家に泊まりに来たいとこたちは
その洗礼を受け
強烈に、刻みこむこととなる。
お勉強をいっくら一生懸命みてあげたとろで
記憶に残っているのはこの「セミ掘り」
今もって50にもなって法事のたんびにいうのだから
相当な事だったのだろう。
まいったな。。
もっとも羽化したセミが翌早朝
ギャンギャン家中を飛び回るので
ご法度となり
私も中学に進みいつしか止んでいた。
しかし私のわざは時を超えて
娘へと受け継がれったつうか
承け継いじゃった(^^;)
将来、シンガーとして名をなしたとき
お父さんの思い出として
まさかこれけはいうまいよ♬
ま.当面は親戚のおばちゃんたちと
酒の肴にしてくれればそれで良い。
明日はこっそり一匹ぐらい
捕ってこようかしらんv(^^)v