日々雑想

活字、マンガ、音楽、芸能…メディア中毒者の雑文

あぁ

2006-10-23 01:12:12 | Weblog
ひらたい、ということは
どれほどにむずかしいものなのか

いつだってひらたくあればと
おもっているのに
ごくカンタンにいかり
あわだち
ねじくれて

そういうことだといいきかせながら
ひきずられる
きょうも また

青天の霹靂

2006-02-17 13:47:48 | Myself
あなたの背中が見えなくなったときに、
細い糸をたどるような心持になってしまう自分がいることに、気づいてしまった。

つまりは、私は結局同じなんだ、
ああ、やっぱり、何も変わっちゃいないのだなあ。
そんな風に思えてしまって。

それでも自分が変わったと思えるほどに
力のあるあなたに感心しつつ、今があるのだ。

違いって

2005-12-01 16:24:31 | Myself
肌も、髪も、目の色も、
顔も、体も、指先も、
何がいいとか悪いとかじゃない。
ただ、違うだけだ。

習慣も、文化も、言葉だって。
ましてや、血なんてさ。

なんだって、そうなのにねと思う今日この頃。

青い永遠

2005-11-19 09:06:27 | Poem
あなたが駆けてくるその瞬間に
無限遠が現実と交錯して、
ばちっ、とはじけ飛ぶ音がしたのです。

降り積む雪が私たちを覆うのならば
どうか現実の醜さと驚くべき短さを
うまく騙して
時をはるか彼方に留め置くように

私は唯そう願うだけでどうせ何もせず
祈ることに倦み
ことごとくすべてを失うのに気づきもせず

一切合財をはたき、拭い、蹴飛ばして
ただただ無限遠が焦点を結び
そこにあることを願うのでしょう

現実が容赦なく私を喰らい骨にするまで

手のひらサイズのおぼろ月

2005-11-19 05:39:39 | Poem
 指で作った輪の中を
 しげしげ覗くと現るは
 菜の花色のまんまるい
 手のひらサイズのおぼろ月

 真白い雲を身にまとい
 黄色い明かり灯してる
 そおっと凍える指先で
 摘んで手のひら乗せてみる

 月はうふふと笑ったら
 ころりころりと手のひらを
 弾んで滑って舞い上がり
 雲の切れ間にもとどおり

 あわてて腕を伸ばしたが
 二度とつかめるわけもなく
 あたしはくしゅんとくしゃみをし
 洟をすすって見送った

まずは主旨

2005-11-18 17:43:41 | Myself
 ちょっと真面目にやりたいときとか、小説やコラムのようなものを書きたくなったりとかしたときのための避難所です。