ラオスは10月7日がオークパンサーと呼ばれる仏教行事の日で、 その翌日がボートレース大会でした。
オークパンサーの日にはメコン河から火の玉があがるとの話があります。 (地球の歩き方にも書いてます)
これはメコン河に住む水竜ナーガーが吐く火の玉という伝説だそうで、 多くのラオス人が目撃しており、本当にそうだと信じている人もいれば、 自然現象という説や、やらせではないかという、いろいろな説があります。
その事実を確かめるべく、オークパンサーの日に火の玉がでるという ビエンチャンから東に約60キロのパヤニャー村に徹底取材に行ってきました!
その村にはほうぼうから人が見学に集まるようで 入り口ではしっかり1万キップ(約100円)の入場料もとられました。
いざ村に入ってみるとみんな川岸にござを敷いて何やら食べたり飲んだりしてます。 我々のグループも場所を確保して火の玉を待ちました。
やがて暗くなるとなにやら歓声が! 火の玉かと思って見ると、対岸のタイ側からあがっている花火でした。
その後もちょくちょく歓声はあがるのですが、火の玉はやってきません。。。 しかしラオスの人達もあまり火の玉を気にしているようではなく、 宴会で盛り上がっています。
これは「花より団子」ならぬ、「火の玉よりビアラオ」でした。
結局3時間くらい村にいましたが急に雨が降ってきて我々も含めて一同退散。 結局伝説の火の玉を見ることはできませんでした。。。
でも灯篭流しのようにろうそくをつけた草花の船をメコン河に流して幸せを祈ったりと ラオスの仏教行事を体験することができ、また何でも祭りは楽しむラオス人を見る ことができてなかなかおもしろい経験となりました。
火の玉の謎は今回はわからなかったですが、どなたかぜひ解明してみてください!