みなさん!!本当に本当にお久しぶりです。お元気ですか?
11月上旬に新しい家に引っ越してから早1ヶ月(以上)がたち、
家から段ボール箱もだいぶなくなり、クリスマスが近づく最近にしてやっと生活が落ち着きつつあります。
知り合いも少しずつできました。先日はモナコで行われた小さなクリスマスマルシェにも参加して
ちょっとだけバッグの紹介をすることもできました。
実家名古屋では雪だと聞きました。そしてこちらも寒くなりました。
どうぞお風邪に気をつけて。
以下、ちょっと書きためていたものを載せて行きますー。
10月28日(日)に義母の家から電車で引っ越し(荷物はトラックで運搬)。
それからインターネット、電話(夫の仕事用ブラックベリーのみ。ブラックベリーはネット使用には不向きですね)なしという生活が始まり、
いかに自分がネット中毒だったかということを実感。。。
さて、前回と同様6時間で到着のはずが。。。
いつもただではいかない私たちの移動物語。
ソウルからヨウスの移動では、引っ越し屋さんを頼んだはずが荷物を道に全部出した後で、業者が宅急便会社だということが発覚し
荷物はそのまま道ばたに置いてきぼりにされたり、
ヨウスからの引っ越しではヨウス中の郵便局の箱がソールドアウト!していてネットで箱を購入したり。。。
エクスポ期間中は滞在していた大手海外運搬業社DHLが、エクスポ終了と共に撤退し、その2ヶ月後に撤退の私たちは業者を捜すのに右往左往。。。
と色々あって、そして今回も大変だった。
28日の南フランスの天気は荒れ模様で、気温もぐっと下がり4度。アルプスあたりでは雪が降ったそう。
強風で落ち葉が舞い上がる所ではなく、木々はしなり、折れたりもしていた。
午前9時45分に出発した電車に揺られること小一時間、アナウンスがあった。
「強風で木が線路に倒れた模様で今撤収作業をしています。どれくらい時間がかかるかわかりません。しばしお待ちを」
車内には「おーららー」という声が聞こえる。待つこと1時間、またアナウンス。
「この先の線路にも木が倒れてしまっているようなので、ルートを変更して出発します。目的地への到着は3時間遅れになるでしょう」
それから走ること約1時間、またアナウンスがあった。
「今から、元の進路へ戻るため電車の進行方向を変えます。運転席を切り離し、反対方向へくっつけますので、時間がかかります。しばしお待ちを。」待つことまたまた小1時間。続いてのアナウンス。
「どうやらこの線路の先にも木が倒れているようなのでこの列車では目的地に行かれません。今横に停車している電車に全員乗り換えてください」
車内では「おーららー、冗談じゃないよー」という声が飛び交っているが、フランスでは電車の乗り換えはよくあることなので、みなさん大してパニックになることなく、電車を移動する。
今までは、指定席の座席だったが、となりの電車ではとりあえず空いている所に座って下さいということなので、荷物は夫にまかせ席確保のために私が先に電車に乗り込むという連携プレーでなんとか席確保。
しばらくすると何事もなかったかのような明るいアナウンスが車内に響いた。
「色々とご迷惑かけていますが、目的地に何時に到着かは現時点ではわかりません。今しばらく発車までお待ち下さい。今回の切符代は全額払い戻しを致します。」
夫は隣の人とすでに会話をしており、「全額払い戻すってことはかなり遅れるってことだと思いますよ」とか言っている。
隣はアフリカ系フランス人の若いお洒落なお父さんと、5歳位の女の子に2歳位の男の子家族。
朝、7時にボルドーを出発して、マルセイユの先まで行くらしい。私たちよりも長く電車に乗っているようだ。
隣の子どもですらお利口にしているので、わがままを言って夫を困らせるのはやめておこうと自分に言い聞かせた
それから列車は出発し、マルセイユでは食料パックの支給があった。
以前も電車の遅れでこの食料パックをもらったことがある。その時のものはとても食欲をそそる代物でなかったのだが、
今回の物はパッケージから一新、中身もイライラしているお客を黙らせる内容であってびっくりした。
(水、野菜クリームサラダ、野菜のパテ、ガーリックトースト、バタークッキー、プリッツ、グミ)
さて、この列車、終点ニースに到着すると車掌さんのアナウンス
「えー色々と大変な旅でしたが、せめて素敵な晩を!」。明るい!大変申し訳ありませんという感じは一切なし!笑ってしまった。
結局、朝9時45分に出発し、新たな土地モントンには夕方3時半に到着の予定が、夜8時半の到着となった。
10時間の列車の旅。。。日本ならどこに行けちゃう?
ソウルーパリの飛行時間とさほど変わらない旅。
この日は泥のように寝た。
義母宅での荷物
がトラックで運搬されて新居へ
新居から見られる日の出。今は8時くらいで遅いー
相変わらずのつなお