プチ熟年OL憂さ晴らし記

嗚呼、すまじきものは・・・
憂さを晴らして明日を生き出づプチ熟の情熱駄文。

ちょっと笑った、パンツ一丁の話

2006年11月14日 | 戯れ言
酒の席で、友人♀が面白い話をしてくれた。
酒が入っていると、どんな話を聞いても面白く聞こえるものだ。
もしかした、これもそういった類の話かもしれん。
素面の人が聞けば、なんてことのないバカ話なのかもしれないが、まあ、ちょいと
綴ってみようと思う。


今夏、ある暑い日のこと。
その日は、夕刻から怪しい天気となり、今にも大粒の雨が降り出しそうな気配である。
友人は、雨が振り出す前に夕飯の買い物を済ませてしまおうと、愛用の自転車に乗って
近所のスーパーに出かけた。

買い物が終わる頃、ポツポツと雨が降り出す。
慌てた友人は急いで自転車にまたがり、一路帰路へ。
しかし、雨足は強くなるばかり。
アッと言う間に、全身ずぶ濡れ状態に。

と、その時だ。

自転車の後部・荷台が、突如ズシッと重たくなる。
まるで、誰かに飛び乗られたかのように「ズシッ」と体で感じたそうだ。
そして、その重みは、自転車のペダルをこげばこぐほど増す。

なんでこんなに重たくなったの?

と、友人は不思議に思ったが、早く家に帰りこの雨から解放されたいとの一心で、
必死にペダルをこぐ。


グッ、ギコッ、グッ、ギコ・・・


友人はペダルを夢中でこいだ。


あともう少し、あともう少し・・・


が、ここで一心不乱の友人に、不幸な回想が襲い掛かる。
なぜか、突如、むかし聞いた怖い話が脳裏を過ぎったのだ。


「暗い夜道、墓場の近くを自転車で通ると、突如、ペダルが重くなり、荷台に誰かが
 乗っているような気配がする。恐る恐る振り返って見ると、白目をむいた血だらけの
 女が乗っていた。だから、墓場の近くを自転車で通る時は、気をつけるべし」

そんな内容の怖い話だったらしい。
友人は、恐れ戦いた。

こ、これだっ!これに違いないっ!!

やれ、思い込みとは恐ろしいものなり。


この重みは、昔聞いた話と酷似している。
間違いない。
後ろには、女のオバケが乗っている。
絶対に振り返るな。
後ろを見るな、私よ!!


そんなことありゃぁしないのだが、友人は愚かにもそう思い込み、先ほど以上にペダルを
グングンとこいだ。
尻をあげては力任せにこぎ、ひとこぎひとこぎ有りっ丈の力でこいだそうだ。
そんな友人の形相は、如何ばかりのものだっただろう・・・
すれ違う者が、皆、びっくりした顔で友人を見たというのだから、それはそれは恐ろしい
ものであったのだろう。

さて、

必死にこいだ努力の甲斐あり、友人は無事に自宅に着いた。
乗っていた自転車を乗り捨てるように放置し、急いで家の中に入る。
そして、居間にいる家族の元へと走り、今しがた経験した恐ろしい話を一気に語って
聞かせた。
語り聞かせ一息つくと、家族が呆然と友人を見ていることに気がつく。

なに?どうしたの?

友人は家族に問うた。
返ってきた答えは、

あんた、スカートはどうしたの?

だったそうだ。
何を言われているのか、友人は理解出来ない。

へっ?スカート?

そこで初めて己の姿を見てみると・・・
なんと、なんと、パンツ1枚の艶姿、いやいや、英姿と言うべきか。(笑)
あられもない姿だったそうだ。
友人、天晴れである。(笑)

ことの真相であるが、この日、友人はウエストがゴムの楽ちんロングフレアースカートを
穿いて買い物に出かけた。
その長めのスカートの裾が自転車の車輪に巻き込まれ、からまる。
そこで、ペダルが重くなる。
これが、オバケの正体であった。

尚もこぎ続けた友人は、ウエスト部分をどんどん伸ばしながら必死にペダルをふむ。
スカートはどんどんからまる。
最後は、尻をあげてこいでいたため・・・そこでどうなったのかは不明なのだが、
スカートはすっぽり脱げ落ち、自転車の車輪に全ておさまる。
真夏ということもあり、スリップなどの下穿きは着用していなかった。
だから、この時に友人は、出血大サービス状態になったわけだ。
すれ違う人が皆驚きの表情をしていたのは、勿論、パンツ1枚の友人の姿にびっくり
したからであろう。

しかし、まぁ・・・気がつかないものかねぇ?(笑)
友人に訊いてみたが、本当の本当に全く気がつかなかったそうだ。
若く美しい女性のパンツ姿ならいろいろと得点もあることだろう。
しかし、友人よ、あんたのパンツ姿はお世辞にも得点があるとは言えん。(爆)
一部のマニア向けと言ったところであろうか。

酒の肴にあんたのパンツの話かよと笑いながら、不味くも美味しい酒であった。

夏休み中に思う・・・有終の美とは、これ如何に 2

2006年08月30日 | 戯れ言
まだ気持ちがおさまらない。
書けば書くほど、愚痴と言うか、批判と言うか、さもしい自分を曝しているいようで気分が萎えるのだが、今ここで終わりにすると妙に中途半端になり、更に不平不満が募りそうだ。

念の為に申し添える。
いつの日か来るであろう己の老いや家族の老い、認知症への理解、介護、その他これらに関する諸々の問題をどうこう言おうとしている訳でも、笑い種にしようとしている訳でもない。
あくまでも、仕事に対する私の愚痴である。

さて、どこまで綴ったのだっけ?
ああ、そうか。
会社が、じーさんに引導を渡そうとしているところまで話したのであったな。
正確に言えば、渡そうとしているのではなく、既に渡した、である。

会社は、次のことをじーさんに言い渡した。

6月の総会後から、送り迎えには、会社の車を使えない。
(出社したいなら、タクシーを使って自分で来いと、会社はじーさんに言った)

今まで「体調の宜しい日にご出社下さい」と申し上げていたが(って言っても毎日いらしていたが)、今後は出社に及ばず(出社したいならば、月1日程度で)。

給与を大幅にカット。(今じゃ、私より少ない)

今使っている部屋を引き渡すこと。(只今、だだっ広い部屋を独り占め)

大まかに言えば、この4つを会社はじーさんに言い渡した。

いやぁ、じーさん、荒れたねぇ。(笑)
怒鳴り散らして、手が付けられなかった。
昔のように、書類をブンブン投げつけてくるようなことはなかったから良かったけど。(爆)

おまけに、家でも荒れたらしい。
深夜、上司のところに家族から電話が入り「オヤジに何を言ってくれたのだ」と叱られたらしい。
で、すぐさま私のところに「君はいったい、何を言ってくれたのだ」と上司から詰問電話が入った。

戯け

私が何を言うというのだ。
お前らが、昼間言ったことで荒れたんだろーが。

この日から、苦悩の日々を送っている。
上司は、私にじーさんの対応を全て投げてよこした。
つまり、会社に来なくていいこと、車は使えないこと、部屋を出ることを納得させろと言うのだ。

これには参った。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も説明はするのだが、じーさんが納得するはずがない。
って言うか、言った側から話の内容を忘れていくのだから、納得させることなど無理な話なのだ。
第一、一女子社員が進める話でもないと思うのだが・・・。

そう言えば、お金に対する執着も凄かった。
当然、お金に不自由はしていないのに「この給料じゃ少ない」と、私にしつこく文句を言ってきた。
私に言われてもねぇ・・・会社が決めたことだし。
タクシーで出社することに関しても、お金はびた一文たりと出さないと言ってきた。
「ワシは、会社の用で出社するのだから、自分で金を出す必要はない」そうだ。(笑)
会社の用っていったいなんだよ。(爆)
そんなもん、ねーだろうが。

今現在、どういう状態になっているかと言うと、約2ヶ月の説得も空しく、毎日ご出社されている。
毎日、毎日「会社の」ご用があるそうだ。
出社時は、タクシーで来られている。
無論、自分でタクシーを手配し、来ることなど出来ない。
私が手配をしている。(まあ、たいした手間ではないのだが)
車から降りる時、足腰が弱っているため、ひとりでは降りることが出来ない。
今までは、会社の運転手が乗り降りを手伝っていたため問題はなかったのだが、これからはそうはいかなくなった。
しかし、タクシーの乗務員は、客の体に触れてはいけないという決まりがあるから、降車の手伝いはしてもらえない。(例外もあるようだが)

そこで、私の出番である。
そろそろ到着するかな、という時間に会社正面玄関で待機し、じーさんが到着したら駆け寄り、丁寧な挨拶をし、王様に謁見するかの如く屈み寄り、私の肩にじーさんの手を掴ませ、私はじーさんの腰に手を回し、ベルトを引っ掴んで座席から引きずり降ろすのだ。
会社前には、いくつかの段差がある。
ひとりで歩かせるには、非常に危ない。
致し方ない、まるで二人三脚をしているような体勢で、じーさんと私、ふたり仲良く会社に入る。

上司達は、私に言う。
「タクシーを使うこと、文句を言わなくなったね」だとさ。
って、言うか、あんたらには文句を言ってねーだろうが。
5分おきに怒鳴られていたのは、この私だっただろうが!フン
コチトラ、やることやってる。
ある意味、今までの以上の親切・丁寧対応だ。
「これでもいいかな」って思い、慣れるのが早いのも、当然だと思う。<(`^´)>エッヘン

しかし、帰りはそうはいかない。
このじーさん、毎日酒を飲んで帰るため、心得ている人の手を借りねば、車に乗ることも降りることも出来ない。
何かあってからでは遅いので、渋々ではあるが、帰りは会社の車を使うことに決定された。
私的にはその方が安心だし、何よりも楽なのでこの決定を喜んでいる。
まあね、結局、会社はじーさんには甘いのよ。

私は「こういう状態(体調・状況)で出社すること、ご家族はどう思われているのだろうか?」と、上司達に質問をしてみた。
家族だって心配であろうと思ったのだ。
勿論、会社側は、既に家族にも決定事項を説明し、出社日に関することや車の件で協力を願ったようなのだが(家族との話し合いは重要であると思う。死んだ時に、会社に殺されたなんて言われちゃ困るしね)、”父親には何も言えないから会社が何とかして下さい”と言われたらしい。
追憶の日々状態である家族を、よく平気で外に出せるなぁと思う。
こうなると、家族が笑われてしまうよ。。。

(-- )ゥ~ン

家族批判発言かなぁ。
ゴメンナサイ。

細かい愚痴をうだうだと綴ったが、まだまだ色々あるのよ。(笑)
他にはね、

「プチ熟さんが、ワシの金を盗った」

「プチ熟さんが、ワシの入れ歯を捨てた」

と大騒ぎすることもあって、これはさすがに悲しくなるよ。
誰も、じーさんの言うことを本気にしないけれど、やっぱり盗人呼ばわりされるのは気分が良いものではない。
小さい小さい鬱憤が、どんどんどんどん積み重なっていく。
はぁ・・・
せめて、御不浄での諸々だけは、しっかり狙いを定めて頑張ってもらいたいなぁ。(笑)

先日、じーさんに

「会社は冷たいね」

って、しんみり言われてしまった。
じーさんの肩をポンポンと叩きながら「もういいじゃん。あんた頑張ったよ。お疲れさん」って言って
やりたかったけど、あまりにも寂しそうに仰るので、何も言えなかった。

じーさんよ・・・
会社も、人も、みんなね、いざといなったら冷たいもんなんだよ。

少し前だが、他業界の大手企業の秘書さん達と話をする機会があった。
どこも同じ問題をかかえているようだ。
お互い、詳しい症状(笑)は話さなかったが、ご苦労されていることがとてもよくわかった。
それを知っただけで、うん、なんだか頑張れる気持ちになった、かな。

近々、ホテルで大々的に、じーさんの長寿を祝うパーチーを行うことになった。
会社費用か?
ゴラ~~~ッ!
当社は、そんな余裕はねーはずだぞーーーーーーっ!!
ちゃんと、会費制にしてネ♪


では、では、またね。

夏休み中に思う・・・有終の美とは、これ如何に

2006年08月23日 | 戯れ言
毎度、毎度、愚痴のような記事を放出しているが、今回もまた、そのような内容だ。
読んで明るく・楽しくなる記事ではない。
抱腹絶倒話を(そんな話を、今までにしたことがあったかどうか疑問だが<笑>)ご期待の方は、これより先への進入を禁ずる。

仕事の話だ。
私の仕事内容は、以前にも記事中で話したことがあったと思う。
まあ、聞こえの良い言い方をすれば 秘書 ってことになる。

昨年、担当替えがあり、現在は、今までついて仕事をしてきた方(元役員)+社長の秘書を務めることとなった。
元役員から離れることが出来るかと思いきや・・・そのようにはならなかった。
この元役員が、非常に高齢であり、今、私はとても大変な思いをしている。

高齢であるため、認知症もかなり進んでいるのだが、、、毎日会社に来られるのだ。

午後の2時頃出社されては、食事をしたいと仰る。
だから、食事の用意をする。
食事後、30分もしないうちに「食事をしたい」 あるいは 「食事はまだか」と仰る。

5分おきに、呼び鈴が鳴る。
行くと、その度に「今日は何曜日?」と訊かれる。
「なんで、ワシ、ここにいるの?」と訊かれる。

トイレが上手く出来なくなってきて・・・粗相を。

社内を徘徊し、接客中の部屋であろうと、会議中の部屋であろうと、そこに誰がいようといかなろうと、勝手にドアを開け「(酒を)飲みに行こう」と言い出す。

勝手に得意先に行き、自分が何をしに来たのか解らなくなり、受付で佇んでいらしたこともしばしば。

まあ、こんな細かいことを言い出したらきりがないのだが・・・。
毎日出社されるのは立派である。
だが、社有車を使い2時3時に出社し、飯を食い、昼寝をして、社有車でマッサージに行き、帰ってきては社内を徘徊し、酒を飲んで帰る姿を見ていると疑問が沸いてくる。

得意先に行かないように、会議・来客中の部屋を開けないようさせることは、私の仕事だと思って従事するが、正直、シモの世話に近いことや、金を持たずに出歩くため、その支払いに走らなければならぬようなこと等・・・極々個人的なことまでしなければならないことには納得がいかない。
うまく言えないけれど、会社の仕事ではないって思うのだ。

こういう状態だからと言って「家族」と言うものを引っ張り出すことは卑怯なのかもしれぬが、いったい家族は何を考えているのだろう?と、しばしば思う。
会社を、施設だとでも思っているのであろうか?
そうとしか思えないほど、じーさんの状態を理解していない。

このじーさんに対して、会社は特別な扱いをしてきた。
弊社を築いてきた人であり、戦後の日本を、業界を引っ張ってきたのだから当然であろう。
だが、引き際を、会社もじーさんも間違えたように思う。(以前、こんな内容の記事を綴ったかもな)

夏に入った頃から、症状が重くなってきたこともあり、会社は早急にじーさんをきちんと辞めさせようとしている。
冷たい言い方だが、仕事が出来ない人間に、高級車を独り占めさせ、高額の給与を支払ってなぞいられないといったところであろうな。
いつまでも、昔と変わらぬ扱いなぞ出来ないわけだ。

ふむ・・・

長い愚痴になりそうだなぁ。
一度ここで終わりにしておこう。
愚痴りたい気分がおさまらなかったら、続きを書こうと思う。

またね。

耳毛

2006年08月11日 | 心の叫び日記
先日、こんな記事を目にした。


厚生労働省の出先機関で臨時職員として働いていた神奈川県相模原市の30代の女性が、職場で男性職員にひげを抜くよう強いられるセクハラを受けたなどとして、男性職員と国に計500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、セクハラ行為があったと認定し計55万円の支払いを命じた。
参考:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000181-kyodo-soci


ひげを抜けだなんて、あまりの愚行に呆れて物も言えぬ。
この女性、辛かっただろうなぁ。
早く立ち直ってもらいたいものだ。

この記事を読み、思い出した出来事がある。

私が入社して間もない頃のことだ。
デスクに1本の電話が入る。

「プチ熟さん、ちょっと」

専務からの電話だった。

私は、急いで専務の部屋へ行く。
部屋に入ると、専務はハサミを用意して、私の到着を待っていた。

ハサミ?

不思議に思ったが、私は招かれるままに専務の側に寄る。
すると専務がこう言った。

「すまんけんども、耳毛を切ってもらえないかな?」

専務の耳を見ると、耳穴から、もっさりと毛が飛び出していた。
人間の耳毛って、こんなに伸びるものなんだ・・・不思議。
妙な感動と言うべきか、妙な魅了(笑)と言うべきか、私は耳毛切りを拒否出来ず、言われるままにハサミを持ち、飛び出た耳毛をつまみ、それを切った。

あの時は何も感じなかったが、今なら、こんな呼び出しをされた日にゃぁ、罵声・罵倒の限りを尽くしたことに違いない。
今の私は、絶対に、死んでもやらない。

この専務には、その後もいろいろと頼み事をされたなぁ。
お灸をするのを手伝えと、半裸姿の専務に灸を据えたこともある。
今じゃ、あり得ん行為である。
これ、セクハラだったのかなぁ。。。
当時はそんな言葉もなかったし、のんびりした時代だったから、本人は、家族に物を頼むが如くの行為だったのだろうなぁ。
と、優しい私は寛大な心で受け止めてあげることにした。(笑)


またね。

嗚呼、怖い、怖~い勘違い

2006年08月02日 | 戯れ言
引越して、早1ヶ月を超え、ようやく自分の部屋にも慣れてきた。
本日も引越ネタで攻める予定であるが、そろそろ飽きてきたと言われてしまいそうだな。(笑)
今宵も、暫しのお付き合いを宜しくなのだ。

さて、今宵の話は・・・

私の勤め先に、50代前半の独身女性がいる。(K子と呼ぶことにしよう)
その女性の話をしたいと思う。

私は、都内を走るJR某線を利用して通勤している。
勤め先で、この路線を利用している人間は非常に少なく、本社勤務の中では私と上司、それと他部門の女性の3人だけ、と、言うような状況である。
しかし、先頃、同じ路線を使っている支店勤務の女性が、本社勤務となり異動してきた。
小柄で、躁鬱気質の雰囲気がある女性だ。(←小池真理子の表現をパクってみた。<笑>)
年の頃は・・・本人に聞いたことはないので想像であるが、40代後半か~50代前半といったところであろうか。
私にとっては、おねーさん的な存在になりそうな人であった。

そんなある日のこと、私は更衣室で、彼女と二人きりになった。
K子は、この時を待ってましたとばかりに話しかけてくる。
なんでも、彼女は、私が住む市の隣の市から通勤しているらしい。
それでもって、更に私の住む町(引っ越す前に住んでいた町)のことをよ~~くご存知のようで、あそこはどうの、ここはこうだよね、などとどうでもよいこと(おっと、失礼)を、さも事情通風に話してきた。
あまりに熱心に話してくるので、私は少々引いてしまった。
「ご近所の好」的感覚が生まれるのはわかるのだが、彼女の場合、そういった温かなものからはかけ離れており、小さな恐怖を感じる。

「なんだか、、、変わった人かもしれない」

確信ではないが、心のどこかで直感的な思いが浮かんだ。
その後、その直感は確信となるのである。

K子は私と顔を合わせる度に、私の住む町の話をする。

面倒だなぁ・・・

私は、次第にそう思うようになった。
K子は私に会う度に、そこがどんな場所であろうと、町の話をしてくる。
更衣室に始まり、エレベーターの中、トイレの中、買い物先のコンビニ・レジ前、道端。
彼女のくいだらん話は、一度口火を切るともう止まらない。

そんなこんなしているうちに、私は引越すことが決定した。
運が悪いことに(笑)、K子の住む市に越すこととなる。
私は考えた。
引越した後も、毎回顔を合わす度に、今住んでいる町の話をされては面倒だ。
K子が住む市と同じになるわけだし、ここはひとつきちんとお話をしておこう、と。

そんな風に考え始めた頃、たまたま、更衣室で二人きりになる時間が出来た。
K子はいつものように「あなたの住んでいる町はねぇーーーー」と、話し始める。

またかよっ。

と、思いつつも、私は美しく優しい笑みを向けながら「あっ、私、今度ぉ、お引越しをするんですぅ」と彼女の言葉を遮る形で言った。
彼女の発した言葉が尻切れ状態となり、空を舞う。
笑顔が消える。
以下、K子と私の会話。

私 「あっ、私、今度ぉ、お引越しをするんですぅ」

K子「どこに?」

私 「K子さんと同じ市になるんですよぉ」

K子「なに町?」

私 「○○町なんです」

K子「そんなところ、知らない」

私 「△△駅に近い、国道××号線沿い辺りの町です」

K子「国道××号線沿い?そんなところに住んでどうするの?煩いだけだよ」

私 「私も初めは心配したんですけど、建物が道路に面していないので思いのほか静かで
驚きました。今住んでいるところの方が煩いくらいなんです」

K子「ふーん。でもね、あそこは◎◎祭りがあって煩いんだから」

私 「・・・・・。その◎◎祭りって、私の町とは関係ないんですけど・・・」

K子「▲▲祭りだってあるんだから。煩いんだよ」

私 「その祭り、一年中、しかも、一晩中やってる祭りなんですか?」

K子「(無言)」

私 「・・・近々、ご近所になりますので、いろいろ教えて下さいね」

K子「私の家はね、古くからある家なんだけど、駅から5分のところにあるのね。
   だから、駅から家までの間と、都心のことしか私はわからないから、何も教えて
   あげられない」

私 「(バーカ。ただの社交辞令にきまってるだろうが。しかも返答が変だし。教えろっ
て、店を教えろってことじゃねーよ、ド阿呆がっ。←心の声)
   え~、いろいろ相談しようと思ったのにぃ、、、クスン」

K子「あっ、無理」

普通、引越してくる人間にこんなことを言うかねぇ?
「非常識」この三文字の烙印を、彼女の額に押してやりたい気分に駆られた。

翌朝、私はこの話を中の良い後輩達に話して聞かせた。(私も暇人だねぇ<笑>)
K子と言葉を交わしていた時は、怒りの感情は湧かなかったのだが、その晩、フツフツとお怒りが込み上げてきて、誰かに話して聞かせなければ気がすまない状態になっていたからだ。

後輩達はこんなことを私に言った。

私が、ラブラブ新婚状態でのお引越しだと勘違いしているのだ。
新婚だろうと、そうでなかろうと、とにかく住宅購入をひがんでいるのだろう。

ほほぉ。
彼女は、あの一瞬にそんな勘違いを引き起こし感情を暴走させ、私に非常識な言葉を投げたのか。
こちらの真相を何も知らないくせに、よくも暴走できるものだ。
まぁ、勿論、想像の域を脱しないから何とも言えぬが。

私は後輩達に言った。

「じゃあ~、プチ熟さん、とっても素敵な男性と結婚したって言ってやってよ、K子に。(ニヤリ)そうだなぁ、プラチナブロンドでグリーンアイズ、頭脳明晰、容姿端麗の大金
 持ちで、モデル顔負けの超イケメン外人男性と結婚して、幸せ一杯の甘い生活満喫中だ
 と言っておくれ」

後輩達・・・ 息を呑む。

先輩、それ、ただ妄想ですから。。。(涙)だって。

勘違い女に、妄想女。
弊社は、バラエティーにとんだ人材を持っているということか。(笑)
悲しいかな、先が見えたり。(爆)


またね。

ぼろ、ボロ、襤褸家を大脱出

2006年07月26日 | 心の叫び日記
皆様、お久しぶりでございます。

やっと・・・ やっと、家PCが開通した。
手順を間違えたばかりに、開通までに1ヶ月以上かかるという大失態。
計画の甘さが・・・私の性格の甘さが、露呈する形となった。(涙)
ネットで遊べない生活、ブログを更新出来ない生活は、本当に味気ないものであったよ。&超不便であった。
あー、私って、こんなにもネット・ブログにはまっていたのだなぁ。(しみじみ)

さて、

前回(と言っても、かなり前になるのだが)、引越業者の可愛いおにーちゃん達の話を、思いのかぎり綴らせてもらった。
本日もまた、その第2弾をば・・・ と、言いたいところであるが、私もバカではない。(たぶん)
皆の心が離れるようなおバカな内容はちょいとひかえ(笑)、然しながらもう少し引越しの話をさせてもらうことにする。
暫しのお付き合い、ヨロシク。

引っ越す前、私は公団住宅に住んでいた。
築40年近い、否、超えていたか・・・
かなり古い住宅に住んでいた。
そんな住まいであったから、ド肝を抜かすほど超ボロいところである。
古くはあったが、ここで青春期を過ごした私にとって、心休まる唯一の場所であり、悲しい思い出、楽しい思い出、様々な思い出が詰まった、私の懐かしのアルバムそのものの場所であった。

間取りは、3K。
今時、有り得ないような間取りである。
が、ここは築40年住宅、立派に有り得る話なのだ。
6畳(私)、4畳半(母)、4畳半(弟)の部屋に、2畳ほどの台所と座るのがやっとの便所にコンクリ剥き出しの風呂。
風呂場なぞは、住んでいた私も驚くほどの狭さである。
浴槽なんて、まともに体を沈めることが出来ない。(ただ単に、私の体がデカイだけだとの噂もあるが)
半畳あるかないかくらいの真四角の浴槽に体を沈めるためには、対角線上にゆっくり体を沈め、体育座りで入るしかない。
体育座りでは、私の豊かな段々腹が胸を圧迫し、非常に息苦しい。
本来、入浴時間とはリラックスタイムであるべきなのに、緊張と不快の時間となっていた。
だから、いつもカラスの行水。(笑)

おまけにこの数ヶ月は、電気系統がいかれてしまい、各々の部屋と風呂場以外は電気が点かなくなってしまった。
そうこうしているうちに、シャワーも使えなくなった。

あともう少しで出なきゃならないんだし・・・

そんなことを思うと修理をしてもらうことも、風呂釜を替えることもバカらしくなり、私は「暗闇生活断行令」を出し、家族にその生活を強いた。
暗闇の中で、料理をする。
暗闇の中で、排泄する。
まさに、時代を超えた質素倹約。(笑)

だが、この古い公団も、いよいよ建て替え時期を迎えることとなる。
立ち退きをねばりにねばり、最終期限1年前を今年迎えた。

さて、どうする

勿論、公団(現・都市再生機構)も鬼ではない。
古い公団に住んでいる住民は、超近代的な新築公団住宅に優先的に入れてもらえる。
この新築住宅、通常通りの手続きで応募し入居しようとすれば、競争率何十倍という超難関も難関であり、当選することは、私が芸能人の小池なんたら君や、亀梨なんたら君と結婚しちゃう可能性に匹敵するくらい有り得ないことなのである。
しかも、そんな大人気住宅に、優先的に好きなところに入れてくれると言うのだから、公団も太っ腹だ。

が、

家賃は、今の倍以上になる。
家賃だけで、私の給料の3分の2が吹っ飛ぶことになるのだ。
さすが公団、シビアである。
低所得者からも、しっかり頂くものは頂きますときたもんだ。

この数年、これからの住まいのことで悩みに悩んだ。
公団が用意してくれる新しい住宅に移るか、それとも自分で住宅を探すか・・・。
先々のことを考えると、新しい公団での生活は無理そのものである。
と、そんなところに、私の条件にあった中古物件の話が舞い込む。
駅近、築浅、リフォーム済み、ペット飼育条件付で可にて超格安。(←だが、このペット可が思わぬ展開をみせるのだ。その話はまた後日。)
おぉ、願ったりかなったりとはこのことなり!
即断即決、衝動買い。(笑)
斯くして、私は引越しをすることと相なった。

新築に住みたかったけど、私が買えるの中古物件しかなかったなぁ。(遠い目)
しょうがないよね。
無理はしたくないし、低所得で、おまけに家族を背負った独り身のオンナが買える家って非常に限られていたよ。

と、まあ、大まかではあるが、こんな感じのことがあったのだ。
引越関連の話、まだまだある。
次回ももう少し綴る予定であるが、何卒お許しを。

間遠くなっていましたが、復活しました。
これからもよろしくお願いします。
頂いたコメントのお返事、遅くなりましたが一気にお届け致します。


またね。

若い男に・・・

2006年06月29日 | 戯れ言
ご無沙汰しています。
やっと、引越作業&後片付けが落ち着きました。
まだ、家PCが開通していないので頻繁更新には至りませんが、徐々に復活しますので、これからもヨロシクです☆

さて・・・ 

少々、引越の報告をばしようかと思っちょります。(くだらないんですけどね。<笑>)
当日は、引越専門業者を利用したのですが、いやぁ~、手伝ってくれた作業員(社員さんで、年の頃は20才前半くらい)・6名、みんな超可愛くて・超格好良くて・・・ あまりにも容姿レベルが高いので驚いてしまいました。
○ャニーズの男の子達なぞ、比ではないっす。

ワタクシ、すっかり彼らの可愛らしさに毒されてしまいました。(笑)
しかも、お面がいいだけでなく、元気で明るくユーモア溢れ、礼儀正しく、テキパキと完璧に仕事をこなせるデキル男の子達だったのよぉ~。

もう、引越作業どころの話ではなくなり、イヤラシイと思いながらも、私は彼らを食い入るように見てしまいました。(*μ_μ)
エロ小説風に言えば、視姦した、って感じかも。(ちょっと言い過ぎかっ。<爆>)

一見、ほそ~い体に見えるのに、実はしっかりと筋肉がついていてガッチリとした体。
腕やふくらはぎの筋肉を見ると、服で覆われた胸や腹のそれまでをも想像出来ちゃう。
それでもって、力持ちとくれば・・・

 「 この子達だったら、私の巨体も難なく扱ってくれそうだわぁ。 」

という思考が顔を出す。(笑)

私は、光り輝く彼らの姿態を見つめながら、抱きしめられたその瞬間を妄想しちゃいました。(完全に、私の頭は壊れてます。)
その姿は、ホント眩しいくらいに輝いていました。('A`)

おまけに、彼らは、と~っても良い匂いがしたのよぉ。キャピ☆
付けていた香水の銘柄なんてわからないけれど、嫌味のないほのかな甘い香りで、付け方もGOOD。
すれ違う度に、ほわ~☆と、良いかほり。
汗の臭いでなく(それはそれで、萌えるものもあるのだが<笑>)、甘い香りの男の子だなんて・・・
      
美味しそう・・・
ホント食べちゃいたい。(笑)

と、思いつつも、彼らと同じくらいの子供がいてもおかしくないワタクシ・・・
それを考えると、かなり悲しいものがある。(笑)

あー、それにしても、ホント可愛い男の子達だったなぁ。(しみじみ)

なんでも、しばらく経ってから、作業員から心のこもったお手紙が届くらしい。
ぐふふ・・・ メアド、書いておいてくれないかな。
会社のメアドでなくて、個人的なやつ。(爆)
メアドをゲットしたら、うふふふふぅー、食べちゃう。(しつこい!<笑>)
あん、あん、お葉書が届くの、とっても楽しみなのだ♪
しかし、職場の女の子達にこの願望を話したところ、それは絶対にないから心配しなくて大丈夫、と、冷たく突き放されました。とほほ
それが、現実ってものですよね。(´・ω・`)

それにしても、ホント可愛い子達だったなぁ。
やっぱり私は、若い子が好き、綺麗な子が好き。
なんと言われようが、可愛い男の子、大好きぃぃぃ!
と、陳腐な主張をしたところで、今日はお終い。

またね。


追伸 : 可愛い男の子達は、黒靴下集団でした♪(わかる方だけ、悶えて下さい。<笑>)

自己紹介バトン~魅惑なプチの赤裸々バトン

2006年06月08日 | 戯れ言
自己紹介バトンなるものが2本届いた。

って、わけで・・・

最近お友達になった方のために、私の全てを語りましょう。
私の体のどこにホクロがあるかまで知っている、、、そう、そこのあなたのために、もう一度赤裸々に告白致しましょう。

しかし、バトン2本ともなると、相当な質問数となる。
よって、独断で質問事項を割愛し、綴らせてもらう。

では、では、

題して、 自己紹介バトン ~ 魅惑なプチ熟の赤裸々バトン (なんのこっちゃ!意味不明)


1.おいくつですか?

 心はいつも17才☆

 あっ? (*゜д゜)
 実年齢を教えろだと?

 23才

 
2.ご職業は?

 会社員

 23才だけど、何故か部門の中で一番の古株。
 上司をも顎で使ってます♪


3.身長は?

 小学6年生の時、165㎝だった。
 それから毎年伸びていった。
 今や、縦にも横にも大オンナ。(笑)


4.体型はどうでしょうか?

 ずんぐりむっくり。
 ボン(胸囲)・ボン(胴囲)・ボン(腰囲)


5.誰に似ていると思いますか?

 井上和香  ( ̄‥ ̄)=3 フンフン

 でぇ~もぉ~~~、似てるって言われるのはぁーーー、井川 遙なのぉぉぉ。
 いやん、石を投げないで。(爆)


6.ご趣味は?

 ご趣味って。(笑)

 最近、一番親しんでいる趣味は妄想すること。
 はっきり言って、私はヲタクです。(笑) ← あっ、知ってますね。


7.悩みは何かありますか?

 我の体は、悪の巣窟なり。
 嗚呼、健康な体になりたい。

 取り敢えず、肝臓を・・・ 酒、止められるかなぁ・・・ 無理ぽ。

 取り敢えず、ダイエット・・・ 今日こそ、最後の晩餐じゃ。 更に、無理ぽ。


8.好きな異性のタイプは?

 この質問、ちょいと熱く語らせてもらおう。

 価値観が同じであること、優しい心の持ち主であることは必須事項として・・・

   「  頭がいい人  」

 お勉強が出来るという意味ではなくて、自分の力で考えることが出来、自分の言葉・哲学を持っている人。
 そんでもって、夢や目標を持っている人。

 年を重ねるごとに、様々な条件が割愛されてきた。
 だけど、上述部分、これだけは譲れないなぁ。

 ちなみに、割愛された部分を申しますと、

 躾の行き届いた形の美しい手 ・・・  (そう、私は手フェチ。あなたのその手で触れて欲しいの♥)、

 低めで落ち着いた色っぽい声 ・・・ (ついでに、私は声フェチ。耳元で甘く愛を囁いて☆)、

 冷たくも、時には慈愛がこもる涼しげな美しい目・視線 ・・・ 
                       (お願い、そんなに見つめないで。見つめられただけで・・・私、アン♥)、

 ギリシャ彫刻を思わせる美しく形の整った鼻梁 ・・・ (嗚呼、アポロよ。あなたがそこにいるだけで、ワタクシは幸せなのです)、

 洋服の上からはわからぬが脱ぐと男らしい体躯 ・・・ (強く優しく抱きしめて。あなたの匂いが私を擽る)、

 長身で美しい姿、一生困らぬほどの財産 ・・・ (嗚呼、身も心もあなたに捧げます。もう、どうにでもしてっ!)

 全てにおいて一流を知る一流の男 ・・・ (あなたの教えて下さることは、なんでも吸収致します。
                           手取り足取り、ついでに腰まで取って、大人のオンナに教育してネン♥)


 と、いったような見目麗しい、夢のような、夢のような、夢のような殿方が私のタイプであるのだが、
 私自身がそれに追いつかないこともあり(笑)、現実世界で求めることは断念した。


9.異性を口説くとき、どうしますか?

 手の内を読まれるような発表は致さぬ。(笑)
 口説かれたいと思う勇者がいたら、名乗りをあげよ。
 口説いて進ぜよう。(爆)


こんな妄想混じりの記事を仕事中に綴っている私って・・・ かなりヤバイっす。(笑)
いつか、首を切られることでしょう。

こんなワタクシですが、これからも可愛がって下さい☆

またね。

意味無く悶え苦しむ熟女の日々

2006年05月23日 | 戯れ言
私という人間は、気分の浮き沈みが激しい。
この年になっても、未だ精神の安定を得られぬとは、お恥ずかしいかぎりである。

日々の生活の中で憂鬱な出来事があると、私の中に生息する”思い出番人”なるものが、
過去に抱いた同じような感情・出来事・思い出を引きずり出して目の前に曝してくる。
そんなものだから、更に憂鬱・イライラ・悶々ドツボスパイラルに陥るのだ。
全く以って、私という人間は厄介である。

先日も、憂鬱な出来事があった。
その出来事はまた別の機会に綴るとして、今日はその時に引っ張り出された、私のイヤな思い出の紹介をしたいと思う。
そんな紹介なぞ聞きたかなかろう。
が、綴っちゃう。


★イヤな思い出 ・ 其の1★

 超満員電車の中で、隣に立つリーマンに「このオンナの髪、すげーイテェ」と言われた。

 勿論、 このオンナ = プチ熟 である。

 遠い昔。
 この日は雨降り天気であった。
 くせ毛&剛毛の私の長髪は、水分を含んで膨張し、収拾がつかず山姥状態。
 四方に広がった髪の先端は凶器と化し、彼の肌にあたっている・・・いや、刺しているらしい。

 髪の毛の先端は、肌に少し触れただけでもチクチクするし、痛い。
 柔らかな髪でさえ不快を感じるのであるから、私の剛毛であったならば、、、
 想像するだけで、体に痛みが走る。

 申し訳ないとは思ったが、超満員電車内では動ける状態ではない。
 私は、危害を加えている髪を放置するしかなかった。

 その後も、その男に何度も「イテェ」と言われた。
 まだ若かった私は、恥ずかしさのあまり身を縮め、うつむくしか術がない。
 何も電車内で大声で言わずともよかろうに。。。
 未だに、あの日の恥ずかしさと怒りを、こうして時折思い出す。

 修羅場を潜り抜け、夜叉となった今のワタクシであれば・・・
 イテェなどと言われた日にゃぁ、わざと首を揺らしつつ、態とこの男にすり寄った
 ことであろう。
 「イテェ」などと言わさぬ気迫、今ならしっかり身につけているのだけどなぁ。
 嗚呼、無念なり。(笑)


★イヤな思い出 ・ 其の2★

 超満員電車の中で、私の後ろに立っていた初老の男に「あんたの体、あちーんだよ。(熱いんだよ)」と言われた。

 無論、 あんたの体 = プチ熟の体 である。

 凍てつく寒さの冬の朝、私は通勤電車に乗り込んだ。
 急に車内の暖気に触れたためか、風邪で弱り気味の気管支が刺激され、激しく咳き込む。
 止まらない。
 苦しい。
 止めようとすればするほど、ますます咳き込む。
 苦しさのあまり、じっとりとイヤな汗が背中を流れる。
 周囲から注目され、恥ずかしさのあまり体が熱くなる。

 止まれ!私の咳!!
 そんな心の叫びも虚しく・・・咳は止まらない。

 と、このような状態の中、吐き捨てられた言葉である。

 そりゃあ、仰るとおりである。
 この時、あたしの体は火の玉のように熱かった。
 状況を見て頂ければ、何故このように熱く潤んでいたか・・・おっとっと、潤んではいない(爆)、しゃく熱地獄の体に
 なっているのかわかって頂けただろうに。
 この男が、わかっていながら吐いた言葉かそうでないかはわからぬが、ある意味、私を虐めの標的にしたらしい。
 この時も、私はまだまだウブであったため、俯き、ひたすら謝るしかなかった。
 そんなものだから、ますます体が熱くなったことは言うまでもない。

 鬼女と化した今の私ならば・・・

 体が熱いだと? おうよ! こちとら心も体もアッツアツよ!!
 と、平気の平左で言い返し、ソヤツの上から下までイヤラシイ目つきで品定め。
 更に、クンクンと臭いを嗅いでは鼻を押さえ 「クサッ(臭ッ)」と眉を顰めて言えるだろう。
 何れにしても、私が変な人オーラを醸し出すことになるヨウダ。
 こんな私って・・・怖いカモ。
 嗚呼、恐ろしや。


★イヤな思い出 ・ 其の3★

 超満員電車の中で、後ろに立っていたバカップルの♂に「後ろの女の体、カテェー(硬い)」と言われた。
 (おじちゃん、おばちゃん達へ バカップル・・・周りの状況省みず、二人の陳腐な世界を作り出し、イチャイチャや
  更にニャンニャン状態になっているおバカなアベックのこと)  

 疲れた体に鞭を打ち、やっと乗り込む帰路電車。
 己の手足がどこにあるのかわからなくなるほどの混雑振り。
 後から後から人が乗り込んでくる。
 周りに立つ人と顔が近付かないように、ご対面状態にならぬようにと、立ち位置を気を使いながらの乗車である。
 
 そこへ、バカップルが押され流れ私の背後にやってきた。
 バカップル♂の背中と、私の背中が密着する。

 「嫌だ」

 と思っても、最早自分の意思ではどうにもならない。
 背中の後ろでは、モゾモゾ動くバカップル。
 ♀の手が、♂の腰に伸びてくる。
 それは、同時に私の腰にも伸びて キタ━(゜∀゜)━! て感じである。
 ♀の手は、♂の腰から尻へ這い下る。
 そして、その手は尻の頂で動きは止まり・・・
 おい、おい、そこは私の尻の頂でもある。
 お前は、手の平で♂の尻、手の甲で私の尻を・・・ってことになっているのだぞ。

 その時、♀の小声が聞こえた。
 
 「後ろ、大丈夫?」

 (*゜д゜) テメーーーーッ!
 あたしのどこに「大丈夫?」と気遣わなくてはならぬ要素があると言うのだ!クソッ

 それを受けて言った♂の言葉が、前述の「後ろの女の体、カテェー(硬い)」だ。
 体中の血が逆流するとは、こういうことを言うのだなと思うほどの怒りが込み上げる。
 怒りのために戦慄く・・・まさに、この言葉を私は体で覚えた。

 しかし、どんなに怒りが込み上げても、この時の私は何も言えなかった。
 バカップルの・・・男と女の・・・その・・・あの・・・ いやん♪
 なーーーんてことを想像しちゃったりして、当時、純粋培養状態のワタクシは顔を赤くして
 俯くだけしかなかった。

 だが、今現在、私の身の上にこのような状況が起きたならば・・・

 「あ~~~?かてぇーだと?アホかっ。テメェーの全身から臭う、ス○○マ臭よりは
  ましだろがーーッ」 
 
 キャーーーッ!
 18禁の言葉を使っちゃったから伏字よーーーー。

 ハッ ( ̄□ ̄;)!!

 ・・・コホン。
 と、言えてしまうだろう。
 純粋・純潔、いと懐かし。
 (大変、お聞き苦しい言葉の排出、お許し下さい。おほほほ)
 

はぁ~~~~、スッキリした。


またねー。

遙かなる時空を越えてバカは行く

2006年04月21日 | 戯れ言
やって来た来た「不思議バトン」
何が不思議かわからぬが、一番不思議は己の思考。(笑)

麗しのまりこおねーさまから、不思議バトンなるものが届いたのだー。
なんだかとっても面白う☆
ほいじゃ、早速やってみよう!


1.あなたが、一番幸せだな~って感じる瞬間ってなんですか?

夜、布団に入って寝る時。

楽し~いことを思い出したり、心の恨み日記を更新したり、ロマンチックなことを想像して悶えたり・・・ 横を見れば、私の体にピッタリとくっついて寝ている愛しい男、ではなく、可愛い愛犬・あずき。
一日が終わり、布団に入るこの時間は最高の幸せを感じる。


2.死ぬまでにしておきたいことを五つあげてください

①標準体重

 そろそろ自分に厳しくしないと、命が危なくなってきた。
 生まれてこの方、標準にはほど遠い数値をキープしているので、死ぬまでに
一度くらいは標準体重と言われる数字に体を近づける。

②家族旅行

 私は家族で旅行をしたことがない。
 私が死ぬまでに、と言うより、母が死ぬ前に(笑)一度くらいは家族旅行に
連れていってあげたいなー。

③青春恋愛小説

 死ぬまでに、コテコテの青春恋愛小説を書く。
 甘く、切なく、ちょっとドキドキの作品に仕上げてみたい。(笑)
 この時だけは、エロは抜き。(爆)
 
④芸の再開

 只今、剣道・三味線のお稽古をロングバケーション中なのだが、再開を果たし、
極められるところまで極める。
 

⑤かけがえのない存在

 誰かの”それ”になるゾ。 
 
問いは「しておきたいこと」であるのに「したいこと」になってしまった。
ちょっとずれた回答っすね。
笑って許してね☆
 
 
3.もし、時空を超えて、あなたが自宅の晩餐会に招待するとしたら男女5人ずつどんな人を選びますか?

<男性>

中臣鎌足、明智光秀、毛利元就、石田三成、吉田松陰

 私の仕事の愚痴を「うん、うん」と聞いてくれて(一種の共感?<笑>)、労りと適切なアドバイスと叱咤を頂けそうな、実りある晩餐会になりそう。
  
 
<女性>

額田王、清少納言、紫式部、小野小町、与謝野晶子

 現代の女性姿を見て、あるいは恋愛形態・結婚観を知り、どのような感想を持ったか聞いてみたい。
 現代を知った彼女達は、いったいどんな歌を詠むのだろう?どんな物語を綴るのだろう?興味津々である。


それよりも・・・

時空を越えた架空の人物を招待出来るなら、

光の君さま  (← 私の中では、下膨れでない、匂い立つ美しい男。)

あなたをご招待したいわ~☆
ついでに、晩餐会の後、私の寝間にも強制ご招待だわ~~♥
一夜だけでも構わない。
甘い夜を過ごしたいのん♪(笑)


4.まわしてくださった方へのメッセージ

まりこねーさま、どうもありがとう。
楽しかったです。
でも、おねーさまのように、グローバルなチョイスが出来ませんでした。。。

ちなみに、まりこさんの晩餐会メンバーは ↓ こちら。

<男性>
アレクサンダー大王、ジンギス・ハーン、カエサル・シーザー、織田信長、リンカーン大統領。

<女性>
クレオパトラ、ジャンヌ・ダルク、楊貴妃、マザー・テレサ、オードリー・ヘップバーン。


アレクサンダー大王の名を目にし、瞬時にニコチャン大王を思い浮かべた私って・・・。
やはり、死ななきゃ治らない病気のようだ。



またね。