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中国「華中」の旅⑤~蘭渓市『諸葛八卦村』編

2007年08月08日 | 中国史跡めぐり(三国志・封神榜・史記)
8月8日(水)
今日の目的地は『諸葛八卦村』でーす。
今回の旅で、「杭州」は特に「三国史跡」も無いから来なくてもいい所なのかも知れないんだけど、ここ「杭州市」から南下した「蘭渓市」に「諸葛一族」の子孫が住む『諸葛八卦村』があるんです。
「NHK・その時歴史が動いた」の「三国志」の回でも紹介されたこの村を見てみたい、と思い「杭州」も旅程の中に入れたというワケです。

7:00に「ホテル」を出て、歩いて「汽車南站」へ。
30分も掛かっちゃったよ~。
「蘭渓市」行きの乗車券を買い、8:00「バス」は出発しました。

10:40「蘭渓汽車西站」に着き、今度は「諸葛」行きの乗車券を買いました。

「諸葛」行きの「ミニバス」に乗り込むと、客は女性1人だけ。
でも、これがまた「超美人」だぞ。
彼女の後ろの席に座ったんだけど、この「諸葛」行きの「券」を写真に撮ってる。
こんな田舎町に似合わない美女、どう考えても観光客だし、雰囲気は日本人ぽい。
持って広げてる「杭州」の地図は中国語版だ。
うーん、「日本人」か判断する手掛かりが無いなぁ。
11:00俺を含めても3人だけ乗せて「バス」は出発しました。
でも途中で次々客が乗って来て、たちまち空席も無い状態に。

11:30「諸葛」に到着しました。
「諸葛」で降りると、ロータリーで「諸葛亮」像がお出迎えです。
彼女も「三国志ファン」であるならば、まずこの「諸葛亮」像を見てからだろう…って、「おーい、どこ行くのー?」
村方面に歩いて行っちゃいました。
おかしいなぁ…「三国志ファン」なら、まず「諸葛亮」像を見るだろうに…。
まぁ目的が村であるならば、また村の中で会うかも知れないし。
さて、俺も「八卦村」に行きますか…って、どこから行くの?

多分この先だろう…と適当に歩いて行きます。

11:40どうやら「八卦村」に入ったようです。

でも内部の詳細な地図を持ってないから、俺は今、村のどこにいるのか全然分からない…。

とりあえず目の前に見える「大公堂」に行ってみよう。
「大公堂」に行ってみるも、中に入るには「入場券」が要るらしい。
…って「入場券売場」なんて無かったぞ。
どうやら俺は正規の「観光客」が入るルートじゃない入口から、要するに「潜入」していたワケだ…
これじゃ行く先々で「入場券」を見せねばならず、このままじゃどこにも入れないぞ。
でも、ここはどこなんだ?「入場券」はどこで買うんだ?
…何か手掛かりを探そうと歩いていても、ここは「八卦村」。
村の内部は「八卦陣」の迷路のように入り組んでいるんです。
12:15、歩いて辿り着いた所は「丞相祠堂」。
やっぱ、ここも「入場券」が必要で入れないが、「售票処」が近くにあるらしいぞ
どうやら、この「丞相祠堂」が観光ルートの一番目のようだ。

12:25、村の中にいたのに「入場券(58元)」を買って、再度「八卦村」内へ。

土産物屋には、俺が「沂南」で買った「羽扇」(7.21、22 ブログ参照)がたくさん売られていました。

今度は「入場券」があるので堂々と「丞相祠堂」に入ります。
説明に「日本語」もあるのには驚きました。

一族の著名人の「塑像」もあるけど、俺の目的は「諸葛亮」のみ。

これが「八卦陣」ですね。
「入場券」の裏には簡単な地図と観光ルートが記されています。

次がさっきも行った「大公堂」でした。

入ってすぐの「諸葛亮」の屏風。

中にある「誠子書」と「掛け軸」かな?

続いて「天一堂」へ。

「天一堂」から見た村の風景。

「寿春堂」を経て「大経堂」へ。

「雍睦堂」「農坊館」を経て「孔明生平展」へ。
一番右は「泣いて馬謖を斬る」のシーンですね。
「孔明生平展」を出て、最後に「三顧堂」に行きたかったけど、全く行き方が分からない。
「入場券」の地図には書かれているものの、小さくしか書かれてないので、これは見る価値無しと判断し、13:45「八卦村」を出ました。

来た時の「潜入経路」の方が「バス乗り場」に近そうだったので、同じ道を帰ります。
そういや、あの「美人」に会えなかったな…どこ行ったんだろ?
14:00「蘭渓汽車西站」行きの「ミニバス」に乗り、14:40「蘭渓汽車西站」着。
14:50「杭州」行きの「バス」が出て、17:10「杭州汽車南站」に帰って来ました。
まだ陽があるから、昨日の『西湖』のリベンジをしようか…とも考えたけど、もういいや。
また歩いて「ホテル」まで帰りました。(17:45)

19:30まで「ホテル」で休み、夕飯を食べに行きました。
この「ホテル」の近くに「韓国料理店」があって、「今晩はここで食うぞ」と朝写真まで撮っておいたのに…。
何を間違えたのか「中華料理店」に入っちゃってました。

店の雰囲気は「韓国」っぽく無いし、メニューを見ても「焼肉」が無いんだもん…。
まぁ仕方がない、「杭州」の名物は「東坡肉(トンボーロウ)」だ。
それと「麻婆豆腐」と「ご飯」と「ビール」
そしたら「麻婆豆腐」が無いってさ。
中国ってメニューを見て注文しても、それが「無い」ってよくあるんだよな~。
「麻婆豆腐」のような簡単な料理ですらだもんね。
この日は「麻婆豆腐」が人気あったのだろうか…?
他に特に「食べたい物」が無い…ってかメニューを見てもよく分からないんで、とりあえず「肉料理」しかないか。

もう、「肉料理」でお腹がいっぱいになってきた。
「東坡肉」がなかなか出て来ないんで、忘れてるんなら断ろうと思ってたら出て来ました…。
小碗に入ってて、店員が切ってくれました。
あー、やっぱ「美味しい」 
店は間違えたけど、結果的に名物「東坡肉」が食えて良かったかな。
20:30に店を出て「ホテル」に戻りました。
これで「杭州」は終わり。
明日から「江蘇省」…まずは「蘇州」です。
この旅は大体夜はゆっくり出来てるんでね。
でも明日の朝はちょっと早く出るんで、早めに寝よう…



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