モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたいデジイチビギナー。馬も好き。

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2018年03月19日 | 日々のできごと
読書ブログを、別ブログでやろうと思います。
今後は、ライブドアブログ「麦本屋」もよろしくお願い致します。

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さばとらさん作ってみました_『ニードルフェルトでねこあつめ②』

2018年02月19日 | 日々のできごと
ニードルフェルトでねこあつめ 2号 (さばとらさん) [分冊百科] (キット・大判シール付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン


ニードルフェルトでねこあつめ第2巻、さばとらさん、作成スタートです!

まず、本を分解します(笑)

本誌部分は、型紙とか作り方とかで行ったり来たりページをめくるので身軽にしたいんです、私。
ジオラマ用の壁紙ページも、ここで取り外してしまいます。



コレ、ちゃんと取り外すことを想定してあって、ホッチキスがこの2枚に残るようになっています。
ありがたいです。

ちなみに15号まで買うともらえる「ネコタワー」用の応募券は、本誌の9ページにあるので忘れずに切り取って、1号の応募用紙に貼っておきましょう。
フェルトとかつめ研ぎダンボールとか、そして今号のオマケであるシールも取り出します。




さて。手芸スタート。
時間は、お昼の12時半。
今回は2~3時間で終わらせたい!と気合を入れます。

しかしいきなり!
「前回5等分を均等に分けられなくて失敗したので今回は慎重に…」と思って頑張って5等分にしたのに、今回は4等分なのね!?
失敗したー!



…うーん、でも前回、レシピ通りの分量にしたら多かったのよね…
ということで、このままGO!…とやってみたのですが、やっぱりちょっと少なかったです。
予備用にした1本から少し足して、芯を作成。



手芸屋さんで買ってきた3本ニードルのおかげと、少なめフェルトで作っているためか、前回やたらとかかったチクチク作業がスピーディです。
1号に付いてたマットはだいぶボコボコになっているので、これまた手芸屋さんで買ってきたマットカバーを装着しています。

頭は前回と同じなので、難なく作成。
胴体は少し難しくて、今回はお尻を上げてつめ研ぎをしているポーズなので、前回と同じ感覚で作ってしまったらちょっと厚みが足りませんでした。
そこで、お尻にちょっと肉付け。


ビフォー。




アフター。
こんなもんかな…。
粘土のように補正できるのが、ニードルフェルトの特性。ラクチンです。

オリンピックを見ながらなので時々手が止まりながらですが、このあたりで、すでに15時。
2~3時間での完成は無理っすね。
今回も長期戦を覚悟しつつ、頭と胴体を合体させます。
まち針で留めて、型紙と見比べて、慎重にバランスを確認します。




胴体を少し斜めにして頭に付けようとすると、首の下に隙間ができてしまうので、ここもフェルトを足して肉付けします。



隙間を埋めつつ、繋げました。

そしてこのあたりから、1号に付いていた1本ニードルもちょいちょい使用。

次に手足、耳、尻尾です。
本の説明ではパーツを全て作ってから付ける流れになっていますが、前足を作ったら早く付けたくなってしまったので、欲求のままに先に付けてみました。
耳、尻尾はのちほど作ります。

右前足をつけて、下の写真は左前足。
ちょっと長いので、ハサミでカットしまーす。



長さを合わせるのと同時に、身体にフィットするように断面のふわふわ部分を斜めにカットしました。



合体!
しかし、お腹側が平坦すぎて、後足を付ける余地が無さそう…。
少しツンツンして、お尻を持ち上げてるポーズにします。



お腹と首の後ろをへこませたのですが、首の後ろ、へこましすぎたかな…と不安になりつつも、とりあえず、進めます。

後足を作って、合体。



テーブルの上に置いてみて、ちゃんと立つかどうかバランスを見ながら位置を微調整。
まち針で留めて、ツンツンして合体です。



うーん、少しお腹が浮き過ぎてる気がする…。
というより、頭が重い…?
補正します。



首の下側の付け根にフェルトを足して、加えて顔の下部をツンツンして凹ませることで、顎下のラインとお腹のラインが同じ高さになりました。
ん。スッキリ。



耳を付けると、だいぶ形になってきました!
あとちょっと…!

次はいよいよ模様です。
太さがバラバラになったらイヤだなと思い、先に黒こよりを必要本数作りました。
ちぎる時に細かいカスが散るので、ティッシュの上での作業がオススメです。



そして貼り付け。
まず片側の端を切り落としてそちら側だけツンツンして固定して、途中まで行ったところで、長さを揃えてハサミでカットしました。
少し引っ張りながらツンツンしたのが良かったのか、黒縞が太くならずに済みました。



次は、頭の模様ですが、バランスを見るために、先に顔シールを貼りました。
鼻と目のバランスは命です!!
イチバンの緊張の瞬間!!



無事、成功!
さあ!ここまで来たら、残るは尻尾のみ!

体の縞は固定しただけで本体から少し浮いたままですが、尻尾は黒縞が浮いたままだと凹凸が目立って尻尾らしくないので、こちらは丁寧に仕上げました。
デコボコが馴染むまで、ひたすらツンツンして、凹凸が無くなったら、次はグレーと黒の境目をボヤかして馴染ませます。



うーん……まだちょっと先っぽの縞がイマイチですが、ま、先っぽなら後からでも修正できるだろうと思うので、とりあえずこのまま本体に合体させます。

なにせ、このあたりで、時間は既に夜の11時過ぎ。
昼の12時過ぎにスタートして、夕飯を作って食べて片付けて…と、多少の中断はしているものの、もはや集中力も低下して、ニードルで指を刺してしまう回数が増えてきていました。
細かい仕上げは後日に廻すことにして、今日はもうとりあえず形を完成させることを優先させます。

ラストスパートとばかりに尻尾とお尻をツンツンして、ツンツンして合体させて…
……ようやく、完成です…!!


じゃーん!!


にゃん♪


うむ。良い良い、良いですな。
しろねこさんと並べます。



…良いっ!
良いですね!


は~…。
結局、1日がかりになりました。
おつかれさまでした。


次回は2018/2/27発売の「みけさん」。
4つの足で「にゃん!」っと立ってるみけさん。
楽しみです。

ニードルフェルトでねこあつめ 3号 (みけさん) [分冊百科] (キット付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン




しろねこさん作ってみました_『ニードルフェルトでねこあつめ』

2018年02月09日 | 日々のできごと
ニードルフェルトでねこあつめ 創刊号 (しろねこさん) [分冊百科] (キット付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン

 

ウワサの『ねこあつめ』を作ってみました。
ニードルフェルト初挑戦。
あんなふうに見本のように可愛くできるのか、残念な具合にならないかと悩んだものの、いざチャレンジです。
 
結論から言いますと、思ったよりちゃんとできたかなと。
こんなカンジ↓
 
 
ネットに上がる数々の製作例を見てますと、耳の大きさと目鼻シールのバランスが命のように思われましたが、目鼻シールは貼る際に気を使えば大丈夫。
問題は、
  1. 耳の大きさ
  2. 顔の大きさと身体のバランス
  3. そして私にとって最大の難関になったのは、前足の大きさと付ける位置
でした。
 
耳の大きさは、「作り方」に書いてある分量の半分でフェルトを取り作るくらいでオッケー。尻尾や手足の分量も同様でした。
これはもしかすると、最初に5当分する段階で私が何か間違えていた可能性もありますが、なんにせよ、マニュアルにこだわりすぎず、自分の感性を優先させても大丈夫かなと思います。
 
顔と胴体の大きさは、ひたすら型紙に合わせて。
私の場合は、最初に作り上げた時は胴体が長くなってしまいました。
作った胴体をみて「ちょっと長いかな…」と思ったものの、「ま、顔と繋げたら気にならなくなるかな」とそのまま進めてしまいました。しかし合体してもやっぱり「長い」という印象はそのまま変わらず。
 
前足も難しくて、パーツは型紙通りの大きさに出来たと思ったのですが、付ける位置が上過ぎたのか、がっしりとした肩の猫さんになってしまった上に、置いた時にバランスが悪く前のめりになってしまって、「箱座り」してるカンジが薄くなってしまいました。


うーん……

 
うーん……。

……。

一晩悩んで、修正することにしました。
かなりの大手術です。
 
まず、顔と胴体をちぎりって外しました。
次に、前足を、やはりちぎりって外しました。
バラバラです。
猟奇的な気分になりました。
あまりのビジュアルなので、写真は自粛しました。
 
そして、まずは胴体の長さを短くします。
具体的には、首との接着面をハサミで切りました。輪切りです。猟奇的な気分がさらに盛り上がります。
ハサミで切ってしまっても、指で少しほぐしてフワフワさせれば、頭とくっつけるのは簡単でした。
 
次に前足。
これはパーツを作り直しです。
フェルトを半分の分量にして。
型紙通りに作ったら、今回は慎重に、見本の写真と見比べ見比べ、まち針で仮留めして、箱座りらしくなる形を意識して付けました。
ようやく合体させた後も、「いや、やっぱり右足が長いな」と思ったので、先端をハサミでカット。断面を針でツンツンしまくって丸く仕上げました。
 
これでどうにか、納得のいくフォルムに仕上がりました。
 
最後に、ねこさんと一緒に並べる「グッズ」の作成です。
マットとエサ。
しかしマット。 「つくりかた」には「フェルトを広げて、十字に重ねて、型紙に合わせてたたみ、表と裏から均一に刺します、側面を刺し一周します」と書かれているのですが、どうしても上手くやれる気がしなかったので、十字に重ねた後、ハサミで程よい大きさに切りました。
たぶん、ニードルフェルト界で「ハサミでカットして断面はツンツンして整える」というのはよく出てくる手法なのではないかと思います。
しかし本書は「この本に付いてる物だけで作れます」と謳っているせいか、そんな小ワザの説明が避けられているような気がしました。(動画の方では、耳についての説明でハサミカットが登場しますが)
ま、そのあたりも加味しつつ、自分アレンジで良いんだろうと思います。
 
そして完成したのが最初に載せた写真。
 
所要時間は、合計すると10時間くらい…。
大手術前の状態までで、8時間くらいかかりました。
本には2〜3時間と書いてありますし、実際に作った人が3時間くらいで作れたとSNSに投稿していたりもしますが、私の場合、付属のニードル1本しか無かった(チクチクして固めるのに時間がかかる)のと、耳や尻尾を作り直した事で、時間がかかりすぎたのかなと思います。
 
 
『ニードルフェルトでねこあつめ』は、通常価格990円で、一週置きの火曜日発売。次回は2月13日発売で、爪研ぎポーズのさばとらさんが登場!
 
ニードルフェルトでねこあつめ 2号 (さばとらさん) [分冊百科] (キット・大判シール付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン

ニードルフェルトでねこあつめ 3号 (みけさん) [分冊百科] (キット付)
クリエーター情報なし
デアゴスティーニ・ジャパン


しかし2週に一度では手が寂しい!というかた(私含む)は、ニードルフェルトそのものにハマってみるのも楽しいかもしれません。
気になってる本を載せておきます。
フェルト羊毛で作る 和のこもの
クリエーター情報なし
朝日新聞出版
羊毛フェルトで作る絵本のマスコット (MOE BOOKS)
クリエーター情報なし
白泉社




新刊紹介_20170924

2017年09月24日 | 新刊紹介

書店員に戻ると、やはり新刊情報に触れる機会が格段に多いので、せっかくだし私のアンテナに引っかかった気になる書籍をご紹介しようかなと思います。
担当である人文書ジャンルの物が多くなるとは思いますが、文芸書や文庫、コミック、実用書、児童書等々、特に拘らずにゆる~くピックアップしたいと思います。

性食考
赤坂 憲雄                               
岩波書店

東北の歴史や民俗学で著名な赤坂憲雄氏の新刊です。
「〈食べちゃいたいほど、可愛い。〉このあられもない愛の言葉は、“内なる野生”の呼び声なのか。食べる/交わる/殺すことに埋もれた不可思議な繋がりとは何なのか。」(amazon内容紹介より)
ゼッタイ私コレ好きなジャンルだわーと思っております。

 

荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録 東北編 
荒俣 宏 , 荻野 慎諧 , 峰守 ひろかず
学研プラス

面白おかしく書いてある雰囲気ですが、しかし東北に伝わる妖怪伝承の話を荒俣宏氏が集めたとなると、ちょっと素通りはできませんですよ。




世界をまどわせた地図 伝説と誤解が生んだ冒険の物語
エドワード・ブルック=ヒッチング (他)
日経ナショナルジオグラフィック社

人気すぎてamazonでも品切れていてビックリ。
「予約受付中」ってなってて「は!? もう出てるでしょ!? 」ってなったけど、確かに発売済みです。品切れしすぎるとこんな対応になるんですね。新発見。
12月16日に重版(再生産)が出来上がるみたいなので、ご予約をどうぞ。
タイミング的にクリスマスプレゼント用にギリギリ間に合うかしら・・・。
担当として、商品確保ができるか力量を問われている気がします・・・。



とりあえず、以上3点。
今後も面白そうな本を見つけて、ちょくちょく更新したいと思います。


新刊紹介『熊本地震 連鎖の衝撃』

2016年11月02日 | 新刊紹介
熊本地震 連鎖の衝撃
熊本日日新聞社 (著)
熊本日日新聞社


「地震が発生して約1カ月後の5月12日から始まった熊本日日新聞の連載「連鎖の衝撃」をベースに、その後の変化も一部加筆。また、ドキュメント「熊本地震の経過」を新たに加えました。」とのこと(amazon内容紹介より)。

熊本地震は、本当に私にとってもショッキングで、阿蘇神社倒壊と熊本城被害、阿蘇大橋崩落など、母の田舎として幼い頃から慣れ親しんだ場所が変わり果てた姿になってしまったことが、いまだに哀しくてたまりません。
どうにかして地震と向かい合いたくて、本書の存在を知って即買いしてしまいました。
リアル店での取寄時間では待てず、amazonにも在庫がすぐには無い様子だったので、熊本日日新聞社(熊日出版)から直接購入。
版型はA4サイズ、ソフトカバー。
四六版サイズ(いわゆるハードカバーな本)を想像していたので、大きな外観を見て一瞬「紙面そのままなの?」と戸惑いましたがそうではなく、オールカラーの写真とともに、本文も読みやすく組み直してありました。
書籍サイズなら持ち歩きやすくて読みやすかっただろうなとは思うものの、このサイズだからこそ写真が活きるのだろうと思います。
2016/10/15発売。