春のそよ風夏の雨

嬉しいひととき。好きなこといろいろ書いています。

バッハを聴いてみる

2024年05月05日 | 音楽
クラシック音楽では、モーツァルト、バッハ、ヨハン・シュトラウス2世が結構好き。
オーストリアの音楽が好きなのかな。
オペラに限ればヴェルディも好きだしと、他にも好きな作曲家はいるのだけど、
たくさん聞きたいと思うのはこの3人かなと。

このうち、モーツァルト、バッハはコンプリートワークスCDセットを持っていて、
モーツァルトは全部聴いたことがあります。

バッハは何枚か聴くくらいで終わっていたのだけど、今年は全部聞いてみようと決めて
年明けから聴き始めて先月の終わりくらいに全部聴き終わりました。
150枚以上。

休みの日に掃除をしながら聞いたりという時間も多かったのだけど、バッハの音楽は
なんだか浄化作用がある気がするので、掃除しながら聴くのにはいいかもなと思いました。
(教会音楽が多いので、浄化作用があるような気がするんだと思います。)

バッハの音楽は浄化作用がありそうと書いたけれど、いろんなことを見つめ直したり、
真面目な考え事をしている時に聞くのも結構いいなと思いました。

一曲一曲こだわりの一枚を聴くのもいいけれど、全部聞いてみるというのも、やっぱり
いいものだなと思いました。

モーツァルトはくるくるっとしたイメージで、気持ちが明るくなる曲が多くて
ヨハン・シュトラウス2世は楽しいポルカや、華やかな気分になるワルツなど
心が弾む曲が多いなと思います。楽しい音楽が好きです。

あ、来年はヨハン・シュトラウス2世生誕200年なのか。
ヨハン・シュトラウス2世も何か手に入れてたくさん聴きたい。
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若島正「乱視読者の英米短篇講義」

2024年04月25日 | 
本について書かれた本です。

普通、本について書かれた本を読むと中に書かれた本がいろいろ読みたくなって、
楽しいのだけど、どれから読んだらいいんだろうみたいな気持ちになることも多い
のですけれど、若島正さんの書く本の本はちょっと違うのです。

何が違うのかというと、多分好みがほとんど合わないのではないかと思うのですよね。
あらすじを読んでも、それが面白いの?と感じてしまったりして。
それなのに、若島正さんの文章は気持ちが良くて、本を読むのが好きなのだろうなと
伝わってくるところも、ちょっとワクワクして、読んでいてとても面白い。

読みたいと思うわけではないのだけど、こんなふうに読むのはいいなぁと思いながら
読むのが好きというのが一番近いかも。

乱視読者シリーズはだいぶん前に他の本も読んだことがあるのだけど、それもとても
楽しかったな。
また他の本も読んでみたくなりました。
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Jojo Moyes「Paris For One」

2024年04月21日 | 英語
Jojo Moyes「Paris For One」

読むのが苦手な人のために企画されたQuick Readsの一冊。
Quick Readsはやさしめの文章、大きめの文字、語数が少なめで読みやすい
本当なっています。

恋人との会話中、「パリに行ったことがないの?」と言われたNellは、
それなら恋人とパリに行きたいと格安チケットを手に入れます。

ところが、駅で待っても恋人はやって来ず・・・。
パリへの週末旅行はさらにひどいことに巻き込まれますが・・・。

恋人との関係の物語と言うよりも、慎重に計画を立ててはみ出さないように生きてきた
20代半ばの女性が、そんな慎重な生き方から、ほんの少しでも冒険的な方へ一歩を
踏み出してみた話として楽しかったです。

その後のお話もあるなら読んでみたいと思った作品でした。

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センス・オブ・ワンダー

2024年04月12日 | 
ちくまで連載されていた森田真生さんの連載エッセイを一回目だけ読みました。
面白かったので、読んで本になったら買おうと思っていました。

その本が、今日到着しました。
カーソンのセンス・オブ・ワンダーの新訳に続いて「僕たちのセンス・オブ・ワンダー」として
載っています。
もう一冊は、もともと持っていた新潮文庫版。4人が「私のセンス・オブ・ワンダー」として
解説エッセイを書いています。

本文よりも長い、追加されたエッセイどちらも同じようなテーマで、「センス・オブ・ワンダー」を
読んだ人には、自分の「センス・オブ・ワンダー」を見つけてほしいというような思いを感じます。

かなり前に、単行本版と英語版を読んだきりで文庫版も積読状態だったので、久しぶりに二冊の
「センス・オブ・ワンダー」を読んでみたいと思います。

カーソンだけではなく、5人の「センス・オブ・ワンダー」もどんな感じなのか楽しみ。

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Jordan Scott+Sydney Smith「I Talk Like a River」

2024年03月30日 | 英語
Jordan Scott+Sydney Smith「I Talk Like a River」

SNSで紹介されていた方がいて読んでみたくなりました。

たくさんの言葉が絡まって上手く出てこない。
自分のことを話す日は特に辛い・・・。
そんなある日、お父さんが川に連れて行ってくれて・・・。

どもって上手く話せない男の子の気持ちと、
優しく、そしてしっかりと向き合って男の子に接するお父さんが
とても気持ちよく描かれていた絵本でした。

後書きを見ると、著者の子供の頃のエピソードをもとに描かれた作品のようです。

絵も素敵で、自然に囲まれて心がほぐれていくような気持ちになりました。
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マルコ・バルツァーノ「この村にとどまる」

2024年03月24日 | 
マルコ・バルツァーノ「この村にとどまる」

1919年、オーストリア=ハンガリー帝国の一部がサン=ジェルマン条約によりイタリアの
領土になった。その一部が今は湖に沈むクロン村

ドイツ語を話す人たちが暮らしていたが、ドイツ語教育は封じられ、教師を目指していた
少女たちは夢を叶えることができなかった。
そんな少女の一人が語り手となって、その後の村の様子が描かれている作品です。

生まれ育った場所に暮らしているのに、戦争によって、権力によって翻弄されて、
家族や友達がバラバラになった人たちが描かれています。

この作品は小説だけど、この村は実際にあって、似たような村民たちはいたのですよね。

とても静かで悲しい物語ですが、魅力的な人物が何人もいました。
この著者の他の作品も読んでみたいです。




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Dr. Seuss「Oh, The Places You'll Go!」

2024年03月17日 | 英語
Dr. Seuss「Oh, The Places You'll Go!」

先日、親戚の卒業式がありました。
それで思い出したのがこの本。
卒業する人に贈られることも多いのだそうです。

久しぶりに読んでみました。

これから新しい道を歩んでいく人へ向けて描かれた絵本で、
励まされる人も多いと思います。

うまくいかない時もあるけど、進んでいこうと思えるような本です。

原書の前に日本語訳ドクター・スース「きみの行く道」で出会ったのですよね。
伊藤比呂美さんの訳で、こちらも素敵です。

この春新しい道に進まれる方も多いと思いますが、素敵な道となりますように!
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韓国語

2024年02月29日 | 韓国語
毎日韓国語に触れてみるということで二ヶ月達成しました。
10分くらいの日もあるけれどもね。

ずっと入門のあたりをうろうろしている感じだったけれど、
なんとか初級に進めたかも?くらいになりました。

5級レベルの単語集はだいたい一通り覚えたのですが、これ以上単語集で覚えるのは
ちょっと大変そうかも?ということで、漢字語の感覚を身につけるというのと、
接頭辞、接尾辞など共通の部分を意識したいなと思ってそんな関係の本を読んでみたり
しています。

K-POPも歌のハードルはまだ高いですが、ビハインドやYoutubeライブなどは、
ちょっと分かるところも出てきました。
やっぱり聞いて直接分かると気持ちがいいですね。

徒歩圏内に河津桜が見られるところがあるので、先週末に行ってきました。
もう、春の始まりですね。



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「The Shirley Hughes Collection」

2024年02月19日 | 英語
「The Shirley Hughes Collection」

Shirley Hughesさんは1927年生まれの方で、たくさん絵本や挿絵を描かれています。

「Alfie Gives a Hand」という絵本から出会って、クラシカルだけどやわらかいユーモアや
やんちゃさもあって、読んでいて気持ちがいいな。この方の絵本などをもっと読んでみたいな
と思って、この本を見つけました。

詩、絵本作品、挿絵の作品などがたくさん集められた本です。
対象年齢から4つに分かれていて、
とても小さい子向け(多分、2〜3歳くらい?)
小さい子向け(4〜5歳くらい?)
もう少し大きい子向け(小学校低学年くらい)
それよりも年上の人向け(小学校中学年〜くらい)
となってます。

「Alfie Gives a Hand」も小さい子向けの中に入っています。
Alfieはシリーズが何冊か出ているので、いくつかの作品で登場してました。

ちなみに「Alfie Gives a Hand」は、アルフィーという男の子が、幼稚園の友達の
誕生日パーティに招かれたというお話です。お母さんや妹と離れて一人で友達の家に
行くのは初めて・・・不安な気持ちでパーティに参加しましたが・・・。

「The Shirley Hughes Collection」はお話だけでも18作載っていて、
さらに詩も載っているので本当に盛りだくさん。
ファンタジックなお話があったり、戦争中のお話があったりと、
楽しい作品から、かなりシリアスなものまでいろいろ入っていて楽しめました。
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コスタンティーノ・ドラッツィオ「ミケランジェロの焔」

2024年02月11日 | 
コスタンティーノ・ドラッツィオ「ミケランジェロの焔

クレスト・ブックス全冊読む!というのは続いていて、2023年刊行の本を全部読み終わりました。
「ルクレツィアの肖像」
「ミケランジェロの焔」
の二冊が特によかったかな。

さて、この本はイタリアの美術史家で展覧会キュレーターでもある作者による作品で、
ミケランジェロが甥に向かって人生を語ったという形で描かれた小説です。

自国の作品について楽しく読ませる美術史家で、展覧会の企画も行っているということで、
山下裕二さんや金子信久さんのようなイメージの方なのかな。
(お二人とも小説は書かれていないけれど。)

著者の作品では
「カラヴァッジョの秘密」
「ラファエッロの秘密」
などの、秘密シリーズとして書かれた評伝が人気だそうなのですが、ミケランジェロでは小説という
形を取ったのですね。

とてもしっかりと感情が伝わってきましたし、すごく読みやすくて楽しめました。
とても孤独で大変だけれども、幸せな彫刻家だなというイメージを持ちました。

秘密シリーズも読んでみたくなりました。
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