MEMOONO

Experiment Evolution

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2018-08-26 18:09:43 | Weblog
新潟Books f3での展示が始まった
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トークイベント
なにも包み隠すことはなかった

来ていただいた方、全てと話すことができなかったのは心残りだった

展示は9/17まで続く

店主の提案でインスタレーションの全景の
SNSへアップは会期終了まで禁止となった


f3のTwitterやinstaアカウントには、
部分的な画像や言葉が増えて行くだろう

もし興味を抱いたら、足を運んでほしい












adieu

2017-10-31 01:03:00 | Weblog
周囲の手の届く範囲に安心していると
霧が私を包む


上海の雨 新幹線で寧波に行った
ピアノが流れている

JIAZAZHIは心に沁みた


二階のライブラリ 至る所で、THE SIGN、adieu
思いがけず 沢山話した三冊




ぶつけて

2017-09-04 21:20:16 | Weblog
aura galleryでのトーク、2人の作家との会話。

個別に自分自身が持つ「嵐」に巻き込まれているということ。

オーナーのYajiさんに通訳をしてもらう。


http://artemperor.tw/focus/1758
悲しいくらいあっという間。

喧騒は、もやもや。

ただ大切なことだけ触れたい。

私は誰よりもこの場所。8/26が好きだった。

3つの展示

2017-07-12 23:19:44 | Weblog
しばらく記入していなかった。

今、3つの展示が控えている。

7月21日から台湾 台北にある朋丁(Ponding)、 23日にトークショーをする。

東京からはShe Talks Silenceも来てくれる。

トークの相手は、Amanda。まだ何を話すかは、決めていない。

たくさんの人とのやりとり、国を超えて

今、本当に楽しみにしている。


8月25日から9月16日は同じく台湾 AURA ギャラリー。


ここは、もう説明する言葉が出ない。
自分にとってはスペシャル、中平卓馬やロジャーバレンなど、最高な作家が揃っている。

思い入れがある場所。中平の展示に誘われるように、客で行ったのが事の始まりだった。
同じ壁面にプリントを掲げる、その思いは強い。
個展という扱いだが、違うフロアには台湾の女性写真家、Peggyがいる。

才能を感じる、そして彼女は友達になったけど、アーティストになりたいわけじゃないって言った。

画家も交えた3者でのShow Case(個展x3人)とのこと。
やはり、対談イベントがある。

話すってことが、作品の成立のサポートにならないようにしたい。
写真は、自分より先に行っててしかるべきだから





10月15からは中国 寧波(ニンポー) にあるPHOTO BOOK LIBRARY
世界中の写真集を集めている、図書館。その併設されるギャラリースペース。
先日、亡くなったレンハンの作品を出していた、中国の写真集出版社に誘っていただいた、

少し滞在することになる。
港町だから海があって、船が行き交う。
そういう景色を見て、また特に静かな時間に投げ出されたい。












4月の台北

2017-04-17 02:34:04 | Weblog
まず一つ
台湾のアートフェアに来て、4月15にスライドショーを行った。
そのためこれまでの生物についての作品全体を、俯瞰して思考した。

近年の作品一枚一枚には意図があるのだが
ふりかえるとその一枚一枚には矛盾する要素を入れ込んである。ということ

肯定否定が入り混じっていて、観賞に対して、いやがらせのように
わかられたり、意図が結実しないようになっている。

これは写真メディアの特性を考えて、利用するべき長所、「強み」として行っているということ。



夜には、台湾の写真家、中国の写真家、一回りも年下の中に誘われて、五人で朝まで夜をブラついた。
言葉はよくわからなかった。ただ缶の酒を入れ、夜遊びして、明け方道端に座って、広い道路の静かな未明、自分以外のみんながおもいおもいの好きな唄をうたいだしたから、アッこれはどこかで体験したのだけど、でももう戻ってこない時間を、なぜか少しだけタイムトンネルが現れて、戻った。そんな気がして、でも誰かに話すと割れて消えてしまうだろうと。だから、みんなの知らない言語の響きにそっと耳を傾けた。私は唄わなかった。その時、胸を熱くしたし、もう話さなかった。

生きてた頃

2017-02-15 21:20:08 | Weblog
今は台湾にいて、作品や本を持って色々廻った。
収穫が沢山あって、やっぱり来てみると何か起きるなと考えた。
なぜ台湾か?と沢山聞かれたけれど、好きだからしか答えはなかった。
椰子の木みたいな街路は、生まれ育った房総を思い出すし、
うっかり迷い込むと鳥の啼き声が沢山聞こえる。

20歳の頃、写真学生だった私にはあまりに商業的広告や、もしくは形骸化したスタイルの純、写真作品は
どうも魅力的に映らなかった。

失敗したかな、と進路を思った時、道をひらいたのが中平卓馬だった。
2013年の夏に、勝手に逢いたくなって、横浜美術館の展示の時本人が走り書きした住所のメモを頼りに車を走らせたけど、そこは野原と隣り合わせの空き地だった。

後日判明したのは、嘘をついたのではなくて、近年再開発された古い番地をGoogleマップが、把握していなかっただけだった。

その後、故人となってしまったけれど、台北でもう一度逢えた。逢いに行ったのだ。
パリ、そしてカラー。殺伐としながら、対話して写真の父のように感じた。




密林

2016-10-25 16:58:31 | Weblog
日本では、死者を供養する時に、砂糖で出来た菓子を用意します。

その造形はカラフルで、自然を模した果物、動物、植物などはモチーフとなります。

私は「現代や都市における自然写真」を探していて、美しく野蛮な景色を捕獲したいと思う。

現実は混沌と混乱の中に、沢山の意味を内包していないか。

死にまつわる人の思い、血管のような葉脈。

華やかで甘く、出入り口のない密林を瞳が彷徨う。

悲しいジャングルを、作り出そうと考えたのです。




NEW WEB SITE

2016-07-13 04:00:38 | Weblog
NEW WEB SITEできました
http://makotooono.com
(http://oonomakoto.com)


(時々消します)
A NEW PHOTO TRACE
http://oonomakoto.tumblr.com/

2009-2016これまでの記事は保存されました





BROWN.The Soldier has a name

2016-06-02 20:28:33 | Weblog
スイス、バーゼルで行われるアートフェアに参加します。写真の展示と販売。


作品タイトル 「BROWN.The Soldier has a name」


 
在日米軍基地は、文化的にTOKYOの一部として見逃せない。

具体的に兵士の放出品、カモフラージュ柄の古着パンツを探した。

コカ・コーラを餌として浸した千円札に、インターネットで手に入れたオオクロアリが近づいてきます。

蟻は「働きアリ』で、日本人や軍隊の象徴か、生物と政治思想は、お札シリーズのテーマとも言えます。

コーラの色、兵士の名前。

"BROWN"が呼応して、入れ子構造を持つ対比作品になりました。

これはメモ。作成時の。

正しいとは思わない、間違っている方が面白い。

想像を喚起させ、崩壊させる事。

人は生物のルールの中で、混乱すればいいと思う。


蜃気楼

2014-04-29 18:48:19 | Weblog
蜃気楼がみえる街に行った。

波濤がテトラポッドにうち消され、堤防には5.6人の男性達が、海を眺め続けている。

大きな煙突、あれがさかさまになったり、工場が台形になったり。

今日は観ることはできないでしょう、風は暖かくないと。

その日すれ違った人びとの影、口だけ残って消えた。

釈然としなくて、落ちついて、あれはデ・キリコに近い景色だったんだと気がついた。

移動して、赤い直線青い直線、L字型のスピード。

田んぼのまわりには、身をかくす場所がない。

人以外の生き物に、人が跳ね返され撃たれ続けている。

野口謙蔵の絵画だった。