撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

VリーグV1男子優勝のサントリーサンバーズが箕面市長を表敬訪問しました!

2024年04月23日 | こんなことがありました!

 令和6年4月23日(火曜日)、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MENで優勝されたサントリーサンバーズの大宅真樹(おおやまさき)キャプテンらが、上島一彦箕面市長を表敬訪問し、市長表彰が行われました。
サントリーサンバーズは、箕面市、大阪市をホームタウンとし、昭和48年の結成当時からサントリー箕面トレーニングセンター体育館(箕面市石丸2-11-1)を活動拠点としているバレーボールチームです。また平成18年から「箕面っ子をまもるサポート隊」として市内の犯罪防止の啓発活動や、市立中学校でバレーボール教室を行うなど、箕面市で幅広い活動を行っています。
令和3年10月には、本市と包括連携協定を締結し、ふるさと寄附金返礼品として、練習の手伝いを通して選手とふれあえる体験プランを提供しました。



 バレーボールの国内最高峰リーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)の「V・ファイナルステージ」のファイナルが、3月31日(日)に有明コロシアム(東京)で行われました。V・レギュラーラウンドをパナソニックパンサーズが1位、サントリーサンバーズが2位で通過し、V・ファイナルステージへ進出しました。セミファイナルから出場となった両チームは、パナソニックがJTサンダーズ広島に、サントリーは東レアローズにそれぞれ勝利してファイナルに駒を進めました。今季両チームは4度対戦し、2勝2敗で星を分け合っていました。

 第1セット、小野寺選手のサービスエースなどの連続得点で先行したサントリーが、中盤以降も連続得点などでブレイクを重ねて第1セットを先取しました。第2セットは、大塚選手、ジェスキー・トーマス選手の連続得点などでパナソニックがリードを奪いますが、サントリーが猛追を見せデュースにもつれ込みます。その後、勢いに乗ったサントリーが第2セットも制しました。迎えた第3セット、第2セットの勢いそのままに序盤に4連続得点を奪いサントリーが先行しました。後がなくなったパナソニックは、西田選手のサービスエースなどの連続得点で同点に追いつきましたが、中盤以降粘り強い守備からデ・アルマスアライン選手やムセルスキー選手がスパイクを決め、ブレイクを重ねて優位に試合を進めたサントリーが第3セッ
トも制しました。結果的にはサントリーがパナソニックをストレートで下して、2季ぶり10度目のVリーグ優勝を見事達成されました。

 市長表彰は、市役所本館2階の市長応接室で行われ、表彰される際に上島市長は「Vリーグ優勝おめでとうございます!」とお祝いしました。



 サントリーサンバーズのキャプテンである大宅真樹さんは「苦しい時期もありましたが、優勝することができて嬉しく思います。まだ黒鷲旗が残っているので、そこでもしっかり結果を残したいです。」と話しました。

 監督である山村宏太(やまむらこうた)さんは「優勝することができて非常に嬉しかったです。箕面市を活動拠点とするチームで優勝でき、箕面市民で良かったと思いました。箕面市にまた名声が1つ増えたのではないかと思います。これも選手・スタッフ・ファンの方々のおかげです。ありがとうございました。」と話しました。

 サントリーサンバーズの藤中謙也(ふじなかけんや)さんは「活動拠点の箕面市に良い報告ができることを嬉しく思います。昨シーズンは悔しい結果になりましたが、今シーズンは良い報告ができて良かったです。」と話しました。

 サントリーサンバーズの鬼木錬(おにきれん)さんは「私自身は1年目のシーズンで、最初はスタメンで出場して、途中から外れはしたものの、最後の方はまたスタメンで出場して、このような経験ができ、とても成長できた1年でした。これもみなさんのサポートがあってこそだと思っています。」と話しました。



【お問い合わせ先】
箕面市 市政統括 箕面広報室
電話:072-724-6716

 

<サンバーズのみなさん、優勝おめでとうモミ~!

 

箕面市では、4月1日から5月31日まで、統一キャンペーン「箕面スケートボードパークへ行こう!」を行っています


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イースターなんダー?ニュージーランドのイースター特集!

2024年04月19日 | 国際交流員から

イースターサンデーのブランチ(写真提供:Brady Dyer より)



Kia ora! (マオリ語の挨拶)
国籍:ニュージーランド(NZ、アオテアロア)
氏名:トレース
職業:箕面市国際交流員
趣味:イラスト、アニメ、ビンテージ服


Hi! Did you do anything for Easter weekend?
(英語:こんにちは!イースターの週末、何かしましたか?)
ニュージーランド(以下NZ)出身の国際交流員トレースです。

皆さん、「イースター」のこと、知っていますか?
日本では、クリスマスやバレンタインの展示品とかはよく見ますが、イースターは少ししか見たことがないです。
イースターは一般的には、春分の祝いです。(NZは南半球の国なので、NZでは秋分の祝いになります。)クリスマスと同じように、イースターはキリスト教の祝日ですが、祝い方が国によって(または、家庭によって)違います。NZでは、基本的に子ども向けで、パーティのような祝いになっています。

NZではイースターを象徴するのは、春らしい子ウサギとヒヨコです。イースターのデザインにもよくパステルカラーを使っています。私が特に好きな色合いですので、イースターの置物を年中飾る用に欲しくなります!これらの象徴は、オーストラリア・イギリス・アメリカと大体一緒だと思います。

レシピ本でイースターをテーマにしたケーキ

イースターをテーマにした子ども向けのアクティビティもたくさんあります。例えば、卵の形の入れ物にお菓子を入れて、庭や公園で子どもたちが探す「エッグハント」や、卵やうさぎをモチーフにしたクラフトアクティビティをすることがあります。興味があればやってみてください!

NZでは、イースター期間の金曜日と月曜日が祝日になっていて、「Good Friday(グッドフライデー)」と「Easter Monday(イースターマンデー)」、全部含めて「Easter Weekend(イースターウイークエンド)」と呼ばれます。クリスマスと年末年始に次いで、3番目に長い休暇期間です!

2024年のイースターウイークエンドです。
日付は毎年違っていて、満月の後に祝うそうです。

そして、その休暇期間中は、全国のスーパーマーケットが閉まっていることもあります。スーパーが閉まるまで、私の家庭は必死に4日分の食料品や生活必需品を買いだめします。

その中で特に買うのは、期間限定のチョコのイースターエッグです!

上:スーパーで限定のイースターエッグ棚
下:マシュマロエッグ、ウサギの形をしたチョコ

その限定品は沢山種類があり、スーパーで売られています。NZの場合は、バレンタインよりイースターの方がチョコを食べる機会が多いかもしれません。
そして、注意点ですが、NZに移民した友達が初めてイースターエッグを食べたとき、まるごとチョコレートだと思っていましたが、噛んでいくと中身が空洞だと気づき、がっかりしました。ほとんどが空っぽです!
他にも、マシュマロが入っているエッグ、中におもちゃが入っているエッグ、ミニエッグ、そしてウサギの形にしたチョコも、色んな種類があります。

もう一つのイースター限定品は、ホットクロスバンズです。

上:NZで友達の手作りホットクロスバンズ
下:日本でレーズン入りパンが買えますので、それが代用品として済んでいます!

ホットクロスバンズについては以前のブログで書きましたが、小さな丸いレーズンパンです。オーブンで少し焼いて、バターと食べると、くせになります。元々イギリスから来たものですが、NZでは季節が逆で、イースターは秋分の時期になりますから、秋にぴったりなあたたかいお菓子です。
私はホットクロスバンズを食べる前までは、レーズンがあまり好きではありませんでしたが、このバンズを食べるようになってからは、レーズンが好きになりました。もしレーズンがあまり好きではない人であれば、ぜひ食べてみてください。

NZでは、イースターのお菓子をいっぱいそろえて、イースターサンデー(日曜日)にブランチ(食事)をしたり、晴れたらピックニックに出かけます!また、せっかくの祝日ですので、家族と旅行に行くことも多いです。こちらは、友達から送ってもらった写真です。彼女が今年のイースターに家族とWairarapa(ワイララパ)地方に行って、山登りをしました!

Wairarapa(ワイララパ)地方

今回はNZのイースターについて書きましたが、もう一人の国際交流員のオーランドさん(メキシコ出身)にメキシコのイースターについて聞きました。メキシコでもイースターを祝いますが、祝い方が全く違ってびっくりしました!
メキシコでは、「Semana Santa(セマナ サンタ)」(意味:聖週)と呼ばれていて、イースターの期間をより長く祝い、キリストの復活を再現するパレードを行うそうです。文化によって違う祝い方を比べるのは面白いです。私は今年箕面で花見をして、NZと違う、春らしいイースターを祝いました!

他のブログに興味があれば、「国際交流員から」のボタンからご覧ください!
箕面市はNZとメキシコと姉妹都市関係があり、国際交流員の私とオーランドさんがそれぞれの国の文化を紹介しています。

それでは、カ・キテ!(マオリ語で「またね!」)!




< イースターエッグ食べたいモミ~

 

 

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重い心臓病を抱える少年が作った「ご当地キャラクター折り紙」が 箕面市立船場図書館に展示されます!

2024年04月18日 | こんなことがありました!

 重い心臓病を抱える山口県在住の小学6年生 北永健人(きたながけんと)さんが創作した折り紙が、難病啓発を目的に箕面市立船場図書館(箕面市船場東3丁目10番1号)で4月19日(金)から5月8日(水)まで展示されます。全国各地のご当地キャラクターを折り紙で表現し、畳2枚分ほどの大きな日本地図にずらりと並べた作品です。

 

 山口県山陽小野田市にお住まいの小学6年生 北永健人さんは、先天性心疾患(多脾症候群、ファロー四徴症、洞不全症候群、部分肺静脈還流異常、下大静脈欠損、右胸心、ペースメーカー )を抱えており、3歳までに3回の手術を受けました。腹部にペースメーカーを埋め込んでいて、今も通院しながら学校に通っています。

 

 新型コロナウィルス感染症が流行した2020年、小学2年生になった健人さんは、感染したときのリスクを考えて、自主的に学校を休み自宅で過ごす時間が増えました。その時に出会ったのが折り紙でした。家でお母さんと紙ひこうきを飛ばしたり、手裏剣を作ったりしてどんどん折り紙の魅力にのめり込んでいきました。3年生になっても飽きることなく折り紙を折り続け、図書館で借りた本を見ながら作ったことのない作品にチャレンジするなど折り紙を続けていました。

 

 3年生の春に図書館で借りたの「ご当地キャラクター折り紙あそびの本(作:いしばしなおこ)」に山口県の「ちょるる」の折り方が掲載されていました。健人さんは苦戦しながらも完成させた作品を見たお母さんから「せっかくだから日本全国のご当地キャラクターを作ってみたら」と言われ、健人さんはそのお母さんの言葉のとおり日本全国のご当地キャラクターを折り紙で作り始めました。

 

 健人さんは3年生の夏休みに、47都道府県のご当地キャラクターを色とりどりの折り紙で作りあげました。ご当地キャラクターの折り紙を1.8メートル四方の日本地図に貼り付け、「日本全国ご当地キャラクター コロナにまけるな」と書かれた作品は、校内作品展で展示後、市内の図書館にも展示されました。

 その後、健人さんのお母さんの北永千賀(ちか)さんが、「息子の折り紙を全国の図書館に展示してもらい、難病について多くの人に知ってもらえる機会ができれば」という想いから、千賀さんはネットで各地の図書館を検索し、自ら電話で展示してもらえないか図書館に連絡をしました。2年前に山口県から始まり、今回の箕面市で19カ所目となりました。箕面市を選んだ理由としては、大阪府のご当地キャラクターとして箕面市公式PRキャラクターである「滝ノ道ゆずる」の折り紙を折ったので、箕面市立船場図書館に展示することとなりました。目標は、各県1つの図書館でリレー展示を行い、健人さんが折り紙を始めるきっかけになった折り紙作家のいしばしなおこさんが住む千葉県の図書館をゴールにしています。自宅から遠い図書館に足を運ぶのは難しいため、クラウドファンディングで募った費用で作品を輸送しました。折り紙の他にも、難病に関する本や闘病記などを並べて展示しています。

 

 千賀さんは「健人は最初折り紙が上手くできなかったが、図書館で折り紙の本を借りたことで折り紙のことを好きになり、段々と折り紙を折ることができるようになっていった。それから作品を作り、全国の図書館で展示してもらえるようになって、まさかここまで大きなことになるとは思っていなかった。できれば折り紙のキャラクターがいる市町村に行きたい気持ちはあるが、断られることもある。そんな中でも箕面市は快く引き受けてくださり、とても嬉しかった。」と話しました。

 

<お問い合わせ先>

・箕面市 市政統括 箕面広報室

 電話:072-724-6716(直通)

・箕面市立船場図書館

 電話:072-727-1033

 

<健人くん、素敵な作品をありがとうモミ~!

 

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新緑の風薫る明治の森箕面国定公園で 色鮮やかな「青もみじ」が彩る「新緑カーニバル」を開催します

2024年04月12日 | こんなことがありました!

 4月20日(土曜日)から5月26日(日曜日)にかけて、「青もみじ」で彩られた新緑の風薫る明治の森箕面国定公園(箕面公園)周辺で「新緑カーニバル」が開催されます。また、「新緑カーニバル」の開催に合わせて、箕面大滝から流れる箕面川沿いで自慢の逸品料理を味わえる「箕面川床(みのおかわゆか)」が、4月20日(土曜日)からオープンします。



 「新緑カーニバル」では、春から初夏にかけて、輝く新緑から青々とした深緑に移り変わる「青もみじ」を満喫できるイベントとして、初開催となる森林の散策やハンモック体験で自然の癒やしの力を満喫できる「みのお森のテラピー」、箕面大滝や箕面公園のほか市内の観光名所が煌めく光で照らされる「春の特別ライトアップ」、箕面市内のトレイルランニング専門店や「箕面観光ボランティアガイド」のみなさんがオススメし、箕面滝道ワンウェイ観光周遊バスと併用することで誰でも楽しめるトレッキングコースが楽しめます。また、開催期間中は「箕面川床」だけでなく様々なイベントが催されるほか、箕面公園や滝道沿いの店舗で、期間限定メニューや各種割引も用意されています。



 5月12日(日曜日)、18日(土曜日)、25日(土曜日)、26日(日曜日)には、初夏の自然を存分に感じられる「森林ヨガ」が開催されます。瀧安寺鳳凰閣(国登録有形文化財)を会場に、川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながらヨガを体験し、心と身体をほぐしてリラックスできるイベントです。ヨガ未経験者のかたから基本的なヨガポーズを習得しているかたまで楽しめる内容となっています。また瀧安寺では、5月3日(金曜日・祝日)から5月6日(月曜日・休日)まで、この時期だけの客殿・鳳凰閣・枯山水の特別拝観が行われますのでこの機会をお見逃しなく。

 「新緑カーニバル」の開催に合わせて営業開始となる「箕面川床」では、「川床磯よし」と「川床音羽山荘梅屋敷」の2店舗が営業します。2店舗とも4月20日(土曜日)からオープンし、11月4日(月曜日・休日)まで営業予定です。(川床音羽山荘梅屋敷は10月27日(日曜日)までの営業予定。)
 「箕面川床」の歴史のはじまりは、明治時代までさかのぼります。明治43年に阪急箕面線が開通した頃、明治の森箕面国定公園内の箕面川には、河川に張り出した茶屋や休憩所が設置されていました。当時、日本最大級の箕面動物園や箕面大滝を訪れる多くの行楽客が川床を楽しんでいました。これが「箕面川床」のはじまりと言われています。
その後、度重なる洪水などが原因となり徐々に「箕面川床」は衰退していきますが、平成22年から2年間、阪急箕面駅から箕面大滝に続く滝道の活性化のための社会実験として復活を遂げました。平成23年には3店舗の川床における利用客が延べ7,600人にのぼり、大変な盛況ぶりとなりました。2年間の社会実験中の営業が非常に好評だったことから、平成24年から本格的な営業を開始しました。社会実験も含めた13年間で、「箕面川床」を楽しみに箕面に訪れるかたが増加するなど、現在では箕面を代表する風物詩の1つとして定着しています。



 そのほか、「新緑カーニバル」期間中、箕面公園周辺や滝道沿いの店舗では、「新緑お楽しみ特典」としてお得な割引やプレゼント、サービスを実施します。例えば、もみじの天ぷらを1,000円以上購入で「招き猫マグネット」をプレゼントする店舗や、期間中毎日限定10食のスペシャルチョコバナナシェイクを500円で販売する店舗など、この時期にしか受けることができないお得なサービスがいっぱいです。

 「新緑カーニバル」を主催する箕面市観光協会の小枝正幸(こえだまさゆき)会長は「鮮やかな新緑の青もみじは、紅葉シーズンのもみじとは別の魅力があります。箕面公園周辺の店舗が一体となって、活気溢れる期間限定のイベントを開催しますので、ぜひこの機会に、新緑に囲まれた箕面で、もみじの新しい楽しみ方を発見してください。」と話しました。

<「箕面川床」概要>
(1)川床磯よし
・営業日程
【春】4月20日(土曜日)~6月30日(日曜日)正午~午後4時
【夏】7月1日(月曜日)~8月31日(土曜日)正午~午後9時
【秋】9月1日(日曜日)~11月4日(月曜日・休日)正午~午後4時
・問い合わせ・予約先:072-724-2477(利用日の前日までに要予約)
(2)川床音羽山荘梅屋敷
・営業日程
【春】4月20日(土曜日)~6月16日(日曜日)午前11時30分~午後3時
【夏】7月13日(土曜日)~9月15日(日曜日)午後5時~午後8時30分
【秋】9月22日(日曜日・祝日)~10月27日(日曜日)午前11時30分~午後3時
・問い合わせ・予約先:072-721-3005(利用日の前日午後5時までに要予約)/火曜日定休

<「森林ヨガ」概要>
(1)日時
・5月12日(日曜日)午前10時~正午(すっきり朝ヨガ)、午後2時~午後4時(ゆったり昼ヨガ)
・5月18日(土曜日)午前10時~正午(すっきり朝ヨガ)、午後2時~午後4時(ゆったり昼ヨガ)
・5月25日(土曜日)午前10時~正午(すっきり朝ヨガ)、午後2時~午後4時(ゆったり昼ヨガ)
・5月26日(日曜日)午前10時~正午(すっきり朝ヨガ)、午後2時~午後4時(ゆったり昼ヨガ)
(2)会場:瀧安寺鳳凰閣(箕面市箕面公園2番23号)
(3)対象:18歳以上の女性
(4)定員:各回10名(申込順)
(5)費用:1,500円
(6)問い合わせ先:箕面 交通・観光案内所072-723-1885

<お問い合わせ先>
・箕面市 地域創造部 箕面営業室
 電話:072-724-6905(直通)
・箕面 交通・観光案内所
 電話:072-723-1885

 

<今年の新緑カーニバルも楽しみモミ~!

 

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昨年大盛況のうちに幕を閉じた「大相撲箕面万博場所」が今年も帰ってきた!大相撲箕面万博場所がスカイアリーナで行われました

2024年04月01日 | こんなことがありました!

 大相撲の令和6年春巡業にあたる「大相撲箕面万博場所」が4月1日(月曜日)に箕面市立第一総合運動場市民体育館(スカイアリーナ)で開催されました。昨年初めて本市で開催され、今回で2回目の開催になります。全幕内力士を含む総勢約200人の相撲団がスカイアリーナに集結し、多くの相撲ファンで満員御礼となりました。

 

 大相撲の巡業はコロナ禍により令和2年の春巡業から中止されていましたが、令和4年8月に再開しました。昨年と同じく、伊勢神宮で行われる恒例行事として3月31日(日)に開催された「第67回神宮奉納大相撲」を皮切りに、令和6年の春巡業が始まりました。この奉納大相撲は、神事と深い関わりを持つ「国技・大相撲」を天照大御神がまつられている神宮に奉納するための行事で、技のかぎりを奉納した力士たちは、新たな気持ちで次の春巡業に向かうそうです。その奉納大相撲の翌日に今回の大相撲箕面万博場所が開催されました。

 

 本市では、企業や各種団体などが2025年大阪・関西万博を盛り上げるために行う活動を「MINOH EXPO」と称し、積極的に支援しています。その一環として行われる一大イベントとして、大相撲箕面万博場所を位置づけています。

 

 幕内取組までには、相撲の禁じ手や珍しい決まり手を2人の力士がおもしろおかしく紹介する「初切(しょっきり)」や力士が唄う伝統的な七五調の囃子歌(はやしうた)「相撲甚句(すもうじんく)」、相撲の開催を知らせる「櫓太鼓(やぐらだいこ)」の打ち分けなどが披露されました。

 

初切のときは、力士2人のユーモア溢れる掛け合いによって、客席から笑いが起こり、会場を沸かせていました。

 

相撲甚句では、土俵の中央で力士が独唱しており、その周りにいる力士が「ハァ ドスコイ ドスコイ」と合いの手を入れると、観客席からも「ハァ ドスコイ ドスコイ」と合いの手が入り、初切同様会場が大きく盛り上がっていました。

 

 そしていよいよ幕内・横綱土俵入りがあり、幕内取組が始まりました。令和3年9月場所で新横綱となった第73代横綱である照ノ富士(てるのふじ)の土俵入りは、迫力があり、観客は熱い視線を横綱に送っていました。幕内取組では、生で見る力士の取組の迫力に歓声が上がり、特に大阪出身の力士の取組では、観客からの声援がより一層増して、会場に響き渡っていました。

 

力士達の取組を見ていた泉佐野市から来場された中学1年生と小学4年生の姉妹にお話を伺ったところ、小学4年生の妹さんは「私が幼稚園くらいの時から相撲が好き。テレビでずっと相撲の中継が流れていたので、自然と好きになった。初めて生で相撲を見たけど、テーマパークに行くよりも楽しい。また来年も行きたい。」と話しました。

中学1年生のお姉さんは「妹が好きになったことで自分もつられて相撲を好きになった。妹は高安が好きなので、私も好きな力士は高安。初めて生で見て、初切の迫力がすごかった。私もまた来年も行きたい。」と話しました。

 

 【お問い合わせ先】

大相撲箕面万博場所事務局

電話:050-3561-6015(10:00~17:00(土・日・祝を除く))

 


会場で見る大相撲は大迫力モミ~!


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「箕面市献血DAY」 4月7日(日曜日)に市内6会場で同時開催! ~献血協力者へ滝ノ道ゆずる・モミジーヌイラスト入りペーパーバックなどをプレゼント~

2024年04月01日 | こんなことがあります!

 4月7日(日曜日)10時~16時30分に「箕面市献血DAY」を開催します。

 今年も市内6ヵ所同時開催します。

  1.阪急箕面駅横 
  2.阪急桜井駅前プロムナード
  3.みのおキューズモール(献血バス2台)
  4.アヤハディオ箕面彩都店
  5.豊川南小学校
  6.トライアル箕面森町店

 令和3年からスタートした「箕面市献血DAY」も今回で4度目を迎えます。

 昨年は合計718名と、とても多くの市民の皆さまのご協力をいただき、ありがとうございました。

 今年も合計700名の受付を目指しています。

 なお、献血にご協力いただいたかたには、滝ノ道ゆずる・モミジーヌイラスト入りペーパバッグなどを進呈いたします。

 (数に限りがあります。予めご了承願います。)

 また、献血Web会員サービス「ラブラッド」スマホアプリから、献血の予約&事前問診ができます。

 献血カードの機能が備わっていますので、献血カードがなくても、アプリトップページのバーコードをご提示いただくだけで受付できます。

 この機会に是非ダウンロードして、ご予約のうえご来場ください!

【実行委員会】箕面船場ライオンズクラブ・一般社団法人箕面青年会議所・箕面市・箕面市献血推進協議会

※待ち時間の短縮のため、献血Web会員サービス「ラブラッド」からの献血事前予約を受付ています。

 詳しくは下記QRコードを読み取るか、献血Web会員サービス「ラブラッド」のページをご覧ください。


<お問い合わせ先>
 箕面市献血推進協議会
 電話:072-749-1109(直通)

<献血へのご協力お願いしますモミ~

 


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民間企業派遣職員からのメッセージ

2024年03月27日 | 民間から学ぶ

日本財団に出向している川上と申します。
私は2022年4月から2年間、日本財団にお世話になっており、この3月末で箕面市に帰任いたします。

 

 

皆さんは日本財団というとどのようなことを思い浮かべますか?
福祉車両を街中で見たことがあるという方がいらっしゃるかもしれません。


日本財団は社会課題の解決をテーマに海洋・船舶をはじめとする問題の解決、福祉や教育の向上、大規模災害の影響を受けた地域への復興支援や災害対策支援、人道支援や人材育成を通じた国際貢献など、活動分野は多岐にわたります。


つまり、日本財団は様々なところと連携し、日本最大の社会貢献財団として官民を超えてあらゆる立場の人々と連携し、世の中にいいことをいろいろやっている団体です。
詳細については日本財団の活動内容紹介ページをご覧ください。


新人研修の際に、「これも日本財団がやっているんだ!」と改めて知る内容もありました。
多くの興味深い事業がありますので、皆さんもぜひご覧になって日本財団に興味を持っていただけたらと思います。

たくさんの事業がある中で私が主に担当したのは、
THE TOKYO TOILET事業とウクライナ避難民支援事業です。

THE TOKYO TOILET事業に関しては、私の前に出向されていた平井さんもブログに載せていらっしゃいました。歴代箕面市から出向されていた方が担当されていて、私で三代目です。

 

突然ですが、皆さんは公共トイレといわれてどのようなイメージをお持ちでしょうか。
公共トイレといわれて思い浮かべるのは4K「暗い、汚い、臭い、怖い」というあまりよくないイメージではないでしょうか。そのようなマイナスのイメージに加えて、公共トイレは広さや設備の点でも十分でなく、車いすユーザーや異性介助者のユーザーが使いづらい状態にあります。そういった状態で、本当に「公共のもの」といえるのか、そのような思いからこのプロジェクトはスタートしています。
渋谷区の協力を得て、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを区内17カ所に設置し、それぞれのトイレのデザインには、世界で活躍する建築家やデザイナーなど16人のクリエイターに参画いただくことで、世の中への発信力と共に、デザイン・クリエイティブの力による問題解決を目指し、新しい社会のあり方を提案しています。
THE TOKYO TOILET公式サイト

私は13カ所目に完成した「広尾東公園トイレ」から担当させていただき、裏参道公衆トイレ、幡ヶ谷公衆トイレ、笹塚緑道公衆トイレ、そして最後に完成した西参道公衆トイレの5ヵ所の竣工式に立ち会わせていただきました。
どのトイレもとても個性的ですが、各クリエイターが利用者のことを考えてデザインをしてくださっていることがよくわかります。
このプロジェクトで重要なのは、トイレが完成して終わりではなく、完成したトイレの「維持管理」にも力を入れているということです。
よくチームメンバーが説明する際には、「トイレが完成して50%、後の50%はトイレの美しい状態が長く保たれるように適切な維持管理が継続して行われるようになること」とお伝えしています。


THE TOKYO TOILETのトイレは1日最大3回の乾式による通常清掃を行っています。
「乾式清掃」というのは、一般的にトイレ清掃の際に行うような、トイレの床に水を撒いてデッキブラシでゴシゴシ擦る「湿式清掃」と異なり、濡らしたモップなどで汚れをふき取っていく清掃方法です。湿式に比べて時間はかかりますが、床が濡れないのでカビも発生しづらく、利用者の服が濡れる不快感もないという点が特徴です。


また、月に一回、トイレ診断士による「トイレ診断」も行っています。トイレ診断士とは「トイレのお医者さん」のようなもので、臭いがきつくないか、設備が壊れていないか、といったトイレに関するたくさんのチェック項目をもとに点検を行います。
人間の健康診断のようなものです。

公共トイレである以上、完成後は区の限られた予算の中で維持していく必要があります。そのように点検した内容や、日常の清掃の記録を参考に、渋谷区、渋谷区観光協会、日本財団の三者で維持管理協議会を立ち上げ、どのタイミングで何回清掃を行うのが効果的かを話し合い、適切な維持管理方法を検討しています。

維持管理の調査を行い、清掃員の皆様が清掃技術を磨いて工夫してくださっていますが、それだけではやはり美しさを継続させるには限界があります。
利用者ひとりひとりが次の人が少しでも快適に使えるようにという「思いやりの心」、また、地域の皆さんも「一緒に守っていくトイレ」という意識醸成として、子どもを対象とした清掃体験やバスツアーの実施や、地域のイベントにて広報活動を行っています。

 


ちなみに、THE TOKYO TOILETではじめに注目されたのは「透明トイレ」といわれる「代々木深町小公園トイレ」と「はるのおがわコミュニティパークトイレ」です。
こちらの写真は「はるのおがわコミュニティパークトイレ」です。

 

撮影:永禮賢、提供:日本財団


こちらのトイレは、人が潜んでいないか、中が汚れていないかといったことが一目でわかるように透明の壁が採用されていますが、ゴミの放置がほかのトイレと比べて少ないといった調査結果が出ています。これもクリエイティブの力で社会問題を解決した一つだと感じます。

その他にも我々が実施したTHE TOKYO TOILET事業をモデルケースとして、全国に「誰もが使いやすいトイレ」の輪が広がっていくことを願っています。

続いで、ウクライナ避難民支援事業についてもご紹介させていただければと思います。

私が出向したのは2022年4月1日、その1ヵ月少し前に何があったか、皆さんは覚えていますか?
2022年2月24日、ロシアはウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始しました。
日本財団はいち早く、ウクライナから日本に避難するウクライナ国民2000人に対して、渡航費・生活費・住環境整備費の支援を発表しました。
詳しい支援内容については、日本財団のウクライナ避難民支援のプロジェクトページをご覧ください。


私はプロジェクトのほぼ初期から携わらせていただきましたが、財団としても、走りながら、調べて、考えて、決定して、を同時並行で進めていく、といった状態でした。
現在はもう新規申請は締め切っており、最大3年の生活費支援と住環境整備費支援を行っています。
2月からは新たに日本からウクライナに帰国する際の航空券等の支援も開始しました。

 

提供:日本財団


日本財団の生活費等の支援は最大3年間で終了しますが、2年たった今も戦争が終わる気配はありません。しかし、それでもウクライナの皆さんの生活は続いています。
日本財団ではウクライナ避難民の皆さんが支援終了後に自立した生活が送れるように、残りの期間もしっかりとサポートを行っていく予定です。

 

私が主に担当した2事業について紹介させていただきましたが、前述の通り日本財団はさまざまな事業を行っています。ほかの事業についても、近くで拝見していて職員の皆さんの「社会をよくしたい」という強い思いに触れることができ、とても勉強になりました。
私は4月で箕面市役所に帰任しますが、THE TOKYO TOILET事業やウクライナ避難民支援事業を通して、日本財団だけでなく多くの自治体、NPOの皆さんにもお世話になりました。
自治体だけで問題を解決できればもちろんいいのですが、やはりそれは難しいのが現状です。官民がさらに連携して、よりよい社会の形成に繋がれば良いと思います。


2年間でお世話になった皆さんにいただいたものを忘れずに、今後の業務に活かしながら、箕面市の今後の発展に貢献できるように励みたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

<川上さん派遣お疲れ様でした。日本財団で得た貴重な経験を箕面市でも生かしてくださいね!


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民間企業派遣職員からのメッセージ

2024年03月27日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆様、こんにちは。
2023年4月1日から1年間、一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会(以下、全施協)に出向しておりました大平と申します。

出向先である全施協は、全国24場のボートレース場と、全国83か所のボートレースチケットショップ(場外舟券発売場)の開催・運営を行う施行者に関する業務を行っている団体です。
箕面市もその施行者の一つであり、私は2020年からの3年間、ボートレース事業局に所属し、ボートレース住之江の施行者として勤務していました。
そんな一施行者職員であった私が、全国の施行者と関わりながら行った業務や感じたことをご紹介したいと思います。

全施協のオフィスは、東京都港区六本木に所在する「BOATRACE六本木」というビルの中にあります。
BOATRACE六本木は2019年12月に竣工された施設で、ボートレース業界の様々な団体が結集し、スピーディーな意思決定を行うことができる施設として誕生しました。
また。2023年11月には別館であるBOATRACE六本木ANNEXが誕生し、ボートレース業界がより団結して業務を遂行できるようになりました。

 


(手前がANNEX、奥に見えるのがBOATRACE六本木ビルです)

 

全施協で働く中で、市役所との大きな違いを感じたことのひとつが、ペーパーレス化が進んでいることです。
市役所では打ち合わせや会議の資料は紙に印刷して用意していましたが、全施協では資料は事前にメールで送付し、会議にはそれぞれがパソコンを持参するか、タブレットを配布してみてもらうことがほとんどでした。
またノートパソコンに加えて、タブレットが各職員に1台貸与されるため、会議資料をタブレットで確認しつつパソコンでメモを取ることができる等、ペーパーレス化が推進されています。
ペーパーレス化することで印刷ミス等の無駄をなくすほか、打ち合わせ中にリアルタイムで資料のデータを編集することができ、業務の効率化にもつながっていました。

 


(パソコン、モニター、タブレットを駆使して業務にあたります)

 

続いて、私が全施協で携わらせていただいた業務の一部を紹介します。

〈防犯カメラ設置運用ガイドラインの作成〉

ボートレースは「モーターボート競走法」をはじめとする法律に基づいて開催、運営されています。その中で、施行者は競走場の秩序維持や公正安全の確保に努めることが明文化されています。
防犯カメラは犯罪の抑止に大きな役割を果たすものであり、箕面市でも全ての市立小中学校の通学路に750台の防犯カメラを設置しています。そのような縁もあり、私はボートレース場の特徴に合わせた防犯カメラ設置運用ガイドラインの作成を担当しました。
作成にあたっては、防犯カメラの映像は個人情報に該当するため、関係法令を整理し、施行者が個人情報を取り扱う上で注意すべき点をまとめました。また、ボートレース場はそれぞれ規模や構造が違っており、防犯カメラの設置箇所について統一的な基準を示すことが困難であることが課題でした。この課題を解決するために同じ課の先輩方のサポートを受けたり、防犯カメラの設置実績のある事業者に監修を依頼したりして、すべての競走場に対応したガイドラインを完成させることができました。このような全国の施行者に向けて一定の基準を示すような業務は、中央団体ならではの貴重な経験となりました。

〈選手への個人別スタート無事故手当制度の新設〉

ボートレースでは「フライングスタート方式」という、独特のスタート方法が採用されています。陸上競技や競馬のように合図に合わせて一斉にスタートするのではなく、各レーサーがタイミングを計って、大時計が0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過するというものです。このとき、大時計が0秒を指すより少しでも早くラインを超えてしまった場合はフライング、1秒を過ぎてラインを通過した場合は出遅れとなり、フライングと出遅れをあわせて「スタート事故」と呼びます。スタート事故が起きると、事故を起こした選手に関する舟券の購入金額は返還され、売上は減少してしまいます。また、選手は一定期間レースに出場することができない等の罰則が科されることとなります。
そこで、スタート事故防止の啓発を目的とした制度として、一定の条件のもとスタート事故を起こさなかった選手に対して手当を支給する「個人別スタート事故無事故手当制度」が新設されました。過去にも同様の制度があったものの、支給条件が開催中すべての選手がスタート無事故であることだったため、連帯責任の側面が強くありました。新制度では個人の成績が対象となるため、スタート事故の少ない選手が報われることとなりました。
これまでは施行者として出来上がった制度を受け取る側でしたが、全施協では関係団体との調整や、施行者や選手への周知方法の検討といった制度設計の過程に携わることができ、どのようにボートレース業界の意思決定がなされているかを肌で感じることができました。

 


(スタートタイミングを司る大時計は近くで見るとかなり大きいです)

 

最後に1年間の出向の経験で感じたことを書き残したいと思います。

この1年間の出向を通して「自分の世界の広がり」を非常に強く感じることができました。全国24場のうちの一つの職員であった私は、箕面市、そしてボートレース住之江の中で完結する業務がほとんどでした。ボートレース事業局に配属されてすぐにコロナ禍となり、なかなか他のレース場に行く機会もなく、業務の特性上外部とのつながりが希薄であったこともあり、他の施行者や関係団体がどのようなことをしているのかはっきりと理解できていませんでした。全施協に来てからは、これまでつながりのなかったほかの施行者の方とお話しする機会も多く、また、ほとんどのボートレース場に伺い、この目で売上向上施策やファンサービスの取り組みを視察することができました。それぞれの関係団体についても、具体的にどのような業務をどのようなプロセスを経て実施しているのかを知ることができたほか、ボートレース業界のために多くの人が日々働いていることが分かりました。
このように出向期間中にこれまで関わりのなかった方々との出会いを通じて、新しい知識に触れることができました。自分の勉強不足を痛感することもありましたが、それ以上にこれまで知らなかったことを学ぶ楽しさや、学んだことが体系的に理解できたときの達成感を感じることができました。今後は、どんな環境であっても、自分から世界を広げていくことで新たな知識を獲得し、自分を成長させることで、箕面市の発展に貢献してきたいと思います。

 


(ボートレース江戸川にて記念撮影)

 

最後になりますが、未熟であった私を温かく受け入れ、様々な経験をさせていただいた全施協の皆様にはとても感謝しております。1年間は本当にあっという間でしたが、とても充実した1年を過ごすことができました。全施協の皆様と出会えたことは私の大きな財産となりました。ボートレース業界の仲間として今後ともよろしくお願いいたします。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

<大平さんありがとうございました。全施協で学んだことを箕面市でも生かしてくださいね。


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民間企業派遣職員からのメッセージ

2024年03月27日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆さまこんにちは。

2022年4月から2年間、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会に出向しております、杉本と申します。
協会の事業や、私が取り組んできた業務についてご紹介させていただきます。

 


Provided By: Japan Association for the 2025 World Exposition

 

2025年4月13日から2025年10月13日まで、大阪の夢洲で「2025年の本国際博覧会(大阪・関西万博)」が開催されます。
2025年日本国際博覧会協会は、『いのち輝く未来社会のデザイン』をテーマに、国際連合の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献や日本の産業及び文化の発展を目指し、「大阪・関西万博」の準備や開催運営を行う組織です。

私は、整備局会場整備部という部署に所属しています。
会場整備部では、協会が準備をする施設の設計や建設工事などについて発注、調整ごとを行っています。
会場を大きく4つのエリアに分け業務を行っているのですが、私はPW南東工区というエリアを担当しています。

 


Provided By: Japan Association for the 2025 World Exposition

 

PW南東工区で協会が準備をする施設には、
・大屋根リングの一部や休憩所、トイレなどの来場者が利用される施設
・8人のプロデューサーが主導するシグネチャーパビリオン
・会場全体の運営を担う管理施設
などがあります。

 


Provided By: Japan Association for the 2025 World Exposition

 

その中でも、今回は会場運営の要の施設である管理施設について触れたいと思います。

管理施設には、会場全体に上水や冷房用冷水を供給するインフラ管理施設、会場全体の施設維持管理を行う施設、来場者や国内外の賓客の安全管理を行う施設、物流管理を行う施設、開催期間中の各国相談受付を行う施設など、実に様々な施設があります。

これらの施設は「大阪・関西万博」が開幕となる2025年4月13日よりももっと早くから稼働させる必要があり、当然それまでに建設工事を完了させなければなりません。

また、来場者により良い運営サービスが提供できるよう各施設の与件は刻々と変化し、それらに柔軟に対応する必要がありました。

管理を行う分野によって所管部門は異なりますので、当然調整を行う相手は多岐に渡り、また工事に着手してからも並行して対応する必要がありましたので、それが業務を進める上で最も大変で、最も重要なポイントでした。

「大阪・関西万博」のような大きな事業となりますと、知識も含め一人ではどうすることも出来ないような課題が盛りだくさんなのですが、その点に関しては、様々な得意分野を持った職員が協会へ派遣されていますので、互いに協力しウィークポイントを補完し合うことでどうにか前へ進めることが出来ています。

私は箕面市役所に入庁して2年後に協会に出向しました。新築工事担当の経験がない中での出向となり色々と不安はありましたが、この2年間の経験は本当に貴重で、大変学ぶことの多い期間となりました。
また、そのような未熟な私を受け入れ、サポートしてくださった協会職員の方々へはとても感謝しております。「大阪・関西万博」の成功を心から願っています。

箕面市役所へ戻りましたらこの経験を活かし、箕面市民のみなさまにより快適に利用していただける施設の整備ができるよう業務に取り組みたいと考えておりますので、応援いただけますと幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

<杉本さんありがとうございました!大阪・関西万博もいよいよ来年開幕ですね!


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民間企業派遣職員からのメッセージ

2024年03月27日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆さまこんにちは。
2022年4月から2年間、株式会社ディー・エヌ・エーに出向中の皆川と申します。
出向期間が2024年3月末をもって終了するにあたり、民間企業での体験を寄稿します。

出向先の紹介
私が出向中の株式会社ディー・エヌ・エー(以下「DeNA」と言います。)は、エンターテインメントと社会課題解決の二つの領域で事業を展開している民間企業です。
みなさんの身近では「横浜DeNAベイスターズ」の親会社としてご存じという方も多いのではないでしょうか。

DeNAの事業展開


DeNAではゲームやライブストリーミング、ヘルスケア、スポーツなど多角的な事業展開をしています。


 
箕面市とDeNAは、2021年10月に包括連携協定を締結しました。
包括連携協定では、「自治体DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進」という項目があり、その一環として職員のDeNAへの出向が行われています。
今回のブログではDeNAへの出向における学びや気付き、自治体と民間企業の違いについて紹介します。


出向先での担当業務
DeNAでの所属は「IT本部IT戦略部」です。
IT戦略部では「社内向けシステムの管理運用」、「従業員からの問い合わせ対応」、「新規ツールの導入検討や社内ITコスト管理」などの実務を行っています。
日々の業務を行いながら、最新のデジタル技術やDXに関する取組、業務効率化の手法を学んでいます。


市役所とDeNAの違い
DeNAでの業務内容は、私がこれまで市役所で担当してきた業務と内容も異なりますが、「働き方そのもの」に大きな違いがあります。
この記事では「リモートワーク」と「ペーパーレス」についてDeNAと箕面市役所の違いについてご紹介します。


リモートワーク
出向の内示をいただいた時から「DeNAはリモートワークを中心とした働き方ですよ」と聞いていました。
市役所ではほとんどリモートワークをしていなかったため、リモートで業務をスムーズに進められるか不安でした。


結果としてこの不安は杞憂に終わりましたが、市役所とは「リモートワークのスタイル」が大きく異なっており、「オフィスでもリモートワークでも差のない働き方が実現できている」ことで、業務がスムーズに行えることを体感しました。


リモートワークでのコミュニケーション
まずは市役所とDeNAでの「リモートワークでのコミュニケーション」を簡単に比較してみます。

 

 

【主な連絡手段としてのチャットツール活用】

市役所のリモートワークでは主に「電子メール」を使用しています。一方でDeNAでは「チャットツール」でコミュニケーションのほとんどを行っています。
市役所ではチャットツールを電子メールの補助的連絡手段として利用しており、全員が利用しているものでもなかったため、出向間もなくは「チャットだと反応が遅くて対面と同じようにはできないのではないか?」と考えていましたが、社員のみなさんの反応がとても速く、資料や過去の会話のリンクを共有することもできるため、課題や相談を素早く解決できています。
市役所で主に使われている電子メールと比較し、チャットツールは「即時に送信が通知され、そのまま返信できる」点や「他の人同士のやり取りが見える」点で異なります。

 

また、業務や議論テーマごとの「チャンネル」を分ける運用が社内で共通化されているため、分類された情報にアクセスしやすいメリットもあります。
電子メールではどうしても「送信→受信→送信」を繰り返すことになりますし、大量のメールを探す手間も大きいです。
また、「リモートになることでコミュニケーションの量が減るのではないか?」と思っていましたが、チャット上では他の人同士の会話が見える状態でやりとりが行われます。


そのため、オフィスでよくある「隣の人の会話が聞こえる」、「少し遠くで上司と誰かが話しをしているのがわかる」状態がチャットツール上で表現されます。
オフィスと違い、会話を文字でやりとりすることになりますが、「リアクション(OKマークやありがとうスタンプ)」が用意されているので、思っていたよりも「やわらかい」コミュニケーションが可能でした。


また、「電話」については派遣期間を通じてほぼ使うシーンがありませんでした。市役所と違いお問い合わせの電話や外線の着信がない環境ですが、社内の調整はチャットツールや電子メール、外部業者との調整も電子メールやWeb会議を使用し、電話を使うチャンスはありませんでした。
振り返ると電話は「相手の時間を拘束」します。不在なら折り返しですし、内線で長い会話になることも市役所ではしばしばありました。


チャットツールを使用するコミュニケーションでは「後で見る」こともできますし、電子メールよりも関係者を巻き込みやすいため「主なコミュニケーション手段」として十分使用できることを体感しました。


実際の体験として、出向初日から1週間ほどは毎日渋谷のオフィスに出社していましたが、2週間目から今まで「1週間毎日出社」したことはとうとうありませんでした。リモートでスムーズに仕事ができるのかと思っていましたが、「出社しても自宅にいてもコミュニケーションは特に変わらない」認識です。
 


渋谷オフィスのラウンジです。渋谷スクランブルスクエア40階にあり、都内が一望できます。
 
【オンライン会議ツールの活用】
チャット上での文字のやりとりではなく、「画面を共有して話したい、話したほうが絶対に早い」案件はオンライン会議を使用します。
リモートを中心とした働き方であり、部署には遠方居住の方(8人の部署のうち2名が関東以外にお住まいです)もいらっしゃるため、基本的にミーティングはオンライン会議での開催です。


オンライン会議ではカメラをONにして顔を出して参加するため、相手の反応も見えますし、開始前にちょっとした雑談をすることも多くあります。
この点も「対面でないことのデメリット」を感じないポイントなのかなと感じています。


【コミュニケーションにおける気付き】
市役所とDeNAの両方でリモートワークをしてみて感じたのは、「コミュニケーションの量」が重要なポイントなのではないかという点です。


市役所でのリモートワークでは「黙々と一人で作業する」ことが多かったのに対し、DeNAでは「出社と同じようなコミュニケーションが発生する」点が大きな違いです。リモートワークで1人で仕事をしていても、オフィスで仕事をしているときと同じように「即時的な周りのやりとり」や「自分の行動に対する反応」ができることで場所にとらわれずに求められる仕事を行うことができると2年間を通じて体感しました。


ペーパーレスの取組
続いては「ペーパーレス」に関する違いを紹介します。市役所では「紙」を使うことがとても多く、日常的でした。
私自身も驚いているのですが、DeNAに出向してからこれまでを振り返るとDeNAの業務でプリンターを使用したことがありませんでした。
市役所と民間企業の違いはあれど、資料の作成や人事・労務の手続き、庶務や上司への説明など「普遍的な部分」は変わりません。


しかしながら実際に「プリンターを使わなくても仕事ができる」状況が確かにあります。
ふと「市役所でどんなときに紙を使用していたのだろうか?」と思い返すとこんな使い方をしていました。

 

 

市役所での紙利用シーンをDeNAに置き換えるとほぼすべてが「電子データ」上で作成し、「紙への出力」が行われていません。
一方で「DeNAで使用する書類の例」は市役所で使用する書類と大差ないことがわかります。
ただし、入社時の資料やパソコンの設定マニュアルなど「パソコンがない状態」で共有が必要な場合は「紙」が登場します。(こればかりは紙が最適ですね)


さて、市役所では「文書を印刷して作業にあたる」ことが前提でした。DeNAでは資料の作成から利用まで一貫して「電子データ」で進んでいきます。
印刷した資料と比較し、自分なりに感じたメリットは以下のとおりです。


● 修正や改版による印刷や確認の手間が少ない
 ○ 修正した場合の再印刷や資料組みが不要
 ○ 電子データならではの「改版履歴」や「修正提案」を閲覧することができるためどのような更新があったか即座にわかる


● 関連する情報の確認が容易
 ○ 「◯◯ページを参照」や「別紙◯◯を参照」ではなく、資料内のリンクから別の資料を表示することができる
 ○ 過去の議事録や資料を検索することができる


● 紙の印刷コストや保管場所を気にしなくて良い
 ○ 印刷のための紙代や印刷インク代がかからない
 ○ 保存するためのキャビネットが不要


市役所を思い出し、「なぜ資料を印刷してしまうのか」を考えました。

 

 

印刷シーンを分解していくとこのような結果になりました。DeNAでは同じようなシーンでも印刷を行わずに課題を解決できていることがわかります。


最近は「ペーパーレス」という言葉をよく聞きます。これまでは「とにかく紙を減らす・使わない」というイメージが先行していましたが、DeNAでの業務において「紙を使わず、より効率的に業務を行う」実例を体感しました。
そもそも印刷する必要がなければ、「画面上でより見やすいデザイン」にしたり、「関連資料をすぐに閲覧比較できる状態」が実現できます。


また、DeNAではパソコンの交換、備品貸出や、調達依頼などの庶務業務が全て電子申請で行われています。
電子申請では「文書ファイル」を添付するような形式ではなく、画面上に申請者の情報や所属を入力し、リストから必要な項目を選択する形式がほとんどであり、申請者も申請を受け付ける部署も双方が少ない時間で対応できるようになっています。


箕面市役所でもペーパーレスの取り組みや庁内向け電子申請など一部で活用が始まっていますが、これまで体感した内容をもとに「できるところから少しずつ」でも改善を行うことで着実に業務効率化が可能である気づきを得ました。


終わりに
最後になりましたが、2年間お世話になったDeNAのみなさま、本当にありがとうございました。
DeNAで働いてみて、市役所でも実現したいと思うことがたくさんありました。


全く同じように実現することはもちろん難しいですが、「ここまでならできそう」、「こういう工夫をすれば実現できるかもしれない」というヒントを得ることができました。
2年間で学んだことを市役所で活かしていきたいと思います。

<皆川さん、派遣お疲れ様でした!学んできたことをぜひ箕面市でも生かしてくださいね!


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