昨日の9月24日は元夫の一周忌でした。
この1年は人間の死についてものすごく考えさせられました。
離婚したとはいえ子供二人を残して勝手に死を選んだ元夫を恨んだことも多かった。
自分と出会わなければ、?
もっともっと彼に優しくしていたら?
あのメールの時に会いたいと伝えていれば?
離婚なんてせずに一緒に鬱と戦えばよかったのかな?
そうしたら34歳の若さで命を絶つことなんてなかったかもしれない。
後悔と懺悔と憎しみ・・・
いろんな思いがぐるぐるめぐる日々。
亡くなった後の半年間は泣かない日はなかった。
そのうち、いったい自分という人間は何なのだろうと考え込むことも多かった。
そしてずっと考えたこと。なぜ人は生きるのか?と。
最近ふと思った。
きっと愛する人のためなんじゃないかなと。
自分が死んだら間違いなく自分の子供たちは困るだろう。
この子たちのために私は生きるんだ。
私の両親もまだ健在だけど、やっぱり私が先立たれたら孫のこともあるし困るだろうな。
だから私は生きるんだ。
生きる意味なんてあるのかさえ思うことが多かったこの1年だけど、自分なりの生きる意味がわかった気がした。
元夫のお墓は作らなかったようなので、子供たちはお墓参りにはいくことができません。
向こうの実家にお骨が置いてあるので会いたくなったら向こうのお宅に行くしかなく。
子供たちに聞いてみたら、今はまだ行く気がしないとのこと。
きっとつらい気持ちがまたよみがえってくるのがいやなのかな。
いつでも連れて行ってあげるから、行きたくなったら言うんだよ。
と昨日はその会話で終わりました。
人生の中でとんでもなく長く、そして人生観をかえた1年でした。