鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

富良野・美瑛ノロッコ号とか

2010-07-03 | 日記その他雑記とか

札幌ドーム遠征の翌日の6月28日(月)のこと。

私は休暇を取っておりまして、せっかく北海道まで来たんだし、ちょっとくらい乗り鉄しなければと以下のような行程を考えました。

まあ、27日(日)の夕方の新千歳→羽田行きの飛行機がどれもほぼ満席、そしてあまりにも値段が高いので、そんなら会社を1日休んで旭川から帰ろうかというのもあったのですが・・・。

 

①札幌9:04(スーパーおおぞら3号 釧路行)11:07新得

②新得11:33(根室本線 滝川行)13:02富良野

③富良野13:59(富良野・美瑛ノロッコ4号)15:03美瑛

④美瑛駅15:54(ふらのバス)16:10旭川空港

⑤旭川空港17:30(SKY610便)19:15羽田空港

 

 

泊っていたすすきののホテルをチェックアウトしたのは8時20分くらいだったでしょうか。歩いて札幌駅まで行くことも少し考えていたのですが、予想以上に暑かったので徒歩は却下!まずはすすきの駅から札幌市営地下鉄で札幌に向かいました。予想通り地下鉄は通勤客でけっこう混んでいました。

札幌駅改札近くの土産屋で軽く買い物をしてから7番線ホームに上がると、スーパーおおぞら3号はもう入線していました。念のため前日に指定席を購入していたのですが、通路側の席しか取れなかったので自由席へ行ってみると、空いていてあっさり窓側の席に座れました。

北海道の鉄道のあの独特の汽笛の音を聞き、大都市の札幌を出発してから、車窓が徐々にのどかなものになって行くのを楽しんでいました。そしてしばらくはぼおっとしていたのですが、疲れていたのか乗車中の大部分の時間は寝てしまいました。そして最初の乗り換え駅の新得に到着。

新得駅での乗り換え時間は30分弱。観戦仲間の一人から駅構内のそば屋に立ち寄ることもすすめられていたのですが、ホテルの朝食バイキングでがっつり食べてしまっていたため入りそうも無く、今回は遠慮することに。

 

 

そして新得から富良野までは1輌のキハ40系ワンマン車。 私以外に乗客は4人ほど乗っていたでしょうか。ちなみにこれは眠ることなく約1時間半ずっと起きていました。トンネルが非常に多く、また途中は牛山隆信氏のサイトやモンド21の番組「全国秘境駅ファイル」なんかで紹介されていた秘境駅にいくつか停車しました。

富良野駅に到着すると、駅構内では「北の国から」のあのBGMが終始流れていました。「北の国から」って自分はまともに見たことって一度も無いのですが、今は夏ですからねえ、雰囲気的にどうもねえ。ここでの乗り換え時間は1時間もあったのですが、やはりまったく腹は減っておらず、とりあえず表へ出て一服。そして外はやはり東京以上の暑さ。駅前の冷房の効いている土産屋の店内にいたポメラニアンに妙に癒されたりしてました。写真撮れば良かったなと後でちょっと後悔。

 

 

そして楽しみにしていた「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗車し、次は美瑛に向かいます。指定席もあるのですが、特に苦労することも無く自由席に着席。車掌さんから「乗車証明書」という記念のカードを頂きました。これはたしかにはじめの20分くらいはゆっくりと走っていましたが、ノロッコというわりには途中けっこうスピードも出ていたような気がします。また、乗客の3分の1くらいはたぶん中国や韓国などのアジア系外国人ではないかと感じました。

ラベンダーの時期にはまだちょっと早かったようですが、富良野線は実に北海道らしい景色が続き、美瑛まであっという間の1時間でした。いつか機会があれば今度は美瑛から旭川までの区間も乗ってみたいと思いました。厳寒の冬に来るのもまた良いのかも知れませんね。

 

 

そして定刻どおり美瑛駅に到着。ここはこれまで降りた駅の中ではいちばんの静寂さを感じました。ふらのバスの乗り場は駅舎やロータリーのある駅前ではなく、駅裏にあると聞いてはいたのですが、念のため駅前の観光協会で聞いてみることに。すると年配の女性が親切に教えてくれました。美瑛フリーロードというまだ真新しい感じの自由通路で線路を越え、駅裏にあたるところにこれまたまったく人気のないロータリーがありました。バスが到着するまでは1時間近くあり、周辺を少し散策してみようかとも考えていたのですが、疲れと暑さのためかベンチに座りこんでぼおっと考え事をしていました。

そして5分遅れくらいでやってきたふらのバスの車内の冷房になんだかとても安堵感を感じました。美瑛駅前の停留所から乗車したのは私ともう一人。乗客は私を含め計10人くらいだったでしょうか。短い時間でしたが、近くに座っていた地元の主婦らしき二人の会話がとってもローカルでありながら飽きなかったですね。

旭川空港はちょっと小高い丘のような位置にありました。バスはかなり坂を上っていたように思います。これがまた地方空港らしいというかこじんまりした空港だったのですが、17時30分初の羽田行きはキャンセル待ちが出るほどの満席。

ターミナルビルの土産屋では、今回の北海道ではそれまで見かけることのなかったじゃがポックルを発見。ちょっと欲張って2箱も買ってしまいました。そしてこの空港で一つしか開いてなかった保安検査場を並ばされて通過すると、この日初めて会社から携帯に電話が。けっきょくたいした内容の用件ではなかったのですが、明日からまた現実に戻されるんだなあという落胆を感じつつもじゅうぶんに鋭気も養い、たくさんのお土産を抱えて東京へと戻ったのでした。

 

今度、札幌以外の北海道に来れることがあったら絶対に冬がいい。

釧網本線や石北本線とかねえ。

 


1か月ぶりのご無沙汰で

2010-07-03 | マリーンズ観戦記とか

さてさて、もはや空前の灯のこのブログですが、マリーンズ戦はマイペースでコツコツ観戦しています。

でも、これだけ更新サボっていても、毎日それなりのアクセス数があるのは大変ありがたく感じてもおります。

 

そもそも6月10日のカープ戦。カープファンのあの熱い応援は毎年楽しみにしているのもありますが、仕事がやっと落ち着いてきて、また職場の新人歓迎会もサボり、この日は自身今季初めての平日マリンだったのですが、これがまた延長戦でとんでもなく長い試合になってしまい、最後は12回に力尽きて負けて悔しいわ、帰りの電車は逃すわ、一緒に観戦した仲間を送迎して帰宅が遅くなるわで、なんとなく更新の機会を失ってしまいました。

今更試合内容を振り返っても仕方ないので、その他最後にブログ更新した神宮のスワローズ戦から今日までに観戦した試合を以下に羅列してみますと、こんな感じ。

 

6月10日(木) 対広島(マリン) 7対12 ●

6月12日(土) 対阪神(マリン) 2対4 ●

6月13日(日) 対阪神(マリン) 9対8 ○

6月20日(日) 対楽天(マリン) 3対1 ○

6月24日(木) 対オリックス(マリン) 6対2 ○

6月26日(土) 対日本ハム(札幌ドーム) 4対10 ●

6月27日(日) 対日本ハム(札幌ドーム) 3対10 ●

7月1日(木) 対ソフトバンク(マリン) 7対2 ○

7月2日(金) 対西武(マリン) 7対1 ○

7月3日(土) 対西武(マリン) 2対7 ●

 

こうして振り返りますと、またずいぶんと更新さぼりましたねえ。

札幌では相変わらずアレですが、やっぱりホームでは今年も強いですね! 

ちなみに本日7月3日は何だか久しぶりに内野自由2階で観戦してきました。ファンクラブのタダ券使用です。残念ながら試合は帆足を打てず負けてしまいましたが、マリン2階のコンコースが「こんなに広かったっけ?」と、やけに新鮮さを感じたり、風速7メートルの海風がとても気持ちよかったり。「ビールの売り子ちゃんたちには、ひょっとして縄張りみたいなものがあるのかな?」なんて思ったりと。

 

 

 

というわけで、ブログだいぶサボってたので次回の更新は近いかも!?、なので今後ともどうぞよろしゅうです。

 


打線猛爆!大逆転勝利!

2010-06-07 | マリーンズ観戦記とか

久しぶりに強いマリーンズを見れた気がします。

今日神宮にかけつけたファンは紛れもなく勝ち組だと思います。

 

試合は序盤に1点を先制するも、その後は追加点がなかなか取れずに中盤には一時逆転されてしまいました。

あ~これじゃまた昨日と一緒じゃんよ~!

なんだか暗雲が立ち込めてきました。

昨日初めて3連敗を喫したばかりなのに、今季初の4連敗がちらついてきました。

 

しかししかし7回の攻撃ですよ!

里崎の四球、南のレフト前ヒットにはじまり、代打青野が実に3年ぶりのヒットを放ち満塁に。続く西岡のセンター前に落とす逆転2点タイムリー!
今江、井口が続きキムテギュンがドッカーン!
なんと来日初の満塁ホームラン!
それにしてもいい仕事してますよ~テギュンは!

その間、スワローズも増渕、吉川と継投していたようですが、もうそんなのどうでもよくなってきました。

サブローがレフトへ十八番の帳尻ソロで2者連続のホームラン!
ムニスが気迫のヘッドスライディングで2ベース!
すると里崎が今度はスワローズファンで埋まるライトスタンドへこれでもかとダメを押す2ランを放ちました!

これでこの回だけで10点!
さらに続く南がこの回2本目のヒットを放ちなんと10連打!

これがプロ野球新記録達成ですって!

しかしまあ今夜は福山のオリ対カープ戦でも同じようなことが起こっていたようで、公式の戦評メールでは一応パ・リーグタイ記録となっていました。

9回には清田のプロ入り初のタイムリーなどでさらにダメを押し、完全にカモメがツバメの息の根を止めました。

そしてマーフィー不敗神話は今日も崩れませんでした。

 

それにしても今日はまあなんともド派手な攻撃を見せましたが、中でも自分は青野がヒットを放ったことがいちばん嬉しかったです。現在、けが人続出の今のチームですが、交流戦後のキーマンになるのは、この青野のような気がしています。まあ個人的な期待もかなりこもっているのですが・・・。

そうすると先月から2軍に幽閉されている今岡や打撃好調の細谷はちょっと気の毒ですが、でもやはり3年間苦しみぬいて復活してきた青野のような選手こそが今のマリーンズの起爆剤になり得るのではないかと。

 

とにもかくにも連敗脱出です。

交流戦優勝はもう難しいかもしれませんが、次のカープ戦ではマエケンにリベンジを、そして阪神戦では甲子園での連敗の借りを返し、いい感じで交流戦を終えてもらいたいものです。

 

 

 


とうとう今季初の3連敗

2010-06-06 | マリーンズ観戦記とか

ナゴドで勝てないという負のスパイラルがそのまま今日も。

ついに、とうとう3連敗しちゃいました。

しかも3試合連続の逆転負けですね・・・。

 

今日は先発の俊介の後を受けた伊藤が踏ん張れず、畠山と田中浩康に痛打。特に畠山なんて出てきたとき打率は.125だったのに・・・。そして最後は相川のソロでダメも押されるというまことにゆゆしき負け方でした。

今日の伊藤は球速も出てましたし、低めにコントロール出来ていたので逆転までは許さないだろうと期待したのですが、ヤクルトの意地が勝ったとでも言うべきか。

20点取って勝った試合もありましたが、やはりこういう試合もあるんですねえ。

 

今日上がってきて即スタメンのムニスしかり岡田しかり清田しかり、やはりまだ一軍レベルというと厳しいですね。特にバッティングがまだまだ。今日欠場した大松の故障は大したことないという報道ですが、明日は元気にスタメンで出てくれることを熱望します。

 

交流戦上位の楽天と西武は今日ともに勝ちました。

さすがに優勝はもう厳しいかなあ。

でも残り5試合を4勝1敗以上で行ければ、かすかに可能性はないかなあ。

 

最後になりましたが、今日も神宮の外野はマリンで顔を知った面々ばかりが・・。

 

 

 

 


売られた男の意地を見たぜ!

2010-05-29 | マリーンズ観戦記とか

曇り空で試合前には時折小雨も降っていた今日のマリン。

ベイスターズ先発はエース三浦。そしてマリーンズの先発は今日が古巣相手の登板としては最後のチャンスになるであろう吉見でした。


【ロッテ】吉見「見返したいとか・・・」(ニッカン)

 

マリーンズに来て2度目の先発となる吉見は今日もナイスピッチング。初回から気合じゅうぶんでしたね。記事のとおり色々と思うところはあったと思います。
ベイにいた時は近年は四球を出して痛打されるという自滅に近いピッチングが目立ちましたが、今日もテンポの良いピッチングで6回を無失点。今日は完封でもしてくれるんじゃないかと思うくらいの快投でした。

でも、今は先発を4人で回している都合でしょうか。7回からは伊藤がマウンドに上がり、8回薮田、9回小林宏之の必勝パターンで見事な完封リレー。特に伊藤は先日の甲子園での右手に打球を受けるアクシデント以来でしたし、元気に投げる姿を見れて本当に良かった。大事に至らなくて何よりです。

 

そして打っては今江が2回の満塁のチャンスでライトへの先制2点タイムリー。6回にはサブローの貴重なソロ。8回には福浦の2ランでダメを押すというまさに理想的な試合運びでした。

あとは3打席凡退していた西岡が7回にレフト線への2ベースヒットを放ち、これで連続試合安打を22試合に伸ばしました。観戦仲間の話によると、連続試合安打の球団記録はロペス(公式の試合戦評メールによると1968年)の26試合。そしてプロ野球記録はブレークする前の西岡を育てたあの高橋慶彦二軍監督の33試合なんだそうです。これはまた楽しみなことがひとつ増えました。

連続試合安打記録(日本プロ野球編)

 

今の西岡は打席で本当に球がよく見えているように感じます。現在打率.361とパ・リーグ1位につけてますし、チームのキャプテンとしての自覚もじゅうぶん。さらに最近は守備でも好守を連発しています。というか簡単な打球でもいつも大事に処理していますよね。送球だって以前よりずっとファーストが取りやすい球を投げているように感じます。まさにひとつひとつのプレーに集中出来ているのだと思います。野球選手として充実の時を迎えていますね、きっと今の西岡は。

 


試合前にはサブローの1000本安打達成の表彰式がありました。